JPH06296456A - 食品を製造する方法 - Google Patents

食品を製造する方法

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JPH06296456A
JPH06296456A JP4245700A JP24570092A JPH06296456A JP H06296456 A JPH06296456 A JP H06296456A JP 4245700 A JP4245700 A JP 4245700A JP 24570092 A JP24570092 A JP 24570092A JP H06296456 A JPH06296456 A JP H06296456A
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JP
Japan
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tea
solids
steam
leaf
cold
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JP4245700A
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English (en)
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Rajni Bhatia
ラーニ・ブハティア
Bruin Hoogstad
ブルイン・ホーグスタッド
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Unilever NV
Original Assignee
Unilever NV
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Publication date
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    • A23F3/40Tea flavour; Tea oil; Flavouring of tea or tea extract
    • A23F3/42Isolation or recuperation of tea flavour or tea oil
    • A23F3/426Isolation or recuperation of tea flavour or tea oil by distillation, e.g. stripping leaves; Recovering volatile gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は茶の葉物質から茶の揮発性物
質含有茶濃縮体を製造する方法を提供することである。 【構成】 茶の葉物質を、蒸留条件下で水蒸気と接触さ
せ、生成する、水蒸気及び芳香及び/又は風味揮発性物
質の混合物を、冷たい、茶固体物含有物質と接触させる
ことにより凝縮させる。 【効果】 その風味濃縮体は、茶又は摂取可能な物質の
芳香付け物質として又は茶等の凝集剤として用いられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茶の葉物質を蒸留条件
下で水蒸気と接触させ、得られた、水蒸気及び茶の風味
成分及び/又は風味成分及び/又は芳香成分の混合物を
凝縮する、茶の葉物質から茶揮発性物質含有茶濃縮体を
製造する方法に関する。本発明は又、本発明方法により
得られる茶の揮発性物質濃縮体で茶物質を芳香付けする
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラム又は攪拌床、例えばスクリューコ
ンベヤー中の湿った又は乾燥させた蒸気を用いて乾燥さ
せた茶の葉を蒸気蒸留することにより茶の風味成分及び
芳香成分の蒸留物を製造することは、米国特許第3,689,
278 号(スタンダードブランズ社)により知られてい
る。茶の葉物質がカラム中にある場合、蒸留条件下に置
く前に前記茶を加湿し得る。その後に蒸気がその茶と水
の添加物と接触し、パーコレーション及び還流をもたら
し、茶の揮発性の風味成分及び芳香成分をストリッビン
グする。その蒸留物を約 1.7℃乃至約 100℃の温度で回
収するか又は凝縮する。この回収温度で所望の芳香成分
及び風味成分が得られるといわれている。次に、前記蒸
留物をさらに蒸留工程に付する。その後に、回収した蒸
留物又は凝縮体を、少なくとも一部は噴霧乾燥された茶
である可溶性の茶固体物と混合し、20重量%以上の茶固
体物を有する水性混合物を与える。茶の固体物の少なく
とも一部は凍結濃縮された茶抽出物であり得る。蒸留物
と可溶性茶固体物の混合物を製造した後に、その混合物
を凍結しそして凍結乾燥する。
【0003】この公知の方法の欠点は、蒸気と葉物質と
の接触時間が比較的長く、熱感受性芳香物質の品質を低
減させることである。親出願である米国特許第 3,554,7
61号の接触時間は30乃至90分、好ましくは約60分であ
る。さらに記載された凝縮も又、芳香成分及び風味成分
の非凝縮性部分が失われるので、風味成分及び芳香成分
を低減させる。
【0004】時には、有機溶媒で抽出することにより蒸
気ストリッピング凝縮体から葉の芳香成分及び/又は風
味成分を回収するが、後に、有機溶媒を芳香付け及び/
又は風味付け物質中から痕跡を残すことなく除去しなく
てはならなく、これはめんどうな作業である。
【0005】(超)臨界的液化ガスでの抽出による、茶
の葉からの風味成分及び/又は芳香成分の回収は、高圧
力装置を必要とするかなり高価な方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする3課題】本発明者らは、高収
率で高品質の風味付け及び/又は芳香付け濃縮体をもた
らす、比較的簡単な抽出方法によりこれらの従来技術方
法の欠点が避けられることを見出だした。
【0007】
【課題を解決するための手段】より詳細に記載すると、
茶の葉物質を蒸留条件下で蒸気を用いて比較的短時間の
処理に付し、得られた、水蒸気及び茶の風味成分及び/
又は芳香成分に冷たい茶の固体物含有物質を接触させる
と、高品質の茶の揮発性物質含有濃縮体が得られること
を見出だした。
【0008】理論に縛られることなく、冷たい茶の固体
物含有物質中に存在する茶の固体物は、蒸気での茶の葉
物質の処理から得られる蒸気との混合物中に存在する茶
の風味成分及び/又は芳香成分の吸着核の一種として作
用すると考えられる。
【0009】従って、本発明によれば、茶の葉物質を蒸
留条件下で水蒸気と接触させ、得られた、水蒸気と茶の
風味成分及び/又は芳香成分の混合物を凝縮し、その凝
縮が、得られた、水蒸気と茶の風味成分及び/又は芳香
成分の混合物に冷たい茶の固体物含有物質と接触させる
ことにより達成される、茶の葉物質から茶の揮発性物質
含有茶濃縮体を製造する方法が供給される。
【0010】本明細書中を通して「茶の葉物質」とは、
紅茶の葉、緑茶の葉、黄色茶の葉(yellow tea leaves
)、ハーブの葉物質及びそれらの混合物であり、その
茶の葉物質は又、少なくとも部分的に細かく砕かれる
か、例えばセルラーゼ及び/又はペクチナーゼのような
酵素で又は他の化学的、物理的又は物理化学的処理によ
り前処理され得ると理解される。
【0011】茶の葉物資の処理に用いられる水蒸気は、
水分を含んだ又は乾燥した蒸気のいずれかであり、茶の
葉物質の先の処理の気体又は、茶の葉物質を萎ませたり
茶の葉物質を火で乾燥させるような茶の加工操作から発
するその他の気体、窒素、二酸化炭素、及びそれらの混
合物のような水分を含んだ不活性ガスを含む。その不活
性ガス又はそれらの混合物は、少なくとも95%の相対湿
度を有するのが好ましい。
【0012】茶の葉物質は、乾燥した又は水分を含んだ
状態である。茶の葉物質が水分を含んでいる場合、この
ことは乾燥した茶の葉物質に基づいて例えば25重量%以
下の量の水を用いてそれ自体公知の方法で達成される。
茶の葉物質の加湿化は又、少なくとも部分的には茶の固
体物の水性溶液又はハーブの水性抽出物又はそれらの溶
液と抽出物の混合物で行ない得る。
【0013】蒸留条件下で茶の葉物質の水蒸気との接触
は、カラム中、攪拌された床又は流動床におけるような
それ自体公知の方法で連続的に又は非連続的に、しかし
好ましくは、例えば蒸気ジャケットを有する閉鎖ミキサ
ーのような、再循環配置を有する閉鎖系で行うことがで
きる。茶の葉物質と水蒸気の接触時間は好ましくは20分
以下であり、より好ましくは10分以下であり、最も好ま
しくは約5分である。
【0014】得られた、水蒸気と及び茶の風味成分及び
/又は芳香成分の混合物を冷たい、茶の固体物含有物
質、好ましくは、凍結した茶抽出物の薄片であるが、凍
結した茶抽出物の薄片と薄片にしたウォーターアイスの
混合物又は茶固体物含有水性スラリー又は溶液である。
【0015】本明細書を通して「冷たい」とは20℃以
下、好ましくは10℃以下の温度であると理解される。
【0016】冷たい、茶の固体物含有物質は氷粒子を含
み、そして好ましくは、冷たい、茶の固体物含有物質
は、好ましくは50重量%以下、より好ましくは10重量%
乃至40重量%の茶の固体物濃度を有する、凍結した水性
濃縮茶抽出物の粒子を含む。冷たい、茶の固体物含有物
質は好ましくは少なくとも 0.5重量%の茶固体物を含有
するのが好ましいが、特に、茶固体物含有物質が10乃至
30重量%の茶固体物含量を有する場合に良好な結果が得
られる。
【0017】冷たい茶固体物含有物質は、さらに風味
剤、芳香剤、ハーブ抽出物及びそれらの混合物を含み得
る。
【0018】得られた茶の揮発性物質含有茶濃縮体を、
例えば逆浸透のような膜技術を用いることにより又は凍
結工程によりさらに濃縮することができる。又、さらに
茶芳香剤及び風味剤又はマルトデキストリン、ガム等を
茶揮発性物質含有茶濃縮体を用いる又はさらに加工する
前に添加し得る。
【0019】本発明は又、茶物質を芳香又は風味量の、
本発明による方法により得られる茶揮発性物質濃縮体と
接触させることを特徴とする、茶物質を芳香付けする方
法に関する。
【0020】芳香付けされる茶物質は葉茶物質、カフェ
インを除いた葉茶物質、乾燥した茶固体物、アイスティ
ー混合物、摂取可能な茶含有物質及びそれらの混合物で
あり得る。
【0021】本発明による方法により得られる茶揮発性
物質濃縮体は液体の形態で用いられるのが好ましいが、
凍結乾燥されて又は、マルトデキストリンのような、摂
取可能な物質中に包封されて又は吸着されていてもよ
い。
【0022】本発明による方法により得られる茶揮発性
物質濃縮体は又、茶を含有しない摂取可能な物質を風味
付けするのに用いられ得る。
【0023】従って本発明は又、摂取可能な物質に、芳
香付け及び/又は風味付け量の、本発明による方法によ
り得られる茶揮発性物質濃縮体を結合させることを特徴
とする、摂取可能な物質を芳香付け及び/又は風味付け
する方法に関する。
【0024】本発明による方法により得られる茶揮発性
物質含有茶濃縮体はそのまま又はさらに濃縮した形態
で、凝縮された粉末化茶抽出物又は凝縮した、カフェイ
ンを除いた粉茶又は凝集したアイスティー混合物の製造
における凝集剤として用いられ得る。
【0025】従って、本発明は又、凝集剤として、本発
明による方法により得られる茶揮発性物質濃縮体を用い
ることを特徴とする、粉末化茶抽出物、カフェインを除
いた粉茶又はアイスティー混合物を凝集する方法に関す
る。
【0026】本発明を下記の実施例により例示する。
【0027】
【実施例】実施例I 2.2kg の紅茶葉を8重量%乃至15重量%の水分含量まで
加湿させ、その後に100 ℃の乾燥蒸気を直径 219mmで高
さ 200mmのカラムの中で2分間接触させた。得られた、
蒸気、芳香成分及び風味成分の混合物(全体で 150ml)
を、凍結させた、固体含量が21重量%であり、温度が0
℃である水性茶抽出物の薄片上で凝縮させた。
【0028】得られた、濃縮された芳香された茶含有水
性スラリーを次に、21重量%の茶固体物含量を有する90
%の凍結された水性茶抽出物の薄片と合わせ、得られた
混合物を凍結乾燥した。
【0029】凍結乾燥させた生成物は茶の味を審査する
経験豊かな審査員により評価され、その生成物は、市販
されているインスタントティー製品[ブルックボンドP
Gインスタントティー(商標名)]よりも有意により茶
の渋い及び青臭い芳香及び風味及びより収斂性のある口
内感及び茶の後味を有することが見出だされた。
【0030】実施例II 実施例Iをくり返したが、蒸気、芳香成分及び風味成分
の混合物を、21重量%の茶固体物含量を有する8重量%
の凍結された水性茶抽出物の薄片と92重量%のウォータ
ーアイスフレークの混合物上に凝縮させた。
【0031】次に、得られた、濃縮した芳香付けした茶
含有スラリーを、21重量%の茶固体物含量を有する90重
量%の凍結した水性茶抽出物の薄片と合わせ、得られた
混合物を凍結乾燥した。
【0032】凍結乾燥した生成物は茶の味を審査する経
験豊かな審査員により評価され、その生成物は、市販さ
れているインスタントティー製品[ブルックボンドPG
インスタントティー(商標名)]よりも有意により茶の
渋い及び青臭い芳香及び風味及びより収斂性のある口内
感及び茶の後味を有することが見出だされた。
【0033】3重量%乃至10重量%のウオーターアイス
フレークとの混合物中の凍結水性茶抽出物の薄片の量を
変化させて、優れた風味特性を有する、濃縮され芳香付
けされた茶を得た。
【0034】比較例 (A) 実施例Iと同じ紅茶の葉を加湿させ、実施例Iで記
載した蒸気と接触させ、得られた、蒸気と芳香成分及び
風味成分の混合物を薄片化したウォーターアイス上(茶
の固体物は存在しない)に凝縮した。その後に、得られ
た芳香/風味凝縮体を21重量%の固体含量を有する90重
量%の凍結した水性茶抽出物の薄片と合わせ、その混合
物を凍結乾燥した。
【0035】凍結乾燥した生成物は、実施例I及びIIに
おける審査員と同じ茶の味を審査する経験豊かな審査員
により評価され、その生成物は、実施例Iに記載した市
販されているインスタントティー製品と有意には異なら
なかった。特に本比較例(A)は青臭い爽やかな特徴が欠
けていると考えられた。
【0036】この比較例(A) は、蒸気と芳香成分と風味
成分の混合物にとって冷たい凝集媒体中の茶の固体物の
存在が必要であることを示した。
【0037】(B) 実施例Iと同じ紅茶の葉を加湿し、実
施例Iにおける蒸気と接触させ、得られた、蒸気と芳香
成分と風味成分の混合物を環状の凝縮器及び冷却剤とし
て0℃の凍らせた水を用いてまず凝縮した。次に得られ
た凝縮体を、21重量%の茶の固体含量を有する93乃至94
重量%の凍結させた水性茶抽出物の薄片と合わせ、その
混合物を凍結乾燥した。
【0038】その凍結乾燥した生成物は実施例I及びII
における審査員と同じ、茶の味を審査する経験豊かな審
査員により評価され、その生成物は実施例Iに記載した
市販のインスタントティー製品と有意には異ならないこ
とが見出だされた。特に、青臭いさわやかな特徴に欠け
るのみならず、茶の芳香及び風味にも欠けていた。
【0039】この比較例(B) は、茶の固体物含有凝縮媒
体における直接凝縮のみが所望の高品質製品をもたらす
ことを明らかに示している。
【0040】実施例III 37kgの紅茶の葉を、蒸気ジャケットで加熱される閉鎖ミ
キサー中で、水分を含んだ窒素ガス(100 %相対湿度)
を用いて80℃で処理した。得られた、窒素ガス、水蒸
気、揮発性風味成分及び揮発性芳香成分の混合物を、2
0.5重量%の茶の固体物含量を有する凍結した水性茶抽
出物の薄片上に0℃で凝縮させた。37kgの紅茶の葉か
ら、全体で1500mlの凝縮体が得られた。次に、得られ
た、濃縮された、芳香付けされた茶含有水性スラリーを
実施例Iで記載したように処理した。最後に得られたそ
の凍結乾燥した粒子生成物は、実施例Iで得られたのと
同じく高品質であった。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】得られた、水蒸気及び茶の風味成分及び/
又は芳香成分の混合物を冷たい、茶の固体物含有物質、
好ましくは、凍結した茶抽出物の薄片であるが、凍結し
た茶抽出物の薄片と薄片にしたウォーターアイスの混合
物又は茶固体物含有水性スラリー又は溶液である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】冷たい、茶の固体物含有物質は氷粒子を含
み、そして好ましくは、冷たい、茶の固体物含有物質
は、好ましくは50重量%以下、より好ましくは10重
量%乃至40重量%の茶の固体物濃度を有する、凍結し
た水性濃縮茶抽出物の粒子を含む。冷たい、茶の固体物
含有物質は好ましくは少なくとも0.5重量%の茶固体
物を含有するのが好ましいが、特に、冷たい茶固体物含
有物質が10乃至30重量%の茶固体物含量を有する場
合に良好な結果が得られる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】得られた茶の揮発性物質含有茶濃縮体を、
例えば逆浸透のような膜技術を用いることにより又は凍
結工程によりさらに濃縮することができる。又、さらに
茶芳香剤及び/又は風味剤又はマルトデキストリン、ガ
ム等を茶揮発性物質含有茶濃縮体を用いる又はさらに加
工する前に添加し得る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【実施例】実施例I 2.2kgの紅茶葉を8重量%乃至15重量%の水分含
量まで加湿させ、その後に100℃の乾燥蒸気を直径2
19mmで高さ200mmのカラムの中で2分間接触さ
せた。得られた、蒸気、芳香成分及び風味成分の混合物
(全体で150ml)を、凍結させた、茶固体含量が2
1重量%であり、温度が0℃である水性茶抽出物の薄片
上で凝縮させた。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茶の葉物質を蒸留条件下で水蒸気と接触
    させ、得られた、水蒸気及び茶の風味成分及び/又は芳
    香成分の混合物を凝縮させる、茶の葉物質から茶の揮発
    性物質含有茶濃縮体を製造する方法であって、水蒸気及
    び茶の風味成分及び/又は芳香成分の混合物を、冷た
    い、茶の固体物含有物質に接触させることにより前記凝
    縮を達成することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 茶の葉物質が、紅茶の葉、緑茶の葉、黄
    色茶の葉、ハーブの葉物質及びそれらの混合物から成る
    群から選ばれることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 茶の葉物質をセルラーゼ及び/又はペク
    チナーゼで前処理することを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 水蒸気が、茶の加工操作から発する気体
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 水蒸気が、水分を含んだ不活性な気体の
    形態であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 水蒸気が、少なくとも95%の相対湿度を
    有する、水分を含んだ窒素、二酸化炭素又はそれらの混
    合物の形態であることを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 茶の葉物質が、乾燥した茶の葉物質に基
    づいて25重量%以下の水分を含むことを特徴とする、請
    求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 茶の葉物質を20分以下の間、水蒸気と接
    触させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 茶の葉物質を10分以下の間、水蒸気と接
    触させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 茶の葉物質を5分以下の間、水蒸気と接
    触させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 冷たい、茶の固体物含有物質が、ウォー
    ターアイス粒子、凍結水性茶抽出物粒子及びそれらの混
    合物から成る群から選ばれる粒子を含み、20℃以下の温
    度を有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 冷たい、茶の固体物含有物質が、50重量
    %以下の茶の固体物を含む凍結水性茶抽出物粒子である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 冷たい、茶の固体物含有物質が、10重量
    %乃至40重量%の茶の固体物を含む凍結水性茶抽出物粒
    子であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 冷たい、茶の固体物含有物質が、少なく
    とも0.5 重量%の茶の固体物含量を有することを特徴と
    する、請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 冷たい、茶の固体物含有物質が、10乃至
    30重量%の茶の固体物含量を有することを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 冷たい、茶の固体物含有物質が又、芳香
    剤、風味剤、ハーブ抽出物及びそれらの混合物から成る
    群から選ばれる物質を含むことを特徴とする、請求項1
    に記載の方法。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16のいずれか1請求項に記
    載の方法により製造される茶の揮発性物質濃縮体。
  18. 【請求項18】 葉茶物質、カフェインを除いた葉茶物
    質、乾燥茶固形物、アイスティー混合物、摂取可能な茶
    含有物質及びそれらの混合物から成る群から選択される
    茶物質を、芳香付け及び/又は風味付け量の、請求項1
    乃至16のいずれか1請求項に記載の方法により製造され
    る茶揮発性物質濃縮体に接触させることを特徴とする、
    茶物質を芳香付け及び/又は風味付けする方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の方法により製造される
    芳香付け及び/又は風味付けされた茶物質。
  20. 【請求項20】 摂取可能な物質に、芳香付け及び/又は
    風味付け量の、請求項1乃至16のいずれかに記載の方法
    により製造される茶揮発性物質濃縮体を結合させること
    を特徴とする、摂取可能な物質を芳香付け及び/又は風
    味付けする方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の方法により製造され
    る、芳香付け及び/又は風味付けされた摂取可能な物
    質。
  22. 【請求項22】 請求項1乃至16のいずれか1請求項に記
    載の方法により製造される茶揮発性物質濃縮体を凝集剤
    として用いることを特徴とする、粉末茶抽出物、カフェ
    インを除いた粉茶又はアイスティー混合物を凝集する方
    法。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の方法により製造され
    る、凝集された粉末茶抽出物、カフェインを除いた粉茶
    又はアイスティー混合物。
JP4245700A 1991-08-29 1992-08-21 食品を製造する方法 Pending JPH06296456A (ja)

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GB9118467.1 1991-08-29
GB919118467A GB9118467D0 (en) 1991-08-29 1991-08-29 Foods process

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