JPH06296920A - 立体表面への膜形成方法 - Google Patents

立体表面への膜形成方法

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JPH06296920A
JPH06296920A JP5088357A JP8835793A JPH06296920A JP H06296920 A JPH06296920 A JP H06296920A JP 5088357 A JP5088357 A JP 5088357A JP 8835793 A JP8835793 A JP 8835793A JP H06296920 A JPH06296920 A JP H06296920A
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dimensional surface
film
pattern film
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Riyuuji Ootani
隆児 大谷
Kunji Nakajima
勲二 中嶋
Keimei Kitamura
啓明 北村
Sakuo Kamata
策雄 鎌田
Yoshiyuki Uchinono
良幸 内野々
Toshiyuki Suzuki
俊之 鈴木
Takeshi Okamoto
剛 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凹み部や垂直面部を有する立体表面に微細パ
ターンでパターン膜を形成する。 【構成】 粒径が1μm以下の超微粒子1をキャリアガ
スとともにノズル2の微小孔から基体3の立体表面4に
吹き付けると共にノズル2と基体3を相対的に移動させ
ることによって、基体3の立体表面4に超微粒子1のパ
ターン膜5を付着させる。二色成形をおこなったり、フ
ォトリソグラフィの手法を用いたりする必要なく、基体
3の立体表面4に超微粒子1のパターン膜5をパターン
状に付着させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体的な表面、例えば
回路基板や電子材料、機能材料、構造材料などの立体表
面への膜の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体回路基板など、立体的な表面に回路
パターン等のパターン膜を形成する方法として、特開昭
63−50482号公報や特開昭63−128181号
公報などで提供されている二色成形の方法や、特開平3
−214686号公報などで提供されているフォトリソ
グラフィによって、アディティブメッキ又はセミアディ
ティブメッキしたり、あるいは予め一様に形成した導体
膜をサブトラクティブ法でエッチングしたりする方法が
ある。
【0003】前者の二色成形法は、触媒入り成形材料又
は表面に触媒を付着した成形品を一次成形し、次に一次
成形品のメッキの不要な部分にめっきの析出しない成形
材料を二次成形し、そして無電解メッキして触媒の露出
した部分にメッキを析出させて立体表面にパターン膜を
形成するようにしたものである。また後者のフォトリソ
グラフィによる方法のうちサブトラクティブ法の一例を
挙げると、基体の立体表面に金属を積層して導電性表面
を形成すると共にその表面にフォトレジストを電気泳動
塗装して形成し、このフォトレジストを露光・現像して
不要部分の導電性表面を露出させ、次にエッチングによ
りこの露出した導電性表面を除去した後にフォトレジス
トを剥離することによって、立体表面にパターン膜を形
成するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の二色成
形法では、パターン膜のパターン形成を金型による成形
でおこなう必要があって、微細パターンでパターン膜を
形成することが困難であり、またパターン膜の形成のた
めに触媒入り成形材料を用いたり成形品の表面に触媒を
付着させたりする必要があって、この触媒のために絶縁
性が悪くなってパターン膜を電気回路や電子回路として
使用する場合には回路間の絶縁性が不十分になり、さら
に一次成形用と二次成形用に金型が2面必要になって製
造コストが高くなる等の問題があった。
【0005】また、後者のフォトリソグラフィによる方
法では、立体表面の大きな凹み部や垂直面部には平行光
を用いても正確に露光することが難しく、大きな凹み部
や垂直面部にパターン膜を形成することが困難である等
の問題があった。本発明は上記の点に鑑みてなされたも
のであり、凹み部や垂直面部を有する立体表面に微細パ
ターンでパターン膜を形成することが可能になる立体表
面への膜形成方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る立体表面へ
の膜形成方法は、粒径が1μm以下の超微粒子1をキャ
リアガスとともにノズル2の微小孔から基体3の立体表
面4に吹き付けると共にノズル2と基体3を相対的に移
動させ、基体3の立体表面4に超微粒子1のパターン膜
5を付着させることを特徴とするものである。
【0007】本発明にあって、超微粒子1の吹き出し方
向が基体3の立体表面4に常に略垂直になるようにノズ
ル2あるいは基体3を操作して基体3の立体表面4に超
微粒子1のパターン膜5を付着させるようにすることが
できる。また本発明では、超微粒子1の吹き出し方向が
設定された基準面に略垂直になるようにノズル2あるい
は基体3を操作して基体3の立体表面4に超微粒子1の
パターン膜5を付着させることもできる。
【0008】さらに本発明にあって、基体3の立体表面
4のうち基準面に対して傾斜する斜面を、パターン膜5
の厚みの寸法とパターン膜5の厚みの1/2の寸法の間
の範囲の段差の階段状に形成することができる。加えて
本発明は、ノズル2から吹き出される超微粒子1を電子
シャワー又は高周波放電により荷電させると共に、基体
3にバイアス電圧を印加するようにしてもよい。
【0009】さらに本発明は、超微粒子1として表面に
突起を有する突起状超微粒子6を用いるようにしてもよ
い。また本発明では、上記のようにして基体3の立体表
面4にパターン膜5を付着させた後、このパターン膜5
を中間層7としてこの上にさらに上記と同様にしてパタ
ーン膜5を付着させるようにすることもできる。
【0010】さらに本発明では、上記のようにして基体
3の立体表面4にパターン膜5を付着させた後、このパ
ターン膜5の上にメッキを施してメッキ膜8を形成する
ようにすることもできる。
【0011】
【作用】超微粒子1をキャリアガスとともにノズル2の
微小孔から基体3の立体表面4に吹き付け、そしてこの
ときにノズル2と基体3を相対的に移動させることによ
って、二色成形をおこなったり、フォトリソグラフィの
手法を用いたりする必要なく、基体3の立体表面4に超
微粒子1のパターン膜5をパターン状に付着させること
ができる。
【0012】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。基体
3は立体的な表面を有する樹脂成形品やセラミック成形
品、金属等で形成されるものであり、本発明では超微粒
子ビーム法として提供されている方法によって基体3の
立体表面4にパターン膜5を設ける。超微粒子ビーム法
は、1μm以下の超微粒子1をキャリアガスとともにノ
ズル2の微小孔から基体3の立体表面4に吹き付けて付
着させる方法である。
【0013】超微粒子1としては銅やニッケル、コバル
ト等の金属やあるいは鉄−ニッケル、鉄−コバルト等の
合金を用いることができるものであり、例えば図1の実
施例に示すように超微粒子生成室12内に設けたルツボ
13で上記金属を溶かし、この溶融金属14から発生す
る金属の蒸気を凝集させることによって超微粒子1を生
成させることができる。この超微粒子1の粒径は0.1
〜0.01μm程度が好ましい。また図1の実施例では
成膜室15内に基体操作装置16が配置してあり、基体
操作装置16には縦・横・上下任意の方向に動かすこと
ができるXYZテーブル17が設けてある。このXYZ
テーブル17の上方にはノズル2が配設してあり、ノズ
ル2は搬送パイプ18によって超微粒子生成室12内に
接続してある。
【0014】超微粒子ビーム法で基体3の立体表面4に
パターン膜5を設けるにあたっては、基体操作装置16
のXYZテーブル17の上に基体3をセットし、まず排
気口19から排気して成膜室15内を真空にする。また
前処理として基体3を100〜200℃に加熱する。こ
の際にArガスをガス導入口20から1〜10Paの圧
力で成膜室15内に導入して高周波放電装置21等によ
ってプラズマ22を発生させることによって、基体3の
表面をプラズマクリーニングしておくのが好ましい。
【0015】一方、上記超微粒子生成室12で生成され
た銅やニッケル等の超微粒子1は超微粒子生成室12内
にガス導入口23から導入されるHe等のキャリアガス
と混合される。キャリアガスとしてはHe等の不活性ガ
スの他にH2 等の還元性ガス、N2 等の非酸化性ガスを
用いることができる。そして超微粒子1はキャリアガス
とともに搬送パイプ18を通して成膜室15内のノズル
2に供給され、ノズル2の先端の微小孔から噴出される
ようになっている。微小孔の口径は0.01〜1mm程
度が適当である。
【0016】このようにしてノズル2の微小孔から超微
粒子1をキャリアガスとともに噴出させて基体3の立体
表面4に吹き付けると、超微粒子1はキャリアガスの噴
出圧力で立体表面4に押し付けられて堆積し、接着剤の
使用なしに超微粒子1のみからなる緻密な膜を立体表面
4に生成させることができる。この現象は粒径が1μm
以下の超微粒子1を用いる場合にのみ生じるものであ
り、粒径が1μmを超える粒子を用いた場合には膜を得
ることはできない。膜生成にあたって、キャリアガスの
圧力は1〜5atmが好ましく、成膜室15内の真空度
は100Pa以下が好ましい。ここで、ノズル2の微小
孔と基体1の立体表面との間隔距離は、キャリアガスの
圧力や成膜室15内の真空度等によって変化するが、通
常は1.5mm以下で0.5mm程度が好ましい。
【0017】そして上記のようにノズル2の微小孔から
超微粒子1をキャリアガスとともに基体3の立体表面4
に吹き付けて膜を生成させる際に、ノズル2と基体3の
一方を移動させて両者を相対的に移動させることによっ
て、この移動軌跡に沿った所望のパターンでパターン膜
5を基体3の立体表面4に形成することができるもので
あり、また立体表面4の突部4aや凹部4bの凹凸に沿
ってノズル2と基体3を相対的に移動させることによっ
て、立体表面4の凹凸に沿ってパターン膜5を形成する
ことができるものである。パターン膜5の厚みは任意に
設定することができるが、例えば1〜10μm程度の厚
みで形成することができる。図1の実施例ではXYZテ
ーブル17を操作することによって基体3を動かすよう
にしてある。勿論、基体3を動かす代わりにノズル2を
操作して動かすようにしても、基体3とノズル2の両者
を動かすようにしてもよい。
【0018】このようにパターン膜5を形成するにあた
って、パターンの幅(太さ)はノズル2の微小孔の口径
によって任意に設定することができるものであり、従っ
て極細の微細なパターンでパターン膜5を基体3の立体
表面4に形成することが可能になり、基体3から立体回
路基板を作成するにあたっては微細な回路を形成するこ
とができるものである。このパターン膜5は超微粒子ビ
ーム法によって密着性高く基体3の立体表面4に形成す
ることができるものであり、またパターン膜5を形成す
る材料である超微粒子1は特に材質が限定されないもの
であり、従ってメッキ等をおこなうことができない材質
のものでも超微粒子ビーム法でパターン膜5を形成する
ことができ、パターン膜5の材質の選択の自由度が高く
なるものである。
【0019】図2は、超微粒子1の吹き出し方向が基体
3の立体表面4に常に略垂直になるようにノズル2ある
いは基体3を操作して基体3の立体表面4に超微粒子1
のパターン膜5を付着させるようにしたものである。そ
の他の操作は上記図1で説明したものをそのまま援用す
ることができる。図2の実施例ではロボット25を用い
るようにしてあり、ロボット25の縦・横・上下任意の
方向に動かすことができる多関節アーム26の先端にノ
ズル2が取り付けてあり、基体3の立体表面4の縦面4
c、横面4d、斜面4eの各面に対してノズル2が常に
ほぼ垂直になるようにノズル2の向きを制御しつつ(8
0〜90°の角度が好ましい)、立体表面4の凹凸に沿
ってノズル2を移動させることによって立体表面4の凹
凸に沿ってパターン膜5を形成するようにしてある。図
2の実施例ではロボット25でノズル2を動かしている
ために、XYZテーブル17を用いて基体3を動かす必
要はなく、ホルダー等に基体3を固定的にセットすれば
よい。勿論、このようなロボット25を用いずに、XY
Zテーブル17を用いて基体3を動かしてノズル2の向
きが基体3の立体表面4に常に略垂直になるように操作
するようにしてもよく、さらにロボット25とXYZテ
ーブル17を併用するようにしてもよい。
【0020】このように超微粒子1の吹き出し方向が基
体3の立体表面4に常に略垂直になるようにしてパター
ン膜5を付着させると、基体3の立体表面4への超微粒
子1の入射角度が常にほぼ垂直になるため、超微粒子1
が立体表面4で跳ね返る割合が少なくなって、立体表面
4への超微粒子1の付着効率が高くなってパターン膜5
の生成効率を向上させることができると共に、パターン
膜5の密着性も高くなるものである。
【0021】上記実施例では、超微粒子1の吹き出し方
向が基体3の立体表面4に常に略垂直になるようにした
が、超微粒子1の吹き出し方向が設定された基準面Aに
略垂直になるようにノズル2あるいは基体3を操作して
基体3の立体表面4に超微粒子1のパターン膜5を付着
させるようにしてもよい。その他の操作は上記図1で説
明したものをそのまま援用することができる。図3の実
施例ではこの基準面Aは基体1の平坦面となった裏面、
つまり基体3をセットするXYZテーブル17の上面に
設定してあり、基準面Aに対してノズル2が常にほぼ垂
直になるようにしつつ(80〜90°の角度が好まし
い)、XYZテーブル17で基体3を動かすことによっ
て、立体表面4の凹凸に沿ってノズル2を相対的に移動
させてパターン膜5を形成するようにしてある。勿論、
XYZテーブル17を操作して基体3を動かす代わりに
ノズル2を操作して動かすようにしても、基体3とノズ
ル2の両者を動かすようにしてもよい。
【0022】このように超微粒子1の吹き出し方向が設
定された基準面Aに略垂直になるようにすれば、ノズル
2の向きは常に一定の方向でよく、ノズル2や基体3を
動かす操作が容易になると共に、これらを動かす装置の
構造も簡単になって設備コストを安価にすることができ
るものである。図3の実施例のように基準面Aに対して
超微粒子1の吹き出し方向を常に略垂直にすると、基体
3の立体表面4のうち基準面Aに対して傾斜する傾斜面
4eにはノズル2から立体表面4への超微粒子1の入射
角度が垂直にならないために、傾斜面4eでは立体表面
4で跳ね返る超微粒子1の割合が多くなり、またパター
ン膜5の密着強度も低くなるおそれがある。そこでこの
ときには、図4に示すように基体3の立体表面4のうち
基準面に対して傾斜する斜面4eを多数の段28を連ね
てミクロ的に見て階段状に形成するようにすればよい。
この場合の階段状に形成する斜面4eの各段28の段差
H(すなわち段28の垂直面28bの高さ)は立体表面
4に設けられるパターン膜5の厚み(図4でいえば段2
8の水平面28aに設けられるパターン膜5の厚みh)
と同等の寸法から、このパターン膜5の厚みhの1/2
の厚みの寸法までの範囲で設定するものである。例えば
パターン膜5の厚みを1〜10μm程度に形成する場
合、段差は0.5〜5μm程度に設定するのが好まし
い。そして図3の場合と同様にして基準面Aに対してノ
ズル2が常にほぼ垂直になるようにしつつ(80〜90
°の角度が好ましい)、XYZテーブル17で基体3を
動かすことによって、立体表面4の凹凸に沿ってノズル
2を相対的に移動させてパターン膜5を形成することが
できる。このようにノズル2から超微粒子1を噴出させ
ると、マクロ的にみれば立体表面4の傾斜面4eに対し
て超微粒子1は斜めに入射しているが、ミクロ的にみる
と傾斜面4eの各段28の水平面28aに対して超微粒
子1はほぼ垂直に入射しているものであり、超微粒子1
が跳ね返る割合が少なくなって、立体表面4への超微粒
子1の付着効率が高くなってパターン膜5の生成効率を
向上させることができると共に、パターン膜5の密着性
も高くなるものである。
【0023】ここで、パターン膜5を回路として使用し
て基体3から立体回路基板を作成する場合に、傾斜面4
aにパターン膜5を形成するにあたっては、図4に矢印
で示すように傾斜面4aの下側から上側へとノズル2が
相対的に移動するように操作をおこなうのが好ましい。
このようにノズル2を相対的に移動させるようにすると
各段28の垂直面28bに付着するパターン膜5の膜厚
を厚く形成することができ、パターン膜5で形成される
回路の電気抵抗を小さくすることができるものである。
【0024】図5は、ノズル2からキャリアガスととも
に吹き出される超微粒子1を電子シャワー又は高周波放
電により荷電させると共に、基体3にバイアス電圧を印
加するようにしたものである。図5の実施例ではノズル
2の先端近傍に熱陰極29を設けて熱電子を放出して超
微粒子1の流れに電子シャワー30を作用させることに
よって超微粒子1を荷電するようにしてあるが、高周波
放電用アンテナをノズル2の先端近傍に設けて高周波を
印加し、キャリアガス及び超微粒子1に高周波放電を生
じさせて超微粒子1を荷電するようにすることもでき
る。また基体3には数十V〜数百Vのバイアス電圧31
を印加し、超微粒子1が正に荷電している場合には基体
3に負の電圧を、超微粒子1が負に荷電している場合に
は基体3に正の電圧を印加するようにバイアス電圧を選
択する。そして例えば図2と同様に多関節アーム26を
設けたロボット25を用いて基体3の立体表面4に常に
ほぼ垂直になるようにノズル2の向きを制御しつつ(8
0〜90°の角度が好ましい)、立体表面4の凹凸に沿
ってノズル2を移動させることによって立体表面4の凹
凸に沿ってパターン膜5を形成することができる。勿
論、このようにノズル2を操作する他に、基体3を動か
すように操作しても、ノズル2と基体3の両方を操作す
るようにしてもよいのはいうまでもない。
【0025】このように超微粒子1を電子シャワー又は
高周波放電により荷電させると共に基体3にバイアス電
圧を印加しつつ基体3の立体表面4に超微粒子1を吹き
付けることによって、基体3と超微粒子1との間の電気
的吸引力を付加して基体3の立体表面4に超微粒子1を
付着させることができ、緻密で密着強度の高いパターン
膜5を得ることができるものである。
【0026】上記各実施例のように基体3の立体表面4
に超微粒子1をキャリアガスとともに吹き付けて基体3
の立体表面4に超微粒子1のパターン膜5を付着させる
にあたって、超微粒子1として表面に突起6aを有する
突起状超微粒子6を用いることができる。この突起状超
微粒子6としては例えば粒径が1μm以下の酸化亜鉛ウ
ィスカを用いることができる。このように表面に突起6
aを有する突起状超微粒子6を用いることによって、図
6に示すように基体3の立体表面4に突起状超微粒子6
の突起6aがめり込み、密着性の良いパターン膜5を得
ることができるものである。
【0027】また上記各実施例のように基体3の立体表
面4に超微粒子1をキャリアガスとともに吹き付けて基
体3の立体表面4に超微粒子1のパターン膜5を付着さ
せるにあたって、このパターン膜5を中間層7として、
この中間層7の上にさらに上記と同様にしてパターン膜
5を付着させるようにすることもできるものであり、こ
のようにして図7に示すように二層構成でパターン膜5
を形成することができる。例えば、超微粒子1として突
起状超微粒子6を用いて中間層7としてパターン膜5を
基体3の立体表面4に形成し、この中間層7の上に所望
する材料の超微粒子1、例えば電気抵抗の小さい銅等の
超微粒子1を用いてパターン膜5を形成することによっ
て、中間層7の突起状超微粒子6で基体3の立体表面4
への密着性が優れると共に表面のパターン膜5によって
電気抵抗の小さい回路を形成することができるものであ
る。図7の実施例では二層構成でパターン膜5を形成す
るようにしたが、層の数は二層に限定されることはな
く、さらに多層に形成することもできる。
【0028】さらに上記各実施例のように基体3の立体
表面4に超微粒子1をキャリアガスとともに吹き付けて
基体3の立体表面4に超微粒子1のパターン膜5を付着
させ、このパターン膜5の上に選択的に電気メッキや無
電解メッキを施して、図8(a)(b)に示すようにメ
ッキ膜8を形成することもできる。このようにパターン
膜5の上にメッキ膜8を積層することによって、パター
ンの厚みを厚くしたり、表面の光沢を出して装飾性を高
めたりすることができるものである。
【0029】尚、超微粒子1として図9(a)に示すよ
うな、銅等の金属超微粒子1aの表面に金等の膜1bを
形成したものを用い、上記各実施例のように基体3の立
体表面4に超微粒子1をキャリアガスとともに吹き付け
て基体3の立体表面4に導体膜としてパターン膜5を形
成することもできる。この場合、パターン膜5を形成し
た後に加圧又は加熱することによって、図9(b)に示
すように金属超微粒子1aの粒子間に膜1bを形成する
材料が充填され、パターン膜5を緻密化することができ
ると共に、パターン膜5で回路を形成するにあたっては
電気抵抗を低下させることができるものである。またこ
の場合、図5と同様にノズル2からキャリアガスととも
に吹き出される超微粒子1を電子シャワー又は高周波放
電により荷電させると共に、基体3にバイアス電圧を印
加することによって、密着強度の高いパターン膜5を得
ることができる。
【0030】また、超微粒子1として銅等の金属粒子を
用い、上記各実施例のように基体3の立体表面4に超微
粒子1をキャリアガスとともに吹き付けて基体3の立体
表面4にパターン膜5を図10(a)のように形成した
後、基体3又はパターン膜5を加熱して超微粒子1を焼
結又は溶融・固化させることによって、図10(b)の
ようにパターン膜5を緻密化すると共に、パターン膜5
で回路を形成するにあたっては電気抵抗を小さくするこ
とができるものである。加熱はパターン膜5への通電に
よる方法や、高周波揺動加熱による方法や、レーザー照
射による方法などを用いておこなうことができる。ま
た、レーザー照射によって基体3の表面を粗化して粗面
32にした後、同様にパターン膜5を図11(a)のよ
うに形成し、そしてさらに同様にパターン膜5を加熱し
て超微粒子1を焼結又は溶融することによって、図11
(b)のように焼結又は溶融された超微粒子1が粗面3
2の凹部内に入り込んで密着性が高い中間層33が形成
され、パターン膜5の密着強度を高めることができるも
のである。
【0031】
【発明の効果】上記のように本発明は、粒径が1μm以
下の超微粒子をキャリアガスとともにノズルの微小孔か
ら基体の立体表面に吹き付けると共にノズルと基体を相
対的に移動させ、基体の立体表面に超微粒子のパターン
膜を付着させるようにしたので、超微粒子をキャリアガ
スとともに基体の立体表面に吹き付けると共にノズルと
基体を相対的に移動させることによって所望のパターン
で立体表面にパターン膜を形成することができ、二色成
形をおこなったり、フォトリソグラフィの手法を用いた
りする必要なく、凹み部や垂直面部を有する立体表面に
微細パターンでパターン膜を形成することができるもの
である。
【0032】また、超微粒子の吹き出し方向が基体の立
体表面に常に略垂直になるようにノズルあるいは基体を
操作して基体の立体表面に超微粒子のパターン膜を付着
させるようにしたので、基体の立体表面への超微粒子の
入射角度が常にほぼ垂直になり、超微粒子が立体表面で
跳ね返る割合が少なくなって立体表面への超微粒子の付
着効率が高くなると共に、パターン膜の密着性も向上す
るものである。
【0033】さらに、超微粒子の吹き出し方向が設定さ
れた基準面に略垂直になるようにノズルあるいは基体を
操作して基体の立体表面に超微粒子のパターン膜を付着
させるようにすれば、ノズルの向きは常に一定の方向で
よく、ノズルや基体を動かす操作が容易になると共に、
これらを動かす装置の構造も簡単になって設備コストを
安価にすることができるものである。
【0034】加えて、基体の立体表面のうち基準面に対
して傾斜する斜面を、パターン膜の厚みの寸法とパター
ン膜の厚みの1/2の寸法の間の範囲の段差の階段状に
形成するようにしたので、超微粒子の吹き出し方向が設
定された基準面に略垂直になるようにしてノズルや基体
を動かす操作が容易になるようにしても、マクロ的にみ
れば立体表面の傾斜面に対して超微粒子は斜めに入射し
ているが、ミクロ的にみると傾斜面の各段に対して超微
粒子はほぼ垂直に入射しているものであり、超微粒子が
跳ね返る割合が少なくなって、立体表面への超微粒子の
付着効率が高くなると共に、パターン膜の密着性も高く
なるものである。
【0035】また、ノズルから吹き出される超微粒子を
電子シャワー又は高周波放電により荷電させると共に、
基体にバイアス電圧を印加するようにしたので、基体と
超微粒子との間の電気的吸引力を付加して基体の立体表
面に超微粒子を付着させることができ、緻密で密着強度
の高いパターン膜を得ることができるものである。さら
に、超微粒子として表面に突起を有する突起状超微粒子
を用いるようにしたので、基体の立体表面に突起状超微
粒子の突起がめり込み、密着性の良いパターン膜を得る
ことができるものである。
【0036】また、上記のようにして基体の立体表面に
パターン膜を付着させた後、このパターン膜を中間層と
してこの上にさらに上記と同様にしてパターン膜を付着
させるようにしたので、中間層のパターン層と表面のパ
ターン層の超微粒子の組み合わせによって、種々の性能
のパターン層を形成することができるものである。さら
に、上記のようにして基体の立体表面にパターン膜を付
着させた後、このパターン膜の上にメッキを施してメッ
キ膜を形成するようにしたので、メッキ膜の積層によっ
てパターンの厚みを厚くしたり、表面の光沢を出して装
飾性を高めたりすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略断面図である。
【図2】本発明の他の実施例の一部の概略正面図であ
る。
【図3】本発明のさらに他の実施例の一部の概略正面図
である。
【図4】本発明のさらに他の実施例の一部の拡大した概
略断面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例の一部の概略正面図
である。
【図6】本発明のさらに他の実施例の一部の拡大した概
略断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例の一部の拡大した概
略断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示すものであり、
(a)は一部の拡大した概略断面図、(b)は斜視図で
ある。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示すものであり、
(a)は超微粒子の断面図、(b)はパターン膜の断面
図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例を示すものであ
り、(a)はパターン膜の断面図、(b)は焼結又は溶
融後のパターン膜の断面図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例を示すものであ
り、(a)はパターン膜の断面図、(b)は焼結又は溶
融後のパターン膜の断面図である。
【符号の説明】
1 超微粒子 2 ノズル 3 基体 4 立体表面 5 パターン膜 6 突起状超微粒子 7 中間層 8 メッキ膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、超微粒子1として銅等の金属粒子を
用い、上記各実施例のように基体3の立体表面4に超微
粒子1をキャリアガスとともに吹き付けて基体3の立体
表面4にパターン膜5を図10(a)のように形成した
後、基体3又はパターン膜5を加熱して超微粒子1を焼
結又は溶融・固化させることによって、図10(b)の
ようにパターン膜5を緻密化すると共に、パターン膜5
で回路を形成するにあたっては電気抵抗を小さくするこ
とができるものである。加熱はパターン膜5への通電に
よる方法や、高周波誘導加熱による方法や、レーザー照
射による方法などを用いておこなうことができる。ま
た、レーザー照射によって基体3の表面を粗化して粗面
32にした後、同様にパターン膜5を図11(a)のよ
うに形成し、そしてさらに同様にパターン膜5を加熱し
て超微粒子1を焼結又は溶融することによって、図11
(b)のように焼結又は溶融された超微粒子1が粗面3
2の凹部内に入り込んで密着性が高い中間層33が形成
され、パターン膜5の密着強度を高めることができるも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/10 Z 7511−4E (72)発明者 鎌田 策雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 内野々 良幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 俊之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 岡本 剛 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒径が1μm以下の超微粒子をキャリア
    ガスとともにノズルの微小孔から基体の立体表面に吹き
    付けると共にノズルと基体を相対的に移動させ、基体の
    立体表面に超微粒子のパターン膜を付着させることを特
    徴とする立体表面への膜形成方法。
  2. 【請求項2】 超微粒子の吹き出し方向が基体の立体表
    面に常に略垂直になるようにノズルあるいは基体を操作
    して基体の立体表面に超微粒子のパターン膜を付着させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の立体表面への膜形
    成方法。
  3. 【請求項3】 超微粒子の吹き出し方向が設定された基
    準面に略垂直になるようにノズルあるいは基体を操作し
    て基体の立体表面に超微粒子のパターン膜を付着させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体表面への膜形成
    方法。
  4. 【請求項4】 基体の立体表面のうち基準面に対して傾
    斜する斜面を、パターン膜の厚みの寸法とパターン膜の
    厚みの1/2の寸法の間の範囲の段差の階段状に形成す
    ることを特徴とする請求項3に記載の立体表面への膜形
    成方法。
  5. 【請求項5】 ノズルから吹き出される超微粒子を電子
    シャワー又は高周波放電により荷電させると共に、基体
    にバイアス電圧を印加することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の立体表面への膜形成方法。
  6. 【請求項6】 超微粒子として表面に突起を有する突起
    状超微粒子を用いることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の立体表面への膜形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかの方法で基体
    の立体表面にパターン膜を付着させた後、このパターン
    膜を中間層としてこの上にさらに請求項1乃至6のいず
    れかの方法でパターン膜を付着させることを特徴とする
    立体表面への膜形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれかの方法で基体
    の立体表面にパターン膜を付着させた後、このパターン
    膜の上にメッキを施してメッキ膜を形成することを特徴
    とする立体表面への膜形成方法。
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