JPH06298563A - ハニカムセラミック製品の回転式誘電乾燥方法 - Google Patents

ハニカムセラミック製品の回転式誘電乾燥方法

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JPH06298563A
JPH06298563A JP6029473A JP2947394A JPH06298563A JP H06298563 A JPH06298563 A JP H06298563A JP 6029473 A JP6029473 A JP 6029473A JP 2947394 A JP2947394 A JP 2947394A JP H06298563 A JPH06298563 A JP H06298563A
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drying
honeycomb structure
hot air
cells
rotating
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JP6029473A
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Tudor C Gheorghiu
コンスタンティン ジョルジュ チューダー
Donald L Guile
ロイド ガイル ドナルド
Arthur E Hillman
エドワード ヒルマン アーサー
George Daniel Lipp
ダニエル リップ ジョージ
Larry J Zook
ジェイ ズーク ラリー
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B11/00Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
    • B28B11/24Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for curing, setting or hardening
    • B28B11/243Setting, e.g. drying, dehydrating or firing ceramic articles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B21/00Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
    • F26B21/006Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects the gas supply or exhaust being effected through hollow spaces or cores in the materials or objects, e.g. tubes, pipes, bottles
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    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
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    • F26B3/32Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by development of heat within the materials or objects to be dried, e.g. by fermentation or other microbiological action
    • F26B3/34Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by development of heat within the materials or objects to be dried, e.g. by fermentation or other microbiological action by using electrical effects
    • F26B3/343Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by development of heat within the materials or objects to be dried, e.g. by fermentation or other microbiological action by using electrical effects in combination with convection

Abstract

(57)【要約】 【目的】 亀裂や反りを発生させずにグリーンセラミッ
クまたは湿潤ハニカム構造体を誘電乾燥する方法および
装置を提供する。 【構成】 誘電電極40と並行にターンテーブル22の
回転中心軸Aと構造体Wの長手方向軸が一致するようテ
ーブルの上にハニカム構造体Wを載置する。この状態で
構造体Wを回転させながら誘電乾燥を行う。また、ター
ンテーブルの下の流入ダクト26から熱風を送り、構造
体Wの内部のセルに上方向に熱風を通風させる。これに
より、ハニカム構造体全体に均一にエネルギーが伝播
し、電場の変動あるいはむらが解消され、構造体は均一
に乾燥する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は触媒支持体やディーゼル
粒子フィルターなどに利用される薄壁ハニカム構造体の
製造技術に関するものである。
【0002】また、本発明は粒状材料またはシートとい
った材料で構成され、略所望の断面形状や大きさで成形
された湿潤ハニカム構造を乾燥するための装置および方
法の改良に関するものである。
【0003】
【従来の技術】触媒支持体は粒状セラミックおよび/ま
たは金属バッチなど焼結可能で押出自在な材料や、押出
成形中は流動あるいは柔軟に変形するが成形直後に堅固
となって構造的結合性を保持する性質を有した米国特許
3,790,654や4,758,272に記載の材料
などから成形されている。また、米国特許2,884,
091、2,952,333、3,242,649に開
示されているように、多孔質のひだ付き薄膜フィルター
材料シートの間に、波形またはひだ付きスペーサーの波
またはひだが前記シートの波に略垂直になるような状態
で挟持しながら積層することによりハニカム構造を構成
することも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ハニカム製品
はセラミック材をロッグ(log) の中に押出したり、ある
いは二次加工(fabricating) し、次に、このセラミック
ロッグを乾燥、切断、焼成して製造する。乾燥や収縮が
不均一だとハニカム製品片に応力が加わり、歪、反り、
ひび割れなどが発生するためこれを防ぐためハニカムロ
ッグの乾燥には細心の注意を払う必要がある。従来の対
流乾燥またはオーブン乾燥では、本質的に、製品の外側
から内側へ乾燥を行うため外側の層が収縮し、このため
常にひび割れまたは歪が発生することになり、製品が使
用不可能になってしまう。このため、グリーン状態での
長さが約40.64cm(16インチ)−約45.72
cm(18インチ)、断面の直径が約15.24cm
(6インチ)−約40.64cm(16インチ)さらに
重量が最大約31.71kg(約70ポンド)にもなる
ディーゼル粒子フィルター用の比較的大型のロッグの場
合は特に前記従来の乾燥方法を使用することはできな
い。
【0005】従来、誘電加熱法を用いたある種の誘電乾
燥が利用されてきた。しかしながら、誘電電極とハニカ
ム製品に対する電極の方向の間での高周波の場が不均一
であるため、このような従来の装置や方法で得られる結
果は必ずしも満足のいくものではなかった。大型のグリ
ーンセラミックハニカム構造体の場合、まず誘電乾燥を
約25分間行い、次に熱風乾燥を約72時間行う。乾燥
に必要な全体時間がかかり過ぎるだけでなく、誘電加熱
で得られる高周波の場が不均一であるため、ハニカム構
造内の乾燥パターンが変化してしまう。
【0006】以上のように、本発明は上記従来技術の有
する課題に鑑みなされたものであり、その目的は歪、反
り、ひび割れを発生させずにグリーンセラミックハニカ
ム構造体を効率良く均一に乾燥し、また、構造体内にお
ける有害な応力の発生を最小限に抑える改良型の方法お
よび装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のグリーンまたは湿潤ハニカム構造体の乾燥
方法は、(1)ハニカム構造体の長手軸に平行に誘電電
極を配向させ、(2)前記長手軸を中心として前記ハニ
カム構造体を回転させ、(3)該ハニカム構造体を誘電
乾燥させ、(4)該ハニカム構造体内に長手方向に延在
するセルに熱風を吹き込む工程からなる。
【0008】セル壁によって長手軸方向にセルが形成さ
れている湿潤ハニカム構造体を乾燥させる本発明の装置
は、間隔をおいて配設された一対の誘電電極と、前記誘
電電極の間で前記ハニカム構造体をその長手軸を中心に
回転させる手段と、前記誘電電極の間で前記ハニカム構
造体を回転させながら前記誘電電極に高周波エネルギー
を印加して前記構造体の誘電加熱および乾燥を均一にす
る手段と、前記構造体を回転させながら当該構造体の前
記セルに長手方向に熱風を通風させて当該構造体から水
蒸気を取り除くと共に当該構造体の急速乾燥を促進させ
る手段を具備していることを特徴とする。
【0009】
【作用および効果】本発明の乾燥方法および装置は以上
のような構成を有しており、ハニカム構造体を介在させ
てその長手方向と平行に配設した誘電電極の間で回転さ
せながら誘電乾燥を行う。また、ハニカム構造体内のセ
ルに長手方向に流れるよう熱風を送ってセル内部の乾燥
も行う。これにより、高周波の場のばらつきによる乾燥
パターンの変動がなく、構造体の長さ全体のわたって均
一に乾燥が行われる。このため、乾燥時に応力が発生せ
ず、応力による亀裂や反りも発生しない。また、前記電
極はハニカム構造体の長手方向の両サイドに配設されて
いるためハニカム構造の端部からセル内部へと流れる熱
風の通風が妨げれることがない。従って、セル内部の水
蒸気圧が減少し、ハニカム壁からの水分の蒸発速度が一
層加速される。
【0010】
【実施例】グリーンセラミックまたは湿潤ハニカム構造
体を素早く、均一にまた完全に乾燥させるため、本発明
の方法では、誘電乾燥法を利用し、ハニカム構造体の位
置に対して誘電電極を独自の方向に配列し、構造体の長
手軸を中心にして構造体を回転させ、該構造体内に長手
方向に延在するセルに熱風を吹き込んで、実際には、相
乗的な結果を得るものである。グリーンハニカム構造体
の乾燥は誘電加熱法、すなわち、高周波(RF)加熱
法、を用いて行われるが、この方法では誘電ヒステリシ
スにより非導電性媒質内にエネルギーが放出される。従
来の標準的な対流乾燥またはオーブン乾燥法に比べ、こ
の誘電乾燥法では、高周波乾燥中のハニカム構造体の全
体をエネルギーが通過し、水または高周波吸収材がある
所であればどこででも吸収され、この結果、ハニカム構
造体全体が加熱されて乾燥および収縮が比較的均一に行
われるといった利点がある。
【0011】しかしながら、近年行われているように、
現在得られる高周波の場は均一ではなく、湿潤ハニカム
構造体が存在するとこの場はさらに変形し、このため乾
燥パターンが変化してしまう。高周波乾燥法は対流乾燥
法に比べれば優れているが、不均一になるといった問題
があり、このため構造体の中で最も乾燥し難い所を乾燥
させようとすると最も乾燥し易い部分が過剰に加熱され
損傷を受けるといった問題がある。しかしながら、ハニ
カム構造体内のセルの長手軸方向に平行に誘電電極を配
向し、ハニカム構造体をこの軸を中心として回転させる
ことにより上記不均一な乾燥といった問題は解決できる
ことを本発明の発明者らは発見した。つまり、高周波の
場の中で製品を回転させることにより場の中での製品の
各部分の位置が変化するため高周波の場の変化による作
用が打ち消され、エネルギーの伝播がスムーズに、ま
た、平均的に行われることになる。
【0012】好ましくは、予めハニカム製品の温度を上
げておき、高周波エネルギーで幾分乾燥させて、さら
に、高周波の場で加熱中にハニカム構造体のセルの中に
長手方向に熱風を送風するのが良い。ハニカムチャンネ
ルまたはセルの中に拡散するしかない水蒸気も熱風によ
って除去される。この結果、セル内での水蒸気の部分的
な圧力がかなり減少し、蒸発速度が増加する。電極を平
行に配列し製品を回転させることにより高周波エネルギ
ーがスムーズになってハニカム構造体全体に供給される
蒸発熱が均一となり、また、熱風を送風して素早く水蒸
気が除去されるため極めて高速かつ均一に乾燥できる乾
燥工程が得られる。
【0013】次に、図面を参照しながら本発明をより詳
細に説明する。
【0014】図1は本発明を実施する際に使用する装置
の概略図である。当該装置は、乾燥オーブン10、高周
波電源ユニット付き制御キャビネット12、ハニカム構
造体に供給する熱風の速度と温度およびハニカム構造体
を載置するターンテーブルの回転速度を制御する制御ユ
ニット14から構成されている。乾燥オーブン10には
アクセスドア16、製品に供給する空気を加熱する適当
なヒーター18、ハニカム構造体に供給する空気の速度
を制御するファン20が具備されている。
【0015】図2には乾燥オーブン10の内部機構が概
略的に示されている。ターンテーブル22は下部支持構
造24の上に回転自在に載置されている。空気流入ダク
ト26はターンテーブル22に流通しており、乾燥オー
ブン10の下側部分内に配設されているヒーター18と
ファン20に作動自在に接続されている。これらのヒー
ターとファンは制御キャビネット14によって制御され
る。
【0016】ターンテーブル22は下側支持構造24の
上面に回転するよう載置されている。好ましくは、ほと
んどがセラミックとプラスチックからなる高周波エネル
ギーに対して透過性を有した材料で前記ターンテーブル
を作製する。上側が円筒部30になり、下側がディスク
部32になった中空担体(carrier) 28をターンテーブ
ル22の上側開口端に載置して、ディスク部32をター
ンテーブルの開口端に係合させる。好ましくは、担体2
8をガラス繊維/エポキシなどの材料や焼成セラミック
材(好ましくは、焼成セラミックハニカム)など高周波
エネルギーに対して透過性を有しこのようなエネルギー
によって加熱されることのない材料で形成する。高周波
エネルギーに対して透過性を有する孔あき支持ディスク
34を担体28の上側開口端の内部に作動自在に嵌着す
る。このディスクはディスク上に載置可能なグリーンセ
ラミックまたは湿潤ハニカム製品構造体W用オープン易
流動性支持体として機能する。
【0017】ヒーター18で加熱された空気はファン2
0によって所望の速度に加圧され、空気流入ダクト26
を経て中空ターンテーブル22に供給される。ターンテ
ーブルには中空担体28の内部、開口ハニカム支持ディ
スク34、製品Wの長手方向セルの内部へと空気を分散
させる複数の空気分流器(air diverters) が設けられて
いる。ハニカム製品構造Wの長手軸Aがターンテーブル
22の回転軸と一列になるようターンテーブル22、担
体28、ディスク支持体34を直線に配置する。このよ
うに、ターンテーブル22は構造体Wの長手軸Aを中心
としてハニカム製品Wを回転させる。前記構造体の長手
軸Aはハニカム構造体の長手方向セルと平行である。さ
らに、ハニカム構造体Wに供給される熱風も長手軸Aに
平行に流れており、このため、構造体のセルの内部を流
れていく。
【0018】乾燥オーブン10と支持誘電電極40の中
には一対の支持プレート38が絶縁隔離碍子によって配
設されている。電極40は平板でハニカム製品Wの長手
軸Aに平行に延在しているが、必要であれば、バッチ処
理中の製品の湾曲面に嵌合するような輪郭にすることも
可能である。これら支持プレート38は図に示すように
下部支持構造24と乾燥オーブン10のシェルまたは内
壁面11に固定してもよく、あるいは、電極40の間隙
を可変できるよう支持ロッドの表面に調整自在に配設す
ることも可能である。つまり、乾燥オーブン10を一定
の製品サイズにだけ使用する場合は、電極間隙を一定に
したまま恒久的に固定することも可能である。しかしな
がら、一定のオーブンを複数の大きさの製品に使用する
場合には、オーブン構造に作動自在に装着された支持ロ
ッドに支持プレートを調整自在に載置させるのが望まし
い。
【0019】すでに説明したように、動作といった点で
は、電極40の間の距離を可変して電極間の高周波の場
を変化できるのが望ましい。このような場合には、支持
プレート38をオーブン10の支持構造に固定するので
はなく、図の支持プレート38の一番上に見受けられる
ように、モーター付きネジ調整手段44に取り付ける方
が望ましい。必要であれば、このようなモーター付きネ
ジ調整手段を、オーブン10の枠組みに取り付けられた
適当な支持ロッドに固定することもできる。当然のこと
ながら、誘電電極40は適当なリード線41によって高
周波電源ユニット12に動作自在に接続されている。
【0020】本発明の装置の基本構造は、バッチ作業ま
たは連続乾燥処理のいずれにも利用可能である。例え
ば、再度図2において、連続乾燥作業の場合、オーブン
10を図の奥の方向に延長し、下部支持構造24の上側
面36をコンベヤーや一連の高架移動滑車で構成して複
数のターンテーブル22を図の奥の方向に移動させるよ
うにしてもよい。この場合、製品がその長手軸方向を中
心として回転しながら電極40の間を電極に平行して図
面の奥の方向に移動するよう各テーブルおよびこれに関
連する担体と製品を回転させるための適当な伝動装置を
図面の奥へ延びるように配列する。言うまでもなく、空
気ダクト26は高架移動滑車または搬送機構36の下に
延在している。
【0021】実際の運転では、電極40は乾燥させるハ
ニカム製品構造体との間に所望の間隔をおいて互いに平
行に配列されている。また、電極はターンテーブル22
の回転軸Aとの間に対して均等な間隔で配列されてい
る。乾燥させるグリーンセラミックまたは湿潤ハニカム
製品構造体Wをハニカム状または開口状の支持ディスク
34の上に載置すると、構造体の長手軸Aはターンテー
ブル22の回転軸と略一直線に揃う。次に、制御キャビ
ネット14からターンテーブル22に電圧を印加する
と、製品Wの長手軸Aに平行に配向され、かつ、均等な
間隔をおいて電極40の間に配置された支持ディスク3
4上の製品Wは長手軸Aを中心として回転する。制御キ
ャビネット14が制御するターンテーブル22の回転数
は約1/4−10rpmの範囲で可変することが可能で
あるが、好ましくは約1ー6rpmの範囲で可変するの
がよい。
【0022】高周波発生器は高周波電源ユニット付き制
御キャビネット12の中に配設されており、キャビネッ
ト12の制御により電極40へリード線41を介して高
周波エネルギーが供給されて電極間に高周波の場が形成
される。当然のことながら電極40に供給される電圧量
は、使用している高周波発生器の大きさ、乾燥させる製
品の大きさ、製品内の水分含有量などによって可変させ
る。しかしながら、10kWの高周波発生器の場合、約
10ー20kVの電圧の印加で良好であった。
【0023】高周波電圧が印加された前記長手軸に平行
な電極40の間で長手軸Aを中心として製品Wを回転さ
せている時は、水分の蒸発が製品の長手方向全体で略均
一になるまで流入ダクト26からの熱風の吹き込みは遅
らせたほうがよい。吹き込みを遅らせる時間、または、
所定の製品の蒸発が均一になる時点は実験から判断す
る。一般に、適当な遅延時間とは、高周波エネルギーレ
ベル、空気の流速、空気温度、製品の大きさと形状、製
品の組成などの作業変数によって決まる。応力によるひ
び割れを起こさずに強制通風できる点(つまり、水分の
蒸発が均一に行われる時点)を示す一指標として、製品
温度がある。例えば、実験用の大型セラミック本体の場
合、80ー90℃の温度の時に製品の水分蒸発が均一に
なることが確認された。この製品温度では、強制通風を
行ってもセラミック製品に応力亀裂は発生しなかった。
【0024】従って、製品が均一に加熱され、また、製
品から水分が均等に蒸発するよう回転中の製品Wに高周
波エネルギーのみを印加する所定遅延が行われた後に、
制御キャビネット14の制御のもとヒーター18とファ
ン20で空気流入ダクト26から熱風を強制的に通風さ
せる。流入ダクト26から流入した熱風はターンテーブ
ル22、中空担体28、ハニカムディスク支持体34の
開口部を順次経てハニカム構造体W内で長手方向に延在
しているセルの中を上方向に流通していく。ヒーター1
8とファン20の作動を行う制御キャビネット14は、
乾燥させるハニカム製品Wへ供給する熱風の温度と速度
も制御する。使用する熱風の温度は80ー150℃の範
囲で成功であったが、約100℃を中心として+/−2
0℃の温度の熱風を用いるのが好ましい。さらに、空気
の流速は約2m/秒から5m/秒で成功であった。ま
た、必要であれば、製品Wに供給する熱風の速度は乾燥
作業中に可変することも可能で、初めは低い速度で熱風
を供給し、徐々に速度を増して最終乾燥を早めてもよ
い。
【0025】グリーンセラミックまたは湿潤ハニカム製
品Wは、長手方向に延在するそのチャンネルまたはセル
が電極40と平行になるよう配設されており、また、製
品の長手軸Aを中心として高周波の場の中で回転されて
いるため、製品の全ての部分に同じ高周波の場に照射さ
れることになり、高周波の場のむらや変動が均一化され
てエネルギーの伝播が均一になり製品の乾燥時に応力は
ほとんど発生しなくなった。
【0026】次に図3を参照しながら、製品Wの長手軸
Aに平行に電極40を配向すること、また、長手軸Aを
中心にして製品を回転させることによる利点について説
明する。図3は高周波乾燥周期における製品片内の温度
変化を示している。図において、線aは誘電電極を製品
の長手軸に対して垂直に配置した時の製品片内の温度変
化が約140℃であったことを示している。線bは誘電
電極を製品の長手軸に対して平行に配置した時の製品片
内の温度変化がわずかに約50℃であったことを示して
いる。最後に、線cは誘電電極を製品片の長手軸に平行
に配置し、このように平行に配列された電極の間で前記
長手軸を中心に製品を回転させ、さらに、製品の長手方
向に熱風を通風させて相乗効果が得られる場合の製品片
内の温度変化は10℃未満であったことを示している。
【0027】誘電電極をハニカム製品の長手軸に平行に
配列することにより得られるその他の利点としては、乾
燥のため熱風を通風させる製品の端部が電極によって妨
げられることがないため、電極の配列によってハニカム
からの水分の除去が妨げられることがない。
【0028】前記長手軸に平行に熱風を通通し、また、
ハニカム製品のチャンネル内に熱風を通風させることに
より水蒸気が取り除かれ、チャンネル内の水蒸気圧が減
少し、この結果、ハニカム壁からの水分の蒸発速度が加
速される。熱風の速度、温度、含有水分は蒸発速度を可
変することにより異なる値とすることができ、また、乾
燥工程も必要に応じて適合させることができる。
【0029】乾燥速度は空気の温度でなく製品に供給さ
れる熱風の速度に影響されることが分かった。次に図4
を参照する。図には、三本の線が示されているが、これ
らは熱風の速度と温度を変化させた場合の乾燥速度をそ
れぞれ示している。いずれの場合も、熱風を通風するこ
とで応力が発生しこのため亀裂が生じるようなことがな
いよう製品を均一に十分乾燥するため高周波エネルギー
を6分間印加した。
【0030】線xのグラフの場合、高周波乾燥を6分間
行った後に速度約2m/秒で温度100℃の熱風を通風
させた。その結果、製品は約31分で乾燥した。線yの
グラフの場合は、約5m/秒の速度で150℃の温度の
熱風を通風し、その結果、約21分で製品片は乾燥し
た。最後に、線zのグラフの場合は、高周波乾燥を6分
間行った後に約5m/秒の速度でわずか100℃の温度
の熱風を通風した。その結果、約20分で製品は乾燥し
た。従って、通風速度を増加すると乾燥速度も加速され
るが、同じ流速で温度が100℃と150℃と異なって
も乾燥時間にはほとんど差はなかった。しかし、100
℃以下の温度では熱風の温度が乾燥速度に大きく影響す
る。
【0031】さらに、ターンテーブル22の回転速度を
約1/4rpmと6rpmの場合で比較したが製品の乾
燥にはほとんど影響はなかった。
【0032】本発明を本質的に制限するものではない
が、特に具体的な例として、直径約34.29cm(約
13.5インチ)、長さ約43.18cm(約17イン
チ)、重量約27.18kg(約60ポンド)のグリー
ンセラミックハニカム押出品をハニカム支持ディスク3
4の上に載置し、約39.37cm(15.5インチ)
の電極ギャップで互いに間隔をおいて配列された電極4
0と平行に、また、ターンテーブル22の軸と直線に揃
えた状態で長手軸Aを中心に前記押出品を回転させる。
前記製品を6rpmの速度で長手軸Aを中心として回転
させながら制御キャビネット14から約18kVの電圧
の高周波エネルギーを電極40に印加した。6分間経過
した後で流入ダクト26から100℃の温度の熱風を約
2m/秒の速度で通風して製品Wの長手方向セルの内部
に流通させた。乾燥作業の開始から24分経過した後に
高周波エネルギーを停止し、さらに5分間熱風だけを通
風させて乾燥を終了した。この乾燥周期は本発明の主旨
から逸脱することなく変化させることができ、乾燥周期
期間における熱風の温度、流速、回転速度、印加電圧な
どこれらの作業変数はいずれも異なる値をとることがで
きる。
【0033】本発明は、大きさと断面形状に制限されず
にどのようなハニカム構造体にも適用することが可能で
あるが、長手軸を中心として構造体を回転することによ
り乾燥を均一にするといった本発明の特徴から照らし
て、円形、楕円形、断面外形が矩形の多角形のハニカム
構造体、特に、少なくともその断面直径が約20.32
cm(約8インチ)程度のものに有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための代表的な装置を
示す概略構成図
【図2】本発明に係る具体的な乾燥装置の主要動作部を
示す概略図
【図3】誘電電極の配置方向を基準として乾燥期間中の
ハニカム構造体内での温度範囲を示したグラフ
【図4】空気速度と設定温度を変化させた時の乾燥速度
の変化を示すグラフ
【符号の説明】
W ハニカム構造体 10 乾燥オーブン 12 高周波電源ユニット付き制御キャビネット 14 制御キャビネット 18 ヒーター 20 ファン 22 ターンテーブル 24 下部支持構造 26 空気流入ダクト 28 中空担体 38 支持プレート 40 誘電電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド ロイド ガイル アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ホース ヘッズ ストーニーブルック ロード イ ースト 1245 (72)発明者 アーサー エドワード ヒルマン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 キャン ベル カウンティ ルート 125−8463 (72)発明者 ジョージ ダニエル リップ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ペイン テッド ポスト キーフ ブルヴァード 110 (72)発明者 ラリー ジェイ ズーク アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ペイン テッド ポスト ティンバー レーン 15

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル壁によって長手軸方向にセルが形成
    されている湿潤ハニカム構造体の乾燥方法は、 一対の誘電電極の間で前記ハニカム構造体をその長手軸
    を中心として回転させ、 前記誘電電極の間で前記長手軸を中心として前記ハニカ
    ム構造体を回転させながら前記誘電電極に高周波エネル
    ギーを印加して前記構造体を均一に誘伝加熱および乾燥
    させ、 回転中の前記ハニカム構造体の前記セルの中に長手軸方
    向へ熱風を通風して構造体から水蒸気を取り除き、前記
    ハニカム構造体の急速乾燥を促進する工程からなること
    を特徴とする。
  2. 【請求項2】 前記誘電電極対を前記ハニカム構造体の
    前記長手軸に平行となるよう配向する段階を備えること
    を特徴とする請求項1記載の乾燥方法。
  3. 【請求項3】 初めに前記高周波エネルギーを所望時間
    印加し、次に、回転中の前記ハニカム構造体の前記セル
    に長手軸方向に熱風を通風させる工程を備えることを特
    徴とする請求項1記載の乾燥方法。
  4. 【請求項4】 前記所望時間とは、前記構造体の表面全
    体にわたって略均一にセル壁から水分が蒸発する時間で
    あることを特徴とする請求項3記載の乾燥方法。
  5. 【請求項5】 前記誘電加熱により前記ハニカム構造体
    が80ー90℃の温度に加熱された後に前記ハニカム構
    造体に前記熱風を通風させることを特徴とする請求項3
    記載の乾燥方法。
  6. 【請求項6】 約80ー120℃の温度範囲で回転中の
    前記ハニカム構造体に熱風を供給する段階を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の乾燥方法。
  7. 【請求項7】 前記乾燥期間中に回転中の前記ハニカム
    構造体の前記セルの内部を長手方向に流通する前記熱風
    の速度を可変する段階を備えていることを特徴とする請
    求項1記載の乾燥方法。
  8. 【請求項8】 まず、回転中の前記ハニカム構造体の前
    記セルの内部に一定の速度で前記熱風を長手方向に通風
    させる段階と、その後で、前記長手方向セルの内部を流
    れる前記熱風の速度を加速する段階とを備えることを特
    徴とする請求項7記載の乾燥方法。
  9. 【請求項9】 回転中の前記ハニカム構造体の前記セル
    の内部に長手方向に前記熱風を約2ー5mprの速度範
    囲で流通させる段階を備えることを特徴とする請求項1
    記載の乾燥方法。
  10. 【請求項10】 前記誘電電極へ前記高周波エネルギー
    を印加するのを中断し、回転中の前記構造体に熱風を供
    給し続けて前記構造体の乾燥を完了する段階を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の乾燥方法。
  11. 【請求項11】 前記ハニカム構造体を約1ー6rpm
    の速度範囲で当該構造体の長手軸を中心に回転させる段
    階を備えていることを特徴とする請求項1記載の乾燥方
    法。
  12. 【請求項12】 前記電極の間で当該電極に平行に前記
    構造体を移動させる段階をさらに備えていることを特徴
    とする請求項1記載の乾燥方法。
  13. 【請求項13】 セル壁によって長手軸方向にセルが形
    成されている湿潤ハニカム構造体の乾燥装置は、 間隔をおいて配設された一対の誘電電極と、 前記誘電電極の間で前記ハニカム構造体をその長手軸を
    中心に回転させる手段と、 前記誘電電極の間で前記ハニカム構造体を回転させなが
    ら前記誘電電極に高周波エネルギーを印加して前記構造
    体の誘電加熱および乾燥を均一にする手段と、 前記構造体を回転させながら当該構造体の前記セルに長
    手方向に熱風を通風させて当該構造体から水蒸気を取り
    除くと共に当該構造体の急速乾燥を促進させる手段を具
    備していることを特徴とする乾燥装置。
  14. 【請求項14】 間隔をおいて配設された前記誘電電極
    対を前記ハニカム構造体の前記長手軸に平行に、また、
    前記長手軸から等しい間隔をおいて配設することを特徴
    とする請求項13記載の乾燥装置。
  15. 【請求項15】 前記誘電電極に前記高周波エネルギー
    をまず印加した後で前記ハニカム構造体の前記セルの中
    へ長手方向に熱風を通風させるのを遅らせる制御手段を
    具備していることを特徴とする請求項13記載の乾燥装
    置。
  16. 【請求項16】 前記ハニカム構造体の前記セルの中を
    長手方向に流れる前記空気を加熱する手段を具備してい
    ることを特徴とする請求項13記載の乾燥装置。
  17. 【請求項17】 前記ハニカム構造体の前記長手方向セ
    ルの中を流れる前記空気の温度を制御する手段を具備し
    ていることを特徴とする請求項13記載の乾燥装置。
  18. 【請求項18】 前記ハニカム構造体の前記セルの中を
    長手方向に流れる前記熱風の速度を制御する手段を具備
    していることを特徴とする請求項13記載の乾燥装置。
  19. 【請求項19】 前記湿潤ハニカム構造体の乾燥期間中
    に前記構造体の前記セルに長手方向に流通する前記熱風
    の速度を可変する手段を具備していることを特徴とする
    請求項13記載の乾燥装置。
  20. 【請求項20】 前記ハニカム構造体の乾燥期間中と前
    記ハニカム構造体の前記セルに長手方向に熱風を通風さ
    せている期間に前記誘電電極への高周波エネルギーの印
    加を中断する手段を具備していることを特徴とする請求
    項13記載の乾燥装置。
  21. 【請求項21】 前記構造体を前記電極に平行に、か
    つ、前記電極の間で移動させる手段をさらに具備してい
    ることを特徴とする請求項13記載の乾燥装置。
JP6029473A 1993-02-26 1994-02-28 ハニカムセラミック製品の回転式誘電乾燥方法 Withdrawn JPH06298563A (ja)

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