JPH07148910A - グラビアオフセット印刷機 - Google Patents

グラビアオフセット印刷機

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JPH07148910A
JPH07148910A JP29854293A JP29854293A JPH07148910A JP H07148910 A JPH07148910 A JP H07148910A JP 29854293 A JP29854293 A JP 29854293A JP 29854293 A JP29854293 A JP 29854293A JP H07148910 A JPH07148910 A JP H07148910A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺物に内容の変化する印刷を正確かつ確実
に行なうことが可能なグラビアオフセット印刷機の提供
を目的とする。 【構成】 駆動モーター4の駆動力は、ベルトにより第
一クラッチブレーキ5、第二クラッチブレーキ6に伝達
される。第一クラッチブレーキ5の回転により第一ギア
33及び第二ギア36が回転し、ロール軸32を介して
Bグラビヤロール30が回転する。第二ギア36の歯車
数は第一ギア33歯車数よりも多く形成されているの
で、第二ギア36が一回転する間に第一ギアは一以上の
回転を行なう。したがって、Bグラビアロール30は同
じ半径で形成されたオフセットロール20よりも早く回
転し、凸部22とBグラビアロール30の印刷版の接す
る位置は回転ごとにずれる。これにより、内容の変化す
る印刷を正確かつ確実に行なうことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラビアオフセット印刷
機に関し、特にホース等の長尺物に対する連続内容の印
刷に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ゴムホース等の長尺品上に製造
者等の表示を印刷する場合には、専用のグラビアオフセ
ット印刷機を用いる。通常、このグラビアオフセット印
刷機は、ゴムホースをグラビアオフセット印刷機内に通
過させ、グラビアオフセット印刷機によってゴムホース
上に所望の印刷を行なう。
【0003】ゴムホースの印刷に用いるグラビアオフセ
ット印刷機の印刷部100の構成を図7に示す。印刷部
100は主として駆動モーター5、ベルト8、グラビア
ロール10、ホース送りロール15、オフセットロール
20、クラッチブレーキ25から構成されている。各ロ
ール等はベルト8によって連結されている。
【0004】次に、印刷部100の動作を簡単に説明す
る。駆動モーター5の回転はクラッチブレーキ25によ
り接断され、グラビアロール10、ホース送りロール1
5及びオフセットロール20等に伝達される。グラビア
ロール10には所望の印刷版(例えば製造者名や品番)
が円周部分に備えられており、印刷版の文字等を一旦オ
フセットロール20にインクとして転写する。
【0005】オフセットロール20は、転写されたイン
クをホース送りロール15によって印刷部100に導か
れたゴムホース40上に印刷する。すなわち、グラビア
ロール10とオフセットロール20は互いに接触しなが
ら回転し、グラビアロール10の印刷版がインクとして
オフセットロール20に転写され、所定間隔でゴムホー
ス40上に印刷される。印刷が済んだゴムホース40は
矢印110方向に送り出される。
【0006】このように、グラビアオフセット印刷機を
用いることで、所望の印刷をゴムホース40等の長尺品
上に確実に行なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
グラビアオフセット印刷機には以下のような問題があっ
た。従来のグラビアオフセット印刷機により印刷出来る
内容は、製造者名や品番等の変化しないものだけであっ
た。すなわち、従来のグラビアオフセット印刷機では、
グラビアロール10の外周部分に予めセットされた定型
の印刷版しかゴムホース40等の長尺品上に印刷するこ
とができなかった。したがって、逐次変化する内容
(例;ゴムホース40の製造ロットや長さ)を印刷する
ことが出来ない。したがって、ゴムーホース40の使用
等に際し、その都度長さを測定しなければならない等の
不都合があった。
【0008】そこで、本発明は長尺物に内容の変化する
印刷を正確かつ確実に行なうことが可能なグラビアオフ
セット印刷機の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のグラビアオフ
セット印刷機は、外周面に印刷版が装着可能に形成され
た第一版ロール、第一版ロールに隣接し、印刷版と外周
面が接触するように設けられた転写ロール、を備えたグ
ラビアオフセット印刷機において、転写ロールの外周面
の一部に凸部を設けるとともに、複数の異なる文字が連
続して設けられた印刷版が外周面に装着可能に形成さ
れ、転写ロールの凸部と接触し凸部以外の外周面に接触
しないように第二版ロールを設け、第一版ロール、第二
版ロール及び転写ロールの半径を等しくし、第二版ロー
ルの回転速度と転写ロールの回転速度を異なるようにし
たこと、を特徴としている。
【0010】請求項2のグラビアオフセット印刷機は、
請求項1に係るグラビアオフセット印刷機において第二
版ロールの回転数を転写ロールの回転数よりも大きくし
たこと、を特徴とするグラビアオフセット印刷機。
【0011】請求項3のグラビアオフセット印刷機は、
請求項1に係るグラビアオフセット印刷機において第二
版ロールの回転数を転写ロールの回転数よりも小さくし
たこと、を特徴としている。
【0012】請求項4のグラビアオフセット印刷機は、
請求項1に係るグラビアオフセット印刷機において第二
版ロールの外周面に設けられた印刷版には複数の文字列
が形成され、第二版ロールが所定回転するごとに異なる
文字列の文字が転写ロールの凸部に転写されるようにし
たこと、を特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1、請求項2及び請求項3に係るグラビ
アオフセット印刷機は、転写ロールの外周面の一部に凸
部が設けられ、第二版ロールは複数の異なる文字が連続
して設けられた印刷版が外周面に装着可能に形成される
とともに、転写ロールの凸部と接触し凸部以外の外周面
に接触しないように設けられている。
【0014】また、第一版ロール、第二版ロール及び転
写ロールの半径は等しくされ、第二版ロールの回転速度
と転写ロールの回転速度を異なるように又は第二版ロー
ルの回転数を転写ロールの回転数よりも大きく又は小さ
くしている。したがって、第二版ロールと転写ロールの
回転速度の差によって、転写ロールの凸部と第二版ロー
ルの印刷版の接する位置は進み又は遅れて回転ごとにず
れ、回転ごとに異なった文字が転写ロールに転写され
る。
【0015】請求項4のグラビアオフセット印刷機は、
請求項1に係るグラビアオフセット印刷機において第二
版ロールの外周面に設けられた印刷版には複数の文字列
が形成され、第二版ロールが所定回転するごとに異なる
文字列の文字が転写ロールの凸部に転写される。したが
って、複数列の文字を連続して印刷することができる。
【0016】
【実施例】本発明に係るゴムホース等の長尺物の印刷用
グラビアオフセット印刷機の一実施例について説明す
る。
【0017】図1に本実施例のグラビアオフセット印刷
機200の外観を示す。グラビアオフセット印刷機20
0は、操作部50、印刷部100、搬送部80等から構
成されている。
【0018】また、図2にグラビアオフセット印刷機2
00に係る印刷部100の側面図を掲げ、その構成を説
明する。印刷部100は、第一版ロールであるAグラビ
アロール10、転写ロールであるオフセットロール2
0、第二版ロールとしてのBグラビアロール30、駆動
モーター4、第一クラッチブレーキ5、第二クラッチブ
レーキ6、グラビアロールシリンダー7から構成されて
いる。なお、ここでAグラビアロール10、オフセット
ロール20及びBグラビアロール30の半径(半径r
1、半径r2及び半径r3)は等しく形成されている
(図2参照)。
【0019】図2に示すように、Aグラビアロール10
はオフセットロール20に接触する位置に設けられてお
り、Bグラビアロール30は、オフセットロール20に
設けられた凸部22と接触し、該凸部22以外のオフセ
ットロール20外周面に接触しない位置に設けられてい
る。また、オフセットロール20は、ゴムホース40と
接触する位置に設けられている。
【0020】ここで、Aグラビアロール10及びBグラ
ビアロール30の近傍にはインクノズル19及びブレー
ド18が設けられており、両グラビアロールの下部には
インクドレイン25が設けられ、インク循環ポンプ(図
示せず)に接続されている。各グラビアロール及び各ク
ラッチブレーキはベルト等を介して駆動モーター4と接
続されている。なお、Aグラビアロール10の外周面に
は、製造者名、品番等を示す印刷版が形成されており、
Bグラビアロール30の外周面には、ゴムホースの長さ
を示す為の複数列の文字列が形成されている。
【0021】このAグラビアロール10の外周面に形成
された印刷版10Hを図3Aに示し、Bグラビアロール
30の外周面に形成された印刷版30Hを図3Bに示
す。印刷版10Hには製造者名、品番が表わされてお
り、印刷版30Hにはゴムホースの長さを示す為の4列
の文字列(列30H1から列30H4)が設けられてい
る。
【0022】次に、印刷部100をグラビアオフセット
印刷機200の底面から見た場合の図を図4に掲げる。
Bグラビアロール30はロール軸32に接続されてお
り、ロール軸32には第一ギア33及び定位置センサ3
8が設けられている。また、第一ギア33は、第二ギア
36と互いに組み合わされている。
【0023】本実施例において、ロール軸32、第一ギ
ア33及び定位置センサ38はロール台39上に配置さ
れ、ロール台39にはシリンダハンドル9、シリンダー
ロッド8を介してグラビアロールシリンダー7が接続さ
れている。また、グラビアロールシリンダー7はシリン
ダー制御部51に接続されており、シリンダー制御部5
1にはシリンダー制御回路53が接続されている。な
お、シリンダー制御回路53は定位置センサ38に接続
されている。
【0024】次に、本実施例のグラビアオフセット印刷
機200の動作について説明する。図5に、印刷部10
0の斜視図を掲げる。この図5を用いて、駆動モーター
4から各部への駆動の伝達を説明する。
【0025】駆動モーター4の駆動力は、ベルトを介し
て第一クラッチブレーキ5、第二クラッチブレーキ6に
伝達される。ここで、第一クラッチブレーキ5に伝達さ
れた駆動力は、ベルトを介して第二ギア36及び第一ギ
ア33を回転させる。第一ギア33の回転に伴いロール
軸32が回転し、Bグラビアロール30が矢印140方
向に回転する(図2)。
【0026】ここで、第二ギア36の歯車の数は25に
形成され、第一ギア33の歯車の数は24に形成されて
いる。このことから、第一ギア33は、第二ギア36が
一回転する間に一回転以上の回転を行なう。すなわち、
第一ギア33は回転の度に第二ギア36よりも少しだけ
(25分の24)だけ進む。
【0027】なお、Bグラビアロール30とオフセット
ロール20の半径は等しく形成されているので、通常、
Bグラビアロール30の外周面の周速はオフセットロー
ル20の外周面の周速と等しい。しかし、Bグラビアロ
ール30は上記両ギアの歯車の数の違いにより通常より
も少し早く回転する。これによって、オフセットロール
20の凸部22とBグラビアロール30の印刷版30H
の接する位置は回転ごとにずれる。
【0028】また、Bグラビアロール30の回転の際、
インクノズル19からは印刷版30Hのうちオフセット
ロール20の凸部22と接触している列(例えば列30
H1)に対し、インクが放出される(図2、図3B参
照)。放出されたインクはブレード18によって列30
H1全体に延ばされ、適量のインクが印刷版の列30H
1に残る。
【0029】こうして、適量のインクを有したBグラビ
アロール30とオフセットロール20が接触することに
より、オフセットロール20の凸部22に印刷版30H
の文字がインクとして転写される。なお、ブレード18
によって延されたインクのうち、不要なものはインクド
レイン25に落下、回収される。インクドレイン25に
回収されたインクは、インク循環ポンプに送られ、再び
インクノズル19から放出される。
【0030】このように、回転ごとにBグラビアロール
30の印刷版30H上の異なった文字がオフセットロー
ル20の凸部22に確実に転写される(図3B参照)。
【0031】他方、第二クラッチブレーキ6に伝達され
た駆動力は、ベルトを介してAグラビアロール10及び
オフセットロール20を回転させる。ここで、Aグラビ
アロール10は矢印120方向に回転する(図2)。こ
の回転の際にも、インクノズル19からは、Aグラビア
ロール10の印刷版10Hに対しインクが放出され、イ
ンクはブレード18により印刷版10H全体に延ばさ
れ、適量のインクが印刷版10Hに残る。
【0032】この場合も、適量のインクを有したAグラ
ビアロール10の印刷版10Hとオフセットロール20
が接触することにより、オフセットロール20上には印
刷版10Hの文字がインクとして転写される(図3
A)。また、不要なインクは、インクドレイン25に落
下、回収され、インク循環ポンプによって循環され再び
インクノズル19から放出される。
【0033】上記のようにしてAグラビアロール10の
印刷版10Hの文字及びBグラビアロール30の印刷版
30Hの文字は、オフセットロール20の円周部及び凸
部22に転写される。
【0034】文字転写後のオフセットロール20は、第
二クラッチブレーキ6の駆動によって矢印130方向へ
回転し(図2参照)、印刷部100に導かれているゴム
ホース40上に転写された内容(図3A、図3B)を順
次印刷する。ここで、ゴムホース40は、オフセットロ
ール20による印刷に伴い、搬送部80によって矢印1
10方向へ搬送される(図1、図2参照)。
【0035】図6に印刷済みのゴムホース40を示す。
このように、本実施例に係るグラビアオフセット印刷機
200を用いることで、ゴムホース40上に製造者や品
番だけでなく、その長さを正確に印刷することが可能と
なる。
【0036】ところで、本実施例のグラビアオフセット
印刷機200は、Bグラビアロール30をロール軸32
に沿って矢印150方向に移動させる(図4)。この移
動により、Bグラビアロール30の外周面に形成された
印刷版30Hの複数列の内容をゴムホース40上に連続
して印刷することができる。以下にBグラビアロール3
0の矢印150方向への移動について説明する。
【0037】ロール軸32に設けられた定位置センサ3
8は、ロール軸32の一回転を検出し、回転毎に1パル
スを出力する(図3)。定位置センサ38からのパルス
は、シリンダー制御回路53に入力、加算される。シリ
ンダー制御回路53では、操作部50により予め入力さ
れた設定パルス数と定位置センサ38から受けたパルス
数を比較する(図3)。
【0038】この比較の結果、定位置センサ38から受
けたパルス数が設定パルス数に達すと、シリンダー制御
部51に対してシリンダー動作命令を出力する(図4参
照)。シリンダー動作命令を受けたシリンダー制御部5
1は、シリンダー7を制御し、シリンダーロッド8の移
動量を制御する。
【0039】シリンダー7は、この制御により内部に設
けられたシリンダーロッド8を矢印150方向に一単位
だけ移動させる(図4参照)。なお、ここで一単位と
は、Bグラビアロール30の印刷版30Hの1列に相当
する距離DSである(図3B)。シリンダーロッド8の
一単位の移動により、シリンダハンドル9がロール台3
9を該矢印方向に押し出す。
【0040】Bグラビアロール30は、ロール台39の
移動に伴い印刷版30Hの1列(距離DS)分だけ移動
する。すなわち、例えば印刷版30Hの列30H1がオ
フセットロール20の凸部22に接触していたとする
と、この移動により列30H2が凸部22に接触するよ
うになる(図3B、図4参照)。
【0041】このことから、Bグラビアロール30が所
定回数(一周期)回転する度、シリンダーロッド8の押
出しによって異なる列の文字が連続してオフセットロー
ル20の凸部22に転写される。すなわち、ゴムホース
40の長さを示す印刷版30Hの4列の文字列(列30
H1から列30H4)の文字を、オフセットロール20
に連続して転写し、ゴムホース40上に印刷することが
出来る。
【0042】なお、上記実施例では、Bグラビアロール
30の回転をオフセットロール20よりも少し早く回転
させ、凸部22と印刷版30Hの接する位置を回転ごと
にずらした。このため、第二ギア36の歯車の数を2
5、第一ギア33の歯車の数を24に形成し、第二ギア
36が一回転する間に第一ギア33に一回転以上の回転
を行なわせた。
【0043】しかし、回転ごとに異なる文字が順次、オ
フセットロール20の凸部22に転写されるのであれば
他の方法でもよい。例えば、上記実施例とは逆に、第二
ギア36の歯車の数を24、第一ギア33の歯車の数を
25に形成し、Bグラビアロール30の回転をオフセッ
トロール20よりも少し遅く回転させる。これによって
も、凸部22と印刷版30Hの接する位置はBグラビア
ロール30の回転ごとにずれる。
【0044】ただし、この場合、Bグラビアロール30
の回転はオフセットロール20の回転より遅いので、凸
部22と印刷版30Hの接する位置は上記とは逆方向に
ずれる。したがって、印刷版30Hの文字の配列は図3
Bに示すようなものではなく、逆の文字配列にすること
が必要となる。
【0045】なお、上記実施例においては、オフセット
ロール20とBグラビアロール30の半径r2、半径r
3を同じにし、両ロールの回転数を異ならせている。こ
れにより、オフセットロール20の凸部22とBグラビ
アロール30との接する位置を回転毎にずらすようにし
ている。
【0046】しかしながら、オフセットロール20とB
グラビアロール30の半径r2、半径r3を異ならせ
(半径r2>半径r3又は半径r2<半径r3)、回転
数を等しくすることによってこれを実現するようにして
もよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1、請求項2及び請求項3に係る
グラビアオフセット印刷機は、転写ロールの外周面の一
部に凸部が設けられ、第二版ロールは複数の異なる文字
が連続して設けられた印刷版が外周面に装着可能に形成
されるとともに、転写ロールの凸部と接触し凸部以外の
外周面に接触しないように設けられている。
【0048】また、第一版ロール、第二版ロール及び転
写ロールの半径は等しくされ、第二版ロールの回転速度
と転写ロールの回転速度を異なるように又は第二版ロー
ルの回転数を転写ロールの回転数よりも大きく又は小さ
くしている。したがって、第二版ロールと転写ロールの
回転速度の差によって、転写ロールの凸部と第二版ロー
ルの印刷版の接する位置は進み又は遅れて回転ごとにず
れ、回転ごとに異なった文字が転写ロールに転写され
る。
【0049】請求項4のグラビアオフセット印刷機は、
請求項1に係るグラビアオフセット印刷機において第二
版ロールの外周面に設けられた印刷版には複数の文字列
が形成され、第二版ロールが所定回転するごとに異なる
文字列の文字が転写ロールの凸部に転写される。すなわ
ち、複数列の文字を連続して印刷することができる。し
たがって、より多くの連続した文字を正確に印刷するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグラビアオフセット印刷機の外観
図である。
【図2】図1に示すグラビアオフセット印刷機の印刷部
の側面図である。
【図3】Aグラビヤロール及びBグラビヤロールの印刷
版を示す図である。
【図4】図1に示す印刷部の底面図である。
【図5】図1に示すグラビアオフセット印刷機の印刷部
の斜視図である。
【図6】図1に示すグラビアオフセット印刷機によって
製造者、品番及び長さが印刷されたゴムホースを示す図
である。
【図7】従来のグラビアオフセット印刷機の印刷部構成
を示す図である。
【符号の説明】
4・・・・・駆動モーター 5・・・・・第一クラッチブレーキ 6・・・・・第二クラッチブレーキ 20・・・・・オフセットロール 22・・・・・凸部 30・・・・・Bグラビアロール 32・・・・・ロール軸 33・・・・・第一ギア 36・・・・・第二ギア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に印刷版が装着可能に形成された第
    一版ロール、 第一版ロールに隣接し、印刷版と外周面が接触するよう
    に設けられた転写ロール、 を備えたグラビアオフセット印刷機において、 転写ロールの外周面の一部に凸部を設けるとともに、 複数の異なる文字が連続して設けられた印刷版が外周面
    に装着可能に形成され、転写ロールの凸部と接触し凸部
    以外の外周面に接触しないように第二版ロールを設け、 第一版ロール、第二版ロール及び転写ロールの半径を等
    しくし、 第二版ロールの回転速度と転写ロールの回転速度を異な
    るようにしたこと、 を特徴とするグラビアオフセット印刷機。
  2. 【請求項2】請求項1に係るグラビアオフセット印刷機
    において、 第二版ロールの回転数を転写ロールの回転数よりも大き
    くしたこと、 を特徴とするグラビアオフセット印刷機。
  3. 【請求項3】請求項1に係るグラビアオフセット印刷機
    において、 第二版ロールの回転数を転写ロールの回転数よりも小さ
    くしたこと、 を特徴とするグラビアオフセット印刷機。
  4. 【請求項4】請求項1に係るグラビアオフセット印刷機
    において、 第二版ロールの外周面に設けられた印刷版には複数の文
    字列が形成され、第二版ロールが所定回転するごとに異
    なる文字列の文字が転写ロールの凸部に転写されるよう
    にしたこと、 を特徴とするグラビアオフセット印刷機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062631A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Disco Abrasive Syst Ltd チューブ
CN106364153A (zh) * 2016-08-25 2017-02-01 江苏省海洋资源开发研究院(连云港) 一种新型管材智能化打标设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0476305A (ja) * 1990-07-17 1992-03-11 Tomoji Hodate 焼却炉

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