JPH06303664A - 移動通信のチャネル切替方式 - Google Patents
移動通信のチャネル切替方式Info
- Publication number
- JPH06303664A JPH06303664A JP5083692A JP8369293A JPH06303664A JP H06303664 A JPH06303664 A JP H06303664A JP 5083692 A JP5083692 A JP 5083692A JP 8369293 A JP8369293 A JP 8369293A JP H06303664 A JPH06303664 A JP H06303664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- time
- mobile station
- channel switching
- radio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この無線チャネル切り替え方式は、移動局が他
の無線ゾーンに移動する際に切り替え無線チャネル指示
遅延時間の間、少なくとも通信情報の瞬断を防止できる
方式を提供する。 【構成】移動局21が他の無線ゾーンに移行する場合
に、基地局制御装置61と基地局31とチャネル切替指
示信号処理伝送時間T1と、基地局31において無線チ
ャネル切り替え指示信号を移動局に送信する処理時間T
2と、基地局31と移動局21間のチャネル切替指示制
御信号の時間T3とを少なくとも加算したT1+T2+
T3のTH時間を経過した後に、前記他の無線ゾーンの
基地局32のチャネル切替指示信号に切り替えることを
特徴とする。
の無線ゾーンに移動する際に切り替え無線チャネル指示
遅延時間の間、少なくとも通信情報の瞬断を防止できる
方式を提供する。 【構成】移動局21が他の無線ゾーンに移行する場合
に、基地局制御装置61と基地局31とチャネル切替指
示信号処理伝送時間T1と、基地局31において無線チ
ャネル切り替え指示信号を移動局に送信する処理時間T
2と、基地局31と移動局21間のチャネル切替指示制
御信号の時間T3とを少なくとも加算したT1+T2+
T3のTH時間を経過した後に、前記他の無線ゾーンの
基地局32のチャネル切替指示信号に切り替えることを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の無線ゾーン間を
移動体が移動する場合に、各無線ゾーンに配置された基
地局と移動局との間で上位局からの無線チャネルの変更
指示により無線チャネルの切替えを行うが、この切替え
に伴うサービスの瞬断時間を短縮できる移動通信のチャ
ネル切替方式に関する。
移動体が移動する場合に、各無線ゾーンに配置された基
地局と移動局との間で上位局からの無線チャネルの変更
指示により無線チャネルの切替えを行うが、この切替え
に伴うサービスの瞬断時間を短縮できる移動通信のチャ
ネル切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、この種の移動通信方式は図4のシ
ステム構成図に示すように、無線ゾーン11および12
に配置された基地局31および32と、この無線ゾーン
11から隣接する無線ゾーン12に移行する移動局21
と、基地局31,32を介して移動局21の受信電界の
モニタおよび使用無線チャネル状態等を統轄し、特に無
線ゾーン間の移動の際のチャネル切替指示を行う基地局
制御装置61とを有する。この監視制御用として制御信
号伝送路41,42を有している。一方、実際のユーザ
への通信情報サービスは通信情報伝送路51,52,8
1を経由して交換局91と移動局21との間で回線を構
成してサービスを行う。
ステム構成図に示すように、無線ゾーン11および12
に配置された基地局31および32と、この無線ゾーン
11から隣接する無線ゾーン12に移行する移動局21
と、基地局31,32を介して移動局21の受信電界の
モニタおよび使用無線チャネル状態等を統轄し、特に無
線ゾーン間の移動の際のチャネル切替指示を行う基地局
制御装置61とを有する。この監視制御用として制御信
号伝送路41,42を有している。一方、実際のユーザ
への通信情報サービスは通信情報伝送路51,52,8
1を経由して交換局91と移動局21との間で回線を構
成してサービスを行う。
【0003】次に移動局21が無線ゾーン11から12
へ移動する場合の基地局制御装置61、基地局31,3
2、移動局21間のプロトコルによる制御信号の授受を
図3のシーケンス図により説明する。今基地局制御装置
61が移動局21の受信状態の低下等を監視により検出
すると、基地局31に対して切替先(基地局32)の無
線チャネル指示信号UDRを送る。この処理伝送時間を
T1とする。基地局31はこのUDRを受けて該当する
移動局21を選択し、チャネル切替えの情報処理を行
う。この処理時間をT2とする。次に移動局21に無線
チャネルの指示信号U1を送る。この処理伝送時間をT
3とする。移動局21は直ちに指定された無線チャネル
信号を移動先基地局32に送り同期確立のためのディジ
タル信号SD1を基地局32に送る。基地局32は同じ
く移動局1の周波数に合わせて最終的にディジタル信号
として同期確立を行い、同期確立の確認信号SB2とし
て移動局21に送る。この同期確立に要する時間をT4
とする。次に基地局32はチャネルのサービス信号を送
る許可信号ACCH1を移動局に送り、移動局はサービ
スチャネル信号ACCH1を基地局32に送り、所定の
処理時間を経てサービスチャネル信号ACCH3を基地
局制御装置61に送る。この処理伝送時間をT5,T6
とする。したがって基地局制御装置61としては、UD
R送出からACCH3受信までのT1〜T6の合計時間
TEX後に無線ゾーン移動に伴う移動局21とのサービ
スを再開することになり、この時間サービス断となって
いた。特に無線ゾーン11で移動局21と情報サービス
中の場合には、少なくともTEX時間の間瞬断時間とな
っていた。
へ移動する場合の基地局制御装置61、基地局31,3
2、移動局21間のプロトコルによる制御信号の授受を
図3のシーケンス図により説明する。今基地局制御装置
61が移動局21の受信状態の低下等を監視により検出
すると、基地局31に対して切替先(基地局32)の無
線チャネル指示信号UDRを送る。この処理伝送時間を
T1とする。基地局31はこのUDRを受けて該当する
移動局21を選択し、チャネル切替えの情報処理を行
う。この処理時間をT2とする。次に移動局21に無線
チャネルの指示信号U1を送る。この処理伝送時間をT
3とする。移動局21は直ちに指定された無線チャネル
信号を移動先基地局32に送り同期確立のためのディジ
タル信号SD1を基地局32に送る。基地局32は同じ
く移動局1の周波数に合わせて最終的にディジタル信号
として同期確立を行い、同期確立の確認信号SB2とし
て移動局21に送る。この同期確立に要する時間をT4
とする。次に基地局32はチャネルのサービス信号を送
る許可信号ACCH1を移動局に送り、移動局はサービ
スチャネル信号ACCH1を基地局32に送り、所定の
処理時間を経てサービスチャネル信号ACCH3を基地
局制御装置61に送る。この処理伝送時間をT5,T6
とする。したがって基地局制御装置61としては、UD
R送出からACCH3受信までのT1〜T6の合計時間
TEX後に無線ゾーン移動に伴う移動局21とのサービ
スを再開することになり、この時間サービス断となって
いた。特に無線ゾーン11で移動局21と情報サービス
中の場合には、少なくともTEX時間の間瞬断時間とな
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の移動通信の
チャネル切替方式では、切り替え先無線ゾーンの無線チ
ャネルにより基地局と移動局間で同期が確立した後に接
続路の切り替えを行うので、無線チャネルの同期確立時
間と切り替え無線チャネル指示遅延時間の間、通信情報
が瞬断するという欠点があった。
チャネル切替方式では、切り替え先無線ゾーンの無線チ
ャネルにより基地局と移動局間で同期が確立した後に接
続路の切り替えを行うので、無線チャネルの同期確立時
間と切り替え無線チャネル指示遅延時間の間、通信情報
が瞬断するという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の移動通信のチャ
ネル切替方式は、第1の無線ゾーンおよび隣接する第2
の無線ゾーンそれぞれに配置された第1および第2の基
地局と、前記第1および第2の基地局と移動局との受信
レベルならびに無線チャネル使用状態を監視制御する基
地局制御装置とを有する移動通信のチャネル切替方式に
おいて、前記移動局が前記第1の無線ゾーンから前記第
2の無線ゾーンに移行する場合に前記基地局制御装置か
ら前記第1の基地局を経由して前記移動局に無線チャネ
ル切替え信号を処理伝送する時間をTHとすると、少な
くともこの時間THを経過するまで前記移動局と前記第
1の基地局との回線接続路を保持することを特徴とす
る。
ネル切替方式は、第1の無線ゾーンおよび隣接する第2
の無線ゾーンそれぞれに配置された第1および第2の基
地局と、前記第1および第2の基地局と移動局との受信
レベルならびに無線チャネル使用状態を監視制御する基
地局制御装置とを有する移動通信のチャネル切替方式に
おいて、前記移動局が前記第1の無線ゾーンから前記第
2の無線ゾーンに移行する場合に前記基地局制御装置か
ら前記第1の基地局を経由して前記移動局に無線チャネ
ル切替え信号を処理伝送する時間をTHとすると、少な
くともこの時間THを経過するまで前記移動局と前記第
1の基地局との回線接続路を保持することを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を説明するシーケ
ンス図、図2は本実施例のシステム構成図である。図2
において図4の従来例と同一の符号は同一の構成と機能
を有する。すなわち本実施例では後述する計測タイマ6
4を基地局制御装置に備えている。
ンス図、図2は本実施例のシステム構成図である。図2
において図4の従来例と同一の符号は同一の構成と機能
を有する。すなわち本実施例では後述する計測タイマ6
4を基地局制御装置に備えている。
【0008】次に、本実施例と従来例との相違点を図1
のシーケンス図により説明する。前述したとおり、基地
局制御装置61がチャネル切替指示信号UDRを送出し
てから移動局21が移動先の基地局32を経由して基地
局制御装置61にサービスチャネル信号ACCH3を送
出開始するまでの合計時間TEXが、従来例では断の時
間である。そこで本発明ではUDR信号を送出してから
計測タイマが時間計測を開始し、移動局21がチャネル
切替え指示信号を受信するT1〜T3すなわち、THの
時間を計測する。この時間THの間基地局制御装置61
は移動局21との間で基地局31を経由した前の回線構
成を保持して情報サービス通信を継続している。したが
って回線が断となる時間はTEX−THの時間のみに限
定される。この時間THは実際には移動局21が前の基
地局31と交信しながら、かつ、隣接する基地局32と
の同期確立を行う準備を行う条件や、移動局21が交換
局91と交信しているサービス時間等を考慮して定めら
れるが、通常300msec以内の回線断時間を要求さ
れる場合には、時間THを時間T1〜T4までの合計時
間、すなわち、同期確立までの時間に延長することも可
能である。
のシーケンス図により説明する。前述したとおり、基地
局制御装置61がチャネル切替指示信号UDRを送出し
てから移動局21が移動先の基地局32を経由して基地
局制御装置61にサービスチャネル信号ACCH3を送
出開始するまでの合計時間TEXが、従来例では断の時
間である。そこで本発明ではUDR信号を送出してから
計測タイマが時間計測を開始し、移動局21がチャネル
切替え指示信号を受信するT1〜T3すなわち、THの
時間を計測する。この時間THの間基地局制御装置61
は移動局21との間で基地局31を経由した前の回線構
成を保持して情報サービス通信を継続している。したが
って回線が断となる時間はTEX−THの時間のみに限
定される。この時間THは実際には移動局21が前の基
地局31と交信しながら、かつ、隣接する基地局32と
の同期確立を行う準備を行う条件や、移動局21が交換
局91と交信しているサービス時間等を考慮して定めら
れるが、通常300msec以内の回線断時間を要求さ
れる場合には、時間THを時間T1〜T4までの合計時
間、すなわち、同期確立までの時間に延長することも可
能である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の無
線ゾーンを備えた移動体通信システムにおいて、基地局
制御装置が少なくとも切り替え無線チャネル指示遅延時
間THを経過した後に、移動局と交換局との間の接続路
を移動先の基地局を経由する接続路に切り替えるので、
切り替え無線チャネル指示遅延時間THの間、通信情報
の瞬断を防止できるという効果がある。
線ゾーンを備えた移動体通信システムにおいて、基地局
制御装置が少なくとも切り替え無線チャネル指示遅延時
間THを経過した後に、移動局と交換局との間の接続路
を移動先の基地局を経由する接続路に切り替えるので、
切り替え無線チャネル指示遅延時間THの間、通信情報
の瞬断を防止できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を説明するシーケンス図であ
る。
る。
【図2】本実施例のシステム構成図である。
【図3】従来例を説明するシーケンス図である。
【図4】従来例のシステム構成図である。
11,12 無線ゾーン 21 移動局 31,32 基地局 41,42,71 制御信号伝送路 51,52,81 通信情報伝送路 61 基地局制御装置 64 計測タイマ
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の無線ゾーンおよび隣接する第2の
無線ゾーンそれぞれに配置された第1および第2の基地
局と、前記第1および第2の基地局と移動局との受信レ
ベルならびに無線チャネル使用状態を監視制御する基地
局制御装置とを有する移動通信のチャネル切替方式にお
いて、前記移動局が前記第1の無線ゾーンから前記第2
の無線ゾーンに移行する場合に前記基地局制御装置から
前記第1の基地局を経由して前記移動局に無線チャネル
切替え信号を処理伝送する時間をTHとすると、少なく
ともこの時間THを経過するまで前記移動局と前記第1
の基地局との回線接続路を保持することを特徴とする移
動通信のチャネル切替方式。 - 【請求項2】 前記基地局制御装置が前記時間THを計
測するタイマを備えていることを特徴とする請求項1記
載の移動通信のチャネル切替方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083692A JPH06303664A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 移動通信のチャネル切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083692A JPH06303664A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 移動通信のチャネル切替方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06303664A true JPH06303664A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13809552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5083692A Pending JPH06303664A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 移動通信のチャネル切替方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06303664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007099920A1 (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-07 | Ntt Docomo, Inc. | 基地局及びハンドオーバ制御方法 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP5083692A patent/JPH06303664A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007099920A1 (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-07 | Ntt Docomo, Inc. | 基地局及びハンドオーバ制御方法 |
US8666413B2 (en) | 2006-02-27 | 2014-03-04 | Ntt Docomo, Inc. | Base station and handover control method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000321 |