JPH0438243Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0438243Y2
JPH0438243Y2 JP1989056789U JP5678989U JPH0438243Y2 JP H0438243 Y2 JPH0438243 Y2 JP H0438243Y2 JP 1989056789 U JP1989056789 U JP 1989056789U JP 5678989 U JP5678989 U JP 5678989U JP H0438243 Y2 JPH0438243 Y2 JP H0438243Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
protractor
angle scale
board
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1989056789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02148403U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989056789U priority Critical patent/JPH0438243Y2/ja
Publication of JPH02148403U publication Critical patent/JPH02148403U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0438243Y2 publication Critical patent/JPH0438243Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は角度を測定するのに広く用いられるブ
レードを有するプロトラクターに係るものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のプロトラクターは、半円状の分度器盤の
中心点に先端をかぎ状に切り欠いて分度器盤上の
角度目盛を読むための基線を設けたフレードを廻
動自在に枢着し、例えば角度を測定したい二辺の
一方の辺にこの分度器盤の底辺をあてがつて、他
方の辺にブレードを廻動してブレードの側縁をあ
てがつてこのブレードの先端に設けた基線が示す
角度目盛を読むことにより二辺の角度を測定して
いた。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような従来のブロトラクタ
ーでは0〜180°の範囲でしか測定できないばかり
か、0〜180°の範囲の測定においても例えば20°
くらいを測定した後160°くらいの大きい角度を測
定する場合、ブレードをそれに応じて140°分だけ
廻動しなければならず、そのたびに分度器盤を押
さえていた手を持ちかえたりしなければならず非
常に厄介であつた。
本考案はこのような欠点を解決したプロトラク
ターを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して詳述すると次の通りであ
る。
先端に分度器盤1上の角度目盛を読むための基
線2を設けたブレード3を分度器盤1上の中心点
Oに廻動自在に枢着し、このブレード3を廻動し
て分度器盤1の底辺1′とブレード3の側縁3′と
の角度をブレード3の先端の基線2と分度器盤1
上の角度目盛とにより測定するプロトラクターに
おいて、前記ブレード3の枢着部下方にして分度
器盤1上の角度目盛を読み取れる位置に窓部4を
形成し、この窓部4周縁に角度目盛を読むための
基線2′を設けたことを特徴とするプロトラクタ
ーに係るものである。
〔作用〕
従来と同様に、例えば第1図に示すように、分
度器盤1の底辺1′を測定する角度の一辺にあて
がい、他方の一辺にブレード3の側縁3′を合わ
せて、ブレード3の先端の基線2により角度を測
定する。また、第2図に示すように、ブレード3
の先端が分度器盤1上よりはずれた状態において
も同様にブレード3の先端部の側縁3′を他方の
一辺に合わせて、ブレード3に形成した窓部4内
に位置する角度目盛をこの窓部4周縁に設けた基
線2′により分度器盤1の底辺1′のブレード3の
側縁3′に一致する二辺のなす角度α(図面では
30°),β(図面では150°)を測定できる。
〔実施例〕
本実施例ではブレード3の枢着部下方にして分
度器盤1上の角度目盛を読み取れる位置に長楕円
形状の窓部4を設けたその周縁の一端にブレード
3の側縁3′と平行にして、且つ基線2と中心点
Oを結ぶ半径線延長線上に基板2′を表示してい
る。
図面は、窓部4の内縁の一端を面取りして傾斜
面6′を形成し、この傾斜面6に基線2′を延長表
示して、ブレード3に厚みがあつても角度目盛を
読みやすくしている場合を図示している。
第1図は、本案品において従来どおりブレード
3の先端部をかぎ状に切り欠いて角度目盛が見え
るようにして、その先端を面取りして傾斜面6を
形成して、この傾斜面6に角度目盛に対応する基
線2を表示し角度目盛を読みやすくして角度を測
定する場合を図示しており、第2図は本案品の窓
部4内に位置する角度目盛をこの窓部4内縁の傾
斜面6′に表示した基線2′により測定する場合を
図示している。
尚、第3図は別例の窓部4を図示したもので、
ブレード3に楕円形状に穿設した後その一端を面
取りして一端を径大に拡大すると共に、この径大
部4′の周縁に傾斜面6′を形成し、この傾斜面
6′に基線2′を表示した場合を図示している。
従つて,第1図の測定状態から第2図に示すよ
うな測定を行う場合、従来においてはブレード3
を逆に傾くように右回りにかなり廻動しなければ
ならず、例えば分度器盤1の最上端部を押さえれ
ていた指をブレード3の通過のため持ちかえなけ
ればならなかつたが、本実施例では図示するよう
に、左回りにわずかに廻動するだけで押されてい
る指なども動かすことなく測定できる。
尚、第1図図中符号5は分度器盤1の裏面に分
度器盤1の底辺1′と一致するように固定された
ガイドバーであり、所謂2本ざお式のプロトラク
ターとなる場合を図示している。
これに対し、このガイドバー5がない第2図の
実施例は1本ざお式のプロトラクターである。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したから、ブレード
の先端の基線及びブレードに設けた窓部内の角度
目盛を読むことのできる窓部周縁の基線のいずれ
かによつても角度を測定できる。
即ち、360°の範囲で測定が可能となるばかりか
好合の良い方で測定できるためブレード大きく廻
動させる必要がなく、いちいち分度器盤を押さえ
ていた手を持ちかえたりすることもないため非常
に作業能率の高いプロトラクターとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は従来どおり基線2により測定する状態での平面
図、第2図は窓部4周縁の基線2′により測定す
る状態での平面図、第3図は別例の要部の正面図
である。 1……分度器盤、1′……底辺、2,2′……基
線、3……ブレード、3′……側縁、4……窓部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に分度器盤上の角度目盛を読むための基線
    を設けたブレードを分度器盤上の中心点Oに廻動
    自在に枢着し、このブレードを廻動して分度器盤
    の底辺とブレードの側縁との角度をブレードの先
    端の基線と分度器盤上の角度目盛とにより測定す
    るプロトラクターにおいて、前記ブレードの枢着
    部下方にして分度器盤上の角度目盛を読み取れる
    位置に窓部を形成し、この窓部周縁に角度目盛を
    読むための基線を設けたことを特徴とするプロト
    ラクター。
JP1989056789U 1989-05-17 1989-05-17 Expired JPH0438243Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989056789U JPH0438243Y2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989056789U JPH0438243Y2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02148403U JPH02148403U (ja) 1990-12-17
JPH0438243Y2 true JPH0438243Y2 (ja) 1992-09-08

Family

ID=31580930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989056789U Expired JPH0438243Y2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0438243Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6032453B1 (ja) * 2016-03-23 2016-11-30 新潟精機株式会社 副尺目盛付きプロトラクタ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832075U (ja) * 1971-08-23 1973-04-18
JPS6198092U (ja) * 1984-12-01 1986-06-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02148403U (ja) 1990-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6209213B1 (en) Multi-purpose measuring tool
US2504244A (en) Measuring instrument
JPH0438243Y2 (ja)
JPH11514308A (ja) 分度器、コンパス、定規およびセットスクェアの組み合わせ装置
US5383276A (en) Angle trisector
US2840921A (en) Twist drill gauge
US4901443A (en) Device for taking measurements for sewing
KR870000879Y1 (ko) 분도기
JPS6027923Y2 (ja) 角度測定器
JPH05803Y2 (ja)
JPH0237588Y2 (ja)
CN214893318U (zh) 一种位置与方向测绘器
JPH06300501A (ja) 三角関数定規
JPH0732793A (ja) 複合定規
JPH0620962Y2 (ja) 角度測定器
US2178796A (en) Protractor device
JPH0544159Y2 (ja)
JPS62156805U (ja)
JPS6133026Y2 (ja)
KR200255158Y1 (ko) 개량 각도기
JPH0425607Y2 (ja)
JPS5916802Y2 (ja) センタ指針付ノギス
JPH1038502A (ja) 角度測定具
JPH05801Y2 (ja)
JP3879058B2 (ja) 容器のねじ山の歪み測定方法及び装置