JPH06300032A - 操作装置 - Google Patents

操作装置

Info

Publication number
JPH06300032A
JPH06300032A JP5088474A JP8847493A JPH06300032A JP H06300032 A JPH06300032 A JP H06300032A JP 5088474 A JP5088474 A JP 5088474A JP 8847493 A JP8847493 A JP 8847493A JP H06300032 A JPH06300032 A JP H06300032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
wire rope
strand
strands
inner cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5088474A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Furukawa
浩昭 古川
Sadahiro Onimaru
貞弘 鬼丸
Yukiro Narita
幸郎 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Cable System Inc
Original Assignee
Nippon Cable System Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Cable System Inc filed Critical Nippon Cable System Inc
Priority to JP5088474A priority Critical patent/JPH06300032A/ja
Publication of JPH06300032A publication Critical patent/JPH06300032A/ja
Priority to US08/855,646 priority patent/US5802929A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/10Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/10Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
    • F16C1/20Construction of flexible members moved to and fro in the sheathing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/20408Constant tension sustaining
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/20456Specific cable or sheath structure

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性にすぐれ、低温下でも操作効率が低下
しないワイヤロープを用いた操作装置の提供。 【構成】 内索1と内索1をガイドするためのガイド部
材、たとえば導管2、回転プーリ43および摺動ガイド4
4、45とからなり、内索1と前記ガイド部材2、43、4
4、45との潤滑のためにシリコーン系潤滑剤が使用され
ており、内索1は複撚り構造に形成されており、かつ芯
ストランドはウォーリントン型の平行撚り構造にされて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤロープとガイド部
材とから構成される操作装置に関する。さらに詳しく
は、自動車のケーブル式ウィンドレギュレータをはじ
め、種々の分野で用いられる、耐久性が良くかつ低温で
の操作効率の良い操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のケーブル式ウィンドレギュレー
タやアクセルケーブルなどのコントロールケーブルにお
ける内索(ワイヤロープ)は、狭い空間で転向させるた
めの小径のプーリ、固定案内溝、屈曲した導管などのガ
イド部材によって繰返し曲げ伸ばしを受けることが多
い。その際ワイヤロープの素線間の潤滑が悪いほど、素
線が受ける二次曲げの応力振幅が疲労限度を越えて増大
するため、ワイヤロープの耐久性が著しく低下する。な
お、二次曲げとは、ワイヤロープが外圧を受けることに
より、素線がその下の素線層に押し付けられて生じる局
部的な曲げをいう。一般にこの二次曲げの最大振幅が素
線、ひいてはワイヤロープの寿命を支配することとな
る。
【0003】従来、かかる問題を解消するために、ワイ
ヤロープの潤滑剤として鉱油またはα−オレフィン油な
どの炭化水素油もしくはそのグリースが広く用いられて
いる。しかしながら、前記ウィンドレギュレータやアク
セルケーブルなどが寒冷地などで使用されるばあい、た
とえば−20℃以下の低温下では炭化水素系の潤滑剤では
その粘度が急増するため、ワイヤロープとそのガイド部
材との摩擦抵抗が大きくなる。したがって、かかる低温
下ではウィンドレギュレータなどの必要操作力が過大に
なる。つまり操作効率が大幅に低下するなどの新たな問
題が生じる。
【0004】このばあい、操作効率の低下を防止するた
めに、特開平1−158209号公報または特開平2−
93113号公報に開示されているような、ワイヤロー
プの外周に合成樹脂製コーティング(以下、インナーコ
ートという)を施したコントロールケーブルが用いられ
ることがある。しかしながら、インナーコートを有する
ワイヤロープは導管その他のガイド部材とのあいだの摩
擦抵抗は小さいが、外径が大きくなるので巻取り装置や
ガイド溝のサイズアップを要し、また剛性が高くなるた
め、巻取り装置の溝に密着せず、溝から外れやすい欠点
がある。
【0005】そこで、低温下での操作効率の低下を避け
るためにインナーコートを用いず、潤滑剤としてポリジ
メチルシロキサンやポリメチルフェニルシロキサンなど
のシリコーン系潤滑剤が用いることが考えられる。シリ
コーン系潤滑剤は、粘度の温度依存性が小さいため、低
温下での操作効率の低下が小さい点で卓越している。し
かしながら、シリコーン系潤滑剤はその分子間力が小さ
いため、鋼−鋼間で使用されると、極圧下で油膜切れが
生じやすい。たとえば1968年ACADEMIC PRESS,INC. 発
行、W.NOLL著"Chemistry and Technology of Silicone
s" の469 頁に「鋼−鋼間の境界摩擦領域では、メチル
シリコーン油は何ら潤滑性を有しない」と述べられてい
る。その結果、ワイヤロープにおける、とくに素線同士
の交さ接触部が潤滑不良となり、二次曲げが増大し、炭
化水素系潤滑剤とくらべてワイヤロープの耐久性が著し
く低下する欠点がある。
【0006】このため、繰返し曲げ伸ばしの厳しい条件
下ではシリコーン系潤滑剤を使用しないことが当該業界
の常識であった。一般に、二次曲げの応力振幅を減少す
るためには素線径を小さくすることが有効であり、実公
平3−51358号公報に開示されているような、いわ
ゆる交さ撚りの芯ストランドを有する19+8×7構造の
複撚りワイヤロープを用いることもあるが、なお充分な
耐久性は得られていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】叙上のごとく、従来の
技術においては、炭化水素系潤滑剤を用いれば低温下の
操作効率が低下し、シリコーン系潤滑剤を用いればワイ
ヤロープの耐久性が低下し、19+8×7構造のワイヤロ
ープを用いても充分な耐久性が得られず、インナーコー
トを施せばワイヤロープが巻取り装置の溝から外れるな
ど、常に使用上の大きな問題が存在していた。
【0008】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、ワイヤロープにインナコートを設けな
いことで柔軟性に富み、潤滑剤としてシリコーン系潤滑
剤を用いることで低温下における操作効率が良く、ワイ
ヤロープを複撚り構造とし、その芯ストランドを平行撚
り構造とすることにより、シリコーン系潤滑剤を用いて
も屈曲耐久性の低下しないワイヤロープを用いた操作装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の操作装置は、ワ
イヤロープと該ワイヤロープをガイドするためのガイド
部材とからなる操作装置であって、(a)前記ワイヤロ
ープが平行撚り構造の芯ストランドを有する複撚り構造
のワイヤロープからなり、(b)前記ワイヤロープと前
記ガイド部材との潤滑のためのシリコーン系潤滑剤が使
用されていることを特徴としている。
【0010】前記芯ストランドがウォーリントン型に撚
られた19本の素線から構成されているのがとくに好まし
く、側ストランドもウォーリントン型に撚られた19本の
素線から構成されているのが一層好ましい。
【0011】また、前記ガイド部材を導管とし、前記ワ
イヤロープを内索とし、導管と内索とのあいだにシリコ
ーン系潤滑剤を用いるコントロールケーブルも本発明の
一例としてあげられる。
【0012】本発明のウィンドレギュレータは、平行撚
り構造の芯ストランドを有する複撚り構造のワイヤロー
プと、該ワイヤロープをガイドするためのガイド部材と
を備えており、前記ワイヤロープとガイド部材との潤滑
のためのシリコーン系潤滑剤が使用されていることを特
徴としている。
【0013】なお、特許請求の範囲でいうガイド部材と
は、前記コントロールケーブルの導管のほか、ローラお
よびプーリなどの可動部材、さらに固定案内溝部材や屈
曲した管など、ワイヤロープの移動をガイドするための
すべての部材を含む概念である。
【0014】
【作用】本発明の操作装置は、そのワイヤロープがイン
ナーコートにより被覆されていないので柔軟性に富んで
おり、小さな曲率半径に曲げることができるため、ワイ
ヤロープをたとえばドラムで巻き取るばあい、溝に密着
し、容易にはずれたりする虞れがない。また潤滑剤とし
てシリコーン系潤滑剤を用いているためたとえば−40℃
の低温下でも潤滑剤の粘度増加が小さく、したがって操
作効率の低下がきわめて小さい。さらにワイヤロープの
芯ストランドが平行撚りに形成されており、素線同士が
線接触をするので接触圧力が大きくないため、前記シリ
コーン系潤滑剤を用いたばあいにも油膜切れが生じず、
屈曲耐久性が低下することがない。
【0015】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の操作装置
を説明する。
【0016】図1は本発明の操作装置の一実施例である
コントロールケーブルを示す一部切欠斜視図、図2は図
1のコントロールケーブルにおける内索の拡大断面図、
図3は本発明の他の実施例における内索の拡大断面図、
図4〜6はそれぞれ本発明の操作装置のワイヤロープの
耐久性を測定するための装置および固定ガイドの説明
図、図7は本発明におけるコントロールケーブルの操作
効率を測定するための装置の説明図、図8は本発明のケ
ーブル式ウィンドレギュレータの一実施例を示す説明
図、図9は比較例のコントロールケーブルの内索の拡大
断面図である。
【0017】図1には操作装置としてのコントロールケ
ーブル(以下、ケーブルという)12が示されている。本
ケーブルは、内索1と内索1が摺動自在に挿入されてい
る導管2とからなり、さらに導管2の内部にはチューブ
状の合成樹脂製ライナー3が備えられており、その外周
面には平角鋼線を螺旋状に密接して巻くことにより管状
にされた鎧層2aと、その外周面を被覆する合成樹脂製
の保護層2bとが形成されている。このケーブルの内索
1の外周面とライナー3の内周面との隙間には潤滑油と
してシリコーン系潤滑剤が用いられている。
【0018】内索1は図2に示すようにいわゆるW(19)
+8×7構造に形成されている。すなわち、1本の芯ス
トランド4と8本の側ストランド5とからなる複撚り構
造であり、その芯ストランド4は19本の素線が平行撚り
の一種であるウォーリントン撚りに形成されている。
【0019】具体的には、1本の芯素線6の周囲に芯素
線6より若干細径の6本の第1側素線7を配し、第1側
素線7同士のあいだに芯素線6と同一径の6本の第3側
素線8を配し、第1側素線7に沿ってその上層に、第1
側素線7よりさらに細径の6本の第2側素線9を配し、
これらの側素線7、8、9を同時に同一ピッチ、同一方
向に撚り合わせることによって芯ストランド4を形成し
ている。なお、芯ストランドの各素線の太さは前記の組
合せに限定されることはない。要するに各素線を同一ピ
ッチで同一方向に撚ったとき、各素線がたがいに線接触
するように素線を適宜選択すればよい。
【0020】また、8本の側ストランド5は、芯素線10
の周囲に6本の側素線11を撚り合わせたものである。
【0021】なお図2にはW(19)+8×7構造の内索1
を示したが本発明の内索1はこの構造に限られるもので
はなくたとえば7×W(19)、W(19)+6×7などであっ
てもよい。また芯ストランド4はウォーリントン型に限
られるものではなく他の型の平行撚りストランドであっ
てもよい。
【0022】前述のように内索1の芯ストランド4を平
行撚りとしたのは次の理由による。
【0023】すなわちシリコーン系潤滑剤は極圧下で油
膜切れを起こしやすく、素線間に油膜切れが起きると潤
滑不足となり、二次曲げが発生して素線が破断しやすく
なるのであるが、平行撚りの芯ストランドでは各素線が
線接触しており、各素線が点接触している交さ撚り芯ス
トランドと比較して接触面積が広く、各素線間に作用す
る圧力が低くなる。その結果、芯ストランドが平行撚り
に形成されている内索は、たとえシリコーン系潤滑剤を
使用したとしても屈曲耐久性が低下しにくいのである。
なお、ウォーリントン型は19本の平行撚りの中では最大
素線径と最小素線径との差がもっとも小さく、細径のス
トランドに適している。
【0024】図8に示されるケーブル式ウィンドレギュ
レータは、前記W(19)+8×7構造の内索1および前記
導管2を用いたものであり、また、潤滑剤としてシリコ
ーン系潤滑剤が用いられている。もちろん、内索1はW
(19)+8×7構造に限られるものではなく、たとえば7
×W(19)、W(19)+6×7などあってもよい。また、芯
ストランドはウォーリントン型に限られるものではなく
他の型の平行撚りストランドであってもよい。さらに、
内索1、導管2およびシリコーン系潤滑剤以外のガイド
レール42、アクチュエータ46、キャリアプレート48およ
びプーリ、ガイド類43、44、45などは公知のものを使用
して何ら差しつかえはない。本ウィンドレギュレータに
よれば、低温下でも軽い力によってスムーズな開窓、閉
窓操作が可能となり、しかも耐久性低下の虞れもない。
なお、本発明においては、とくに導管2を用いたウィン
ドレギュレータに限定されることはなく、たとえば前記
プーリやガイド類をガイド部材としてワイヤロープを裸
のまま用いたものでもよい。要するに本発明のケーブル
式ウィンドレギュレータは、シリコーン系潤滑剤を使用
したワイヤロープとガイド部材(導管、プーリ固定溝部
材などを含む広い概念)を構成要素としているものであ
る。
【0025】つぎに本発明におけるケーブルを具体的な
実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
【0026】実施例1 まず、表1に示す仕様に従って、図2に示される断面の
内索1を形成した。
【0027】すなわち、鋼線(材質:JIS G3506 SWRH62
A)に亜鉛めっきを施した母線を伸線して芯ストランド4
を形成するための、それぞれ外径0.17mmの芯ストランド
芯素線6、外径0.16mmの芯ストランド第1側素線7、外
径0.17mmの芯ストランド第3側素線8、外径0.13mmの芯
ストランド第2側素線9、外径0.15mmの側ストランド芯
素線10および外径0.14mmの側ストランド側素線11を製造
した。
【0028】それらを表1に示す撚り方向で、図2に示
すように、芯ストランド4をウォーリントン撚りとした
W(19)+8×7構造に撚りあわせ、外径が1.5mm の実施
例1用の内索1をえた。
【0029】
【表1】
【0030】以上のように構成される内索1をライナー
3を有する導管2内に挿入して実施例1のケーブル12を
えた。導管2は、外径が3.2mm で内径が2.5mm のポリエ
チレン製チューブからなるライナー3と、このライナー
3上に1本の平角鋼線(厚さ0.75mm、幅2.0mm )を螺旋
状に密接して巻いた管状(外径4.83mm、内径3.2mm )の
鎧層2aと、その外周に被覆した外径6.0mm のPVC
(ポリ塩化ビニル)製の保護層2bとから構成されてい
る。
【0031】ライナー3の内径は内索1の外径よりわず
かに大きく、内索1の外周面と導管2の内周面との隙間
には潤滑剤として、40℃における動粘度が約350 センチ
ストークスのジメチルポリシロキサン油を基油とするシ
リコーン系グリースが使用されている。操作効率テスト
を実施するばあいはグリースはケーブル1mあたり0.3
gの割合で塗布される。
【0032】実施例2 実施例2のケーブルは、その断面が図3に示される内索
13が表2に示す仕様に従って形成されたものである。内
索13以外の構成部分(導管や潤滑剤)は実施例1と同じ
である。その内索13は、図3に示すように芯ストランド
14および側ストランド15ともにウォーリントン撚り構造
とされている。両ストランド14、15の素線はともに、鋼
線(材質:JIS G 3506 SWRH 62A)に亜鉛めっきを施した
母線を伸線したものが用いられている。
【0033】すなわち、芯ストランド14用にそれぞれ外
径0.14mmの芯ストランド芯素線16、外径0.13mmの芯スト
ランド第1側素線17、外径0.14mmの芯ストランド第3側
素線18および外径0.10mmの芯ストランド第2側素線19を
製造した。
【0034】また、側ストランド15用にそれぞれ外径0.
12mmの側ストランド芯素線20、外径0.10mmの側ストラン
ド第1側素線21、外径0.12mmの側ストランド第3側素線
22および外径0.09mmの側ストランド第2側素線23を製造
した。
【0035】それらを表2に示す撚り方向で、図3に示
すように、芯ストランド14および側ストランド15をそれ
ぞれウォーリントン撚りとした7×W(19)構造に撚り合
わせ、外径が1.5mm の実施例2用の内索13をえた。この
内索13を実施例1と同一仕様の導管2内に挿通し、実施
例1と同一仕様のグリースを使用して実施例2のケーブ
ルをえた。
【0036】
【表2】
【0037】比較例1 比較例1のケーブルは、その断面が図9に示される内索
24が、表3に示す仕様に従って形成されたものであり、
内索の芯ストランドの構成のみが実施例1とは異なる。
その他(側ストランドの構成および導管や潤滑剤)は実
施例1と同じである。すなわち、芯ストランド25は、図
9に示すように1本の芯素線26のまわりに6本の第1側
素線27を配置し、その上から12本の第2側素線28を配置
し、第1側素線27と第2側素線28とを異なるピッチで撚
り合わせて形成した。側ストランド29は実施例1と同じ
である。
【0038】具体的には、鋼線(材質:JIS G3506 SWRH
62A)に亜鉛めっきした母線を伸線してそれぞれ外径0.17
mmの芯ストランド芯素線26、外径0.15mmの芯ストランド
第1側素線27、外径0.15mmの芯ストランド第2側素線2
8、外径0.15mmの側ストランド芯素線30および外径0.14m
mの側ストランド側素線31を製造した。
【0039】それらを表3に示す撚り方向で、かつ芯ス
トランド25の第1側素線27と第2側素線28とは異なるピ
ッチで図9に示すように前記19+8×7に撚り合わせ、
外径が1.5mm の比較例1用の内索24をえた。この内索24
を実施例1と同一仕様の導管2内に挿通し、実施例1と
同一仕様のグリースを使用して比較例1のケーブルをえ
た。
【0040】
【表3】
【0041】比較例2 導管と内索とのあいだの潤滑剤として、40℃における動
粘度が約45センチストークスの鉱油を基油とするグリー
スを用いた以外はすべて実施例1と同様にして比較例2
のケーブルをえた。
【0042】比較例3 導管と内索とのあいだの潤滑剤として、鉱油系グリース
を用いた以外はすべて比較例1と同様にして比較例3の
ケーブルをえた。
【0043】比較例4 導管と内索とのあいだの潤滑剤として、鉱油系グリース
を用いた以外はすべて実施例2と同様にして比較例4の
ケーブルをえた。
【0044】叙上のようにしてえられた実施例1、2お
よび比較例1〜4のケーブルに対し、耐久テストおよび
操作効率テストを実施した。なおそれぞれのテストの方
法は以下のとおりである。
【0045】(固定ガイドによる内索耐久テスト方法)
本テストでは導管は用いず、潤滑剤を塗布した固定ガイ
ドを使用して内索のみの耐久テストを実施した。
【0046】図4に示すようにそれぞれ全長1000mmの実
施例1、2および比較例1〜4の内索1、13、24(以
下、1で代表させる)の一端に10kgのウェイトWを連結
し、内索1が固定ガイド32b部で90°反転したのちもう
一つの固定ガイド32aで180 °反転状態となるように配
索した。また内索1の他端はエアシリンダ33に固定され
ている。なお、固定ガイド32a、32bには潤滑剤が充分
に塗布されている。
【0047】エアシリンダー33が矢印C、D方向に往復
すれば内索は固定ガイド32a、32b上を矢印E、F方向
に摺動するようになっている。なおエアシリンダー33は
はじめは矢印C方向に動いて、ウェイトWがストッパ34
に付き当って内索1の張力が490N {50kgf}になるまで力
を発生し、その張力を0.5 秒間保持したのち矢印D方向
に動くようになっている。そして内索1のストロークは
100mm 、速度は20往復/分とし、1往復を1回と数え
た。
【0048】図5は固定ガイド32a、32bの正面図(図
5の(A))と側面図(図5の(B))を表したもの
で、固定ガイド32a、32bの溝底径Gは30mmで材質はナ
イロン6である。
【0049】図6は固定ガイド32a、32bの溝部拡大図
であり溝底断面の内半径Hは1.0mmで溝角度γは30°で
ある。雰囲気温度20℃で、かかる装置により被検内索1
が破断するまでストロークを繰り返した。
【0050】(操作効率テスト方法)本テストは、ケー
ブルで実施した。
【0051】図7に示すように恒温箱35の中に導管2の
軸心の曲げ半径が150mm 、曲げ角度180 度になるように
半円状に湾曲された実施例1のケーブル12、実施例2の
ケーブルおよび比較例1〜4のケーブル(以下、12で代
表させる)を個別に取りつけた。内索1は恒温箱35内部
では導管2(ライナー3を含む)内に挿通されており、
外部では露出している。なお導管2の恒温箱35内での長
さは700mm である。また内索1の全体の長さは1000mmで
ある。内索1の入力側端部にはレバー36が取りつけられ
負荷側端部には負荷をかけるための10kgf のウェイトW
が取りつけられている。また内索1の入力側の途中には
ロードセル37が取り付けられている。レバー36は矢印I
で示すように回動させ、1往復を1回とし毎分10回の速
度で往復動させた。恒温箱35内の温度を室温(20℃)お
よび−40℃に保ち、それぞれについて測定を行なった。
荷重効率は98N /TN ×100 (%)で表わしている。こ
こで、98N{10kgf}はウェイトの重量であり、TN はロー
ドセル37による内索1の張力の計測値である。
【0052】実施例1、2および比較例1〜4について
耐久テストおよび操作効率テストの結果を表4に示す。
なお、耐久テストにおける内索の破断回数は、それぞれ
サンプル数3〜7の平均値を100 の位で四捨五入した値
で示し、操作効率はそれぞれサンプル数3の平均値を0.
1 の位で四捨五入した値で示した。
【0053】
【表4】
【0054】まず、固定ガイドによる耐久テストにおい
て、内索が破断したときのストローク回数を比較する。
【0055】従来の交さ撚り芯ストランドを有する内索
を用いた比較例1と比較例3とを比較すると、シリコー
ン系グリースを用いた比較例1は26,000回であり、鉱油
系グリースを用いた比較例3の64,000回に対して耐久性
が大幅に低下している。
【0056】ところが平行撚り芯ストランドを有するW
(19)+8×7構造の内索を用いたばあい、シリコーン系
グリースを用いた実施例1は75,000回であり、鉱油系グ
リースを用いた比較例2の80,000回と比較して耐久性の
低下はわずかである。また、芯ストランドおよび側スト
ランドともに平行撚り構造である7×W(19)構造の内索
を用いたばあいも、シリコーン系グリースを用いた実施
例2は80,000回であり、鉱油系グリースを用いた比較例
4の82,000回と比較して耐久性の低下はわずかである。
【0057】一方、操作効率テストにおいては、シリコ
ーン系グリースを用いた実施例1、2および比較例1は
共に低温(−40℃)下における操作効率が80%であり、
室温(20℃)下の効率(86%)と大きな差はない。しか
し、鉱油系グリースを用いた比較例2〜4にあっては低
温下では57%であり、室温下の80%から操作効率が大き
く低下している。
【0058】以上の結果から明らかなように、耐久性ま
たは低温下での操作効率のいずれかを犠牲にせざるをえ
なかった従来技術(たとえば比較例1、3)に対し、実
施例1、2ではその両方共に充分な性能を発揮してい
る。
【0059】つぎに前記実施例1、2および前記比較例
1〜4の内索をそれぞれ実際のウィンドレギュレータに
操作用ケーブルとして組み込んだうえで操作力テストお
よび耐久テストを実施した。
【0060】(ウィンドレギュレータの操作力テストお
よび耐久テストの方法)まずテスト装置としてのウィン
ドレギュレータについて説明する。
【0061】図8に示すように、自動車のドア41に取り
付けられたガイドレール42上端の回転プーリー43、摺動
ガイド44および下端の摺動ガイド45に、潤滑剤を塗布し
たコントロールケーブルの内索1が掛け渡されている。
内索1はさらにガイドレール42の上端から外部へ出たと
ころで導管2に挿通され、半径が約24cmの半円を描いて
ガイドレール42下端付近を通り抜け、導管2から抜け出
たうえでアクチュエータ46のプーリー(図示されていな
い)に巻き付けられている。そして、アクチュエータ46
のモータ(図示されていない)には操作力を測定するた
めにトルク計(図示されていない)が取り付けられてい
る。導管の長さは、それぞれ約80cmである。一方、ドア
の窓ガラス47の下端部にはキャリアプレート48が取り付
けられ、このキャリアプレート48にはガイドレール42に
張り渡された内索1が固定されている。本テストにおけ
る窓ガラスの重量は16kgf である。
【0062】以上のウィンドレギュレータにおいて、ア
クチュエータ46によってケーブルを介して窓を開閉し、
窓を閉止するとき(窓を上方へ引き上げるとき)の操作
トルクを5回計測して、その平均値を算出した。これが
操作力テストである。
【0063】一方、同様に、窓の開閉を多数回繰り返
し、内索が破断したときのストローク回数(1往復を1
回とする)を記録した。これが耐久テストである。
【0064】なお、前記ケーブルのストロークは約400m
m である。
【0065】実施例1、2および比較例1〜4について
の操作力テストおよび耐久テストの結果を表5に示す。
なお、耐久テストにおける内索の破断回数はサンプル数
3の平均値を100 の位で四捨五入した値で示し、操作力
テストにおける操作トルクはサンプル数3の平均値を0.
01の位で四捨五入した値で示した。
【0066】
【表5】
【0067】まず、耐久テストにおける、内索が破断し
たときのストローク回数を比較する。
【0068】従来の交さ撚り芯ストランドを有する内索
を用いた比較例1と比較例3とを比較すると、シリコー
ン系グリースを用いた比較例1は23,000回であり、鉱油
系グリースを用いた比較例3の42,000回に対して耐久性
が大幅に低下している。
【0069】ところが、平行撚り芯ストランドを有する
W(19)+8×7構造の内索を用いたばあい、シリコーン
系グリースを用いた実施例1は50,000回であり、鉱油系
グリースを用いた比較例2の63,000回と比較して耐久性
の低下はわずかである。また、芯ストランドおよび側ス
トランドともに平行撚り構造である7×W(19)構造の内
索を用いたばあいも、シリコーン系グリースを用いた実
施例2は54,000回であり、鉱油系グリースを用いた比較
例4の63,000回と比較して耐久性の低下はわずかであ
る。このように、実施例1、2はシリコーン系グリース
を用いているにもかかわらず、鉱油系グリースを用いた
比較例2〜4とほぼ同レベルの耐久性を有している。
【0070】一方、操作力テストにおいては、シリコー
ン系グリースを用いた実施例1、2と比較例1とは共に
操作トルクは室温(20℃)下では3.4N-m{35kgf-cm}であ
ったものが、低温(−30℃)下では3.7N-m{38kgf-cm}で
あり、室温下と大きな差はない。しかし、鉱油系グリー
スを用いた比較例2〜4にあっては室温下では4.0N-m{4
1kgf-cm}であったものが、低温下では7.3N-m{74kgf-cm}
と、操作トルクが大幅に増大している。これは、とりも
なおさず、鉱油系グリースを用いたケーブルは、実機
(このばあいウィンドレギュレータ)においても低温下
での操作効率が低下することを意味している。
【0071】このように、実機を用いたテストにおいて
も実施例1、2の内索ないしケーブルは、耐久性および
低温下での操作効率共にすぐれた成績を示している。
【0072】
【発明の効果】本発明の操作装置およびケーブル式ウィ
ンドレギュレータはシリコーン系潤滑剤を使用している
ので低温下でも操作効率が低下せず、ワイヤロープの芯
ストランドとして平行撚りストランドを採用しているた
め、シリコーン系潤滑剤を使用しても耐久力が低下しな
い。またワイヤロープの外周にインナーコートを施して
いないので柔軟性に富んでおり、曲げやすく、たとえば
ローラの溝からもはずれる虞がなく、装置をサイズアッ
プする必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作装置の一実施例であるコントロー
ルケーブルを示す一部切欠斜視図である。
【図2】図1のコントロールケーブルにおける内索の拡
大断面図である。
【図3】本発明の他の実施例における内索の拡大断面図
である。
【図4】本発明におけるコントロールケーブルの内索の
耐久性を測定するための装置の説明図である。
【図5】図4の装置における固定ガイドの説明図であ
る。
【図6】図4の装置における固定ガイドの溝の説明図で
ある。
【図7】本発明におけるコントロールケーブルの操作効
率を測定するための装置の説明図である。
【図8】本発明のケーブル式ウィンドレギュレータの一
実施例を示す説明図である。
【図9】比較例のコントロールケーブルの内索の拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 内索 2 導管 4 芯ストランド 5 側ストランド 12 ケーブル 13 内索 14 芯ストランド 15 側ストランド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、ワイヤロープにインナコートを設けな
いことで柔軟性に富み、潤滑剤としてシリコーン系潤滑
剤を用いることで低温下における操作効率が良く、ワイ
ヤロープを複撚り構造とし、その芯ストランドを平行撚
り構造とすることにより、シリコーン系潤滑剤を用いて
も屈曲耐久性の低下しないワイヤロープを用いた操作
装置を提供することを目的とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図8に示されるケーブル式ウィンドレギュ
レータは、前記W(19)+8×7構造の内索1および前記
導管2を用いたものであり、また、潤滑剤としてシリコ
ーン系潤滑剤が用いられている。もちろん、内索1はW
(19)+8×7構造に限られるものではなく、たとえば7
×W(19)、W(19)+6×7などあってもよい。また、芯
ストランドはウォーリントン型に限られるものではなく
他の型の平行撚りストランドであってもよい。さらに、
内索1、導管2およびシリコーン系潤滑剤以外のガイド
レール42、アクチュエータ46、キャリアプレート48およ
びプーリ、ガイド類43、44、45などは公知のものを使用
して何ら差しつかえはない。本ウィンドレギュレータに
よれば、低温下でも軽い力によってスムーズな開窓、閉
窓操作が可能となり、しかも耐久性低下の虞れもない。
なお、本発明においては、とくに導管2を用いたウィン
ドレギュレータに限定されることはなく、たとえば前記
プーリやガイド類をガイド部材としてワイヤロープを裸
のまま用いたものでもよい。要するに本発明のケーブル
式ウィンドレギュレータは、シリコーン系潤滑剤を使用
したワイヤロープとガイド部材(導管、プーリ固定溝
部材などを含む広い概念)を構成要素としているもので
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】すなわち、鋼線(材質:JIS G3506 SWRH62
A)に亜鉛めっきを施した母線を伸線して芯ストランド4
および側ストランド5を形成するための、それぞれ外径
0.17mmの芯ストランド芯素線6、外径0.16mmの芯ストラ
ンド第1側素線7、外径0.17mmの芯ストランド第3側素
線8、外径0.13mmの芯ストランド第2側素線9、外径0.
15mmの側ストランド芯素線10および外径0.14mmの側スト
ランド側素線11を製造した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】比較例3 導管と内索とのあいだの潤滑剤として、比較例2と同じ
鉱油系グリースを用いた以外はすべて比較例1と同様に
して比較例3のケーブルをえた。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】比較例4 導管と内索とのあいだの潤滑剤として、比較例2と同じ
鉱油系グリースを用いた以外はすべて実施例2と同様に
して比較例4のケーブルをえた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤロープと該ワイヤロープをガイド
    するためのガイド部材とからなる操作装置であって、
    (a)前記ワイヤロープが平行撚り構造の芯ストランド
    を有する複撚り構造のワイヤロープからなり、(b)前
    記ワイヤロープと前記ガイド部材との潤滑のためのシリ
    コーン系潤滑剤が使用されていることを特徴とする操作
    装置。
  2. 【請求項2】 前記芯ストランドがウォーリントン型に
    撚られた19本の素線から構成されてなる請求項1記載の
    操作装置。
  3. 【請求項3】 前記芯ストランドおよび側ストランドが
    ともにウォーリントン型に撚られた19本の素線から構成
    されてなる請求項1記載の操作装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材がコントロールケーブル
    の導管であり、前記ワイヤロープがコントロールケーブ
    ルの内索である請求項1記載の操作装置。
  5. 【請求項5】 平行撚り構造の芯ストランドを有する複
    撚り構造のワイヤロープと、該ワイヤロープをガイドす
    るためのガイド部材とを備えており、前記ワイヤロープ
    とガイド部材との潤滑のためのシリコーン系潤滑剤が使
    用されていることを特徴とするケーブル式ウィンドレギ
    ュレータ。
JP5088474A 1993-04-15 1993-04-15 操作装置 Pending JPH06300032A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5088474A JPH06300032A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 操作装置
US08/855,646 US5802929A (en) 1993-04-15 1997-05-13 Rope-operated device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5088474A JPH06300032A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06300032A true JPH06300032A (ja) 1994-10-25

Family

ID=13943780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5088474A Pending JPH06300032A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 操作装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5802929A (ja)
JP (1) JPH06300032A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010033792A (ko) * 1997-12-31 2001-04-25 잭 더블류 로마노 드릴링 에너지를 절단부재에 전달하는 장치 및 방법
US6338287B1 (en) * 1998-01-23 2002-01-15 Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha Push-pull control cable
JP2004277993A (ja) * 2003-02-27 2004-10-07 Chuo Spring Co Ltd ワイヤロープおよびコントロールケーブル

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5983745A (en) * 1997-04-28 1999-11-16 Petrak; Gregory H. Park brake cable system including connector clip and associated method of tensioning
US6520973B1 (en) * 2000-08-30 2003-02-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Anastomosis device having an improved needle driver
US7331254B2 (en) * 2001-09-21 2008-02-19 Petrak Gregory H Method and apparatus for tensioning an emergency brake system on a vehicle
US7331255B2 (en) * 2001-09-21 2008-02-19 Petrak Gregory H Method and apparatus for tensioning an emergency brake system on a vehicle
WO2009018497A1 (en) * 2007-07-31 2009-02-05 Petrak Gregory H System and method for tensioning an emergency brake system
WO2009094701A1 (en) * 2008-01-29 2009-08-06 Potatomagic International Pty Ltd Method of making a baked snack base product and the snack base product produced thereby
DE102011053795B4 (de) 2011-09-20 2018-03-01 Küster Holding GmbH Seilzug eines Fensterhebers, Kraftübertragungsvorrichtung, Fensterheber und Kraftfahrzeug
WO2013163458A2 (en) 2012-04-25 2013-10-31 Innovative System Solutions, Inc Apparatus, system and method for tensioning an emergency brake system
DE102012104888B4 (de) * 2012-06-05 2015-03-19 Küster Holding GmbH Betätigungszug und Seilzug-Fensterheber

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3836695A (en) * 1972-02-22 1974-09-17 Inmont Corp Cable sealant composition and method of sealing cable
JPS5442445A (en) * 1977-09-07 1979-04-04 Mitsubishi Electric Corp Wire rope
DE2750904C2 (de) * 1977-11-14 1983-10-20 Brose Fahrzeugteile GmbH & Co KG, 8630 Coburg Fensterheber, insbesondere für Kraftfahrzeuge
US4362069A (en) * 1979-04-02 1982-12-07 Markel Corporation High efficiency, abrasion resistant product and process
JPS6052326B2 (ja) * 1979-10-05 1985-11-19 日本ケ−ブル・システム株式会社 コントロ−ルケ−ブル
IT8053220V0 (it) * 1980-05-22 1980-05-22 Roltra Spa Dispositivo alzacristallo a vite di azionamento flessibile
US4411168A (en) * 1981-02-18 1983-10-25 Nippon Cable System, Inc. Inner cable
US4445395A (en) * 1981-10-30 1984-05-01 Global Marine Inc. Apparatus for measurement of ice movement
US4628759A (en) * 1984-02-21 1986-12-16 Nippon Cable System Inc. Driving device employed in a window regulator
EP0164115B1 (en) * 1984-06-06 1990-02-07 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Driver unit for use in window regulators
US4580413A (en) * 1985-06-06 1986-04-08 Air Products And Chemicals, Inc. Pressurized fluid lift system for a cryogenic freezer
US4713568A (en) * 1985-09-26 1987-12-15 Siemens Aktiengesellschaft Closed motor/transmission unit
JPS63177583U (ja) * 1987-05-01 1988-11-17
JPS63285313A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 Nippon Cable Syst Inc パ−キングブレ−キ用ケ−ブルの内索
JP2664435B2 (ja) * 1987-09-18 1997-10-15 日本ケーブル・システム株式会社 コントロールケーブル
US4849582A (en) * 1987-10-28 1989-07-18 Bell Of Pennsylvania Heat shrinkable strain relief device and method of forming same
JPH0293113A (ja) * 1988-09-28 1990-04-03 Nippon Cable Syst Inc コントロールケーブル
JP2804277B2 (ja) * 1988-12-28 1998-09-24 日本ケーブル・システム株式会社 コントロールケーブル
DE3923318A1 (de) * 1989-07-14 1991-01-17 Kuesters Eduard Maschf Verfahren und anlage zur vorbehandlung von bahnfoermigem, einen pol aufweisendem textilgut, insbesondere teppichware, vor dem faerben
US5245887A (en) * 1989-08-30 1993-09-21 Nippon Cable System Inc. Control cable
US5243876A (en) * 1990-08-15 1993-09-14 Markel Corporation Cable assemblies and methods of producing same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010033792A (ko) * 1997-12-31 2001-04-25 잭 더블류 로마노 드릴링 에너지를 절단부재에 전달하는 장치 및 방법
US6338287B1 (en) * 1998-01-23 2002-01-15 Chuo Hatsujo Kabushiki Kaisha Push-pull control cable
JP2004277993A (ja) * 2003-02-27 2004-10-07 Chuo Spring Co Ltd ワイヤロープおよびコントロールケーブル
JP4488761B2 (ja) * 2003-02-27 2010-06-23 中央発條株式会社 ワイヤロープおよびコントロールケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
US5802929A (en) 1998-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7770328B2 (en) Cable and window elevator system using such cable
JPH06300032A (ja) 操作装置
JP4092237B2 (ja) 動索用繊維ロープ
CA2311207C (en) Synthetic fiber rope to be driven by a rope sheave
US8632432B2 (en) Flat-belt-like supporting and drive means with tensile carriers
CN101868576B (zh) 增强用软线和使用了其的橡胶制品
NL2016586B1 (en) Hoisting rope.
US20100009184A1 (en) Cable with low structural elongation
JP2669754B2 (ja) 操作用ロープ
US10138597B2 (en) Wire
CN104229594A (zh) 电梯用缆绳
JP4773277B2 (ja) スチールコード製造装置及びゴム物品補強用スチールコードの製造方法
JP2004277993A (ja) ワイヤロープおよびコントロールケーブル
JP4101137B2 (ja) 操作用ワイヤロープと、操作用ワイヤロープを用いて成る操作装置
JP2595453B2 (ja) 押し引きコントロールケーブル
US20220186433A1 (en) Wire rope
KR100267286B1 (ko) 기계제어용 와이어 로프
JP2664435B2 (ja) コントロールケーブル
WO2024005173A1 (ja) ワイヤロープ
JP2920074B2 (ja) ウインドレギュレータ用ワイヤロープ
KR0160153B1 (ko) 기계 제어용 로프
JP2862543B2 (ja) 複合撚合型抗張力体
JPH0531010B2 (ja)
EP3390701A1 (en) Flexible rack with steel cord embedded in polymer
JPH05179585A (ja) 操作用ロープ