JPH06302675A - 半導体レーザチップ実装装置の実装方位調整機構 - Google Patents

半導体レーザチップ実装装置の実装方位調整機構

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JPH06302675A
JPH06302675A JP8620893A JP8620893A JPH06302675A JP H06302675 A JPH06302675 A JP H06302675A JP 8620893 A JP8620893 A JP 8620893A JP 8620893 A JP8620893 A JP 8620893A JP H06302675 A JPH06302675 A JP H06302675A
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JP
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semiconductor laser
laser chip
chip
stage
light
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JP8620893A
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Kazunori Matsubara
和徳 松原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体レーザチップの実装に際し、半導体レー
ザチップからの出射光束の発光点の位置および光束の出
射角度を高精度に調整できるようにする。 【構成】半導体レーザチップ4を載置するチップ搭載台
11はX方向,Y方向およびθ方向に移動するステージ
12に取り付けられている。半導体レーザチップ4から
両側に出射した光束はチップ搭載台11の両側の反射ミ
ラー13a,13bで反射され、CCDカメラ15の受
光部であるCCDエリアセンサー16に入射される。C
CDエリアセンサー16による画像情報に基づいて画像
処理部19は半導体レーザチップ4の発光点の位置のX
方向,Y方向でのずれ量ΔX,ΔYと半導体レーザチッ
プ4からの出射角度のθ方向でのずれ量Δθを算出し、
制御部20はそのずれ量ΔX,ΔY,Δθがゼロとなる
ようにステージ12を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザチップを
ステムなどに実装する半導体レーザチップ実装装置にお
いて半導体レーザチップの方位姿勢を調整するための実
装方位調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザチップの実装方位調
整機構としては、カメラで半導体レーザチップの外形
を撮像しその外形全体の画像情報からチップの方位姿勢
を調整する第1の方式と、特開平2−114590号
公報に開示されている半導体レーザチップのボンディン
グ位置決め装置で調整する第2の方式とがある。
【0003】第1の方式は、移動するテーブル上に半導
体レーザチップを載置し、その半導体レーザチップの上
方にCCDカメラを設置し、CCDカメラで撮像した半
導体レーザチップの外形全体の画像情報から半導体レー
ザチップの位置と姿勢を検出して、基準位置からの半導
体レーザチップのずれ量を算出し、そのずれ量がなくな
るようにテーブルを移動し、半導体レーザチップの方位
姿勢を調整するものである。
【0004】また、第2の方式は、上記第1の方式で調
整した後に、半導体レーザチップから出射された光束を
受光する受光素子を用いてその受光光束を画像情報に変
換し、その画像情報から光束の中心位置を検出し、半導
体レーザチップの光束の出射角度のずれ量を算出し、そ
のずれ量がなくなるようにテーブルを移動し、半導体レ
ーザチップの方位姿勢を調整するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1の方
式は、半導体レーザチップの外形だけで方位姿勢を調整
するものであるに過ぎず、半導体レーザチップから出射
される光束の発光点の位置と出射角度を考慮したもので
はないから、これらの調整が正確に行えるものではなか
った。
【0006】また、上記第2の方式は、半導体レーザチ
ップが受光素子に対して斜め方向からレーザ光を出射し
ても、出射された光束の画像情報から検出された光束の
中心位置が基準位置と一致すれば調整を完了させるもの
であり、半導体レーザチップから出射される光束の発光
点の位置を調整するものではなかった。したがってま
た、光束の出射角度の調整精度も充分に高いものとはい
えなかった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、半導体レーザチップを実装するに際
して、半導体レーザチップから出射される光束の発光点
の位置および光束の出射角度を高精度に調整できるよう
にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体レー
ザチップ実装装置の実装方位調整機構は、半導体レーザ
チップの搭載台と、このチップ搭載台をX方向,Y方向
およびθ方向に移動調整可能なステージと、前記チップ
搭載台の両側に一定の角度をもって配置された一対の反
射ミラーと、前記チップ搭載台上の半導体レーザチップ
の両出射面から出射され前記各反射ミラーによって反射
された一対のレーザ光束を受光する受光素子と、この受
光素子に対する一対のレーザ光束の入射位置に基づいて
基準位置に対する前記半導体レーザチップの発光点の位
置のX方向,Y方向でのずれ量と基準方向に対する前記
半導体レーザチップからの出射角度のθ方向でのずれ量
を算出する手段と、前記各ずれ量に基づいて前記ステー
ジをそのずれ量がなくなるように移動させる手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0009】なお、ここで、X方向,Y方向はチップ搭
載台の載置面に平行な平面上で互いに交差する2方向で
あり、θ方向はX軸,Y軸の交点である原点を中心にし
て前記平面上で回転する方向である。
【0010】
【作用】半導体レーザチップから出射されたレーザ光束
を受光素子に入射させるのに、チップ搭載台の両側に一
対の反射ミラーを設け、半導体レーザチップの両出射面
からのレーザ光束を各反射ミラーに反射させて一対のレ
ーザ光束として受光素子に入射させる。これにより、半
導体レーザチップからのレーザ光束の出射状況を2次元
的に捕捉することが可能となる。つまり、受光素子への
レーザ光束の入射位置に基づいて、半導体レーザチップ
の発光点の位置の基準位置に対するX方向,Y方向のず
れ量と出射角度の基準方向に対するθ方向のずれ量とを
割り出すことが可能となる。それらのずれ量がゼロにな
るようにステージをX方向,Y方向およびθ方向に移動
させれば、半導体レーザチップの発光点の位置が基準位
置に一致し、かつ、出射面からの出射角度が基準方向に
一致することになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る半導体レーザチップ実装
装置の実装方位調整機構の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図4は半導体レーザAの構造を示す一部破
断の斜視図である。図4において、1はヘッダ、2はリ
ード、3はステム、4は半導体レーザチップ、5はフォ
トダイオード、6はキャップ、7はガラスなどの透光板
である。
【0013】半導体レーザチップ実装装置は半導体レー
ザチップ4をステム3に対して実装するための装置であ
り、現実問題として半導体レーザチップ4は実装後にお
いては微細に移動させて発光点の位置や出射角度を調整
することができないため、実装前の段階で、別に設けら
れた実装方位調整機構により半導体レーザチップ4の方
位姿勢を予め調整しておき、その調整後の半導体レーザ
チップ4をステム3に移載して貼り付け、加熱して固着
するのである。
【0014】第1実施例 図1は第1実施例に係る実装方位調整機構Bの概略構成
を示す斜視図である。
【0015】この実装方位調整機構Bは、半導体レーザ
チップ4を搭載するチップ搭載台11と、このチップ搭
載台11を取り付けてX方向,Y方向およびθ方向に移
動調整するステージ12と、チップ搭載台11の両側に
おいて一定の角度φ(この場合はφ=90°)をもって
接合された状態に配置された左右一対の反射ミラー13
a,13bと、チップ搭載台11上の半導体レーザチッ
プ4の両出射面から出射され各反射ミラー13a,13
bによって反射された一対のレーザ光束14a,14b
を受光するためにCCDカメラ15の受光部に取り付け
られた受光素子としてのCCDエリアセンサー16と、
半導体レーザチップ4に接触されて電気的に接続される
コンタクトプローブ17と、コンタクトプローブ17に
(+)電極が接続されチップ搭載台11に(−)電極が
接続された電源部18と、画像処理部19と、ステージ
12を駆動制御する制御部20とから構成されている。
【0016】ステージ12は、X方向に往復移動するX
ステージ12aと、Y方向に往復移動するYステージ1
2bと、θ方向に往復回動するθステージ12cとの組
み合わせで構成されている。CCDカメラ15は、その
CCDエリアセンサー16に入射されたレーザ光束14
a,14bを画像情報に変換し画像処理部19に出力す
るものである。画像処理部19は、入力された画像情報
(入射位置)に基づいて基準位置に対する半導体レーザ
チップ4の発光点の位置のX方向,Y方向でのずれ量を
示す数値データと、基準方向に対する半導体レーザチッ
プ4からの出射角度のθ方向でのずれ量を示す数値デー
タと、受光したレーザ光束14a,14bの光量データ
とを生成し、これらのデータを制御部20に出力するも
のである。制御部20は、Xステージ12a,Yステー
ジ12bおよびθステージ12cを独立して前記の各ず
れ量がゼロになるように制御するためのコントロール信
号を出力するものであり、Xステージ12a,Yステー
ジ12bおよびθステージ12cは、それぞれ入力した
コントロール信号に基づいて所要の方向に所要の量だけ
移動する。
【0017】次に、以上のように構成された半導体レー
ザチップの実装方位調整機構Bの動作を説明する。ま
ず、半導体レーザチップ4をチップ搭載台11上に載置
し、コンタクトプローブ17を半導体レーザチップ4の
(+)電極に接触させる。電源部18から半導体レーザ
チップ4に電源が供給されると、半導体レーザチップ4
はその左右の両出射面からレーザ光束を出射する。出射
されたレーザ光束は互いに90°をなす状態で両側に配
置された反射ミラー13a,13bによって表面反射さ
れ、CCDカメラ15の受光部に取り付けられたCCD
エリアセンサー16に左右一対のレーザ光束14a,1
4bとして入射される。レーザ光束は水平方向に±20
°の広がりをもち、垂直方向に±40°の広がりをも
つ。また、分布中心に近づくほど光量が多くなる。CC
Dカメラ15は入射したレーザ光束14a,14bを画
像情報に変換し、画像処理部19に出力する。
【0018】図2の(a)はCCDエリアセンサー16
へのレーザ光束14a,14bの正規の入射状態を示す
正面図、図2の(b)はそのときの半導体レーザチップ
4の方位姿勢を示す平面図である。この平面図で分かる
ように左右一対の反射ミラー13a,13bのなす角度
φは90°である。画像処理部19は、図3に示すよう
に入力した画像情報(座標軸gy:512画素×gx:
512画素)から左側のレーザ光束14aの中心の画素
のY座標値gyL と右側のレーザ光束14bの中心の画
素のY座標値gyR とを算出する。それと同時に左右の
レーザ光束14a,14bの各輝度の最大値も算出す
る。本実施例では、予め基準となるY座標値y0 を決め
て記憶しておく。
【0019】上記左右のレーザ光束14a,14bの中
心のY座標値gyL ,gyR とその位置での輝度値を算
出するため、画像処理部19に入力された画像情報によ
り左右のレーザ光束14a,14bの中心付近が存在す
る画像情報の左側の領域と右側の領域とを予め記憶して
おき、それぞれの領域内の画像情報を抽出する。
【0020】このように抽出された画像情報からヒスト
グラムを算出し、P−タイル法により閾値αを決定す
る。また、上記の抽出された画像情報からY軸方向に走
査して濃度分布を求め、上記算出された濃度値を上記閾
値αで減算し、減算処理後の濃度分布d(Y)から、次
式によりgy値(つまりgyL とgyR の値)を算出す
る。
【0021】gy=ΣY・d(Y)/Σd(Y) 図3の(a)において、半導体レーザチップ4のY方向
のずれ量ΔYをゼロとするよう補正する。すなわち、C
CDエリアセンサー16に入射した左右のレーザ光束1
4a,14bの中心のY座標値gyL ,gyR での輝度
値を計測し、計測した左右の輝度値に差があれば、制御
部20はステージ12におけるYステージ12bを駆動
して半導体レーザチップ4をY方向に沿ってΔYだけ移
動させ、左右の輝度値が同一になるように調整する。こ
の場合において、右側のレーザ光束14bに比べて左側
のレーザ光束14aの輝度の最大値の方が小さければ左
方向に動かし、左側のレーザ光束14aに比べて右側の
レーザ光束14bの輝度の最大値の方が小さければ右方
向に動かす。
【0022】図3の(b)は図3の(a)においてY方
向のずれ量ΔYを補正した状態を示す。ここで、画像処
理部19は半導体レーザチップ4の発光点の位置のX方
向のずれ量ΔXを算出する。左右のレーザ光束14a,
14bの中心のY座標値をそれぞれgyL ,gyR
し、基準となる左右のレーザ光束14a,14bの中心
間距離を図2に示すようにLyとすると、ずれ量ΔX
は、 ΔX={Ly−(gyR −gyL )}/2 である。
【0023】図3の(b)において半導体レーザチップ
4のX方向のずれ量ΔXをゼロとするよう補正する。す
なわち、制御部20はステージ12におけるXステージ
12aを駆動して半導体レーザチップ4をX方向に沿っ
てΔXだけ移動させることにより、半導体レーザチップ
4の発光点の位置を調整する。
【0024】図3の(c)は図3の(b)においてX方
向のずれ量ΔXを補正した状態を示す。ここで、画像処
理部19は半導体レーザチップ4の光束の出射角度のθ
方向のずれ量Δθを算出する。左右のレーザ光束14
a,14bの中心のY座標値をそれぞれgyL ,gyR
とし、基準となるCCDエリアセンサー16上でのY方
向の中心座標値をy0 、2つの反射ミラー13a,13
bの頂点からCCDエリアセンサー16までの距離を図
2のようにLxとすると、Δθは、 Δθ= tan-1〔{y0 −(gyL +gyR )/2}/L
x〕 となる。
【0025】図3の(c)において半導体レーザチップ
4のθ方向のずれ量Δθをゼロとするよう補正する。す
なわち、制御部20はステージ12におけるθステージ
12cを駆動して半導体レーザチップ4をθ方向でΔθ
だけ回動させることにより、半導体レーザチップ4の出
射面からの出射角度を調整する。図3の(d)は図3の
(c)においてθ方向のずれ量Δθを補正した状態を示
す。
【0026】以上の制御によって、半導体レーザチップ
4はX方向,Y方向およびθ方向の各ずれ量ΔX,Δ
Y,Δθがそれぞれゼロに補正され、半導体レーザチッ
プ4の発光点の位置が基準位置に一致し、かつ、出射面
からの出射角度が基準方向に一致することになる。
【0027】第2実施例 第2実施例は、図5に示すように、左右一対の反射ミラ
ー13a,13bのなす角度φを鈍角(90°よりも大
きい角度)にしたものである。その他の構成は第1実施
例と同様であるので説明を省略する。
【0028】図6の(a)において、画像処理部19が
左右のレーザ光束14a,14bの中心のY座標値gy
L ,gyR とその位置での輝度値を算出する処理は第1
実施例と同様である。すなわち、Y座標値gyL ,gy
R は、 gy=ΣY・d(Y)/Σd(Y) によって算出される。
【0029】図6の(a)において半導体レーザチップ
4の光束の出射角度のずれ量Δθをゼロとするよう補正
する。すなわち、CCDエリアセンサー16に入射した
左右のレーザ光束14a,14bの中心のY座標値をそ
れぞれgyL ,gyR とすると、両者の差の絶対値、 abs(gyR −gyL ) の値が最小となるように、制御部20はステージ12に
おけるθステージ12cを駆動し、半導体レーザチップ
4の出射角度を調整する。abs(gyR −gyL )が
最小となったところがΔθ=0となる。
【0030】図6の(b)は図6の(a)においてθ方
向のずれ量Δθを補正した状態を示す。ここで、画像処
理部19は、半導体レーザチップ4の発光点の位置のY
方向のずれ量ΔYをゼロとするよう補正する。すなわ
ち、第1実施例と同様に、CCDエリアセンサー16に
入射した左右のレーザ光束14a,14bの中心のY座
標値gyL ,gyR での輝度値を計測し、計測した左右
の輝度値に差があれば、制御部20はステージ12にお
けるYステージ12bを駆動して半導体レーザチップ4
をY方向に沿ってΔYだけ移動させ、左右の輝度値が同
一になるように調整する。
【0031】図6の(c)は図6の(b)においてY方
向のずれ量ΔYを補正した状態を示す。ここで、画像処
理部19は半導体レーザチップ4の発光点の位置のX方
向のずれ量ΔXを算出する。左右のレーザ光束14a,
14bの中心のY座標値をそれぞれgyL ,gyR
し、基準となる左右のレーザ光束14a,14bの中心
間距離を図5に示すようにLyとすると、ずれ量ΔX
は、 ΔX={Ly−(gyR −gyL )}/2 図6の(c)において半導体レーザチップ4のX方向の
ずれ量ΔXをゼロとするよう補正する。すなわち、制御
部20はステージ12におけるXステージ12aを駆動
して半導体レーザチップ4をX方向に沿ってΔXだけ移
動させることにより、半導体レーザチップ4の発光点の
位置を調整する。図6の(d)は図6の(c)において
X方向のずれ量ΔXを補正した状態を示す。
【0032】以上の制御によって、半導体レーザチップ
4はX方向,Y方向およびθ方向の各ずれ量ΔX,Δ
Y,Δθがそれぞれゼロに補正され、半導体レーザチッ
プ4の発光点の位置が基準位置に一致し、かつ、出射面
からの出射角度が基準方向に一致することになる。
【0033】この第2実施例では左右の反射ミラー13
a,13bのなす角度φが90°よりも大きい場合を例
示したが、その角度φが90°よりも小さいときでも同
様の処理により調整することができる。ただし、両反射
ミラー13a,13bの角度φが90°よりも極端に小
さくなった場合には、左右のレーザ光束が反射ミラー1
3a,13bで反射した後に交差してしまい、光の干渉
が発生したり、CCDエリアセンサー16上で左右のレ
ーザ光束の入射位置を誤認識したりする可能性があるの
で、両反射ミラー13a,13bの角度を90°より極
端に小さくすることは好ましいことではない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、半導体
レーザチップの両出射面からのレーザ光束を両側に一対
配置した各反射ミラーに反射させ受光素子に対して一対
のレーザ光束として入射させるように構成したので、レ
ーザ光束の出射状況を2次元的に捕捉することが可能と
なり、半導体レーザチップを実装するに際して、半導体
レーザチップから出射される光束の発光点の位置および
光束の出射角度を高精度に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体レーザチップ
の実装方位調整機構の概略構成を示す斜視図である。
【図2】第1実施例においてCCDエリアセンサーへの
レーザ光束の正規の入射状態を示す正面図と平面図であ
る。
【図3】第1実施例におけるずれ量の補正処理の動作説
明図である。
【図4】半導体レーザの構造を示す一部破断の斜視図で
ある。
【図5】第2実施例においてCCDエリアセンサーへの
レーザ光束の正規の入射状態を示す正面図と平面図であ
る。
【図6】第2実施例におけるずれ量の補正処理の動作説
明図である。
【符号の説明】
A……半導体レーザ B……実装方位調整機構 3……ステム 4……半導体レーザチップ 11……チップ搭載台 12……ステージ 12a……Xステージ 12b……Yステージ 12c……θステージ 13a,13b……反射ミラー 14a,14b……レーザ光束 15……CCDカメラ 16……CCDエリアセンサー 17……コンタクトプローブ 18……電源部 19……画像処理部 20……制御部 ΔX……X方向のずれ量 ΔY……Y方向のずれ量 Δθ……θ方向のずれ量 gyL ……左側のレーザ光束のY座標値 gyR ……右側のレーザ光束のY座標値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザチップの搭載台と、このチ
    ップ搭載台をX方向,Y方向およびθ方向に移動調整可
    能なステージと、前記チップ搭載台の両側に一定の角度
    をもって配置された一対の反射ミラーと、前記チップ搭
    載台上の半導体レーザチップの両出射面から出射され前
    記各反射ミラーによって反射された一対のレーザ光束を
    受光する受光素子と、この受光素子に対する一対のレー
    ザ光束の入射位置に基づいて基準位置に対する前記半導
    体レーザチップの発光点の位置のX方向,Y方向でのず
    れ量と基準方向に対する前記半導体レーザチップからの
    出射角度のθ方向でのずれ量を算出する手段と、前記各
    ずれ量に基づいて前記ステージをそのずれ量がなくなる
    ように移動させる手段とを備えたことを特徴とする半導
    体レーザチップ実装装置の実装方位調整機構。
JP8620893A 1993-04-13 1993-04-13 半導体レーザチップ実装装置の実装方位調整機構 Pending JPH06302675A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101825449A (zh) * 2010-04-30 2010-09-08 中国科学院光电技术研究所 一种海德汉长度计安装角度的检测装置及检测方法
CN107478153A (zh) * 2017-08-11 2017-12-15 哈尔滨工业大学 一种用于芯片检测的背景光源结构

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