JPH06303506A - 画像特殊効果回路 - Google Patents

画像特殊効果回路

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JPH06303506A
JPH06303506A JP11220193A JP11220193A JPH06303506A JP H06303506 A JPH06303506 A JP H06303506A JP 11220193 A JP11220193 A JP 11220193A JP 11220193 A JP11220193 A JP 11220193A JP H06303506 A JPH06303506 A JP H06303506A
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憲一 森本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の図形が含まれている1フレームの映像
を複数合成することによりその図形が移動する軌跡を表
わす際に、より自然なディケイ効果を得る。 【構成】 直前に送出した映像信号のデータをフレーム
メモリ1に保持する。メモリ1に保持された映像信号に
含まれる図形を構成する画素部分についての表示画面上
からの仮想的な奥行を示すZ値をZバッファ2に保持す
る。入力映像信号に含まれる図形を構成する画素部分に
ついてのZ値とZバッファ2に保持されたZ値とを比較
器3で比較する。メモリ1に保持された映像信号に含ま
れる図形を構成する各画素のデータと入力映像信号に含
まれる図形を構成する各画素のデータとのうち比較器3
の比較結果によりZ値が小である方を切替器3で選択し
て送出する。 【効果】 図(b)のように、本来隠れる部分が確実に
隠れて表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像特殊効果回路に関
し、特に画面の中を図形画像が移動する際に、その画像
の残像を表示することのできる映像効果(以下、ディケ
イ効果と呼ぶ)を実現できる画像特殊効果回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像の特殊効果を作り出す装置
としては、DVE(DigitalVideo Eff
ector)が知られている。このDVEは、入力され
た映像を拡大,縮小,移動,回転等させる装置である。
例えば、図3に示されている「ABC」の画像31を縮
小すれば画像32のようになる。また、この画像32中
の「ABC」の図形を画面左下に移動させると、画像3
3のようになる。
【0003】ここで、画像32の「ABC」の図形の位
置から画像33の「ABC」の図形の位置に移動させる
途中の全画像を蓄積し、さらに画像を蓄積しつつ画面左
下に図形を移動させると、画像34のようになる。すな
わち、この画像34では図形移動の際の軌跡が残像とし
て表現されるディケイ効果が得られる。
【0004】DVEからの映像を利用してディケイ効果
を実現する画像特殊効果回路について図2を参照して説
明する。図2(a)は、従来の画像特殊効果回路の構成
を示すブロック図である。
【0005】図において従来の画像特殊効果回路は、1
フレーム前の映像信号を保持するフレームメモリ1と、
所定の係数を乗算することによりフレームメモリ1から
の出力の輝度レベルを減少せしめる乗算器6と、キー信
号に応じて乗算器6の出力と入力されている映像信号と
を択一的に送出する切替器5とを含んで構成されてい
る。
【0006】ここで、入力される映像信号は、所定の図
形(例えば、上述の「ABC」の図形)を含むフレーム
により構成され、各フレーム中の図形の位置が変化して
いるものとする。そして、その図形の位置を示す信号と
してキー信号が生成され、切替器5に入力されているも
のとする。つまり、各フレーム内の図形の位置が異なる
ため、キー信号もフレーム毎に異なるものとなる。
【0007】入力される映像信号は、図示せぬメモリ等
に保持されているものとし、その入力の際にキー信号が
生成されて入力されるものとする。そして、その図形が
含まれている1フレームの映像を複数合成することによ
り、その図形が移動する軌跡を表わす映像信号を作り出
すのである。
【0008】かかる構成において、フレームメモリ1に
蓄えられた1フレーム前の映像信号は、その輝度レベル
とディケイ効果の程度を決める係数とが乗算器6によっ
て乗算された後、切替器5の一方の入力に印加される。
切替器5のもう一方の入力には本回路に入力されている
映像信号が印加される。
【0009】切替器5への入力はキー信号によって選択
されて送出される。すなわち、キー信号が「1」のとき
は入力映像信号が、「0」のときはフレームメモリ1か
らの1フレーム前の減衰された映像信号が選択されて送
出される。切替器5によって選択された映像信号は、本
回路から出力され、また同時にフレームメモリ1に書込
まれる。
【0010】このように、1フレーム前の映像が減衰さ
れつつフレームメモリ1に蓄積されていくので、画面中
を図形画像が移動するときに、画像の残像が尾を引くと
いう効果を得ることができるのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般に、三次元画像特
殊効果装置においては、仮想的に奥行き感のある種々の
三次元効果が実現されており、各画素における奥行き情
報も存在している。しかし、上述した従来のディケイ効
果を実現する回路では1フレーム前の画像を単に減衰し
て蓄積するだけであるので、画像を移動させる際の奥行
き等が全く考慮されておらず、ディケイ効果として不自
然になる場合があるという欠点がある。
【0012】例えば、図2(b)に示されているよう
に、図形を画面奥側に移動させつつ矢印のように位置を
移動させる場合を考える。すると、従来の回路では画像
を単に蓄積していくだけであるため、本来隠れるはずの
部分が重なり合って画面手前側に表示されてしまい、
不自然な表示内容になるという欠点がある。
【0013】本発明は上述した従来の欠点を解決するた
めになされたものであり、その目的は、画面の奥行きを
考慮し、自然なディケイ効果を得ることのできる画像特
殊効果回路を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による画像特殊効
果回路は、所定の図形が含まれている1フレームの映像
を複数合成することにより該図形が移動する軌跡を表わ
す映像信号を送出する画像特殊効果回路であって、直前
に送出した映像信号のデータを保持する映像記憶手段
と、前記映像記憶手段に保持された映像信号に含まれて
いる図形を構成する画素部分についての表示画面上から
の仮想的な奥行を示すZ値を保持するZ値記憶手段と、
自回路に入力された映像信号に含まれている図形を構成
する画素部分についてのZ値と前記Z値記憶手段に保持
されているZ値とを比較する比較手段と、前記映像記憶
手段に保持された映像信号に含まれている図形を構成す
る各画素のデータと自回路に入力された映像信号に含ま
れている図形を構成する各画素のデータとのうち前記比
較手段の比較結果によりZ値が小であると示された方を
送出する切替送出手段とを有することを特徴とする。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1(a)は本発明による画像特殊効果回
路の一実施例の構成を示すブロック図であり、図2
(a)と同等部分は同一符号により示されている。図に
おいて、図2(a)の構成と異なる点は、画面の奥行き
を考慮するために表示画面上からの仮想的な奥行きを示
すZ値を入力とし、この値に応じて図形の重なり合いを
改善する点である。
【0017】すなわち、所定の図形が含まれている1フ
レームの映像を複数合成することによりその図形が移動
する軌跡を表わす映像信号を送出する点は従来の回路と
同様であるが、本実施例ではその図形を構成する画素部
分についてのZ値をも入力とし、そのZ値を考慮して奥
行き感の自然な映像を得ることである。Z値は映像信号
に同期して外部から入力される。
【0018】Z値を考慮した映像を得るために、本実施
例による画像特殊効果回路は、入力されたディジタル映
像信号を1フレーム分記憶するフレームメモリ1と、入
力映像の各画素におけるZ値を1フレーム分記憶するZ
バッファ2と、入力されたZ値とZバッファ2に記憶さ
れた1フレーム前のZ値との大きさを比較し、後者のZ
値の方が大きい場合に論理値「1」を出力する比較器3
と、比較器3の出力と入力されたキー信号のとの論理積
を出力するアンド回路4と、アンド回路4の出力に従っ
て2入力ある内の一方を選択し出力する切替器51及び
52と、フレームメモリ1からの映像信号出力の輝度レ
ベルを減衰させる乗算器6とを含んで構成されている。
なお、キー信号は従来と同様に、図形の位置を示す信号
であり、映像信号をもとに生成される。
【0019】次に、本実施例の回路の動作を説明する。
フレームメモリ1に蓄えられた1フレーム前の映像信号
は、その輝度レベルがディケイ効果の程度を決める係数
と乗算器6によって乗算されて減衰され、切替器51の
入力の一方に印加される。切替器51のもう一方の入力
には、本回路に現在入力されている映像信号が印加され
る。一方、Zバッファ2から出力される1フレーム前の
映像信号のZ値と本回路に現在入力されている映像信号
のZ値とは切替器52に入力され、また同時に比較器3
で比較される。そして、Zバッファ2からのZ値の方が
大きい場合には論理値「1」が比較器3から出力され
る。
【0020】比較器3の出力はアンド回路4によってキ
ー信号との論理積がとられ、切替器51の切替制御信号
となる。アンド回路4の出力が論理積「1」のとき切替
器51は入力された映像信号を出力し、切替器52は入
力されたZ値を出力する。一方、アンド回路4の出力が
論理積「0」のとき、切替器51はフレームメモリ1か
らの映像信号を出力し、切替器52はZバッファからの
Z値を出力する。
【0021】ここで、Z値が表示画面からの仮想的な奥
行きを表すものとすれば、現在の入力映像の図形部分の
Z値の方が1フレーム前の図形部分のZ値より小さい場
合、すなわち現在の映像の方か1フレーム前の映像より
手前側にある場合には、切替器51によって現在の映像
信号が選択される。逆に、現在の入力映像の図形部分の
Z値の方が1フレーム前の図形部分のZ値より大きい場
合、すなわち現在の映像の方が1フレーム前の映像より
奥側にある場合には、フレームメモリ1から出力され、
乗算器6により輝度が減衰された1フレーム前の映像が
選択され出力される。その結果として、表示画面中を入
力画像が三次元的に移動した場合には、奥行き感のある
残像を残しながら移動する様子が表示されることにな
る。
【0022】よって、1フレーム前の画像を単に減衰し
て蓄積した従来回路とは異なり、奥行きが考慮される結
果、図1(b)のように本来隠れる部分が正しく隠れ
ている画像が得られるのである。
【0023】すなわち、本発明では、直前に送出した映
像信号のデータを保持すると共に、その保持した映像信
号に含まれている図形を構成する画素部分についてのZ
値を保持しておき、現在入力されている映像信号に含ま
れている図形を構成する画素部分についてのZ値と保持
されているZ値とを比較し、この比較の結果によりZ値
が小であると示された方を送出する構成であるため、自
然なディケイ効果を得ることができるのである。
【0024】なお、減衰させなくても、奥行きを考慮し
た画像が得られることは明白である。
【0025】また、図形に限らず、各種の文字や記号に
ついても同様に特殊効果を得ることができることは明ら
かである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、表示画面
上からの仮想的な奥行きを考慮して図形を蓄積して表示
することにより、より自然なディケイ効果を得ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による画像特殊効果回路を示す
図であり、(a)は回路の構成を示すブロック図、
(b)は特殊効果による画像表示例を示す概略図であ
る。
【図2】従来の画像特殊効果回路を示す図であり、
(a)は回路の構成を示すブロック図、(b)は図形の
移動例を示す概略図、(c)は特殊効果による画像表示
例を示す概略図である。
【図3】一般的な、DVEによる特殊効果画像の表示例
を示す図である。
【符号の説明】
1 フレームメモリ 2 Zバッファ 3 比較器 4 アンド回路 6 乗算器 51,52 切替器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の図形が含まれている1フレームの
    映像を複数合成することにより該図形が移動する軌跡を
    表わす映像信号を送出する画像特殊効果回路であって、
    直前に送出した映像信号のデータを保持する映像記憶手
    段と、前記映像記憶手段に保持された映像信号に含まれ
    ている図形を構成する画素部分についての表示画面上か
    らの仮想的な奥行を示すZ値を保持するZ値記憶手段
    と、自回路に入力された映像信号に含まれている図形を
    構成する画素部分についてのZ値と前記Z値記憶手段に
    保持されているZ値とを比較する比較手段と、前記映像
    記憶手段に保持された映像信号に含まれている図形を構
    成する各画素のデータと自回路に入力された映像信号に
    含まれている図形を構成する各画素のデータとのうち前
    記比較手段の比較結果によりZ値が小であると示された
    方を送出する切替送出手段とを有することを特徴とする
    画像特殊効果回路。
  2. 【請求項2】 前記映像記憶手段に保持された映像信号
    を減衰させた後に前記切替送出手段に入力せしめる減衰
    手段を追加したことを特徴とする請求項1記載の画像特
    殊効果回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1996038979A1 (fr) * 1995-05-31 1996-12-05 Sony Corporation Dispositif a effets speciaux
US5945669A (en) * 1996-08-27 1999-08-31 Olympus Optical Co., Ltd. Laser scan microscope and light-measuring apparatus

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