JP3392449B2 - パイロット形電磁弁 - Google Patents

パイロット形電磁弁

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JP3392449B2 JP35159892A JP35159892A JP3392449B2 JP 3392449 B2 JP3392449 B2 JP 3392449B2 JP 35159892 A JP35159892 A JP 35159892A JP 35159892 A JP35159892 A JP 35159892A JP 3392449 B2 JP3392449 B2 JP 3392449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気、ガス、水、油等
の配管に装着して、この配管を電気信号によって開閉す
るパイロット形電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、JIS B8373「空気圧用
2ポート電磁弁」に記載されたフランジ接続のパイロッ
ト形電磁弁の閉弁状態を示す縦断面図である。図4にお
いて、20はパイロット形電磁弁、21は弁本体、22
は弁体、23は弁ばね、24はプランジャ、25はプラ
ンジャばね、26は鉄心、27は巻線、28はハウジン
グである。弁体22のシート部にはシートリング29が
ボルト30で固定されており、プランジャ24のシート
部にもシート部材31が固定されている。
【0003】図4に矢で示したのは、このパイロット形
電磁弁20を流れる流体の流れ方向であり、図に示した
状態では、巻線27に電流が流されていないためプラン
ジャ24が巻線27及び鉄心26に吸引されておらず、
プランジャばね25の弾発力によって下方へ押し下げら
れて、シート部材31がパイロット弁32の弁座33を
塞いで、下流側弁室21aから流路21b、21c及び
21dを通ってパイロット室34に至る流路を閉じてい
る。他方、上流側弁室21eから流路21f及び21g
を通ってパイロット室34に至る流路は開いている。こ
のため、パイロット室34内の圧力は、上流側弁室21
e内の圧力と同じになっている。
【0004】弁体22は、弁本体21に設けられたガイ
ド穴21hで案内され、弁ばね23の弾発力によって下
方へ押し下げられている。この状態で弁体22は、上面
には上流側弁室21e内の圧力と同じ圧力と弁ばね23
の弾発力を受け、下面には主弁35の弁座36より外方
で上流側弁室21e内の圧力と同じ圧力を、内方で下流
側弁室21a内の圧力と同じ圧力を受けており、この圧
力の差によって弁体22が下方へ押し下げられ、シート
リング29が弁座36に圧着されて、主弁35が閉止さ
れている。
【0005】次に、巻線27に電流が流されると、プラ
ンジャ24が磁化された鉄心26に吸引されて上方に移
動し、シート部材31が弁室33から離れ、下流側弁室
21aから流路21b、21c及び21dを通ってパイ
ロット室34に至る流路を開く。他方、上流側弁室21
eから流路21f及び21gを通ってパイロット室34
に至る流路は依然開いている。すなわち、パイロット室
34は上流側弁室21eにも下流側弁室21aにも通じ
た状態になる。しかし流路21gが流路21dに比べて
極めて細くなっており、このため、パイロット室34内
の圧力は下流側弁室21a内の圧力に近い圧力にまで下
り、弁体22の下面の弁座36より外方に作用する上流
側弁室21e内と同じ圧力が弁ばね23の弾発力に打ち
勝って弁体22を上方へ押し上げ、主弁35を開弁す
る。
【0006】図4に示したような従来のパイロット形電
磁弁20では、パイロット弁32が下流側弁室21aと
パイロット室34とを結ぶ流路に設けてあり、プランジ
ャ24に上流側弁室21e内と同じ高い圧力が掛かるた
め、プランジャばね25の弾発力を大きくする必要があ
り、この大きな弾発力に抗してプランジャ24を吸引す
るために鉄心26や巻線27が大きくなる。また、これ
を避けるために流路21dを細くする必要がある。更
に、流路21dより極めて細くしなければならない流路
21gを更に一層細くしなければならない。このため、
パイロット室34への流体の流入やこれからの流体の排
出に時間がかかり、主弁35の開閉速度が遅い。また、
流路21dや21gを細くするために、オリフィス径の
小さいオリフィスの装着が必要になって、構造が複雑に
なる。
【0007】更に、これら従来のパイロット形電磁弁2
0には、手動操作機構が設けられていないため、臨機に
手動操作をすることができず、また、手動操作機構を設
けることが容易でない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上述したような従来のパイロット形電磁弁
が有する、鉄心や巻線すなわちソレノイドが大きくなる
こと、主弁の開閉速度が遅いこと、主弁を開閉するため
に設けた流路を細くしなければならず、又は細いオリフ
ィス径のオリフィスを装着しなければならず、構造が複
雑になり、加工も厄介であること、及び、手動操作機構
が設けられていず、又は容易に設けることができず、臨
機の手動操作ができないことである。本発明は、上述の
実情に鑑みて開発したもので、その目的とするところ
は、小型でコンパクトに製作でき、しかも電池駆動を可
能とし、主弁の開閉速度が早く、しかも、少ない部品点
数で製作でき、主弁の開閉時間の調節を可能とすると共
に、急激に主弁が開閉しないようにしてウォータハンマ
現象の発生を防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のパイロット形電磁弁を、次のように構成
した。すなわち、本発明は、ソレノイドによってパイロ
ット弁を開閉し、上流側弁室及び下流側弁室とパイロッ
ト室とを結ぶ流路の流量を制御して主弁を開閉するパイ
ロット形電磁弁であって、前記パイロット室に設けた主
弁は、弁体ばねと弁体からなり、前記ソレノイドの両側
に設けたプランジャにそれぞれ上流側パイロット弁と下
流側パイロット弁を設け、上流側弁室とパイロット室と
を前記上流側パイロット弁を介して流路で接続し、かつ
下流側弁室と前記パイロット室とを前記下流側パイロッ
ト弁を介して流路で接続し、前記上流側パイロット弁が
開弁し、かつ下流側パイロット弁が閉弁のとき、上流側
パイロット弁の流路の流量が下流側パイロット弁の流路
の流量より大の状態となり、このとき、上流側弁室から
パイロット室に流入する流体の圧力と弁体ばねの弾発力
により弁体を押し下げて主弁を閉弁すると共に、前記上
流側パイロット弁が閉弁し、かつ下流側パイロット弁が
開弁のとき、下流側パイロット弁の流路の流量が上流側
パイロット弁の流路の流量より大の状態となり、このと
き、上流側弁室の圧力によって弁体が弁体ばねを圧縮し
ながらパイロット室内の流体を下流側弁室に排出して上
昇することにより主弁を開弁し、パイロット室と上流側
弁室にかかる圧力差で主弁を開閉するようにしたパイロ
ット形電磁弁である
【0010】この場合、上流側パイロット弁と該下流側
パイロット弁とを同軸一体に構成するのが好ましく、ま
た、パイロット弁に手動操作機構を設け、該手動操作機
構は、ソレノイドの両側に同軸一体に設けたパイロット
弁のプランジャの外端部を外側に突出させるようにして
構成するのが好ましい。
【0011】
【作用】本発明のパイロット形電磁弁は、上記のように
構成したので、次のように作用する。先ず、上流側パイ
ロット弁が流量大の状態になり、下流側パイロット弁が
流量小の状態になると、上流側弁室とパイロット室とを
結ぶ流路の流量が大となり、下流側弁室とパイロット室
とを結ぶ流路の流量が小となり、パイロット室が上流側
弁室と同じ圧力になり上流側弁室からパイロット室に流
体が流入して、主弁が閉弁する。
【0012】次に、上流側パイロット弁の流量が小の状
態になり、下流側パイロット弁の流量が大の状態になる
と、上流側弁室とパイロット室とを結ぶ流路の流量が小
となり、下流側弁室とパイロット室とを結ぶ流路の流量
が大となり、弁体が上流側弁室の圧力によって弁体ばね
を圧縮しながらパイロット室内の流体を下流側流路に排
出して上昇し、主弁が開弁する。
【0013】上流側パイロット弁と下流側パイロット弁
とを同軸一体に構成すると、1個のソレノイドで両方の
パイロット弁を同時に確実に一方を流量大の状態に他方
を流量小の状態にすることができ、構造も簡単であり、
後述する手動操作機構を設けることが容易である。
【0014】この構造では、パイロット弁のプランジャ
に流体圧による推力が加わらないので、プランジャ復帰
用のプランジャばねを装着する場合は弾発力が小さくて
よく、ソレノイドも小形のものでよく、電池駆動にする
こともできる。また、上流側弁室及び下流側弁室とパイ
ロット室とを結ぶ流路を細くする必要もオリフィスを設
ける必要もなく、構造が簡単で加工が容易である。ま
た、主弁の開閉速度が早い。
【0015】次に本発明のパイロット形電磁弁は、ソレ
ノイドの両側に同軸一体に設けたパイロット弁のプラン
ジャの外端部を外側に突出させるだけで、容易に手動操
作機構を構成することができ、この突出した外端部を押
し入れるだけで容易に手動操作をすることができ、電気
信号によらないで必要に応じて臨機に手動操作をするこ
とができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明のパイロット形電磁弁の一実施
例を示す縦断面図であって、パイロット形電磁弁が閉弁
状態になっている。図2は図1のパイロット形電磁弁が
開弁状態になった時の縦断面図であり、両図の矢は流体
の流れ方向を示している。図1及び図2において、1は
パイロット形電磁弁、2は弁本体、3はパイロット室、
4はソレノイド、5は上流側パイロット弁、6は下流側
パイロット弁、7及び8はプランジャ、9は主弁、10
は弁体、11は弁体ばねであって、2aは上流側弁室、
2bは下流側弁室である。
【0017】ソレノイド4によってその両側に同軸一体
に設けられた上流側パイロット弁5と下流側パイロット
弁6のプランジャ7及び8が左右に移動し、図1におい
ては、上流側パイロット弁が流量大の状態になって、上
流側弁室2aとパイロット室3とを結ぶ流路2c、2d
及び2eを連通又は流体流入量が多い状態にし、下流側
パイロット弁が流量小の状態になって、下流側弁室2b
とパイロット室3とを結ぶ流路2f、2g及び2hを流
体流出量が少ない状態にしており、弁体9が弁体ばね1
1に助力されて押し下げられ、パイロット形電磁弁1の
主弁9が閉弁状態になっている。
【0018】図2においては、上流側パイロット弁が流
量小の状態になって、上流側弁室2aとパイロット室3
とを結ぶ流路2c、2d及び2eを流体流出量を少なく
し、下流側パイロット弁が流量大の状態になって、下流
側弁室2bとパイロット室3とを結ぶ流路2f、2g及
び2hを流体の流出量が大の状態にしており、弁体9が
上流側弁室2aの圧力によって弁体ばね11に抗して押
し上げられ、パイロット形電磁弁1の主弁9が開弁状態
になっている。
【0019】図1及び図2において、上流側パイロット
弁5と下流側パイロット弁6のプランジャ7及び8の外
端部を外側に突出させるようにし、それを押し入れるこ
とによって手動操作をすることができるようになってい
る。
【0020】なお、上流側パイロット弁5及び下流側パ
イロット弁6の構造は、図に示した構造に限られるもの
でなく、プランジャ7及び8にOリングを装着したもの
など他の構造でもよい。図3は、手動操作機構を設ける
必要がない場合のパイロット弁の構造の1例を示す部分
断面図である。
【0021】次に、図1及び図2に示した実施例に基づ
いて、その作用を説明する。先ず、図1に示したよう
、ソレノイド4のプランジャ7、8が同図の左側へ移
動すると、上流側パイロット弁5が開状態になるに伴っ
て、上流側パイロット弁5が下流側パイロット弁6の流
路の流量より流量大の状態になり、かつ、下流側パイロ
ット弁6が閉状態になるに伴って、下流側パイロット弁
6が上流側パイロット弁5の流路の流量より流量小の状
態になる。この状態で、上流側弁室2aとパイロット室
3とを結ぶ流路2c、2d及び2e流体の流入量が大
の状態になり、下流側弁室2bとパイロット室3とを結
ぶ流路2f、2g及び2h流体の流出量が小の状態と
なり、パイロット室3が上流側弁室2aと通じて同じ圧
力になり、上流側弁室2aからパイロット室3に流体が
流入して、この流体の圧力と弁体ばね11の弾発力によ
って弁体10が押し下げられ、主弁9が閉弁する。
【0022】次に、図2に示したように、ソレノイド4
のプランジャ7、8が同図の右側へ移動すると、下流側
パイロット弁6が開状態になるに伴って、下流側パイロ
ット弁6が上流側パイロット弁5の流路の流量より流量
大の状態になり、かつ、上流 側パイロット弁5が閉状態
になるに伴って、上流側パイロット弁5が下流側パイロ
ット弁6の流路の流量より流量小の状態になる。この状
態で、上流側弁室2aとパイロット室3とを結ぶ流路2
c、2d及び2e流体の流入量が小の状態となり、下
流側弁室2bとパイロット室3とを結ぶ流路2f、2g
及び2h流体の流出量が大の状態になり、パイロット
室3が下流側弁室2bと通じて同じ圧力になり、弁体1
0が上流側弁室2aの圧力によって弁体ばね11を圧縮
しながらパイロット室3内の流体を下流側弁室2bに排
出して上昇し、主弁9が開弁する。
【0023】図1及び図2に示したように、上流側パイ
ロット弁5と下流側パイロット弁6とを同軸一体に構成
すると、1個のソレノイド4で両方のパイロット弁5及
び6を同時に確実に一方を流量大の状態に他方を流量小
の状態にすることができ、構造も簡単であり、後述する
ように手動操作機構を設けることが容易である。
【0024】この構造では、図を見れば明らかなよう
に、パイロット弁5及び6のプランジャ7及び8に流体
圧による推力が加わらないので、プランジャ復帰用のプ
ランジャばね(ソレノイド3に内蔵しており、図示して
ない)が付属されている場合は、ばねの弾発力が小さく
てよく、ソレノイド3も小形のものでよく、電池駆動に
することもできる。また、上流側弁室2a及び下流側弁
室2bとパイロット室3とを結ぶ流路2c、2d、2
e、2f、2g及び2hを細くする必要もオリフィスを
設ける必要もなく、構造が簡単で加工が容易である。ま
た、主弁9の開閉速度が早い。
【0025】図1及び図2に示したように、ソレノイド
3の両側に同軸一体に設けたパイロット弁5及び6のプ
ランジャ7及び8の外端部を外側に突出させて手動操作
機構を構成すると、手動操作が容易であり、電気信号に
よらないで必要に応じて臨機に手動操作をすることがで
きる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパイロッ
ト形電磁弁は、ソレノイドが小形であり、電池駆動にす
ることもでき、上流側弁室及び下流側弁室とパイロット
室とを結ぶ流路を特に細くしたり、オリフィスを設けた
りする必要がなく、主弁の開閉速度が早い。また、構造
が比較的簡単で加工が容易である。また、手動操作機構
を容易に設けることができ、これによって、電気信号に
よる以外に、手動操作によって開閉することもできる。
更には、特に、プランジャにOリング等のシール部材を
用いる必要がないから、少ない部品点数でコンパクトに
製作でき、しかも、主弁の開閉時間を適宜に調節して制
御することができるため、主弁が急激に開閉することが
なく、従って、ウォータハンマが発生しにくい電磁弁を
提供することができる等の有用な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイロット形電磁弁の一実施例の開弁
状態を示す縦断面図である。
【図2】図1に示したパイロット形電磁弁の閉弁状態を
示す縦断面図である。
【図3】パイロット弁の他の構造を示す部分断面図であ
る。
【図4】JIS B8373「空気圧用2ポート電磁
弁」に示されたパイロット形電磁弁を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 パイロット形電磁弁 2a 上流側弁室 2b 下流側弁室 2c、2d、2e、2f、2g、2h 流路 3 パイロット室 4 ソレノイド 5 上流側パイロット弁 6 下流側パイロット弁 7、8 プランジャ 9 主弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−45399(JP,A) 実開 平2−46180(JP,U) 実開 昭56−41309(JP,U) 特公 平4−45716(JP,B2) 特公 平4−20455(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/06 - 31/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドによってパイロット弁を開閉
    し、上流側弁室及び下流側弁室とパイロット室とを結ぶ
    流路の流量を制御して主弁を開閉するパイロット形電磁
    弁であって、前記パイロット室に設けた主弁は、弁体ば
    ねと弁体からなり、前記ソレノイドの両側に設けたプラ
    ンジャにそれぞれ上流側パイロット弁と下流側パイロッ
    ト弁を設け、上流側弁室とパイロット室とを前記上流側
    パイロット弁を介して流路で接続し、かつ下流側弁室と
    前記パイロット室とを前記下流側パイロット弁を介して
    流路で接続し、前記上流側パイロット弁が開弁し、かつ
    下流側パイロット弁が閉弁のとき、上流側パイロット弁
    の流路の流量が下流側パイロット弁の流路の流量より大
    の状態となり、このとき、上流側弁室からパイロット室
    に流入する流体の圧力と弁体ばねの弾発力により弁体を
    押し下げて主弁を閉弁すると共に、前記上流側パイロッ
    ト弁が閉弁し、かつ下流側パイロット弁が開弁のとき、
    下流側パイロット弁の流路の流量が上流側パイロット弁
    の流路の流量より大の状態となり、このとき、上流側弁
    室の圧力によって弁体が弁体ばねを圧縮しながらパイロ
    ット室内の流体を下流側弁室に排出して上昇することに
    より主弁を開弁し、パイロット室と上流側弁室にかかる
    圧力差で主弁を開閉するようにしたことを特徴とするパ
    イロット形電磁弁。
  2. 【請求項2】 該上流側パイロット弁と該下流側パイロ
    ット弁とを同軸一体に構成したことを特徴とする請求項
    1に記載のパイロット形電磁弁。
  3. 【請求項3】 該パイロット弁に手動操作機構を設け、
    該手動操作機構は、ソレノイドの両側に同軸一体に設け
    たパイロット弁のプランジャの外端部を外側に突出させ
    るようにして構成したことを特徴とする請求項1又は2
    に記載のパイロット形電磁弁。
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