JPH06304085A - 浴槽洗浄装置 - Google Patents
浴槽洗浄装置Info
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- JPH06304085A JPH06304085A JP5094694A JP9469493A JPH06304085A JP H06304085 A JPH06304085 A JP H06304085A JP 5094694 A JP5094694 A JP 5094694A JP 9469493 A JP9469493 A JP 9469493A JP H06304085 A JPH06304085 A JP H06304085A
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Abstract
付着するのを効果的に防止し、また、装置自体の清掃、
メンテナンス等を簡便かつ容易とする。 【構成】 多数の吐出孔8を一定間隔で設けた円管7を
浴槽1上部の全周に配設し、吐出孔を浴槽上部の内壁面
13に対向配置し、吐出孔から吐水させた湯水を浴槽上
部の内壁面に当てて扇状に広げ、浴槽内壁面の全周にわ
たって均一な流れを形成させる浴槽洗浄装置において、
円管7に差込脚部9を接続するとともに、この円管を浴
槽フランジ部カバー体6の裏面部全周に配設し、前記差
込脚部を浴槽フランジ部に設けた給水ソケット部3に着
脱自在に嵌合する。
Description
るものである。さらに詳しくは、この発明は、浴槽喫水
面およびその上部に垢などの汚れが付着するのを効果的
に防止するとともに、装置自体の清掃、メンテナンス等
を簡便かつ容易とすることのできる浴槽洗浄装置に関す
るものである。
とえば図5に示したように、様々な構成と構造を有する
浴槽(ア)が用いられてきており、快適な入浴がなされ
るように種々の工夫がなされてきている。このような浴
槽(ア)については、近年、浴槽の清潔感を確保し、そ
の使用時の快適さと日常管理の合理性をも向上させるも
のとして、オーバーフロー浴槽が知られており、その一
つとしてたとえば図6の要部断面図に示したような浴槽
洗浄装置がこの発明の発明者らにより提案されている。
この図6に示した浴槽洗浄装置においては、多数の吐出
孔(イ)を一定間隔で設けた円管(ウ)をフランジ部
(エ)の上部に全周にわたって設けている。円管(ウ)
の吐出孔(イ)は、フランジ部(エ)に設けた湾曲面
(オ)に対向させ、しかも鉛直方向に対して所定の角度
(θ)だけ傾斜させて配置している。円管(ウ)には浴
槽(ア)内の浴湯(カ)や市水を供給し、吐出孔(イ)
よりその湯水を吐出させて、浴槽(ア)の内壁面(キ)
にオーバーフローを形成させる。このオーバーフローに
よって、浴槽(ア)の喫水面およびその上部に垢などの
汚れが付着するのを防止する。
(イ)からの湯水が湾曲面(オ)に効果的に衝突し、扇
状に広がる。そして、隣合う吐出孔(イ)からの湯水吐
出との相乗効果により、浴槽(ア)の内壁面(キ)の全
周にわたって湯水の一様流が形成する。その結果、オー
バーフローの流量は内壁面(キ)の全周で均一となり、
湯水の吐出量が少ない場合でも水流が途中で枝分かれす
ることはなく、浴槽洗浄効果は高いものとなる。
ばこの図6に示した従来の浴槽洗浄装置は、上記のよう
な優れた作用効果を有するものの、浴槽(ア)への取付
について解決しなければならない課題が残されているの
が実情であった。すなわち、従来では、円管(ウ)はフ
ランジ部(エ)に対応する形状を有するカバー(ク)に
固定されており、パッキン(ケ)を介してこのカバー
(ク)をフランジ部(エ)にかぶせ、ビス(コ)で固定
している。ところが、浴槽洗浄装置においては、長期使
用等の間に吐出孔(イ)や湾曲面(オ)に水垢等の汚れ
やカビなどが発生したり、吐出孔(イ)が詰まるなどの
問題が生ずる。そのような場合には、カバー(ク)を取
り外す必要があるが、図6に示した固定構造ではビス
(コ)をその都度取り外さなければならず、大変面倒と
なる。このため、清掃、メンテナンス等における作業性
が低いものとなっていた。
されたものであり、従来の浴槽洗浄装置の利点を生かし
つつ、浴槽への取付についての欠点を解消し、浴槽喫水
面およびその上部に垢などの汚れが付着するのを効果的
に防止するとともに、装置自体の清掃、メンテナンス等
を簡便かつ容易とすることのできる、改善された浴槽洗
浄装置を提供することを目的としている。
を解決するものとして、多数の吐出孔を一定間隔で設け
た円管を浴槽上部の全周に配設し、吐出孔を浴槽上部の
内壁面に対向配置し、吐出孔から吐水させた湯水を浴槽
上部の内壁面に当てて扇状に広げ、浴槽内壁面の全周に
わたって均一な流れを形成させる浴槽洗浄装置におい
て、円管に差込脚部を接続するとともに、この円管を浴
槽フランジ部カバー体の裏面部全周に配設し、前記差込
脚部を浴槽フランジ部に設けた給水ソケット部に着脱自
在に嵌合してなることを特徴とする浴槽洗浄装置を提供
する。
に設けた給水ソケット部に給水管を接続し、差込脚部と
給水ソケット部との嵌合により円管と給水管を連結する
ことを好ましい態様の一つとしてもいる。
吐出孔を一定間隔で設けた円管に差込脚部を接続すると
ともに、この円管を浴槽フランジ部に対応する形状を有
するカバー体の裏面部全周に配設し、前記差込脚部を浴
槽フランジ部に設けた給水ソケット部に着脱自在に嵌合
するため、浴槽洗浄装置の取付と取外がきわめて簡便で
容易となる。浴槽洗浄装置を浴槽に取り付ける時には、
差込脚部を浴槽フランジ部に設けた給水ソケット部に差
し込むだけで済む。また、取り外す時にはカバー体を上
方へと持ち上げるだけでよい。特別の部材や操作を全く
必要としない。このため、長期使用等の間に吐出孔や湾
曲面に水垢等の汚れやカビなどが発生したり、吐出孔が
詰まった時などの浴槽洗浄装置の清掃、メンテナンス等
が簡便かつ容易となる。
の浴槽洗浄装置についてさらに詳しく説明する。図1お
よび図2は、各々、この発明の浴槽洗浄装置の一実施例
を示した分解斜視図および要部断面図である。
は、浴槽(1)のフランジ部(2)の4つのコーナー部
に給水ソケット(3)を設けており、この給水ソケット
(3)には給水管(4)が接続されている。すなわち、
浴槽(1)内の浴湯(5)や市水は循環ポンプ等により
給水管(4)に送り込まれ、給水ソケット(3)に供給
されるようになっている。この例においては、給水管
(4)は、給水ソケット(3)との接続部において上方
へと立ち上げられている。なお、給水ソケット(4)の
数およびその配置位置については特に制限はなく、任意
とすることができる。
部(2)に対応する中空形状を有するカバー(6)の裏
面部全周には、円管(7)を配設している。この円管
(7)には、多数の吐出孔(8)を一定間隔で設けてお
り、吐出孔(8)は鉛直方向に対して所定の角度(θ)
だけ傾けて配置されている。また、上記の給水ソケット
(3)に対応する位置の円管(7)には、管状の差込脚
部(9)が接続されている。この例においては、差込脚
部(9)は、円管(7)の側方より突出するとともに、
下方へと屈曲している。また、差込脚部(9)の下端部
には、Oリング(10)を設けており、その上方にはス
トッパー(11)を配してもいる。これらのカバー
(6)、円管(7)および差込脚部(9)は一体とする
ことができる。
の周縁部にパッキン(12)を備えている。たとえば以
上の構成を有するこの発明の浴槽洗浄装置においては、
浴槽(1)に取り付ける場合には、図3に例示したよう
に、カバー(6)を浴槽(1)のフランジ部(2)の上
方よりかぶせ、円管(7)に接続した差込脚部(9)を
フランジ部(2)に設けた給水ソケット(3)の位置に
合わせ、カバー(6)を下方へと押し下げる。すると、
差込脚部(9)が給水ソケット(3)内に挿入され、嵌
合し、浴槽洗浄装置を浴槽(1)のフランジ部(2)に
固定することができる。これと同時に、円管(7)と給
水管(4)とが連結する。このように、この発明の浴槽
洗浄装置は、浴槽への取付が非常に簡便であり、しかも
容易でもある。また、差込脚部(9)と給水ソケット
(3)との接続部には、Oリング(10)が介在するた
め、差込脚部(9)と給水ソケット(3)は密着し、そ
の接続部から湯水が漏出することはない。同様に、カバ
ー(6)の裏面周縁部にはパッキン(12)を設けてい
るため、円管(7)に設けた吐出孔(8)から吐出され
る湯水が浴槽(1)以外に漏れ出ることもない。その
上、差込脚部(9)にはストッパー(11)が配設され
ているため、図3に例示した給水ソケット(3)との接
続時に、浴槽洗浄装置とフランジ部(2)との間の距離
が一定に保たれ、位置決めを確実に行うことができる。
その結果、円管(7)の吐出孔(8)から吐出させる湯
水を浴槽(1)の内壁面(13)に効果的に当たること
になる。
槽コーナー部以外の部位を示した要部断面図である。た
とえばこの図4に示したように、洗浄運転時には、浴湯
(5)または市水を循環ポンプ等により図1に例示した
給水管(4)、給水ソケット(3)および差込脚部
(9)を介して浴槽(1)のフランジ部(2)上部の全
周にわたって配設された円管(7)に供給する。次い
で、その湯水は、円管(7)の吐出孔(8)からフラン
ジ部(2)の表面に向けて噴出する。吐出孔(8)は、
上記したように、鉛直方向に対して所定の角度(θ)だ
け傾けて配置されているため、湯水はフランジ部(2)
の表面に効果的に当たり、浴槽(1)の内壁面(13)
に扇状に広がる。そして、隣合う吐出孔(8)からの湯
水吐出との相乗効果により、浴槽(1)の内壁面(1
3)の全周にわたって湯水の一様流が形成する。この一
様流はオーバーフローとなって浴槽内壁面(13)を流
れ落ちる。浴槽(1)の喫水面よびその上部に垢などの
汚れが付着するのが防止される。湯水の吐出量が少ない
場合にもこのオーバーフローは途中で枝分かれすること
はない。効果的な浴槽内壁面の洗浄が行われる。なお、
以上の洗浄運転時には、図1〜図3に例示した給水ソケ
ット(3)に水圧が発生し、差込脚部(9)に鉛直上向
きの力が加わるが、浴槽洗浄装置の自重によりフランジ
部(2)にしっかりと固定されるため、差込脚部(9)
が給水ソケット(3)から外れることはない。そしてこ
の発明の浴槽洗浄装置は、その長期の使用などにより、
フランジ部(2)や円管(7)、吐出孔(8)などに水
垢等の汚れやカビなどが発生し、あるいは吐出孔(8)
が詰まった時には、清掃、メンテナンス等を行う必要が
あるが、その場合には、カバー(6)を図1および図2
に例示したように上方に持ち上げるだけで浴槽(1)よ
り簡便かつ容易に取り外すことができる。すなわち、差
込脚部(9)と給水ソケット(3)は上下方向に嵌合し
てあるだけでなので、カバー(6)を持ち上げると容易
にその接続は解除され、自動的に外れる。この後に、カ
バー(6)の裏面、円管(7)、フランジ部(2)など
を清掃、メンテナンス等することができる。このよう
に、この発明の浴槽洗浄装置では、装置自体の清掃、メ
ンテナンス等が簡便かつ容易となる。
定されるものではない。浴槽の構造および構成、給水系
統等の細部については様々な態様が可能であることはい
うまでもない。
って、浴槽の喫水面およびその上部への垢などの汚れの
付着を効果的に防止することができ、その上、装置自体
の清掃、メンテナンス等が簡便かつ容易となる。
解斜視図である。
る。
である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の吐出孔を一定間隔で設けた円管を
浴槽上部の全周に配設し、吐出孔を浴槽上部の内壁面に
対向配置し、吐出孔から吐水させた湯水を浴槽上部の内
壁面に当てて扇状に広げ、浴槽内壁面の全周にわたって
均一な流れを形成させる浴槽洗浄装置において、円管に
差込脚部を接続するとともに、この円管を浴槽フランジ
部カバー体の裏面部全周に配設し、前記差込脚部を浴槽
フランジ部に設けた給水ソケット部に着脱自在に嵌合し
てなることを特徴とする浴槽洗浄装置。 - 【請求項2】 浴槽フランジ部に設けた給水ソケット部
に給水管を接続し、差込脚部と給水ソケット部との嵌合
により円管と給水管を連結してなる請求項1の浴槽洗浄
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094694A JPH06304085A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 浴槽洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5094694A JPH06304085A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 浴槽洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06304085A true JPH06304085A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14117302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5094694A Pending JPH06304085A (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | 浴槽洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06304085A (ja) |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP5094694A patent/JPH06304085A/ja active Pending
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