JPH06296561A - 浴槽及び洗い場付き浴槽 - Google Patents
浴槽及び洗い場付き浴槽Info
- Publication number
- JPH06296561A JPH06296561A JP5088515A JP8851593A JPH06296561A JP H06296561 A JPH06296561 A JP H06296561A JP 5088515 A JP5088515 A JP 5088515A JP 8851593 A JP8851593 A JP 8851593A JP H06296561 A JPH06296561 A JP H06296561A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- bathtub
- door
- tub
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 側壁に大きな開口部を設けることができ、高
齢者、病人等が浴槽を容易に出入りできる浴槽、及び洗
い場付き浴槽を提供するにある。 【構成】 浴槽１の側壁１２に開口部１１が設けられ、
開口部１１周縁の浴槽内方には凹段部１３が設けられ、
凹段部１３には開き戸２が設けられ、開き戸２は浴槽１
の内方に開き、開き戸２の閉合時には開口部１１を遮蔽
し、開き戸２の縁部の前面は凹段部１３の前面に密接さ
れている。
齢者、病人等が浴槽を容易に出入りできる浴槽、及び洗
い場付き浴槽を提供するにある。 【構成】 浴槽１の側壁１２に開口部１１が設けられ、
開口部１１周縁の浴槽内方には凹段部１３が設けられ、
凹段部１３には開き戸２が設けられ、開き戸２は浴槽１
の内方に開き、開き戸２の閉合時には開口部１１を遮蔽
し、開き戸２の縁部の前面は凹段部１３の前面に密接さ
れている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽、及び洗い場付き
浴槽に関し、特に高齢者、病人等の入浴に使用して好適
なものである。
浴槽に関し、特に高齢者、病人等の入浴に使用して好適
なものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、実開平４−２８６号公報
に記載されているように浴槽の側壁に開口部が設けら
れ、開口部に引き戸が設けられたものが知られている。
このように、浴槽の側壁に開口部が設けられ、開口部に
引き戸が設けられたものは、高齢者、病人等が入浴する
際に一々浴槽の側壁を跨がなくてよく、歩行状態のまま
浴槽に出入りができ安全に入浴できる利点がある。
に記載されているように浴槽の側壁に開口部が設けら
れ、開口部に引き戸が設けられたものが知られている。
このように、浴槽の側壁に開口部が設けられ、開口部に
引き戸が設けられたものは、高齢者、病人等が入浴する
際に一々浴槽の側壁を跨がなくてよく、歩行状態のまま
浴槽に出入りができ安全に入浴できる利点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
４−２８６号公報に記載されているように浴槽の側壁に
開口部が設けられ、開口部に引き戸が設けられたものに
おいては、引き戸が開けられたときに引き戸を収納する
スペースが必要であり、それだけ開口部の大きさが狭く
なる欠点がある。
４−２８６号公報に記載されているように浴槽の側壁に
開口部が設けられ、開口部に引き戸が設けられたものに
おいては、引き戸が開けられたときに引き戸を収納する
スペースが必要であり、それだけ開口部の大きさが狭く
なる欠点がある。
【０００４】本発明は、従来の浴槽における、このよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、上記の問題を解決し、浴槽の側壁に大きな開
口部を設けることができ、高齢者及び病人が浴槽の容易
に出入りできる浴槽及び洗い場付き浴槽を提供するにあ
る。
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、上記の問題を解決し、浴槽の側壁に大きな開
口部を設けることができ、高齢者及び病人が浴槽の容易
に出入りできる浴槽及び洗い場付き浴槽を提供するにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の本発明浴槽は、浴槽の側壁に開口部
が設けられ、開口部周縁の浴槽内方には凹段部が設けら
れ、凹段部には開き戸が設けられ、開き戸は浴槽の内方
に開き、開き戸の閉合時には開口部を遮蔽し、開き戸の
縁部の前面は凹段部の前面に密接されていることを特徴
とするものである。又、請求項２記載の洗い場付き浴槽
は、請求項１記載の浴槽の開口部が設けられた側壁側に
洗い場が設けられていることを特徴とするものである。
に、請求項１記載の本発明浴槽は、浴槽の側壁に開口部
が設けられ、開口部周縁の浴槽内方には凹段部が設けら
れ、凹段部には開き戸が設けられ、開き戸は浴槽の内方
に開き、開き戸の閉合時には開口部を遮蔽し、開き戸の
縁部の前面は凹段部の前面に密接されていることを特徴
とするものである。又、請求項２記載の洗い場付き浴槽
は、請求項１記載の浴槽の開口部が設けられた側壁側に
洗い場が設けられていることを特徴とするものである。
【０００６】本発明においては、浴槽、開き戸、或いは
洗い場の材質としては、特に限定されるものではない
が、例えば、従来、浴槽や洗い場等の材質として使用さ
れているＦＲＰ、ホウロウ引き鋳鉄、ステンレススティ
ール、人造大理石、木材等が使用できる。又、本発明に
おいては、開き戸としては、普通の一枚の開き戸の他に
二枚の観音開き式の開き戸、或いは、開き戸の中途部で
折れ曲がる折り戸等が使用できる。
洗い場の材質としては、特に限定されるものではない
が、例えば、従来、浴槽や洗い場等の材質として使用さ
れているＦＲＰ、ホウロウ引き鋳鉄、ステンレススティ
ール、人造大理石、木材等が使用できる。又、本発明に
おいては、開き戸としては、普通の一枚の開き戸の他に
二枚の観音開き式の開き戸、或いは、開き戸の中途部で
折れ曲がる折り戸等が使用できる。
【０００７】
【作用】請求項１記載の本発明浴槽、及び請求項２記載
の洗い場付き浴槽においては、浴槽の側壁に開口部が設
けられ、開口部には開口部を遮蔽できる開き戸が設けら
れているので、開口部は側壁の大部分に設けられること
ができ、大きな開口部を設けることができる。
の洗い場付き浴槽においては、浴槽の側壁に開口部が設
けられ、開口部には開口部を遮蔽できる開き戸が設けら
れているので、開口部は側壁の大部分に設けられること
ができ、大きな開口部を設けることができる。
【０００８】又、開口部周縁の浴槽内方には凹段部が設
けられ、凹段部には開き戸が設けられ、開き戸は浴槽の
内方に開き、開き戸の閉合時には開口部を遮蔽し、開き
戸の縁部の前面は凹段部の前面に密接されているので、
浴槽内に湯水が入れられると水圧により開き戸を凹段部
の前面に圧接することにより開き戸と開口部周縁との水
密を保持することができる。
けられ、凹段部には開き戸が設けられ、開き戸は浴槽の
内方に開き、開き戸の閉合時には開口部を遮蔽し、開き
戸の縁部の前面は凹段部の前面に密接されているので、
浴槽内に湯水が入れられると水圧により開き戸を凹段部
の前面に圧接することにより開き戸と開口部周縁との水
密を保持することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。 〔請求項１記載の発明の実施例〕図１、２は本発明浴槽
の一例を示す斜視図であり、図１は開き戸の閉合時、図
２は開き戸が開いた状態を示す。図３は図１のＩＩＩ−
ＩＩＩ線における断面図、図４は要部拡大断面図であ
る。
説明する。 〔請求項１記載の発明の実施例〕図１、２は本発明浴槽
の一例を示す斜視図であり、図１は開き戸の閉合時、図
２は開き戸が開いた状態を示す。図３は図１のＩＩＩ−
ＩＩＩ線における断面図、図４は要部拡大断面図であ
る。
【００１０】これらの図において、１はＦＲＰ製浴槽、
１１は浴槽１の側壁１２に設けられた開口部、２は開口
部１１に設けられた折り戸である。折り戸２は一端が側
壁１２の開口部１１の縁部に蝶番２１により開閉自在に
連結されている。
１１は浴槽１の側壁１２に設けられた開口部、２は開口
部１１に設けられた折り戸である。折り戸２は一端が側
壁１２の開口部１１の縁部に蝶番２１により開閉自在に
連結されている。
【００１１】側壁１２の開口部１１の周縁には内方に凹
段部１３が設けられ、凹段部１３の前面には図４に示す
ように、パッキン１４が設けられている。折り戸２の両
側縁部及び下縁部には切欠部２２が設けられ、折り戸２
の閉合時には折り戸２により開口部１１が遮蔽されると
ともに折り戸２の切欠部２２の前面２３が凹段部１３の
前面に設けられたパッキン１４に密接されることにより
水密が保持されるようになっている。
段部１３が設けられ、凹段部１３の前面には図４に示す
ように、パッキン１４が設けられている。折り戸２の両
側縁部及び下縁部には切欠部２２が設けられ、折り戸２
の閉合時には折り戸２により開口部１１が遮蔽されると
ともに折り戸２の切欠部２２の前面２３が凹段部１３の
前面に設けられたパッキン１４に密接されることにより
水密が保持されるようになっている。
【００１２】図３に示すように、浴槽１内に湯水が入れ
られるとその水圧により折り戸２の切欠部２２の前面２
３が凹段部１３の前面に設けられたパッキン１４に密接
されることにより一層水密が保持されるようになってい
る。尚、２４は折り戸２に設けられた把手である。
られるとその水圧により折り戸２の切欠部２２の前面２
３が凹段部１３の前面に設けられたパッキン１４に密接
されることにより一層水密が保持されるようになってい
る。尚、２４は折り戸２に設けられた把手である。
【００１３】〔請求項２記載の本発明の実施例〕図５、
６は本発明洗い場付き浴槽の一例を示す斜視図であり、
図５は折り戸が閉じられた状態を示し、図６は折り戸が
開かれた状態を示す。図５、６において、１ａはＦＲＰ
製浴槽、１１ａは浴槽１ａの側壁１２ａに設けられた開
口部、２ａは開口部１１ａに設けられた折り戸である。
折り戸２ａはその一端が側壁１２ａの開口部１１ａの縁
部に蝶番２１ａにより開閉自在に連結されている。
６は本発明洗い場付き浴槽の一例を示す斜視図であり、
図５は折り戸が閉じられた状態を示し、図６は折り戸が
開かれた状態を示す。図５、６において、１ａはＦＲＰ
製浴槽、１１ａは浴槽１ａの側壁１２ａに設けられた開
口部、２ａは開口部１１ａに設けられた折り戸である。
折り戸２ａはその一端が側壁１２ａの開口部１１ａの縁
部に蝶番２１ａにより開閉自在に連結されている。
【００１４】３ａは浴槽１ａの開口部１１ａが設けられ
た側壁１２ａに連接して設けられたＦＲＰ製洗い場であ
る。折り戸２ａの閉合時には、折り戸２ａにより開口部
１１ａが遮蔽されると共に折り戸２ａの切欠部２２ａの
前面２３ａが側壁１２ａの開口部１１ａの周縁に設けら
れた凹段部１３ａ前面の図示しないパッキンに密接され
ることにより水密が保持されるようになっている。
た側壁１２ａに連接して設けられたＦＲＰ製洗い場であ
る。折り戸２ａの閉合時には、折り戸２ａにより開口部
１１ａが遮蔽されると共に折り戸２ａの切欠部２２ａの
前面２３ａが側壁１２ａの開口部１１ａの周縁に設けら
れた凹段部１３ａ前面の図示しないパッキンに密接され
ることにより水密が保持されるようになっている。
【００１５】
【発明の効果】請求項１記載の本発明浴槽、及び請求項
２記載の洗い場付き浴槽においては、浴槽の側壁に開口
部が設けられ、開口部には開口部を遮蔽できる開き戸が
設けられているので、開口部は側壁の大部分に設けられ
ることができ、大きな開口部を設けることができ、高齢
者、病人等が容易に浴槽に出入りできる。
２記載の洗い場付き浴槽においては、浴槽の側壁に開口
部が設けられ、開口部には開口部を遮蔽できる開き戸が
設けられているので、開口部は側壁の大部分に設けられ
ることができ、大きな開口部を設けることができ、高齢
者、病人等が容易に浴槽に出入りできる。
【００１６】又、開口部周縁の浴槽内方には凹段部が設
けられ、凹段部には開き戸が設けられ、開き戸は浴槽の
内方に開き、開き戸の閉合時には開口部を遮蔽し、開き
戸の縁部の前面は凹段部の前面に密接されているので、
浴槽内に湯水が入れられると水圧により開き戸を凹段部
の前面に圧接することにより開き戸と開口部周縁との水
密を保持することができる。
けられ、凹段部には開き戸が設けられ、開き戸は浴槽の
内方に開き、開き戸の閉合時には開口部を遮蔽し、開き
戸の縁部の前面は凹段部の前面に密接されているので、
浴槽内に湯水が入れられると水圧により開き戸を凹段部
の前面に圧接することにより開き戸と開口部周縁との水
密を保持することができる。
【図１】本発明浴槽の一例を示す斜視図。
【図２】図１に示す本発明浴槽の折り戸が開いた状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線における断面図。
【図４】図３のＡ部の拡大断面図。
【図５】本発明洗い場付き浴槽の斜視図。
【図６】図５に示す本発明洗い場付き浴槽の折り戸が開
いた状態を示す斜視図。
いた状態を示す斜視図。
１、１ａ 浴槽 １１、１１ａ 開口部 １２、１２ａ 側壁 １３ 凹段部 １４ パッキン ２、２ａ 折り戸 ２１、２１ａ 蝶番 ２２、２２ａ 切欠部 ２３、２３ａ 前面
Claims (2)
- 【請求項１】 浴槽の側壁に開口部が設けられ、開口部
周縁の浴槽内方には凹段部が設けられ、凹段部には開き
戸が設けられ、開き戸は浴槽の内方に開き、開き戸の閉
合時には開口部を遮蔽し、開き戸の縁部の前面は凹段部
の前面に密接されていることを特徴とする浴槽。 - 【請求項２】 請求項１記載の浴槽の開口部が設けられ
た側壁側に洗い場が設けられていることを特徴とする洗
い場付き浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5088515A JPH06296561A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 浴槽及び洗い場付き浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5088515A JPH06296561A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 浴槽及び洗い場付き浴槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06296561A true JPH06296561A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13944970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5088515A Pending JPH06296561A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 浴槽及び洗い場付き浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06296561A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020060839A (ko) * | 2001-01-12 | 2002-07-19 | 박남기 | 욕조 |
| KR100689243B1 (ko) * | 2006-02-09 | 2007-03-08 | 인정환 | 욕조 |
| WO2014116781A1 (en) * | 2013-01-23 | 2014-07-31 | Jacuzzi Inc. | Walk-in tub door assembly |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP5088515A patent/JPH06296561A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020060839A (ko) * | 2001-01-12 | 2002-07-19 | 박남기 | 욕조 |
| KR100689243B1 (ko) * | 2006-02-09 | 2007-03-08 | 인정환 | 욕조 |
| WO2014116781A1 (en) * | 2013-01-23 | 2014-07-31 | Jacuzzi Inc. | Walk-in tub door assembly |
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