JPH06298762A - デュオカルマイシン誘導体の製造法 - Google Patents

デュオカルマイシン誘導体の製造法

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JPH06298762A
JPH06298762A JP8594393A JP8594393A JPH06298762A JP H06298762 A JPH06298762 A JP H06298762A JP 8594393 A JP8594393 A JP 8594393A JP 8594393 A JP8594393 A JP 8594393A JP H06298762 A JPH06298762 A JP H06298762A
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methyl
pyrrolo
indole
solvent
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JP8594393A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kinugawa
雅彦 衣川
Akihiko Sakaguchi
彰彦 坂口
Takehiro Ogasa
剛裕 小笠
Hiromitsu Saito
博満 斉藤
Akihito Nagamura
聡仁 長村
Shinji Tomioka
新二 富岡
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な1,2,7,8−テトラヒドロ−3H
−ピロロ[3,2−e]インドール−7−カルボン酸誘
導体またはその塩を中間体とする、抗腫瘍活性を有する
デュオカルマイシン誘導体の製造法を提供する。 【構成】 式(I)で表される1,2,7,8−テトラヒドロ−
3H−ピロロ[3,2−e]インドール−7−カルボン
酸誘導体またはその塩、および該化合物を酸処理するこ
とを特徴とする式(II)で表されるデュオカルマイシン
誘導体の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1,2,3,4−テト
ラヒドロ−3H−ピロロ[3,2−e]インドール−7
−カルボン酸誘導体またはその塩を中間体とする、抗腫
瘍活性を有するデュオカルマイシン誘導体の製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】後述する化合物(II)の製造法に関し
て、その遊離塩基体および塩酸塩体が特開平3−128
379号公報に開示されている。また、特開平3−72
87号公報にヒドロキシピロール環を有するデュオカル
マイシン誘導体が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な1,2,3,4−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,
2−e]インドール−7−カルボン酸誘導体またはその
塩を中間体とする、抗腫瘍活性を有するデュオカルマイ
シン誘導体の簡便な製造法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、式(I)
【0005】
【化4】
【0006】[式中、R1 は低級アルキル、アリルまた
はベンジルを表し、Xは塩素原子または臭素原子を表
し、ZはCH2 、OまたはN−R2 (式中、R2 は水素
または低級アルキルを表す)を表し、nは1〜4の整数
を表す]で表される1,2,3,4−テトラヒドロ−3
H−ピロロ[3,2−e]インドール−7−カルボン酸
誘導体またはその塩、および該化合物を酸処理すること
を特徴とする式(II)
【0007】
【化5】
【0008】(式中、R1 、X、Zおよびnは前記と同
意義を表す)で表されるデュオカルマイシン誘導体の製
造法に関する。式(I)の定義において、低級アルキル
としては、直鎖または分枝上の炭素数1〜6の、例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、sec-ブチル、tert- ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル等があげられる。
【0009】化合物(I)の塩としては、例えば塩酸
塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、
リン酸塩等の無機酸付加塩、酢酸塩、安息香酸塩、マレ
イン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン
酸塩、シュウ酸塩、グリオキシル酸塩、アスパラギン酸
塩、メタンスルホン酸塩等の有機酸付加塩等があげられ
る。
【0010】次に、本発明について詳細に説明する。化
合物(II)は、次の反応工程に従い製造することができ
る。
【0011】
【化6】
【0012】(式中、Lは塩素、臭素、ヨウ素のハロゲ
ン原子を表す) 原料化合物(III )は、特開平1−139590号公報
および特開平2−119787号公報記載の公知化合物
であるか、あるいは、特開平3−128379号公報記
載の方法に準じて得ることができる。
【0013】(工程1)化合物(V)は、化合物(III
)と1〜5当量の化合物(IV)とを、有機塩基、例え
ばトリエチルアミン、ピリジン、2,4−ジメチルアミ
ノピリジン、ジイソプロピルエチルアミン、キノリン等
の存在もしくは非存在下、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール、アリルア
ルコール、ベンジルアルコール等のアルコール、塩化メ
チレン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等
のハロゲン化炭化水素、ピリジン、トルエン、アセトニ
トリル、酢酸エチル等の溶媒中、−30〜50℃で、1
〜24時間反応させることにより得ることができる。
【0014】(工程2)化合物(V)は、化合物(III
)と1〜5当量のp−ニトロフェニルクロロホルメー
トとを、1〜5当量のトリエチルアミン、ピリジン、4
−ジメチルアミノピリジン等の塩基の存在下、ピリジ
ン、ジクロロメタン、ジメチルホルムアミド、テトラヒ
ドロフラン、トルエン等の不活性溶媒あるいはこれらの
混合溶媒中、−10〜50℃で、30分〜5時間反応さ
せて化合物(VI)を得、次いで、化合物(VI)と1〜5
当量の化合物(VII )とを、ピリジン、ジクロロメタ
ン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、トル
エン等の不活性溶媒あるいはこれらの混合溶媒中、−1
0〜50℃で、30分〜5時間反応させることにより得
ることもできる。
【0015】(工程3)化合物(I)は、化合物(V)
を、不活性溶媒中、1〜30当量のNaBH4、LiB
4 、NaBH3 CN、NaBH(OCOCH3 3
NaAl(OCH2 CH2 OCH3 2 2 、Al[C
2 CH(CH3 2 2 H、LiAl[OC(C
3 3 3 H等を用いて還元することにより得ること
ができる。反応は、−50〜80℃で行われ、1〜24
時間で終了する。不活性溶媒としては、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノー
ル、tert−ブタノール、アリルアルコール、ベンジルア
ルコール等のアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチ
ルエーテル、ジメトキシエタン等のエーテル、ジメチル
ホルムアミド、トルエン等が単独あるいは混合して用い
られるが、特にアルコールが好ましく、アルコールの中
でもアリルアルコールが最も好ましい。
【0016】化合物(I)は、工程1または工程2で化
合物(V)を特に単離することなく工程3の操作を行う
ことにより得ることもできる。その場合、溶媒として
は、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール、ブタノール、アリルアルコール、ベンジルア
ルコール等のアルコールを用いることができるが、アリ
ルアルコールが最も好ましい。各工程の反応条件に関し
ては、前述のとおりである。
【0017】化合物(I)の塩を取得したい時、化合物
(I)が塩の形で得られる場合には、そのまま精製すれ
ばよく、また、遊離の形で得られる場合には、適当な溶
媒に溶解または懸濁し、酸を加え塩を形成させればよ
い。
【0018】(工程4)化合物(II)は、化合物(I)
と触媒量から大過剰量の酸類、例えばp−トルエンスル
ホン酸、ベンゼンスルホン酸、トリフルオロメタンスル
ホン酸、メタンスルホン酸、カンファースルホン酸等の
スルホン酸もしくはスルホン酸残基を有する強酸性レジ
ン、三フッ化ホウ素、四塩化チタン、三塩化スズ、塩化
アルミニウム、塩化亜鉛等のルイス酸、硫酸等とを、塩
化メチレン、ジクロロエタン、クロロホルム等のハロゲ
ン化炭化水素、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエ
チルエーテル等のエーテル、ベンゼン、トルエン、クロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼン等の不活性溶媒あるいは
これらの混合溶媒中、−70℃から用いる溶媒の沸点
で、1〜24時間反応させることにより得ることができ
る。
【0019】上記のように、新規化合物(I)を中間体
とすることにより、これまで化合物(III )から5工程
を経て合成していた(特開平3−128379号公報)
化合物(II)を、3工程で合成することができる。
【0020】上記製造法における中間体および目的化合
物は、有機合成化学で常用される精製法、例えば中和、
濾過、抽出、洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、各種クロマト
グラフィー等に付して単離精製することができる。化合
物(II)は、遊離塩基として単離精製してもよいが、塩
化水素、臭化水素の有機溶媒溶液もしくは塩酸、臭化水
素酸を有機溶媒中の(II)の溶液に等量添加することに
より、その塩酸塩もしくは臭化水素酸塩として得ること
もできる。本願発明方法で得られる化合物(II)は、抗
腫瘍剤として有用である(特開平3−128379号公
報)。以下に、本発明の実施例および参考例を示す。
【0021】各化合物の物理化学データは次の機器類に
よって測定した。 MS: 日立 M-80B (SIMS法によって測定)1 H-NMR: ブルーカー AM-400 IR: 日本分光 IR-810
【0022】
【実施例】
実施例1: メチル (1S,7R,8R)−1−ブロモメチル−8
−ヒドロキシ−7−メチル−5−[(4−メチルピペラ
ジニル)カルボニルオキシ]−3−[(5,6,7−ト
リメトキシインドール−2−イル)カルボニル]−1,
2,3,4−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,2−
e]インドール−7−カルボキシレート(化合物Ia)
【0023】メチル (1S,7R)−1−ブロモメチ
ル−7−メチル−5−[(4−メチルピペラジニル)カ
ルボニルオキシ]−8−オキソ−3−[(5,6,7−
トリメトキシインドール−2−イル)カルボニル]−
1,2,3,4−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,2
−e]インドール−7−カルボキシレート(化合物V
a)100mg(0.140mmol)にアリルアルコ
ール2.0mlを加え、氷冷攪拌下水素化ホウ素ナトリ
ウム15.9mg(0.420mmol)を添加し、2
時間攪拌した。反応液に0.05Mリン酸緩衝液10m
lを添加した後、酢酸エチル10mlで抽出し、有機層
を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。乾燥剤を濾去し溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(メタノール/クロロホル
ム=5/95)で精製した。得られたリッチカットを集
め溶媒を減圧濃縮することにより、化合物Iaを63m
g(0.088mmol、収率63%)得た。
【0024】MS(m/z): 718, 716(M+1)+ , 484, 482, 23
41 H-NMR(400MHz,DMSO-d6) δ(ppm): 11.28(1H,d,J=1.9H
z), 7.73(1H,brs), 6.96(1H,s), 6.94(1H,d,J=2.2Hz),
5.96(1H,d,J=7.7Hz), 5.89(1H,s), 5.24(1H,d,J=7.8H
z), 4.56(1H,dd,J=10.9,8.9Hz), 4.32(1H,dd,J=11.0,1.
9Hz), 4.12(1H,dd,J=9.7,3.2Hz), 3.92(3H,s), 3.91(1
H,m), 3.81(3H,s), 3.79(3H,s), 3.65(1H,dd,J=9.6,9.1
Hz), 3.64(3H,s), 3.60(2H,br), 3.44(2H,br), 2.39(4
H,br), 2.08(3H,s), 1.41(3H,s) IR(KBr) ν(cm -1): 1709, 1623, 1522, 1482, 1428, 1
387, 1311, 1227, 1151,1114, 1050
【0025】実施例2−6:溶媒を代える以外は、実施
例1の方法に準じて、化合物Iaを得た。結果を第1表
に示す。
【0026】
【表1】
【0027】実施例7: メチル (1S,7R,8R)−1−ブロモメチル−8
−ヒドロキシ−7−メチル−5−[(4−メチルピペラ
ジニル)カルボニルオキシ]−3−[(5,6,7−ト
リメトキシインドール−2−イル)カルボニル]−1,
2,3,4−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,2−
e]インドール−7−カルボキシレート(化合物Ia)
【0028】メチル (1S,7R)−1−ブロモメチ
ル−5−ヒドロキシ−7−メチル−8−オキソ−3−
[(5,6,7−トリメトキシインドール−2−イル)
カルボニル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−3H−
ピロロ[3,2−e]インドール−7−カルボキシレー
ト(化合物 IIIa)30.0g(51.0mmol)を
アリルアルコール600mlおよびピリジン41.2m
lの混合溶媒に室温下溶解させた後、N−メチルピペラ
ジニルカルボニルクロライド塩酸塩(化合物IVa・塩酸
塩)19.3g(96.9mmol)を加え、内温を3
0℃に保ちながら5時間攪拌した。反応液を冷却後、内
温を−10〜0℃に保ちながら水素化ホウ素ナトリウム
25.0g(663mmol)を加え、さらに−10℃
〜0℃で1時間攪拌した。次いで、この溶液を酢酸エチ
ル300mlおよびpH1.9の0.2Mクエン酸緩衝
液800mlの混合液中に滴下した。その間、0.2M
クエン酸緩衝液を適宜加え、pHを6.9〜6.95に
調整した。有機層と水層とに分液し、水層を酢酸エチル
300mlで抽出した。酢酸エチル層を先の有機層と合
わせ、飽和食塩水300mlで2度洗浄し、溶媒を30
℃で減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(メタノール/クロロホルム=4/96〜10/
90)で精製した。得られたリッチカットを集め溶媒を
減圧留去することにより、化合物Iaを27.0g(3
7.7mmol、収率73.9%)得た。本実施例で得
た化合物は、実施例1で得た化合物とNMR 、IR、TLC が
一致した。
【0029】実施例8: メチル (1S)−1−ブロモメチル−7−メチル−5
−[(4−メチルピペラジニル)カルボニルオキシ]−
3−[(5,6,7−トリメトキシインドール−2−イ
ル)カルボニル]−1,2−ジヒドロ−3H−ピロロ
[3,2−e]インドール−8−カルボキシレート(化
合物IIa)
【0030】化合物Ia,30.0g(41.9mmo
l)にジクロロエタン1200mlを室温下加え溶解さ
せた後、メタンスルホン酸6.80ml(105mmo
l)を加え、内温を47〜53℃に保ちながら5時間攪
拌した。反応液を30℃以下に冷却後、飽和重曹水60
0mlを加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥
剤を濾別し溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(メタノール/クロロホルム=5/
95)で精製した。得られたリッチカットを集め溶媒を
減圧留去することにより、化合物IIaを25.3g(3
6.2mmol、収率86.3%)得た。
【0031】 MS(m/z): 700, 698(M+1)+ , 466, 464, 339, 2341 H-NMR(400MHz,CDCl3) δ(ppm): 9.34(1H,brs), 8.81
(1H,brs), 8.15(1H,s), 6.99(1H,d,J=2.3Hz), 6.90(1H,
s), 4.74(1H,dd,J=10.2,1.2Hz), 4.63(2H,m), 4.08(3H,
s), 3.97(3H,s), 3.95(3H,s), 3.92(3H,s), 3.82(1H,d
d,J=9.9,2.2Hz), 3.78(2H,br), 3.64(2H,br), 3.23(1H,
dd,J=10.0,10.0Hz), 2.70(3H,s), 2.50(4H,br), 2.37(3
H,s) IR(KBr) ν(cm -1): 2944, 1698, 1491, 1410, 1313, 1
217, 1110
【0032】実施例9: メチル (1S)−1−ブロモメチル−7−メチル−5
−[(4−メチルピペラジニル)カルボニルオキシ]−
3−[(5,6,7−トリメトキシインドール−2−イ
ル)カルボニル]−1,2−ジヒドロ−3H−ピロロ
[3,2−e]インドール−8−カルボキシレート(化
合物IIa)
【0033】化合物Ia,100mg(0.140mm
ol)にジクロロエタン4.0mlを室温下加え溶解さ
せた後、カンファースルホン酸81mg(0.349m
mol)を加え、内温を47℃〜53℃に保ちながら
2.5時間攪拌した。反応液を30℃以下に冷却後、飽
和重曹水10mlを加え、クロロホルム10mlで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。乾燥剤を濾別し溶媒を減圧留去後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール/
クロロホルム=5/95)で精製した。得られたリッチ
カットを集め溶媒を減圧留去することにより、化合物II
aを81mg(0.116mmol、収率83%)得
た。本実施例で得た化合物は、実施例8で得た化合物と
NMR 、IR、TLC が一致した。
【0034】実施例10−13:溶媒、酸を代える以外
は、実施例9の方法に準じて、化合物IIaを得た。結果
を第2表に示す。
【0035】
【表2】
【0036】参考例1: メチル (1S,7R)−1−ブロモメチル−7−メチ
ル−5−[(4−メチルピペラジニル)カルボニルオキ
シ]−8−オキソ−3−[(5,6,7−トリメトキシ
インドール−2−イル)カルボニル]−1,2,3,4
−テトラヒヒドロ−3H−ピロロ[3,2−e]インド
ール−7−カルボキシレート(化合物Va)
【0037】メチル (1S,7R)−1−ブロモメチ
ル−5−ヒドロキシ−7−メチル−8−オキソ−3−
[(5,6,7−トリメトキシインドール−2−イル)
カルボニル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−3H−
ピロロ[3,2−e]インドール−7−カルボキシレー
ト(化合物 IIIa)100mg(0.17mmol)を
塩化メチレン2.0mlおよびピリジン1.37ml
(1.70mmol)の混合溶媒に室温下溶解させた
後、N−メチルピペラジニルカルボニルクロライド(化
合物IVa)55.3mg(0.34mmol)を加え、
室温下2.5時間攪拌した。反応液に水5mlを添加し
た後、クロロホルム5mlで抽出し、有機層を飽和食塩
水5mlで洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾
燥剤を濾去し溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(メタノール/クロロホルム=5
/95)で精製した。得られたリッチカットを集め溶媒
を減圧濃縮することにより、化合物Vaを120mg
(0.168mmol、収率99.0%)得た。
【0038】 MS(m/z): 716, 714(M+1)+ , 482, 480, 2341 H-NMR(400MHz,CDCl3) δ(ppm): 9.32(1H,brs), 8.45
(1H,s), 6.94(1H,d,J=2.3Hz), 6.87(1H,s), 5.48(1H,br
s), 4.63(1H,brd,J=9.3Hz), 4.59(1H,dd,J=10.8,4.5H
z), 4.25(1H,m), 4.08(3H,s), 4.04(1H,dd,J=10.1,3.3H
z), 3.94(3H,s), 3.92(3H,s), 3.78(3H,s), 3.76(2H,b
r), 3.64(2H,br), 3.61(1H,dd,J=10.0,8.9Hz),2.52(4H,
br), 2.37(3H,s), 1.69(3H,s) IR(KBr) ν(cm -1): 2940, 1710, 1621, 1521, 1493, 1
430, 1385, 1289, 1231,1049, 1002
【0039】参考例2: メチル (1S,7R)−1−ブロモメチル−7−メチ
ル−5−[(4−メチルピペラジニル)カルボニルオキ
シ]−8−オキソ−3−[(5,6,7−トリメトキシ
インドール−2−イル)カルボニル]−1,2,3,4
−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,2−e]インドー
ル−7−カルボキシレート(化合物Va)
【0040】化合物 IIIa,100mg(1.70mm
ol)をアリルアルコール2.0mlおよびピリジン
1.37ml(1.70mmol)の混合溶媒に室温下
溶解させた後、N−メチルピペラジニルカルボニルクロ
ライド 塩酸塩(化合物IVa・塩酸塩)67.7mg
(0.34mmol)を加え、室温下2.5時間攪拌し
た。反応液に重曹水5mlを添加した後、クロロホルム
5mlで抽出し、有機層を飽和食塩水5mlで洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾去し溶媒を
減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(メタノール/クロロホルム=5/95)で精製し
た。得られたリッチカットを集め溶媒を減圧濃縮するこ
とにより、化合物Vaを120mg(0.168mmo
l、収率99.0%)得た。本参考例で得た化合物は、
参考例1で得た化合物とNMR 、IR、TLCが一致した。
【0041】参考例3: メチル (1S)−1−ブロモメチル−7−メチル−5
−[(4−メチルピペラジニル)カルボニルオキシ]−
3−[(5,6,7−トリメトキシインドール−2−イ
ル)カルボニル]−1,2−ジヒドロ−3H−ピロロ
[3,2−e]インドール−8−カルボキシレート 臭
化水素酸塩(化合物IIa・臭化水素酸塩)
【0042】化合物IIa,30.0g(42.9mmo
l)をアセトン270mlに室温下溶解させた後、メタ
ノール1200mlを加え、さらに、水冷下48%臭化
水素酸7.33ml(64.4mmol)を滴下した。
10分後、化合物IIa・臭化水素酸塩を10mg接種
し、室温下7時間攪拌した。さらに氷冷下5時間攪拌し
た後、析出物を濾取し、冷えたメタノール−エタノール
混合溶液(1:1)140mlで洗浄し、60℃で24
時間恒温減圧乾燥することにより、化合物IIa・臭化水
素酸塩を27.4g(35.2mmol、収率82.0
%)得た。
【0043】1H-NMR(400MHz,DMSO-d6) δ(ppm): 11.97
(1H,s), 11.30(1H,d,J=1.9Hz), 9.81(1H,br), 7.94(1H,
s), 7.00(1H,d,J=2.1Hz), 6.97(1H,s), 4.65(1H,dd,J=1
0.5,8.5Hz), 4.47(3H,m), 4.20(1H,br), 3.94(3H,s),
3.85(3H,s), 3.82(3H,s), 3.80(3H,s), 3.53(3H,br),
3.41(1H,dd,J=9.0,9.0Hz), 3.26(4H,br), 2.89(3H,br
s),2.69(3H,s) IR(KBr) ν(cm -1): 1717, 1692, 1608, 1525, 1490, 1
409, 1310, 1218, 1167,1108
【0044】
【発明の効果】本発明により、抗腫瘍活性を有するデュ
オカルマイシン誘導体の簡便な製造法および有用な合成
中間体である新規な1,2−ジヒドロ−3H−ピロロ
[3,2−e]インドール−7−カルボン酸誘導体を提
供することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 [式中、R1 は低級アルキル、アリルまたはベンジルを
表し、Xは塩素原子または臭素原子を表し、ZはC
2 、OまたはN−R2 (式中、R2 は水素または低級
アルキルを表す)を表し、nは1〜4の整数を表す]で
表される1,2,7,8−テトラヒドロ−3H−ピロロ
[3,2−e]インドール−7−カルボン酸誘導体を酸
処理することを特徴とする式(II)
【化2】 (式中、R1 、X、Zおよびnは前記と同意義を表す)
で表されるデュオカルマイシン誘導体の製造法。
【化3】 (式中、R1 、X、Zおよびnは前記と同意義を表す)
で表される1,2,7,8−テトラヒドロ−3H−ピロ
ロ[3,2−e]インドール−7−カルボン酸誘導体ま
たはその塩。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1,2,7,8−テト
ラヒドロ−3H−ピロロ[3,2−e]インドール−7
−カルボン酸誘導体またはその塩を中間体とする、抗腫
瘍活性を有するデュオカルマイシン誘導体の製造法に関
する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
な1,2,7,8−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,
2−e]インドール−7−カルボン酸誘導体またはその
塩を中間体とする、抗腫瘍活性を有するデュオカルマイ
シン誘導体の簡便な製造法を提供することにある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】[式中、R1 は低級アルキル、アリルまた
はベンジルを表し、Xは塩素原子または臭素原子を表
し、ZはCH2 、OまたはN−R2 (式中、R2 は水素
または低級アルキルを表す)を表し、nは1〜4の整数
を表す]で表される1,2,7,8−テトラヒドロ−3
H−ピロロ[3,2−e]インドール−7−カルボン酸
誘導体またはその塩、および該化合物を酸処理すること
を特徴とする式(II)
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【実施例】 実施例1: メチル (1S,7R,8R)−1−ブロモメチル−8
−ヒドロキシ−7−メチル−5−[(4−メチルピペラ
ジニル)カルボニルオキシ]−3−[(5,6,7−ト
リメトキシインドール−2−イル)カルボニル]−1,
2,7,8−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,2−
e]インドール−7−カルボキシレート(化合物Ia)
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】メチル (1S,7R)−1−ブロモメチ
ル−7−メチル−5−[(4−メチルピペラジニル)カ
ルボニルオキシ]−8−オキソ−3−[(5,6,7−
トリメトキシインドール−2−イル)カルボニル]−
1,2,7,8−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,2
−e]インドール−7−カルボキシレート(化合物V
a)100mg(0.140mmol)にアリルアルコ
ール2.0mlを加え、氷冷攪拌下水素化ホウ素ナトリ
ウム15.9mg(0.420mmol)を添加し、2
時間攪拌した。反応液に0.05Mリン酸緩衝液10m
lを添加した後、酢酸エチル10mlで抽出し、有機層
を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。乾燥剤を濾去し溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(メタノール/クロロホル
ム=5/95)で精製した。得られたリッチカットを集
め溶媒を減圧濃縮することにより、化合物Iaを63m
g(0.088mmol、収率63%)得た。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】実施例7: メチル (1S,7R,8R)−1−ブロモメチル−8
−ヒドロキシ−7−メチル−5−[(4−メチルピペラ
ジニル)カルボニルオキシ]−3−[(5,6,7−ト
リメトキシインドール−2−イル)カルボニル]−1,
2,7,8−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,2−
e]インドール−7−カルボキシレート(化合物Ia)
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】メチル (1S,7R)−1−ブロモメチ
ル−5−ヒドロキシ−7−メチル−8−オキソ−3−
[(5,6,7−トリメトキシインドール−2−イル)
カルボニル]−1,2,7,8−テトラヒドロ−3H−
ピロロ[3,2−e]インドール−7−カルボキシレー
ト(化合物 IIIa)30.0g(51.0mmol)を
アリルアルコール600mlおよびピリジン41.2m
lの混合溶媒に室温下溶解させた後、N−メチルピペラ
ジニルカルボニルクロライド塩酸塩(化合物IVa・塩酸
塩)19.3g(96.9mmol)を加え、内温を3
0℃に保ちながら5時間攪拌した。反応液を冷却後、内
温を−10〜0℃に保ちながら水素化ホウ素ナトリウム
25.0g(663mmol)を加え、さらに−10℃
〜0℃で1時間攪拌した。次いで、この溶液を酢酸エチ
ル300mlおよびpH1.9の0.2Mクエン酸緩衝
液800mlの混合液中に滴下した。その間、0.2M
クエン酸緩衝液を適宜加え、pHを6.9〜6.95に
調整した。有機層と水層とに分液し、水層を酢酸エチル
300mlで抽出した。酢酸エチル層を先の有機層と合
わせ、飽和食塩水300mlで2度洗浄し、溶媒を30
℃で減圧留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(メタノール/クロロホルム=4/96〜10/
90)で精製した。得られたリッチカットを集め溶媒を
減圧留去することにより、化合物Iaを27.0g(3
7.7mmol、収率73.9%)得た。本実施例で得
た化合物は、実施例1で得た化合物とNMR 、IR、TLC が
一致した。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】参考例1: メチル (1S,7R)−1−ブロモメチル−7−メチ
ル−5−[(4−メチルピペラジニル)カルボニルオキ
シ]−8−オキソ−3−[(5,6,7−トリメトキシ
インドール−2−イル)カルボニル]−1,2,7,8
−テトラヒヒドロ−3H−ピロロ[3,2−e]インド
ール−7−カルボキシレート(化合物Va)
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】メチル (1S,7R)−1−ブロモメチ
ル−5−ヒドロキシ−7−メチル−8−オキソ−3−
[(5,6,7−トリメトキシインドール−2−イル)
カルボニル]−1,2,7,8−テトラヒドロ−3H−
ピロロ[3,2−e]インドール−7−カルボキシレー
ト(化合物 IIIa)100mg(0.17mmol)を
塩化メチレン2.0mlおよびピリジン1.37ml
(1.70mmol)の混合溶媒に室温下溶解させた
後、N−メチルピペラジニルカルボニルクロライド(化
合物IVa)55.3mg(0.34mmol)を加え、
室温下2.5時間攪拌した。反応液に水5mlを添加し
た後、クロロホルム5mlで抽出し、有機層を飽和食塩
水5mlで洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾
燥剤を濾去し溶媒を減圧留去後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(メタノール/クロロホルム=5
/95)で精製した。得られたリッチカットを集め溶媒
を減圧濃縮することにより、化合物Vaを120mg
(0.168mmol、収率99.0%)得た。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】参考例2: メチル (1S,7R)−1−ブロモメチル−7−メチ
ル−5−[(4−メチルピペラジニル)カルボニルオキ
シ]−8−オキソ−3−[(5,6,7−トリメトキシ
インドール−2−イル)カルボニル]−1,2,7,8
−テトラヒドロ−3H−ピロロ[3,2−e]インドー
ル−7−カルボキシレート(化合物Va)
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【発明の効果】本発明により、抗腫瘍活性を有するデュ
オカルマイシン誘導体の簡便な製造法および有用な合成
中間体である新規な1,2,7,8−テトラヒドロ−3
H−ピロロ[3,2−e]インドール−7−カルボン酸
誘導体を提供することができる。
フロントページの続き (72)発明者 富岡 新二 和歌山県橋本市隅田町下兵庫690−4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、R1 は低級アルキル、アリルまたはベンジルを
    表し、Xは塩素原子または臭素原子を表し、ZはC
    2 、OまたはN−R2 (式中、R2 は水素または低級
    アルキルを表す)を表し、nは1〜4の整数を表す]で
    表される1,2,3,4−テトラヒドロ−3H−ピロロ
    [3,2−e]インドール−7−カルボン酸誘導体を酸
    処理することを特徴とする式(II) 【化2】 (式中、R1 、X、Zおよびnは前記と同意義を表す)
    で表されるデュオカルマイシン誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】 式(I) 【化3】 (式中、R1 、X、Zおよびnは前記と同意義を表す)
    で表される1,2,3,4−テトラヒドロ−3H−ピロ
    ロ[3,2−e]インドール−7−カルボン酸誘導体ま
    たはその塩。
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