JPH0630317U - 瓦等の飛散防止ネット - Google Patents
瓦等の飛散防止ネットInfo
- Publication number
- JPH0630317U JPH0630317U JP10808491U JP10808491U JPH0630317U JP H0630317 U JPH0630317 U JP H0630317U JP 10808491 U JP10808491 U JP 10808491U JP 10808491 U JP10808491 U JP 10808491U JP H0630317 U JPH0630317 U JP H0630317U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- hose
- water
- roof
- pipe bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 瓦等の屋根材が強風で飛散し、破損すること
を防ぐ。 【構成】 ネット４の端部又は中間部にホースパイプ袋
状物１を取り付けたものであり、これで屋根を覆い、前
記ホースに水を溜め、重りとして瓦等の飛散を防止する
ものである。
を防ぐ。 【構成】 ネット４の端部又は中間部にホースパイプ袋
状物１を取り付けたものであり、これで屋根を覆い、前
記ホースに水を溜め、重りとして瓦等の飛散を防止する
ものである。
Description
【０００１】
この考案は瓦、スレートなどの屋根に覆い、屋根材が飛散するのを防止するた めの物である。
【０００２】
瓦等の飛散防止をする手段は瓦に設けられた穴に銅線を通しつなぎ止める方法 があるが建築基準がないことから多くはそのような手段は講じられていないのが 現状である。
【０００３】
毎年日本各地で台風による被害が多く発生する現状にありながら、建物の屋根 材の瓦の施工方法の多くは、単に瓦止めの横桟に瓦を載せるだけであるため、強 風にあおられた場合、瓦と屋根との隙間に風圧がかかり、容易に飛ばされてしま うという欠点がある。そこで本案は、台風、強風による瓦、スレート等の飛散防 止を目的に、建築後の建物に容易に取り付けられるようにしたものである。
【０００４】
今その解決する手段を図を追いながら説明すれば、図１、図２に示すようにホ ースパイプ袋状物１の挿通可能な筒状体１０の長手方向両端に、多数の穴１１を 穿設し、該穴１１とネット４を係合し、筒状体１０内に左右端部に給水弁２、及 びエアー抜き弁３を設けたホースパイプ袋状物１を刺通した後、送水してホース パイプ袋状物１に水を溜めて使用する。ホースを直接ネットと係止することもで きる。
【０００５】 図３は建物５に取り付けた状態をあらわしている。屋根の棟の左右に２個ずつ ホースパイプ袋状体１を挿通した筒状体１０を取り付け、これとネット４を連結 し、その末端は紐等で引っ張って屋根の端部に係止する。
【０００６】 ホースパイプ袋状体に送水し、満水にして水の重量により重りとして瓦、スレ ート等の屋根材を押さえるものである。
【０００７】
本案は、瓦等の飛散防止に単にネットで覆うのではなく、水を重りに利用する という新しい手段を講じたものであり、水で満たされたホースは、棒状に立体化 されることにより、ネットの張力となり、しわ、ねじれ、片寄り等を防ぐ作用を 持つものである。
【０００８】
本案は以上のようにして瓦、スレート等の飛散を防止するのであるが図４のよ うにホースの中間に分岐を設けて、それに分岐ホース６を連結して分岐ホース６ の下部を軒下に係合できるように引張り金具８を取り付け、ホースに送水し、水 の重量を増すことも出来る。
【０００９】 水の量を増すことでホース内の水が太陽熱を吸収して水温が上昇することを利 用して温水器として利用することが出来る（図示せず）。温水を利用する場合は ホースの下端を一か所に集め屋内導水パイプにつなぎ排水栓を設ける。
【００１０】 他の実施例として図５に示すように建物５の軒先よりネット４を垂らしその下 端にホースパイプ袋状物１を取り付けてネットを水の重量により下方へ引っ張っ て外から飛散してきた瓦や木材等を受け止め、窓やサッシの破損防止にも利用で きる。これは、下端に溜める水の量を増せば増す程にネットの引っ張る力も強力 になる。
【００１１】 ネット４とホースパイプ袋状物１の係合は、直接ネットに取り付ける方法とし てホースパイプ袋状物を紐等でネットに縛り付ける方法の他、ネットの端部又は 中間部に両端を開口した袋状部を設けて、該袋状部にホースパイプ袋状物１を挿 入する方法も可能である（図示せず）。
【００１２】 この考案は水とネットの組合わせよりなるもので、ネットを屋根に覆い取り付 け、次にホースに送水してネットを屋根の傾斜方向に引っ張り瓦を押さえる。ま た、取り外したい時は、水を抜いて連結したものを外せば簡単に片付けられる。
【００１３】 以上詳述したことで明らかなように、本案の効果は取り付け、取り外しが簡単 であって、瓦、スレートの飛散の害を最小限に防ぐことが出来る。瓦、スレート 等の飛散は、どこからか飛んで来たものによって屋根が壊れ、その壊れた瓦の破 片が次の屋根を壊す等のように連鎖的に害が拡大されるものである。各自が瓦、 スレート、木材等の飛散防止を行えばこれら連鎖反応は最小限に防ぐことができ る。以上のような様々の効果のある瓦等飛散防止ネットである。
図１筒状体にホースを挿通した平面図 図２筒状体にネットを連結した平面図 図３本案を屋根に取り付けた場合の施工立面図 図４ホースパイプ袋状物に分岐ホースを取り付けた平面
図 図５本案を軒下に取り付けた施工立面図
図 図５本案を軒下に取り付けた施工立面図
１ ホースパイプ袋状物 ２ 給水弁 ３ エアー抜き弁 ４ ネット ５ 建物 ６ 分岐ホース ７ 接続金物 ８ 引張り金具 ９ 連結紐 １０ 筒状体 １１ 穴
Claims (2)
- 【請求項１】ネット４の端部又は中間部に、開閉自在の
弁２．３を両端に有するホース、パイプ袋状物１を取り
付け、前記ホースパイプ袋状物１に水の貯溜を可能とし
たことを特徴とする瓦等の飛散防止ネット。 - 【請求項２】 前記ホースパイプ袋状物１を挿通可能な
筒状体１０に入れ、該筒状体の長手方向に、多数の穴１
１を穿設し、該穴１１とネット４を係合したことを特徴
とする瓦等飛散防止ネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10808491U JPH0630317U (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 瓦等の飛散防止ネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10808491U JPH0630317U (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 瓦等の飛散防止ネット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630317U true JPH0630317U (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=14475473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10808491U Pending JPH0630317U (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 瓦等の飛散防止ネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630317U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021031909A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | 株式会社鶴弥 | 屋根の応急養生シート及び応急養生方法 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP10808491U patent/JPH0630317U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021031909A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | 株式会社鶴弥 | 屋根の応急養生シート及び応急養生方法 |
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