JPH06296246A - 電子式スチルカメラ - Google Patents

電子式スチルカメラ

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JPH06296246A
JPH06296246A JP5080599A JP8059993A JPH06296246A JP H06296246 A JPH06296246 A JP H06296246A JP 5080599 A JP5080599 A JP 5080599A JP 8059993 A JP8059993 A JP 8059993A JP H06296246 A JPH06296246 A JP H06296246A
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JP
Japan
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video signal
product
image
sum
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP5080599A
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English (en)
Inventor
Tadao Sasaki
唯夫 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フレーム周期よりも長時間のシャッター速度に
よる撮像を可能とする電子式スチルカメラを提供する。 【構成】積和演算器12に、A/D変換器7より撮像ビ
デオ信号Vin を供給すると共に、フレームメモリ8の
出力ビデオ信号Voutを供給する。演算器12の出力ビ
デオ信号をメモリ8に供給する。メモリ8を書き込み読
み出しを並行して行ない得るデュアルポート構成のもの
とし、このメモリ8でビデオ信号を1フレーム期間遅延
する。メモリ8及び演算器12でディジタルフィルタを
構成する。演算器12における係数を制御してローパス
フィルタを構成する。シャッター機構2の閉動作に伴っ
てメモリ8への書き込みを停止すると、ビデオ信号Vou
tはそれ以前の複数フレームのビデオ信号Vinを個々の
画素について積分したものとなり、実質的に複数フレー
ム期間のシャッター速度による撮像が可能となる。低照
度でも充分なレベルのビデオ信号Voutが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、撮像素子からのビデ
オ信号をディジタル信号に変換してメモリカード等の記
録媒体に静止画用ビデオ信号として記録する電子式スチ
ルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の電子式スチルカメラの構
成例を示している。図において、1はレンズ系、2はシ
ャッター機構、3はCCD等の撮像素子である。撮像素
子3より出力される撮像信号はプロセス回路(カメラ信
号処理回路)4に供給される。このプロセス回路4では
撮像信号が処理され、ビデオ信号が赤、緑、青の原色信
号R,G,B、あるいは輝度信号Yおよび色差信号U,
Vの形式でもって出力される。
【0003】シャッター機構2はコントロール回路5の
制御のもと、シャッタードライブ回路6でもって開閉制
御される。シャッター機構2の開動作によって撮像素子
3で撮像され、これに伴ってプロセス回路4より出力さ
れるビデオ信号はA/D変換器7でディジタル信号に変
換された後に画像メモリを構成するフレームメモリ8に
供給され、このフレームメモリ8に1フレーム分のビデ
オ信号が書き込まれる。
【0004】そして、フレームメモリ8より読み出され
る1フレーム分のビデオ信号は画像圧縮回路9で圧縮処
理が行なわれた後に記録媒体としてのメモリカード10
に書き込まれる。画像圧縮回路9では、例えばJPEG
方式による高能率圧縮等が行なわれる。
【0005】上述せずも、プロセス回路4、フレームメ
モリ8、画像圧縮回路9およびメモリカード10等の動
作はコントロール回路5で制御され、撮像素子3で必要
とされる読み出しパルス、転送パルス等やA/D変換器
7で必要とされるサンプリングパルスおよびその他の必
要なタイミング信号はタイミング発生器11より供給さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
電子式スチルカメラにおいては、撮像素子3にビデオカ
メラ用のものを用いているため、シャッター速度の下限
は、ビデオ信号のフレーム周期によって1/30秒(N
TSC方式の場合)、あるいは1/25秒(PAL方式
の場合)等に制限されていた。そのため、低照度の撮像
では光量が不足する場合があった。
【0007】そこで、この発明では、ビデオ信号のフレ
ーム周期よりも長いシャッター速度での撮像が可能とな
る電子式スチルカメラを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮像素子か
らのビデオ信号をディジタル信号に変換するA/D変換
器と、信号の書き込みと読み出しとを並行して行なうこ
とができる画像メモリ部と、A/D変換器の出力信号お
よび画像メモリ部の読み出し信号を使用して積和演算を
する積和演算器とを備え、積和演算器の出力信号を画像
メモリ部に書き込み信号として供給すると共に、画像メ
モリ部より所定期間後に読み出されるビデオ信号を静止
画用ビデオ信号として記録媒体に記録するものである。
【0009】
【作用】この発明においては、積和演算器の係数を調整
して積和演算器および画像メモリ部で構成されるディジ
タルフィルタでローパスフィルタを構成することで、撮
像素子より出力される例えば複数フレームのビデオ信号
を個々の画素について積分したビデオ信号を得ることが
でき、撮像素子側のシャッター速度の制限に拘らずに実
質的に複数フレーム期間のシャッター速度による撮像が
可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。この図1において、図6と対応
する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。
【0011】図において、プロセス回路4より出力され
るビデオ信号VinはA/D変換器7でディジタル信号に
変換された後に積和演算器12に供給される。この積和
演算器12にはフレームメモリ8より読み出されるビデ
オ信号Voutも供給される。そして、積和演算器12で
積和演算処理されたビデオ信号はフレームメモリ8に書
き込み信号として供給される。
【0012】本例のフレームメモリ8は、書き込みと読
み出しとを並行して行ない得るデュアルポート構成のも
のが使用される。フレームメモリ8に書き込まれるビデ
オ信号は1フレーム期間の遅延をもって順次読み出され
る。
【0013】図2は、積和演算器12の具体構成を示し
ている。積和演算器12は、乗算器12a,12bおよ
び加算器12cでもって構成される。A/D変換器7で
ディジタル信号に変換されたビデオ信号Vinは乗算器1
2aで係数CA(0≦CA≦1)が乗算された後に加算器
12cに供給される。また、フレームメモリ8より読み
出されるビデオ信号Voutは乗算器12bで係数CB(0
≦CA≦1)が乗算された後に加算器12cに供給され
る。そして、加算器12cより出力される加算信号が積
和演算器12の出力信号としてフレームメモリ8に供給
される。
【0014】ここで、ビデオ信号の1つの画素に注目し
て考えると、フレームメモリ8および積和演算器12で
もってIIR型のディジタルフィルタが構成される。こ
の場合、フレームメモリ8ではビデオ信号が1フレーム
期間だけ遅延されるため、このディジタルフィルタのサ
ンプリング周波数はフレーム周波数になる。そのため、
このディジタルフィルタは空間周波数領域のフィルタで
はなく、個々の画素についての時間軸領域のフィルタと
なる。
【0015】積和演算器12の乗算器12a,12bに
おける係数CA,CBはコントロール回路5より与えら
れ、ディジタルフィルタのゲインおよび遮断周波数が制
御される。図3はディジタルフィルタの周波数特性の概
要を示しており、同図AはCA=1、CB=0であってフ
ィルタなしの状態での周波数特性であり、同図BはCA
=1、CB=1であるときの周波数特性であり、同図C
はCA=1、CB=0.5であるときの周波数特性であ
る。
【0016】本例において、積和演算器12における係
数CA,CBを制御してディジタルフィルタでローパスフ
ィルタを構成することで、個々の画素について複数フレ
ームの信号が積分され、シャッター速度を下げたと同等
の効果を持たせることができる。
【0017】図示しないシャッター釦によるシャッター
機構2の閉動作に伴ってフレームメモリ8への書き込み
を停止させることで、フレームメモリ8からはシャッタ
ー機構2が閉放状態となる以前の複数フレームで撮像さ
れて得られるビデオ信号Vinを個々の画素について積分
したビデオ信号Voutが得られる。そして、このビデオ
信号Voutが図6の例と同様に画像圧縮回路9で圧縮処
理されてメモリカード10に書き込まれる。
【0018】したがって、本例によれば、撮像素子3側
のシャッター速度の制限に拘らずに実質的に複数フレー
ム期間のシャッター速度で撮像することが可能となり、
低照度でも充分なレベルのビデオ信号Voutを得て、メ
モリカード10に書き込むことができる。
【0019】ところで、コントロール回路5で積和演算
器12においてCA=1、CB=0に制御することで、図
6の従来例と同様の構成となり、従来同様に撮像素子3
側のシャッター速度による撮像をすることができる。
【0020】なお、上述実施例においては、1個のフレ
ームメモリ8を使用して構成したものであるが、一般的
に図4に示すように複数個のフレームメモリ8-1〜8-n
を使用して構成することもできる。図4において、図2
と対応する部分には、同一符号を付して示している。1
2b-1〜12b-nは乗算器、13は加算器、CB-1〜CB
-nは係数である。また、IIR型のディジタルフィルタ
を構成するのではなく、FIR型のディジタルフィルタ
を構成するようにしてもよい。ただし、FIR型に構成
する場合には、シャッター速度を下げるにつれて、フレ
ームメモリの必要個数が増加するという不都合がある。
【0021】また、上述せずも、積和演算器12におい
て、積和演算の係数を画素毎に指定することで撮像素子
3のシェーディング補正をすることができ、また画素毎
に一定のオフセット値を加算または減算することで撮像
素子3の固定ノイズを除去することができる。図5は、
上述したシェーディング補正および固定ノイズ除去を可
能とする積和演算器12の構成例を示している。図5に
おいて、図2と対応する部分には同一符号を付して示し
ている。14は加算器、VOFFはオフセット値である。
【0022】また、上述せずも、フレームメモリ8より
出力されるビデオ信号Voutのレベルを予め定められた
基準レベル信号と比較し、ビデオ信号Voutのレベルが
基準レベル信号を越えるときにフレームメモリ8への書
き込みを停止することで、シャッター速度の調整を行な
うようにしてもよい。これにより、自動的に露出が決定
されて常に一定レベルのビデオ信号Voutを得ることが
可能となる。
【0023】また、上述実施例においては、画像メモリ
としてフレームメモリを使用したものであるが、フィー
ルドメモリを使用するものも同様に構成できることは勿
論である。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、積和演算器の係数を
調整することで、撮像素子より出力される例えば複数フ
レームのビデオ信号を個々の画素について積分でき、撮
像素子側のシャッター速度の制限に拘らずに実質的に複
数フレーム期間のシャッター速度による撮像を行なうこ
とができ、低照度でも充分なレベルのビデオ信号を得て
記録することができる。
【0025】また、積和演算器の係数を変更してディジ
タルフィルタの特性を変化させることができ、種々の撮
像条件に合わせることができる。
【0026】また、積和演算器における係数を画素毎に
指定する手段を備えることで撮像素子のシェーディング
補正をすることができる。
【0027】また、画素毎に一定のオフセット値を加算
または減算する加減算手段を持つことで撮像素子の固定
ノイズを除去することができる。
【0028】さらに、画像メモリ部の出力信号が予め定
められた基準レベル信号より大きくなるとき、画像メモ
リ部への書き込みを停止することで、シャッター速度の
調整を行なうことができ、自動的に露出が決定されて画
像メモリ部より常に一定レベルの出力信号を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電子式スチルカメラの一実施例
を示す構成図である。
【図2】積和演算器の一例を示す構成図である。
【図3】積和演算器および画像メモリ部で構成されるデ
ィジタルフィルタの特性例を示す図である。
【図4】積和演算器の他の例を示す構成図である。
【図5】積和演算器のさらに他の例を示す構成図であ
る。
【図6】電子式スチルカメラの従来例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 レンズ系 2 シャッター機構 3 撮像素子 4 プロセス回路(カメラ信号処理回路) 5 コントロール回路 6 シャッタードライブ回路 7 A/D変換器 8 フレームメモリ 9 画像圧縮回路 10 メモリカード 11 タイミング発生器 12 積和演算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子からのビデオ信号をディジタル
    信号に変換するA/D変換器と、 信号の書き込みと読み出しとを並行して行なうことがで
    きる画像メモリ部と、 上記A/D変換器の出力信号および上記画像メモリ部の
    読み出し信号を使用して積和演算をする積和演算器とを
    備え、 上記積和演算器の出力信号を上記画像メモリ部に書き込
    み信号として供給すると共に、上記画像メモリ部より所
    定期間後に読み出されるビデオ信号を静止画用ビデオ信
    号として記録媒体に記録することを特徴とする電子式ス
    チルカメラ。
  2. 【請求項2】 上記画像メモリ部を、直列接続された複
    数個の画像メモリで構成し、上記積和演算器では上記A
    /D変換器の出力信号および上記複数個の画像メモリの
    読み出し信号を使用して積和演算することを特徴とする
    請求項1記載の電子式スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 上記積和演算器における積和演算の係数
    を変更して、この積和演算器および上記画像メモリ部で
    構成されるディジタルフィルタの特性を可変できるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の電子式スチルカ
    メラ。
  4. 【請求項4】 上記積和演算器における積和演算の係数
    を画素毎に指定する係数指定手段と上記画素毎に一定の
    オフセット値を加算または減算する加減算手段のいずれ
    か一方または双方を備えることを特徴とする請求項1記
    載の電子式スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 上記画像メモリ部の出力信号が予め定め
    られた基準レベル信号より大きくなるとき、上記画像メ
    モリ部への書き込みを停止することを特徴とする請求項
    1記載の電子式スチルカメラ。
JP5080599A 1993-04-07 1993-04-07 電子式スチルカメラ Pending JPH06296246A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486494B1 (ko) * 1997-07-30 2005-08-17 엘지전자 주식회사 디지털스틸카메라의데이터전송장치및방법
JP2007159037A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Canon Inc 撮像装置、その制御方法及びプログラム
KR100773932B1 (ko) * 2006-10-10 2007-11-06 주식회사 넥스트아이 카메라 링크 보드용 데이터 정렬 칩

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