JPH06300151A - 流体用リリーフ弁 - Google Patents
流体用リリーフ弁Info
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- JPH06300151A JPH06300151A JP8621493A JP8621493A JPH06300151A JP H06300151 A JPH06300151 A JP H06300151A JP 8621493 A JP8621493 A JP 8621493A JP 8621493 A JP8621493 A JP 8621493A JP H06300151 A JPH06300151 A JP H06300151A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- valve
- movable valve
- valve seat
- pressure
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K17/00—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
- F16K17/02—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
- F16K17/04—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
- F16K17/0406—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded in the form of balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K17/00—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
- F16K17/02—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
- F16K17/04—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
- F16K17/044—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with more than one spring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作動流体が作用する方向と弁の開弁方向とを
逆向きにすることにより、信頼性の高い流体用リリーフ
弁を提供する。 【構成】 弁体38に対して、作動流体の圧力が作用す
る方向と弁体38を閉弁方向に付勢するバネ40との付
勢方向とが同じであり、作動流体の圧力が所定以上にな
ったときに、流体の圧力およびバネの付勢力に抗して弁
体を開弁方向に移動させる手段14を備えている。
逆向きにすることにより、信頼性の高い流体用リリーフ
弁を提供する。 【構成】 弁体38に対して、作動流体の圧力が作用す
る方向と弁体38を閉弁方向に付勢するバネ40との付
勢方向とが同じであり、作動流体の圧力が所定以上にな
ったときに、流体の圧力およびバネの付勢力に抗して弁
体を開弁方向に移動させる手段14を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は流体用リリーフ弁に関
し、特に、その性能の向上を可能とする流体用リリーフ
弁の構造の改善に関するものである。
し、特に、その性能の向上を可能とする流体用リリーフ
弁の構造の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の流体用リリーフ弁の構造に
ついて図を参照して説明する。
ついて図を参照して説明する。
【0003】図4は、従来の流体用リリーフ弁の構造を
示す断面図である。図4を参照して、このリリーフ弁
は、本体をなすハウジング52を有している。このハウ
ジング52には、作動流体が流入される入口ポート54
と作動流体が排出される出口ポート55とが所定の位置
に設けられている。
示す断面図である。図4を参照して、このリリーフ弁
は、本体をなすハウジング52を有している。このハウ
ジング52には、作動流体が流入される入口ポート54
と作動流体が排出される出口ポート55とが所定の位置
に設けられている。
【0004】また、ハウジング52の内部には、入口ポ
ート54から流入された作動流体が、出口ポート55へ
と流れるためのチャンバ56が形成されている。
ート54から流入された作動流体が、出口ポート55へ
と流れるためのチャンバ56が形成されている。
【0005】このチャンバ56の内部には、可動弁体5
1が調圧バネ53により弁座58に付勢されている。
1が調圧バネ53により弁座58に付勢されている。
【0006】通常、作動流体が作用していない状態にお
いては、この調圧バネ53の付勢力により、可動弁体5
1は弁座58に付勢され、このリリーフ弁は閉弁状態と
なっている。
いては、この調圧バネ53の付勢力により、可動弁体5
1は弁座58に付勢され、このリリーフ弁は閉弁状態と
なっている。
【0007】次に、図5を参照して、入口ポート54か
ら所定の圧力をもって作動流体が流入されると、調圧バ
ネ53の付勢力に抗して可動弁体51が作動流体の流入
方向に移動する。
ら所定の圧力をもって作動流体が流入されると、調圧バ
ネ53の付勢力に抗して可動弁体51が作動流体の流入
方向に移動する。
【0008】これにより、このリリーフ弁は開弁状態と
なる。
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造よりなる流体用リリーフ弁においては、可動弁体51
の移動によりリリーフ弁が開弁状態となる方向と、作動
流体の作用する方向とが一致している。
造よりなる流体用リリーフ弁においては、可動弁体51
の移動によりリリーフ弁が開弁状態となる方向と、作動
流体の作用する方向とが一致している。
【0010】このために、通常の使用状態においては、
可動弁体51に常に作動流体が作用しているために、閉
弁動作が所望のように行なわれず、作動流体の圧力が所
定の設定値よりも低い圧力において、開弁状態となって
しまうという問題点があった。
可動弁体51に常に作動流体が作用しているために、閉
弁動作が所望のように行なわれず、作動流体の圧力が所
定の設定値よりも低い圧力において、開弁状態となって
しまうという問題点があった。
【0011】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、作動流体が作用する方向と開弁方向を
逆向きにすることにより、作動流体の漏れのない高性能
の流体用リリーフ弁を提供することを目的とする。
なされたもので、作動流体が作用する方向と開弁方向を
逆向きにすることにより、作動流体の漏れのない高性能
の流体用リリーフ弁を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた流体
用リリーフ弁の1つの局面においては、内部流体が所定
圧以上になると開弁するリリーフ弁において、弁体に対
して作動流体の圧力が作用する方向と、上記弁体を閉弁
方向に付勢するバネの付勢方向とが同じであり、上記作
動流体の圧力が所定以上になったときに、上記作動流体
の圧力および上記バネの付勢力に抗して弁体を開弁方向
に移動させる手段を備えている。
用リリーフ弁の1つの局面においては、内部流体が所定
圧以上になると開弁するリリーフ弁において、弁体に対
して作動流体の圧力が作用する方向と、上記弁体を閉弁
方向に付勢するバネの付勢方向とが同じであり、上記作
動流体の圧力が所定以上になったときに、上記作動流体
の圧力および上記バネの付勢力に抗して弁体を開弁方向
に移動させる手段を備えている。
【0013】次に、この発明に基づいた流体用リリーフ
弁の他の局面においては、入口ポートと出口ポートとを
有する流体通路を内部に備えたハウジングと、上記流体
通路内に配置された可動弁座と、上記入口ポートと上記
可動弁座との間の流体通路内に配置され前記可動弁座と
協働して流路を開閉する可動弁座と、上記可動弁座を閉
弁方向に付勢する第1付勢手段と、上記可動弁座を閉弁
方向に付勢する第2付勢手段と、上記入口ポートから流
入された流体圧が所定値以上になって、上記可動弁座が
上記第1付勢手段の付勢力に抗して移動したとき、上記
可動弁体に当接して、上記可動弁体を上記可動弁座から
離して開弁させる開弁手段とを備えている。
弁の他の局面においては、入口ポートと出口ポートとを
有する流体通路を内部に備えたハウジングと、上記流体
通路内に配置された可動弁座と、上記入口ポートと上記
可動弁座との間の流体通路内に配置され前記可動弁座と
協働して流路を開閉する可動弁座と、上記可動弁座を閉
弁方向に付勢する第1付勢手段と、上記可動弁座を閉弁
方向に付勢する第2付勢手段と、上記入口ポートから流
入された流体圧が所定値以上になって、上記可動弁座が
上記第1付勢手段の付勢力に抗して移動したとき、上記
可動弁体に当接して、上記可動弁体を上記可動弁座から
離して開弁させる開弁手段とを備えている。
【0014】さらに好ましくは、上記可動弁座、上記可
動弁座の内部にチャンバを含み、このチャンバの上記流
体通路に面する位置に弁座が設けられ、このチャンバ内
に上記可動弁座と上記第2付勢手段とが収容されてい
る。
動弁座の内部にチャンバを含み、このチャンバの上記流
体通路に面する位置に弁座が設けられ、このチャンバ内
に上記可動弁座と上記第2付勢手段とが収容されてい
る。
【0015】さらに好ましくは、上記開弁手段は、上記
ハウジング内に固定され、上記可動弁座の内部に延びる
軸を含んでいる。
ハウジング内に固定され、上記可動弁座の内部に延びる
軸を含んでいる。
【0016】
【作用】この発明に基づいた流体用リリーフ弁によれ
ば、作動流体の圧力が作用する方向と弁体を開弁方向に
移動させる方向とが逆となっている。
ば、作動流体の圧力が作用する方向と弁体を開弁方向に
移動させる方向とが逆となっている。
【0017】その結果、作動流体の圧力が所定圧以下の
場合は、作動流体の圧力が作用することで、可動弁体は
可動弁座に付勢され閉弁状態が維持される。しかし、所
定値以上の圧力の作動流体が加わったときに可動弁体は
開弁手段に当接し、流体の作用する方向とは逆方向に可
動弁体に力が加わり可動弁体と可動弁座が離されて開弁
状態となる。
場合は、作動流体の圧力が作用することで、可動弁体は
可動弁座に付勢され閉弁状態が維持される。しかし、所
定値以上の圧力の作動流体が加わったときに可動弁体は
開弁手段に当接し、流体の作用する方向とは逆方向に可
動弁体に力が加わり可動弁体と可動弁座が離されて開弁
状態となる。
【0018】したがって、作動流体の圧力が所定圧以下
においては、常に開弁方向に力が作用し、開弁状態とな
ることがない。
においては、常に開弁方向に力が作用し、開弁状態とな
ることがない。
【0019】
【実施例】以下、この発明に基づいた流体用リリーフ弁
の構造について、図を参照して説明する。
の構造について、図を参照して説明する。
【0020】図1は、この実施例における流体用リリー
フ弁の構造を示す断面図である。図1を参照して、この
リリーフ弁は、本体をなすハウジング8を有している。
このハウジング8には、作動流体が流入される入口ポー
ト44と作動流体が排出される出口ポート46が所定の
位置に設けられている。
フ弁の構造を示す断面図である。図1を参照して、この
リリーフ弁は、本体をなすハウジング8を有している。
このハウジング8には、作動流体が流入される入口ポー
ト44と作動流体が排出される出口ポート46が所定の
位置に設けられている。
【0021】このハウジング8の内部には、入口ポート
44から流入された作動流体を出口ポート46まで導く
ための流路が設けられている。この流路は、所定の内径
を有する第1通路2と、この第1通路2と同軸かつ連続
に設けられ、上述した第1通路2の内径よりも小さい内
径を有する第2通路4が設けられている。さらに、この
第2通路4と同軸かつ連続に設けられ、上述した第2通
路4の内径よりも小さい内径を有する第3通路6とが形
成されている。
44から流入された作動流体を出口ポート46まで導く
ための流路が設けられている。この流路は、所定の内径
を有する第1通路2と、この第1通路2と同軸かつ連続
に設けられ、上述した第1通路2の内径よりも小さい内
径を有する第2通路4が設けられている。さらに、この
第2通路4と同軸かつ連続に設けられ、上述した第2通
路4の内径よりも小さい内径を有する第3通路6とが形
成されている。
【0022】上記第1通路2には、栓体16が嵌め込め
られている。この栓体16は、第1通路2の内径と同一
の外径を有する第1軸部10と、この第1軸部10と同
軸かつ連続に設けられ、上記第1軸部10の外径よりも
小さい外径を有する第2軸部12と、この第2軸部12
と同軸かつ連続に設けられ、上記第2軸部12の外径よ
りも小さい外径を有する第3軸部14とを有している。
られている。この栓体16は、第1通路2の内径と同一
の外径を有する第1軸部10と、この第1軸部10と同
軸かつ連続に設けられ、上記第1軸部10の外径よりも
小さい外径を有する第2軸部12と、この第2軸部12
と同軸かつ連続に設けられ、上記第2軸部12の外径よ
りも小さい外径を有する第3軸部14とを有している。
【0023】次に、第3通路6および第2通路4には、
第1可動弁座26が配置されている。この第1可動弁座
は、第3通路6の内径と同一の外径を有する第4軸部1
8と、この第4軸部18と同軸に設けられ、上記第4軸
部18よりも大きくかつ上記第2通路4の内径よりも小
さい外径を有する第5軸部20と、上記第4軸部18の
内部に設けられ、所定の内径を有する第4通路22と、
上記第5軸部20の内部に設けられ、上記第4通路22
に連続し、かつ上記第4通路22の内径よりも大きい内
径を有する第5通路24が設けられている。
第1可動弁座26が配置されている。この第1可動弁座
は、第3通路6の内径と同一の外径を有する第4軸部1
8と、この第4軸部18と同軸に設けられ、上記第4軸
部18よりも大きくかつ上記第2通路4の内径よりも小
さい外径を有する第5軸部20と、上記第4軸部18の
内部に設けられ、所定の内径を有する第4通路22と、
上記第5軸部20の内部に設けられ、上記第4通路22
に連続し、かつ上記第4通路22の内径よりも大きい内
径を有する第5通路24が設けられている。
【0024】また、この第5通路24には、第2可動弁
座36が嵌め込められている。この第2可動弁座36
は、上記第5通路24の内径と同一の外径を有する第6
軸部28と、この第6軸部28と同軸かつ連続に設けら
れ、上記第6軸部28の外径よりも大きい外径を有する
第7軸部30と、この第7軸部30と同軸かつ連続に設
けられ、上記第7軸部30の外径よりも小さく、かつ、
上記第2軸部12と略同一の外径を有する第8軸部32
とが設けられている。さらに、上記第6軸部28、第7
軸部30および第8軸部32の内部を貫通するように設
けられ、上記第3軸部14の外径よりも大きい内径を有
する第6通路34を含んでいる。
座36が嵌め込められている。この第2可動弁座36
は、上記第5通路24の内径と同一の外径を有する第6
軸部28と、この第6軸部28と同軸かつ連続に設けら
れ、上記第6軸部28の外径よりも大きい外径を有する
第7軸部30と、この第7軸部30と同軸かつ連続に設
けられ、上記第7軸部30の外径よりも小さく、かつ、
上記第2軸部12と略同一の外径を有する第8軸部32
とが設けられている。さらに、上記第6軸部28、第7
軸部30および第8軸部32の内部を貫通するように設
けられ、上記第3軸部14の外径よりも大きい内径を有
する第6通路34を含んでいる。
【0025】第2可動弁座36の弁座39側には、弁体
38が付勢バネ40により弁座を閉じるように付勢され
ている。また、第2軸部12と第8軸部32とには、入
口ポート44から流入される作動流体の圧力に抗するよ
うに調圧バネ42が配置されている。また、第2可動弁
座36の第6通路34の内部には、第3軸部14が挿入
されている。
38が付勢バネ40により弁座を閉じるように付勢され
ている。また、第2軸部12と第8軸部32とには、入
口ポート44から流入される作動流体の圧力に抗するよ
うに調圧バネ42が配置されている。また、第2可動弁
座36の第6通路34の内部には、第3軸部14が挿入
されている。
【0026】第1可動弁座26は、軸方向において移動
可能であり、第4軸部18と第3通路6の摺動面には、
シール部材50が設けられている。
可能であり、第4軸部18と第3通路6の摺動面には、
シール部材50が設けられている。
【0027】上記構成よりなる流体用リリーフ弁におい
て、通常の状態(作動流体が作用していない状態)にお
いては、弁体38が付勢バネ40によって、弁座39に
付勢されていることにより、閉弁状態を保つことにな
る。
て、通常の状態(作動流体が作用していない状態)にお
いては、弁体38が付勢バネ40によって、弁座39に
付勢されていることにより、閉弁状態を保つことにな
る。
【0028】次に、このリリーフ弁に作動流体の圧力が
作用した場合について図2および図3を参照して説明す
る。
作用した場合について図2および図3を参照して説明す
る。
【0029】まず図2を参照して、入口ポート44から
所定圧の作動流体が作用した場合、弁体38は弁座39
に当接しながら第1可動弁座26および第2可動弁座3
6とともに作動流体が作用する方向に移動する。
所定圧の作動流体が作用した場合、弁体38は弁座39
に当接しながら第1可動弁座26および第2可動弁座3
6とともに作動流体が作用する方向に移動する。
【0030】このとき、弁体38が所定量移動すると、
弁体38と第3軸部14とが当接する。
弁体38と第3軸部14とが当接する。
【0031】さらに、作動流体が作用し続けると、図3
を参照して弁体38は、第3軸部14により、流体が作
用する方向に移動することはできないが、第1可動弁体
26および第2可動弁体36は、引続き移動する。これ
により、弁体38が弁座39から離され、このリリーフ
弁は開弁状態となる。
を参照して弁体38は、第3軸部14により、流体が作
用する方向に移動することはできないが、第1可動弁体
26および第2可動弁体36は、引続き移動する。これ
により、弁体38が弁座39から離され、このリリーフ
弁は開弁状態となる。
【0032】以上のように、この実施例によれば、作動
流体の圧力が作用する方向と、弁体を開弁方向に移動さ
せる方向とが逆となっている。したがって作動流体の圧
力が所定圧以下においては、常に、弁体が弁座に当接
し、閉弁状態となっているために、作動流体の低圧時に
おける作動流体の漏れを防止することが可能となり、信
頼性の高い流体用リリーフ弁を提供することが可能とな
る。
流体の圧力が作用する方向と、弁体を開弁方向に移動さ
せる方向とが逆となっている。したがって作動流体の圧
力が所定圧以下においては、常に、弁体が弁座に当接
し、閉弁状態となっているために、作動流体の低圧時に
おける作動流体の漏れを防止することが可能となり、信
頼性の高い流体用リリーフ弁を提供することが可能とな
る。
【0033】
【発明の効果】この発明に基づいた流体用リリーフ弁に
よれば、作動流体の圧力が作用する方向と弁体を開弁方
向に移動させる方向とが逆となっている。
よれば、作動流体の圧力が作用する方向と弁体を開弁方
向に移動させる方向とが逆となっている。
【0034】その結果、作動流体の圧力が所定圧以下の
場合は、作動流体の圧力が作用することで、可動弁体は
可動弁座に付勢され閉弁状態が維持される。しかし、所
定以上の圧力の作動流体が加わったときに可動弁体は開
弁手段に当接し作動流体の作用する方向とは逆方向に可
動弁体に力が加わり可動弁体と可動弁座が離されて開弁
状態となる。したがって、所定圧以下で弁体が開弁状態
となることがなく、信頼性の高い流体用リリーフ弁を提
供することが可能となる。
場合は、作動流体の圧力が作用することで、可動弁体は
可動弁座に付勢され閉弁状態が維持される。しかし、所
定以上の圧力の作動流体が加わったときに可動弁体は開
弁手段に当接し作動流体の作用する方向とは逆方向に可
動弁体に力が加わり可動弁体と可動弁座が離されて開弁
状態となる。したがって、所定圧以下で弁体が開弁状態
となることがなく、信頼性の高い流体用リリーフ弁を提
供することが可能となる。
【図1】この発明に基づいた流体用リリーフ弁の構造お
よび第1の状態を示す断面図である。
よび第1の状態を示す断面図である。
【図2】この発明に基づいた流体用リリーフ弁の第2の
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図3】この発明に基づいた流体用リリーフ弁の第3の
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図4】従来技術における流体用リリーフ弁の構造およ
び第1の状態を示す断面図である。
び第1の状態を示す断面図である。
【図5】従来技術における流体用リリーフ弁の第2の状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
2 第1通路 4 第2通路 6 第3通路 8 ハウジング 10 第1軸部 12 第2軸部 14 第3軸部 16 栓体 18 第4軸部 20 第5軸部 22 第4通路 24 第5通路 26 第1可動弁座 28 第6軸部 30 第7軸部 32 第8軸部 34 第6通路 36 第2可動弁座 38 栓体 40 付勢バネ 42 調圧バネ 44 入口ポート 46 出口ポート 50 シール部材 なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 内部流体が所定圧以上になると開弁する
流体用リリーフ弁において、 弁体に体して作動流体の圧力が作用する方向と、前記弁
体を閉弁方向に付勢するバネの付勢方向とが同じであ
り、 前記作動流体の圧力が所定圧以上になったときに、前記
作動流体の圧力および前記バネの付勢力に抗して弁体を
開弁方向に移動させる手段を備えることを特徴とする流
体用リリーフ弁。 - 【請求項2】 入口ポートと出口ポートとを有する流体
通路を内部に備えたハウジングと、 前記流体通路内に配置された可動弁座と、 前記入口ポートと前記可動弁座との間の流体通路内に配
置され前記可動弁座と協働して流路を開閉する可動弁体
と、 前記可動弁座を閉弁方向に付勢する第1付勢手段と、 前記可動弁体を閉弁方向に付勢する第2付勢手段と、 前記入口ポートから導入された流体圧が所定値以上にな
って、前記可動弁座が前記第1付勢手段の付勢力に抗し
て移動したとき、前記可動弁体に当接して、前記可動弁
体を前記可動弁座から離して開弁させる開弁手段と、を
備えた流体用リリーフ弁。 - 【請求項3】 前記可動弁座は、 前記可動弁座の内部にチャンバを含み、このチャンバの
前記流体通路に面する位置に弁座が設けられ、このチャ
ンバ内に前記可動弁体と前記第2付勢手段とが収容され
ている、請求項2に記載の流体用リリーフ弁。 - 【請求項4】 前記開弁手段は、 上記ハウジング内に固定され、前記可動弁座の内部に延
びる軸を含む、請求項3に記載の流体用リリーフ弁。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8621493A JPH06300151A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 流体用リリーフ弁 |
EP94105479A EP0624745A1 (en) | 1993-04-13 | 1994-04-08 | Relief valve |
KR1019940007703A KR0163966B1 (ko) | 1993-04-13 | 1994-04-13 | 릴리프 밸브 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8621493A JPH06300151A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 流体用リリーフ弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06300151A true JPH06300151A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13880534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8621493A Withdrawn JPH06300151A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 流体用リリーフ弁 |
Country Status (3)
Country | Link |
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EP (1) | EP0624745A1 (ja) |
JP (1) | JPH06300151A (ja) |
KR (1) | KR0163966B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002081800A (ja) * | 2000-04-06 | 2002-03-22 | Denso Corp | 減圧装置およびそれを用いた冷凍サイクル装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1970787B1 (de) | 2007-03-16 | 2014-11-19 | HAWE Hydraulik SE | Druckregel-Sitzventil |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US2693821A (en) * | 1951-10-19 | 1954-11-09 | Cornelius Co | Relief valve |
US3939869A (en) * | 1972-08-30 | 1976-02-24 | Sterling Hydraulics Limited | Hydraulic control valve for remote receiver |
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1993
- 1993-04-13 JP JP8621493A patent/JPH06300151A/ja not_active Withdrawn
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1994
- 1994-04-08 EP EP94105479A patent/EP0624745A1/en not_active Withdrawn
- 1994-04-13 KR KR1019940007703A patent/KR0163966B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002081800A (ja) * | 2000-04-06 | 2002-03-22 | Denso Corp | 減圧装置およびそれを用いた冷凍サイクル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0624745A1 (en) | 1994-11-17 |
KR0163966B1 (ko) | 1998-12-01 |
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Date | Code | Title | Description |
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