JPS63114544A - 車輌用回転電機 - Google Patents

車輌用回転電機

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JPS63114544A
JPS63114544A JP25906686A JP25906686A JPS63114544A JP S63114544 A JPS63114544 A JP S63114544A JP 25906686 A JP25906686 A JP 25906686A JP 25906686 A JP25906686 A JP 25906686A JP S63114544 A JPS63114544 A JP S63114544A
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JP
Japan
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compressed air
coil
motor
electric machine
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP25906686A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Fujiwara
和幸 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば鉄道車輌の台車に設置される交流式の
車輌用回転電機に係り、特に回転子を分解することなく
モータ内部の清掃が可能な固定子構造の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、鉄道車輌の台車内に設置される主電動機(以下
モータと称す)の使用環境は、土砂、塵埃、雨水にまみ
れており、モータ内に取入れられる冷却風は、モータフ
レームに取付けられた濾過器を通しある程度濾過された
状態でモータ内部に導かれるが、長期間使用すると、モ
ータ内部、特に静止部である固定子側に土砂、塵埃が付
着堆積する。
ところで、従来から車輌用モータとして多用されている
直流機の場合には、固定子は、極数に相当する数の主極
コイル、補極コイルが全周等間隔に配列されて構成され
ており、冷却風は、充分な空間があるコイル間を通過す
るため、モータ内に入った塵埃等は、容易にモータ外に
排出され、モータ内に塵埃等が堆積して問題となること
はほとんどない。
ところが最近では、車輌用主電動機として直流機から交
流機、特に構造が簡単なかご型誘導電動機(以下IMと
称す)が使用されるようになってきており、この場合に
は、塵埃等のモータ内への堆積が問題となる。
第9図は、鉄道車輌用主電動機として従来使用されてい
るIMを示すもので、このIMは、通風ファン1を有す
る自己冷却型のモータで、冷却風は、モータフレーム2
の風取入れ口3に取付けられた濾過器4を通しモータ内
部に吸引され、固定子と回転子5との隙間や回転子5に
設けられた風孔を通って排風口6からモータ外部に排出
される。
固定子は、第10図に示すように亀甲型をしたコイル7
を多数本固定子鉄心8のスロット内に挿入して構成され
ており、個々のコイル7は、第9図に示すように通風フ
ァン1側の接続部9により接続されている。また固定子
鉄心8は、プレス抜きした薄いケイ素鋼板を多数まい積
層して構成され、その両端部は、第9図に示すように鉄
心押え10により押えられている。なお第9図および第
10図において、符号11はコイルエンド、12は軸受
である。
冷却風は、固定子コイル7の温度上昇を押えるためにコ
イル7間の隙間やコイル接続部9を通過するが、冷却風
には土砂、塵埃、雨水が含まれているため、これらがコ
イル7に付着、堆積する。
そしてコイル7にこれらが堆積すると、コイル7表面か
らの放熱が悪くなり、コイル7の温度上昇限度をオーバ
ーし、絶縁寿命の劣化が問題となる。
このため、定期的に気吹きによる塵埃除去の清掃が必要
となる。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来のIMにおいては、直流機に不可欠であった整
流子、ブラシ、ブラシ保持器およびこれらの点検用とし
て必要であった点検カバーも不要となり、保守の省力化
および部品の削減に伴う価格の低減、品質の向上が得ら
れ、IMで保守として必要となるのは軸受12とモータ
内部、特にコイル7の清掃のみである。
このうち、軸受12については、潤滑構造の改善や無分
解によるグリースの中間給油により、6年あるいは8年
の無分解使用が可能となる。
一方、モータ内部の汚損については、モータには濾過器
4があるものの、限られた空間に設置せざるを得ないた
め大きさに制限があり、冷却風中の塵埃を濾過器4によ
って完全に除去することは不可能に近い。モしてモータ
内部に侵入した塵埃は、コイル7のコイルエンド11や
接続部9に堆積するが、これを例えば軸受12の最低無
分解年月である6年間放置すると、堆積量が多くなって
コイル7の絶縁寿命の劣化および焼損といった事故が心
配される。したがって、モータ内部の清掃、特にコイル
エンド11および接続部9に堆積した塵埃の除去は、短
期間のサイクルで定期的に行なう必要がある。
ところで、モータ内部の清掃は、モータを台車から取外
し回転子を分解した状態では簡単に行なうことができる
が、この方法では、短期間のサイクルでモータの分解を
定期的に行なうことになり、IMのメリットとしての保
守回帰の延長が完全に消失してしまい実用的でない。こ
のため、モータ内部の清掃は、どうしてもモータを台車
に取付けた状態か、少なくともモータ単体の状態で行な
う必要がある。
ところが従来のIMでは、気吹きノズルを風取入れ口3
や排風口6に位置させて気吹きを行なわなければならな
いため、充分な塵埃除去効果が得られず、特に排風口6
には、通風ファン1が取付けられていて気吹きノズルか
らの圧縮空気がコイルエンド11や接続部9に直接当た
らないため、清掃効果がほとんど得られないという問題
がある。
本発明は、かかる現況に鑑みてなされたもので、回転子
分解することなく、モータ内部に付着、堆積した塵埃を
用意かつ確実に除去することができ、モーの保守回帰の
延長を図ることができる車輌用回転電機を提供すること
を目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、固定子鉄心を両側から押える各鉄心押えに、
周方向の連通溝を設けるとともに、フレームに、この連
通溝に外部から圧縮空気を供給する圧縮空気取入部を設
け、連通溝内に導かれた圧縮空気を、周方向に複数設け
られたノズルから固定子コイルのコイルエンドおよびコ
イル接続部に向かって噴射されるようにしたことを特徴
とする。
(作 用) 本発明に係る車輌用回転電機においては、圧縮空気取入
部から圧縮空気をモータ内に送気すると、ノズルから固
定子コイルのコイルエンドおよびコイル接続部に向かっ
て噴射される。そしてこれにより、コイルエンドおよび
コイル接続部に付着、堆積していた塵埃が剥離除去され
る。剥離除去された塵埃はモータ内部に残るが、モータ
の風取入れ口から別に圧縮空気を送気したり、あるいは
モータを回転させて通風ファンを駆動することにより、
排風口から外部に完全に排出され、モータ内部の清掃を
完了させることができる。
(実施例) 以下本発明の第1実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
第1図は車輌用かご型誘導電動機の一例を示すもので、
このIMは、通風ファン1を有する自己冷却型のモータ
で、冷却風は、モータフレーム2の風取入れ口3に取付
けられたン濾過器4を通してモータ内部に吸引され、固
定子と回転子5との隙間や回転子5に設けられた風孔を
通って排風口6からモータ外部に排出されるようになっ
ている。
前記固定子は、第10図に示す従来のものと同様、亀甲
型をなすコイル7を多数本固定子鉄心8のスロット内に
挿入して構成されており、個々のコイルは、第1図に示
すように通風ファン1側の接続部9により接続されてい
る。
また固定子鉄心8は、プレス抜きした薄いケイ素鋼板を
多数枚積層して構成され、その両端部は、第1図に示す
ように鉄心押え10により押えられている。
これら各鉄心押え10には、第1図に示すように周方向
の1本の連結溝13がそれぞれ設けられており、これら
各連通溝13には、第1図および第2図に示すようにモ
ータフレーム2に設けた圧縮空気取入れ口14に圧縮空
気ホース15を接続することにより、外部から圧縮空気
を供給できるようになっている。また圧縮空気取入れ口
14は、第1図に示すようにモータ運転中に異物が侵入
しないように盲栓16により通常は閉止され、モータ清
掃時にのみ開放されるようになっている。
一方前記各鉄心抑え10の内周部には、第1図および第
2図に示すように周方向に所要間隔で複数のノズル孔1
7が設けられており、前記連通溝13内に導かれた圧縮
空気は、コイル7のコイルエンド11および接続部9に
向かって各ノズル孔17から均等に噴射されるようにな
っている。そしてこれにより、コイルエンド11および
接続部9に付着、堆積していた塵埃が剥離除去されるよ
うになっている。
次に、本実施例の作用について説明する。
モータ内部の清掃に際しては、まず盲栓16を取外して
圧縮空気取入れ口14を開放し、これに圧縮空気ホース
15を接続して圧縮空気を送り込む。送り込まれた圧縮
空気は、まず連通溝13に導かれて周方向に行き渡り、
その後各ノズル孔17から均等圧でコイルエンド11お
よび接続部9に向かって噴射される。そしてこれにより
、コイルエンド11および接続部9に付着、堆積してい
た塵埃が剥離除去される。
剥離除去された塵埃は、モータ内部に残るが、風取入れ
口3から別に圧縮空気をモータ内部に送り込んだり、あ
るいはモータを駆動して通風ファン11を回転させるこ
とにより、排風口6から容易かつ完全に外部に排出され
る。
しかして、モータを車輌台車に設置したままの状態ある
いはモータ単体の状態で、コイルエンド11および接続
部9に付着、堆積していた塵埃を剥離除去することがで
き、コイル7の汚損による事故を回避できるとともに、
分解回帰の延長を図ることができる。
第3図は本発明の第2実施例を示すもので、ノズル孔1
7を径方向に量刑に設け、各ノズル孔17の圧縮空気噴
射方向を相互に異ならしめたものである。なお他の構成
および作用は、前記第1実施例と全く同一である。
このように構成することにより、圧縮空気がより広範囲
に噴射され、塵埃除去効果をより向上させることができ
る。
第4図はこの発明の第3実施例を示すもので、鉄心押え
10の形状を変更し、コイルエンド11や接続部9の塵
埃の堆積し易い箇所にノズル孔17を近付けるようにし
たもので、このノズル孔17は、コイル7に対し直角あ
るいは斜めに対向し、圧縮空気が有効にコイル7に当た
るように考慮されている。なお、他の構成および作用は
、前記第1実施例と全く同一である。
このように構成することにより、より短時間で塵埃を有
効に剥離除去できる。
第5図は本発明の第4実施例を示すもので、ノズル孔1
7を、鉄心押え10にボルト18により取付けられるノ
ズル板19に設けるようにしたものであり、他の構成お
よび作用は、前記第1実施例と同一である。
このように構成することにより、ノズル孔17の径およ
び個数の変更が容易となり、実情に合ったノズル孔17
を容易に得ることができる。
第6図は本発明の第5実施例を示すもので、鉄心押え1
0に2本の連通溝13.13’を設けるとともに、各連
通溝13,13’に各別にノズル孔17.17’を設け
、かつ各連通溝13゜13′に、各別の圧縮空気取入れ
口14.14’からA、Bの異なった圧縮空気を取入れ
る−ようにしたものである。なお他の構成および作用は
、前記第1実施例と同一である。
このように構成することにより、ノズル孔17゜17′
が径方向に量刑となるので、前記第2実施例と同様の効
果が得られ、しかもA、Bの異なった圧縮空気を各別に
取入れるようにしているので、圧縮空気のコイル7への
吹付力を向上させることができる。
第7図および第8図は本発明の第6実施例を示すもので
、前記第4実施例と第5実施例とを組合わせた構造とし
たものである。なお他の構成および作用は、前記第1実
施例と同一である。
このように構成することにより、前記第4実施例の効果
および第5実施例の効果がともに得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、固定子鉄心を両側から押
える各鉄心押えに、周方向の連通溝を設けるとともに、
フレームに、この連通溝に外部から圧縮空気を供給する
圧縮空気取入部を設け、連通溝内に導かれた圧縮空気を
、周方向に複数設けられたノズルから固定子コイルのコ
イルエンドおよびコイル接続部に向かって噴射させるよ
うにしているので、回転子を分解することなく、コイル
エンドおよびコイル接続部に付着、堆積していた塵埃を
剥離除去することができる。このため、コイルの汚損に
よる事故を回避することができるとともに、分解回帰の
延長を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す車輌用回転電機の縦
断面図、第2図は第1図の■線方向矢視図、第3図は本
発明の第2実施例を示す要部拡大断面図、第4図は本発
明の第3実施例を示す要部拡大断面図、第5図は本発明
の第4実施例を示す要部拡大断面図、第6図は本発明の
第5実施例を示す要部拡大断面図、第7図は本発明の第
6実施例を示す要部拡大断面図、第8図は第7図の■線
方向矢視図、第9図は従来の車輌用回転電機を示す縦断
面図、第10図は第9図のX線方向矢視図である。 1・・・通風ファン、2・・・モータフレーム、3・・
・風取入れ口、6・・・排風口、7・・・コイル、8・
・・固定子鉄心、9・・・接続部、10・・・鉄心押え
、11・・・コイルエンド、13.13’・・・連通溝
、14.14’・・・圧縮空気取入れ口、17.17’
・・・ノズル孔、19・・・ノズル板。 出願人代理人  佐  藤  −雄 幣1図 ↓ 第2図 第3 図 第4図 l 第5 図 第6図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄道車輌の台車内等に設置される交流式の車輌用回
    転電機において、固定子鉄心を両側から押える各鉄心押
    えに、周方向の連通溝を所要本設けるとともに、フレー
    ムに、前記連通溝に外部から圧縮空気を供給する圧縮空
    気取入部を所要数設け、連通溝内に導かれた圧縮空気を
    、周方向に複数設けられたノズルから固定子コイルのコ
    イルエンドおよびコイル接続部に向かって噴射させるこ
    とを特徴とする車輌用回転電機。 2、ノズルは、鉄心押えに穿設された小孔で形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌
    用回転電機。 3、ノズルは、鉄心押えに取付けられるノズル板に設け
    た小孔で形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の車輌用回転電機。 4、連通溝は、相互に独立して複数本設けられていると
    ともに、各連通溝には、各別の圧縮空気取入部から各別
    に圧縮空気が供給され、かつ各連通溝に対応するノズル
    は、その噴射方向を相互に異にしていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の車
    輌用回転電機。
JP25906686A 1986-10-30 1986-10-30 車輌用回転電機 Pending JPS63114544A (ja)

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JP25906686A JPS63114544A (ja) 1986-10-30 1986-10-30 車輌用回転電機

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JPS63114544A true JPS63114544A (ja) 1988-05-19

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ID=17328848

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JP25906686A Pending JPS63114544A (ja) 1986-10-30 1986-10-30 車輌用回転電機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160105069A1 (en) * 2014-10-10 2016-04-14 Fanuc Corporation Motor having air path of stator, or fan cleanable, and cleaning system of motor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160105069A1 (en) * 2014-10-10 2016-04-14 Fanuc Corporation Motor having air path of stator, or fan cleanable, and cleaning system of motor
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