JPH0629722B2 - 圧延された金属薄板または金属薄板帯状体の厚み測定装置 - Google Patents
圧延された金属薄板または金属薄板帯状体の厚み測定装置Info
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- JPH0629722B2 JPH0629722B2 JP60150348A JP15034885A JPH0629722B2 JP H0629722 B2 JPH0629722 B2 JP H0629722B2 JP 60150348 A JP60150348 A JP 60150348A JP 15034885 A JP15034885 A JP 15034885A JP H0629722 B2 JPH0629722 B2 JP H0629722B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、X線管と、該X線管の前方に密に配置された
可動のスリット絞りと、該スリット絞りから距離をお
き、ラインに沿って固定配設され、かつX線に配向され
たX線受信器とを有し、測定すべき金属薄板または金属
薄板帯状体が、X線管ないしスリット絞りとX線受信器
との間でX線により照射されながら移動し、当該金属薄
板または金属薄板帯状体の幅は固定配設されたX線受信
器のラインに沿って延在しており、処理装置がX線受信
器、距離発生器および指示器に接続されており、前記処
理装置は、X線吸収量を測定し、金属薄板または金属薄
板帯状体の厚さと、該金属薄板または金属薄板帯状体の
幅にわたり分散した測定点または測定領域とを対応付け
るためのものであり、前記スリット絞りはX線管のX線
を放射する部分の周りを円形に取り巻くように配置さ
れ、駆動装置によって駆動されるよう回転可能に支承さ
れている、圧延された金属薄板または金属薄板帯状体の
厚み測定装置に関する。
可動のスリット絞りと、該スリット絞りから距離をお
き、ラインに沿って固定配設され、かつX線に配向され
たX線受信器とを有し、測定すべき金属薄板または金属
薄板帯状体が、X線管ないしスリット絞りとX線受信器
との間でX線により照射されながら移動し、当該金属薄
板または金属薄板帯状体の幅は固定配設されたX線受信
器のラインに沿って延在しており、処理装置がX線受信
器、距離発生器および指示器に接続されており、前記処
理装置は、X線吸収量を測定し、金属薄板または金属薄
板帯状体の厚さと、該金属薄板または金属薄板帯状体の
幅にわたり分散した測定点または測定領域とを対応付け
るためのものであり、前記スリット絞りはX線管のX線
を放射する部分の周りを円形に取り巻くように配置さ
れ、駆動装置によって駆動されるよう回転可能に支承さ
れている、圧延された金属薄板または金属薄板帯状体の
厚み測定装置に関する。
従来技術及び発明が解決しようとする問題点 厚み測定装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第31
4074号公報から公知である。
4074号公報から公知である。
この公知の測定装置は、かなり不正確な測定しか実施で
きないという難点をもつ。測定されない領域を持たない
狭い領域に、測定すべき金属薄板帯状体を区分すること
は、受信器の大きさから不可能である。もう1つの難点
は、使用するX線受信器の数が多いので、装置が複雑に
なり、高価になることである。米国特許第386604
7号明細書から、幅広X線受信器と可動のスリツト絞り
で作動するため、上述の難点を克服する装置が、公知で
ある。
きないという難点をもつ。測定されない領域を持たない
狭い領域に、測定すべき金属薄板帯状体を区分すること
は、受信器の大きさから不可能である。もう1つの難点
は、使用するX線受信器の数が多いので、装置が複雑に
なり、高価になることである。米国特許第386604
7号明細書から、幅広X線受信器と可動のスリツト絞り
で作動するため、上述の難点を克服する装置が、公知で
ある。
この装置の難点は、次の点にある。すなわち、スリツト
絞りを金属薄板の測定のために使用する時、高いX線エ
ネルギーが必要なので、スリツト絞りは、遮蔽機能のた
めに大きな質量を有していなければならない。そのた
め、スリツト絞りは非常に緩慢に振動をしながらしか動
けないので、一秒当りの測定数が小であるという欠点を
有する。上述の重量が、大であることが、全架台上での
振動運動の原因にもなっている。
絞りを金属薄板の測定のために使用する時、高いX線エ
ネルギーが必要なので、スリツト絞りは、遮蔽機能のた
めに大きな質量を有していなければならない。そのた
め、スリツト絞りは非常に緩慢に振動をしながらしか動
けないので、一秒当りの測定数が小であるという欠点を
有する。上述の重量が、大であることが、全架台上での
振動運動の原因にもなっている。
上述のことにより、特にX線源とX線受信器の間の、距
離が遠い時、測定領域が狭いため良好な測定が不可能で
ある。
離が遠い時、測定領域が狭いため良好な測定が不可能で
ある。
上述の装置は、一秒ごとの測定数が少なので、速く走行
する圧延作業を監視するのに適しない。圧延作業、特に
幅広の圧延作業への使用のために、他にX線とX線受信
器との間に非常に広い自由な空間があつて、その空間を
経て測定すべき金属薄板帯状体を通す必要がある。ロー
ルガング上を、特に金属薄板帯状体の始端が、しばしば
測定装置を打つので、ロールガングから2000mm以上上の
空間がない場合、金属薄板帯状体が、測定装置を破壊し
てしまうことがある。
する圧延作業を監視するのに適しない。圧延作業、特に
幅広の圧延作業への使用のために、他にX線とX線受信
器との間に非常に広い自由な空間があつて、その空間を
経て測定すべき金属薄板帯状体を通す必要がある。ロー
ルガング上を、特に金属薄板帯状体の始端が、しばしば
測定装置を打つので、ロールガングから2000mm以上上の
空間がない場合、金属薄板帯状体が、測定装置を破壊し
てしまうことがある。
問題を解決するための手段 本発明によれば、スリット絞りは2つ以上のスリットを
有し、該スリット絞りとX線受信器との間の距離は15
00mmより大であり、スリット絞りを備えたX線管とX
線受信器とはそれぞれ別個の架台に設けられており、さ
らに距離発生器用の補正手段が設けられており、該補正
手段によりスリット絞りとX線受信器の取付点のわずか
な位置変化が補正される。
有し、該スリット絞りとX線受信器との間の距離は15
00mmより大であり、スリット絞りを備えたX線管とX
線受信器とはそれぞれ別個の架台に設けられており、さ
らに距離発生器用の補正手段が設けられており、該補正
手段によりスリット絞りとX線受信器の取付点のわずか
な位置変化が補正される。
本発明では、スリットが複数あるので、被測定体を比較
的高速に走査することができる。また走査速度の上昇が
所望されないときはスリット絞りの回転数を相応して低
く選ぶことができる。
的高速に走査することができる。また走査速度の上昇が
所望されないときはスリット絞りの回転数を相応して低
く選ぶことができる。
またスリット絞りとX線受信器との間の距離は1500
mmより大であるので、薄板の端部が曲がっている、いわ
ゆる舌片を有していても、これが装置に損傷を与えるこ
とはない。このように大きな距離をとれるのは、X線管
とX線受信器とを別個の架台に設けたからである。
mmより大であるので、薄板の端部が曲がっている、いわ
ゆる舌片を有していても、これが装置に損傷を与えるこ
とはない。このように大きな距離をとれるのは、X線管
とX線受信器とを別個の架台に設けたからである。
さらにスリット絞りを備えたX線管とX線受信器とはそ
れぞれ別個の架台に設けられており、さらに距離発生器
用の補正手段が設けられており、この補正手段によりス
リット絞りとX線受信器の取付点のわずかな位置変化が
補正されるので、装置全体が1つの架台に設けられてい
る構成の場合より、駆動装置や移動物体のの振動が測定
に与える影響が少ない。また取付位置の誤差を補正する
ことができる。
れぞれ別個の架台に設けられており、さらに距離発生器
用の補正手段が設けられており、この補正手段によりス
リット絞りとX線受信器の取付点のわずかな位置変化が
補正されるので、装置全体が1つの架台に設けられてい
る構成の場合より、駆動装置や移動物体のの振動が測定
に与える影響が少ない。また取付位置の誤差を補正する
ことができる。
実施例 次に本発明の実施例を図面を図面を用いて詳しく説明す
る。
る。
X線管11をスリツト絞り12が環状に取囲んでいる。
スリツト絞りには、3つのローラ28,29,30が設
けられている。このローラのうちの1つは、回転数が、
非常に正確に調整されているモーターによつて駆動され
る。
スリツト絞りには、3つのローラ28,29,30が設
けられている。このローラのうちの1つは、回転数が、
非常に正確に調整されているモーターによつて駆動され
る。
回転数は、均一であつてもよい。しかし、回転速度が変
化していてもよい、たとえば、変化する帯状体速度と連
動するようにしてもよい。
化していてもよい、たとえば、変化する帯状体速度と連
動するようにしてもよい。
スリツト13の数は、一方のエツジにある新しいX線
が、そのエツジを去つてからすぐに、もう一方のエツジ
で、X線受信器にはいる程度に存在すれば十分である。
が、そのエツジを去つてからすぐに、もう一方のエツジ
で、X線受信器にはいる程度に存在すれば十分である。
第1図では、測定しようとする金属薄板帯状体の下方
に、10個のX線受信器14〜23が設けられている。この
X線受信器用に、たとえばほぼ36゜の角度をなすX線円
錐が必要である。スリツト絞り12に対応するほぼ36゜
の角度のセグメント上に、最高10個のスリツトを設け
てもよい。
に、10個のX線受信器14〜23が設けられている。この
X線受信器用に、たとえばほぼ36゜の角度をなすX線円
錐が必要である。スリツト絞り12に対応するほぼ36゜
の角度のセグメント上に、最高10個のスリツトを設け
てもよい。
X線受信器のラインの最初に、補助検出器25が、取付
けられている。スリツト絞り12のところに示す矢印2
6は、スリツト絞りの回転方向を示す。
けられている。スリツト絞り12のところに示す矢印2
6は、スリツト絞りの回転方向を示す。
スリツト13のX線は、まず補助検出器25に当たる。
この検出器の出力信号により断続器42がスタートさせ
られる。
この検出器の出力信号により断続器42がスタートさせ
られる。
断続器42は、X線受信器14〜23から出るすべての測定
信号を時間間隔にて区分して、金属薄板帯状体24上の
測定領域の幅を掃引するために、X線が必要とするだけ
持続するようにする。X線受信器の幅は複数の測定領域
の幅に相当する。
信号を時間間隔にて区分して、金属薄板帯状体24上の
測定領域の幅を掃引するために、X線が必要とするだけ
持続するようにする。X線受信器の幅は複数の測定領域
の幅に相当する。
第2図に示すX線受信器14は、破線で示された31〜35
の5つの測定領域を有する。X線受信器14に隣接して
いるX線受信器15は、測定領域36〜39を有している。
第2図では、スリツト絞り12のスリツトを通過したX
線40は、丁度測定領域32に達しており、スリツト絞
り12の次のスリツトは、X線41を次のX線受信器1
5の測定領域37に貫通させる。第1図では、少数のス
リツトだけ示されている。第2図のX線40と41によ
つて示されているように、X線が、非常に密に続いて到
達するようにしようとする場合、さらに多くのスリツト
を設けなければならない。
の5つの測定領域を有する。X線受信器14に隣接して
いるX線受信器15は、測定領域36〜39を有している。
第2図では、スリツト絞り12のスリツトを通過したX
線40は、丁度測定領域32に達しており、スリツト絞
り12の次のスリツトは、X線41を次のX線受信器1
5の測定領域37に貫通させる。第1図では、少数のス
リツトだけ示されている。第2図のX線40と41によ
つて示されているように、X線が、非常に密に続いて到
達するようにしようとする場合、さらに多くのスリツト
を設けなければならない。
スリツト絞り12が、矢印26に示すように回転する場
合X線40は、X線受信器14の測定領域をX線受信器
15の方向で掃引移動する。X線40は、まず補助検出
器25に当たり、この補助検出器の出力は、電流インパ
ルスを断続器に送出する。
合X線40は、X線受信器14の測定領域をX線受信器
15の方向で掃引移動する。X線40は、まず補助検出
器25に当たり、この補助検出器の出力は、電流インパ
ルスを断続器に送出する。
この電流インパルスにより、断続器42が、作動を開始
させられる。X線40が、測定領域31を掃引する場
合、金属薄板帯状体24の通過する厚さに応じてX線は
減衰される。
させられる。X線40が、測定領域31を掃引する場
合、金属薄板帯状体24の通過する厚さに応じてX線は
減衰される。
X線受信器14において、X線40の強度に依存する電
流が発生する。この電流は、増幅器43と、断続器42
を介して距離発生器44に流れる。距離発生器44の出
力は処理装置45に供給され、ここで電流は、金属薄板
帯状体24の厚さに相応する測定量に処理される。この
測定量は、指示器46にさらに供給される。指示器に付
加的に、たとえば圧延工程を補正するためにもう1つの
装置が接続されている。
流が発生する。この電流は、増幅器43と、断続器42
を介して距離発生器44に流れる。距離発生器44の出
力は処理装置45に供給され、ここで電流は、金属薄板
帯状体24の厚さに相応する測定量に処理される。この
測定量は、指示器46にさらに供給される。指示器に付
加的に、たとえば圧延工程を補正するためにもう1つの
装置が接続されている。
断続器42は、すべてのX線受信器から到来する電流を
短い時間で遮断する。
短い時間で遮断する。
遮断の頻度は、スリツト13の数とスリツト12の回転
数に合わせて時間的に調節されている。距離発生器44
において、断続器の電流遮断数は、補助検出器25の作
動を開始してから計数される。断続器42が2回遮断す
る間の持続時間は、X線40が、たとえば測定領域31
を掃引するのに必要とする持続時間に相応する。増幅器
43は、他のX線受信器に後置接続されている他の増幅
器の識別信号とは異なる、識別信号を、出力電流に重畳
する。距離発生器44は、この識別信号から、測定量
が、どのX線受信器からのかを識別し、そして断続器4
2の遮断の計数値から、X線が当該X線受信器のどの領
域にあるのかを識別する。
数に合わせて時間的に調節されている。距離発生器44
において、断続器の電流遮断数は、補助検出器25の作
動を開始してから計数される。断続器42が2回遮断す
る間の持続時間は、X線40が、たとえば測定領域31
を掃引するのに必要とする持続時間に相応する。増幅器
43は、他のX線受信器に後置接続されている他の増幅
器の識別信号とは異なる、識別信号を、出力電流に重畳
する。距離発生器44は、この識別信号から、測定量
が、どのX線受信器からのかを識別し、そして断続器4
2の遮断の計数値から、X線が当該X線受信器のどの領
域にあるのかを識別する。
距離発生器44は、処理装置45にそれぞれの測定領域
に対応する信号と一緒に測定量を供給する。この処理装
置は実質的には公知のように、受信されたX線の測定強
度から、金属薄板帯状体24の厚さを計算するようにプ
ログラミングされたコンピユータである。その際、妨害
の影響も、同時に補正される。たとえば、X線窓の幅に
わたつてX線管11のX線の強度分布が均一でないこと
を考慮し、補正する。他にたとえば金属薄板帯状体24
の中心にあるX線受信器と、端部にあるX線受信器との
間にあるX線受信器におけるX線路の長さの差、および
入射角度の差、又はX線受信器の幅にわたつての感度の
差が補正される。各々の測定領域の値は指示器46に供
給され、指示器46の指示画像スクリーンは、測定領域
と同じ数に分割されている。測定領域31〜39のいずれ
も、指示器46の画像スクリーン上に狭幅のストライプ
にて位置的にも形状的にも対応している。このストライ
プは、破線で示されている。金属薄板帯状体24の厚さ
の値は、デジタルで示されるが、画像スクリーン上に点
(ドツト)として示すこともできる。その際点(ドツ
ト)の位置の高さは厚さの値に対応する。点は、また曲
線に結んでもよい。任意の他の指示器を接続することも
できる。
に対応する信号と一緒に測定量を供給する。この処理装
置は実質的には公知のように、受信されたX線の測定強
度から、金属薄板帯状体24の厚さを計算するようにプ
ログラミングされたコンピユータである。その際、妨害
の影響も、同時に補正される。たとえば、X線窓の幅に
わたつてX線管11のX線の強度分布が均一でないこと
を考慮し、補正する。他にたとえば金属薄板帯状体24
の中心にあるX線受信器と、端部にあるX線受信器との
間にあるX線受信器におけるX線路の長さの差、および
入射角度の差、又はX線受信器の幅にわたつての感度の
差が補正される。各々の測定領域の値は指示器46に供
給され、指示器46の指示画像スクリーンは、測定領域
と同じ数に分割されている。測定領域31〜39のいずれ
も、指示器46の画像スクリーン上に狭幅のストライプ
にて位置的にも形状的にも対応している。このストライ
プは、破線で示されている。金属薄板帯状体24の厚さ
の値は、デジタルで示されるが、画像スクリーン上に点
(ドツト)として示すこともできる。その際点(ドツ
ト)の位置の高さは厚さの値に対応する。点は、また曲
線に結んでもよい。任意の他の指示器を接続することも
できる。
断続器42は、第2図の距離発生器44の計数器が5を
計数した場合距離発生器44の計数器により遮断され
る。すると、短い休止期間が、新たなX線が補助検出器
25にあたるまで生ずる。
計数した場合距離発生器44の計数器により遮断され
る。すると、短い休止期間が、新たなX線が補助検出器
25にあたるまで生ずる。
スリツト絞り12と断続器42との間の同期は、精密な
回転数測定器をスリツト絞り12に取り付け、その回転
数測定器を、断続器の周波数発生器と結合することによ
り可能である。断続器は、トリガパルス発生器として構
成してもよい。
回転数測定器をスリツト絞り12に取り付け、その回転
数測定器を、断続器の周波数発生器と結合することによ
り可能である。断続器は、トリガパルス発生器として構
成してもよい。
X線受信器として、たとえば公知のように、光電子増倍
管および増幅器または計数装置が、後置接続されている
プラスチツク−シンチレータが適する。
管および増幅器または計数装置が、後置接続されている
プラスチツク−シンチレータが適する。
スリツト絞り12は、第3図で示されているように2つ
の同心の環から成つており、2つの環は、たとえば幅4
7と48に接続されている。また環を2個以上使用して
もよい。
の同心の環から成つており、2つの環は、たとえば幅4
7と48に接続されている。また環を2個以上使用して
もよい。
測定の高い分解能のため、測定値から金属薄板帯状体の
エツジの位置、ひいてはその幅を簡単に検出することが
できる。本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の
思想を逸脱することなく種々の変形実施例が可能であ
る。
エツジの位置、ひいてはその幅を簡単に検出することが
できる。本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の
思想を逸脱することなく種々の変形実施例が可能であ
る。
発明の効果 本発明による圧延作業やロールガングを使用するための
測定装置は、一秒当り測定数が非常に大であり測定精度
が極めて大きく、幅広の金属薄板帯状体を効果的に測定
することができる。またスリット絞りとX線受信器との
間の距離は、安全の理由から非常に大きくとれると云う
利点もある。
測定装置は、一秒当り測定数が非常に大であり測定精度
が極めて大きく、幅広の金属薄板帯状体を効果的に測定
することができる。またスリット絞りとX線受信器との
間の距離は、安全の理由から非常に大きくとれると云う
利点もある。
第1図は、X線管とスリット絞りとX線受信器とを有す
装置の概略図である。第2図は、X線受信器に後置され
た装置の概略図である。第3図は、2つの環から形成さ
れているスリット絞りの略図である。 11……X線管、12……スリット絞り、14〜23…
…X線受信器、24……金属帯状体、25……補助検出
器、44……距離発生器、45……処理装置、46……
指示器
装置の概略図である。第2図は、X線受信器に後置され
た装置の概略図である。第3図は、2つの環から形成さ
れているスリット絞りの略図である。 11……X線管、12……スリット絞り、14〜23…
…X線受信器、24……金属帯状体、25……補助検出
器、44……距離発生器、45……処理装置、46……
指示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−99210(JP,A) 特開 昭48−46382(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】X線管(11)と、 該X線管の前方に密に配置された可動のスリット絞り
(12)と、 該スリット絞りから距離をおき、ラインに沿って固定配
設され、かつX線に配向されたX線受信器(14〜2
3)とを有し、 測定すべき金属薄板または金属薄板帯状体(24)が、
X線管(11)ないしスリット絞り(12)とX線受信
器(14〜23)との間でX線により照射されながら移
動し、 当該金属薄板または金属薄板帯状体(24)の幅は固定
配設されたX線受信器(14〜23)のラインに沿って
延在しており、 処理装置(45)がX線受信器、距離発生器(44)お
よび指示器(46)に接続されており、 前記処理装置は、X線吸収量を測定し、金属薄板または
金属薄板帯状体(24)の厚さと、該金属薄板または金
属薄板帯状体(24)の幅にわたり分散した測定点また
は測定領域(31〜39)とを対応付けるためのもので
あり、 前記スリット絞り(12)はX線管(11)のX線を放
射する部分の周りを円形に取り巻くように配置され、駆
動装置によって駆動されるように回転可能に支承されて
いる、圧延された金属薄板または金属薄板帯状体の厚み
測定装置において、 前記スリット絞り(12)は2つ以上のスリットを有
し、 該スリット絞り(12)とX線受信器(14〜23)と
の間の距離は1500mmより大であり、 スリット絞り(12)を備えたX線管(11)とX線受
信器(14〜23)とはそれぞれ別個の架台に設けられ
ており、 さらに距離発生器(44)用の補正手段が設けられてお
り、該補正手段によりスリット絞り(12)とX線受信
器(14〜23)の取付点のわずかな位置変化が補正さ
れることを特徴とする、圧延された金属薄板または金属
薄板帯状体の厚み測定装置。 - 【請求項2】距離発生器(44)が、X線受信器(14
〜23)を有する架台に設けられており、測定領域の端
に、補助検出器(25)が設けられており、この補助検
出器は、X線がはいると、断続器(42)の作動を開始
するかまたは停止し、その際、断続器(42)は、X線
受信器(14〜23)と、処理装置(45)の間に設け
られており、断続器の遮断頻度は、スリット絞り(1
2)の回転数に、時間的に同調されている、特許請求の
範囲第1項記載の装置。 - 【請求項3】処理装置(45)に、吸収測定値に対する
誤差補正装置が設けられ、この誤差補正装置において、
X線ウインドウの幅にわたってX線管(11)のX線の
強度が一様でないこと、または、X線受信器までのX線
行程路長さの相異またはX線受信器に入射するX線の角
度の相異を考慮して補正が行なわれる、特許請求の範囲
第1項または第2項記載の装置。 - 【請求項4】スリット絞り(12)が、複数の環からな
っており、その環は、同心にそれぞれ距離を置いて設置
され、輻またはリブもしくは金属の薄板によってお互い
に連結されている、特許請求の範囲第1項から第3項ま
でのいずれか1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3425295.9 | 1984-07-10 | ||
DE3425295A DE3425295C2 (de) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | Vorrichtung zur Messung des Dickenprofils von gewalzten Blechbändern |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6135304A JPS6135304A (ja) | 1986-02-19 |
JPH0629722B2 true JPH0629722B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=6240224
Family Applications (1)
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JP (1) | JPH0629722B2 (ja) |
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-
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