JPH0629684Y2 - 太陽の動き観測具 - Google Patents

太陽の動き観測具

Info

Publication number
JPH0629684Y2
JPH0629684Y2 JP2523988U JP2523988U JPH0629684Y2 JP H0629684 Y2 JPH0629684 Y2 JP H0629684Y2 JP 2523988 U JP2523988 U JP 2523988U JP 2523988 U JP2523988 U JP 2523988U JP H0629684 Y2 JPH0629684 Y2 JP H0629684Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
observation
rod
recording sheet
sun
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2523988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01132906U (ja
Inventor
純一 中西
Original Assignee
株式会社大和科学教材研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大和科学教材研究所 filed Critical 株式会社大和科学教材研究所
Priority to JP2523988U priority Critical patent/JPH0629684Y2/ja
Publication of JPH01132906U publication Critical patent/JPH01132906U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0629684Y2 publication Critical patent/JPH0629684Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は太陽の高さを経時的に記録シートにマークして
太陽の動きを知ることの出来る太陽の動き観測具に関す
るものである。
(従来の技術) 太陽の動きを学習するために、従来第4図に示す簡易観
測具が用いられている。
これは、基台(1)と、基台(1)の中央に垂直に立設した観
測棒(4)と、該観測棒(4)を中心に基台(1)上に回動可能
に配備された観測台(3)とで構成され、観測台(3)は観測
棒(4)の軸心を含む垂直面内にて1/4円弧に湾曲した目盛
り面(31)を有し、目盛り面(31)は棒の上端部を曲率中心
として棒の下端から湾曲して上向きに形成されている。
太陽の光による観測棒(4)の影が目盛り面(31)と重なる
様に観測台(3)を回転させ、観測棒(4)の影の上端高さを
目盛り板に施した角度目盛りによって読み取り、記録ノ
ートに書き込み或はグラフ紙にマークするのである。
所定時間毎に上記作業を繰り返して太陽の経時的な高さ
位置を記し、これによって太陽の動きを知ることが出来
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記観測具を使用しての観測では、角度の読み取り、読
み取った数値の書き写し或はグラフ紙へのマークという
作業工程を経なければならず、この間に間違いが生じ易
い。
又、観測台に映る影によって角度を読みとってノートに
記録しても、単なる数字の羅列では、太陽の動きを頭の
中でイメージすることは困難である。本考案は観測棒の
影を記録シート上に映し出し、該影の上端をシートに直
接にマークすることによって、誤りがなく、然も興味を
もって太陽の動きを学習出来る観測具を明らかにするも
のである。
(課題を解決する手段) 上記目的を達するため、本考案の太陽の動き観測具は、
基台(1)と、該基台(1)の一点に垂直に立設した観測棒
(4)と、該観測棒(4)を中心に基台(1)上に回動可能に配
備された観測台(3)と、該観測台(3)に着脱可能に装着す
る記録シート(5)とで構成され、観測台(3)には観測棒
(4)の軸心を含む垂直面内にて1/4円弧状に湾曲した目盛
り面(31)を有し、目盛り面(31)は棒(4)の上端部を中心
として棒の下端から徐々に上向きに湾曲しており、観測
台(3)には記録シート(5)を該台の目盛り面(31)に沿って
湾曲させて横にスライド可能に支持する支持部(35)が設
けられ、記録シート(5)は透明或は着色透明樹脂にて形
成されスライド方向に時刻目盛(53)が施されている。
(作用及び効果) 記録シート(5)を観測台(3)の湾曲に沿わせて曲げて支持
部(35)に支持せしめ、記録シート(5)の時刻目盛上に観
測棒(4)の影が重なる様に観測台(3)の向きを変え、シー
ト(5)上に棒の影の上端をマークする。
所定時間毎に記録シート(5)を1ピッチずらせるととも
に、観測棒(4)を回転中心として観測台(3)を回し、上記
と同様にして時刻目盛(53)上に観測棒(4)の影を重ねて
影の上端をシート(5)上にマークする。
所定時間毎に上記作業を繰り返すことによって、シート
(5)上に太陽の高さに対応する影の上端が経時的にマー
クされ、太陽の動きが視覚的に把握できる。
シート(5)上に映る観測棒(4)の影をシート(5)に直接マ
ーク出来るため、別の記録シートへの写し間違いや、数
値の読み違え等が一掃され、正しく且つ興味を持って太
陽の動きを学習することができる。
又、記録シート(5)は透明であるから、その観測日の1
時間毎の温度変化をグラフにしたシート(5)に重ねて、
太陽の高さに対する気温の変化を目視によって知ること
ができる。
又、夏至の頃、冬至の頃及び秋分の頃の太陽の高さ変化
を別個の記録シート(5)に異なる色でマークしておき、
この3枚の記録シート(5)を重ねて季節の変化に対する
太陽の動きを簡単に比較して知ることができる。
(実施例) 実施例の太陽の動き観測具は、基台(1)と、基台(1)の一
点に垂直に立設した観測棒(4)と、該観測棒(4)を中心に
基台(1)上に回動可能に配備された観測台(3)と、該観測
台(3)に着脱可能に装着する記録シート(5)とで構成され
る。
基台(1)は、環状の外輪部(11)と、該外輪部(11)と同心
に位置して該外輪部(11)に複数のステイ(13)によって連
結された内輪部(12)と、内輪部(12)の内側に位置し内輪
部(12)に1本のステイ(16)によって連結された円盤状の
中心台(14)とからなり、中心台(14)の中心に観測棒(4)
が垂直に立設される。
中心台(14)と内輪部(12)との間にはステイ(16)の部分で
途切れた環状のガイド溝(15)が形成される。
又、ガイド溝(15)の一端には溝幅が外側に拡大する拡大
部(15a)が形成されている。
内輪部(12)と外輪部(11)を連結する複数のステイ(13)の
内、1本のステイ(13a)は前記中心台(14)と内輪部(12)
とを連結するステイ(16)の延長上にあり、該ステイ(13
a)上に方位磁石(2)が配備されている。
方位磁石(2)の指針(21)の回転中心軸(22)は外輪部(11)
の直径線L上に位置している。
外輪部(11)上には上記方位磁石(2)の回転中心を通る直
径線L上の両端に『南』、『北』の文字が記されてい
る。
上記基台(1)上に中心台(14)と外輪部(11)を跨ぎ観測棒
(4)を中心として回動可能に観測台(3)が配備される。
観測台(3)は観測棒(4)の軸心を含む垂直内にて立設され
て壁板状を呈しており、観測棒(4)側の面は観測棒(4)の
上端を曲率中心として1/4円弧に湾曲した目盛り面(31)
となっており、該目盛り面の中央に全長に亘って中心線
(32)が設けられている。
目盛り面(31)には観測棒(4)の上端と水平高さが一致す
る点を0°として下向きに10°刻みに角度目盛りが施
され、90°の位置は観測棒(4)の基端に位置に一致し
ており、該0°から90°の間が1/4円弧に湾曲してい
る。
観測台(3)には目盛り面(31)の両側に目盛り面(31)に沿
って湾曲した側板(33)(33)が平行に突設され、各側板(3
3)(33)と目盛り面(32)の交差部に目盛り面(32)の全長に
亘ってスリット溝(34)が開設されている。
上記スリット溝(34)は後記の記録シート(5)を挿入して
スライド可能に支持する支持部(35)となっている。
観測台(3)の観測棒(4)側の先端には前記基台(1)の中心
台(14)に載る回転案内板(39)が突設され、案内板(39)の
両端は下向きに屈曲してスライド片(36)(37)を形成し、
一方のスライド片(36)は先端を外側に屈曲して抜止片(3
8)を形成している。
案内板(39)を中心台(14)に載せて、抜止片(38)を前記基
台(1)のガイド溝(15)の拡大部(15a)に嵌め、この状態に
て観測台(3)を回転させると抜止片(38)が内輪部(12)の
裏側を辷って回動し、基台(1)から観測台(3)が離脱する
を防止出来る。
記録シート(5)は透明樹脂或は着色透明樹脂にて矩形に
形成され、縦横に罫線(51)(52)が施されている。
罫線の横軸は1時間毎の時刻目盛(53)となっており、午
前7時から午後5時間が記されている。
縦軸(52)は角度目盛(54)となっている。
然して、1日中、日の当たる水平な場所に観測具を置
く。
方位磁石(2)で南北を調べ、基台(1)の南北線Lを正しく
南北に向け、クラフトテープ等によって基台(1)を固定
する。
記録シート(5)を角度目盛(54)の0°側を上にして、観
測台(3)の両スリット溝(34)(34)に挿入し、観測時刻に
対応する縦罫線(52)を観測台(3)の目盛り面(31)の中心
線(32)に重ねると共に目盛り面(31)の0°位置と記録シ
ート(5)の0°位置を合わせる。
例えば、午前9時の太陽の高さを測定するときには記録
シート(5)を横にスライドさせて、記録シート(5)の午前
9時の縦罫線と、観測台(3)の中心線(32)とを重ねる。
上記状態のまま、観測台(3)を左右に回動させ、観測棒
(4)の影が観測台(3)の目盛の中心線(32)と重なる様に調
節する。
この時の観測棒(4)の影の上端との対応位置をシート(5)
上にマークする。
1時間毎に上記作業を繰り返し、1日の測定が終われ
ば、記録シート(5)を外してマークした各時刻の点を結
ぶと、その日の太陽の動きがわかる。
本考案では、記録シート(5)は透明であるから、その観
測日の1時間毎の温度変化をグラフにしたシート(5)に
重ねて、太陽の高さに対する気温の変化を目視によって
知ることができる。
又、夏至の頃、冬至の頃及び秋分の頃の太陽の高さ変化
を別個の記録シート(5)に異なる色でマークしておき、
この3枚の記録シートを重ねて季節の変化に対する太陽
の動きを比較して知ることができる。
本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は太陽の動き観測具の斜面図、第2図は第1図II
−II線に沿う断面図、第3図は観測具の分解斜面図、第
4図は従来例の斜面図である。 (1)……基台、(3)……観測台 (4)……観測棒、(5)……記録シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(1)と、該基台(1)の一点に垂直に立設
    された観測棒(4)と、該観測棒(4)を中心に基台(1)上に
    回動可能に配備された観測台(3)と、該観測台(3)に着脱
    可能に装着すべき記録シート(5)とで構成され、観測台
    (3)には観測棒(4)の軸心を含む垂直面内にて1/4円弧状
    に湾曲した目盛り面(31)を有し、目盛り面(31)は棒(4)
    の上端部を中心として棒の下端から徐々に上向きに湾曲
    しており、観測台(3)には記録シート(5)を該台の目盛り
    面(31)に沿って湾曲させて横にスライド可能に支持する
    支持部(35)が設けられ、記録シート(5)は透明或は着色
    透明樹脂にて形成されスライド方向に時刻目盛(53)が施
    されている太陽の動き観測具。
JP2523988U 1988-02-27 1988-02-27 太陽の動き観測具 Expired - Lifetime JPH0629684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2523988U JPH0629684Y2 (ja) 1988-02-27 1988-02-27 太陽の動き観測具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2523988U JPH0629684Y2 (ja) 1988-02-27 1988-02-27 太陽の動き観測具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01132906U JPH01132906U (ja) 1989-09-11
JPH0629684Y2 true JPH0629684Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=31245801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2523988U Expired - Lifetime JPH0629684Y2 (ja) 1988-02-27 1988-02-27 太陽の動き観測具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629684Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01132906U (ja) 1989-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2136398C (en) Measuring and drawing instrument
US5167076A (en) Map reading and plotting instrument
CN207274230U (zh) 一种多功能笔规
US5588218A (en) Teaching protractor
JPH0629684Y2 (ja) 太陽の動き観測具
US5007174A (en) Topographic measuring device
US5105544A (en) Geographical location pinpointer
CN106596583B (zh) 基于十字架机械臂的图书质量评估机器人及控制方法
CN205879976U (zh) 机械式风速仪
US3280464A (en) Universal navigational plotter
CN211280424U (zh) 一种数学教学用多用尺
US3957199A (en) Navigational aids
US4096635A (en) Navigational computer
US4153995A (en) Navigation plotter
JPH0235250Y2 (ja)
CN220147060U (zh) 一种数学一体化多功能教学用尺
US20050210688A1 (en) Visual protractor
CN2441653Y (zh) 一种改正的画圆量角器具
CN86206656U (zh) 多功能测量和绘图用具
Jopling Practice of Isometrical Perspective
JPS5823677Y2 (ja) 自在平行定規
JPH0438243Y2 (ja)
JP3530112B2 (ja) 座標位置測定器具
US4903411A (en) Method for determining type size
JPH0732793A (ja) 複合定規