JPH06299079A - エポキシ末端分岐状シリコーン及びそれらの共重合体 - Google Patents

エポキシ末端分岐状シリコーン及びそれらの共重合体

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JPH06299079A
JPH06299079A JP6026395A JP2639594A JPH06299079A JP H06299079 A JPH06299079 A JP H06299079A JP 6026395 A JP6026395 A JP 6026395A JP 2639594 A JP2639594 A JP 2639594A JP H06299079 A JPH06299079 A JP H06299079A
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William J Raleigh
ウイリアム・ジョン・ラレイフ
Michael A Lucarelli
マイケル・アンソニイ・ルカレリ
James Franklin Hoover
ジェームス・フランクリン・フーバー
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General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐状エポキシ変性シリコーン共重合体。 【構成】 メルトフロー値を改善するために、ポリカー
ボネートのような他の熱可塑性樹脂と共重合し得る新規
なT又はQシロキシ基を含むエポキシ変性分岐状シリコ
ーン共重合体が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は重合体構造中にT又はQ
シロキシ単位をもちかつエポキシ基で変性された分岐状
シリコーンに関する。特に本発明は他の熱可塑性樹脂と
の共重合体としての該分岐状シリコーンの使用に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂はそれらを塗料、接着剤、
紙剥離剤、印刷インク用添加剤として及びその他の用途
に対して魅力あるものとする多くの望ましい性質を有す
る。これらの望ましい性質には低粘度、優れた透明性、
高い光沢及び高い反応性が包含される。
【0003】エポキシ樹脂よりも改善された耐熱性、耐
蝕性及び耐水性をもつ線状シロキシ基に基づくエポキシ
変性シリコーン樹脂も既に製造されている。Mikam
iの米国特許第4,283,513号明細書には、シロ
キサン−変性エポキシ樹脂、アルコキシ官能性オルガノ
ポリシロキサン、及び硬化剤を含有してなり、沸騰水及
び湿気による電気的性質の劣化に対して改善された耐性
をもつシロキサン−変性エポキシ樹脂組成物が開示され
ている。
【0004】Mikamiの米国特許第4,287,3
26号明細書には、シロキサン−変性エポキシ樹脂、オ
ルガノ官能性アルコキシシリコーン化合物及び硬化剤か
ら本質的になり、湿気又は沸騰水に暴露される際に電気
的性質及び接着性の両者に対して改善された劣化耐性を
もつシロキサン−変性エポキシ樹脂組成物が開示されて
いる。
【0005】Lilesらの米国特許第4,082,7
19号明細書には、シリコーンエポキシ硬化性組成物が
開示され、それはヒドロキシル基含有オルガノシリコー
ン化合物、エポキシ化合物及びアルミニウム化合物を含
有する硬化性(curable)組成物に少なくとも1
個のケイ素に結合された水素原子を含有するオルガノシ
リコーン化合物の少量を混合することによって該組成物
の硬化性能を改善することを教示している。
【0006】Crivelloらの米国特許第5,03
7,861号明細書には、低い初期粘度をもち、しかも
カチオン性光重合反応において高反応性である式
((R′R″)SiO)n の環式エポキシ官能性シロキ
サンが開示されている。Hoffmanらの米国特許第
4,707,529号明細書には、連続相としてのエポ
キシ化合物中にシロキサン重合体を随意に分散安定剤を
用いて分散させ、そこで該シロキサン重合体を該エポキ
シド化合物にグラフト化させてなる分散物が記載されて
いる。Hoffmanらはこゝでエポキシ化合物連続相
とともにグラフト体を形成し得る官能基をもつシロキサ
ン重合体は一又はそれ以上の分岐点にビニル官能基をも
つT−構造ポリジメチルシロキサンを包含し得ることを
教示している。
【0007】Eckbergの米国特許第4,977,
198号明細書には、UV硬化性エポキシ官能性オルガ
ノポリシロキサンはSiH含有オルガノポリシロキサン
を白金触媒の存在下に不飽和エポキシ基と反応させるこ
とによって製造し得ることが教示されている点に言及し
ておく。Eckbergは該エポキシ官能性シリコーン
は可溶化されたオニウム塩光開始剤に対して増大した容
量をもつことを記載している。
【0008】しかしながら、これらの特許文献はシロキ
サン中にT又はQシロキシ基を含む分岐状エポキシ変性
シロキサン共重合体の製造については何等教示ないし示
唆していない。今般、本発明者は、エポキシ基をT−構
造又はQ−構造SiH含有シリコーン化合物と反応させ
ることによって、多くの優れた物理的性質をもち、種々
の熱可塑性樹脂との改良共重合体の製造に有用な新規エ
ポキシ変性分岐状シリコーンを製造し得ることを認め
た。
【0009】
【発明の概要】本発明に従えば、つぎの一般式: Tz-2 x M′z 又はQy x M′2y+2 [式中、Tは式RSiO1.5 (たゞしRは一価アルキ
ル、シクロアルキル又はフェニル基である)の三官能性
シリコーンを表わし、Dは式R2 SiO(たゞし各Rは
独立的に前記の意義を表わす)の二官能性シリコーンを
表わし、xは0であるか又は1又はそれ以上の整数であ
り、Qは式SiO2 の四官能性シリコーンを表わし、
M′は式R1 3 SiO0.5 (たゞし各R1 は少なくとも
1個のR1 基がエポキシ基であるという条件で一価アル
キル、シクロアルキル又はフェニル基又はエポキシ基で
ある)のエポキシ変性単官能性シリコーンであり、yは
1ないし4の整数であり、そしてzは3又はそれ以上の
整数、典型的には3ないし12の整数である]をもつ新
規の分岐状エポキシ変性シリコーン共重合体が提供され
る。
【0010】さらに、本発明は前記本発明のエポキシ変
性分岐状シリコーン共重合体の新規製造法を提供するも
のであり、その方法は式: Tz-2 x M″z 又はQy x M″2y+2 [式中、Tは式RSiO1.5 (たゞしRは一価アルキ
ル、シクロアルキル又はフェニル基である)の三官能性
シリコーンを表わし、Dは式R2 SiO(たゞし各Rは
独立的に前記の意義を表わす)の二官能性シリコーンを
表わし、xは0であるか又は1又はそれ以上の整数であ
り、Qは式SiO2 の四官能性シリコーンを表わし、
M″は式R2 3 SiO0.5 (たゞし各R2 は少なくとも
1個のR2 基が水素であるという条件で水素又は一価ア
ルキル、シクロアルキル又はフェニル基である)の単官
能性シリコーンを表わし、yは1ないし4の整数であ
り、そしてzは3又はそれ以上の整数、典型的には3な
いし12の整数である]のSiH含有三官能性又は四官
能性シリコーンとエポキシ化合物とを有効量の触媒の存
在下で反応させることからなる。
【0011】本発明はさらに、エポキシ変性分岐状シロ
キサンと活性水素置換基を含有する熱可塑性物質との共
重合体の製造法を提供する。
【0012】
【発明の詳細な開示】本発明はT又はQシリコーンに基
づく新規なエポキシ変性分岐状シリコーン共重合体を提
供する。本発明のTに基づく分岐状シリコーン共重合体
は一般式: Tz-2 x M′z [式中、Tは式RSiO1.5 (たゞしRは一価置換又は
非置換C1-12アルキル、C1-12シクロアルキル又はフェ
ニル基、好ましくはメチル基である)の三官能性シリコ
ーンを表わし、Dは式R2 SiO(たゞし各Rは独立的
に前記の意義を表わす)の二官能性シリコーンを表わ
し、xは0であるか又は1又はそれ以上の整数、好まし
くは約5ないし約200、より好ましくは約10ないし
約150の範囲の整数であり、M′は式R1 3 SiO
0.5 (たゞし各R1 は少なくとも1個のR1 基がエポキ
シ基であるという条件で独立的に一価置換又は非置換C
1-12アルキル、C1-12シクロアルキル、フェニル基又は
エポキシ基である)の単官能性シリコーンであり、そし
てzは3又はそれ以上の整数、典型的には3ないし12
の整数である]をもつものである。
【0013】Qに基づくシリコーン共重合体は一般式: Qy x M′2y+2 [式中、Qは式SiO2 の四官能性シリコーンを表わ
し、Dは一般式R2 SiO(たゞし各Rは前記の意義を
表わす)の二官能性シリコーンを表わし、xは0である
か又は1又はそれ以上の整数、好ましくは約5ないし約
200、より好ましくは約10ないし約150の範囲の
整数であり、M′は一般式R1 3 SiO0.5(たゞし各
1 は少なくとも1個のR1 基がエポキシ基であるとい
う条件で独立的に一価置換又は非置換C1-12アルキル、
1-12シクロアルキル、フェニル基又はエポキシ基であ
る)の単官能性シリコーンであり、そしてyは1ないし
4の整数である]をもつものである。
【0014】本発明において使用するに適当なエポキシ
化合物は広範囲に変動する。典型的には、かゝるエポキ
シ化合物はオレフィン基を含有するビニル又はアリル官
能性エポキシ化合物を包含し、その例としてはアリルグ
リシジルエーテル、グリシジルアクリレート、ビニルノ
ルボルネンモノオキシド、ジシクロペンタジエンモノオ
キシド、4−ビニルシクロヘキセンオキシド及び前記化
合物の任意の混合物が挙げられるが、それらに限定され
るものではない。これらの及びその他のエポキシ化合物
は商業的に入手可能でありかつ文献に記載されている。
本発明における使用に特に適するエポキシ化合物は4−
ビニルシクロヘキセンオキシドである。
【0015】本発明の組成物は典型的にはSiH含有T
又はQシリコーン前駆体とエポキシ化合物とを触媒、好
ましくは白金触媒の存在下で反応させることによって製
造される。本発明の実施に有用なSiH含有シリコーン
前駆体は一般にTz-2 x z 又はQy x 2y+2シロ
キサン[式中、T、Q、D、x、y及びzは前記定義し
たとおりでありそしてMは式R3 SiO0.5 (たゞし各
Rは同一でも異なってもよい一価置換又は非置換C1-12
アルキル、C1-12シクロアルキル又はフェニル基であ
る)の単官能性シリコーンである]を反応器に添加し、
この反応器を平衡反応用触媒の存在下で約50ないし約
150℃の温度に加熱し、この反応混合物を冷却しかつ
中和し、そして三官能性又は四官能性分岐状SiH含有
シロキサンを回収することによって製造される。
【0016】Tz-2 x z 又はQy x 2y+2シロキ
サンは当業者に既知の方法、たとえばアルキルトリクロ
ルシランと対応するジアルキルクロルシランとの共加水
分解によって製造し得る。また、シロキサンテトラマー
及び/又はテトラアルキルジシロキサン成分、たとえば
テトラメチルジシロキサンをTz-2 x z 又はQy
x 2y+2シロキサンとともに反応器に添加し得ることも
本発明の範囲内で意図される。さらに、他のシロキサ
ン、たとえばメチル水素環式シロキサン及びヘキサメチ
ルシロキサンも反応混合物に添加し得る。
【0017】平衡反応触媒は当業者に既知のかゝる触媒
の任意のもの、たとえばハーシャウ(Harshaw)
ケミカル社から登録商標“フィルトロール(Filtr
ol)”20として販売されているもののような酸性白
土、又はカーボンブラック及び硫酸のような鉱酸及び/
又は有機酸であり得る。典型的には、シロキサン反応剤
の重量に基づいて約0.1ないし約2.0重量%の平衡
反応触媒が反応混合物に添加される。
【0018】ついで、水素化物(SiH含有物)形成反
応は約50ないし約150℃、好ましくは約100℃の
温度で、約3ないし約5時間の反応時間で行われる。こ
の反応混合物を約50℃の温度まで冷却しそして中和剤
の添加によって中和する。中和剤は典型的には酸化マグ
ネシウムであるが、他の塩基も含み得る。かく冷却しか
つ中和した混合物をついでたとえばセライトフィルター
を通じて濾過することにより不純物を除去する。
【0019】本発明のエポキシ変性分岐状シリコーン共
重合体はついで式Tz-2 x M″z又はQy x M″
2y+2[式中、Tは式RSiO1.5 (たゞしRは一価アル
キル、シクロアルキル又はフェニル基である)の三官能
性シリコーンを表わし、Dは式R2 SiO(たゞし各R
は独立的に前記の意義を表わす)の二官能性シリコーン
を表わし、xは0であるか又は1又はそれ以上の整数、
好ましくは約5ないし約200、より好ましくは約10
ないし約150の整数であり、Qは式SiO2 の四官能
性シリコーンを表わし、M″は式R2 3 SiO0.5 (た
ゞし各R2 は少なくとも1個のR2 基が水素であるとい
う条件で水素又は一価アルキル、シクロアルキル又はフ
ェニル基である)の単官能性シリコーンを表わし、yは
1ないし4の整数であり、そしてzは3又はそれ以上の
整数、典型的には3ないし12の整数である]のSiH
含有三官能性又は四官能性シリコーンとエポキシ化合物
とを有効量のヒドロシリル化触媒の存在下で反応させる
ことによって製造される。本発明において使用されるべ
き適当なヒドロシリル化触媒は当業者に既知のものであ
り、それらはルテニウム、ロジウム、パラジウム、オス
ミウム、イリジウム、銅及び白金のような貴金属及びこ
れらの金属の錯体を利用する遷移金属触媒を包含する。
白金及びロジウム金属触媒が好ましい。かゝるヒドロシ
リル化触媒の例は文献、特にLamoreauxの米国
特許第3,220,972号明細書、Karstedt
の米国特許第3,715,334号、同第3,775,
452号及び同第3,814,730号明細書に記載さ
れている。
【0020】たとえば、SiH含有Tシロキサンはつぎ
の一般反応式:
【0021】
【化1】
【0022】に従って4−ビニルシクロヘキセンオキシ
ドと反応せしめ得る。この反応の生成物であるエポキシ
変性共重合体はアルコール及び/又はアミン置換基をも
つ広範囲の熱可塑性樹脂との改良共重合体を提供するた
めに有用である。こゝで使用される熱可塑性樹脂の非限
定的な例はポリカーボネート、ポリフェニレンエーテ
ル、ポリオール及びポリアミンのようなものである。
【0023】共重合はシロキサン上のエポキシ基と熱可
塑性樹脂中に存在する活性水素、すなわちヒドロキシ又
はアミンの間で生起する。熱可塑性樹脂と共重合される
シロキサン共重合体の量は広範囲に変動し得る。典型的
には、約0.1ないし約50重量%、好ましくは約0.
1ないし約25重量%、より好ましくは約0.1ないし
約10重量%、もっとも好ましくは約0.1ないし約5
重量%のエポキシ変性シロキサン共重合体が熱可塑性樹
脂と共重合される。
【0024】この共重合は、以下の記載では、ポリカー
ボネートについて説明するが、活性アルコール又はアミ
ン置換基を含む任意の熱可塑性樹脂、たとえばポリフェ
ニレンエーテル、ナイロン及びポリオール、を使用し得
る。本発明の実施に有用なポリカーボネートは当業者に
周知であり、それらは芳香族系ならびに非芳香族系ポリ
カーボネートを包含し得る。
【0025】本発明の共重合体芳香族ポリカーボネート
に関しては、これらは二価フェノール及び本発明のエポ
キシ変性分岐状シロキサンをホスゲン、ハロホルメート
又はカーボネートエステルのようなカーボネート前駆体
と反応させることによって製造し得る。用語“二価フェ
ノール”は各々が芳香族核の炭素原子に結合された2個
のヒドロキシル基を含む単環又は多環芳香族化合物を意
味する。典型的には、二価フェノールは2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン;2,2−ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン;4,4′−ジ−ヒドロキシジフェニルエーテル;ビ
ス(2−ヒドロキシフェニル)メタン、それらの混合物
等を包含するが、それらに限定されるものではない。好
ましい二価フェノールは2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン又はビスフェノール−Aである。
【0026】エポキシ官能性分岐状シロキサンは溶剤中
の二価フェノールに添加され、そして反応はカーボネー
ト前駆体の添加によって進行する。得られる共重合体は
分岐度、メルトフロー及び溶融粘度のような性質につい
て改善されており、ついで広範囲の有用な商業的製品に
成形することができる。
【0027】
【実施例の記載】つぎに本発明を実施例によって説明す
るが、これらは特許請求の範囲に規定される本発明の技
術思想の範囲を何等限定するものではない。実施例1 ビニルシクロヘキセンオキシド(VCHO)245.6
g及びトルエン237.4gを共沸的に乾燥した。ロジ
ウム触媒0.01gを添加した。この混合物を100℃
に保持した。
【0028】SiH含有分岐状シロキサン(TD12H
3 ;たゞしMH は式H3 SiO0.5のシロキサンを表わ
す)763gを30分かかって添加し、その間温度を赤
外スペクトル分析が水素化物(SiH結合)の不存在を
示すまで100−125℃に保持した。ついで、アミン
安定剤1gを添加し、そしてトルエンを真空下でストリ
ッピングにより除去して最終生成物を清澄な液体として
得た。
【0029】実施例2 ビニルシクロヘキセンオキシド(VCHO)186.0
g及びトルエン180gを共沸的に乾燥した。ロジウム
触媒0.02gを添加した。この混合物を100℃に保
持した。SiH含有分岐状シロキサン(TD30H 3
1233.0gを30分かかって添加し、その間温度を
赤外スペクトル分析がSiH結合の不存在を示すまで1
00−125℃に保持した。ついで、アミン安定剤1.
4gを添加し、そしてトルエンを真空下でストリッピン
グにより除去して最終生成物を清澄な液体として得た。
【0030】実施例3 ビニルシクロヘキセンオキシド(VCHO)37.0g
を共沸的に乾燥した。ロジウム触媒0.036gを添加
した。この混合物を100℃に保持した。SiH含有分
岐状シロキサン(TD135 H 3 )1000.0gを3
0分かかって添加し、その間温度を赤外スペクトル分析
がSiH結合の不存在を示すまで75−125℃に保持
した。ついで、アミン安定剤0.1gを添加し、そして
トルエンを真空下でストリッピングにより除去して最終
生成物を清澄な液体として得た。
【0031】実施例4 実施例1の一般的方法に従って、式TD50M′3 の分岐
状エポキシシリコーン油を製造した。このエポキシシリ
コーン油5重量%をついでポリ(ビスフェノールA)カ
ーボネートと共重合した。得られる樹脂を 1H−NMR
によって分析してジメチルシロキサン4.4重量%を含
むことを確認した。この樹脂をヘキサンで洗浄し、再度
1H−NMRによって分析して4.3重量%のシロキサ
ン含量を確認した。このシロキサン含有率の極めて僅か
な変化は該シロキサンがポリカーボネート中に結合され
ていることを示している。さらに、このスペクトルの変
化は洗浄後も認められなかった。
【0032】実施例5 対照試験用ポリカーボネート(5A 容量2リットルの5首モートンフラスコにビスフェノー
ル−A(57.0g,0.25モル)、ジクロルメタン
(600ml)、水(500ml)、トリエチルアミン
(0.76g,1.0ml,0.0075モル)及びフ
ェノール(0.78g,0.0083モル)を添加し
た。このフラスコに還流冷却器、オーバーヘッド撹拌
機、25%水酸化ナトリウム水溶液用導入口、pHプロ
ーブ及びホスゲン導入口を取り付けた。この二相混合物
を速やかに撹拌し、pHを10に調整しそしてホスゲン
(32g,0.32モル)を16分かかって導入した。
このホスゲン化工程の間、pHは25%水酸化ナトリウ
ム水溶液の添加によって10及び11の間に保持した。
過剰のホスゲンをフラスコからスパージャーにより除去
しそして水性相を有機相から分離した。有機相をジクロ
ルメタン(200ml)で希釈し、1%塩酸水溶液1リ
ットルで2回洗浄し、ついで水1リットルで3回洗浄し
た。このジクロルメタン溶液を迅速撹拌混合機中の沸騰
水中に注入することによってポリカーボネートを沈殿さ
せ、ついでこの樹脂を濾別した。この樹脂粉末を110
℃で12時間乾燥した。ゲル透過クロマトグラフィー
(GPC)によるこの樹脂の重量平均分子量は32,3
00であった。示差走査熱量分析(DSC)によるガラ
ス転移温度(Tg )は152℃であった。比較試験用線
状エポキシ共重合体(5Bホスゲンの添加前にM′
50M′(0.7g,1重量%シロキサン)(たゞし
M′はビニルシクロヘキサンオキシド−変性単官能性シ
ロキサンでありそしてDはジメチルシロキサンである)
を反応器に添加した以外は対照試験用ポリカーボネート
の重合を反復した。この樹脂を前述したごとく単離し
た。GPCによる重量平均分子量は30,800であっ
た。DSCによるTg は151℃であった。この線状エ
ポキシシリコーン油は−70°Fの流動点を有してい
た。分岐状エポキシ共重合体(5) ホスゲンの添加前にTD50M′3 (0.7g,1重量%
シロキサン)(たゞしTはトリメチルシロキサンであ
り、DはジメチルシロキサンでありそしてM′はビニル
シクロヘキセンオキシド−変性単官能性シロキサンであ
る)を反応器に添加した以外は対照試験用ポリカーボネ
ートの重合を反復した。この樹脂を前述したごとく単離
した。GPCによる重量平均分子量は31,000であ
った。DSCによるTg は151℃であった。この分岐
状エポキシシリコーン油は−120°Fの流動点を有し
ていた。メルトフロー値 5A、5B及び5において製造された樹脂を該樹脂
粉末を加熱プレート間でプレスする(270℃、<50
0psig)ことによって強靭なフィルムに転化した。
これらのフィルムをペレットに切断しそしてこれらのペ
レットを使用してメルトフロー値を測定した。メルトフ
ロー値はカーシャ指数(Kasha Index;K
I)から決定した。KIは乾燥した(120℃で4時
間)ペレット7gを改良型ティニウス−オルセン(Ti
nius−Olsen)T3メルトインデックス測定装
置中に装入し、この装置中の温度を300℃に保持しそ
して供試樹脂をこの温度で6分間加熱し;6分後、この
樹脂を半径1.05mmのオリフィスを通じて半径4.
7mmのプランジャーを用い、7.7kgの力を加えて
押出し;このプランジャーが5.1cm移動するに要す
る時間をセンチ秒で測定し、そしてこの値をKIとして
記録した。KI値が高いほど溶融粘度は高くかつメルト
フロー値はより低い。メルトフロー値は35,000を
KIで割ることによって計算し得る。
【0033】試験結果を組成データとともに第1表に示
す。 第1表 実施例 5A 5B 組成、重量% ポリカーボネートa 100 99 99 M′D50M′ −− 1 −− TD50M′3 −− −− 1 末端キャップフェノール、% 3.3 3.3 3.3 性質 分子量b 32300 30800 31000 Tg 、℃ 152 151 151 KIc 3540 4200 5190 メルトフロー値d 9.9 8.3 6.7 注: *=比較例 a=対照試験 b=重量平均 c=カーシャ指数;より高いKI値はより低いメルトフ
ロー値を示す。
【0034】d=計算されたメルトフロー値(g/10
分);KIは35000をKIで割ることによってメル
トフロー値に換算される。 上記のKIデータ及び計算されたメルトフロー値から、
分岐状TD50M′3 シロキサンを使用して製造された樹
脂は対照試験用ポリカーボネートよりも高いKI及びよ
り低いメルトフロー値をもつ線状M′D50M′を使用し
て製造された樹脂よりも高いKI及び低いメルトフロー
値をもつことが認められる。これらのデータはエポキシ
官能基含有ポリシロキサン基はメルトフロー値を改良す
るような様式でポリカーボート中に結合されていること
を示している。KI値の大幅な増加は本発明の分岐状エ
ポキシシリコーン油がポリカーボネートにおける有効な
分岐剤として作用することを示している。
【0035】実施例6 実施例5A、5B及び5の共重合体の各々から製造
されたフィルムをそれぞれ115℃及び15psigで
96時間オートクレーブ処理した。取り出し後のフィル
ムをペレットに切断しそしてKI値を測定した。結果を
つぎに示す。
【0036】共重合体 KI MF 5A 3340 10.5 5B 3210 10.9 5 3780 9.3 KIはカーシャ指数を表わしそしてMFは計算されたメ
ルトフロー値(g/10分)を表わす。
【0037】上記のデータから、エポキシ官能基含有変
性樹脂はオートクレーブ処理後も分子量保全性を維持し
ていること及びTD50M′3 シロキサンを使用して製造
された樹脂は分岐性に基づいて最高の溶融粘度をもつこ
とを認め得る。上記引用した特許文献の記載を本明細書
中に参考として組み入れる。上記詳述したところに基づ
き、本発明の多数の変形は当業者には自ずと明らかであ
ろう。たとえば、T−基シロキサンはアリルグリシジル
エーテル、グリシジルアクリレート、ビニルノルボルネ
ンモノオキシド、ジシクロペンタジエンモノオキシド及
びそれらの混合物のような他のエポキシ基で変性するこ
とができる。さらに、Q−基シロキサンをT−基シロキ
サンの代わりに使用し得る。さらに、分岐状エポキシ変
性シロキサンの共重合体をポリ(2,6−ジメチル−
1,4−フェニレンエーテル)、ナイロン及びポリオー
ルのような他の熱可塑性樹脂を用いて形成し得ることも
本発明の意図するところである。すべてのかゝる自明の
変形は特許請求の範囲に総括的に規定された本発明の範
囲内である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームス・フランクリン・フーバー アメリカ合衆国、インディアナ州、エバン スビレ、コッパー・ライン・ロード、ボッ クス・150ビー、アール・アール・13(番 地なし)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの成分: (a)アルコール及び/又はアミン置換基をもつ熱可塑
    性重合体;及び (b)つぎの一般式: Tz-2 x M′z 又はQy x M′2y+2 [式中、Tは式RSiO1.5 (たゞしRは一価アルキ
    ル、シクロアルキル又はフェニル基である)の三官能性
    シリコーンを表わし、Dは式R2 SiO(たゞし各Rは
    独立的に前記の意義を表わす)の二官能性シリコーンを
    表わし、xは0であるか又は1又はそれ以上の整数であ
    り、Qは式SiO2 の四官能性シリコーンを表わし、
    M′は式R1 3 SiO0.5 (たゞしR1 は少なくとも1
    個のR1 基がエポキシ基であるという条件で一価アルキ
    ル、シクロアルキル又はフェニル基又はエポキシ基であ
    る)のエポキシ変性単官能性シリコーンであり、yは1
    ないし4の整数であり、そしてzは3又はそれ以上の整
    数である]をもつ分岐状エポキシ変性シリコーン共重合
    体;を含んでなる改善されたメルトフロー値をもつ熱可
    塑性共重合体。
  2. 【請求項2】 該熱可塑性重合体がポリカーボネート、
    ポリフェニレンエーテル、ポリアミン、ポリオール又は
    それらの任意の混合物である請求項1記載の共重合体。
  3. 【請求項3】 成分(b)が前記共重合体の約0.1な
    いし約5重量%を構成する請求項1記載の共重合体。
  4. 【請求項4】 xが5ないし200の範囲である請求項
    1記載の共重合体。
  5. 【請求項5】 各Rがメチル基である請求項1記載の共
    重合体。
  6. 【請求項6】 各R1 がエポキシ付加物である請求項1
    記載の共重合体。
  7. 【請求項7】 約50ないし約99.5重量%のポリカ
    ーボネート樹脂;及び約0.5ないし約50重量%のつ
    ぎの一般式: Tz-2 x M′z 又はQy x M′2y+2 [式中、Tは式RSiO1.5 (たゞしRは一価アルキ
    ル、シクロアルキル又はフェニル基である)の三官能性
    シリコーンを表わし、Dは式R2 SiO(たゞし各Rは
    独立的に前記の意義を表わす)の二官能性シリコーンを
    表わし、xは0であるか又は1又はそれ以上の整数であ
    り、Qは式SiO2 の四官能性シリコーンを表わし、
    M′は式R1 3 SiO0.5 (たゞし各R1 は少なくとも
    1個のR1 基がエポキシ基であるという条件で独立的に
    一価アルキル、シクロアルキル又はフェニル基又はエポ
    キシ基である)のエポキシ変性単官能性シリコーンであ
    り、yは1ないし4の整数であり、そしてzは3又はそ
    れ以上の整数である]をもつ分岐状エポキシ変性シリコ
    ーン組成物;を含有してなるポリカーボネート共重合
    体。
  8. 【請求項8】 つぎの工程: (i)分岐状エポキシ変性シリコーン重合体を、随意に
    溶剤の存在下に、二価フェノールに添加し; (ii)カーボネート前駆体を添加して反応させ;そして (iii)ポリカーボネート共重合体を回収する;工程から
    なる請求項7記載のポリカーボネート共重合体の製造
    法。
  9. 【請求項9】 つぎの工程: (i)分岐状エポキシ変性シリコーン重合体を、随意に
    溶剤の存在下に、二価フェノールに添加し; (ii)カーボネート前駆体を添加して反応させ;そして (iii)改善されたポリカーボネート共重合体を回収す
    る;工程からなる改善されたメルトフロー値をもつポリ
    カーボネートの製造法。
  10. 【請求項10】 式: Tz-2 x M″z 又はQy x M″2y+2 [式中、Tは式RSiO1.5 (たゞしRは一価アルキ
    ル、シクロアルキル又はフェニル基である)の三官能性
    シリコーンを表わし、Dは式R2 SiO(たゞし各Rは
    独立的に前記の意義を表わす)の二官能性シリコーンを
    表わし、xは0であるか又は1又はそれ以上の整数であ
    り、Qは式SiO2 の四官能性シリコーンを表わし、
    M″は式R2 3 SiO0.5 (たゞし各R2 は少なくとも
    1個のR2 基が水素であるという条件で独立的に水素又
    は一価アルキル、シクロアルキル又はフェニル基であ
    る)の単官能性シリコーンを表わし、yは1ないし4の
    整数であり、そしてzは3又はそれ以上の整数である]
    のSiH含有シリコーンとエポキシ化合物とを有効量の
    触媒の存在下に反応させることからなるエポキシ変性分
    岐状シリコーンの製造法。
JP6026395A 1993-02-25 1994-02-24 エポキシ末端分岐状シリコーン及びそれらの共重合体 Withdrawn JPH06299079A (ja)

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