JPH06303445A - 水平偏向回路 - Google Patents

水平偏向回路

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JPH06303445A
JPH06303445A JP8624993A JP8624993A JPH06303445A JP H06303445 A JPH06303445 A JP H06303445A JP 8624993 A JP8624993 A JP 8624993A JP 8624993 A JP8624993 A JP 8624993A JP H06303445 A JPH06303445 A JP H06303445A
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JP
Japan
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circuit
output
horizontal
transistor
high voltage
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JP8624993A
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Inventor
Satoshi Takahashi
聰 高橋
Seiji Watanuki
清司 綿貫
Ikuo Osawa
郁郎 大澤
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Hitachi Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Hitachi Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管内放電などによるサージ電圧などの単発パ
ルス入力に対する誤動作マージンの確保と、高圧保護動
作による水平出力トランジスタの破壊防止を図る。 【構成】 比較器8は高圧検出信号入力端子12と基準
電圧源13とに接続され、これらの入力レベルを比較出
力する。クロック(C)入力にnfHカウントダウン回
路からのタイミングパルスが入力されるm段のDタイプ
−フリップフロップと、このDタイプ−フリップフロッ
プのQ出力と比較器8の出力が入力される2入力AND
回路は高圧検出信号の雑音除去とタイミング制御をす
る。ラッチ回路18はAND回路の出力がセット入力に
接続され、出力極性制御を行う。水平発振制御出力端子
19はラッチ出力を水平発振回路に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機の
水平偏向回路に関し、特に、画面からのX線放射を抑制
するための高圧保護回路を有する水平偏向回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機における高圧保護回
路を有する水平偏向回路の従来例(以下、第一の従来例
という)としては、例えば、特公平1−34427号公
報に記載のものがある。以下、この水平偏向回路につい
て、図7、図8および図9を参照して説明する。
【0003】図7はこの水平偏向回路の構成を示すブロ
ック図である。この第一の従来例の構成は、図7に示す
ように、同期回路1に同期した水平発振回路39、水平
ドライブ回路4、水平出力回路5および高圧検出回路を
含む高圧保護回路40に、動作可能回路41を付加した
構成となっている。
【0004】まず、図8により、この第一の従来例の具
体的な回路構成について説明する。図8は図7の要部回
路の具体的な構成を示す回路図である。図8において、
図7の回路ブロックに相当する部分は破線で囲み、図7
と同一符号を付してある。
【0005】図8に示すように、直流電源76には電圧
降下用抵抗42を経て水平発振回路39が接続され、水
平発振回路39と並列に電圧ドロップ用コンデンサ43
が接続される。水平発振回路39は一端が接地され、出
力端は電流制限抵抗44を経て水平ドライブトランジス
タ48のベース端子に接続される。
【0006】水平ドライブトランジスタ48はエミッタ
接地で用いられ、そのコレクタ端子は水平ドライブトラ
ンス47の一次側端子の一方に接続される。水平ドライ
ブトランス47の一次側端子の他方の端子は、直流電源
76より抵抗45、平滑コンデンサ46を介して電力を
得る。また、水平ドライブトランス47の二次側端子
は、その一方が接地され、他方は水平出力トランジスタ
49のベース端子へと接続される。
【0007】水平出力トランジスタ49はエミッタ接地
で用いられ、そのコレクタ端子はフライバックトランス
54の一次側の一方の端子へと接続される。フライバッ
クトランス54の一次側の他方の端子は直流電源76に
接続される。また、水平出力トランジスタ49とフライ
バックトランス54の間には並列にダンパーダイオード
50、共振コンデンサ51、水平偏向コイル52と補正
コンデンサ53の直列接続が接続される。フライバック
トランス54の二次側端子の一方は高圧整流ダイオード
55を経てブラウン管11のアノード端子に接続され、
他の一方は接地される。
【0008】さらに、一方が接地されたフライバックト
ランス54の三次側端子の他の一方は整流ダイオード5
6のアノード端子に接続され、整流ダイオード56のカ
ソード端子はツェナーダイオード59のカソード端子に
接続され、ツェナーダイオード59のアノード端子はサ
イリスタ61のゲート端子へと接続される。このサイリ
スタ61のアノード端子は直流電源76に抵抗62を経
て接続されており、カソード端子はエミッタ接地された
検出用トランジスタ64のベース端子に接続される。そ
して、この検出用トランジスタ64のコレクタ端子は電
流制限抵抗44と水平ドライブトランジスタ48のベー
ス端子の接点に接続される。
【0009】加えて、水平発振回路39と抵抗44の接
点は、抵抗65を経て動作タイミングを合わされるため
のトランジスタ66のベース端子へと接続され、このト
ランジスタ66のコレクタ端子はツェナーダイオード5
9とサイリスタ61のゲート端子との接続点に接続され
る。なお、トランジスタ66はエミッタ接地で用いられ
る。
【0010】また、整流ダイオード56とツェナーダイ
オード59の間には並列に整流コンデンサ57及び整流
抵抗58で接地され、同様に、サイリスタ61のゲート
端子とトランジスタ66のコレクタ接続点間は抵抗60
で、トランジスタ64のベースは抵抗63でそれぞれ接
地されている。
【0011】次に、図9を参照して、この第一の従来例
の動作を説明する。図9は図8の要部電圧及び要部電流
の波形を示す波形図であり、図8に示した回路が通常動
作を行っている時のA、B、C各点における電圧および
C点を流れる電流の変化を示している。即ち、Aおよび
B点の変化は、それぞれ水平ドライブトランジスタ48
のベースおよびコレクタの変化に相当し、C点の変化は
水平出力トランジスタ49のコレクタの変化に相当す
る。
【0012】図9において、横軸は時間の経過を示し、
(1)がA点の波形、(2)がB点の波形、(3)がC
点の波形、(4)が水平出力トランジスタ49のコレク
タ電流波形を示す。
【0013】通常動作において、水平ドライブトランジ
スタ48がオンのとき、水平出力トランジスタ49がオ
フし、水平出力トランジスタ49のコレクタにコレクタ
パルスが発生する。このコレクタパルスの電圧は通常約
1000Vp-pの高電圧である。続いて水平ドライブト
ランジスタ48がオフすると、水平出力トランジスタ4
9がオンしコレクタ電流が流れる。
【0014】この第一の従来例において、高圧保護回路
は破線で囲んだ40の部分であり、フライバックトラン
ス54の三次コイルに発生する電圧をダイオード56、
コンデンサ57および抵抗58により整流して検出電圧
とし、この電圧の上昇によって高圧の上昇を検出し、こ
の電圧がツェナーダイオード59のツェナー電圧を越え
サイリスタ61のゲートに電圧が印加されたとき、サイ
リスタ61およびトランジスタ64がオンし、水平ドラ
イブトランジスタ48のバイアスが無くなり水平ドライ
ブトランジスタ48がオフする構成となっている。
【0015】ただし、この高圧保護回路40は、抵抗6
5とトランジスタ66から成る動作可能回路41により
動作可能な期間が制限されている。すなわち、水平ドラ
イブトランジスタ48がオンのとき、トランジスタ66
もオンし、逆に一方がオフのとき他方もオフとなるた
め、水平発振回路39の出力がローの期間、すなわち水
平ドライブトランジスタ48がオフの期間のみトランジ
スタ66がオフとなり、ツェナーダイオード59を介し
て入力される高圧検出電圧をサイリスタ61のゲートに
受付可能となるため高圧保護回路40は動作可能とな
る。
【0016】したがって、この第一の従来例において
は、水平発振回路39の出力がローの期間、すなわち水
平ドライブトランジスタ48がオフの期間のみ高圧制限
回路40が動作可能となるため、水平出力トランジスタ
49のコレクタにコレクタパルスが発生している期間に
水平出力トランジスタ49がオンすることがなく、高電
圧印加時に大電流が流れることによる過大なストレスに
より水平出力トランジスタ49が破壊することを防止で
きる。
【0017】次に、水平偏向回路に用いられる高圧保護
回路の従来例(以下、第二の従来例という)としては、
例えば、1991年9月版の日立民生用ICデータブッ
ク映像用IC編の105頁に記載されているビデオ/ク
ロマ/偏向処理IC HA11511CNTの高圧保護
回路(X線保護回路)がある。この高圧保護回路は、テ
レビジョン受像機に使用されているビデオ/クロマ/偏
向処理ICに最も一般的に採用されているものである。
以下、この高圧保護回路について、図10を参照して説
明する。
【0018】図10はこの高圧保護回路の具体的な構成
を示す回路図であり、高圧検出回路を含む高圧保護回路
全体を示しており、図8の高圧保護回路40に相当す
る。
【0019】この第二の従来例の構成は、図10に示す
ように、フライバックトランスの三次側端子が接続され
る高圧検出端子67に、図8と同様に整流ダイオード5
6のアノード端子が接続され、整流ダイオード56のカ
ソード端子にはツェナーダイオード59のカソード端子
が接続され、更にこの接続点は並列に整流コンデンサ5
7および整流抵抗58で接地される。
【0020】このツェナーダイオード59のアノード端
子は直列抵抗68を介して抵抗71に接続され、抵抗7
1のもう一方の端子はエミッタ接地で使用されるNPN
トランジスタ73のベース端子とPNPトランジスタ7
2のコレクタ端子に接続される。このNPNトランジス
タ73のコレクタ端子にはPNPトランジスタ72のベ
ース端子と抵抗74が接続され、抵抗74のもう一方の
端子はPNPトランジスタ72のエミッタ端子に接続さ
れ、この接続点が水平発振出力制御出力端子75とな
る。なお、抵抗71より左側の一点鎖線で囲んだ部分は
IC内に取り込まれている。
【0021】ここで、PNPトランジスタ72とNPN
トランジスタ73は、NPNトランジスタ73のベース
端子とPNPトランジスタ72のコレクタ端子の接続点
をゲート端子、NPNトランジスタ73のエミッタ端子
をカソード端子、PNPトランジスタ72のエミッタ端
子すなわち水平発振出力制御出力端子75がアノード端
子のサイリスタを構成しており、この動作保持のため抵
抗68と抵抗71の接続点は動作保持用の抵抗70とコ
ンデンサ69が並列に接地される。
【0022】したがって、この従来例は、高圧の上昇を
破線で囲んだ高圧検出端子67から抵抗68までの高圧
検出回路9により検出し、その検出出力電圧によりPN
Pトランジスタ72とNPNトランジスタ73から成る
サイリスタを動作させ、その出力を水平発振出力制御出
力端子75に得、その出力で水平発振回路を停止させる
動作を行なう。また、一度入力電圧が印加され回路が動
作すると、PNPトランジスタ72のコレクタ端子より
抵抗71を通って動作保持抵抗70に電流が供給される
ため、高圧保護動作状態が保持される。
【0023】すなわち、この第二の従来例においては、
回路構成が比較的簡単で、動作感度も高くできる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した第一
および第二の従来例には、以下の問題があった。
【0025】まず第一に、ブラウン管の管内放電による
サージ電圧入力などに対する誤動作マージンが少ないと
いうことである。
【0026】図10の第二の従来例においては、構成的
に入力に対する感度が高いことと、一般的に、抵抗71
より左側の破線で囲んだ部分がIC内に取り込まれてい
るため、IC内で接地されたトランジスタ73のエミッ
タと抵抗70およびコンデンサ69のアースパターン距
離が離れ易いというパターン設計上の問題から、管内放
電などによる正極性のサージ電圧(単発パルス)が雑音
としてコンデンサ69のアースパターン側から入力され
た場合、トランジスタ73のエミッタ電位(IC内アー
ス電位)と電位差が生じ、高圧検出入力があるとみなし
てトランジスタ73がオンし、高圧保護回路が誤動作す
るという問題が起こり易かった。
【0027】また、図7、図8の第一の従来例において
は、高圧保護回路40の動作可能期間が水平発振回路3
9の出力がローである期間に限定されているため、図1
0の第二の従来例と比較して確率は二分の一程度にはな
るが、同様にサージ電圧(単発パルス)入力に対する誤
動作マージンは少なかった。
【0028】第二に、高圧保護回路の動作時に水平出力
トランジスタが破壊する可能性があるということであ
る。
【0029】図10の第二の従来例においては、高圧保
護動作タイミングが管理されておらず、高圧検出入力が
あった時、直ちに高圧保護動作を行なうため、水平出力
トランジスタのコレクタにコレクタパルスが発生してい
る期間に水平出力トランジスタがオンする可能性があ
り、これにより水平出力トランジスタが電流破壊するこ
とがあった。
【0030】また、図7、図8の第一の従来例において
は、水平ドライブトランジスタ48がオフの期間のみ高
圧保護回路が動作可能となるため、水平出力トランジス
タ49のコレクタにコレクタパルスが発生している期間
に水平出力トランジスタ49がオンすることがないが、
高圧保護回路40の動作により水平出力トランジスタ4
9がオンの状態で水平発振が停止するため、その後、水
平ドライブトトランス47に接続された抵抗45と平滑
コンデンサ46の放電により、水平出力トランジスタ4
9がオンし続けることになり、この放電時定数は一般的
に大きいことから、水平出力トランジスタ49が電流破
壊することがあった。
【0031】本発明の目的は、上述の従来技術の問題点
であるところの管内放電などによるサージ電圧などの単
発パルス入力に対する誤動作マージンの確保と、高圧保
護動作による水平出力トランジスタの破壊防止に配慮し
た適切な高圧保護回路を有する水平偏向回路を提供する
ことにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上述の問題点の内、第一
の問題については、二つの解決手段がある。
【0033】まず一つ目は、入力された高圧検出信号に
ついて、水平偏向周波数(fH)のn倍の周波数を基準
クロックとする水平カウントダウン回路により合成した
タイミングパルスを用いて雑音除去を行う論理回路から
成る高圧保護動作タイミング制御回路を設け、誤動作マ
ージンを上げるようにする。
【0034】二つ目は、同様に水平カウントダウン回路
によるタイミングパルスを用い、高圧検出信号入力があ
っても、動作タイミングを、たとえば水平ドライブトラ
ンジスタのオフからオンへの切り替わりのタイミング等
と限定してしまう出力制御回路を設けるようにする。
【0035】また、上述の問題点の内、第二の問題につ
いては、水平出力トランジスタのコレクタにコレクタパ
ルスが発生していない期間に水平ドライブトランジスタ
をオン、すなわち水平出力トランジスタをオフで水平発
振停止するように高圧保護動作を行なう出力制御回路を
設けることで解決できる。
【0036】
【作用】これらの目的達成に関連した作用を述べれば、
次の如くである。
【0037】まず、高圧保護回路の高圧検出信号の入力
部に、水平偏向周波数(fH)のn倍の周波数を基準ク
ロックとする水平カウントダウン回路により合成したタ
イミングパルスを用いた論理回路による高圧保護動作タ
イミング制御回路を設けた構成とすると、高圧保護動作
タイミング制御回路の雑音除去範囲内に入るパルス幅の
サージ電圧入力は除去できるため、誤動作マージンを向
上でき、また、論理回路のタイミングパルスの選び方に
より誤動作マージンの設定も容易である。
【0038】また、水平カウントダウン回路によるタイ
ミングパルスを用い、水平ドライブトランジスタのオフ
からオンへの切り替わりのタイミング時に、高圧検出信
号入力があるときのみ、高圧保護回路が動作する構成と
すれば、動作タイミングが1点に限定されるため、サー
ジ電圧入力等に対する誤動作マージンが向上する。
【0039】さらに、これらの高圧保護動作タイミング
制御回路の出力を受け、水平カウントダウン回路による
タイミングパルスを用い、水平出力トランジスタのコレ
クタにコレクタパルスが発生していない期間に水平ドラ
イブトランジスタをオン、すなわち水平出力トランジス
タをオフで水平発振停止するように高圧保護動作を行な
うように前記水平発振回路を制御する構成とすることに
より、高圧保護動作による水平出力トランジスタの破壊
を防止することができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6により説
明する。
【0041】また、図1〜図6において、図7〜図10
に示した従来例のそれと同様のものについては、同一の
番号を付してある。
【0042】では、本発明の一実施例について、図1、
図2および図3を参照して説明する。図1は本発明の一
実施例の構成を示すブロック図である。
【0043】本実施例は、図1に示すように、同期回路
1と、その同期回路1に接続され、水平偏向周波数(f
H)の2の階乗倍の周波数を基準として種々のタイミン
グパルスを合成して出力するnfHカウントダウン回路
2と、このカウントダウン回路2からのタイミングパル
スによって制御される水平発振出力回路3と、この水平
発振出力によって駆動される水平ドライブ回路4と、こ
の水平ドライブ出力により駆動される水平出力回路5
と、この水平出力回路5における高圧の異常を検出する
高圧検出回路9と、この検出出力信号を基準電圧と比較
して取り込む比較器8と、この比較出力を受け、nfH
カウントダウン回路2からのタイミングパルスにより高
圧保護動作のタイミング制御を行う動作タイミング制御
回路7と、この制御出力を受け、水平発振出力回路3の
発振停止および停止時の出力極性制御を行う出力制御回
路6と、水平出力回路5に接続されたブラウン管11に
より構成されており、この図において、破線で囲んだ部
分が高圧保護回路10である。
【0044】まず、図2により、この高圧保護回路10
の具体的な回路構成について説明する。図2は図1の高
圧保護回路10の具体的な構成を示す回路図である。
【0045】図2において、図1の高圧検出回路9の出
力が接続される高圧検出信号入力端子12と入力レベル
比較用基準電圧源13が接続され、これらの入力レベル
を比較出力する比較器8と、その出力がD入力に接続さ
れるDタイプ−フリップフロップ14と、このDタイプ
−フリップフロップ14のQ出力と比較器8の出力が入
力される2入力AND回路15と、………、(m−1)
段目のDタイプ−フリップフロップ(図示省略)のQ出
力がD入力に接続されるm段目のDタイプ−フリップフ
ロップ16と、このm段目のDタイプ−フリップフロッ
プ16のQ出力と比較器8の出力が入力される2入力A
ND回路17と、このAND回路17の出力がセット入
力に接続されるラッチ回路18と、このラッチ出力が接
続され、図1の水平発振回路3に接続される水平発振制
御出力端子19と、図1のnfHカウントダウン回路2
の出力に接続され、各段のDタイプ−フリップフロップ
のクロック(C)入力にタイミングパルスを動作タイミ
ング制御用クロック信号として供給する動作タイミング
制御用クロック信号入力端子20により構成されてい
る。
【0046】この図2では、m段に渡って接続されたD
タイプ−フリップフロップと2入力AND回路が、図1
の動作タイミング制御回路7に、ラッチ回路18が、図
1の出力制御回路6にそれぞれ相当しており、段数のm
は、1以上の整数である。
【0047】次に、図3を参照して、本実施例の動作に
ついて説明する。図3は図1および図2の要部電圧の波
形を示す波形図である。ここで、図1の水平ドライブ回
路4および水平出力回路5の内部構成は、前述の図8の
従来例と同様とし、簡単のため、図2のDタイプ−フリ
ップフロップと2入力AND回路は1段(m=1、つま
りDタイプ−フリップフロップ14、2入力AND回路
15のみ)、nfHカウントダウン回路2からの動作タ
イミング制御用クロック信号入力端子20に供給される
動作タイミング制御用クロック信号は、水平発振出力回
路3の出力波形と同じとした。
【0048】図3において、横軸は時間の経過を、縦軸
は電圧をそれぞれ示し、(1)は図1、図2のa点の波
形(高圧検出信号波形)、(2)はb点の波形(動作タ
イミング制御用クロック信号波形)、(3)はd点の波
形(出力制御回路6、ラッチ回路18の入力波形)、
(4)はe点の波形(出力制御回路6、ラッチ回路18
の出力波形)、(5)は水平発振出力回路3の出力波形
(従来例の図9のA点の波形に相当)、(6)は水平ド
ライブ回路4内の水平ドライブトランジスタ48のコレ
クタ波形(従来例の図9のB点の波形に相当)、(7)
は水平出力回路5内の水平出力トランジスタ49のコレ
クタ波形(従来例の図9のC点の波形に相当)を示す。
【0049】まず、図1、図2のa点に図3(1)に示
すように、比較器8のスレッショルドレベル以上の単発
パルス(雑音)と連続の高圧検出波形が入力されたとす
ると、b点の動作タイミング制御用クロック信号波形
は、図3(2)に示すように水平発振出力回路3の出力
波形と同じであるため、d点の出力制御回路6の入力波
形(ラッチ回路18の入力波形)としては、図3(1)
に示す入力の単発パルス(雑音)がb点の動作タイミン
グ制御用クロック信号の一サイクル内にあれば、これが
除去され、図3(3)に示すように連続したハイ電圧の
みの波形となり、e点の出力制御回路6の出力波形(ラ
ッチ回路18の出力波形)は、d点の波形と同様な図3
(4)に示す波形となる。
【0050】この出力波形がハイの時、水平発振出力回
路3の出力がハイ状態で停止するよう制御されるとする
と、水平発振出力回路3の出力波形は、図3(5)に示
す波形のように、e点の波形がロー状態の時は通常通り
の出力波形が出力され、e点の波形がハイ状態になると
ハイ状態で一定となる。この出力を受ける水平ドライブ
回路4内の水平ドライブトランジスタ48のコレクタ波
形は、図3(6)に示す波形のようになり、水平発振出
力回路3の出力がハイ状態で停止後は、水平ドライブト
ランジスタ48がオン状態で停止するため、ロー状態で
一定となる。この時、水平ドライブトランジスタ48
は、図8に示したようにコレクタ側に、平滑用の抵抗4
5、コンデンサ46が接続されているため、オン状態で
停止しても破壊はしない。
【0051】したがって、この水平ドライブトランジス
タ48の動作により、水平出力回路5内の水平出力トラ
ンジスタ49のコレクタ波形は図3(7)に示す波形の
ようになり、水平ドライブトランジスタ48がオン状態
で停止後、水平出力トランジスタ49はオフ状態となっ
て、コレクタパルスを1回発生して停止する。この際、
水平出力トランジスタ49のコレクタ電圧は負荷の影響
で多少振動しながら直流電源76の+B電圧で収束す
る。
【0052】よって、このような構成とすることで、サ
ージ電圧等の単発パルス(雑音)入力に対する誤動作マ
ージンを確保できるとともに、水平出力トランジスタが
オフで停止するため、高圧保護動作による水平出力トラ
ンジスタの破壊も防止できる。 ここで除去可能な単発
パルス(雑音)入力の幅は、動作タイミング制御用クロ
ック信号入力端子20に供給される動作タイミング制御
用クロック信号の周波数と、動作タイミング制御回路7
の構成によって決まり、図2の構成であれば、Dタイプ
−フリップフロップと2入力AND回路の段数mに依存
するため、これらを任意に選ぶことで、除去可能な単発
パルス(雑音)入力のパルス幅を自由に設定できる。
【0053】また、出力制御回路6の動作タイミング、
すなわち水平発振出力回路3の出力をハイ状態で停止す
るタイミングは、本実施例の様に、水平発振出力回路3
の出力がローからハイに変化するタイミングと同期させ
ると、水平出力トランジスタのtpdマージンがもっとも
大きくなる。
【0054】次に、本発明の他の実施例について、図
4、図5および図6を参照して説明する。図4は本発明
の他の実施例の構成を示すブロック図である。
【0055】本実施例は、図4に示すように、同期回路
1と、その同期回路1に接続され、水平偏向周波数(f
H)の2の階乗倍の周波数を基準として種々のタイミン
グパルスを合成して出力するnfHカウントダウン回路
2と、このカウントダウン回路2からのタイミングパル
スによって制御される水平発振出力回路3と、この水平
発振出力によって駆動される水平ドライブ回路4と、こ
の水平ドライブ出力により駆動される水平出力回路5
と、この水平出力回路5における高圧の異常を検出する
高圧検出回路9と、この検出出力信号を基準電圧と比較
して取り込む比較器8’と、この比較出力を受け、nf
Hカウントダウン回路2からのタイミングパルスにより
高圧保護動作のタイミング制御と水平発振出力回路3の
発振停止および停止時の出力極性制御を行う出力制御回
路6’と、この出力制御回路6’の出力を受け、比較器
8’の入力状態の保持を行う動作保持回路21と、水平
出力回路5に接続されたブラウン管11により構成され
おり、この図において、破線で囲んだ部分が高圧保護回
路10’である。
【0056】まず、図5により、この高圧保護回路1
0’の具体的な回路構成について説明する。
【0057】図5は図4の高圧保護回路10’の具体的
な構成を示す回路図である。図5において、図4の比較
器8’および動作保持回路21に当たる部分については
破線で囲み、同一の番号を付してある。
【0058】図5において、図4の高圧検出回路9の出
力が接続される高圧検出信号入力端子12には、それぞ
れ一方が接地されたコンデンサ22と抵抗23が並列に
接続されるとともに、PNPトランジスタ24のコレク
タとコレクタが接地されたPNPトランジスタ30のベ
ースが接続される。トランジスタ30のエミッタは、コ
レクタが接地されたPNPトランジスタ31のベースに
接続され、トランジスタ31のエミッタは、一方が水平
偏向電源38に接続された電流源32のもう一方と、P
NPトランジスタ33のエミッタに接続される。
【0059】トランジスタ33のベースは、コレクタが
接地されたPNPトランジスタ35のエミッタに接続さ
れ、トランジスタ35のベースには、比較動作用の基準
電圧源36が接続される。また、PNPトランジスタ3
3のコレクタには、一方が接地された抵抗34が接続さ
れ、この接続点がさらに出力制御回路6’の入力に接続
される。この出力制御回路6’は、図4のnfHカウン
トダウン回路2からのタイミングパルスを受けるタイミ
ングパルス(クロック)入力端子37に接続されてお
り、この出力制御回路6’の出力は図4の水平発振出力
回路3に接続される水平発振制御出力端子19と抵抗2
9の一方の端子に接続される。
【0060】抵抗29のもう一方の端子は、エミッタ接
地されたNPNトランジスタ28のベースに接続され、
トランジスタ28のコレクタには、抵抗27の一方の端
子が接続される。抵抗27のもう一方の端子には、一方
が水平偏向電源38に接続された抵抗26のもう一方の
端子と、前記のトランジスタ24のベースが接続され、
トランジスタ24のエミッタには、一方が水平偏向電源
38に接続された抵抗25のもう一方の端子が接続され
る。
【0061】ここで、比較器8’は、トランジスタ3
0、31、33、35、電流源32、電圧源36および
抵抗34で構成され、トランジスタ30のベースを入
力、トランジスタ33のコレクタを出力としており、動
作保持回路21は、トランジスタ24、28、抵抗2
3、25、26、27、29およびコンデンサ22で構
成され、抵抗29の一方の端子を入力、トランジスタ2
4のコレクタを出力としている。
【0062】次に、図5の回路動作を説明する。まず、
高圧検出信号入力端子12に検出信号が入力されると、
この入力電圧がトランジスタ30のベースに入力され、
この電圧がトランジスタ35のベース電圧と比較され、
トランジスタ35のベース電圧より高ければ、トランジ
スタ33のコレクタ出力がハイとなる。
【0063】このコレクタ出力が入力される出力制御回
路6’は、このコレクタ出力がハイのとき、タイミング
パルス(クロック)入力端子37からのタイミングパル
スによって得られる動作可能タイミング時に、水平発振
制御出力端子19に、水平発振出力回路3の出力をハイ
状態で停止するように制御信号を出力する。
【0064】ところで、これにより、水平発振出力回路
3の動作が停止するため、高圧検出信号入力端子12に
入力される高圧検出信号は無くなってしまう。したがっ
て、そのままでは、高圧の異常が検出されたにもかかわ
らず、再び水平発振出力回路3の動作が開始される恐れ
があり、問題となる。しかし、前述の図1、図2の実施
例では、高圧検出信号が無くなっても、出力制御回路
6、すなわちラッチ回路18が出力を保持するため、問
題はない。
【0065】これに対し、本実施例では、出力制御回路
6’が制御信号を、水平発振制御出力端子19のみなら
ず、抵抗29にも出力し、トランジスタ28をオンさせ
る。トランジスタ28がオンすると、このコレクタに接
続された抵抗27、26に電流が流れ、トランジスタ2
4がオンするので、高圧検出信号入力端子12に接続さ
れたコンデンサ22は充電され、その結果、トランジス
タ33のコレクタ出力はハイ状態に保持される。よっ
て、高圧検出信号が無くなっても、出力制御回路6’か
らの制御信号はそのまま保持される。ただし、高圧検出
信号入力端子12に接続される高圧検出回路9の出力イ
ンピーダンスは、この保持動作に対し影響ない程度に高
いとする。
【0066】この様な構成とすることで、タイミングパ
ルスにより限定された動作可能タイミング時に、所定の
入力レベル以上の高圧検出信号入力がある時のみ、高圧
保護回路が動作し、自らその状態を保持することができ
る。
【0067】次に、図6を参照して、本実施例の動作に
ついて説明する。図6は図4および図5の要部電圧の波
形を示す波形図である。ここで、図4の水平ドライブ回
路4および水平出力回路5の内部構成は、前述の図8の
従来例と同様とし、簡単のため、nfHカウントダウン
回路2からタイミングパルス(クロック)入力端子37
に供給されるタイミングパルスは、水平発振出力回路3
の出力波形と同じとし、出力制御回路6’は、このタイ
ミングパルスのローからハイの変化のタイミング、すな
わち、水平発振出力回路3の出力のローからハイの変化
のタイミングで入力を取り込み、動作を行うものとす
る。
【0068】図6において、図3と同様に、横軸は時間
の経過を、縦軸は電圧をそれぞれ示し、(1)は図4、
図5のa点の波形(高圧検出信号波形)、(2)はb点
の波形(タイミングパルス波形)、(3)はe点の波形
(出力制御回路6’の出力波形)、(4)は水平発振出
力回路3の出力波形(従来例の図9のA点の波形に相
当)、(5)は水平ドライブ回路4内の水平ドライブト
ランジスタ48のコレクタ波形(従来例の図9のB点の
波形に相当)、(6)は水平出力回路5内の水平出力ト
ランジスタ49のコレクタ波形(従来例の図9のC点の
波形に相当)を示す。
【0069】まず、図3と同様に、図4、図5のa点に
図6(1)に示すように、比較器8’のスレッショルド
レベル以上の単発パルス(雑音)と連続の高圧検出波形
が入力されたとすると、b点のタイミングパルス波形を
図6(2)に示すように水平発振出力回路3の出力波形
と同じとしているため、e点の出力制御回路6’の出力
波形としては、動作タイミングにかからない単発パルス
(雑音)が除去され、連続の高圧検出波形を動作タイミ
ングで取り込んだ図6(3)に示すような波形となる。
【0070】この出力制御回路6’の出力(すなわち、
制御信号)は、前述したように、水平発振出力回路3の
動作を制御するとともに、動作保持回路21に入力され
るため、動作保持回路21は、この出力波形がハイにな
った時点で比較器8’の出力状態をハイで保持するよう
動作する。ここで、出力制御回路6’の出力波形がハイ
の時、水平発振出力回路3の出力がハイ状態で停止する
よう制御されるとすると、水平発振出力回路3の出力波
形は、図6(4)に示す波形のように、e点の波形がロ
ー状態の時は通常通りの出力波形が出力され、e点の波
形がハイ状態になるとハイ状態で一定となる。これ以後
の動作は図3で説明したのと同様で、この出力を受ける
水平ドライブ回路4内の水平ドライブトランジスタ48
のコレクタ波形は、図6(5)に示す波形のようにな
り、水平発振出力回路3の出力がハイ状態で停止後は、
水平ドライブトランジスタ48がオン状態で停止するた
め、ロー状態で一定となる。この時、水平ドライブトラ
ンジスタ48は、図8に示したようにコレクタ側に、平
滑用の抵抗45、コンデンサ46が接続されているた
め、オン状態で停止しても破壊はしない。
【0071】したがって、この水平ドライブトランジス
タ48の動作により、水平出力回路5内の水平出力トラ
ンジスタ49のコレクタ波形は図6(6)に示す波形の
ようになり、水平ドライブトランジスタ48がオン状態
で停止後、水平出力トランジスタ49はオフ状態となっ
て、コレクタパルスを1回発生して停止する。この際、
水平出力トランジスタ49のコレクタ電圧は負荷の影響
で多少振動しながら直流電源76の+B電圧で収束す
る。
【0072】よって、このような構成とすることで、サ
ージ電圧等の単発パルス(雑音)入力に対する誤動作マ
ージンを確保できるとともに、水平出力トランジスタが
オフで停止するため、高圧保護動作による水平出力トラ
ンジスタの破壊も防止できる。また、動作保持回路の動
作により、高圧保護動作開始後は、高圧検出信号が無く
なっても、出力制御回路6’、比較器8’、動作保持回
路21の電源(水平偏向電源)が供給されている間は動
作状態を保持するため、安定な高圧保護動作を保証でき
る。
【0073】
【発明の効果】このように、本発明によれば、最近テレ
ビジョン受像機で一般的に採用されているnfH水平カ
ウントダウン回路により水平偏向周波数の2の階乗倍の
周波数を基準として合成したタイミングパルスを使用
し、これを用いた論理回路による入力雑音除去を行う
か、もしくはこれを用いた高圧保護動作のタイミング制
御を行うため、ブラウン管の管内放電によるサージ電圧
などの単発パルス(雑音)入力に対する誤動作の防止に
効果がある。
【0074】また、水平出力トランジスタがオフで停止
するように高圧保護回路を動作させるため、高圧保護動
作による水平出力トランジスタの破壊防止にも効果があ
る。
【0075】さらに、この動作を水平カウントダウン回
路により制御し、水平ドライブトランジスタがオフから
オン、水平出力トランジスタがオンからオフのタイミン
グで動作させると、より確実に破壊が防止できる。
【0076】したがって、これらの組合せにより、高圧
保護動作時の誤動作の防止と、高圧保護動作による水平
出力トランジスタの破壊防止に効果が得られるため、よ
り安定な高圧保護動作を提供できる。
【0077】また、本発明の構成は、回路規模が小さく
かつIC化に適しており、タイミングパルスも水平カウ
ントダウン回路から容易に合成可能であり、また、現状
は一般的に、水平カウントダウン回路、水平発振出力回
路はIC化されているため、これらと組み合わせてIC
することで、信頼性の向上とともに、ほとんどコストア
ップなしで、上記の効果を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の高圧保護回路の具体的な構成を示す回路
図である。
【図3】図1および図2の要部電圧の波形を示す波形図
である。
【図4】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図4の高圧保護回路の具体的な構成を示す回路
図である。
【図6】図4および図5の要部電圧の波形を示す波形図
である。
【図7】水平偏向回路の従来例の構成を示すブロック図
である。
【図8】図7の要部回路の具体的な構成を示す回路図で
ある。
【図9】図8の要部電圧および要部電流の波形を示す波
形図である。
【図10】高圧保護回路の従来例の構成を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1…同期回路、2…nfHカウントダウン回路、3…水
平発振出力回路、4…水平ドライブ回路、5…水平出力
回路、6、6’…水平発振出力回路、7…動作タイミン
グ制御回路、8、8’…比較器、9…高圧検出回路、1
0、10’…高圧保護回路、11…ブラウン管、12…
高圧検出信号入力端子、13…入力レベル比較用基準電
圧源、14、16…Dタイプ−フリップフロップ回路、
15、17…AND回路、18…ラッチ回路、19…水
平発振出力制御出力端子、20…動作タイミング制御用
クロック信号入力端子、21…動作保持回路、22、4
3、46、51、53、57、69…コンデンサ、2
3、25、26、27、29、34、42、44、4
5、58、60、62、63、65、68、70、7
1、74…抵抗、24、30、31、33、35、72
…PNPトランジスタ、28、48、49、64、6
6、73…NPNトランジスタ(ただし、48は水平ド
ライブトタンジスタ、49は水平出力トランジスタ)、
32…電流源、36…基準電圧源、37…タイミングパ
ルス(クロック)入力端子、38…水平偏向電源ライ
ン、39…水平発振回路、40…高圧保護回路、41…
動作可能回路、50、55、56…ダイオード、59…
ツェナーダイオード、61…サイリスタ、47…水平ド
ライブトランス、52…インダクタ、54…フライバッ
クトランス、67…高圧検出端子、75…水平発振出力
制御出力端子、76…直流電源(+B)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 郁郎 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平偏向周波数の2の階乗倍の周波数を
    基準として種々のタイミングパルスを合成して出力する
    カウントダウン回路と、該カウントダウン回路からのタ
    イミングパルスによって駆動信号を作成して出力する水
    平発振出力回路と、該水平発振出力回路からの駆動信号
    によってオン・オフ動作する水平ドライブトランジスタ
    を有し、駆動信号を作成して出力する水平ドライブ回路
    と、該水平ドライブ回路からの駆動信号によって、前記
    水平ドライブトランジスタのオン・オフ動作と逆相でオ
    ン・オフ動作する水平出力トランジスタを有し、該水平
    出力トランジスタの出力電圧を昇圧してブラウン管アノ
    ード端子に供給する水平出力回路と、該水平出力回路に
    おいて発生される異常電圧を検出する高圧検出回路と、
    高圧保護回路と、から成る水平偏向回路において、 前記高圧保護回路は、前記高圧検出回路からの検出出力
    を入力し、前記カウントダウン回路からの1または複数
    のタイミングパルスによって、前記検出出力の雑音を除
    去すると共に、前記検出出力のタイミングを制御して、
    前記水平出力トランジスタの動作を停止させるタイミン
    グを制御する制御信号として出力する高圧保護動作タイ
    ミング制御回路と、該高圧保護動作タイミング制御回路
    からの制御信号を入力し、前記水平出力トランジスタの
    動作をオフで停止させるように、前記水平発振出力回路
    の動作を制御する出力制御回路と、を具備することを特
    徴とする水平偏向回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水平偏向回路におい
    て、前記高圧保護動作タイミング制御回路は論理回路か
    ら成ることを特徴とする水平偏向回路。
  3. 【請求項3】 水平偏向周波数の2の階乗倍の周波数を
    基準として種々のタイミングパルスを合成して出力する
    カウントダウン回路と、該カウントダウン回路からのタ
    イミングパルスによって駆動信号を作成して出力する水
    平発振出力回路と、該水平発振出力回路からの駆動信号
    によってオン・オフ動作する水平ドライブトランジスタ
    を有し、駆動信号を作成して出力する水平ドライブ回路
    と、該水平ドライブ回路からの駆動信号によって、前記
    水平ドライブトランジスタのオン・オフ動作と逆相でオ
    ン・オフ動作する水平出力トランジスタを有し、該水平
    出力トランジスタの出力電圧を昇圧してブラウン管アノ
    ード端子に供給する水平出力回路と、該水平出力回路に
    おいて発生される異常電圧を検出する高圧検出回路と、
    高圧保護回路と、から成る水平偏向回路において、 前記高圧保護回路は、前記高圧検出回路からの検出出力
    を入力し、該検出出力と内部基準電圧とを比較する比較
    器と、該比較器からの比較出力を入力し、前記カウント
    ダウン回路からのタイミングパルスのうち、前記水平発
    振出力回路からの駆動信号に同期したタイミングパルス
    によって、前記比較出力のタイミングを制御して、制御
    信号として出力し、該制御信号により前記水平出力トラ
    ンジスタの動作をオフで停止させるように前記水平発振
    出力回路を制御する出力制御回路と、該出力制御回路か
    らの制御信号を入力し、該出力制御回路の動作時に前記
    比較器からの比較出力が保持されるように該比較器を制
    御する動作保持回路と、を具備することを特徴とする水
    平偏向回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999004556A1 (en) * 1997-07-21 1999-01-28 Sgs-Thomson Microelectronics Asia Pacific (Pte) Ltd. X-ray protection circuit
US7554784B2 (en) 2006-02-08 2009-06-30 Fujitsu Microelectronics Limited Surge detection circuit
JP2009296867A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Ampower Technology Co Ltd インバーター回路

Cited By (4)

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