JPH06297678A - 取手付き製品の印刷機 - Google Patents

取手付き製品の印刷機

Info

Publication number
JPH06297678A
JPH06297678A JP8422893A JP8422893A JPH06297678A JP H06297678 A JPH06297678 A JP H06297678A JP 8422893 A JP8422893 A JP 8422893A JP 8422893 A JP8422893 A JP 8422893A JP H06297678 A JPH06297678 A JP H06297678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
rack
printing
roller
spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8422893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0825264B2 (ja
Inventor
Katsuyoshi Kato
勝義 加藤
Yumio Yamada
弓男 山田
Mitsuo Ogawa
光男 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishizuka Glass Co Ltd
Original Assignee
Ishizuka Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishizuka Glass Co Ltd filed Critical Ishizuka Glass Co Ltd
Priority to JP8422893A priority Critical patent/JPH0825264B2/ja
Publication of JPH06297678A publication Critical patent/JPH06297678A/ja
Publication of JPH0825264B2 publication Critical patent/JPH0825264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取手付き製品の広い範囲にわたって精度の高
いスクリーン印刷を施すことができる印刷機を提供す
る。 【構成】 取手付き製品を保持するスピンドルの後端に
歯車2とローラ3とを設け、このローラ3を溝カム5と
係合させて取手の方向を規制しつつ印刷位置で前記歯車
2をラック6と噛み合わせながらスクリーン印刷を行
う。この溝カム5の、歯車2がラック6と噛み合い始め
る直前位置に、歯車2を一度反対方向に回転させる反転
部分12と、その後正方向に加速する加速部分13とを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取手付きコップのよう
な取手付き製品の外周面にスクリーン印刷を施すための
取手付き製品の印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような取手付き製品の外周面にス
クリーン印刷を施すためには、取手とスクリーンとの干
渉を避けるために取手付き製品をスクリーンに対して位
置決めしたうえで、周速度をスクリーンの移動速度と一
致させながら回転させて印刷する必要がある。この目的
のため、本出願人は水平移動型のスピンドルを備えた取
手付き製品の印刷機を開発し、既に特開平2-95853 号と
して公開済みである。
【0003】この先願の印刷機は、図1〜図3に示すよ
うに取手付き製品を保持する水平移動型のスピンドル1
の後端に歯車2とローラ3、4とを設け、一方のローラ
3を溝カム5と係合させて位置規制しつつ、印刷位置で
前記歯車2をラック6と噛み合わせて回転させながらス
クリーン(図示せず)で印刷を行うようにしたものであ
る。
【0004】図3のカム曲線から推察できるように、こ
の印刷機では歯車2がラック6と噛み合うまではスピン
ドル1は回転せずに平行移動だけを行っている。しかし
歯車2がラック6と噛み合った瞬間に急激にスピンドル
1を回転させようとすることは、各部分に大きい衝撃を
与えることとなり好ましくない。そこで図5(a) に拡大
して示したように、先願の印刷機でも歯車2がラック6
と噛み合い始める直前位置の溝カム5にスピンドル1を
正方向(歯車2がラック6と噛み合って回転する方向を
正方向とする)に回転させるための予備回転部分7を設
け、ローラ3を利用してスピンドル1を予め回転させる
ことにより、スムーズな回転ができるように配慮してあ
る。
【0005】しかしこのような従来の機構では、溝カム
5の予備回転部分7によるスピンドル1の回転と、歯車
2がラック6と噛み合うことによるスピンドル1の回転
とを厳密に一致させることは困難であり、僅かながら回
転ズレが生ずることが避けられない。このために特開平
2-95853 号に記載したようにラック6をゴムのような弾
性材料製とするとともに、ラック6の始端部分6aを斜め
に切り欠くことにより、この回転ズレを吸収させる必要
があった。しかしこのような緩衝構造を採用することに
よって印刷中に回転ムラが発生し、僅かながら印刷マー
クが伸縮するという問題があるうえ、製品表面の印刷可
能な範囲も十分に取れないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、先願発明のような緩衝構造を必要と
せず、取手付き製品の広い範囲にわたって精度の高いス
クリーン印刷を施すことのできる取手付き製品の印刷機
を提供するためになされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、取手付き製品を保持する水平移
動型のスピンドルの後端に歯車とローラとを設け、この
ローラを溝カムと係合させて位置規制しつつ印刷位置で
前記歯車をラックと噛み合わせながらスクリーン印刷を
行う取手付き製品の印刷機において、歯車がラックと噛
み合い始める直前位置の溝カムに、歯車を一度反対方向
に回転させる反転部分と、その後正方向に加速する加速
部分とを形成したことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】以下に本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、図1、図2のスピンドル構造は本発明も先願発
明も同一である。なおこれらの図中、8はリヤ軸受、9
はフロント軸受、10は取手付き製品を保持する底部ホル
ダ、11は口部ホルダである。そしてこれらのリヤ軸受8
とフロント軸受9は一定速度で水平方向に移動されるも
のである。
【0009】本発明の特徴は、図4と図5(b) に明示さ
れている。すなわち本発明では、前記した溝カム5のう
ちの歯車2がラック6と噛み合い始める直前位置に、歯
車2を一度反対方向に回転させるための反転部分12と、
その後正方向に加速させるための加速部分13とを形成し
てある。
【0010】
【作用】このように本発明の手付き製品の印刷機におい
ては、溝カム5に反転部分12と加速部分13とを形成した
ので、スピンドル1がこの反転部分12に差し掛かると、
図5(b) に示すようにローラ3が上方へ導かれてスピン
ドル1(及びこれと一体になった歯車2)を一度時計方
向に回転させたうえ、加速部分13においてローラ3が逆
に下方へ導かれてスピンドル1と歯車2とを反時計方向
(正方向)に加速しつつ回転させる。このために従来よ
りも加速区間を長く取ることができ、ローラ3が加速部
分13の終点に達したときのスピンドル1の回転速度を、
歯車2がラック6と噛み合ったときの回転速度と等しく
することができる。
【0011】従って本発明によれば、ラック6と歯車2
との間に先願発明におけるような緩衝構造を採用する必
要がなくなり、ラック6を金属製とすることができ、ま
たその始端から歯車2を正確に噛み合わせることができ
る。このため、印刷中に回転ムラが発生しないから印刷
マークが伸縮することがない。また製品表面の印刷可能
な範囲も先願発明では約180 度であったのに対して、本
発明によれば約230 度まで拡大することが可能となっ
た。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は歯車が
ラックと噛み合い始める直前位置の溝カムに、歯車を一
度反対方向に回転させる反転部分と、その後正方向に加
速する加速部分とを形成したことにより、先願発明に見
られた回転ズレを解消したもので、取手付き製品の広い
範囲にわたって精度の高いスクリーン印刷を施すことが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷機のスピンドル部分の正面図である。
【図2】印刷機のスピンドル部分の平面図である。
【図3】先願の印刷機のカム曲線図である。
【図4】本発明の印刷機のカム曲線図である。
【図5】カムによるスピンドルの回転状態を説明する拡
大正面図であり、(a) は先願の印刷機を、(b) は本願発
明の印刷機を示す。
【符号の説明】
1 スピンドル 2 歯車 3 ローラ 5 溝カム 6 ラック 12 反転部分 13 加速部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取手付き製品を保持する水平移動型のス
    ピンドルの後端に歯車とローラとを設け、このローラを
    溝カムと係合させて位置規制しつつ印刷位置で前記歯車
    をラックと噛み合わせながらスクリーン印刷を行う取手
    付き製品の印刷機において、歯車がラックと噛み合い始
    める直前位置の溝カムに、歯車を一度反対方向に回転さ
    せる反転部分と、その後正方向に加速する加速部分とを
    形成したことを特徴とする取手付き製品の印刷機。
JP8422893A 1993-04-12 1993-04-12 取手付き製品の印刷機 Expired - Lifetime JPH0825264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8422893A JPH0825264B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 取手付き製品の印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8422893A JPH0825264B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 取手付き製品の印刷機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06297678A true JPH06297678A (ja) 1994-10-25
JPH0825264B2 JPH0825264B2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=13824623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8422893A Expired - Lifetime JPH0825264B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 取手付き製品の印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0825264B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117167612A (zh) * 2023-11-02 2023-12-05 四川数字交通科技股份有限公司 道路监控系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117167612A (zh) * 2023-11-02 2023-12-05 四川数字交通科技股份有限公司 道路监控系统
CN117167612B (zh) * 2023-11-02 2024-01-19 四川数字交通科技股份有限公司 道路监控系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0825264B2 (ja) 1996-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01278349A (ja) シリンダ型スクリーン印刷機のグリッパ開閉装置
JP2695382B2 (ja) 印刷機の移しローラ式インキ装置でインキ量を調節する方法ならびに移しローラ式インキ装置
JPH06297678A (ja) 取手付き製品の印刷機
US5152224A (en) Isolated ink feed mechanism
JPH04224948A (ja) 多色・枚葉紙輪転印刷機における枚葉紙渡しドラムに設けられた吸込制御装置
US3049076A (en) Rotary lithographic multicolor printing machine
JPH1044376A (ja) 印刷機のインキ装置
EP0278992B1 (en) Sheet reversing unit for sheet printing press
JPS57178752A (en) Plate cylinder for lithographic plate or intaglio printing plate
JPS6244478A (ja) 印字キヤリア装置
JPH0332872A (ja) インパクトプリンタの印字訂正機構
JP2016022740A (ja) 両面印刷を行う装置
JP2516559Y2 (ja) ドツトインパクトプリンタの紙送り機構
JPS59218877A (ja) ドツトインパクト式プリンタ
US4437776A (en) Printing mechanism
SU106379A1 (ru) Стеклопечатный аппарат
US1176549A (en) Apparatus for printing lithographically.
JPS6033008Y2 (ja) 印刷機版胴ドラム固定装置
JPS59131458A (ja) ダンボ−ル印刷機
JP2000238236A (ja) 高速自動印刷機
JPS60183151A (ja) 連続回転式印刷機
JPH07148910A (ja) グラビアオフセット印刷機
JPS5839458A (ja) 円形断面でかつ周方向にくびれ部を有する容器の多色印刷装置
JPS59196121A (ja) ねじ転造盤
JPH05155077A (ja) 印字装置のプラテン

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960823