JPH06303741A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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Publication number
JPH06303741A
JPH06303741A JP8616293A JP8616293A JPH06303741A JP H06303741 A JPH06303741 A JP H06303741A JP 8616293 A JP8616293 A JP 8616293A JP 8616293 A JP8616293 A JP 8616293A JP H06303741 A JPH06303741 A JP H06303741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric machine
rotary electric
air
support ring
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8616293A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Shibuya
進 澁谷
Koji Watanabe
耕司 渡邉
Masatoshi Abe
正俊 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Central Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd, Central Japan Railway Co filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority to JP8616293A priority Critical patent/JPH06303741A/ja
Publication of JPH06303741A publication Critical patent/JPH06303741A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄心押さえ7に孔11を明けず、しかも加工が
極めて簡単にでき、更に組み立てが簡単に行えて、内部
の隅々まできれいに清掃ができる回転電機を提供する。 【構成】 回転電機の固定子コイル5において、回転電
機の内部に設けられた固定子コイルのコイルエンド8側
に中空の円形状の支えリング13が設けられ、この支えリ
ング13に複数箇所の孔13a を穿設すると共に、外部から
この支えリング13に空気を供給するノズル14を設け、こ
のノズル14から空気を供給することによって、前記孔13
a から空気を噴射せしめ、回転電機内部のゴミ等を除去
するよう構成したことを特徴とする回転電機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転電機の固定子コイル
に係わり、特に回転電機内部のゴミなどを除去する回転
電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転電機内部の清掃は、各部をオ
ーバホールすることによって行われている。
【0003】このオーバホールをしない手段としては、
図4に示すものがある。すなわち、図4は従来の回転電
機の縦断面図であって、1は通風ファン、2はモータフ
レーム、3は風取り入れ口、4は排気口、5は固定子コ
イル、6は固定子鉄心、7は鉄心押さえ、8はコイルエ
ンド、9は連通溝、10は圧縮空気取り入れ口、11はノズ
ル孔である。
【0004】図4において、固定子鉄心6を両側から押
さえる各鉄心押さえ7に、周方向の連通溝9を複数本設
けられており、更にモータフレーム2に、連通溝9に外
部から圧縮空気を供給する圧縮空気取り入れ口10が設け
られ、連通溝9内に導かれた圧縮空気を周方向に複数設
けられたノズル孔11から固定子コイル5のコイルエンド
8およびコイル接続部12に向かって噴射される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしかような構成で
は、鉄心押さえ7に沢山な孔を明けるので、このものの
強度が低下し、何枚も積層する固定子鉄心6を挟持する
ことが難しい。仮に鉄心押さえ7の強度を増すために、
肉厚を持たせると、回転電機自体の重量が増し、組み立
て作業が容易でなく、また鉄心押さえ7自体は厚い環状
のものであり、これに複雑な多数の連通溝9を明けるこ
ととなると、加工の点においても極めて工数の掛かるも
のであった。更に鉄心押さえ7は鉄心6の両端に備えら
れているため、回転子側に送風され難かったり、またコ
イルエンド8も付着物が取れなかったりする欠点があっ
た。
【0006】本発明は上述した点に鑑みて創案されたも
ので、その目的とするところは、鉄心押さえに孔を明け
ず、しかも加工が極めて簡単にでき、更に組み立てが簡
単に行え内部の隅々まできれいに清掃ができる回転電機
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】つまりその目的を達成す
るための手段は、回転電機の固定子コイルにおいて、エ
ンドリングに設けられた中空で円形状の支えリングに、
複数箇所の孔を穿設すると共に、外部からこの支えリン
グに空気を供給するノズルを設け、このノズルから空気
を供給することによって、前記孔から空気を噴射せし
め、回転電機内部のゴミ等を除去するよう構成したこと
にある。
【0008】
【作用】その作用は、次に述べる実施例と併せて詳述す
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す断面図、図2
は図1のA方向矢視図、図3は主要部説明図であり、図
4と同符号のものは同じ構成機能を有する部分である。
【0010】図1,2および図3において、13は円形状
の支えリング、14はノズルであり、回転電機の内部に設
けられた固定子コイル5のコイルエンド8側に円形状の
支えリング13が設けられている。この支えリング13は、
鉄心押さえ7によって挟持された鉄心6のスロットに挿
着された固定子コイル5の端部がひも等で固定されてい
る。この支えリング13はパイプ状のもので、複数箇所の
孔13a が穿設されている。更に外部からこの支えリング
13に空気を供給するノズル14を設け、このノズル14から
空気を供給するよう構成されている。
【0011】なお、本実施例においては、空気の供給口
イは一箇所であるが、支えリング13に複数箇所設けても
よく、また孔13a の位置は限定されたものではない。
【0012】かくして、このように構成された回転電機
において、内部の清掃を行う場合には、ノズル14と連通
するモータフレーム2に設けられたパイプ孔からコンプ
レッサー(図示せず)によって、空気が支えリング13に
注入され、その空気は複数の孔13a からモータ内部の各
部に噴射される。
【0013】支えリング13は、コイルエンド8に設けら
れているので、コイルエンド8のコイル間の隙間を通っ
て回転子15側にも空気が噴射される。更に、コイルエン
ド8の部分やその末端部分までも清掃される圏内とな
り、回転電機内部に付着しているゴミや泥などを除去す
ることができ、コイルの絶縁低下やコイルの温度上昇等
を回避することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果が期待できる。 1)内部を清掃するための装置が、従来のものより加工
工数が低減される。 2)噴射する部分が従来のものよりコイルエンド側にあ
るため、回転子側はもとより、固定子コイル全域や他の
部分までも付着物を剥離でき、コイルの絶縁低下や温度
上昇を回避できる。 3)鉄心押さえに孔加工を施していないため、強度は従
来の状態でよい。
【0015】よって、本願発明の回転電機は、ゴミや泥
の付着し易いところで駆動する場合に、極めて有用性の
高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA矢視方向の側面図である。
【図3】図1の主要部説明図である。
【図4】従来の回転電機の縦断面図である。
【符号の説明】
1 通風ファン 2 モータフレーム 3 風取り入れ口 4 排気口 5 固定子コイル 6 鉄心 7 鉄心押さえ 8 コイルエンド 9 連通孔 10 圧縮空気取り入れ口 11 ノズル孔 12 コイル接続部 13 支えリング 13a 孔 14 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 正俊 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目8番 東 洋電 機製造株式会社横浜工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機の固定子コイルにおいて、回転
    電機の内部に設けられた固定子コイルのコイルエンド側
    に円形状の支えリングが設けられ、この支えリングに複
    数箇所の孔を穿設すると共に、外部からこの支えリング
    に空気を供給するノズルを設け、このノズルから空気を
    供給することによって、前記孔から空気を噴射せしめ、
    回転電機内部のゴミ等を除去するよう構成したことを特
    徴とする回転電機。
JP8616293A 1993-04-13 1993-04-13 回転電機 Pending JPH06303741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8616293A JPH06303741A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8616293A JPH06303741A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06303741A true JPH06303741A (ja) 1994-10-28

Family

ID=13879057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8616293A Pending JPH06303741A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06303741A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017163784A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 本田技研工業株式会社 回転電機のステータ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63198555A (ja) * 1987-02-10 1988-08-17 Toshiba Corp かご形誘導電動機

Patent Citations (1)

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JPS63198555A (ja) * 1987-02-10 1988-08-17 Toshiba Corp かご形誘導電動機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017163784A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 本田技研工業株式会社 回転電機のステータ

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