JPH06303047A - 増幅器の出力ノードのspu条件下の保護デバイス - Google Patents
増幅器の出力ノードのspu条件下の保護デバイスInfo
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- JPH06303047A JPH06303047A JP6052750A JP5275094A JPH06303047A JP H06303047 A JPH06303047 A JP H06303047A JP 6052750 A JP6052750 A JP 6052750A JP 5275094 A JP5275094 A JP 5275094A JP H06303047 A JPH06303047 A JP H06303047A
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- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/52—Circuit arrangements for protecting such amplifiers
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- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
の出力に偶発的にサプライ電圧が印加されることがあ
る。本発明はこのような事態からトランジスタを保護す
るデバイス及び方法を提供することを目的とする。 【構成】 保護すべきパワートランジスタQ1と機能的
に同一の保護トランジスタQSのエミッタをパワートラ
ンジスタのベースに、コレクタを出力ノードOutに更
にベースをサプライレールVccに接続する。
Description
れていないときに、該増幅器の出力ターミナルにDCサ
プライを不注意で接続することにより偶発的に生ずるこ
とのある破壊的なブレーグダウンを防止する手段を有す
る前記DCサプライのバッテリに接続されかつ電力供給
される装置のパワー増幅器に関する。
設置の間、該装置の局所DCサプライへの誤った接続を
不注意で形成することにより生ずる破壊的なブレーグダ
ウンがしばしば起こる。最も典型的な事態は車両でのオ
ーディオ増幅器、ラジオレシーバ、カセット及びDCプ
レイヤの設置である。パワー増幅器の出力ターミナルに
は一般に、グラウンドポテンシャル又はDCサプライ電
圧のいずれかに向けて不注意により生ずる偶発的な短絡
に対する保護手段が講じられている。しかし特定の保護
手段が講じられていない用途で失敗が依然として生ずる
ことがある。
「ショート−ツゥープラス−アンパワード」として一般
に知られあるいはより簡略化した頭字語SPUにより知
られた状態がある。車両に装置を設置する間に起こるこ
とのあるこのような条件が図1に概略的に示されてい
る。偶発的な場合は、サプライターミナル(VCC)をバ
ッテリの正極(Vbatt)に正確に接続する代わりに、増
幅器(Amp)の出力ターミナル(Out)を車両のバ
ッテリ(Vbatt)の正極に不注意で接続する場合であ
る。これは、車両のバッテリの正極から来る分離された
ケーブルを増幅器を含むカードの出力ターミナルに誤っ
て接続すると起こる。実際に増幅器の出力ターミナル
(Out)は一般に増幅器カードに存在するフィルタキ
ャパシタC1(典型的には約1000μF)を通して及びカ
ード上の回路の残りのグラウンドに向かう等価の抵抗R
1(典型的には10オームのオーダー)を通して接地され
るようになる。
ば車両の)局所バッテリの正のノードへの偶発的な接続
が起こると、回路はその出力ノードを通して「電力」が
供給されるようになる。サプライターミナル(Vcc)及
びR1及びC1により形成される等価ネットワークを通
してだけでなく増幅器のグラウンドターミナル(Gn
d)を通して電流がグラウンドに向かって流れ、前記ネ
ットワークは増幅器のVccターミナルを通して流れる電
流によりチャージされる。一般にパワー増幅器の出力段
はプッシュ−プルコンフィギュレーションを有しかつそ
れぞれが増幅器の出力ノード(Out)に接続されたコ
レクタを有する1対の相補トランジスタ例えばNPN及
びPNPトランジスタから成っている。SPU条件下の
等価回路が図2に示されている。他の場合には、増幅器
の出力段はブリッジコンフィギュレーションを有しかつ
同じタイプのトランジスタにより形成できる。
力段の出力ノードの間に機能的に接続されかつ図示の通
り増幅器のサプライラインVccに接続されたエミッタを
有するPNPトランジスタ例えば縦型の分離されたコレ
クタを有するPNPトランジスタにより構成されるパワ
ートランジスタQ1は逆バイアス能動領域中で機能し、
ここではコレクタターミナルはエミッタ(E)として、
ベースターミナル(B)はベースとしてそしてエミッタ
ターミナルはコレクタ(C)として機能する。任意のト
ランジスタの場合のようにそして逆バイアスコンフィギ
ュレーションの場合のように、「ベース」及び「コレク
タ」間の電圧は、過度の電力浪費のため破壊的なブレー
グダウンの付随するリスクを有する接合のブレーグダウ
ンを回避するために、最大値(製造技術に依存する)よ
り大きくなるべきではない。
件下のエミッタ(E)とコレクタ(C)ノード間で耐え
られる最大電圧はバッテリ電圧(Vbatt)未満である。
これはSPU条件を特別に重要なものとし、キャパシタ
C1が放電しかつ「ベース」と「コレクタ」間の電圧が
Vbatt約−0.7 Vに等しい最大電圧を取る偶発的な短絡
が起きた直後には特に重要である。ショート−ツゥープ
ラス−アンパワード条件(SPU)下のトランジスタQ
1の損傷を防止できるデバイスが必要で利用性が高いこ
とが明瞭である。この問題に対する解決法は知られてい
ない。
れずサプライ電圧が増幅器の出力ターミナルに不注意で
印加されたときに、出力ノードとサプライレール間に機
能的に接続された出力段のパワートランジスタを保護す
ることである。
ムはSPU条件が生じたときに、逆バイアス条件下で前
記トランジスタのベース−エミッタ接合を短絡すること
から成る。実際に、保護されるべきパワートランジスタ
のベース及びコレクタノード間に機能的に接続されたス
イッチは、増幅回路に電力が与えられていないときに増
幅器の出力ターミナルへのサプライ電圧の不当な印加が
検出された際に自動的に閉じる。実際にSPU条件を検
出し従って起こり得る破壊的なブレーグダウンを受け易
いパワートランジスタのベース−コレクタ接合を短絡す
るためのデバイスはユニークであり、かつ短絡する接合
と並列に機能的に接続され、更にバイアス抵抗を通して
増幅器のサプライレールに接続されたコントロールター
ミナルを有している。
ベース−エミッタダイオード(B/E)のブレーグダウ
ン電圧がトランジスタ効果が付随する場合より著しく高
いため、前記パワートランジスタは、SPU条件下で一
般的に存在する電圧用のブレーグダウン条件から都合良
く外れる。この解決法はトランジスタの集積構造の製造
技術に依存しないことが明らかである。この事実にもか
かわらず、本発明の対象である解決法は、SPU条件に
耐える回路の実質的に絶対のキャパシティを達成するた
めの決定的な寄与を与える。
を参照して行う幾つかの態様の引き続く説明により更に
明瞭になるであろう。図1は偶発的なSPU条件を説明
する電気的なダイアグラムであり、図2はSPU条件の
発生の結果として破壊的なブレーグダウンを更に受け易
い増幅器の出力段の素子を示す回路図であり、図3は本
発明の保護デバイスが装着され、起こり得るブレーグダ
ウンを受け易い図2の出力段の素子の部分的なダイアグ
ラムであり、図4は本発明の保護デバイスの一態様を示
し、図5は図4の保護デバイスの機能的ダイアグラムで
あり、図6はその中に付加的なSPU保護トランジスタ
が形成されたパワートランジスタのインターディジィト
集積構造のレイアウトを示すものである。全ての図にお
いて、SPU条件のトランジスタの動作の逆バイアス条
件が、それぞれ逆バイアスを受けるトランジスタ構造の
仮想ベースノード(B)、エミッタノード(E)及びコ
レクタノード(C)をそれぞれ特定する文字ラベル
(B)(E)及び(C)により概略的に示されている。
段のサプライレールに接続された出力パワートランジス
タQ1の逆バイアス条件の臨界性は、トランジスタの仮
想ベース−エミッタ(B)/(E)接合をスイッチS1
を通して短絡することにより決定的に減少させるか除去
することができる。保護スイッチS1は、回路に電力が
与えられていないときに、サプライバッテリ電圧の増幅
器の出力ノードOutへの誤った接続の結果としてSP
U条件の発生を決定できるセンサにより駆動される。
タの(B)/(E)接合を短絡させるデバイスの実際的
な態様が図4に示されている。この態様による保護デバ
イスは、パワートランジスタQ1のベース(B1 )に接
続されたエミッタ、出力ノードOutに接続されたコレ
クタ及びバイアス抵抗PR2を通して増幅回路のサプラ
イレールVccに接続されたベース(B2 )を有するトラ
ンジスタQSから成っている。
果たしている間は、ベース(ノードB2 )上のポテンシ
ャルがエミッタ上及びコレクタノード上に存在するポテ
ンシャルより高いため、保護されるべきパワートランジ
スタQ1と実質的に同じタイプの保護トランジスタQS
はオフである。実際にベースポテンシャルは増幅器のサ
プライ電圧Vccに実質的に等しい。
(Vcc=0)かつ増幅器の出力ターミナルOutが偶発
的にサプライ電圧(Vbatt)に接続された時に、保護ト
ランジスタQSは逆飽和ゾーンで機能し、従ってノード
(E)はエミッタノードとなり、ノードB2 はベースノ
ードを構成し、かつノード(B1 )は保護トランジスタ
QSのコレクタノードとなる。これらの条件では、ノー
ド(B2 )上のポテンシャルがノード(E)上のポテン
シャルより低いため、保護トランジスタQSはオンにな
り、従ってノード(E)及び(B1 )を実際に短絡す
る。
ス抵抗RP1及びRP2と保護トランジスタQSの飽和
抵抗(Rsat )との間の比を適切に決定してノード
(E)及び(B1 )間の電圧が逆バイアスされたトラン
ジスタQ1を導電状態にするためには不十分なようにす
べきである。従って保護トランジスタQSは、コレクタ
の負荷RP1を考慮に入れることによりそのコレクタと
そのエミッタ間の比較的低い電圧で飽和する。
限定されないが主としてモノリチックに集積された増幅
器用として考案されているという観点から、図5のダイ
アグラムを参照することによりある種の考慮が良好に理
解される。図5を参照すると、保護トランジスタQSが
通電しなければならない最大電流が式Ic ≒Vbatt/R
P1によりほぼ与えられることが分かる。RP1が比較
的低い値を有すると、電流Ic は比較的高くなる(例え
ばバッテリ電圧Vbatt,max=18V及びRP1=150 Ωで
あると電流Ic ,maxは約120 mAである)。これは保護
トランジスタQSが有する飽和抵抗の最大値に限界を与
える。
抵抗を提供できないとすると、図示の例のパワートラン
ジスタQ1のように、保護トランジスタQSは分離され
たコレクタを有する縦型トランジスタ例えばICVPN
Pの形態で形成される。非常に起こり易いが、保護トラ
ンジスタQSの設計ディメンジョンが比較的大きいと、
トランジスタQS及びバイアス抵抗RP2から成る保護
デバイスをパワートランジスタQ1の集積構造を含む同
じ「ポケット」内に集積することが可能であり、これに
より半導体のエリアをセーブする。
集積の態様を示している。保護トランジスタQSはパワ
ートランジスタQ1のインターディジィト構造のフィン
ガ間に意図的に形成された「付加的なフィンガ」の形態
で形成される。保護トランジスタQSの構造は、次の特
殊性を除いて、パワートランジスタQ1の集積構造に属
する他のフィンガの構造に実質的に類似している。 a)コレクタQS(図4のノードE)はパワートランジ
スタQ1のコレクタと共通であるため、後者のコレクタ
構造も保護トランジスタQSの付加構造のコレクタとし
ても使用できる。 b)保護トランジスタQSのエミッタ(図4のノードB
1 )が金属路を通してパワートランジスタQ1のベース
領域に接続されている。 c)バイアス抵抗RP2は、パワートランジスタQ1の
n−タイプベース領域中にp−タイプ拡散部を形成する
ことにより実現でき、従ってこれは集積抵抗の「ポケッ
ト」領域を示している。
(B1 )がRP2抵抗の集積「ボディ」と比較して高い
電圧にあり従って前記抵抗が正確にバイアスされている
ため、これが可能になる。通常の動作条件では、RP2
抵抗を構成するp−タイプ拡散部の最大電圧はサプライ
電圧Vccと等しく、従ってその中にそれが形成されるn
−タイプ領域の電圧より高くなる。このような(バイア
ス抵抗RP2を構成する)p−拡散部はトランジスタQ
1用の補助「エミッタ」(比較的小サイズ)としての挙
動を示すため、これはパワートランジスタQ1の通常の
機能を損なわない。RP2の一方のターミナルは保護ト
ランジスタQSのベース領域(ノードB2 )に接続さ
れ、かつ他のターミナルはそれがパワートランジスタQ
1の集積構造のエミッタ領域に接続されているため近接
したサプライ金属(ノードC)に接続されている。
グラム。
グダウンを更に受け易い増幅器の出力段の素子を示す回
路図。
ブレーグダウンを受け易い図2の出力段の素子の部分的
なダイアグラム。
成されたパワートランジスタのインターディジィト集積
構造のレイアウト。
ジスタ S1・・・保護スイッチ Out・・・出力ノ
ード RP1、2・・・バイアス抵抗 Vcc・・・サプ
ライレール
Claims (6)
- 【請求項1】 サプライレールに接続されたエミッタ及
び出力ノードに接続されたコレクタを有するトランジス
タを含んで成る出力段において、 前記第1のトランジスタと機能的に同一タイプであり、
第1のトランジスタのベースに接続されたエミッタ、前
記出力ノードに接続されたコレクタ及び前記サプライレ
ールにバイアス抵抗を通して接続されているベースを有
する保護トランジスタを含んで成ることを特徴とする出
力段。 - 【請求項2】 前記第1のトランジスタ及び前記保護ト
ランジスタが両者ともPNPトランジスタである請求項
1に記載の出力段。 - 【請求項3】 回路に電力が与えられていない間の、サ
プライレールと出力段の出力ノード間に接続されたPN
Pトランジスタを該PNPトランジスタのコレクタが接
続されている出力ノードのパワーバッテリの正極との偶
発的な短絡の効果から保護するデバイスにおいて、 前記PNPトランジスタのベースに接続されたエミッ
タ、前記出力段の出力ノードに接続されたコレクタ及び
バイアス抵抗を通して回路のサプライレールに接続され
たベースを有する第2の保護PNPトランジスタを含ん
で成ることを特徴とする保護デバイス。 - 【請求項4】 前記PNP出力トランジスタがモノリチ
ックに集積された回路の分離れたポケット内に含まれる
インターディジィト構造を有する分離されたコレクタを
有する縦型トランジスタであり、 前記第2の保護PNPトランジスタが、出力トランジス
タのインターディジィト構造の付加的なフィンガの形態
の前記分離されたポケット内に形成されている請求項3
に記載の保護デバイス。 - 【請求項5】 前記バイアス抵抗が、前記出力PNPト
ランジスタの前記インターディジィト構造のベース領域
内に全体として含まれる拡散領域の形態で集積されてい
る請求項4に記載の保護デバイス。 - 【請求項6】 出力段の回路に電力が与えられていない
間の、PNPトランジスタのコレクタが接続されている
出力ノードのバッテリの正極との偶発的な短絡の効果か
ら出力段の前記PNPトランジスタを保護する方法にお
いて、 回路に電力が与えられていない間の出力ノードとバッテ
リの正極との前記偶発的な短絡の発生を検出し、 このような事態の検出に敏感な手段により、前記出力P
NPトランジスタのベースノードを前記出力ノードと短
絡させることを含んで成ることを特徴とする保護方法。
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