JPH0629822Y2 - カード搬送装置 - Google Patents

カード搬送装置

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JPH0629822Y2
JPH0629822Y2 JP16872188U JP16872188U JPH0629822Y2 JP H0629822 Y2 JPH0629822 Y2 JP H0629822Y2 JP 16872188 U JP16872188 U JP 16872188U JP 16872188 U JP16872188 U JP 16872188U JP H0629822 Y2 JPH0629822 Y2 JP H0629822Y2
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card
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哲也 本多
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Nippon Conlux Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、カードに記録された情報の読取り、あるい
はカードへの情報の書き込み等の処理を行う情報記録再
生装置に関し、特に、カードとして光カードを使用する
光学的情報記録再生装置のカード搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、光ビーム(レーザービーム)を使用して情報を書
き込み、また光ビームを使用して記録された情報を読取
る光学的情報記録再生装置の記録媒体としてカード形状
の光カードが提案されている。一方、上述した光学的情
報記録再生装置において、光カードに記録された情報を
読取り、また書込むためには、情報を書込みまた読取る
光ヘッドに対し光カードを相対的に移動させることが必
要である。そこで、光カードを使用する光学的情報記録
再生装置では従来、第4図の概念斜視図に示すようなカ
ード搬送装置1が提案されている。
この従来のカード搬送装置1は、所定間隔を設け互いに
平行で、しかも同一方向へ向けて配設された一対のガイ
ド軸2、3と、この一対のガイド軸2、3上を、当該ガ
イド軸2、3の延出方向に沿って摺動するテーブル4と
から構成されており、光カード5はこのテーブル4上に
位置決め支承される。一方、このテーブル4にはその下
面に一対の軸受部材6、7が互いに平行して固着されて
おり、この軸受部材6、7にはそれぞれ前記ガイド軸
2、3を嵌挿する軸受孔6a、7aが一対づつ形成され
ている。
そして、前記テーブル4は、当該テーブル4下面に固着
されたラック11と該ラック11に歯合するピニオン1
2、及び当該ピニオン12を駆動するモータ13等から
なるテーブル移動手段14により、前記ガイド軸2、3
の延出方向(矢印A方向)に沿って往復走行する。
一方、光ヘッド8は、前記テーブル4の一対のガイド軸
2、3に対し平行でしかも直角方向となるように配設さ
れたガイド軸9に支承されており、また、光ヘッド8は
ウォームギャ10からなる駆動手段により、ガイド軸9
に沿ってテーブル4の移動方向に対し直角方向(矢印B
方向)に走行する。
そして、上述したテーブル4の往復走行と、このテーブ
ル4の移動方向に対し直角方向に走行する光ヘッド8と
の相対的な位置変化により、光ヘッド8は光カード5の
上面に形成された記憶領域5a面をスキャンして情報を
読取り、また光ヘッド8によって記憶領域5a内に情報
を書き込むように構成されている。
なお、光カード5の記憶領域5aに記録される情報単位
(以下ピットと言う)の記録幅(トラックピッチ)は極
めて狭く(10〜12μm程度)、このため、情報の書
込み及び読取の際はテーブル4と光ヘッド8との間の相
対的な位置合せ精度は極めて高いものが要求されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来のカード搬送装置1によると、
テーブル移動手段14はバックラッシュを有するラック
11とピニオン12とから構成されているので、このバ
ックラッシュが原因となって、特にモータ13の駆動ス
タート及び停止時に、テーブル移動手段14に振動が発
生し易く、このためこのテーブル移動手段14に発生し
た振動がラック11を介してテーブル4に伝達されると
テーブル4と光ヘッド8との間の相対的な位置合せ精度
が低下し、光ヘッド8による正常な情報の読取り及び書
込みが不可能となる虞があった。
この考案は上述した事情に鑑み、カードを走行させるテ
ーブルに、振動を可及的に与えないようにしたカード搬
送装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を達成するため、この考案では、カードを
保持するテーブルをガイド軸に沿って往復走行させるテ
ーブル移動手段を、前記ガイド軸の長手方向に沿って前
記テーブルに張設された弾性体のベルトと、該ベルトの
一側面に隣接して配設された駆動軸と、該駆動軸に対向
する前記ベルトの他側面に隣接し、かつ前記ベルトの他
側面に離接自在に配設されたピンチローラと、前記テー
ブルの走行時に前記ピンチローラを前記ベルトの他側面
に圧接させ、かつ前記テーブルの非走行時に前記ピンチ
ローラを前記ベルトの他側面から離間させるローラ離接
手段とにより構成している。
〔作用〕
上述したテーブル移動手段によると、テーブルは駆動軸
とピンチローラ間に挟持された弾性体のベルトにより往
復走行されるので、走行時における駆動軸とピンチロー
ラ間に発生する振動は弾性体のベルトにより吸収され
る。また、ローラ離接手段により、ピンチローラはテー
ブルの走行時のみベルトに圧接されるので、弾性体のベ
ルトと駆動軸、及び弾性体のベルトとピンチローラとの
間の経年変化に起因する各要素の接着が可及的に排除さ
れるので、特にテーブル移動手段を構成する各要素の接
着に基ずくベルトの振動発生も可及的に排除されること
となる。
〔実施例〕
以下、この考案に係わるカード搬送装置の一実施例を詳
述する。
第1図はこの考案に係わるカード搬送装置20を示す概
念斜視図で第4図と同一部分を同一符号で示す。
このカード搬送装置20は、テーブル4の先端と後端の
下面で、しかもテーブル4長手方向の中心軸上には一対
の軸受部材21、22が固着されいる。またこの軸受部
材21、22にはテーブル4長手方向の中心軸に沿って
軸受孔21a、22aが形成され、この軸受孔21a、
22a内にはテーブル4をその長手方向に沿って案内す
る一本のガイド軸23が嵌挿している。
一方、前記ガイド軸23を中心とする左右の対称な位置
には、ガイド軸23から所定間隔を設け、しかも該ガイ
ド軸23と平行で、かつ前記ガイド軸23の延出方向と
同一方向に沿って一対の軸24、25が配設されてい
る。また、前記テーブル4の下面にはテーブル4の先端
側と後端側に一対の板バネ26、27が固着され、各板
バネ26、27の両端部26a、27a下面は前記一対
の軸24、25の上面に常時圧接している。
なお、図示は省略しているが、テーブル4の上面には従
来と同様に光カード及びこの光カードをテーブル4上に
保持するホルダ等が配設されていることは言うまでもな
い。
一方、上述したテーブル4をガイド軸23に沿って往復
走行させるテーブル移動手段30は、前記一対の軸受部
材21、22の下面間に張設された弾性体のベルト31
と、このベルト31の上面に隣接して配設され、モータ
32により回動する駆動軸33と、この駆動軸33に対
向する前記ベルト31の下面に隣接し、かつ該ベルト3
1の下面に離接自在に配設されたピンチローラ34と、
前記テーブル4の走行時に前記ピンチローラ34を前記
ベルト31の下面に圧接させ、かつ前記テーブル4の非
走行時には前記ピンチローラ34を前記ベルト31の下
面から離間させるローラ離接手段35とから構成されて
いる。このうち、前記ピンチローラ34は一端が軸36
を中心に回動自在に支承された一対のアーム37の略中
間部分に回動自在に支承されており、このアーム37の
先端には、ローラ38が回動自在に支承されている。ま
た、前記ローラ離接手段35は、前記ローラ38の下面
にスライド自在に嵌挿される上面が円弧形状をなしたス
ライダ39と、このスライダ39の操作40に連結
し、スライダ39を前記ガイド軸23の延出方向に沿っ
てスライドさせるソレノイドプランジャ41とから構成
されている。
次に上述したテーブル移動手段30の作用を説明し、併
せて本願考案に係わるカード搬送装置20の構成をより
詳細に説明する。
第1図の要部縦断面図で示す第2図のように、テーブル
4を走行させる際に、ローラ離接手段30のプランジャ
41により、スライダ39を図面の右側へスライドさせ
ると、ピンチローラ34を支承するアーム37の先端に
支承されたローラ38は、スライダ39に形成された円
弧形状の上面39aに沿って、軸36を中心に時計方向
へ回動し、このためアーム37に支承されたピンチロー
ラ34は上方へ移動してベルト31の下面に圧接する。
このようにピンチローラ34が上方へ移動してベルト3
1の下面に圧接すると、弾性体のベルト31は駆動軸3
3とピンチローラ34との間に押圧挟持されるので、こ
の状態で駆動軸33が回動すると、テーブル4はガイド
軸23の延出方向に沿って往復走行することとなる。な
お、このようなテーブル4の往復走行の際に、駆動軸3
3、及びピンチローラ34に振動が発生しても、その振
動は弾性体のベルト31に吸収されるので、その振動が
テーブル4に伝達されることは可及的に排除されること
となる。
一方、第1図の要部縦断面図で示す第3図のように、テ
ーブル4の非走行時に、離接手段30のプランジャ41
により、スライダ39を図面の左側にスライドさせる
と、ピンチローラ34を支承するアーム37の先端に支
承されたローラ38は、スライダ39に形成された円弧
形状の上面39aに沿って、軸36を中心に反時計方向
へ回動するので、アーム37に支承されたピンチローラ
34は下方へ移動し、ベルト31との圧接が解除され、
このため例え駆動軸33が回動してもテーブル4は往復
走行することはない。
なお、上述した弾性体のベルト31を使用したテーブル
移動手段30によると、常時、弾性体のベルト31を駆
動軸33とピンチローラ34との間に押圧挟持させた場
合は、弾性体のベルト31と駆動軸33及びピンチロー
ラ34とが経年変化によって接着し、いざテーブル4を
走行させようとする際に、この接着が原因となってスタ
ート時及び走行時にベルト31に振動が発生する虞があ
るが、上述したローラ離接手段35によると、テーブル
4の非走行時には、弾性体のベルト31と駆動軸33及
びピンチローラ34とは密着しないのでこのような経年
変化に基づく接着が可及的に排除され、このためテーブ
ル移動手段を構成する各要素の接着に起因するスタート
時及び走行時におけるベルトの振動発生も可及的に排除
されることとなる。
なお、上記実施例では、第2図に示すように前記テーブ
ル4の下面には板バネ26、27が固着され、しかもこ
の板バネ26、27の両端部26a、27aは摺動軸2
4、25上面に圧接しているので、この板バネ26、2
7の押圧力によって、テーブル4はガイド軸23に対し
相対的に上方へ移動し、このためテーブル4はガイド軸
23の特定部分と軸受孔21a、22aの特定部分が常
時圧接する基準位置に強制的に位置決めされている。
従って、テーブル4のガイド軸23に沿う走行時に、外
部から加わる振動及び駆動系の振動等の要因によりテー
ブル4が軸受孔21a、22aとガイド軸23との間に
形成されるガタt(第2図)の範囲内でその姿勢を変化
させようとしても、テーブル4は板バネ26、27の押
圧力によって、基準位置に強制的に位置決めされるの
で、ガタの範囲内でテーブル4の姿勢が変位することは
なく、例えテーブル4の姿勢が変化したとしても、板バ
ネ26、27の押圧力によって、基準姿勢に強制的に復
帰されることとなる。
なお、上記実施例では光カードを搬送させるカード搬送
装置に本願考案を適用したものについて述べたが、勿論
この考案は上記実施例に限定されることなく、例えば磁
気カードを使用し、書込み及び読取りヘッドとして磁気
ヘッドを使用する情報記録再生装置のカード搬送装置に
適用しても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案に係わるカード搬送装置
ではテーブル移動手段を、ガイド軸の長手方向に沿って
前記テーブルに張設された弾性体のベルトと、該ベルト
を挟持し搬送する駆動軸及びピンチローラと、このピン
チローラをベルトに対し圧接自在とするローラ離接手段
とにより構成したため、テーブル移動手段に発生する振
動が可及的に吸収され、このため読取及び書込みヘッド
とテーブル、即ち読取及び書込みヘッドとカードの記憶
領域との間の相対的な位置合せ精度が向上し、このため
読取及び書込みヘッドによる情報の読取り及び書込みの
誤動作が可及的に排除されて、正確な情報の読取り及び
書込み動作を行う情報記録再生装置を提供することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係わるカード搬送装置の概念斜視
図、第2図及び第3図は第1図の要部縦断面図、第4図
は従来のカード搬送装置を示す概念斜視図である。 4……テーブル、20……カード搬送装置、30……テ
ーブル移動手段、31……ベルト、33……駆動軸、3
4……ピンチローラ、35……ローラ離接手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードを保持するテーブルを、テーブル移
    動手段によりガイド軸に沿って往復走行させるようにし
    たカード搬送装置において、 前記テーブル移動手段は、 前記ガイド軸の長手方向に沿って前記テーブルに張設さ
    れた弾性体のベルトと、 該ベルトの一側面に隣接して配設された駆動軸と、 該駆動軸に対向する前記ベルトの他側面に隣接し、かつ
    前記ベルトの他側面に離接自在に配設されたピンチロー
    ラと、 該ピンチローラを前記ベルトの他側面に圧接させ、かつ
    前記ベルトの他側面から離間させるローラ離接手段と、 を具えたことを特徴とするカード搬送装置。
JP16872188U 1988-12-27 1988-12-27 カード搬送装置 Expired - Fee Related JPH0629822Y2 (ja)

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US07/454,766 US5189661A (en) 1988-12-27 1989-12-21 Card carrier
AU47236/89A AU612919B2 (en) 1988-12-27 1989-12-22 Card carrier
KR1019890019396A KR930002355B1 (ko) 1988-12-27 1989-12-23 카드 반송장치
CA002006740A CA2006740C (en) 1988-12-27 1989-12-27 Card carrier
DE68922711T DE68922711T2 (de) 1988-12-27 1989-12-27 Kartenträger.
EP89313601A EP0376688B1 (en) 1988-12-27 1989-12-27 Card carrier

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