JPH06297762A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH06297762A JPH06297762A JP9133993A JP9133993A JPH06297762A JP H06297762 A JPH06297762 A JP H06297762A JP 9133993 A JP9133993 A JP 9133993A JP 9133993 A JP9133993 A JP 9133993A JP H06297762 A JPH06297762 A JP H06297762A
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- light amount
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- signal
- light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スキャナモータのリンギングの影響を受ける
ことなく高精度のレーザ駆動電流設定を行うことができ
る画像形成装置の提供。 【構成】 レーザビームプリンタ101において、スキ
ャナモータ14駆動とともに光量制御(APC)を開始
し、スキャナモータ14が所定回転数に達した後、半導
体レーザ6をパルス発光させ、このときの光量を検出し
て駆動電流を設定する。
ことなく高精度のレーザ駆動電流設定を行うことができ
る画像形成装置の提供。 【構成】 レーザビームプリンタ101において、スキ
ャナモータ14駆動とともに光量制御(APC)を開始
し、スキャナモータ14が所定回転数に達した後、半導
体レーザ6をパルス発光させ、このときの光量を検出し
て駆動電流を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、特
にレーザプリンタの光量制御に関するもので、スキャナ
モータ立ち上げ時に生じるリンギングの影響を受けるこ
となく光量制御を行い、かつ、光量制御時間の短縮を図
るものである。
にレーザプリンタの光量制御に関するもので、スキャナ
モータ立ち上げ時に生じるリンギングの影響を受けるこ
となく光量制御を行い、かつ、光量制御時間の短縮を図
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置にはレーザプリンタ、
LEDプリンタ等があり、コンピュータ等の外部機器の
印字命令に従い記録紙をペーパカセットなどの記録紙格
納部より給紙し、レジストローラ等の同期搬送手段によ
り記録紙の搬送タイミングとビデオコントローラからの
画像情報送出タイミングを同期させて搬送し、画像記録
を行っている。
LEDプリンタ等があり、コンピュータ等の外部機器の
印字命令に従い記録紙をペーパカセットなどの記録紙格
納部より給紙し、レジストローラ等の同期搬送手段によ
り記録紙の搬送タイミングとビデオコントローラからの
画像情報送出タイミングを同期させて搬送し、画像記録
を行っている。
【0003】図8は従来技術のレーザプリンタ101の
構成図であり、図9はその動作を示すタイミングチャー
トである。これらの図面を併せて参照してレーザプリン
タ101の動作を説明する。ビデオコントローラ部28
は、RDY信号がTRUEであることを確認するとPR
INT信号をTRUEとする。
構成図であり、図9はその動作を示すタイミングチャー
トである。これらの図面を併せて参照してレーザプリン
タ101の動作を説明する。ビデオコントローラ部28
は、RDY信号がTRUEであることを確認するとPR
INT信号をTRUEとする。
【0004】プリント制御部26は、PRINT信号が
TUREとなると、メインモータ23、およびスキャナ
モータ14の駆動を開始する。メインモータ23を駆動
すると、感光ドラム17、定着ローラおよび排紙ローラ
11が回転する。この後、光量制御と一次帯電19、現
像器20、転写帯電器21の高圧の駆動も順次行う。
TUREとなると、メインモータ23、およびスキャナ
モータ14の駆動を開始する。メインモータ23を駆動
すると、感光ドラム17、定着ローラおよび排紙ローラ
11が回転する。この後、光量制御と一次帯電19、現
像器20、転写帯電器21の高圧の駆動も順次行う。
【0005】プリンタ制御部26は、スキャナモータ1
4の回転が定常状態となるとt1秒給紙クラッチ24を
ONして給紙ローラ15を駆動し、記録紙Sをレジスト
ローラ対16に向けて給紙する。そして、プリンタ制御
部26は、記録紙Sの先端がレジストローラ対に到達す
るタイミングでVSREQ信号をビデオコントローラ部
28に送出すると共にローラクラッチ24をOFFし、
給紙ローラ15の駆動を停止する。
4の回転が定常状態となるとt1秒給紙クラッチ24を
ONして給紙ローラ15を駆動し、記録紙Sをレジスト
ローラ対16に向けて給紙する。そして、プリンタ制御
部26は、記録紙Sの先端がレジストローラ対に到達す
るタイミングでVSREQ信号をビデオコントローラ部
28に送出すると共にローラクラッチ24をOFFし、
給紙ローラ15の駆動を停止する。
【0006】ビデオコントローラ部28は、画像情報の
ドットイメージへの展開を終えてVDO信号の出力の準
備が完了すると、VSREQ信号がTRUEであること
を確認し、VSYNC信号をTRUEとし、これを同期
してtv秒後に1頁分の画像データとしてVDO信号の
出力を開始する。
ドットイメージへの展開を終えてVDO信号の出力の準
備が完了すると、VSREQ信号がTRUEであること
を確認し、VSYNC信号をTRUEとし、これを同期
してtv秒後に1頁分の画像データとしてVDO信号の
出力を開始する。
【0007】この時、プリンタ制御部26は、VSYN
C信号の立上りからt3秒後にレジストローラクラッチ
25をONしレジストローラ対を駆動している。レジス
トローラ対16の駆動は、記録紙Sの後端がレジストロ
ーラ対16を通過するまでの時間t4秒間行われる。
C信号の立上りからt3秒後にレジストローラクラッチ
25をONしレジストローラ対を駆動している。レジス
トローラ対16の駆動は、記録紙Sの後端がレジストロ
ーラ対16を通過するまでの時間t4秒間行われる。
【0008】また、この間プリンタ制御部26は、HS
YNC信号をレーザ走査に同期した所定タイミングでビ
デオコントローラ部28に送出すると共に、VDO信号
に基づいて感光ドラム17上を走査するレーザ光を変調
する。
YNC信号をレーザ走査に同期した所定タイミングでビ
デオコントローラ部28に送出すると共に、VDO信号
に基づいて感光ドラム17上を走査するレーザ光を変調
する。
【0009】また、更に次頁のプリントを行う場合は、
t5秒後に再びPRINT信号をTUREとする。その
後は1頁目と同様の動作が行われる。
t5秒後に再びPRINT信号をTUREとする。その
後は1頁目と同様の動作が行われる。
【0010】このような、プリンタ制御部26およびビ
デオコントローラ部28の動作により記録紙Sは、給紙
ローラ15、レジストローラ対16、画像記録部18、
定着器19、排紙ローラ11への順次搬送され画像記録
がなされる。
デオコントローラ部28の動作により記録紙Sは、給紙
ローラ15、レジストローラ対16、画像記録部18、
定着器19、排紙ローラ11への順次搬送され画像記録
がなされる。
【0011】次にレーザ光量制御に関する説明を行う。
レーザダイオードに供給する電流と光出力の関係は、レ
ーザダイオードに異なり、しかもレーザダイオード自体
の発熱によっても異なるため単なるオープンループの定
電流制御でレーザ発光させることはできない。そのた
め、その光出力をモニタし、所望の光出力レベルが得ら
れるように制御することが必要である。この制御をAP
C(自動光量制御)という(以下APCと称す)。
レーザダイオードに供給する電流と光出力の関係は、レ
ーザダイオードに異なり、しかもレーザダイオード自体
の発熱によっても異なるため単なるオープンループの定
電流制御でレーザ発光させることはできない。そのた
め、その光出力をモニタし、所望の光出力レベルが得ら
れるように制御することが必要である。この制御をAP
C(自動光量制御)という(以下APCと称す)。
【0012】図10はAPCを行うレーザ制御回路を示
す。このレーザ制御回路は定電流回路1とスイッチング
回路2と増幅器3とから構成されている。定電流回路1
は電圧−電流変換器であり制御装置からの光量信号4に
応じた電流Iを流す。これをレーザ点灯信号5でスイッ
チングするための回路がスイッチング回路2である。こ
のスイッチング回路2の動作に応じてレーザダイオード
6が発光する。この発光量をフォトダイオード7で電流
値とし取りだし抵抗8で電圧信号に変換する。電圧値と
して取り出した発光量は、増幅器3で増幅し発光量信号
9となる。制御装置CPU10は発光量信号をモニタし
ながら光量信号4のレベルを上げていく。
す。このレーザ制御回路は定電流回路1とスイッチング
回路2と増幅器3とから構成されている。定電流回路1
は電圧−電流変換器であり制御装置からの光量信号4に
応じた電流Iを流す。これをレーザ点灯信号5でスイッ
チングするための回路がスイッチング回路2である。こ
のスイッチング回路2の動作に応じてレーザダイオード
6が発光する。この発光量をフォトダイオード7で電流
値とし取りだし抵抗8で電圧信号に変換する。電圧値と
して取り出した発光量は、増幅器3で増幅し発光量信号
9となる。制御装置CPU10は発光量信号をモニタし
ながら光量信号4のレベルを上げていく。
【0013】図11のフローチャートは、このAPC動
作を示す。この制御はレーザ強制点灯信号をアクティブ
した後、発光量信号をモニタし、発光量が所望の値より
低い場合には光量信号のレベルを1ステップ上げ、逆に
所望の値より高い場合には光量信号のレベルを1ステッ
プ下げる。また発光量が所望の値になっていればAPC
動作を終了する。この間レーザビームが走査するのは図
11の矢印に相当する部分にあたる。
作を示す。この制御はレーザ強制点灯信号をアクティブ
した後、発光量信号をモニタし、発光量が所望の値より
低い場合には光量信号のレベルを1ステップ上げ、逆に
所望の値より高い場合には光量信号のレベルを1ステッ
プ下げる。また発光量が所望の値になっていればAPC
動作を終了する。この間レーザビームが走査するのは図
11の矢印に相当する部分にあたる。
【0014】APCは画像形成の一番最初に行うだけで
なく、連続で複数枚記録する場合には用紙と用紙の間に
相当する部分でも行う。また、図13に示すようにAP
Cを画像領域外で行う場合もある。この方法は1ライン
ごとに光量レベルを保証する場合や用紙と用紙の間で図
12のような線を出すことが画像形成に影響を及ぼす場
合などに用いられる。
なく、連続で複数枚記録する場合には用紙と用紙の間に
相当する部分でも行う。また、図13に示すようにAP
Cを画像領域外で行う場合もある。この方法は1ライン
ごとに光量レベルを保証する場合や用紙と用紙の間で図
12のような線を出すことが画像形成に影響を及ぼす場
合などに用いられる。
【0015】
【発明が解決しようとしている課題】上記従来例では、
光量制御は、スキャナモータ14が駆動し始め回転数が
一定の値を越えることを確認した上で動作を行っている
(図7)。そのため規定値r1以降にスキャナモータ1
4の回転動作にリンギングが生じた場合に、スキャナモ
ータ14が正常であるにもかかわらず、周期検出手段に
おいて誤検知を行いエラーメッセージを送出してしま
う。
光量制御は、スキャナモータ14が駆動し始め回転数が
一定の値を越えることを確認した上で動作を行っている
(図7)。そのため規定値r1以降にスキャナモータ1
4の回転動作にリンギングが生じた場合に、スキャナモ
ータ14が正常であるにもかかわらず、周期検出手段に
おいて誤検知を行いエラーメッセージを送出してしま
う。
【0016】本発明の目的は、上記のような点を鑑み、
スキャナモータのリンギングの影響が及ぼすことなく簡
易な制御で光量制御を行うことができる画像形成装置を
提供する事にある。
スキャナモータのリンギングの影響が及ぼすことなく簡
易な制御で光量制御を行うことができる画像形成装置を
提供する事にある。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、初期の光量制御の動作をスキャナモータの駆動を開
始すると同時に行い光量値を設定する動作、スキャナモ
ータの回転動作でリンギングが生じている期間はレーザ
点灯をOFFにする動作、リンギングおさまった後と一
枚目の印字の間にパルス発光による光量制御を行う動作
をシーケンス上に設けることにより、リンギングの影響
による誤検知を行うことなく精細な光量制御を行うこと
ができるものである。
ば、初期の光量制御の動作をスキャナモータの駆動を開
始すると同時に行い光量値を設定する動作、スキャナモ
ータの回転動作でリンギングが生じている期間はレーザ
点灯をOFFにする動作、リンギングおさまった後と一
枚目の印字の間にパルス発光による光量制御を行う動作
をシーケンス上に設けることにより、リンギングの影響
による誤検知を行うことなく精細な光量制御を行うこと
ができるものである。
【0018】
【実施例】本発明の第1の実施例について説明する。
【0019】図1に第1の実施例の動作手順を示す。
【0020】初期の光量制御の動作をスキャナモータの
駆動が規定回転数に到達するのを待たず、スキャナモー
タの駆動を開始すると同時に行い始める。この初期の光
量制御においては、発光量が所望の値より低い場合には
光量信号のレベルを1ステップ上げ、発光量が規定の値
以上となっていれば光量制御動作を終了し、設定した値
を記録しておくといった動作を行う。この間のレーザ光
量変動は図2のA1に相当する。
駆動が規定回転数に到達するのを待たず、スキャナモー
タの駆動を開始すると同時に行い始める。この初期の光
量制御においては、発光量が所望の値より低い場合には
光量信号のレベルを1ステップ上げ、発光量が規定の値
以上となっていれば光量制御動作を終了し、設定した値
を記録しておくといった動作を行う。この間のレーザ光
量変動は図2のA1に相当する。
【0021】この初期の光量制御の動作終了後、リンギ
ングが生じている期間中、プリンタ制御部からのレーザ
光量の値を定めるD/A信号(図5:APCOUT)を
0Vとし、レーザの点灯をOFFすることにより、周期
検出手段がエラーと検知する程の過剰のリンギングが生
じた場合においても、誤検知を防ぐことが可能となる。
この間のレーザ光量の変動は図2のA2に相応する。
ングが生じている期間中、プリンタ制御部からのレーザ
光量の値を定めるD/A信号(図5:APCOUT)を
0Vとし、レーザの点灯をOFFすることにより、周期
検出手段がエラーと検知する程の過剰のリンギングが生
じた場合においても、誤検知を防ぐことが可能となる。
この間のレーザ光量の変動は図2のA2に相応する。
【0022】リンギングがおさまった後と一枚目の印字
を行う間に、十分レーザダイオードが冷えた状態で再度
数十μs程度のパルス発光による光量制御手段を設け光
量設定を行う。この光量設定においては初期の光量制御
で得られた設定値で光らせ始め、発光量が所望の値より
低い場合には、光量信号のレベルを1ステップ上げ、発
光量が所望の値より高い場合には光量信号のレベルを1
ステップ下げる。発光量が所望の値になっていれば光量
設定の動作を終了するといった動作を行う。この光量制
御を行うことによりレーザダイオードのドループ特性の
影響が及ぶことなく光量設定が行える。この間のレーザ
光量変動は図2のA3に相当する。
を行う間に、十分レーザダイオードが冷えた状態で再度
数十μs程度のパルス発光による光量制御手段を設け光
量設定を行う。この光量設定においては初期の光量制御
で得られた設定値で光らせ始め、発光量が所望の値より
低い場合には、光量信号のレベルを1ステップ上げ、発
光量が所望の値より高い場合には光量信号のレベルを1
ステップ下げる。発光量が所望の値になっていれば光量
設定の動作を終了するといった動作を行う。この光量制
御を行うことによりレーザダイオードのドループ特性の
影響が及ぶことなく光量設定が行える。この間のレーザ
光量変動は図2のA3に相当する。
【0023】以上の処理を行うことによりスキャナモー
タのリンギングの影響を受けることなく、正確な光量制
御を行うことが可能となる。
タのリンギングの影響を受けることなく、正確な光量制
御を行うことが可能となる。
【0024】本発明の第2の実施例について説明する。
【0025】図3に第2の実施例の動作手順を示す。
【0026】初期の光量制御の動作をスキャナモータの
駆動が規定回転数に到達するのを待たず、ポリゴンモー
タの駆動を開始すると同時に行い始める。この初期の光
量制御においては、発光量が所望の値より低い場合には
光量信号のレベルを1ステップ上げ、発光量が規定の値
以上となっていれば光量制御動作を終了し、設定した値
を記録しておくといった動作を行う。この間のレーザ光
量変動は図4のB1に相当する。
駆動が規定回転数に到達するのを待たず、ポリゴンモー
タの駆動を開始すると同時に行い始める。この初期の光
量制御においては、発光量が所望の値より低い場合には
光量信号のレベルを1ステップ上げ、発光量が規定の値
以上となっていれば光量制御動作を終了し、設定した値
を記録しておくといった動作を行う。この間のレーザ光
量変動は図4のB1に相当する。
【0027】この初期の光量制御の動作終了後、リンギ
ングが生じている期間中、プリンタ制御部からのレーザ
光量の値を定めるD/A信号(図5:APCOUT)を
0Vとし、レーザの点灯をOFFすることにより、周期
検出手段がエラーと検知する程の過剰のリンギングが生
じた場合においても、誤検知を防ぐことが可能となる。
この間のレーザ光量の変動は図4のB2に相応する。
ングが生じている期間中、プリンタ制御部からのレーザ
光量の値を定めるD/A信号(図5:APCOUT)を
0Vとし、レーザの点灯をOFFすることにより、周期
検出手段がエラーと検知する程の過剰のリンギングが生
じた場合においても、誤検知を防ぐことが可能となる。
この間のレーザ光量の変動は図4のB2に相応する。
【0028】リンギングがおさまった後と一枚目の印字
を行う間に、十分レーザダイオードが冷えた状態で再度
数十μs程度のパルス発光による光量制御手段を設け光
量設定を行う。この光量設定においては初期の光量制御
に数十μsという長い時間を要していることから、レー
ザドループ特性を考慮に入れ、初期で得られた設定値よ
り若干低い値で光らせ始める。そして、発光量が所望の
値より低い場合には、光量信号のレベルを1ステップ上
げ、発光量が所望の値より高い場合には光量信号のレベ
ルを1ステップ下げる。発光量が所望の値になっていれ
ば光量設定の動作を終了するといった動作を行う。この
光量制御を行うことによりレーザダイオードのドループ
特性の影響が及ぶことなく光量設定が行える。この間の
レーザ光量変動は図4のB3に相当する。
を行う間に、十分レーザダイオードが冷えた状態で再度
数十μs程度のパルス発光による光量制御手段を設け光
量設定を行う。この光量設定においては初期の光量制御
に数十μsという長い時間を要していることから、レー
ザドループ特性を考慮に入れ、初期で得られた設定値よ
り若干低い値で光らせ始める。そして、発光量が所望の
値より低い場合には、光量信号のレベルを1ステップ上
げ、発光量が所望の値より高い場合には光量信号のレベ
ルを1ステップ下げる。発光量が所望の値になっていれ
ば光量設定の動作を終了するといった動作を行う。この
光量制御を行うことによりレーザダイオードのドループ
特性の影響が及ぶことなく光量設定が行える。この間の
レーザ光量変動は図4のB3に相当する。
【0029】以上の処理を行うことによりスキャナモー
タのリンギングの影響を受けることなく、正確な光量制
御を行うことが可能となる。
タのリンギングの影響を受けることなく、正確な光量制
御を行うことが可能となる。
【0030】本発明の第3の実施例について説明する。
【0031】図1に第3の実施例の動作手順を示す。
【0032】初期の光量制御の動作をポリゴンモータの
駆動が規定回転数に到達するのを待たず、ポリゴンモー
タの駆動を開始すると同時に行い始める。この初期の光
量制御においては、発光量が所望の値より低い場合には
光量信号のレベルを1ステップ上げ、発光量が規定の値
以上になっていれば光量制御動作を終了し、設定した値
を記録しておくといった動作を行う。この間のレーザ光
量変動は図2のA1に相当する。
駆動が規定回転数に到達するのを待たず、ポリゴンモー
タの駆動を開始すると同時に行い始める。この初期の光
量制御においては、発光量が所望の値より低い場合には
光量信号のレベルを1ステップ上げ、発光量が規定の値
以上になっていれば光量制御動作を終了し、設定した値
を記録しておくといった動作を行う。この間のレーザ光
量変動は図2のA1に相当する。
【0033】次にプリンタ制御部とレーザドライバの通
信において、LONより優先順位の高いレーザOFF信
号(以下OFFと称する)を設け(図6)、リンギング
が生じている期間中、LOFFをアクセスしレーザの点
灯をOFFする。このような一連の動作を行うことによ
り、周期検出手段がエラーと検知する程の過剰のリンギ
ングが生じた場合においても、誤検知を防ぐことが可能
となる。この間のレーザ光量の変動は図2のA2に相応
する。
信において、LONより優先順位の高いレーザOFF信
号(以下OFFと称する)を設け(図6)、リンギング
が生じている期間中、LOFFをアクセスしレーザの点
灯をOFFする。このような一連の動作を行うことによ
り、周期検出手段がエラーと検知する程の過剰のリンギ
ングが生じた場合においても、誤検知を防ぐことが可能
となる。この間のレーザ光量の変動は図2のA2に相応
する。
【0034】リンギングがおさまった後と一枚目の印字
を行う間に、十分レーザダイオードが冷えた状態で再度
十μs程度のパルス発光による光量制御手段を設け光量
設定を行う。この光量設定においては初期の光量制御で
得られた設定値で光らせ始め、発光量が所望の値より低
い場合には、光量信号のレベルを1ステップ上げ、発光
量が所望の値より高い場合には光量信号のレベルを1ス
テップ下げる。発光量が所望の値になっていれば光量設
定の動作を終了するといった動作を行う。この光量制御
を行うことによりレーザダイオードのドループ特性の影
響が及ぶことなく光量設定が行える。この間のレーザ光
量変動は図2のA3に相当する。
を行う間に、十分レーザダイオードが冷えた状態で再度
十μs程度のパルス発光による光量制御手段を設け光量
設定を行う。この光量設定においては初期の光量制御で
得られた設定値で光らせ始め、発光量が所望の値より低
い場合には、光量信号のレベルを1ステップ上げ、発光
量が所望の値より高い場合には光量信号のレベルを1ス
テップ下げる。発光量が所望の値になっていれば光量設
定の動作を終了するといった動作を行う。この光量制御
を行うことによりレーザダイオードのドループ特性の影
響が及ぶことなく光量設定が行える。この間のレーザ光
量変動は図2のA3に相当する。
【0035】以上の処理を行うことによりスキャナモー
タのリンギングの影響を受けることなく、正確な光量制
御を行うことが可能となる。
タのリンギングの影響を受けることなく、正確な光量制
御を行うことが可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるスキャ
ナモータのリンギング特性を考慮にいれたシーケンスを
設けることにより、周期検出手段における誤検知を起こ
すことなく、光量の設定を行うことが可能となる。
ナモータのリンギング特性を考慮にいれたシーケンスを
設けることにより、周期検出手段における誤検知を起こ
すことなく、光量の設定を行うことが可能となる。
【0037】また、初期の光量制御をスキャナモータの
駆動と共に行うことから光量設定に有する時間の短縮、
つまりレーザプリンタの立ち上げ時間の短縮が可能とな
るという効果がある。
駆動と共に行うことから光量設定に有する時間の短縮、
つまりレーザプリンタの立ち上げ時間の短縮が可能とな
るという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図2】第1の実施例におけるスキャナモータ及び光量
制御の動作タイミング例を示す図である。
制御の動作タイミング例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】第2の実施例におけるスキャナモータ及び光量
制御の動作タイミング例を示す図である。
制御の動作タイミング例を示す図である。
【図5】第1、第2の実施例のレーザ駆動部の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】第3の実施例のレーザ駆動部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】従来技術の問題を説明するための図である。
【図8】一般的なレーザプリンタの構成図である。
【図9】図8に示されるレーザプリンタの動作を説明す
るための図である。
るための図である。
【図10】従来のAPCを行うレーザ制御回路を示す図
である。
である。
【図11】従来のAPC動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図12】APCの動作タイミングを説明するための図
である。
である。
【図13】APCの動作タイミングを説明するための図
である。
である。
6 レーザダイオード 7 フォトダイオード 10 CPU 14 ポリゴンモータ
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体レーザを利用して電子写真感光体
上に潜像を形成し該潜像を現像装置にて顕像化する電子
写真において、前記半導体レーザの発光量を検出する検
出手段、 前記検出手段の検出出力が目標値となるように半導体レ
ーザへの電流を印加し、レーザ光量を制御する制御手
段、 前記制御手段で得られた光量設定値を記録する記録手
段、 前記レーザ光量制御手段をスキャナモータの駆動と共に
開始する制御手段、 前記レーザ光量制御手段による光量設定の後、スキャナ
回転数が規定値に達してから一定の期間レーザ点灯を停
止する手段、を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9133993A JPH06297762A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9133993A JPH06297762A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297762A true JPH06297762A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=14023668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9133993A Withdrawn JPH06297762A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06297762A (ja) |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP9133993A patent/JPH06297762A/ja not_active Withdrawn
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