JPH06302253A - 三位置開閉器の操作機構 - Google Patents

三位置開閉器の操作機構

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JPH06302253A
JPH06302253A JP8618493A JP8618493A JPH06302253A JP H06302253 A JPH06302253 A JP H06302253A JP 8618493 A JP8618493 A JP 8618493A JP 8618493 A JP8618493 A JP 8618493A JP H06302253 A JPH06302253 A JP H06302253A
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JP
Japan
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drive
drive shaft
semi
drive crank
groove
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Application number
JP8618493A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Inoue
▲隆▼一 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/32Driving mechanisms, i.e. for transmitting driving force to the contacts
    • H01H3/44Driving mechanisms, i.e. for transmitting driving force to the contacts using Geneva movement

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 三位置開閉器の操作機構における操作装置の
誤動作を防止する。 【構成】 別個に駆動される第1および第2の駆動クラ
ンク42,52に、それぞれの駆動軸42A,52Aを
中心とする円弧状の板状部材42G,52Gを設け、駆
動クランク42,52のうちの1方のロ−ラが、従動レ
バー41の溝41Cに係合している場合には、他方の駆
動クランクは一方の板状部材により回転しないようにな
される。 【効果】 従動レバー41の動作に関与しない駆動クラ
ンクは回転しないので、誤動作が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば「開」、
「閉」、「接地」等の三つの停止位置を有する断路器な
どの三位置開閉器の操作機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】三位置開閉器の操作機構は、開閉器を操
作する回転軸の回転位置が3箇所設定されており、各回
転位置が開閉器の例えば「開」、「閉」及び「接地」に
対応している。従来の三位置開閉器の操作機構として
は、前記回転軸に間欠伝導装置の一種である公知のゼネ
バ機構を設けたものがある。ゼネバ機構は周知のよう
に、ゼネバ歯車と駆動クランクから成り、駆動クランク
を1回転させる毎にゼネバ歯車が間欠的に所定角度回転
する。ゼネバ歯車には前記回転軸が固定されており、駆
動クランクを3回転させた時の回転軸の3箇所の回転位
置を前記開閉器の「開」、「閉」及び「接地」に対応さ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の三位置開閉器の
操作機構は、ゼネバ歯車を1個の駆動クランクで回転さ
せる。従って駆動クランクの回転方向を間違えるなどの
誤操作によって開閉器が誤動作するおそれがある。
【0004】この発明は以上のような問題を解決するた
めになされたものであり、開閉器の誤動作を防止する手
段を備えた三位置開閉器の操作機構を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の三位置開閉器
の操作機構は、三位置開閉器の可動部に連結された回動
軸に直角に固定された板状の部材の前記回動軸の中心を
通る直線上に設けられた溝と、前記溝の近傍において前
記直線に対して対称に形成された第1の円弧状凹部及び
第2の円弧状凹部とを有する従動レバーと、前記従動レ
バーが所定の基準位置にある時、前記直線に対して対称
の位置に設けられた第1の駆動軸及び第2の駆動軸にそ
れぞれ設けられ、前記第1又は第2の駆動軸の回転によ
って、前記従動レバーの溝に係合するローラと前記第1
及び第2の円弧状凹部に係合する円弧状凸面部材、とを
それぞれ有する第1の駆動クランク及び第2の駆動クラ
ンクと前記第1の駆動クランクの所定の基準位置からの
時計方向への回転角を所定値に規制する第1のストッパ
ー手段及び前記第2の駆動クランクの所定の基準位置か
らの反時計方向への回転角を所定値に規制する第2のス
トッパー手段及び、前記第1及び第2の駆動クランクの
前記第1及び第2の駆動軸にそれぞれ設けられた半円形
部材を有し、前記各半円形部材は、第1の駆動クランク
のローラが前記従動レバーの前記溝に係合していると
き、第1の駆動軸に設けられた半円形部材の半円形部が
第2の駆動軸に設けられた半円形部材の直線部に近接し
て対向し、第2の駆動クランクのローラが前記従動レバ
ーの前記溝に係合しているとき、第2の駆動軸に設けら
れた半円形部材の半円形部が第1の駆動軸に設けられた
半円形部材の直線部に近接して対向するように構成され
ている。
【0006】
【作用】第1の駆動クランクのローラが従動レバーの溝
に係合している時、第1の駆動クランクの駆動軸に設け
られた半円形部材の半円形部が第2の駆動クランクの駆
動軸に設けられた半円形部材の直線部に近接して対向す
ることによって、第2の駆動クランクの半円形部材の回
転が阻止される。また同様の作用により、第2の駆動ク
ランクが従動レバーの溝に係合している時、第1の駆動
クランクの半円形部材の回転が第2の駆動クランクの半
円形部材によって阻止される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の三位置開閉器の操作機構の実
施例を示す側面図であり、図2は図1のII−II断面図で
ある。図1において、フレーム43は平行に配置された
前板43Aと後板43Bから成り、両者間がスペーサ4
3Cによって一定の間隔に保持されている。フレーム4
3の内部には、略長円形の板状部材で構成されその一方
の端部に回動軸41Aが固定された従動レバー41が設
けられており、回動軸41Aはフレーム43に回転可能
に支持されている。従動レバー41の詳細な形状を図3
に示す。従動レバー41の回動軸41Aは図示を省略し
た三位置開閉器の可動部に連結されており、これによっ
て三位置開閉器が開閉される。従動レバー41の他方の
端部には、図2及び図3に示すように、その中心線X上
にU字形の溝41Cが設けられている。また前記他方の
端部の中心線Xに対して対称の位置に第1及び第2の円
弧状凹部41D及び41Jが設けられている。従動レバ
ー41の回動軸41Aの近傍には半円形の小溝41E,
41F及び41Gが設けられている。
【0008】フレーム43内にはさらに、図4及び図5
に示す第1及び第2の駆動クランク42及び52が設け
られている。図4において、第1の駆動クランク42は
駆動軸42Aに固定された半円形の板状部材42G及び
略長方形の板状部材42H,及び両者にはさまれて固定
された扇形の円弧状凸部材42Fを備えている。円弧状
凸部材42Fの切欠部は、後で説明するように、従動レ
バー41が駆動クランク42の回転によって回されると
きに従動レバー41の端部が円弧状凸部材42Fに接触
しないように切除されたものである。そのように切除さ
れた円弧状凸部材42Fの扇形の部分の中心角は本実施
例では約240゜になされている。また両板状部材42
G及び42H間の図において右端部には軸42Dによっ
て回転可能に保持されたローラ42Eが設けられてい
る。駆動軸42Aと軸42Dとの中心距離は、従動レバ
ー41が図2に示す位置(以後、第1の位置と称する)
にあるとき、駆動軸42Aの中心と中心線Xとの垂線距
離に等しくなされている。同様にして、駆動軸52Aと
軸52Dとの中心距離も駆動軸52Aの中心と中心線X
との垂線距離に等しくなされている。
【0009】図5に示す第2の駆動クランク52は、板
状部材52Hの形状が板状部材42Hと若干異なってい
る点を除けば実質的に駆動クランク42と同様な構成を
有する。駆動クランク42及び52は駆動軸42A、5
2Aによってフレーム41に回転可能に支持されてい
る。これらの駆動軸42A,52Aは従動レバー41が
図2に示す第1の位置にあるとき、その中心線Xに対称
な位置に配置されている。
【0010】駆動クランク42及び52の円弧状凸部材
42F及び52Fの曲率半径は従動レバー41の円弧状
凹部41D及び41Jの曲率半径に等しくなされてい
る。板状部材42H及び52Hは、それぞれの駆動クラ
ンク42,52が回転するとき、その回転角が所定範囲
を超えるとフレームに設けられたそれぞれのストッパピ
ン36A及び39Aに当たって駆動クランク42,52
の回転を止めるためのものである。この実施例において
は、駆動クランク42はモータ42Bにより駆動され、
駆動クランク52は手動により駆動される。
【0011】次に、上記実施例の動作を説明する。図2
に示す従動レバー41の位置を第1の位置とし、これを
基準位置とする。この第1の位置では三位置開閉器は
「開」となっている。初期状態においては図2に示すよ
うに、第1及び第2の駆動クランク42,52の円弧状
凸部材42F,52Fと従動レバー41の第1及び第2
の円弧状凹部41D,41Jとがそれぞれ係合している
ものとする。この位置で、第1の駆動クランク42は板
状部材42Hの直線部42Kがストッパピン36Aに当
たっており、時計方向への回転を規制されている。また
第2の駆動レバー52は板状部材52Hの直線部52K
がストッパピン39Aに当り反時計方向への回転を規制
されている。
【0012】第1の駆動クランク42を反時計方向に回
転させると、図6に示すように、第1の駆動クランク4
2に設けられたローラ42Eが従動レバー41の溝41
Cと係合し、第1の駆動クランク42の円弧状凸部材4
2Fは従動レバー41の第1の円弧状凹部41Dから離
れる。この状態において、第1の駆動クランク42の板
状部材42Gが第2の駆動クランク52の板状部材52
Gの直線部52Iと近接して対向する位置に来るので、
第2の駆動クランク52を時計方向へ回転させると直線
部52Iが板状部材42の半円部に当り実質的に回転さ
せることはできない。すなわち第2の駆動クランク52
はストッパピン39Aと板上部材42とによりどちらに
も回転させることができない。第1の駆動クランク42
がさらに反時計方向に回転すると、図7に示すように、
第1の駆動クランク42の回転力がローラ42E及び溝
41Cの端面を介して従動レバー41に伝達され、従動
レバー41は時計方向に回転する。そして従動レバー4
1はストッパピン35に当って止まる。第1の駆動クラ
ンク41がさらに反時計方向に回転すると、ローラ42
Eと溝41Cとの係合は解除され、第1の駆動クランク
42の円弧状凸部材42Fが従動レバー41の第2の円
弧状凹部41Jと係合する。
【0013】この状態における従動レバー41の位置を
「第2の位置」と呼び、開閉器は「閉」となる。このと
きモータが惰性で反時計方向に回転した場合には、駆動
クランク42は板状部材42Hの直線部42Iがストッ
パピン36Aに当って停止する。この状態を図8に示
す。第2の位置から第1の位置へ従動クランク41を復
帰させるには、第1の駆動クランク42を時計方向に回
転させる。
【0014】次に、従動レバー41を第1の位置から図
9に示す第3の位置に回転させるには、図2に示す状態
において第2の駆動クランク52のみを時計方向に回転
させる。第2の駆動クランク52を時計方向に回転させ
ると、第2の駆動クランク52に設けられたローラ52
Eが従動レバー41の溝41Cと係合する。この位置で
第2の駆動クランク52の円弧状凸部材52Fと従動レ
バー41の第2の円弧状凹部41Jとは離れる。第2の
駆動クランク52に設けられたローラ52Eが従動レバ
ー41の溝41Cと係合する直前の位置に来ると、図6
に示す場合と類似の関係になり、第2の駆動クランク5
2の板状部材52Gが第1の駆動クランク42の板状部
材42Gの直線部42Iに接近して対向する位置に来
て、第1の駆動クランク42の反時計方向への回転を阻
止する。すなわち第1の駆動クランク42はストッパピ
ン36Aと板状部材52とによりどちらにも回転させる
ことができない。
【0015】第2の駆動クランク52がさらに時計方向
に回転すると、第2の駆動クランク52の回転力がロー
ラ52Eおよび溝41Cの端面を介して従動レバー41
に伝達され、従動レバー41は反時計方向に回転する。
そして図9に示すように、第2の駆動クランク52はそ
の板状部材52Hの直線部52Iがストッパピン39A
に当たる位置で停止する。その結果、従動レバー41の
回転も停止する。この位置を第3の位置とする。第3の
位置において、開閉器は接地される。第3の位置から第
1の位置への従動レバー41を復帰させるには、第2の
駆動クランク52を反時計方向に逆転させる。
【0016】なお、前記従動レバー41には前記の三位
置に対応する凹部41E,41F,41Gが設けられて
おり、フレーム43にはストッパ棒用穴43Eが設けら
れている。このストッパ棒用穴43Eを貫通してストッ
パ棒60を差し込むことにより、図6、図7および図9
に示すように、従動レバー41を前記三位置のいずれか
に機械的にロックすることができる。このストッパ棒6
0は修理作業時等の安全のために用いる。このように構
成したため、第1の駆動クランク42がある回転方向例
えば反時計方向に回転してそのローラ42Eが従動レバ
ー41の溝41Cに係合しているとき、板状部材42G
の半円形部が板状部材52Gの直線部に近接して対向す
るので、板状部材52Gは板状部材42Gによって回転
が阻止される。従ってそのときは第2の駆動クランク5
2の回転が禁止され、第2の駆動クランク52の誤動作
を防止することができる。また同様にして、他方のロー
ラ52Eが溝41Cに係合しているときは、第1の駆動
クランク42の誤動作を防止することができる。したが
って駆動クランクの回転方向を間違えるなどの誤動作に
よって開閉器が誤動作することを防ぎうる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、第1の駆動クランク
がある回転方向例えば反時計方向に回転してそのローラ
が従動レバーの溝に係合しているとき、板状部材の半円
形部が板状部材の直線部に近接して対向するので、板状
部材は板状部材によって回転が阻止される。従ってその
ときは第2の駆動クランクの回転が禁止され、第2の駆
動クランクの誤動作を防止することができる。また同様
にして、他方のローラが溝に係合しているときは、第1
の駆動クランクの誤動作を防止することができる。した
がって駆動クランクの回転方向を間違えるなどの誤動作
によって開閉器が誤動作することを防ぎうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の三位置開閉器の操作機構の主要部の
構成を示す側面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】従動レバーの斜視図。
【図4】第1の駆動クランクの斜視図。
【図5】第2の駆動クランクの斜視図。
【図6】三位置開閉器の開の状態を示す図1のII−II断
面図。
【図7】三位置開閉器の閉の状態を示す図1のII−II断
面図。
【図8】三位置開閉器の閉の状態を示す図1のII−II断
面図。
【図9】三位置開閉器の接地の状態を示す図1のII−II
断面図。
【符号の説明】
36A ストッパピン 39A ストッパピン 41 従動レバー 41A 回動軸 41C 溝 41D 円弧状凹部 42 駆動クランク 42A 駆動軸 42E ローラ 42F 円弧状凸部材 42G 半円形部材 42H 板状部材 42I 直線部 52 駆動クランク 52A 駆動軸 52E ローラ 52F 円弧状凸部材 52G 半円形部材 52H 板状部材 52I 直線部 X 中心線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三位置開閉器の可動部に連結された回動
    軸、 前記回動軸に直角に固定された板状の部材の前記回動軸
    の中心を通る直線上に板状部材の端部から回動軸に向っ
    て設けられた溝と、前記端部において前記直線に対して
    対称に形成された第1の円弧状凹部及び第2の円弧状凹
    部と、を有する従動レバー、 前記従動レバーが所定の基準位置にある時、前記直線に
    対して対称の位置に回転可能に設けられた第1の駆動軸
    及び第2の駆動軸、 前記第1の駆動軸に設けられ、前記第1の駆動軸の回転
    によって、前記従動レバーの溝に係合してゼネバ機構作
    用を行なわせるローラと、前記第1の円弧状凹部に係合
    する円弧状凸部材とを有する第1の駆動クランク、 前記第2の駆動軸に設けられ、前記第2の駆動軸の回転
    によって、前記従動レバーの溝に係合してゼネバ機構作
    用を行なわせるローラと、前記第2の円弧状凹部に係合
    する円弧状凸部材とを有する第2の駆動クランク、 前記第1の駆動クランクの所定の基準位置からの時計方
    向への回転角を所定値に規制する第1のストッパー手
    段、 前記第2の駆動クランクの所定の基準位置からの反時計
    方向への回転角を所定値に規制する第2のストッパー手
    段及び、 前記第1及び第2の駆動クランクの前記第1及び第2の
    駆動軸にそれぞれ設けられた半円形部材を有し、 前記各半円形部材は、第1の駆動クランクのローラが前
    記従動レバーの前記溝に係合しているとき、第1の駆動
    軸に設けられた半円形部材の半円形部が第2の駆動軸に
    設けられた半円形部材の直線部に近接して対向し、第2
    の駆動クランクのローラが前記従動レバーの前記溝に係
    合しているとき、第2の駆動軸に設けられた半円形部材
    の半円形部が第1の駆動軸に設けられた半円形部材の直
    線部に近接して対向するようになされた三位置開閉器の
    操作機構。
JP8618493A 1993-04-13 1993-04-13 三位置開閉器の操作機構 Pending JPH06302253A (ja)

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