JPH0629829B2 - ソレノイドの動作状態検出装置 - Google Patents

ソレノイドの動作状態検出装置

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JPH0629829B2
JPH0629829B2 JP14309289A JP14309289A JPH0629829B2 JP H0629829 B2 JPH0629829 B2 JP H0629829B2 JP 14309289 A JP14309289 A JP 14309289A JP 14309289 A JP14309289 A JP 14309289A JP H0629829 B2 JPH0629829 B2 JP H0629829B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はソレノイドの動作状態検出装置に係り、より詳
細には、例えば開閉弁や切換え弁などを作動し、その状
態に保持するためなどに使用されるラッチングソレノイ
ドなどのソレノイドの動作状態を検出するソレノイドの
動作状態検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、開閉弁や切換え弁などを作動させる場合、開閉
制御信号や切換え制御信号の入力に応じてソレノイド駆
動回路がラッチングソレノイドに駆動電流を流すことに
よってラッチングソレノイドを駆動し、このラッチング
ソレノイドの駆動によって弁を作動するようになってい
る。
このような場合、制御信号を入力しても弁が作動されな
いことがあるので、制御信号の入力後に弁が確実に作動
されたかどうかを確認することが必要になる。
従来、この弁作動の確認を行うために、ラッチングソレ
ノイドが発生する漏洩磁束中にリードスイッチを設置
し、漏洩磁束がラッチングソレノイドの動作状態によっ
て互いに異なることを利用してリードスイッチをオン・
オフ制御することによりラッチングソレノイドの動作状
態を示すアンサバック信号を発生するようになったソレ
ノイドの動作状態検出装置が使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述した従来のソレノイドの動作状態検出装置
の構成では、漏洩磁束の大小によりリードスイッチをオ
ン・オフ駆動してアンサバック信号を発生しているの
で、リードスイッチの接触片が接離する磁束レベルにバ
ラ付きがあると、ソレノイドの動作状態に確実にアンサ
バックできなくなるため、リードスイッチの設置位置を
微妙に調整することが必要になる。特に、効率すなわち
性能の向上を図ったソレノイドの場合には、漏洩磁束が
極端に少なくなるため、上述したリードスイッチのオン
・オフ動作の不正確さが益々顕著になる。また、リード
スイッチは機械的な接触片を有しているため、接触片の
摩耗などによって故障する可能性が高いなど信頼性の点
で劣るという問題もある。
よって本発明は、ソレノイドの動作状態を面倒な調整を
必要とすることなく、確実に検出できると共に、信頼性
の向上を図った新規のソレノイド動作状態検出装置を提
供することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達成するために本発明により成されソレノイ
ドの動作状態検出装置は、ソレノイドの可動片を第1か
ら第2の状態に、又は第2から第1の状態にそれぞれ駆
動する第1又は第2の駆動電流をソレノイドのコイルに
流した後のソレノイドの動作状態を検出するソレノイド
の動作状態検出装置であって、前記第1又は第2の駆動
電流をソレノイドのコイルに流した後、ソレノイドのコ
イルに交流信号を流す交流信号出力手段と、前記ソレノ
イドのコイルに流れた前記交流信号と前記交流信号出力
手段から出力される交流信号との位相差を検出する位相
差検出手段とを備え、該位相差検出手段により検出した
位相差によりソレノイドの動作状態を検出することを特
徴としている。
〔作 用〕
上記構成において、ソレノイドの可動片を第1から第2
の状態に、又は第2から第1の状態にそれぞれ駆動する
第1又は第2の駆動電流をソレノイドのコイルに流した
後、交流信号出力手段からソレノイドのコイルに交流信
号を流す。そして、ソレノイドのコイルに流れた交流信
号の位相がそのインダクタンス成分により元の交流信号
に対して遅れ、またこの位相の遅れ量がソレノイドの動
作状態によって変化する損失係数に依存していることに
着目して、位相差検出手段により、前記ソレノイドのコ
イルに流れた前記交流信号と前記交流信号出力手段から
出力される交流信号との位相差を検出し、該検出した位
相差によりソレノイドの動作状態を検出するようにして
いる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明によるソレノイドの動作状態検出装置の
一実施例を示す回路ブロック図であるが、該実施例を説
明する前に、本発明の動作原理を第2図について説明す
る。
第2図はガス遮断弁1の一例を示し、同図において、ガ
ス遮断弁1は、ラッチングソレノイド10と、該ラッチ
ングソレノイド10により作動される弁体11と、該弁
体11により開閉される弁孔12を有する弁座12と
により構成されている。また、ラッチングソレノイド1
0は、コイルL、可動片10及び磁石Mgより構成さ
れていて、可動片10には上記弁体11が一体に設け
られている。ガス遮断弁1は、弁体11が弁座12に当
接しているときには弁孔12が閉じられ弁閉状態(第
2図左側)となり、当接していないときには弁孔12
が開かれ弁開状態(第2図右側)となる。
以上のような構成において、弁体11が弁座12に当接
している弁閉状態にあるとき、ラッチングソレノイド1
0のコイルLに直流弁開電流を流すと、可動片10
励磁される。この励磁された可動片10の磁極が磁石
Mgの磁極と異なるように上記弁開電流の方向を設定す
ると、可動片10が磁石Mgに吸引され、これによっ
て弁体11が弁座12から離れて弁開状態となる。
また、弁開状態からコイルLに前記弁開電流と逆方向の
直流弁閉電流を流すと、可動片10は磁石Mgの磁極
と同一磁極となるように例示されるので、それまで磁石
Mgに吸引されていた可動片10と磁石Mgとの間に
反発力が働いて可動片10が移動し、弁体11が弁座
12に当接して弁閉状態となる。
なお、ラッチングソレノイド10は弁開から弁閉又は弁
閉から弁開状態に移行するとき弁閉駆動電流又び弁開駆
動電流を所定期間コイルLにそれぞれ流し、その後該駆
動電流を流さなくても、弁体11をその状態に維持(ラ
ッチ)できるように構成されている。
ここで、ラッチングソレノイド10のコイルLのインダ
クタンスについて考察すると、弁閉時における可動片1
とコイルLとの磁気的結合は弁開時における磁気的
結合に比して大きくなる。従って、前者の磁束は後者の
磁束より大きくなるため、弁閉時におけるコイルLのイ
ンダクタンスは弁開時のインダクタンスより大きくな
る。
これを損失係数Dの鑑点から見ると、D=1/Qであ
り、Q=R/ωL(R:コイルLの直流抵抗、ω:角
周波数、L:コイルLのインダクタンス)であるか
ら、弁開時の損失係数Dは弁閉時の損失係数Dより大き
くなる。
そこで、コイルLに弁開駆動電流又び弁閉駆動電流を供
給して可動片10を駆動した後に該コイルLに交流信
号として正弦波交流電流を流すと、損失係数Dは第3図
のように直流抵抗Rによる電流iとコイルLによる電
流iとの合成ベクトルとなる。従って、第4図に示す
ように、コイルLに流れる正弦波交流電流iは、もと
の正弦波交流電流iに対して位相が遅れ、時間遅れΔ
tが生じる。
このとき、前記損失係数Dは上述の如く弁閉時より弁開
時の方が大きいので、弁開状態における前記位相遅れ
(時間遅れ)は、弁閉状態における位相遅れより大きく
なる。従って、この元の正弦波交流電流に対する弁開時
と弁閉時における位相遅れをそれぞれ検出し、判別する
ことによって、ソレノイド10が駆動されて弁開状態と
なったか、或いは弁閉状態となったかを知ることができ
る。
なお、コイルは温度によってもそのインダクタンス成分
が変化するが、この変化は前記弁開及び弁閉時における
インダクタンス成分の変化に比して小さく、また温度に
よってインダクタンス成分の変化と同方向にコイルの直
流抵抗成分も変化しているために、温度変化による影響
は無視できる。
第1図に戻り、本発明によるソレノイド状態検出装置の
一実施例を説明すると、図において、ラッチングソレノ
イド10のコイルLの両端には弁駆動回路6が接続さ
れ、該コイルLには検出抵抗Rが直列に接続されてい
る。直列接続されたコイルLと検出抵抗Rの両端には
アナログスイッチSW,SWを介して、交流信号と
して正弦波電流を出力する交流信号出力手段としての正
弦波発振器7が接続されている。アナログスイッチSW
に接続されたコイルLの一端xと、コイルL及び検出
抵抗Rの相互接続点yと、アナログスイッチSW
接続された検出抵抗Rの一端zとは、位相差検出手段
としての位相差検出回路8の入力に接続されている。
なお、検出抵抗Rの一端z、すなわち正弦波発振器7
にアナログスイッチSWを介して接続されているライ
ンを基準電位(アース)とする。
上記弁駆動回路6の入力、位相差検出回路8の出力、正
弦波発振器7の制御入力及びアナログスイッチSW
SWの制御端子はCPU9に接続されている。該CP
U9は弁駆動回路6に対して弁開及び弁閉制御信号を出
力し、位相差検出回路8の出力(アンサバック信号)を
入力して弁開及び弁閉状態を判別する。更に、正弦波発
振器7とアナログスイッチSW,SWに対してアン
サバックストローブ信号を出力し、該アンサバックスト
ローブ信号によって正弦発振器7の発停制御を行うと共
にアナログスイッチSW,SWのオン・オフ制御を
行う。
以上の構成において、その動作を第5図に示すCPU9
が実行する仕事を示すフローチャート図と、第6図(a)
〜(h)の各部波形図とを参照して説明する。
CPU9はその最初のステップS1において弁駆動回路
6に対し弁開制御信号(第7図(a))又は弁閉制御信号
(第6図(b))を出力する。どちらの制御信号を出力す
るかは、CPU9が外部から入力される信号に基づいて
決定する。今、ガス遮断弁1が弁閉状態にあって、CP
U9が弁開制御信号(第6図(a))を出力したとする。
CPU9が出力する弁開制御信号は弁駆動回路6に入力
され、これに応じて弁駆動回路6は、その出力端子cを
Hレベル、出力端子dをLレベルにして、ラッチングソ
レノイド10のコイルLに対して出力端子cから出力端
子dの方向に所定時間直流弁開駆動電流(第6図(c))
を流す。このことによって上述したように可動片10
が駆動されてガス遮断弁1が弁開状態となる(第6図
(e))。
次にステップS2に進み、アンサバックストローブ信号
を所定時間出力し(第6図(f))、該アンサバックスト
ローブ信号により正弦波発振器7の発振を開始させて正
弦波電流を所定時間出力させると共に、アナログスイッ
チSW,SWを所定時間オンさせる。このことによ
り、正弦波電流はアナログスイッチSW,SWを通
じてコイルLと検出抵抗Rに流される。コイルLに流
れる前と後の正弦波電流は、コイルLの一端の電圧Vxz
(第6図(g))と検出抵抗Rの両端電圧Vyz(第6図
(h))とによりそれぞれ検出される。該検出された電圧
xz(第6図(h))と検出電圧Vyz(第6図(g))とが入
力される位相差検出回路8は、両者の位相を比較し、位
相差が所定量以上あるかどうかを検出し、該検出結果に
応じたアンサバック信号を出力する。
CPU9はステップS2の実行後ステップS3に進み、
位相差検出回路8からのアンサバック信号を読み込み、
続くステップS4において該読み込んだアンサバック信
号によりガス遮断弁1が弁開状態となったかどうかを判
断する。
上述した動作はCPU9がステップS1において弁開制
御信号を出力した場合について説明したが、ステップS
1において弁閉制御信号を出力した場合には、以下のよ
うに動作する。
CPU9から弁閉制御信号(第6図(b))を受け取った
弁駆動回路6は、上述の場合と逆に出力端子dをHレベ
ル、出力端子cをLレベルにして、ソレノイド10のコ
イルLに対して出力端子dから出力端子cの方向に所定
時間直流弁閉駆動電流(第6図(d))を流す。このこと
によって上述したように可動片10が駆動されてガス
遮断弁1が弁閉状態となる(第6図(e))。次にステッ
プS2に進み、アンサバックストローブ信号を所定時間
出力し(第6図(f))、正弦発振器7の発振を開始させ
て正弦波電流を所定時間出力させると共に、アナログス
イッチSW,SWを所定時間オンにする。該正弦波
電流はアナログスイッチSW,SWを通じてコイル
Lと検出抵抗Rに流される。コイルLに流れる前と後
の正弦波電流は、コイルLの一端の電圧Vxz(第6図
(g))と検出抵抗Rの両端電圧Vyz(第6図(h))とに
よりそれぞれ検出される。該検出された電圧Vxz(第6
図(h))と検出電圧Vyz(第6図(g))とが入力される位
相差検出回路8は、両者の位相を比較し、位相差が所定
量以上あるかどうかを検出し、該検出結果に応じたアン
サバック信号を出力する。
CPU9はステップS2の実行後ステップS3に進み、
位相差検出回路8からのアンサバック信号を読み込み、
続くステップS4において該読み込んだアンサバック信
号によりガス遮断弁1が弁閉状態となったかどうかを判
断する。
第6図(g),(h)に示すように、コイルLに流れる正弦波
電流は元の正弦波電流に対して位相遅れを生じるが、弁
開状態における電圧Vxzに対する検出電圧Vyzの位相遅
れ(時間遅れ)Δtは、弁閉状態における位相遅れΔ
に比して大きい。そこで、位相差検出回路8はこの
弁開状態と弁閉状態における位相差を検出し、両者にお
いて異なるアンサバック信号を出力する。そしてCPU
9は、このアンサバック信号に基づきガス遮断弁1が弁
開制御信号或いは弁閉制御信号の出力後に、弁開状態或
いは弁閉状態になったかどうかを判断する。
第7図は上記位相差検出回路8の具体的な回路例を示
し、同図において、レベル比較器81にはコイルLに流
す前の正弦波電流の正弦波電圧Vxzと、抵抗R,R
により設定される基準電圧がそれぞれ入力され、レベル
比較器82にはコイルLに流した後の正弦波電流の検出
抵抗Rにより検出された検出電圧Vyzと、抵抗R
により設定される基準電圧がそれぞれ入力される。
レベル比較器81の出力は遅延回路83を通してRS−
フリップフロップ84(以下RS−FFという)のセッ
ト端子に入力され、レベル比較器82の出力は直接RS
−FF84のリセット端子に入力される。該RS−FF
84の出力Qにアンサバック信号が出力される。
上記遅延回路83の遅延時間は、弁閉状態においてコイ
ルLに流される正弦波電流と、元の正弦波電流との位相
差(第6図(h)のΔt)に等しくなるように設定す
る。
以上の構成において、その動作を第8図(a)〜(f)の各部
波形図を参照して説明する。レベル比較器81,82に
は、上述のように正弦波の電圧Vxz及びVyz(第8図
(a),(b))がそれぞれ入力され、ここで基準電圧とそれ
ぞれ比較されることによって、レベル比較器81店82
の出力に正弦波電圧Vxz,Vyzに周期に応じたパルス信
号が出力される(第8図(c),(d))。このうちレベル比
較器81よりの出力は遅延回路83によりΔt遅延さ
れる(第8図(e))。従って、弁閉状態において遅延回
路83を通過したパルス信号とレベル比較器82より出
力される検出抵抗Rの両端電圧に基づくパルス信号と
は同相となり、この両パルス信号がRS−FF84のセ
ット端子とリセット端子に同時に入力される。このた
め、RS−FFの出力QはLレベルを維持し、Lレベル
のアンサバック信号が出力される(第8図(f))。
一方、弁開状態においては、レベル比較器81からのパ
ルス信号とレベル比較器82からのパルス信号の位相差
Δtは前記Δtより十分に大きいため、遅延時間Δ
の遅延回路83を通過したレベル比較器81からの
パルス信号とレベル比較器82からのパルス信号との間
には、依然として位相差Δtが存在するようになる
(第8図(e))。従って、RS−FF84はまずそのセ
ット端子に遅延回路83からのパルス信号が入力されて
セット状態となり、次にΔt後にリセット端子にレベ
ル比較器82からのパルス信号が入力されて再びリセッ
ト状態となる。よって、弁開状態ではRS−FF84の
出力Qより一定時間Hレベルとなるアンサバック信号が
出力される(第8図(f))。
なお、コイルLに供給する交流電流としては、正弦波の
他に矩形波や三角波が考えられるが、このような波形は
時間に対する変化の割合が急激或いは一定であるので、
コイルLに流れる交流電流の元の交流電流に対する位相
遅れが生じにくく、弁開状態と弁閉状態を検出するため
の位相差の判断を難しくするので、正弦波電流を用いる
ことが望ましい。
上記正弦波電流の周波数は、ソレノイド10の磁気回路
の構造などに応じて適宜設定される。
〔効果〕
以上説明したように本発明によれば、ソレノイドのコイ
ルに流れた交流信号の位相がそのインダクタンス成分に
より元の交流信号に対して遅れ、またこの位相の遅れ量
がソレノイドの動作状態によって変化する損失係数に依
存していることに着目して、ソレノイドのコイルに流れ
た前記交流信号と元の交流信号との位相差を検出し、該
検出した位相差によりソレノイドの動作状態を検出する
ようにしているので、ソレノイドの動作状態を面倒な調
整を必要とすることなく、検出精度及び信頼性の向上が
図られている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるソレノイドの動作状態検出装置の
一実施例を示す回路ブロック図、 第2図乃至第4図は本発明の動作原理を説明するための
説明図、 第5図は第1図中のCPUが行う仕事を示すフローチャ
ート図、 第6図は第1図の各部の波形を示す図、 第7図は第1図中の一部分の具体的回路構成を示す回路
図、 第8図は第7図の各部の波形を示す図である。 7……正弦波発振器(交流信号発生手段)、8……位相
差検出回路(位相差検出手段)、10……ラッチングソ
レノイド(ソレノイド)、L……コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソレノイドの可動片を第1から第2の状態
    に、又は第2から第1の状態にそれぞれ駆動する第1又
    は第2の駆動電流をソレノイドのコイルに流した後のソ
    レノイドの動作状態を検出するソレノイドの動作状態検
    出装置において、 前記第1又は第2の駆動電流をソレノイドのコイルに流
    した後、ソレノイドのコイルに交流信号を流す交流信号
    出力手段と、 前記ソレノイドのコイルに流れた前記交流信号と前記交
    流信号出力手段から出力される交流信号との位相差を検
    出する位相差検出手段とを備え、 該位相差検出手段により検出した位相差によりソレノイ
    ドの動作状態を検出する、 ことを特徴とするソレノイドの動作状態検出装置。
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