JPH0629984A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH0629984A
JPH0629984A JP3275756A JP27575691A JPH0629984A JP H0629984 A JPH0629984 A JP H0629984A JP 3275756 A JP3275756 A JP 3275756A JP 27575691 A JP27575691 A JP 27575691A JP H0629984 A JPH0629984 A JP H0629984A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FTC等に違反する回路を用いることなく高
速データの伝送を行う光ファイバ/電線通信ネットワー
クの提供。 【構成】 通信システムは光通信チャンネルと、電線配
電ネットワークと両者を結合するインターフェース組立
体とを含む。インターフェース組立体は送信部と受信部
を有する回路構成を含む。送信部は光チャンネルから高
速(例えば100Mb/s)データ信号を受け、それを
等化し、信号振幅を減少させ、共通モード信号成分を濾
波しそしてデータ信号を電線ネットワークに送る。電線
ネットワークからのデータは受信部で濾波されて共通モ
ード信号成分を除去され、終端され、増幅されそして光
チャンネルに与えられる。このすべてを行うことにより
EMC要件に合致しそして優れたS/Nレスポンスを有
する最適伝送信号が得られる。このシステムのEMI特
性はFTCガイドライン内である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般には通信システムに
関し、詳細には連邦商業委員会(FTC)の規準に合致
するEMI特性を有する光ファイバ/銅線ネットワーク
に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】パーソナルコンピュータ、ワー
ドプロセサおよび他のデータ端末装置(DTE)の急増
によりDTEを相互に接続するための効率のよい通信路
の必要が生じている。従来、それら装置の相互接続には
電線が用いられている。電線の使用はデータ速度が例え
ば20Mビット/秒より低い場合には満足なものであ
る。データ速度がこの最大値を越えると、電線およびそ
れに関連するコネクタやパネルは、無線周波に対する干
渉および他の形式のEMI(Electromagnetic interfere
nce)の問題を生じさせる輻射を生じさせて電波障害を引
き起こす送信機のような作用をもつ。干渉の問題は、殆
んどの国には通信装置について例えばANSI C6
3.4のようなEMI規則を定めているため許容出来る
ものではない。政府は通常EMI規則に違反する装置の
製造者に対し厳しい罰則を適用させている。最悪の場合
には製造者は市場からその違反装置の回収が義務づけら
れることもある。
【0003】狭帯域およびEMIの問題を回避するため
に、これまでは装置間の相互接続に光ファイバを用いて
いる。光ファイバは輻射と帯域の問題を解決するがDT
Eの相互接続に適した相互接続ネットワークをつくつる
ために解決しなければならない固有の問題を含んでい
る。一例をあげれば、光ファイバは高価であり、IBM
トークンリングローカルエリアネットワーク(IBM Toke
n Ring Local Area Network (LAN))を相互接続す
るために用いられる(IBM Cabling System(ICS)
(商標名)のような順次多重ステーションネットワーク
(sequential multistation network)に必要な多数の
加入者引込線を設けるための分岐が困難である。ICS
およびLANの詳細はIBM Technical Interface Spe
c.GA27−3773−0およびANSIスタンダード
TR−41.8.1(SP−1907−B)に示されて
いる。ANSIの文献は通常のビルディングの配線のた
めの規準をカバーするものである。多重引込線構成に関
連する高いコストの故に、幹線に光ファイバを用い、こ
の幹線に対しオフィス出力端子を相互接続するために電
線引込線のような安価な媒体を用いる、複合型の媒体の
使用がより有利である。云い換えると、オフィスの壁か
ら配電盤または配電室(WC)への配線網を電線でつく
り、WC間の幹線網を光ファイバとするものである。こ
の組合せを行う他の理由は、電線がファイバーよりも末
端において使用のフレキシビリティが高いことおよび、
電線がすでに設置されていてることがありうることであ
る。
【0004】この複合媒体伝送(ファイバと電線)方法
はすでに配線を有しているビルディングにより生じるア
ドレス問題に対しても使用出来る。そのようなビルディ
ングの所有者は配線をつくる際にかなりの投資をすでに
行っており、そしてそれをすべて光ファイバで置き換え
る必要のあるような方法を用いることには強く抵抗する
ものである。より受入れ可能な方法は幹線網をファイバ
通信媒体で置き換えそしてすでにビルディング内にある
電線による配線網を再利用するものである。
【0005】この複合媒体ネットワークによる最も重要
な問題はその電線部分で生じるEMIである。これらネ
ットワークはこのEMIの問題が解決されない限り受け
入れられない。米国特許第4809361号明細書は端
末を光ファイバケーブルに相互接続するための光/電気
トランシーバを開示している。米国特許第450102
1号明細書は電気装置をサポートする電気ケーブルを大
域光ケーブルに結合するための光−電気インターフェー
ス(OEI)を開示している。これらのいずれも銅線で
の高速データ伝送およびそれに関連したEMIの問題を
扱っていない。
【0006】それ故、本発明の目的は従来不可能であっ
た通信ネットワークを提供することである。詳細には、
高速データがFTCまたは他の政府のEMI指針に違反
するネットワークを用いずに伝送されるようになった光
/電線通信ネットワークを提供することが本発明の目的
である。
【課題を解決するための手段及び作用】
【0007】本発明の通信ネットワークは光ファイバケ
ーブルと、電線による配線網と、この配線網を光ファイ
バケーブルに相互接続するためのインターフェースユニ
ットとを含む。このインターフェースユニットは、付加
されたDTEからデータ信号を受けてそれを光ファイバ
ケーブルに分配する受信器部分と、ファイバケーブルか
らデータ信号を受けそしてそれを付加されたDTEに送
る送信器部分とを有する少くとも1個の構成(トランシ
ーバ)を含む。これら送信器と受信器は、DTEに送信
器を接続するためのDコネクタ等およびプラナまたは親
ボードと合わせるための複数のピンを有する一つのユニ
ットとしてパッケージ化されている。
【0008】この送信器は等化回路と、減衰回路と出力
濾波回路を含む。等化回路は光ファイバケーブルからの
高速データを表わす電気信号を受ける。この等化回路は
信号レベルと受信信号のスイッチング速度を標準化する
エミッタ結合ロジック(Emitter Coupled Logic (EC
L))を含む。この標準化された信号の振幅は減衰回路
で所望の信号レベルに減衰される。減衰された信号は次
に濾波回路(共通モード変圧器)に加えられて共通モー
ド信号成分を除去し高速立上りパルスを通して高データ
速度を維持する。
【0009】受信器は共通モード変圧器と、終端回路
と、等化回路と、増幅回路を含む。電線回路からの信号
はこの終端回路で終端される。入来信号内の共通モード
成分は共通モード変圧器で抑圧される。バランスをとら
れた信号は等化回路を通り、増幅され、そして本質的に
無害な形で送信器から出力される。
【0010】受信器側にはしきい値回路構成が設けられ
て増幅され、バランスをとられた信号をモニタし、そし
てトランシーバの受信部分から有効データ信号が出力さ
れるとき論理「1」であり、受信器の出力のデータが有
効でないとき「0」となる制御信号を出力する。この特
徴はトランシーバを実用上、データ出力レスポンスをト
リガーしうるスパイク状のノイズに対し不感にする。固
定の動的しきい値回路構成も設けられる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例である通信システム
を示す。この通信システムは光ファイバ伝送線16によ
り相互に接続される配電室(WC)10,12,14…
nを含む。各配電室は少くとも、1個の光ファイバ配線
パネルと、図1には1個だけ示す集線モジュール18
と、ケーブル配線パネルとを含む。各集線モジュール
(詳細は次に述べる)は、1個のみを図示する配電ネッ
トワークによりパーソナルコンピュータ(以下、PCと
もいう)22,…Nに接続される。各PCは高速データ
処理のためのFDDIアダプタを含む。代表的な配線ネ
ットワークはケーブル配電パネル、そのパネルをPCに
相互接続するケーブル(38,40,42,44)およ
びケーブル配電パネルを集線モジュールに相互接続する
パッチケーブルを含む。
【0012】また図1において、集線モジュール18は
平らな親ボードと複数の子カード26,28,30,3
2,34,36…nを含む。親ボードは各子カードのピ
ンを受けるためのホールを有するソケットを含む。後述
するように、各集線モジュールの子カードの内の第1の
カード26は光信号を電気信号に変換しそしてそれが電
線配電ネットワークを介しての配電のために他の子カー
ドに通される。最後の子カードnは電気信号を光信号に
変換してそれを光ファイバリンクに送る。最終モジュー
ルにより与えられるこの機能はIBM8228マルチス
テーションアクセスユニット(MSAU)により与えら
れる機能と同様である。各配線室(WC)内の集線モジ
ュール及び相互接続光ファイバ伝送媒体はループ状の幹
線ネットワーク20を形成する。この光ファイバ幹線ネ
ットワークは100Mビット/秒でデータを伝送する高
速ネットワークである。
【0013】また図1において、各集線モジュールの第
1カードと最終カードの間にある子カードの夫々は同じ
であり、配電ネットワークを介して送られるべき電気信
号を処理する。夫々の子カードは電線によりビルディン
グ内の選ばれた点に一般に配置される配電室からオフィ
スの壁プラグに接続される。他の電線がこのプラグをデ
スク上のPC(または他のデータ端末装置)に装着され
るFDDIアダプタ(後述する)と相互接続させる。図
1において、エレメント38と40は配電室から壁プラ
グへの相互接続ケーブルの一例を示し、40と44はプ
ラグから適当なPCへの電線を示す。2本のケーブルを
示しているが実際には各ケーブルは複数の子カードを接
続し、各子カードはオフィス内のPCへのケーブル接続
を有する。それ故、集線モジュールが10個の子カード
を備えているとすれば各子カードはオフィスへの夫々の
ケーブルを有することになる。すなわち、ケーブルの数
は集線モジュール内の子カードの数に等しい。
【0014】本発明の好適な実施例ではこの配電ネット
ワークはIBM Cabling Systemと同じであり、このシ
ステムの詳細はIBM Cabling System TechnicalInte
rface Specification に示されている。この文献に示さ
れているように、ケーブル38,40,44,42…n
は夫々一対のより銅線を含むが図には単線として示して
ある。これら銅線の一方が子モジュールからPCに信号
を送り、他方がPCから子カードに信号を送る。夫々の
PS/2並びに集線モジュールに1個の子カードがあ
る。
【0015】この通信システムは100Mビット/秒の
データ伝送を行う。この高速データ伝送はFDDIネッ
トワークについてANSI X3.148(商標名)に
示す純光ファイバネットワークであるFDDIネットワ
ークでの伝送を意図している。しかしながら、本発明に
もとづき子モジュールの夫々を設計することにより、従
来ネットワークの配線部により生じるEMIの問題がF
CCの要件および他の規制に合わせるため含められない
とされていたため適用出来なかったファイバと銅線で形
成される複合通信ネットワークが実現される。
【0016】図1において、配電室および光ファイバ通
信ラインはループ状のバックグラウンドネットワークを
形成する。かくして、データ伝送およびリングの方向は
一方向であり、リング信号は集線モジュール内の最後の
銅線信号ポートが光エネルギーにもどされそして光ファ
イバを介して次の集線モジュールに送れるときに完成す
る。子カード(以降、トランシーバとも呼ぶ)の詳細を
述べる前に、本発明の基本理論を要約する。輻射そして
それ故EMIは信号の振幅、立上り時間および共通モー
ド信号成分の量に直接比例する。立上り時間は所望のデ
ータ速度できまるから、ここでは約300mv(P−
P)の低い振幅と共通モード変換器(後述)を介しての
バランス信号を用いる。
【0017】輻射はデータ導体、配電ラック、ケーブル
等、信号振幅およびアンバランス信号の総合により生じ
る。輻射Eフィールドは異るモードの輻射と共通のモー
ドの輻射を含む。Henry W.Ott 著“Noise Reduction Te
chniques in ElectronicSystems”第2版、1988
(J.Wiley & Sons)によれば異モード輻射(ED)は
次式で表わされる。 ED =263×10-16 (f2 A)ID /r 但し、(263×10-16 )は占積率定数、fは信号の
周波数、Aは異なる信号電流で形成されるループの面
積、ID はバランス信号電流、rは輻射装置から幅射測
定装置までの距離である。
【0018】共通モード輻射(Ec )は次式で表わされ
る。 Ec =12.6×10-7(fL)Ic /r 但しLは接続ケーブルの長さ、Ic は共通モード電流、
rは輻射装置から測定装置までの距離、fは信号の周波
数、(12.6×10-7)は占積率定数である。共通モ
ード輻射(Ec )の占積率定数は異モード輻射(ED
のそれよりかなり大きいから共通モード輻射はより強く
そして重要である。共通モード電流(Ic )は信号強度
と不釣合量とに比例することも重要である。それ故、1
50Ωのケーブル間の300mボルトの電位差により生
じる電流Iを制限することにより、輻射を許容レベルま
で制限する。更に、Eフィールドもケーブルを介して伝
送される信号の共通モード成分の量を制限することによ
り減少される。
【0019】図2は子カード(例えば26)の機能ブロ
ック図である。子カードはそのコンポーネントをカバー
するハウジング48に装着されたコネクタブロック46
を含む。子カードのコンポーネントは平らな支持部材に
装着される。図6(a),(b),(c)をみると、こ
こでトランシーバモジュールと呼ぶ各子カードについて
の物理的なパッケージが示されている。図6(a)では
親ボード上の夫々のソケットに合うピンが支持部材の下
側から突出している。コネクタ46はハウジング48の
側に装着される。次に述べるように、コネクタ46はI
BM Cabling Systemに対しこのトランシーバをインタ
ーフェースする。コネクタ46の詳細が図6(b)に示
されている。好適な実施例ではコネクタ46はAmp
(商標)により製造されている9ピンDコネクタ部品番
号745781−4またはそれと等価なものである。図
6(c)はトランシーバモジュールの下面および出力ピ
ンの夫々における信号を示す。
【0020】図2にもどると、このトランシーバは送信
部50と受信部52を含む。送信部は導線によりコネク
タ46に接続され、入力データ(同相および異相の両
方)を受信し、それを処理し、そして導線54に出力す
る。同様に、一つのPCからの信号は受信電線64を介
して受信部に入る。受信された信号は受信部52で処理
されて親ボードにデータとして出力される。このデータ
信号の同相成分と異相成分はトランシーバの受信部分か
ら出力される。
【0021】更に、受信信号の一部は信号検出発生手段
56により信号検出(SD)信号を発生するために用い
られ、この信号は他で用いられるべき同相および異相成
分として送られる。次に述べるようにこのSD信号はデ
ータ出力信号をゲートするために用いられる。これは、
送られた300mVがケーブルで減衰した後であって信
号検出ゲート信号を発生することなく、これら信号が必
要に小さく、データラインをトリガしうるノイズがデー
タとして処理されてしまうために必要である。しかしな
がら、良好な信号データが出力データラインにあるとき
高となる信号検出信号を与えることによりこの許容出来
ない状況はなくなる。
【0022】図2において、Dシェルコネクタ46は共
通ハウジング48に配置されるトランシーバをIBM C
abling System に相互接続する。それ故、送信部からの
信号は1本のケーブル内の一対のより線を介してオフィ
ス内のPCに送られる。同様に、PCからのデータはそ
のケーブル内のより線対を介してコネクタ46に送られ
そして受信部52により処理される。送信部50はEC
L論理手段58、送信減衰手段60および出力フィルタ
手段62を含む。ECL論理手段58は入力データ信号
を受けてそれを、出力レベルとスイッチング速度が規準
化されるように処理する。送信減衰手段はその信号を所
定のレベルまで減衰し、輻射を最少にする。この好適な
実施例では信号はピーク対ピークで300mVまで減衰
されそして適正に容量的に補償されて上記より線対に方
形の送信パルスを発生する。
【0023】この減衰された信号は出力フィルタ手段6
2に加えられる。出力フィルタ手段62は広帯域共通モ
ード変圧器であって共通モード信号成分を減衰し、立上
りの急なパルスを通して高いデータ速度を維持する。出
力フィルタ手段62はより線対導体54の信号もバラン
スさせる。この信号をバランスさせて共通モード成分を
抑圧することにより、伝送ライン54およびこのシステ
ムの他の成分からの輻射をEMIの限界に合うように減
少させる。図7はこの変圧器の減衰特性を示す。この信
号の減衰範囲は水平軸に、減衰は垂直軸に示してある。
バランスモード信号と記された曲線はバランスモード信
号の減衰を示している。このグラフから明らかなよう
に、バランスモード信号の減衰は無視しうる。これに対
し共通モード信号の減衰は非常に大きい。それ故、これ
は、図7の特性を有する変圧器を用いることによりトラ
ンシーバのノイズまたは輻射成分である共通モード信号
が減衰され高速データを運ぶバランスモード信号が抵抗
なくより線対導体で伝送されることを示す。
【0024】図2において、受信部52は入力フィルタ
手段66、等化終端手段68および増幅手段70を含
む。入力フィルタ手段66は対導体64を介してDシェ
ルコネクタ46に接続される。受信信号に対して入力フ
ィルタ手段66が行う機能は出力フィルタ手段62が出
力信号に対して行うものと同じである。要するに、入力
フィルタ手段66は輻射を生じさせる共通モード信号を
除去しそして高速信号をバランスさせ、それを等化終端
手段68に出力する。等化終端手段68は受信した信号
を調整して終端し、配電室を遠隔のPCに相互接続する
ケーブルの長さにより生じる信号歪みを補償する。シー
ルドされたより線ケーブル38,40(図1)は高周波
損失を有し、これが他方においてその低域濾波に寄与す
る。更に、これはその長さに比例し、最大長さで最低周
波数となる。
【0025】一つの固定した高周波ピーキング等化器を
効果的に(単一長で)補償するために使用出来、そして
それ故、例えば最大長は100mにセットされる。もし
性能が100mで合致すればより短い長さについての全
体としての補償はECLレスポンス特性故に許容されう
る。トランシーバの送信部ではこの等化機能は送信部の
減衰容量(図4)と組合される。更に、送信出力、減衰
器、フィルタおよび増幅器の入力へのケーブルは線形の
エレメントであるから、この等化器は受信部の入力端に
配置出来る。これにより、良好に限定された方形の送信
パルスが容易につくられて標準化されうるという利点が
ある。図2の増幅手段70は等化器からの信号を増幅
し、受信信号を標準ECL振幅およびドライブ能力に回
復し、そしてそれをデータ出力として送る。
【0026】図2において、信号検出発生手段56はし
きい値機能を与えそして信号検出(SD)制御信号を発
生する。信号検出制御パルスはデータ出力をゲートする
ために用いられる。信号検出発生手段56は減衰手段7
2、整流手段74およびクリッパ手段76を含む。減衰
手段72はその回路によりセットされる。整流手段74
は出力信号を整流し、クリッパ手段76はモジュールを
駆動のためにその信号をECLレベルにする。信号検出
発生手段56は定値減衰器を含み、その設定により増幅
手段の出力データ信号に応答する。このように、信号デ
ータ発生手段が20mVより高い電圧に応答するように
セットされれば、データ出力レスポンスをトリガするよ
うなスパイク状のノイズはその平均値が20mVより低
い場合に無効とみなされる。この特徴は、有効データが
ミリボルトの範囲で非常に小さいようなノイズの多い場
合に非常に重要である。もっとも高い信号ディジタルレ
スポンスは勿論最大ケーブル長で生じる最小信号に近い
値に制限される。
【0027】図3,4,5は図2にブロック図で示すト
ランシーバの詳細を示す回路図である。各機能ブロック
は破線で囲んであり、図2と同じ参照番号を付してあ
る。各機能ブロック内の要素と相互接続は図示の通りで
あるから説明しないが、表1は図3,4,5内の要素の
適正な値を示すものである。また市販の要素もそのよう
に付してある。このため、コネクタ46の送信および受
信部から夫々の導体に接続するピンを示してある。同様
にコネクタ1とコネクタ2はトランシーバモジュールか
ら出力される夫々のピンとそれらピンに生じる信号を示
している。前述のように、これらピンは各トランシーバ
モジュールの親ボードのソケットに合うようになってい
る。モジュールIC1C,IC1A,IC2B,IC2
C,IC1B,IC2AはECLおよび増幅機能を行う
市販のものである。モトローラ(商標)モジュールパー
ツNo. MC10H116FNのような市販のモジュール
またはそれに等価のモジュールをECLおよび増幅機能
を与えるために使用しうる。
【0028】 表 1 要 素 値 要 素 値 C1 1.0 R17 1.30kΩ R1 825Ω R18 1.30kΩ R2 1.30kΩ R19 3.65kΩ R3 825Ω R20 3.65kΩ R4 1.30kΩ R21 82.5Ω C2 0.1 R22 82.5Ω C3 0.1 R23 130Ω R5 105Ω R24 130Ω R6 105Ω R28 348Ω R7 82.5Ω R31 10kΩ R8 82.5Ω R32 10kΩ R9 124Ω R39 9.09kΩ R10 124Ω R33 82.5Ω R12 24.9Ω R34 82.5Ω R13 24.9Ω R35 130Ω R14 36.0Ω R36 130Ω C4 22.0pf C8 1.0 C5 22.0pf C9 0.033 R15 36Ω C15 150pf R16 150Ω C14 150pf C17 0.1
【0029】図3,4,5の特に受信部において、受信
データはピン1と6に生じる。このデータはEMI共通
モードフィルタを介して入力フィルタの広帯域変圧器に
送られそして150Ω、分圧器バイアス回路およびEC
L受信回路IC1Aの入力への放電回路(R25,R2
6)で終端する。この回路はこれら小さい信号に対し第
1線形増幅器として作用し、そしてこれは第2のECL
モジュールIC1Cを給電してピン10,11にECL
レベルの信号を発生させる。この増幅器信号の一部はI
C1Bとその出力エミッタ上の抵抗/容量ローディング
とにより生じる二重整流段に送られる。コンデンサC1
4,C15および10Ωの抵抗R31とR32が1.5
μsec の時定数を与える。この部分的に整流された信号
は定抵抗減衰器Ra b c および最終段のIC2Cと
IC2Bを介してECLレベルに変換される。IC2C
とIC2Bはピン8と9で信号SDとSDではない信号
を与える。
【0030】更に図3,4,5において、トランシーバ
の送信部はピン12,13にデータを受ける。この信号
のECLレベルはIC2Aによりセットされ、そして時
定数2.2nsecのC4とC5により形成される減衰およ
び高周波ピーキング等化器の組合せに送られる。この送
信減衰器の組合せは出力フィルタ変圧器コンボ(combo
)および出力Dシェルピン5と9に150Ωの終端を
与える。この減衰器はEMI輻射を最少にするための振
幅の限界値をセットする。
【0031】更に図3,4,5,において、この出力フ
ィルタ手段と入力フィルタ手段は同じものである。出力
変圧器では巻線5,7,8が非常に広帯域のEMI共通
モード“チョーク”を形成する。線形変圧器(主として
サージの抑圧に用いられる)の組合せが入力/出力フィ
ルタの残りの部分を形成する。このEMIの3巻線はバ
ランス信号については低損失伝送ラインとしてそして共
通モード信号に対してはチョークとして機能するように
フェライト磁心に同様に極づけられて構成される。望ま
しくない共通モード信号は10−30MHz の低い周波数
についてはチョークされる。この範囲より高い周波数に
ついては、部分的に浮動する巻線タップがこの信号を抵
抗14または15に通して散逸させる。このように10
MHz から200MHz の帯域について有効な共通モードフ
ィルタが達成される。これら変圧器の機能的特性を図7
に示す。
【0032】受信部の等化回路は伝送ケーブルの長さの
相異による種々の信号を等化する。シールドされたより
線対ケーブルは高周波損失を有し、そしてこれがその低
域濾波に寄与する。更に、これはその長さに比例し、最
大長で最低周波数となる。1個の高周波ピーキング等化
器を用いて一つの長さにおける補償を有効に行うことが
出来、従って、それは最大長100mにセットされる。
性能が100mで合えば、より短い長さに対する全体と
しての補償がECLレスポンス特性のために許容され
る。トランシーバの送信部では等化器(図3)は送信減
衰コンデンサと組合される。更に、送信出力回路と増幅
器の入力へのケーブルは線形のエレメントであるからこ
の等化器は受信部の入力に配置することが出来る。それ
による利点は良好に限定された方形送信パルスが限定さ
れて容易に標準化されうるということである。トランシ
ーバの受信部の等化器は送信減衰等化器抵抗回路のそれ
と同様の回路で形成される。
【0033】安全設計には信号ライン上の過電圧におけ
るサージからの保護が規定されている。複数のダイオー
ドCR6,CR5,CR7,CR8および変圧器T2A
が受信回路を過電流、過電圧による損傷から保護する。
同様に、トランシーバの送信部ではダイオードCR1,
CR2,CR3,CR4と変圧器T1Aがトランシーバ
を保護する。
【0034】上記したSD減衰器は固定減衰器である。
いくつかの適用面では可変適応しきい値が非常に有効と
なりうるのであり、前述の固定型に対する改善を与え
る。図6はアダプティブしきい値減衰器を示す。ECL
モジュールは図3のものと同様であり、同じ参照符号を
付してある。この動的減衰器は抵抗Rに接続するFET
リニアスイッチを含む。
【0035】図3のSD減衰器を図8のものと置きかえ
れば適応しきい値となる。これは、整流された受信デー
タ信号により制御る動的減衰器を通じて信号検出信号を
結合させることにより行われる。この動的減衰器(FE
Tリニアスイッチ)は小信号より大きい大信号を減衰
し、そして、受信信号の平均DC値により変化する有効
信号検出(SD出力)を与える。これは平均受信信号
(増幅後)であり、長いケーブルについて0.2ボル
ト、短いケーブルについては1ボルトである。このSD
はそれに従って調整を行う。従って、長いケーブルは低
いしきい値を、短いケーブルは高いしきい値を有するこ
とになる。これは、殆んどの設備ではオフィス配線の殆
んどが最大許容距離の半分であるため非常に望ましいこ
とである。その結果、しきい値レベルは常に最適値とな
り、最良のS/N比を与える。
【0036】
【発明の効果】本発明の効果は減少した信号レベル、広
帯域共通モード濾波、ケーブル等化およびサージ保護を
最適なように用いて強固な、すぐれたEMIに従う信号
伝送性能を達成しうる簡単な高速回路が得られるという
ことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの概略図。
【図2】本発明によるトランシーバモジュールのブロッ
ク図。
【図3】トランシーバモジュールの部分詳細図。
【図4】トランシーバモジュールの部分詳細図。
【図5】トランシーバモジュールの部分詳細図。
【図6】トランシーバモジュールを示す模式図。
【図7】共通モード変圧器の減衰特性を示すグラフ。
【図8】動的しきい値回路の概略図。
【符号の説明】
10,12,14…N 配電室 16 光ファイバ伝送ライン 18 集線モジュール 20 幹線ネットワーク 22…N PC 26,28…N 子カード

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ伝送ラインを有する光ファイバ
    幹線ネットワークと、 電線伝送ラインを有する電線ネットワークと、 前記幹線ネットワークから光信号を受けてこの光信号を
    電気信号に変換する変換モジュール、及び前記電気信号
    を受けてこの電気信号をバランスしアンバランス成分を
    除去してバランス信号を前記電線伝送ラインに与える回
    路構成の送信部を有するトランシーバモジュールを有
    し、前記幹線ネットワークと前記電線ネットワークとを
    インターフェースする集線装置と、を備えていることを
    特徴とする高速データ信号の伝送用通信システム。
  2. 【請求項2】前記回路構成は磁心とその上の巻線を有す
    る共通モード変圧器を含み、この変圧器が共通モード信
    号成分を減衰させ且つ立上りの急なパルスを通し、輻射
    を最少として非常に高いデータ速度を維持する請求項1
    記載の通信システム。
  3. 【請求項3】前記送信部は、前記共通モード変圧器の入
    力側に結合される出力を有し、前記電気信号を受けてそ
    れを所定レベルまで減衰させて輻射を低下させる第2回
    路構成と、 この第2回路構成の入力側に結合されて前記電気信号を
    受けてスイッチング速度と出力レベルを標準化すること
    により前記電気信号を処理するエミッタ結合論理(EC
    L)ブロックと、 を備えている請求項2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】前記トランシーバモジュールは、前記電線
    ネットワークを前記光ファイバ幹線ネットワークに結合
    し、前記電線ネットワークから電気信号を受けてこの電
    気信号をバランスさせ、その共通モード成分を濾波し、
    固定等化手段により前記信号を等化して異るケーブル長
    を補償し、前記信号を増幅して前記トランシーバの選ば
    れた出力ピンに与える受信部を備えている請求項1記載
    の通信システム。
  5. 【請求項5】前記受信部は、共通モード信号を濾波し高
    速立上りパルスを通す構造を有する共通モード変圧器
    と、 前記変圧器の入力側に結合された終端回路と、 前記変圧器の出力側に結合されて高電圧/高電流の過渡
    現象に対する保護を与える保護回路と、 この保護回路に結合される等化器回路と、 前記等化器回路に結合されて前記信号をECLレベルに
    増幅して回復するための回路構成と、 を備えている請求項1記載の通信システム。
  6. 【請求項6】前記回路構成に結合され、それから出力さ
    れる電気信号をサンプリングして、その電気信号の大き
    さが所定の範囲内であることを示す制御パルスを発生す
    るしきい値回路手段を更に備えている請求項5記載の通
    信システム。
  7. 【請求項7】1つのハウジング内にパッケージされた送
    信部および受信部を有し、 前記送信部は、 (a)高速データ信号を受けてそれをその出力レベルと
    スイッチング速度とを標準化するこにより処理するため
    のECL論理手段と、 (b)このECL論理手段に結合されて前記高速データ
    信号を受け、その振幅を、EMIの適合性およびケーブ
    ルを介してのすぐれた信号伝送を与えるように最適にセ
    ットされる所定のレベルに減衰させるように動作しうる
    減衰手段と、 (c)前記高速データ信号を受けて共通モード信号成分
    を抑圧し高速立上りパルスを通す出力フィルタ手段と、 を有し、前記受信部は、 (d)高速データ信号を受け、その共通モード成分を抑
    圧し高速立上りパルスを通す入力フィルタ手段と、 (e)前記入力フィルタ手段の出力側に結合されて高速
    データ信号を受け、それを等化して異るケーブル長およ
    びケーブル周波数歪みを補償するための等化器手段と、 (f)前記等化器手段の出力側に結合されて高速データ
    信号を受け、それを増幅し、出力する増幅手段と、 を有する通信ネットワークで用いるための回路構成。
  8. 【請求項8】前記減衰手段と前記出力フィルタ手段の間
    に結合されて電圧/高電流の過渡現象に対する保護を与
    える保護回路構成を更に有する請求項7記載の回路構
    成。
  9. 【請求項9】前記フィルタ手段の入力側を接地電位とす
    るための終端回路を更に有する請求項7記載の回路構
    成。
  10. 【請求項10】前記フィルタ手段の出力側と前記等化器
    手段の間に配置されて高電圧/高電流過渡現象が前記受
    信部を損傷しないようにするための保護回路を更に有す
    る請求項9記載の回路構成。
  11. 【請求項11】前記増幅手段に結合されてそれからのデ
    ータ信号をモニタしそしてそれが有効のときにのみ制御
    信号を出力するしきい値回路手段を更に有する請求項1
    0記載の回路構成。
  12. 【請求項12】前記しきい値回路手段は減衰回路と、 この減衰回路に接続される整流回路と、 この整流回路に接続されるクリッパ回路と、 を有する請求項11記載の回路構成。
  13. 【請求項13】伝送ケーブルとのインターフェースをす
    るためのコネクタと、 このコネクタと前記出力フィルタ手段とを相互接続する
    第1の長さの伝送媒体と、 このコネクタと前記入力フィルタ手段とを相互接続する
    第2の長さの伝送媒体と、 を更に有する請求項7記載の回路構成。
  14. 【請求項14】前記コネクタはDシェルコネクタである
    請求項13記載の回路構成。
  15. 【請求項15】前記第1および第2の長さの伝送媒体は
    銅のより線対である請求項14記載の回路構成。
  16. 【請求項16】(a)高速データ信号を受けてその出力
    レベルとスイッチング速度を標準化することにより処理
    するECL論理手段と、 (b)このECL論理手段に結合され、それから高速デ
    ータ信号を受けてその振幅を、すぐれた信号伝送および
    EMIを最適に満足する所定のレベルに減衰させるよう
    に動作しうる減衰手段と、 (c)前記高速データ信号を受けてその共通モード信号
    成分を抑圧し高速立上りパルスを通す出力フィルタ手段
    と、 を備えているトランシーバの送信部分に用いるための回
    路構成。
  17. 【請求項17】(d)高速データ信号を受け、その共通
    モード成分を抑圧し、高速立上りパルスを通す入力フィ
    ルタ手段と、 (e)この入力フィルタ手段の出力側に接続され、高速
    データ信号を受けそれと等化して一つの簡単な回路で異
    るケーブル長さを補償する等化回路手段と、 (f)この等化回路手段の出力側に接続され、それから
    高速データ信号を受け、増幅しそして出力する増幅手段
    と、 を備えているトランシーバの受信部に用いる回路構成。
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