JPH0630006A - 重複するステーションアドレスに対して通信ネットワークをテストする装置 - Google Patents

重複するステーションアドレスに対して通信ネットワークをテストする装置

Info

Publication number
JPH0630006A
JPH0630006A JP3179239A JP17923991A JPH0630006A JP H0630006 A JPH0630006 A JP H0630006A JP 3179239 A JP3179239 A JP 3179239A JP 17923991 A JP17923991 A JP 17923991A JP H0630006 A JPH0630006 A JP H0630006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
frame
address
indicator
test
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3179239A
Other languages
English (en)
Inventor
Henry Yang
ヤング ヘンリー
Jerry Hutchison
ハッチソン ジェリー
William R Hawe
アール ハーウェ ウィリアム
G Paul Koning
ポール コーニング ジー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Digital Equipment Corp
Original Assignee
Digital Equipment Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Digital Equipment Corp filed Critical Digital Equipment Corp
Publication of JPH0630006A publication Critical patent/JPH0630006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータ通信ネットワークに接続された
複数のステーションに対し、重複するアドレスを有する
ステーションを検出する装置を提供する。 【構成】 重複アドレスを有するステーションを検出す
る装置であって、コンピュータ通信ネットワークに接続
された形式のステーションは、隣接部応答テストと、時
間切れを用いた送信自己テストとを使用し、隣接部応答
テストは、時間切れが生じた場合に隣接部インジケータ
を時間切れにセットし、受信した応答フレームが行き先
アドレスの一致を指示しない場合は隣接部インジケータ
をパスにセットし、そして受信した応答フレームが行き
先アドレスの一致が生じたことを指示する場合には隣接
部インジケータをフェイルにセットし、更に、重複アド
レスインジケータは、隣接部応答テスト及び送信自己テ
ストに応答して該インジケータを、重複アドレス存在、
不存在及び未知の3つの異なる状態の1つにセットする
ことを特徴とする装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、複数のコンピ
ュータ間で通信を行うためのコンピュータネットワーク
に係り、より詳細には、ネットワーク上に重複するステ
ーションアドレスが存在するかどうかについてネットワ
ークをテストする装置に係る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ通信ネットワーク上にある
各ステーションは、“自分のアドレス”即ちMAと称す
る独特のアドレスを有している。(以下の説明中で記号
“ ”は、種々の名称や、ある場合には、明確に表すた
めに変数に指定した値を強調するのに用いられる。又、
明確に表現するために、種々の名称やときにはそれらの
値が頭文字で示されている。更に、この記号及び頭文字
は複合名詞を強調するのにも用いられる。)又、多くの
ステーションは種々の目的でアドレスのリストを有して
いる。2つのステーションが同じアドレスを有する場合
には、ネットワークのオペレーションがフェイルモード
によって破壊されることがある。又、1つのステーショ
ンがネットワーク上のステーションのアドレスリストに
不適切な入力をした場合にも、ネットワークのオペレー
ションがフェイルモードによって破壊されることがあ
る。フェイルモードについては、以下の添付資料に詳細
に記載し、更に、ファイバディストリビューテッドデー
タインターフェイスFDDI型の通信トークンリングネ
ットワークにおいて考えられる幾つかの特定のフェイル
モードについても添付資料に記載する。
【0003】例えば、“リングオプ/クレームオシレー
ション(Ringop/Claim Oscillation)”フェイルモード
は、ソースアドレスストリッピング(取り出し)を使用
するシステムに生じて、コンピュータシステムを停止す
ることがある。リングオプ/クレームオシレーションフ
ェイルモードについて説明するためには、次の幾つかの
ポイントを理解しなければならない。1:ステーション
は、フレームのソースアドレスフィールドをそれ自身の
ステーションアドレスと比較することにより論理リング
通信システムからそれ自身のフレームを取り出し、2:
送信ステーションのアドレスと重複するアドレスを有す
るステーションは、送信ステーションによって形成され
たフレームをリングから不適切に取り出し、3:重複ア
ドレスステーションと送信ステーションとの間にあるス
テーションは、送信ステーションが送信を行う時間中フ
レームを受け取らず、4:各ステーションはTVXタイ
マと称するタイマを有していて、これにより、ステーシ
ョンは、TVXタイマのタイミングインターバル内にフ
レーム又はトークンを受け取らない場合はリングを再初
期化し、5:送信ステーションがTVXタイマのタイミ
ングインターバルを越える時間中フレームを送信する場
合には、重複アドレスステーションの下流のステーショ
ンがそれらのTVXタイマを時間切れさせ、その結果、
通信リングを再初期化する。即ち、リングは、重複アド
レスステーションによるソースアドレスの取り出しによ
って不意に再初期化されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】重複するステーション
アドレスが存在するかどうかについてコンピュータネッ
トワークをテストするための多数のテスト装置が案出さ
れている。リング構成の通信ネットワークに使用する1
つのテストは、“送信自己テスト”であり、これは、ス
テーションがそれ自身へフレームを送信するようにさせ
ることより成る。このテストは、リングがソースアドレ
スストリッピングを用いてリングからフレームを取り出
すことに基づいている。フレームがリングを一周する場
合には、リングがテストにパスし(合格し)、ステーシ
ョンアドレスに重複するアドレスがリングに存在しない
とみなされる。重複するアドレスがリングに存在する場
合には、リングがソースアドレスストリッピングを用い
ているために、重複アドレスを有するステーションがリ
ングからフレームを取り出してしまうとみなされる。し
かしながら、このテストにより、リング上に存在する重
複アドレスが検出され損なったり或いは重複アドレスが
あるという偽のアラームがなったりする多数の状態が考
えられる。例えば、リング上の1つのステーションが破
壊されて単にフレームを正しく中継しなかった場合に
も、テストがフェイルとなり(不合格となり)、送信ス
テーションの重複アドレスが存在するという偽のアラー
ムを発生する。又、重複アドレスの確実な指示がなく、
フレームをそれ自身へ送信しているステーションが時間
切れするだけである。
【0005】重複アドレスに対して通信リングをテスト
するための第2のテスト装置は、2つのステーションに
関連したもので、“隣接部応答テスト”と称されてい
る。この隣接部応答テストにおいては、開始ステーショ
ンが送信行き先アドレス及びそれ自身のアドレスをフレ
ームのソースアドレスとしてもつ問い合わせフレームを
送信する。この問い合わせフレームを受け取る第1ステ
ーションは応答フレームを送信する。この応答フレーム
は、上記開始ステーションのアドレスを含む行き先アド
レスフィールドを有している。問い合わせフレームを受
け取るこの第1ステーションは、開始ステーションより
下流の最も近い隣接部である。応答フレームは、次い
で、開始ステーションに到達するまで、各介在ステーシ
ョンによって検出され中継される。テストは、ステーシ
ョンがフレームを検出して中継するときに、フレームの
行き先アドレスをそのステーション内に保持されたアド
レスリストに対してチェックし、フレームを受け取るか
判断することに基づいている。応答フレームが開始ステ
ーションに達すると、開始ステーションはインジケータ
ビットをチェックして、開始ステーションのアドレスが
いずれかの中継ステーションにおいて検出されたことを
そのインジケータビットが示しているかどうか判断す
る。応答フレームが開始ステーションによって受け取ら
れたときにインジケータビットが“セット”されている
場合には、リングネットワークがテストにフェイルして
おり、開始ステーションのアドレスが中継ステーション
の1つにおいて重複されているとみなされる。しかしな
がら、隣接部応答テストにおいて重複アドレスが存在し
ないときにそれが存在することを示す偽のアラームが生
じたりリング上の開始ステーションの重複アドレスが存
在するときにそれがないという検出ミス指示が与えられ
たりする多数の状態が生じる。リングに重複アドレスが
ないという検出ミス指示は、このテストでは、重複アド
レスがステーションのリストにあってこのリストをブリ
ッジフォワードリストの場合のようにソースフレームに
対して使用する場合に与えられる。というのは、フレー
ムの行き先アドレスがこのようなリストに対してテスト
されないからであり、即ち簡単に述べると、開始ステー
ションのアドレスが“受信DAセット”とも称する“受
信行き先アドレスセット”にはなく、重複ステーション
により取り出すように使用されるからである。重複アド
レスがあるという偽のアラーム指示は、このテストで
は、フレームのソースアドレスがステーション内の受信
行き先アドレスセットにあるがステーションがフレーム
をリングに送信するのにこのリストを使用しない場合に
与えられる。
【0006】従って、コンピュータ用のリング通信ネッ
トワーク上に重複アドレスが存在するかどうかをテスト
する装置で、現存のテストによって与えられる偽の指示
を克服するような満足なテスト装置は入手できない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、重複す
るアドレスを有するステーションを検出する装置におい
て、上記ステーションはコンピュータ通信ネットワーク
に接続される形式のものであって、指定のアドレスをも
つことができる形式であると共に、上記ネットワーク上
で検出されるフレームの行き先アドレスフィールドと比
較するためのアドレスのリストを有することができ、上
記装置は、送信自己テストを行うと共に、フレームを受
け取った場合には自己インジケータをパスにセットしそ
して時間切れが生じた場合には自己インジケータを時間
切れにセットするための手段と、隣接部応答テストを行
うと共に、時間切れが生じた場合には隣接部インジケー
タを時間切れにセットし、受信した応答フレームが行き
先アドレスの一致を指示しない場合には隣接部インジケ
ータをパスにセットしそして受信した応答フレームが行
き先アドレスの一致が生じたことを指示する場合には隣
接部インジケータをフェイルにセットするための手段
と、自己インジケータをテストすると共に隣接部インジ
ケータをテストするための手段であって、自己インジケ
ータのテストと隣接部インジケータのテストとに応答し
て、重複アドレスインジケータを3つの状態の1つにセ
ットするための手段とを具備し、上記3つの状態の第1
状態は重複アドレスが検出されないことを指示し、上記
3つの状態の第2状態は重複アドレスが存在することを
指示しそして上記3つの状態の第3状態は未知の状態を
指示するものであることを特徴とする装置が提供され
る。
【0008】隣接部インジケータ及び自己インジケータ
のテストは、重複アドレスインジケータを次のテーブル
に基づいて3つの状態の1つにセットすることにより行
われる。 状態 隣接部イン 自己イン 重複アドレス ジケータ ジケータ インジケータ 1 時間切れ 時間切れ 未知 2 時間切れ パス パス 3 パス 時間切れ 未知 4 パス パス パス 5 フェイル 時間切れ フェイル 6 フェイル パス パス 重複アドレスインジケータは、上記パス状態によって重
複アドレスが検出されないことを指示すると共に、上記
フェイル状態によって重複アドレスが検出されたことを
指示し、更に、上記未知の状態によってテストが未解決
であることを指示する。
【0009】隣接部インジケータ及び自己インジケータ
は、装置の始動時に“未知”の状態にセットされる。本
発明の他の特徴は、添付図面を参照した以下の詳細な説
明から明らかとなろう。
【0010】
【実施例】以下、同様の部分が同じ参照番号で示された
添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0011】図1を参照すれば、隣接部応答テストはブ
ロック100において行われる。隣接部応答テストの出
力は“隣接部インジケータ”と称する変数であり、ブロ
ック100によりライン110に出される。“隣接部イ
ンジケータ”は4つの状態を有しており、隣接部応答テ
ストの結果に基づいてこれら状態の1つにセットされ
る。“隣接部インジケータ”の4つの状態は、通信ネッ
トワーク上に重複ステーションアドレスが存在すること
がテストによって検出されなかったことを示すパスと、
重複ステーションアドレスが検出されたことを表すフェ
イルと、“隣接応答要求時間”と称する時間切れ周期中
に応答フレームが受け取られなかったことを示す時間切
れと、インジケータが始動時に初期化される値である未
知とである。
【0012】送信自己テストはブロック120において
行われる。送信自己テストの出力は“自己インジケー
タ”と称する変数であり、ブロック120によりライン
130に出される。この“自己インジケータ”は、送信
自己テストの結果に基づいて3つの状態を有する。“自
己インジケータ”の3つの状態は、送信されたフレーム
がそれを発したステーションによって受け取られたこと
を示すパスと、“送信自己テスト時間”TSTタイムと
称する時間切れ周期中にフレームが受け取られないこと
を示す時間切れと、インジケータが始動時に初期化され
る状態である未知とである。
【0013】判断ブロック140は、ライン110を経
て“隣接部インジケータ”をそしてライン130を経て
“自己インジケータ”を入力として受け取る。判断ブロ
ック140は“隣接部インジケータ”及び“自己インジ
ケータ”に基づいて論理処理を実行し、この論理処理の
結果として、ライン150に出力を発生する。ライン1
50の出力は“重複アドレスインジケータ”と称する変
数である。この“重複アドレスインジケータ”は、次の
3つの状態、即ち重複アドレスが見つからなかったこと
を示すパスと、重複アドレスがおそらくネットワークに
存在することを示すフェイルと、ネットワーク上の重複
ステーションアドレスの有無に関するテスト結果が未定
であることを示す未知とを有している。
【0014】隣接部応答テスト及び送信自己テストの詳
細については以下で説明する。
【0015】図2を参照すれば、本発明によって使用さ
れる典型的なフレーム158のフィールドが示されてい
る。図2に示されたフィールドは、以下で詳細に述べる
FDDI MAC規格に適合するものであると共に、I
EEE802. 5トークンリングローカルエリアネット
ワーク規格にも適合するものである。
【0016】以下、フレームを受け取るステーションと
いう表現は、フレームにおいて実行された繰り返し冗長
度チェックが“良好フレーム”指示を与えたことを意味
し、即ちフレームチェックシーケンスエラーがないこと
を意味する。
【0017】FCフィールド160は、フレーム制御フ
ィールドであり、フレーム158の形式について受信ス
テーション情報を与える一連のビットを含んでいる。例
えば、FCは、フレーム158がデータフレームである
かビーコンフレームであるかクレイムフレームであるか
制御フレームであるか又は他の形式のフレームであるか
を指示する。
【0018】各ステーションには、ステーション識別の
目的で“自分のアドレス”が指定されている。“自分の
アドレス”の詳細については、以下の添付資料に説明さ
れている。
【0019】DAフィールド162は、フレーム158
の行き先アドレスであり、フレーム158が送られるス
テーションの“自分のアドレス”を指示するが、フレー
ム158が送られる複数のステーションを指示するため
のマルチキャストアドレスであってもよいし、或いは全
てのステーションがフレーム158を受け取るようにさ
れていることを指示するためのブロードキャストアドレ
スであってもよい。
【0020】リング通信ネットワークにおいては、ステ
ーションは到着する全てのフレーム158を検出し、ス
テーションは全ての検出されたフレーム158をプロセ
スによって禁止されない限りリングネットワークに中継
し、そして全てのステーションは、MACサブ層からの
フレーム158を送信プロトコルのより高い層へ通すこ
とによりステーションがフレーム158を受け取るべき
かどうか判断するために検出されたフレーム158のD
Aアドレスフィールドをテストする。
【0021】SAフィールド164はフレーム158の
ソースアドレスフィールドであり、フレーム158を発
しているステーションの“自分のアドレス”を指示す
る。ソースアドレスストリッピングを用いたネットワー
クにおいては、全てのステーションがSAフィールド1
64をテストし、ステーションがネットワーク上にフレ
ーム158を中継すべきかどうか判断する。受信ステー
ションの“自分のアドレス”が検出されたフレーム15
8のSAフィールド164のアドレスに一致する場合に
は、ステーションがネットワークへのフレーム158の
中継を禁止することによりフレーム158がリングネッ
トワークから除去される。
【0022】FSフィールド166はフレーム158の
状態フィールドである。このFSフィールド166の機
能は多数あるが、例えば、FSフィールド166は、A
インジケータと称するインジケータを含んでいる。Aイ
ンジケータの値は“セット”、“リセット”又は“使用
不能”の1つである。“使用不能”とは、例えば、ノイ
ズによる崩壊のためにAインジケータが“セット”又は
“リセット”状態としてステーションによって検出され
なかったことを意味する。Aインジケータは、フレーム
158がリングネットワークを一周して発信ステーショ
ンによって検出された後に、そのフレーム158を検出
したステーションがフレーム158を受け取ったかどう
かを発信ステーションに知らせることができる。
【0023】Aインジケータの動作は、次の通りであ
る。フレーム158が発信ステーションによって送信さ
れることにより開始されると、Aインジケータは“リセ
ット”状態にセットされ、検出ステーションは、フレー
ム158のDAフィールド162と、その検出ステーシ
ョンにセットされた受信行き先アドレスに保持されたア
ドレスとの間の一致を見つけ、リストには、ブロードキ
ャストアドレス、マルチキャストアドレス、検出ステー
ションの“自分のアドレス”又はその他フレームを受信
するためのアドレスが含まれ、検出ステーションは、A
インジケータの状態を“セット”状態に変えることによ
り一致が生じたことを指示する。“セット”状態にある
Aインジケータを見つける検出ステーションは、Aイン
ジケータの状態を変えない。従って、Aインジケータの
状態は、いずれかのステーションがフレーム158を受
け取ったかどうか示し、この情報は、フレーム158が
リングを一周した後に発信ステーションに得られる。
【0024】しかしながら、“使用不能”状態のAイン
ジケータは、行き先アドレス一致に関する情報を与える
ものではなく、例えば、ノイズ崩壊エラーのようなエラ
ーがおそらく生じていることを指示する。
【0025】別の言い方をすれば、全てのステーション
がフレーム158を検出するが、ステーションのアドレ
スと一致するDAフィールド162を有するものだけが
フレーム158を受け取る。フィールドFS164のA
インジケータの状態は、いずれかのステーションがフレ
ーム158を受け取ったかどうか指示する。
【0026】隣接部応答テスト及び送信自己テストに使
用されるフレームのフィールドが図2の(A)及び
(B)に示されている。図2の(A)に示すフィールド
165が図2の(B)に詳細に示されている。フィール
ド167Aはフレームクラスであり、フィールド167
Bはフレームタイプである。これらフィールドの例とし
て、以下に述べるANSI/FDDI規格では、次のよ
うな16進表示が用いられている。フィールド167C
は実施についてのバージョンナンバーのためにとってあ
る。フィールド167Dはトランザクション識別子Ti
dである。
【0027】TS TESTフレームと称する送信自己
テストフレームについてのフィールド値は、次の通りで
ある。 フレーム制御フィールドFC160 16進の
4F フレームクラス167A 16進の
01 フレームタイプ167B 16進の
01
【0028】ANSI/FDDI SMT規格は、TS
TESTフレームフォーマットを規定するものではな
い。例えば、ANSI/FDDI SMT規格の隣接部
情報アナウンスメントフレームがTS TESTフレー
ムに対して使用される。
【0029】隣接部応答テストに対するフィールド値
は、NRR TESTフレームと称する問い合わせフレ
ームについては次の通りである。 フレーム制御フィールドFC160 16進の
4F フレームクラス167A 16進の
01 フレームタイプ167B 16進の
02 そしてNRR TEST RESPONSEフレームと
称する応答フレームについては以下の通りである。
【0030】 フレーム制御フィールドFC160 16進の
41 フレームクラス167A 16進の
01 フレームタイプ167B 16進の
03
【0031】図3の(A)には、リング通信ネットワー
ク180が示されている。このネットワーク180は、
例えば、3つのステーション、ステーションS1 18
2と、ステーションS2 184と、ステーションS3
186とを有している。MAラベル188は、二重矢
印189とで、ステーションの“自分のアドレス”が矢
印189の右側の行にあることを指示するとと共に、ス
テーションS1 182の“自分のアドレス”がS1で
あり、ステーションS2 184の“自分のアドレス”
がS2でありそしてステーションS3 186の“自分
のアドレス”がS3であることを指示する。
【0032】“受信行き先アドレスセット”(受信DA
セット)ラベル190は、二重矢印191とで、行き先
アドレス一致のためにステーションによって使用される
アドレスのセットを指示する。ステーションS1 18
2は、その受信DAセットにアドレスS1を入力しそし
てその他は記号...で示すように指示され、ステーシ
ョンS2 184は、その受信DAセットにアドレスS
2を入力しそしてその他は記号...で示すように指示
され、そしてステーションS3 186は、その受信D
AセットにアドレスS3を入力しそしてその他は記
号...で示すように指示される。
【0033】図3の(B)は、通信ネットワーク180
上を搬送されるフレームを追跡できるようにするスペー
ス/時間図200である。ステーションS1 182
は、トークン195を受け取り、ステーションS1 1
82が送信を行えるようにする。フレームはステーショ
ンS1 182により位置202において開始され、そ
してこのフレームは、その行き先アドレスDAフィール
ド162にS2の値を含ませることにより、即ちDA=
S2とすることにより、ステーションS2に送られる。
又、フレームのソースアドレスSAフィールド164
は、S1の値、即ちSA=S1を含んでおり、そのフレ
ームがステーションS1 182によって発信されたも
のであることを指示する。その送信が終了すると、ステ
ーションS1182はトークン195Bを送信し、その
下流のステーションが送信を行えるようにする。
【0034】スペース/時間図200における位置20
2のような全ての位置は、水平軸に沿って通信ネットワ
ーク180上の空間的なポイントを示していると共に、
垂直軸に沿って事象の発生時間を示している。
【0035】フレームは、位置204においてステーシ
ョンS2 184により検出されて通信ネットワーク1
80に中継され、ステーションS2 184は、その受
信DAセット190と、フレームの行き先アドレスフィ
ールドDA162との間の一致を見つける。従って、ス
テーションS2は、次のような動作を実行する。フレー
ムは、ステーションS2により受け取られ、通信プロト
コルのより高い層へ通される。フレームのフィールドF
S166のAインジケータは“セット”状態にセットさ
れる。
【0036】フレームは、ステーションS3 186に
より位置206において検出される。ステーションS3
はフレームのフィールドを変更することなく通信ネット
ワーク180にフレームを中継する。ステーションS3
はそれ以上の動作を行わない。なぜならば、フレームの
行き先アドレスDAフィールド162又はソースアドレ
スSAフィールド164と、ステーションS3 186
のアドレスとの間に一致がないからである。
【0037】次いで、フレームは位置208において発
信ステーションS1 182へ戻され、ここでステーシ
ョンS1はSAフィールド164とステーションS1
182の“自分のアドレス”との間に一致を見つける。
従って、フレームの中継が禁止され、フレームは、位置
208においてステーションS1により通信ネットワー
ク180から取り出される。
【0038】フレームのFSフィールド166にあるA
インジケータは、ステーションに使用できる情報で、フ
レームの発信ステーションを含んでいる情報を与える。
フレームのFSフィールド166のAインジケータを受
け取ってテストすることにより使用可能となるこの情報
は、発信ステーションS1 182を含むステーション
が少なくとも1つのステーションがフレームを受け取っ
たことを学習できるようにするものである。図示されて
いないが、2つ以上のステーションがフレームを受け取
った場合には、Aインジケータは単に“セット”状態を
とり、少なくとも1つのステーションがフレームを受け
取ったことを指示する。
【0039】図4の(A)には、リング通信ネットワー
ク220が示されている。この場合も、MAラベル18
8は、ステーションの“自分のアドレス”値を示してい
る。ステーションS1 182及びステーションS2
184は、図3の(A)に示した通信ネットワーク18
0の場合と同じである。しかしながら、ステーションS
1(prime)222がステーションS1 182のアドレ
スに等しい重複アドレスを有しているという点で、通信
リング220にはフェイルが存在する。又、ステーショ
ンS1(prime)222は、その“受信DAセット”19
0に“自分のアドレス”S1を有しており、これが“受
信DAセット”における項目226で示されている。
【0040】図4の(B)を参照すれば、SAフィール
ド164がS1の値を含んでいるフレーム、即ちSA=
S1のフレームは、このフレームが位置234に到達す
るときにステーションS1(prime)222によって取り
出される。従って、ステーションS1(prime)222よ
り下流のステーション、例えばステーションS4 22
8は、ステーションS1 182からフレームを受け取
らない。というのは、フレームがステーションS4 2
28に到達する前にステーションS1(prime)222が
リング通信ネットワーク220からそれを取り出してし
まうからである。
【0041】この重複アドレス状態がステーションS1
(prime)222に存在することにより、ステーションS
1がTVX時間周期と称する時間切れ周期を越える時間
にわたってフレームを送信する場合に、ステーションS
4 228はフレームを検出しないので時間切れするこ
とになる。ステーションS4が時間切れすると、ビーコ
ン又はクレイムプロセスを開始させることにより、リン
グを回復及び初期化サイクルに入れる。この欠陥状態
を、リングオプ/クレイムオシレーションと称する。
【0042】図4の(B)は、ステーションS1 18
2が隣接部応答テスト及び送信自己テストの両方を実行
するためのスペース/時間図である。ステーションの位
置は、水平のスペース軸239Aに沿って示されてい
る。時間軸239Bは垂直線として示されている。
【0043】隣接部応答テストは位置240において始
まる。先ず、ステーションS1 182はトークン24
1を受け取り、このステーションが送信を行えるように
する。ステーションS1 182は、位置240におい
て、問い合わせフレームをリング通信ネットワーク22
0に送信する。問い合わせフレームのフィールドは、一
般フレーム158をガイドとして使用して、次のように
セットされる。FCフィールド160はフレームが問い
合わせフレームであることを指示するようにセットさ
れ、DAフィールド162は、検出ステーションのアド
レスに関わりなく全てのステーションがそのフレームを
受け取るようにブロードキャストアドレスにセットさ
れ、SAフィールド164は、ステーションS1 18
2がフレームを発したことを指示するようにS1にセッ
トされ、そしてFSフィールド166は、そのAインジ
ケータが“リセット”にセットされていてフレームをま
だ受け取っていないことを指示する。
【0044】位置240において問い合わせフレームを
発生した後に、ステーションS1182はリングにトー
クン241Bを送信し、下流のステーションが送信に変
わることができるようにする。
【0045】位置242において、ステーションS1
182に最も近い下流の隣接ステーションであるステー
ションS2 184がこの問い合わせフレームを検出す
る。位置242において、ステーションS2 184
は、FCフィールド160からそのフレームが問い合わ
せフレームであることを学び、そしてFSフィールド1
66からステーションS2 184は、それが問い合わ
せフレームを検出する第1ステーションであることを学
ぶ。この問い合わせフレームを受け取って中継する間
に、ステーションS2 184は、FSフィールド16
6のAインジケータを“セット”状態を指示するように
変更し、これにより、問い合わせフレームを検出するそ
れ以降のステーションが応答フレームを発しないように
する。位置240においてステーションS1 182に
よって開始された問い合わせフレームは、重複アドレス
フォールトがあるために、位置234においてステーシ
ョンS1(prime)222によって取り去られる。
【0046】その後、位置246において、トークン2
45を受け取った後に、ステーションS2 184は、
次のようにフィールドがセットされた応答フレームを送
信する。即ち、FCフィールド160は、フレームが位
置242において検出された問い合わせフレームに応答
する応答フレームであることを指示するようにされ;D
Aフィールド162は、その問い合わせフレームを発し
たのがステーションS1 182であるのでこのステー
ションS1 182のアドレスにセットされ;SAフィ
ールド164は、ステーションS2 184が応答フレ
ームを発したことを指示するようにステーションS2
184のアドレスにセットされ、そしてフレームがステ
ーションS1 182によって検出されたときにステー
ションS2 184がステーションS1 182に最も
近い下流隣接部であることを通常はステーションS1
182に指示し;そしてフィールドFS 166のAイ
ンジケータは“リセット”される。位置242において
ステーションS2 184が問い合わせフレームを受け
取るときと、位置246において応答フレームが送信さ
れるときとの間の時間遅延は不定であり、例えば、ステ
ーションS2 184がトークン245をいつ受け取る
かによって決まる。ステーションS2 184は問い合
わせフレームに応答し、それに応じて内部状態を調整し
なければならないので、ステーションS2 184は、
位置246において送信の準備ができるまでに多数のト
ークンを通過させねばならない。この不定の待機状態は
時間軸239B上に破線247によって示されている。
【0047】位置246において応答フレームを発生し
た後に、ステーションS2 184は、リング上にトー
クン245Bを送信し、下流のステーションが送信状態
に変われるようにする。
【0048】ステーションS1 182に重複するアド
レスをもつステーションがない場合には、フィールドF
S166が“リセット”にセットされたステーションS
1182に応答フレームが到達し、この“リセット”状
態により、リング通信ネットワーク220は、重複ステ
ーションアドレスに対して隣接部問い合わせテストをパ
スする。
【0049】しかしながら、図4の(A)に示されたリ
ング通信ネットワーク220では、位置230におい
て、ステーションS1(prime)222が応答フレームの
行き先アドレスDAフィールド162と、ステーション
S1(prime)の“受信DAリスト”入力との間に一致を
見つけ、それ故、フィールドFS166のAインジケー
タを“セット”状態にセットする。これにより、位置2
32においてフレームがステーションS1 182に到
達すると、ステーションS1 182は、FSフィール
ド166のAインジケータが“セット”状態にあるのを
検出し、重複アドレスについての隣接部応答テストによ
って重複アドレスが探索されたという指示、即ちリング
通信ネットワークがテストにフェイルしたという指示を
セットする。図1の線110上の“隣接部インジケー
タ”はフェイルにセットされる。
【0050】応答フレームは位置236においてステー
ションS2 184によって取り出される。というの
は、ステーションS2 184が応答フレームを発した
からである。
【0051】従って、重複アドレスに対する隣接部応答
テストは、重複アドレスをステーションS1(prime)2
22において探索したという点で成功であった。
【0052】以下、送信自己テストについて説明する。
送信自己テストを開始するときには、トークン249を
受信した後に、ステーションS1は、図4の(B)に示
す位置250においてそれ自身にアドレスされた送信自
己テストフレームを発信する。送信自己テストフレーム
のフィールドは次のようにセットされる。FCフィール
ド160は、これが送信自己テストフレームであること
を指示し、行き先アドレスフィールドDA162には、
S1 182のアドレス、即ちDA=S1が入力されて
おり、又、ソースアドレスフィールドSAは、S1 1
82のアドレス、即ちSA=S1にセットされる。送信
自己テストフレームがリング通信ネットワークを一周し
て、経路254をたどった後に位置252においてステ
ーションS1 182に戻ると、リング通信ネットワー
ク220は送信自己テストにパスする。しかしながら、
リング通信ネットワーク220は、送信自己テストにフ
ェイルする。というのは、ステーションS1(prime)の
重複アドレス入力により送信自己テストフレームが位置
256において取り去られるからである。即ち、送信自
己テストフレームは、位置252に到達することはな
く、ステーションS1182は、“送信自己テスト時
間”内に送信自己フレームを受け取らないときにテスト
にフェイルする。自己タイマの時間が経過することは、
送信自己テストフレームがリング通信ネットワーク22
0を首尾良く一周しなかったことを指示する。図1のラ
イン130の“自己インジケータ”は、時間切れにセッ
トされる。
【0053】図3の(A)を参照すれば、リング通信ネ
ットワーク180は、いかなるステーションにも重複す
る“自分のアドレス”入力がないので、送信自己テスト
にパスし、従って、図1のライン130上の“自己イン
ジケータ”はパスにセットされる。
【0054】図5を参照すれば、隣接応答テストは、重
複するステーションS1のアドレスの存在を検出しそこ
なう。この欠陥は、参照番号260によって示されたス
テーションS1(prime)の“受信DAセット”190が
ステーションS1(prime)222の“自分のアドレス”
を特に除外するために生じる。従って、応答フィールド
のFSフィールドのAインジケータは、ステーションS
1(prime)222が問い合わせフレームを中継するとき
に“リセット”のままとなる。というのは、テストフレ
ームの行き先アドレスとステーションS1(prime)22
2の受信DAセットとの間に一致がないからである。図
1のライン110上の隣接部インジケータはパスにセッ
トされる。
【0055】図5に示す状態は、“検出欠陥”フェイル
モードであり、これは、その受信DAセット、即ち“受
信DAセット”190に“自分のアドレス”をもたない
重複ステーションによって生じる。受信DAセットにス
テーションの“自分のアドレス”が存在しないことは、
ステーションのハードウェア欠陥を含む種々の状態から
生じる。ハードウェア欠陥によって存在しない場合に
は、その不存在は、通信リングのオペレーションに対し
て否定的なインパクトを与えるステーション欠陥の一例
である。
【0056】更に図5を参照すれば、送信自己テスト
は、ステーションS1(prime)がソースアドレスストリ
ッピングをその“自分のアドレス”に基づいて実行する
ので、重複アドレスを検出することになる。従って、自
己インジケータは“時間切れ”にセットされる。
【0057】図6を参照すれば、ステーションS3 2
70はそのMA入力に独特の入力を有し、ここで入力は
アドレスS3である。しかしながら、受信DAセット2
72における“受信DAセット”190は、ステーショ
ンS1 182のアドレスを含んでいる。従って、ステ
ーションS3は、隣接部応答テストのフェイルを生じさ
せる。というのは、FSフィールド166は、応答フレ
ームがステーションS3 270によって中継されると
きに“セット”状態にセットされるからである。テスト
のこの欠陥は、偽の指示であるか又は偽のアラームであ
る。というのは、重複アドレスがステーションS3 2
70の“自分のアドレス”入力にないからである。
【0058】更に図6を参照すれば、送信自己テストは
ステーションS3 270ではパスする。というのは、
ステーションS3 270によるソースアドレスストリ
ッピングによってテストフレームが取り去られないから
である。
【0059】図1に示すように本発明によれば、隣接部
応答テストの結果と送信自己テストの結果が組み合わさ
れて、ライン150上の“重複アドレステスト”と称す
る変数が発生される。この組み合わせは、例えば、リン
グ通信ネットワーク220において両テストを同時に実
行することによって達成される。
【0060】“重複アドレステスト”の変数は、3つの
考えられる値、即ち重複アドレスが見つからなかったこ
とを示すパスと、重複アドレスが見つかったことを示す
フェイルと、テストの結果が不定であることを示す未知
とを有している。変数“重複アドレステスト”の値は、
以下の指定テーブルのテーブル1に基づいて、図1のラ
イン110の“隣接部インジケータ”と図1のライン1
30の“自己インジケータ”とに値を指定することによ
り、指定される。
【0061】 指定テーブル テーブル1 状態 隣接部イン 自己イン 重複アドレス ジケータ ジケータ インジケータ 1 未知又は 未知又は 未知 時間切れ 時間切れ 2 未知又は パス パス 時間切れ 3 パス 未知又は 未知 時間切れ 4 パス パス パス 5 フェイル 未知又は フェイル 時間切れ 6 フェイル パス パス
【0062】従って、重複“アドレスインジケータ”
は、パス状態によって重複アドレスが検出されなかった
ことを指示し、フェイル状態によって重複アドレスが検
出されたことを指示し、そして未知の状態によってテス
ト結果が未定であることを指示する。
【0063】再び図4の(B)を参照すれば、隣接部応
答テスト及び送信自己テストは、リング通信ネットワー
ク220において同時に実行することができる。例え
ば、送信自己テストは、中間待機周期247の間に開始
することができる。重複アドレスインジケータは、常
に、隣接部インジケータ及び自己インジケータの最新値
を使用する。
【0064】図7は、隣接部応答テストを実行するステ
ーションにおける送信プロセスを示すフローチャートで
あり、そして図8は、同じステーションにおける受信プ
ロセスを示すフローチャートである。送信及び受信プロ
セスは同時協同プロセスとして構成される。
【0065】図7、8、9及び10においては、タイマ
が次のように構成される。タイマは、タイマスタート動
作が実行されるときに動作を開始する。タイマは、タイ
マがスタートしてから指定の時間値が経過した時に終了
する。タイマが終了すると、タイマは“終了”状態で停
止する。例えば、タイマは30秒の指定値を有する。タ
イマがスタートしてから30秒の時間が経過した後、タ
イマが終了し、“終了”状態で停止する。
【0066】図7を参照すれば、ポイント300におい
て、始動サイクル中にステーションによってプロセスに
入る。このプロセスによりポイント302において行わ
れる最初の動作は、識別変数NRR Tidをゼロにセ
ットすることであり、このNRR Tid変数はテスト
の試みに対して識別を与えるものである。
【0067】ポイント304において行われる次の動作
は、隣接部通知タイマ、即ちTNNタイマと称するタイ
マをスタートさせることである。例えば、TNNタイマ
は、30秒の値を有することができる。
【0068】次の動作は、ステーションに保持されたR
ing Opと称する変数の状態をテストすることであ
る。例えば、この変数Ring Opの詳細な説明は、
FDDI規格を参照して以下の添付資料で行う。Rin
Opが“オン”であるときには、リングが動作する
が、Ring Opが“オフ”であるときには、リング
が動作せず、回復又は初期化プロセスにある。Ring
Opが“オン”でない場合には、ポイント306にお
けるテストが分岐路308に沿って復帰し、ポイント3
06のテストを繰り返す。
【0069】ポイント310において行われる次の動作
はTNNタイマをテストすることであり、TNNタイマ
が終了しない場合には、分岐路308に沿って復帰し、
テスト306、308を繰り返す。
【0070】TNNタイマが終了すると、ポイント31
2における次の動作は、NRR Testフレームを送
信することである。このNRR Testフレームは、
上記した“問い合わせ”フレームである。NRR Te
stフレームを送信した後に、プロセスは分岐路314
に沿って復帰し、サイクルを繰り返す。
【0071】次いで、NRR Testフレームを受信
する際の下流ステーション(図示せず)の動作を説明す
れば、この下流ステーションは、フレームのAインジケ
ータの状態に基づいて動作を行う。NRR Testフ
レームを受信してAインジケータが“リセット”される
と、ステーションは“応答フレーム”で応答すると共
に、リングにフレームを中継する。NRR Testフ
レームを受信してAインジケータが“セット”される
と、ステーションは単にリングにフレームを中継する。
例えば、1990年5月18日付けのANSI/FDD
I SMT規格の第6.2版のセクション7.2.1、
より詳細には、セクション7.2.1.3、第131ペ
ージに、NIF要求と称する同様の要求に対するステー
ションの応答が説明されている。
【0072】図8を参照すれば、始動サイクルの一部と
してポイント320において受信サイクルに入る。最初
の動作は、ポイント322において、変数NRR DA
Tに“未知”の値を指定することである。この変数NR
DATは、図1のライン110上の隣接部インジケ
ータである。
【0073】ポイント324における次の動作は、図1
のボックス140に含まれた判断プロセスを実行するこ
とであり、この判断プロセスでは、重複アドレスインジ
ケータの結果が判断される。変数NRR DATである
“隣接部インジケータ”110の最新値は、図1のライ
ン130上の“自己インジケータ”の最新値と同様に使
用される。
【0074】次の動作は、変数Ring Opをテスト
することであり、これが“オン”でない場合には、分岐
路326に沿って復帰して、Ring Opのテストを
繰り返す。
【0075】Ring Opがオンである場合には、ポ
イント328における次の動作はNRRタイマをスター
トすることである。NRRタイマの目的は“応答フレー
ム”の受信のタイミングをとることであり、例えば、2
88秒の値にセットされる。
【0076】次の動作は、ポイント330において、有
効NRR Test Responseフレームが受信
されたかどうか判断するためにテストを実行することで
ある。このNRR Test Responseフレー
ムは、上記した“応答フレーム”である。有効NRR
Test Responseフレームとは、全てのフィ
ールドが予想値に合致することを意味する。テストの結
果、有効NRR Test Responseフレーム
が受信されなかった場合には、ポイント332で行う次
の動作は、変数Ring Opに基づいてテストを実行
することである。Ring Opが“オン”でない場合
には、プロセスが分岐路326を経てポイントCへ復帰
し、プロセスを繰り返す。
【0077】ポイント332においてRing Opが
“オン”であることが分かった場合には、ポイント33
4における次の動作は、ポイント328でスタートした
NRRタイマが終了したかどうかを判断するテストを実
行することである。NRRタイマが終了していない場合
には、プロセスが分岐路336に沿って復帰し、ポイン
ト330においてテストを繰り返す。ここで、プロセス
は有効NRR Test Responseフレームを
探す。
【0078】ポイント334においてNRRタイマが終
了した場合には、次の動作は、ポイント338におい
て、変数NRR DATを“時間切れ”の値にセットす
ることである。次いで、その次の動作は、ポイント34
0において、図1のブロック140で示した判断プロセ
スを実行することである。
【0079】有効NRR Test Response
フレームについてのポイント330におけるテストを再
び参照すれば、このようなフレームが受信された場合に
は、次の動作は、ポイント342において、変数NRR
Tidが受信したNRR Test Response
フレームのトランザクションIDフィールド(図2の
(B)の項目167D)に合致するかどうかテストする
ことである。このテストは、1つのテストサイクルから
のフレームが別のテストサイクルと混同しないことを保
証するものである。テスト結果が“ノー”である場合に
は、ポイント330のテストで有効フレームが検出され
なかったときと同様に、プロセスはポイント332へ分
岐する。
【0080】ポイント342におけるテストが“イエ
ス”の場合には、NRR TidがTidフィールドの
値(図2の(B)の項目167D)に合致し、ポイント
344における次の動作は、受信した応答フレーム、N
RR Test ResponseフレームのAインジ
ケータをテストすることである。Aインジケータがクリ
アであって、フレーム行き先アドレスDAと、DAアド
レスのステーションリストのアドレスとが一致するステ
ーションがないことを指示する場合には、ポイント34
6における次の動作は、変数NRR DATを“パス”
状態にセットすることである。ポイント348における
次の動作は、図1のブロック140の判断プロセスを実
行することである。
【0081】Aインジケータが“セット”状態にある場
合には、ポイント350における動作は、NRR DA
T変数を“フェイル”状態にセットすることであり、次
いで、ポイント348において図1のブロック140の
判断プロセスを実行することである。ポイント348に
おける判断プロセスの実行に続いて行われる動作は、分
岐326においてポイントCへのプロセス復帰を行い、
テストサイクルを繰り返すことである。
【0082】図9は、ステーションの送信器が送信自己
テストを行う場合のフローチャートであり、そして図1
0は、同じステーションにおける受信器のフローチャー
トである。送信器及び受信器のプロセスは同時協同プロ
セスとして構成される。
【0083】ポイント400において、始動手順の一部
としてパワーオンすると、送信器は送信自己テストプロ
セスに入る。ポイント402における最初の動作は変数
NRR Tidをゼロにすることである。変数NRR
Tidの目的は、NRR Testフレームにトランザ
クション識別子を指定して、フレーム及びテストサイク
ルの識別を行うことである。
【0084】ポイント404における次の動作は、TS
TNNタイマと称するタイマをスタートさせることで
ある。このTS TNNタイマは、例えば、10秒の値
を有する。
【0085】次の動作は、ステーションに保持されたR
ing Opと称する変数の状態をテストすることであ
る。このRing Opが“オン”の場合には、リング
が動作しており、一方、Ring Opが“オフ”の場
合には、リングが動作せず、回復初期化プロセスにあ
る。Ring Opが“オン”でない場合には、ポイン
ト406におけるテストが分岐路408に沿って復帰
し、ポイント406におけるテストを繰り返す。
【0086】Ring Opが“オン”である場合に
は、次の動作はポイント410においてTNNタイマを
テストすることである。TNNタイマが終了していない
場合には、プロセスが経路412に沿って復帰し、ポイ
ント406及び410においてテストを繰り返す。
【0087】TS TNNタイマが終了した場合には、
送信器がポイント414において送信自己テストフレー
ムを送信する。この送信自己テストフレームを送信した
後に、プロセスは分岐路416に沿って復帰し、ポイン
ト404においてTNNタイマを再スタートし、そして
再び送信サイクルを開始する。
【0088】図10を参照すれば、ステーションの始動
サイクル中に、ポイント420において送信自己テスト
の受信プロセスに入る。ポイント422で行われる最初
の動作は、変数TS DATを“未知”の値にセットす
ることである。変数TS DATは、図1のライン13
0の“自己インジケータ”である。
【0089】ポイント424における次の動作は、図1
のブロック140の判断プロセスを実行することであ
る。変数TS DAT及びNRR DATの最新の値が
判断プロセスに用いられる。
【0090】ポイント426における次の動作は、変数
Ring Opをテストすることであり、もしこれが
“オン”でなければ、プロセスは分岐路428に沿って
復帰し、リングが動作状態になるのを待機する。
【0091】リングが動作する場合には、ポイント43
0における次の動作は、(1)TDAタイマと称するタ
イマをスタートさせ、(2)TS DATを“未知”に
等しくセットし、(3)判断プロセスを実行することで
ある。TDAタイマは、送信自己重複アドレスタイマで
あり、例えば、90秒の値を有する。
【0092】ポイント432で行われる次の動作は、有
効TS Testフレームが受信されたかどうかを判断
するテストを行うことであり、ここで、TS Test
フレームは図9のポイント414における送信プロセス
によって送信されたものである。有効TS Testフ
レームとは、全ての必要なフィールドが予想値に合致す
ることを意味し、ここで、必要なフィールドとはトラン
ザクション識別子を含む。
【0093】有効TS Testフレームがポイント4
32におけるテストによって検出されなかった場合は、
ポイント434で行われる次の動作は、変数Ring
Opをテストすることであり、これが“ノー”であっ
て、リングが動作しないことを指示する場合には、プロ
セスが分岐路436に沿ってポイントAへ復帰し、テス
トサイクルを繰り返す。
【0094】ポイント434のテストにおいてリングが
動作する場合には、ポイント435における次の動作は
TDAタイマをテストすることである。TDAタイマが
終了していない場合、プロセスは分岐路439を経て復
帰し、有効なTS Testフレームを探すようにす
る。
【0095】TDAタイマが終了した場合には、ポイン
ト435におけるテストがポイント437における次の
動作へ進み、変数TS DATを“時間切れ”状態にセ
ットする。その後、ポイント438における次の動作
は、図1のブロック140の判断プロセスを実行するこ
とである。ポイント438において判断プロセスを実行
した後、プロセスは分岐路439に沿って復帰し、有効
なTS Testフレームを探索する。
【0096】次いで、ポイント432におけるテストを
参照すれば、有効なTS Testフレームが受け取ら
れて、ポイント432におけるテストの結果が“イエ
ス”である場合には、次の動作がポイント440におい
て行われる。ポイント440での動作は、ポイント40
2で初期化されたTS Tid識別変数を増加し、そし
てTDAタイマを再スタートさせることである。
【0097】ポイント442における次の動作は、変数
TS DATを“パス”状態にセットすることである。
ポイント444における次の動作は、図1のブロック1
40の判断プロセスを実行することである。
【0098】ポイント444において判断プロセスを実
行した後、プロセスは分岐路450を経てポイントBに
復帰し、新たにテストサイクルを開始する。
【0099】送信自己テストプロトコルの主たる効果も
しくは利点は、重複アドレスの問題がない場合に、テス
トが速やかに完了し、重複アドレスの問題がないという
確実な指示が得られることである。TS Tid識別に
ランダム数を用いることにより、送信自己テストプロト
コルは、検出ミスを犯す可能性が極めて低い。送信自己
プロトコルは偽のアラームを発することがあり、又、そ
の主たる欠点の1つは、重複アドレス問題があるときに
確実な指示に欠けることである。例えば、真の重複アド
レスの問題と、図9のポイント414で送られたTS
Testフレームが継続的に失われることとを区別する
ことができない。というのは、これら両方の場合とも、
送信自己プロトコルが時間切れするからである。しかし
ながら、送信自己プロトコルによりテストに“パス”し
たと示されたときには、重複アドレスの問題がないとい
う確実な指示である。
【0100】一方、隣接部応答テストプロトコルは偽の
アラームを発する傾向があると共に、検出ミスをするこ
とがある。偽のアラームがない場合には、隣接部応答テ
ストプロトコルは重複アドレス問題の確実な指示を与え
る。
【0101】指定テーブルであるテーブル1は、あるプ
ロトコルの利点を用いて他のプロトコルの欠点を補うよ
うに設計されている。このようにして、重複アドレステ
ストの全体的な結果は、より確実で且つ健全なものとな
る。指定テーブルであるテーブル1を参照して、次に説
明する。 1.この指定テーブルの項目1は、決定データの欠如を
示しており、従って、重複アドレスインジケータは未知
にセットされる。
【0102】2.指定テーブルの項目2は、“隣接イン
ジケータ”NRR DATが“時間切れ”にセットされ
るが、“自己インジケータ”はパスであることを示して
いる。前記したように、TS DATがパスであるとき
には、重複アドレス問題がないという確実な指示であ
る。それ故、重複アドレスインジケータはパスにセット
される。
【0103】3.指定テーブルの項目3は、隣接部イン
ジケータがパスでありそして自己インジケータが時間切
れであることを示す。自己インジケータはより確実であ
る。影響の少ない方にエラーが生じるようにするため
に、NRR DATとTS DATとが競合するときに
は重複アドレスインジケータが未知にセットされる。 4.指定テーブルの項目4は、2つのプロトコルが一致
するときには単純である。それ故、重複アドレスインジ
ケータはパスにセットされる。
【0104】5.指定テーブルの項目5は、隣接部イン
ジケータ及び自己インジケータの両方が一致することを
示す。それ故、重複アドレスインジケータはフェイルに
セットされる。 6.判断テーブルの項目6は、2つのプロトコル間の主
たる競合を示しており、ここでは、隣接部インジケータ
がフェイルを指示しそして自己インジケータがパスを指
示する。前記したように、送信自己テストプロトコルの
特徴は、その結果がパスであるときに最も信頼性が高い
ことである。又、隣接部応答テストプロトコルは偽のア
ラームを発する傾向がある。それ故、重複アドレスイン
ジケータは、主たる競合に関わりなくパスにセットされ
る。
【0105】隣接部応答テストプロトコルと送信自己テ
ストプロトコルとの組み合わせ及びとりわけ指定テーブ
ルの設計により、新規で且つ改良された重複アドレステ
ストは、これまでに知られているテストよりも信頼性が
高く、健全で且つ決定し易いものである。
【0106】本発明は、リングオペレーション中の重複
アドレスに対するテストを促進するものである。FDD
Iの規定においては、本発明は、Ring Opが真に
等しい間に作用する。
【0107】FDDI/ANSI規格は、1990年5
月18日の“FDDIステーションマネージメント(S
MT)”という論文、X3T9/90−078、X3T
9.5/84−49、改定6.2、第153ペイジに隣
接部応答テストと送信自己テストについて述べており、
これらのテストは、Ring Opが真に等しい間に適
用される。
【0108】又、一組のテスト基準が上記論文“FDD
Iステーションマネージメント(SMT)”の第230
ペイジに述べられており、これは、リングの回復及び初
期化の間に、即ちRing Opが“偽”に等しい間に
適用される。これらの基準は以下の添付資料にも述べ
る。
【0109】隣接部応答テスト及び送信自己テストは同
時に実行することができる。この同時のオペレーション
は、図7、8、9及び10に示すようにプロセスを同時
に作動させ且つ独立したタイマで作動させることにより
達成される。次いで、テストの結果の最新値が判断プロ
セスに用いられる。このような同時のオペレーションに
おいては、最も古いテストインジケータの世代が判断プ
ロセス結果の世代となる。
【0110】これらテストの1つ、即ち隣接部応答テス
ト又は送信自己テストのうちの一度に片方のみが判断プ
ロセスを実行できる。一方のテストが判断プロセスを実
行しているときに第2のテストが判断プロセスを実行す
る準備ができた場合には、第1のテストを完了すること
によって判断プロセスが解放されるまで第2のテストが
単に待機するだけでよい。
【0111】添付資料 コンピュータネットワーク
【0112】共通の媒体を使用してネットワークのステ
ーション間でフレームを交換するためのコンピュータネ
ットワークは、どのステーションが媒体にフレームを送
信するためのアクセスするかを判断するためのある手段
を有していなければならない。
【0113】媒体へのアクセスを制御する1つの方法
は、論理リングにあるステーションを接続し、トークン
通過プロトコルを用いて、媒体にフレームを送信するた
めのアクセスを制御することである。媒体、論理リング
への接続、及び媒体に接続されたステーションは、“リ
ング”と称する。良く知られているトークン通過プロト
コルの一例は、トークンを用意し、トークンをステーシ
ョンに保持し、トークンを保持するステーションにリン
グへの送信アクセスを許可し、そしてリングに最後のフ
レームを送信した後に、そのステーションがトークンを
次のステーションに通するようにし、このようにして、
トークンがリングをめぐって通過するようにすることで
ある。又、リングに送信しているステーションが、送信
されたフレームをリングから取り去るようにすることが
一般に必要とされる。
【0114】FDDI通信ネットワークは、ソースアド
レスストリッピッングを使用している。FDDIネット
ワークは、アメリカン・ナショナル・スタンダード・イ
ンスティテュート(以下、ANSIと称する)によって
発行された多数の文献に述べられており、これには、
(1)1990年5月18日付けの“FDDIステーシ
ョンマネージメント”ANSI/IEEE X3T9/
90−078、X3T9.5/84−49、改定6.
2;(2)“ファイバ分配データインターフェイス(F
DDI)−トークンリング媒体アクセスコントロール
(MAC)”ANSI/IEEE X3.139−19
89年;及び(3)“ANSI/IEEE規格ANSI
X3.148−1988年”に記載された物理的な層
仕様が含まれる。FDDIネットワークはリングトポロ
ジーであり、送信の権利はトークンによって制御され
る。ステーションがトークンを捕獲すると、そのステー
ションが送信を行うことができる。
【0115】FDDI通信ネットワークによって使用さ
れるソースアドレスストリッピングは、フレーム内のソ
ースアドレスフィールドSAを使用している。リングか
らフレームを取り去る(ストリッピングする)ことは、
各ステーションがリング上で検出される全てのフレーム
をチェックするようにし、そして各ステーションが、フ
レームのソースアドレスフィールドSAがステーション
のアドレスに一致するフレームを取り去るようにするこ
とにより行われる。
【0116】ソースアドレスストリッピングは、各ステ
ーションが独特のアドレスを有している限り良好に機能
する。2つのステーションが同じアドレスを有している
場合には、“重複アドレス問題”があることになり、ソ
ースアドレスストリッピングでは、リングとの作動上の
問題を招く。
【0117】ステーションアドレス ローカルエリアネットワークLAN及びワイドエリアネ
ットワークWANの通信ネットワークに関する重要な特
徴は、ネットワーク上の各ステーションが少なくとも1
つの独特のアドレスを有しそして多数の独特のアドレス
を有してもよいというものである。アドレスは、通常、
7層ISO通信モデルのMAC層に使用されて、ステー
ションのアドレス機能を果たす。
【0118】種々の良く知られたLAN通信ネットワー
クは、ブリッジ等を介して互いに機能することが予想さ
れ、従って、独特のステーションアドレスを有していな
ければならないと共に、IEEE802ファミリーのプ
ロトコルを含んでおり、これは、キャリア感知マルチア
クセス/崩壊検出CSMA/CDとしても知られている
IEEE802.3 ETHERNETと、IEEE8
02.4トークンバスと、IEEE802.5トークン
リングとを含むものである。更に、ファイバ分配データ
インターフェイスFDDIトークンリング等も含まれ
る。
【0119】アドレス指定の管理は、その一部がニュー
ヨーク州、ニューヨークにあるインスティテュート・オ
ブ・エレクトリカル・アンド・エレクトロニック・エン
ジニアズ(以下、IEEEと称する)によって取り扱わ
れる。アドレススペースは、例えば、48ビットアドレ
ススペースである。このアドレススペースは、サブアド
レススペースに分割される。例えば、アドレスの管理
は、2つの47ビットアドレススペース、即ちグローバ
リ・ユニークアドレススペースとローカリ・アドミニス
トレーテッドアドレススペースとに分割される。各アド
レススペースは、2**47アドレスを有している。他
のサブアドレススペースは、例えば、個々のステーショ
ンアドレススペースと、一郡のステーションが識別され
るグループアドレススペースとが存在するように定めら
れる。
【0120】IEEEは、グローバリ・ユニークアドレ
ススペースの管理について取り扱っている。IEEEで
は、アドレスのブロックをターミナル装置の各製造者に
指定している。次いで、製造者は、その指定されたアド
レスブロックから製造する各ステーションに独特の個々
のアドレスを指定する責任を負う。各製造者は、ステー
ションがネットワーク上で動作するときにそのアドレス
を“知る”ための手段を設けている。この手段は、通
常、ステーションのMAC層に自動的にアドレスを指定
し、48ビットアドレスにおけるエラーを最小に抑え
る。
【0121】ネットワークに接続されるステーション
は、多数の種々の製造者によって製造される。概念的に
は、全ての種々の製造者によって製造される全てのステ
ーションは、1つの通信ネットワーク上で動作できねば
ならない。この概念が必要とされる理由は、ローカルエ
リアネットワークとワイドエリアネットワークの特定の
組み合わせにステーションのどのサブセットが接続され
るのか分からないからである。IEEEによるグローバ
リ・ユニークスペースアドレスの管理では、装置の製造
者に独特のブロックが指定される。装置の製造者は、新
たに製造された各ステーションがそのブロックから得た
独特のアドレスを有してグローバルな相互接続が行える
ように確保する。又、ネットワークユーザ、管理者又は
所有者によるローカリ・アドミニストレーテッドアドレ
ススペースの管理も、独特のアドレスを確保するように
サポートされる。
【0122】ローカリ・アドミニストレーテッドアドレ
ススペースは、種々のネットワークに対するユーザ又は
アドレス管理者、組織、等によって管理される。ローカ
リ・アドミニストレーテッドアドレススペースからのア
ドレスは、典型的に手動で取り扱われ、従って、人為的
なエラーが生じる傾向がある。
【0123】フレームは、グループ行き先アドレスが指
定されたときにフレームの意図される受信ステーション
又は受信器を識別する行き先アドレスフィールドDAを
含んでいる。又、フレームは、フレームの送信ステーシ
ョンを識別するソースアドレスフィールドSAも含んで
いる。
【0124】フレームのソースアドレスSA及び行き先
アドレスDAはステーションによって検出され、種々の
目的でステーションによって使用される。DAの最も基
本的な目的は、ステーションにアドレスされたフレーム
を検出ことである。ソースアドレスSAは、ソースアド
レスストリッピングのような他の目的に使用することも
できる。更に、ステーションは、リング回復及び初期化
プロトコルにおけるフレームのソースアドレスを含むフ
レームを使用することができる。又、ステーションは、
種々の目的で複数のアドレスを使用することができる。
複数のアドレスを使用する例としては、ステーションに
おける別々のプロトコルスタックに対して個別のアドレ
スを使用すること;ブリッジのフォワードテーブルとし
て使用すること;及びネットワーク管理の目的でステー
ションによって使用すること、等が含まれる。
【0125】FDDI通常リング回復及び初期化 ステーションは、例えば、あるリング崩壊、タイマの時
間切れ、等によってリング回復及び初期化プロセスを開
始する。
【0126】ステーションは、最初にクレイムフレーム
を送信してクレイムプロセスに入ることによってリング
回復及び初期化プロセスを開始する。クレイムプロセス
にフェイルが生じた場合には、ステーションがビーコン
動作を開始する。このビーコン動作が首尾良く完了する
と、ステーションは再びクレイムプロセスに入る。
【0127】リング回復は通常次のように行われる。 A.ビーコン動作を行うステーションは、次の事象が生
じるまでそれを続ける。 1.別のステーションのビーコンフレームを受け取る。
このときには、他のビーコンを中継する。
【0128】2.それ自身のビーコンを受け取る。この
ときには、クレイムフレームを放出し始める。 B.ステーションは次の事象が生じるまでクレイムフレ
ームを放出する。 1.別のステーションからビーコンフレームを受け取
る。このときには、ビーコンを中継する。
【0129】2.別のステーションからクレイムフレー
ムを受け取る。このときには、一組のルールに基づいて
それ自身のクレイムフレームを放出し続けるか又は他の
ステーションのクレイムフレームを中継し始める。 C.ステーションは、次の事象が生じたときにクレイム
動作を停止する。 1.ルールに基づいてクレイムフレームをある優先順位
で受け取る。このときは、クレイムフレームをある優先
順位で中継し始める。
【0130】2.それ自身のクレイムフレームを受け取
る。このときは、ステーションがトークンを形成する。
【0131】ステーションがクレイムフレームを受信し
た際にこの受信したクレイムフレームのコピーをとるか
又はそれ自身のクレイムフレームを放出するかを判断す
るための簡単な一組のルールは、例えば、ステーション
アドレスの数値に基づいて優先順位を決定することであ
る。例えば、トークンリングネットワークでは、最大値
のソースアドレスSAフィールドをもつクレイムフレー
ムに優先順位をもたせることが一般的である。従って、
受信したフレームのSAフィールドがステーションのア
ドレスよりも大きい場合には、受信ステーションが受信
したクレイムフレームのコピーをとり、そして受信した
フレームのSAフィールドがステーションアドレスより
も小さい場合には、そのステーションがそれ自身のクレ
イムフレームを放出する。この簡単なルールは、通常の
動作においては、ステーションがトークンを形成するた
めの最大アドレス値をもつようにする。
【0132】FDDIトークンリングは、ステーション
がタイマの値を指示しなければならないようにすること
により、ルールの更に別の層を用いて優先順位を決定す
る。タイマ値を指示する際に結合がある場合には、ステ
ーションアドレスの値によって競合状態が解決される。
【0133】重複アドレス 数万のステーションが接続されている場合にはアドレス
指定でミスを犯すことがあると考えられ、又、このよう
なミスが生じることはほとんど不可避である。どこかで
だれかが間違ったアドレスをステーションに入れること
があり、2つのステーションが同じアドレスをもつこと
がある。例えば、アドレスは48ビット長さで、(2*
*48)又は2.8*(10**14)のアドレスを形
成することが考えられる。作業者がアドレスをロードす
る際に48ビット列において1又は0の間違いを入れた
場合には、2つのステーションが同じアドレスをもつこ
とがある。約2.8*(10**14)の全てのアドレ
スが1つのFDDIネットワークにおいて動作できねば
ならない。というのは、どのサブセットが実際に特定の
ネットワークに接続されるのか分からないからである。
ローカリ・アドミニストレーテッド・アドレス指定の場
合には非常に厳しいアドレス品質管理の問題が存在す
る。というのは、アドレスのビットを手動で入力できる
からである。
【0134】重複アドレスによるリング崩壊 2つのステーションが同じアドレスを有するか又はアド
レステーブルに重複アドレスが生じたときには、FDD
I通信ネットワークに甚だしい崩壊が生じることがあ
る。このような崩壊は、各ステーションが動作を行うた
めにフレームにソースアドレスSAを使用しているため
である。アドレステーブル内のアドレスに合致するフレ
ームのソスアドレスに基づいてステーションが行う動作
は、例えば、フレームのストリッピングや、リング回復
及び初期化プロトコルステップを含む。
【0135】ステーションは、ソースアドレスストリッ
ピングを行う際に、フレームのソースアドレスSAがス
テーションのアドレス(ステーションのアドレステーブ
ル内の全てのアドレスを含む)に合致するような全ての
フレームを取り去る。
【0136】ビーコン段階においては、各ステーション
は、“ビーコン”フレームを放出しそして“それ自身”
のフレームをリングから取り去ることによりリングの繋
がりをテストする。ステションは、フレームヘッダにあ
るソースアドレスSAを読み取ることにより“それ自
身”のフレームを識別する。そしてもし2つのステーシ
ョンが同じアドレスを有している場合には、その各々が
他のビーコンフレームをリングから取り去り、これによ
り、初期化プロセスを妨げる。又、ステーションが重複
アドレスを含むアドレステーブルを有していてこのテー
ブルがソースアドレスストリッピングに使用される場合
には、他のステーションのビーコンフレームをリングか
ら取り去る。
【0137】しかしながら、“ビーコン”プロセスは、
重複アドレスを有する2つのステーションが互いに他の
ビーコンフレームを取り去って重複アドレスステーショ
ンを検出しないようにすることで完了する。
【0138】ステーションが“それ自身”のビーコンフ
レームを取り去った後に、ステーションは“クレイム”
プロセスを開始し、どのステーションが第1トークンを
発生したかを決定する。クレイムプロセスは、各ステー
ションが“クレイム”フレームを発生しそして上記した
ように他のステーションから他の全てのクレイムフレー
ムを読み取ることによって行われる。
【0139】リングは、ステーションが重複アドレスの
結果としてトークンを放出することにより回復及び初期
化をし損なうことがある。
【0140】重複アドレス状態の結果としてリングが回
復し損なう例としては、次のものが含まれる。即ち、2
つのステーションが同じアドレスを有する。両方のステ
ーションがビーコン動作を開始する。第1のステーショ
ンが第2のステーションから“それ自身”のビーコンフ
レームを受け取りクレイム動作を開始する。第2のステ
ーションが第1のステーションからクレイムフレームを
受け取り、ビーコン動作であるためにそのクレイムフレ
ームを無視しそしてブーコンフレームを放出し続ける。
第1のステーションが第2ステーションから“それ自
身”のビーコンフレームを受け取り、クレイムをし続け
そしてネットワークがスタックされ、トークンを形成で
きないようにする。この状態を“クレイムビーコンデッ
ドロック”と称する。このクレイムビーコンデッドロッ
クは、一方のステーションが別のステーションのアドレ
スをアドレステーブルに有している場合にも生じること
がある。
【0141】FDDI ANSI規格リングに対するク
レイムフレーム手順のルールは、上記例よりも更に複雑
であり、次のようになる。各クレイムフレームは2つの
作動部を有しており、その第1の部分は、“ターゲット
トークン回転時間”(以下、TTRTと称する)と称さ
れ、そして第2の部分はステーションアドレスより成
る。TTRTは、上位の層によってMAC層に与えられ
る値であり、上位の層を決定した値は、その特定のステ
ーションがそのフレームロード等を考えるための有用な
値である。
【0142】第1のトークンを発生する権利を仲裁する
際には、最も小さい値のTTRTを指示するステーショ
ンが第1トークンの発生権を得、全てのステーション
は、それらのトークン回転タイマ(以下、TRTと称す
る)がこの発生権を得たTTRTの値にセットされる。
ターゲットトークン回転タイマの値TTRTは、送信中
にステーションがトークンを保持する最大時間長さであ
る。
【0143】2つのステーションが同じ値のTTRTを
指示する場合には、この指示がアドレスの長さをベース
として判断され、次いで、アドレスの値をベースとして
判断される。第1トークンを発生する権利を仲裁する場
合にどれが勝利するかは、次の3つのルールによって決
定される。1.最も低いターゲットトークン回転時間
(TTRT)での指示は、TTRTに対する優先順位
(即ち、数値的に最も低い指示値)を有する。
【0144】2.上記指示において等しいTTRT値が
与えられると、最も大きなアドレスを有する指示が優先
順位をもつことになる(即ち、48ビットアドレスをも
つステーションが16ビットアドレスをもつステーショ
ンに勝つ)。3.TTRTとして等しい指示値が与えら
れそして等しいアドレス長さが与えられると、最も高い
アドレスをもつ指示が優先順位をもつ(即ち、数値的に
最も大きなアドレス)。
【0145】クレイムプロセスにおける主たる指示は、
ステーションアドレスの値に基づくものである。FDD
IではステーションがTTRTを指示してどのステーシ
ョンが第1トークンを発生するかを決定するが、他の多
数のトークン制御通信ネットワークではTRTの値が固
定され、第1トークンを発生するためのステーションに
ついての指示は完全にステーションアドレスの値に基づ
いたものとなる。
【0146】FDDIネットワークにおける重複アドレ
スの問題は、クレイムプロセスの権利獲得指示が数値的
に同じアドレスを有する2つのステーションによるもの
であるときに特に厳しいものとなる。2つの重複ステー
ションがTTRTとして異なった値を指示した場合に
は、一方の重複ステーションがTTRTとして権利を獲
得する指示値をもつことになる。各ステーションは他の
クレイムフレームを取り去る。権利を獲得するTTRT
をもつステーションは、権利を獲得するTTRT指示値
を含むクレイムフレームを決して受け取らず、従って、
トークンは決して発生されない。従って、FDDIリン
グは決して動作状態にならない。
【0147】重複アドレス状態は、2つの重複するステ
ーションがTTRTとして同じ指示値を有する場合に
は、両方のステーションがクレイムプロセスに“勝利”
するので、更に別の問題を生じさせる。従って、両方の
ステーションが“クレイム”フレームの送信を開始す
る。第1の重複ステーションは、その重複するものから
クレイムフレームを受け取り、トークンを発生する。第
2の重複ステーションは、完全なクレイムフレームを受
け取り、第2トークンを発生して、2つのトークンがF
DDIリング上を循環するようにする。リング上に2つ
のトークンがあることはエラー状態であるが、リングに
とって致命的なものではない。というのは、フレームの
送信中にステーションがトークンを受け取る場合には、
単にトークンを取り去り、それを中継しないからであ
る。或いは又、第2の重複ステーションは、完全なクレ
イムフレームを送信する前にトークンを受け取り、従っ
て、第2の重複ステーションは、エラー状態を検出し、
それ故、FDDIリングの初期化を開始する。この場合
も、FDDIリングは、安定な動作に入るのではなく
て、初期化を繰り返す。
【0148】重複アドレス問題に対する解決策 重複アドレス問題の存在を表す4つの条件は次の通りで
ある。 1.第1ステーションが“それ自身”のビーコンを受け
取る一方、FDDIリングの最大遅延より長い間クレイ
ムを発する。この状態は、別の重複ステーションがビー
コンを発しており、第1のステーションがクレイムを発
していることを指示する。
【0149】2.第1のステーションがそれ自身のクレ
イムフレームを受け取り、一方、FDDIリングの最大
遅延より長い間ビーコンを発する。この状態は、別の重
複ステーションがクレイムを発しており、そのステーシ
ョンがビーコンを発していることを指示する。 3.第1のステーションがそれ自身のクレイムフレーム
を受け取る一方、クレイムを発しない。この状態は、両
方の重複ステーションがターゲットトークン回転時間
(TTRT)及びアドレスの組み合わせについて同じ勝
利指示を有することを示している。第1ステーションは
クレイムの発生を停止しそしてトークンを発生し、一
方、他の重複ステーションはクレイムを発生し続ける。
【0150】4.第1ステーションは、それ自身のアド
レスとTTRTについて異なった指示値をもつ有効クレ
イムフレームを受け取る。この状態は、異なったTTR
T値をもつ重複ステーションがどちらもクレイムを発し
ていることを指示する。
【0151】これらの4つの条件は、上記の“FDDI
ステーション管理SMT”改定6.2に標準リング管理
技術(以下、RMTと称する)として述べられている。
これらの条件を検討すると、ステーションを通るビーコ
ン又はクレイムフレームにおいてテストステップを実行
するためのプロトコルを必要とすることが示される。こ
こで、このプロトコルは、ソフトウェア又は特別なハー
ドウェアによって実行される。
【0152】更に別の例として、RMTは繰り返し冗長
度チェックCRCをもたない。従って、重複アドレスに
ついてデータエラーでミスを犯さないようにするため
に、RMTは多数の次々のフレームのソースアドレスフ
ィールドSAを検査する。多数の次々のフレームのSA
フィールドが合致する場合には、プロトコルは、SAフ
ィールドが正しく読み取られたものと仮定し、重複アド
レスについての判断を行うことができる。即ち、この例
では、RMTプロトコルは、定常リング状態に応答す
る。というのは、RMTプロトコルには繰り返し冗長度
チェックが存在しないからである。
【0153】上記のFDDIについてのANSI規格に
述べられたように、RMTを実施するには、多数の受け
取ったクレイム及びビーコンフレームをこのMACによ
り送られるフレームと比較することが含まれる。条件を
適用するには3つのステップが必要である。上記したF
DDIの当業者であれば、これらのステップをいかに実
行するか容易に明らかであろう。第1に、受信したフレ
ームのSA、送信したフレームに含まれた情報、及びM
ACがクレイムフレームを送信するのかビーコンフレー
ムを送信するのか又は別のステーションからのフレーム
を中継するのかといったことを含むMAC送信器の状態
が確認される。第2に、多数の受信したフレームがメモ
リに記憶される。クレイム又はビーコンフレームは通常
は受信されないので、特殊な動作モードによりクレイム
又はビーコンフレームを容易に受け取ることができる。
第3に、MACの状態は、フレームのサンプルについて
一定であったかどうか確認される。もしそうであれば、
4つの検出条件がMACの送信器の状態及び受信したフ
レームの内容に適用される。各受信フレームのSAは、
このステーションによって使用された(それ故、取り去
られた)アドレスのリストと比較される。一致がみつか
ると、送信器の状態を用いて、フレームがこのステーシ
ョンによって送信されたかどうか決定される。受信した
フレームのSAがアドレスのリストに一致するが最近送
信されていないときには、重複アドレス問題が検出され
る。このような単一のフレームは、媒体上のエラーによ
って生じたかもしれないので無視されるが、多数のこの
ようなフレームはRMTプロセスによって重複アドレス
状態が検出されたことを指示する。上記のプロセスは、
RMTについて指定されたリアクション時間を満たすに
充分なほど頻繁に繰り返さなければならない。これは、
ほぼ80ミリ秒である。
【0154】以上、特定の実施例について本発明を説明
したが、本発明の精神及び範囲から逸脱せずにその形式
及び詳細に種々の変更がなされ得ることが当業者に明ら
かであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】重複ステーションの存在について通信リンクを
テストする本発明による装置のブロック図である。
【図2】(A)は本発明による通信ネットワークにおい
て送信されるフレームのフレームフォーマットを示す
図、(B)は本発明による選択されたフレームフィール
ドを示す図である。
【図3】(A)は本発明によるリング通信ネットワーク
の論理トポロジーを示す図、(B)は(A)のネットワ
ークに対するスペース/時間図である。
【図4】(A)は本発明によるリング通信ネットワーク
を示す図、(B)は(A)のネットワークに対するスペ
ース/時間図である。
【図5】本発明によるリング通信ネットワークを示す図
である。
【図6】本発明によるリング通信ネットワークを示す図
である。
【図7】本発明による隣接部応答テストの送信処理プロ
トコルを示す図である。
【図8】本発明による隣接部応答テストの受信処理プロ
トコルを示す図である。
【図9】本発明による送信自己テストの送信処理プロト
コルを示す図である。
【図10】本発明による送信自己テストの受信処理プロ
トコルを示す図である。
【符号の説明】
100 隣接部応答テストブロック 120 送信自己テストブロック 140 判断ブロック 158 典型的なフレーム 160 FCフィールド 162 DAフィールド 164 SAフィールド 166 FSフィールド
フロントページの続き (72)発明者 ジェリー ハッチソン アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01460リトルトン ウィッチウッド ドラ イヴ 7 (72)発明者 ウィリアム アール ハーウェ アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01463ペッパレル インディペンダンス ロード 16 (72)発明者 ジー ポール コーニング アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州 03033 ブルックリン パーカー ロード 4

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重複するアドレスを有するステーション
    を検出する装置において、上記ステーションはコンピュ
    ータ通信ネットワークに接続される形式のものであって
    指定のアドレスをもつことができ、上記装置は、 隣接部応答テストを行う手段と、 送信自己テストを行う手段と、 上記隣接部応答テスト及び上記送信自己テストに応答し
    て、重複アドレスインジケータを3つの状態の1つにセ
    ットするための重複アドレスインジケータ手段とを具備
    し、上記3つの状態の第1状態は重複アドレスが検出さ
    れないことを指示し、上記3つの状態の第2状態は重複
    アドレスが存在することを指示し、そして上記3つの状
    態の第3状態は未知の状態を指示するものであることを
    特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 隣接部応答テストを行う上記手段は、時
    間切れが生じた場合に隣接部インジケータを時間切れに
    セットすると共に、受信した応答フレームが行き先アド
    レスの一致を指示しない場合に上記隣接部インジケータ
    をパスにセットしそして更に受信した応答フレームが行
    き先アドレスの一致が生じたことを指示する場合に上記
    隣接部インジケータをフェイルにセットするための手段
    を備えており、そして送信自己テストを行う上記手段
    は、フレームが受け取られた場合に自己インジケータを
    パスにセットすると共に、時間切れが生じた場合に上記
    自己インジケータを時間切れにセットする手段を備えて
    いる請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 隣接部応答テストを行う上記手段は、第
    1ステーションに配置されており、そしてこの第1ステ
    ーションが問い合わせフレームを上記ネットワークに送
    信するようにさせると共に、時間切れが生じた場合に隣
    接部インジケータを時間切れにセットし、受信した応答
    フレームが行き先アドレスの一致を指示しない場合に上
    記隣接部インジケータをパスにセットし、更に受信した
    応答フレームが行き先アドレスの一致が生じたことを指
    示する場合に上記隣接部インジケータをフェイルにセッ
    トするための手段を備ており、 送信自己テストを行う上記手段は、上記自己テストに対
    して第2の問い合わせフレームを用いる手段であって、
    上記問い合わせフレームが上記第1ステーションによっ
    て受信された場合に自己インジケータをパスにセットす
    ると共に時間切れが生じた場合に上記自己インジケータ
    を時間切れにセットする手段を備えている請求項1に記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 重複するアドレスを有するステーション
    を検出する装置において、上記ステーションはコンピュ
    ータ通信ネットワークに接続される形式のものであっ
    て、指定のアドレスをもつことができる形式であると共
    に、上記ネットワーク上で検出されるフレームの行き先
    アドレスフィールドと比較するためのアドレスのリスト
    を有することができ、上記装置は、 第1ステーションがそのアドレスを上記テストフレーム
    の行き先アドレスフィールドに入れることによりそれ自
    身にテストフレームを送信するようにする手段と、 上記第1ステーションが上記テストフレームを受け取る
    のに応答して上記第1ステーションが自己インジケータ
    をパス状態にセットするようにする手段と、 上記第1ステーションが第1の所定の時間切れインター
    バル内に上記テストフレームを受け取らないのに応答し
    て、上記第1ステーションが上記自己インジケータを時
    間切れ状態にセットするようにする手段と、 上記第1ステーションが問い合わせフレームを送信する
    ようにする手段とを具備し、上記問い合わせフレームは
    マルチキャストの行き先アドレスを有し、上記問い合わ
    せフレームは“受信”状態と“非受信”状態とを有する
    ことのできる受信インジケータフィールドを有してお
    り、上記受信インジケータは上記第1ステーションによ
    って送信される際に上記“非受信”状態にセットされ、 更に、第2ステーションが上記問い合わせフレームを受
    信して上記問い合わせフレームを上記ネットワークに中
    継するようにする手段と、 上記第2ステーションが上記受信フィールドをチェック
    するようにする手段とを具備し、この手段は、上記受信
    フィールドが“非受信”にセットされた場合は上記受信
    フィールドを“受信”にセットすると共に応答フレーム
    を送信し、上記応答フレームは、行き先アドレスフィー
    ルドと、この行き先アドレスフィールドに入れられる上
    記第1ステーションのアドレスとを有しており、更に、
    この手段は、上記受信フィールドが“受信”状態を指示
    する場合には上記問い合わせフレームを中継のみして、
    上記第1ステーションの下流の隣接ステーションのみが
    応答フレームを送信するようにし、 更に、上記応答フレーム内にあって、上記応答フレーム
    がリングを経てステーションからステーションへと送ら
    れるときに上記応答フレームの上記行き先アドレスフィ
    ールドと上記応答フレームを検出するステーションのア
    ドレスとの一致を指示するための一致手段を具備し、こ
    の一致手段は上記応答フレームが上記第2ステーション
    によって形成されるときに“リセット”状態にセットさ
    れ、 更に、上記応答フレームを検出するステーション内にあ
    って、上記応答フレームの上記行き先アドレスが上記応
    答フレームを検出する上記ステーション内の上記リスト
    のアドレスに対応するか又は上記応答フレームを検出す
    る上記ステーションのステーションアドレスに対応する
    場合にこれに応答して、上記一致手段を“セット”状態
    にセットすると共に、上記応答フレームの上記行き先ア
    ドレスと上記応答フレームを検出する上記ステーション
    のアドレスとの間に一致がない場合には上記一致手段を
    上記“リセット”状態のままにする手段を具備し、 更に、上記第1ステーション内にあって、上記応答フレ
    ームを受け取りそして上記一致手段をテストするための
    手段を具備し、この手段は、上記一致手段が“セット”
    を指示するのに応答して、隣接部インジケータをフェイ
    ルにセットし、これにより、別のステーションが上記第
    1ステーションのアドレスに一致したことを示し、 更に、上記第1ステーション内にあって、上記一致手段
    が上記“リセット”状態にセットされて重複アドレスが
    検出されなかったことを指示するのに応答して上記隣接
    部インジケータをパスにセットするための手段を具備
    し、 更に、上記第1ステーション内にあって、第2の所定の
    時間切れインターバル内に上記応答フレームを受け取ら
    ないのに応答して、上記隣接部インジケータを時間切れ
    指示状態にセットするための手段を具備し、そして更
    に、上記第1ステーション内にあって、上記自己インジ
    ケータをテストすると共に上記隣接部インジケータもテ
    ストするための手段を具備し、この手段は、上記自己イ
    ンジケータのテストと上記隣接部インジケータのテスト
    とに応答して重複アドレスインジケータを3つの状態の
    1つにセットし、上記3つの状態の第1状態は重複アド
    レスが検出されないことを指示し、上記3つの状態の第
    2状態は重複アドレスが検出されたことを指示し、そし
    て上記3つの状態の第3状態は未知の状態を指示するも
    のであることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 上記重複アドレスインジケータは、次の
    テーブルに基づいて上記3つの状態の1つにセットさ
    れ、 状態 隣接部イン 自己イン 重複アドレス ジケータ ジケータ インジケータ 1 時間切れ 時間切れ 未知 2 時間切れ パス パス 3 パス 時間切れ 未知 4 パス パス パス 5 フェイル 時間切れ フェイル 6 フェイル パス パス 上記重複アドレスインジケータは、上記パス状態によっ
    て重複アドレスが検出されないことを指示すると共に、
    上記フェイル状態によって重複アドレスが検出されたこ
    とを指示し、更に、上記未知の状態によってテストが未
    解決であることを指示する請求項1、2、3又は4に記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 上記送信自己テスト及び上記隣接部応答
    テストを同時に実行する手段を更に備えた請求項1、
    2、3又は4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記送信自己テスト又は上記隣接部応答
    テストのいずれかの上記同時実行が完了した際に上記送
    信自己テスト及び上記隣接部応答テストの結果の最小値
    を用いて上記重複アドレスインジケータを上記3つの状
    態の1つにセットする手段を更に備えている請求項6に
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 始動の際に上記隣接部インジケータを未
    知の状態にセットする手段と、 始動の際に上記自己インジケータを未知の状態にセット
    する手段とを備え、 上記重複アドレスインジケータは、次のテーブルに基づ
    いて上記3つの状態の1つにセットされ、 状態 隣接部イン 自己イン 重複アドレス ジケータ ジケータ インジケータ 1 未知又は 未知又は 未知 時間切れ 時間切れ 2 未知又は パス パス 時間切れ 3 パス 未知又は 未知 時間切れ 4 パス パス パス 5 フェイル 未知又は フェイル 時間切れ 6 フェイル パス パス 上記重複アドレスインジケータは、上記パス状態によっ
    て重複アドレスが検出されないことを指示し、上記フェ
    イル状態によって重複アドレスが検出されたことを指示
    し、そして上記未知の状態によってテストが未解決であ
    ることを指示する請求項1、2、3又は4に記載の装
    置。
JP3179239A 1990-07-19 1991-07-19 重複するステーションアドレスに対して通信ネットワークをテストする装置 Pending JPH0630006A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US55586190A 1990-07-19 1990-07-19
US555861 1990-07-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0630006A true JPH0630006A (ja) 1994-02-04

Family

ID=24218898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3179239A Pending JPH0630006A (ja) 1990-07-19 1991-07-19 重複するステーションアドレスに対して通信ネットワークをテストする装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5283571A (ja)
EP (1) EP0467696B1 (ja)
JP (1) JPH0630006A (ja)
CA (1) CA2047321C (ja)
DE (1) DE69115778T2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5276442A (en) * 1991-02-22 1994-01-04 Ericsson Ge Mobile Communications Inc. Dynamic address allocation within RF trunking multisite switch
AU648648B2 (en) * 1991-04-15 1994-04-28 Hochiki Kabushiki Kaisha Method of detecting transmission error in disaster prevention supervisory system
WO1995001027A1 (en) * 1993-06-25 1995-01-05 D2B Systems Company Limited New d2b device address initialisation by majority vote
DE69434976T2 (de) * 1993-11-29 2008-01-17 Koninklijke Philips Electronics N.V. Rangadressenzuweiseung in einem modulsystem
GB9406477D0 (en) * 1994-03-31 1994-05-25 D2B Systems Co Ltd Interconnection of local communication bus systems
US5835723A (en) * 1995-12-28 1998-11-10 Intel Corporation Dynamic assignment of multicast addresses
US5724510A (en) * 1996-09-06 1998-03-03 Fluke Corporation Method of configuring a valid IP address and detecting duplicate IP addresses in a local area network
US6724729B1 (en) * 1998-12-30 2004-04-20 Finisar Corporation System analyzer and method for synchronizing a distributed system
US20020124066A1 (en) * 2000-12-15 2002-09-05 International Business Machines Corporation Method and system for unambiguous addressability in a distributed application framework in which duplicate network addresses exist across multiple customer networks
US7200649B1 (en) * 2001-09-27 2007-04-03 Rockwell Automation Technologies, Inc. Adaptive method for duplicative IP address detection
US7747747B1 (en) 2002-05-06 2010-06-29 Apple Inc. Method and arrangement for supressing duplicate network resources
US7092990B2 (en) * 2002-06-26 2006-08-15 International Business Machines Corporation Handling node address failure in a distributed nodal system of processors
KR100495344B1 (ko) * 2002-07-31 2005-06-14 주식회사 케이티프리텔 명시적 멀티캐스트의 수신성 시험과 도달성 시험을 위한방법 및 장치
US7746797B2 (en) * 2002-10-09 2010-06-29 Nortel Networks Limited Non-intrusive monitoring of quality levels for voice communications over a packet-based network
KR100562900B1 (ko) * 2003-06-19 2006-03-21 삼성전자주식회사 모바일 애드 혹 네트워크 환경에서 중복된 ip주소를검출하기 위한 장치 및 ip주소 중복 검출 방법
TWI281805B (en) * 2004-05-18 2007-05-21 Quanta Comp Inc System for automatically distributing communication port address
US8064356B1 (en) 2005-01-11 2011-11-22 Verizon Services Corp. System and methods for measuring network performance
US8183982B2 (en) 2007-08-14 2012-05-22 Infineon Technologies Ag System including reply signal that at least partially overlaps request
DE102009026995A1 (de) * 2009-06-17 2011-03-31 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben eines Bussystems, insbesondere eines CAN-Busses
US10783026B2 (en) * 2018-02-15 2020-09-22 Honeywell International Inc. Apparatus and method for detecting network problems on redundant token bus control network using traffic sensor
DE102018217964A1 (de) * 2018-10-19 2020-04-23 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung einer Datenkommunikation
JP7226166B2 (ja) * 2019-07-22 2023-02-21 株式会社デンソー 中継装置および車載通信ネットワーク

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4506360A (en) * 1982-03-29 1985-03-19 Gould Inc. Multi-station token pass communication system and method
DE3479550D1 (en) * 1983-10-31 1989-09-28 Beale Int Technology Data transmission system and method
US4718005A (en) * 1984-05-03 1988-01-05 International Business Machines Corporation Distributed control of alias name usage in networks
US4689786A (en) * 1985-03-21 1987-08-25 Apple Computer, Inc. Local area network with self assigned address method
JPS6215950A (ja) * 1985-07-15 1987-01-24 Canon Inc デ−タ伝送制御方式
EP0290934B1 (de) * 1987-05-14 1994-01-19 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Bilden einer Adressentabelle in einem ringförmigen Kommunikationsnetz
EP0383264B1 (en) * 1989-02-15 1995-05-03 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for testing station address in network

Also Published As

Publication number Publication date
CA2047321A1 (en) 1992-01-20
CA2047321C (en) 1997-11-18
EP0467696A1 (en) 1992-01-22
DE69115778T2 (de) 1996-11-07
EP0467696B1 (en) 1995-12-27
US5283571A (en) 1994-02-01
DE69115778D1 (de) 1996-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0630006A (ja) 重複するステーションアドレスに対して通信ネットワークをテストする装置
EP0469812B1 (en) Detection of duplicate alias addresses
US20110093579A1 (en) Apparatus and system for estimating network configuration
US6810452B1 (en) Method and system for quarantine during bus topology configuration
US20070223494A1 (en) Method for the resolution of addresses in a communication system
JPH1196094A (ja) ネットワーク接続装置タイプ検出方法
US6870818B1 (en) Method for identifying devices in a communication network and device for implementing said method
JP2008028801A (ja) 運用管理システム、ノード、運用管理方法及びプログラム
JPH01208934A (ja) ノード装置
US20210167881A1 (en) Topology discovery in an automotive ethernet network
JPH0666806B2 (ja) トークンリング伝送方式
KR100425560B1 (ko) 단말기의 액티브 포트를 쉽게 변경할 수 있는 랜 경로제어 시스템 및 방법
EP0521152B1 (en) Avoidance of undesired re-initialization of a computer network
JPH09181737A (ja) 小規模ネットワークにおける通信方法
JPH09321789A (ja) ルータが2重化されたネットワークシステムおよびルータが2重化されたネットワークシステムの障害対策方法
JP2001230789A (ja) Tcp/ipネットワークにおけるipアドレス重複検出方法
JPH03212038A (ja) アドレス重複検出方式
JP2003060659A (ja) Macブリッジ
JPS60246148A (ja) デ−タ伝送制御方式
JP2002335245A (ja) ノード検出方法、ノード検出装置、及びノード検出プログラム
JP2617648B2 (ja) ネットワークの構成認識装置
JP2001024635A (ja) 障害管理方式および方法
JPH06268650A (ja) ネットワーク中継装置
JPH08147231A (ja) ネットワークノードの検索方法
JP2009060418A (ja) ネットワーク障害検知方法、データ通信ネットワークシステムおよびノード装置