JP4719564B2 - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、電子スチルカメラやビデオカメラなどの撮像装置、その制御方法及び当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに用いて好適な技術に関するものである。
従来、撮像された画像がその周辺部にいくにつれて光量が落ちて暗くなる現象を補正するシェーディング補正技術として、以下のような技術が提案されている。
撮像用レンズに補正係数が格納された記憶手段を有し、当該補正係数を用いて画像の補正を行なう技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、時間的に異なるタイミングで条件を変えて2枚の画像を撮影し、各々の画像に対してシェーディング補正を行った後、2枚の画像を合成して補正画像を得る技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。また、光軸位置からの距離値と補正データとの関係を表す近似関数を参照して、画像に係る補正データを求める技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平6−197266号公報 特開2002−290829号公報 特開2004−266750号公報
しかしながら、上記特許文献1、2、3に係る技術では、いずれも補正時に周辺部に対してゲインをアップさせるためのノイズも増幅されてしまい、画像のS/N比が悪化するという課題があった。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたものであり、シェーディング補正に際して、ノイズ成分が増幅されてしまうのを回避し、画質の劣化を防止することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、撮像により得られたフレームに対してシェーディング補正を行う撮像装置であって、上記撮像により得られたフレーム遅延させる延手段と、上記撮像により得られたフレームに乗算する第1の補正係数と上記遅延された遅延フレームに乗算する第2の補正係数であって上記第1の補正係数とは異なる上記第2の補正係数とを上記第1及び第2の補正係数及び上記第1及び第2の補正係数の合計値が画面上の位置に応じて異なるように決定する決定手段と、上記第1の補正係数を上記撮像により得られたフレームに乗算し、上記第2の補正係数を上記遅延フレームに乗算する乗算手段と、上記乗算手段で乗算された複数フレーム加算してレーム生成する生成手段とを有することを特徴とする撮像装置等を提供する。
本発明によれば、シェーディング補正に際して、ノイズ成分が増幅されてしまうのを回避し、画質の劣化を防止することが可能となる。
以下、図面を用いて、本発明の諸実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置のハード構成を示すブロック図である。
図1において101は、レンズ群、ズーム制御モータ、フォーカス制御モータ及びアイリスシャッタから成る光学系である。図1において102は、CCDやCMOSなどのセンサである。図1において103は、センサ102から読み出された信号に対してアナログ処理を施す信号処理部である。図1において104は、信号処理部103で信号処理された信号に対してA/D変換処理を施すA/D変換部である。
図1において105、106及び107は、A/D変換部104から出力された画像データを各々1フレーム遅延させるフレーム遅延部である。図1において108は、補正処理を行う演算部であり、各画像データに対して乗算を行う複数の乗算器108a〜108dと当該各乗算器で乗算された各画像データを加算する加算器108zとを有して構成されている。図1において109は、演算部108における補正係数を演算する係数演算部である。
図1において110は、制御信号やタイミング信号を生成するタイミングジェネレータである。タイミングジェネレータ110は、光学系制御部114と、タイミング制御部115と、係数制御部118と、出力レート制御部119と、Hカウンタ120と、Vカウンタ121とを有して構成されている。
光学系制御部114は、光学系101を制御するものであり、ズーム制御部111、フォーカス制御部112及びアイリスシャッタ制御部113を有して構成されている。タイミング制御部115は、センサ102、信号処理部103、A/D変換部104の動作タイミングを制御するものである。係数制御部118は、係数演算部109の設定及び制御を行うテーブル設定部116と、テーブル制御部117とを有して構成されている。出力レート制御部119は、演算部108から出力されたデータのフレーム間引き処理の制御を行うものである。Hカウンタ120は、供給されるクロック信号から水平方向のカウントを行うものである。Vカウンタ121は、垂直方向のカウントを行うものである。
図1において122は、演算部108からのデータの間引き処理を行う出力制御部である。図1において123は、全体の制御を司るCPUである。図1において124は、プログラムを記憶しておくROMである。図1において125は、ワーク領域として用いるRAMである。図1において126は、出力制御部122より出力された画像データに対してWB(ホワイトバランス)補正やγ(ガンマ)補正を行うWB/γ補正部である。
図1において127は、さらに画像データに対してフィルタ処理を行うフィルタ処理部である。図1において128は、フィルタ処理部127におけるフィルタ係数を記憶しておくフィルタ係数テーブルである。図1において129は、処理された画像データの表示を行うLCD(Liquid Crystal Display)やEL(ElectoroLuminescence)などの表示部である。図1において130は、画像データの圧縮処理を行う圧縮部である。図1において131は、撮像開始・終了やズームなどの操作を行う操作部である。図1において132は、画像データを記憶しておく外部メモリである。図1において133は、クロックを生成して全体へクロック信号を供給するクロックジェネレータである。
−撮像動作の説明−
操作部131にて撮像開始が指示されると、CPU123は、タイミングジェネレータ110に対して各種設定を行う。タイミングジェネレータ110は、設定に従い、Hカウンタ120及びVカウンタ121を動作させる。そして、タイミングジェネレータ110は、そのカウント値などに従い、光学系制御部114から光学系101へ、タイミング制御部115からセンサ102、信号処理部103及びA/D変換部104へ制御信号を出力する。これにより、センサ102に取り込まれた画像データがA/D変換部104から順次出力される。
A/D変換部104から出力された画像データは、フレーム遅延部105〜107により、1フレームから3フレーム分遅延される。演算部108では、係数演算部109から出力された補正係数a,b,c,dと、A/D変換部104及び各フレーム遅延部105〜から出力されたデータを乗算し、さらに各々を加算する。そして、演算部108は、出力制御部122による制御に従い、データを出力する。
より具体的には、出力レート制御部119は、Vカウンタ121からVSYNC信号を受け取り、4フレームのうちの1フレームについて出力制御部122に対して出力イネーブル信号をアサートする。出力制御部122は、当該出力イネーブル信号がアサートされている場合には演算結果を出力し、アサートされていない場合には出力しない。なお、係数演算部109からの係数出力動作に関しては後述する。
出力制御部122より出力されたデータは、WB/γ補正部126へ入力されて補正処理がされた後、一旦RAM125に記憶される。次に、圧縮部130にて圧縮処理が行われた後、外部メモリ132に記憶される。
ここで、表示部129による表示、或いはフィルタ処理部127によるフィルタ処理が設定されている場合は、圧縮処理をする前に、以下の処理を行う。
フィルタ処理の設定がされている場合、CPU123は、データをフィルタ処理部127へ転送する。フィルタ処理部127では、予め設定されたフィルタ係数テーブル128よりフィルタ係数を読み出し、当該フィルタ係数を用いてフィルタ処理を行う。フィルタ処理については、様々な手法が知られているので、ここではその詳細は記述しない。フィルタ処理後のデータは、RAM125へ書き戻される。表示設定がされている場合、CPU123は、RAM125内のデータに対して表示のためのリサイズ処理を行い、当該データを表示部129へ出力する。これにより、表示部129にデータの表示がなされる。以上の動作により、撮像された画像データがメモリに記憶される。また、以上の動作を繰り返し行うことにより、動画像データを記憶することができる。
図2は、第1の実施形態に係る撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。この図2には、上述したフィルタ処理及び表示処理無し時におけるタイミングチャートが示されている。
A/D変換部104より出力された画像データは、各フレーム遅延部105、106及び107で遅延され、それらデータに基づいて演算部108で演算されて出力される。出力イネーブル信号がHighの期間のみ、出力制御部122から出力がなされる。図2では、出力レートとして、センサ102における出力レートの1/4が設定された場合を示している。
図3は、第1の実施形態に係る撮像装置の撮像動作に係る処理を示すフローチャートである。なお、図3に示す処理は、CPU123で行なわれる。
ステップS301にて撮像が開始されると(ステップS301/YES)、続いて、ステップS302にて、タイミングジェネレータ110などに対してパラーメータ設定を行う。続いて、ステップS303にて、Hカウンタ120、Vカウンタ121のカウント動作を開始する。
続いて、出力制御部122から画像データが出力されるのに従って、ステップS304にて、出力された画像データに対してWB(ホワイトバランス)補正やγ(ガンマ)補正を行うようにWB/γ補正部126を制御する。続いて、ステップS305にて、処理された画像データに対して圧縮処理を行うように圧縮部130を制御する。
続いて、ステップS306にて、処理された画像データを外部メモリへ記憶する。続いて、ステップS307にて、撮像動作の終了が指示されたか否かを判定し、撮像動作の終了の指示がなければ、ステップS304に戻る。一方、撮像動作の終了の指示があれば、ステップS308に進む。
続いて、ステップS308では、フレーム単位の処理が終了しているか否かを判定し、フレーム単位の処理が終了していなければ、ステップS304に戻り、フレーム単位の処理が終了するまで処理を繰り返す。一方、フレーム単位の処理が終了していれば、ステップS309に進んで終了処理を行い、撮像動作に係る処理を終了する。
−係数演算部109における制御の説明−
図4は、係数演算部109の詳細なハード構成を示すブロック図である。
図4において401、403、405及び407は、関数演算部A〜D(402、404.406及び408)での係数演算時に用いる算出式における定数セットを複数組記憶しておく定数セットテーブルである。図4において402、404、406及び408は、定数セットテーブル401、403、405及び407によりセットされた定数と、係数制御部118から出力されるHCOUNT'、VCOUNT'の値から、演算部108で用いる補正係数a〜dを演算する関数演算部である。
ここで、補正係数算出式は、以下の通りに示される。
a = f1(r) ・・・ (1)
b = f2(r) ・・・ (2)
c = f3(r) ・・・ (3)
d = f4(r) ・・・ (4)
但し、r = √((x − X0)2 + (y − Y0)2)
X0、Y0は、画面の中心点の座標
また、上記定数セットとは、例えば、(1)式がn次関数であったとした場合、その式は以下の(5)式のように示されるが、(1)式におけるa0、a1、a2、…、anのことである。
a = f1(r)
= an×rn + … + a2×r2 + a1×r + a0 ・・・ (5)
テーブル制御部117は、A/D変換部104、フレーム遅延部105〜107からのデータ出力のタイミングに合わせて、Hカウンタ120及びVカウンタ121より入力されたHCOUNT、VCOUNTを遅延させる。そして遅延させたHCOUNT'、VCOUNT'を出力して係数演算部109へ入力する。
また、テーブル設定部116は、撮像動作開始時及びズーム制御信号が入力されズーム制御が行われた場合に、当該ズーム制御信号に基づき現在のズーム位置情報を算出する。そして、テーブル設定部116は、ズーム位置情報信号とセット信号を係数演算部109へ入力する。
定数セットテーブル401、403、405及び407では、撮像動作開始時にセット信号がアサートされると、その時点でのズーム位置情報信号に従って該当する定数セットをテーブルから読み出し、各関数演算部402、404、406及び408へセットする。関数演算部402、404、406及び408では、クロック毎に演算を行って当該演算結果を演算部108に出力する。
ここで、HCOUNT‘、VCOUNT’、即ち画面上の位置と補正係数a〜dとの関係を図5に示す。図5では、画面のサイズを640×480と想定している。図5に示すように、画面の中央部では、補正係数cのみが「1」となり、他の補正係数a、b及びdは「0」となっている。また、画面の中央部から周辺部にいくに従って、補正係数cは減少し、補正係数a、b及びdは増加している。
ここで、補正係数a〜dの大小関係は、以下の通りである。遅延時間が中心に最も近いフレームに対する補正係数cが最大となり、中心から外れるのに従って減少していく。
c ≧ b ≧ a ・・・ (6)
c ≧ d ・・・ (7)
また、補正係数a〜dの合計値は、中央部は「1」であるが、周辺部にいくに従って増加している。即ち、演算部108での演算において、画面中央部ではフレーム遅延部106の出力データのみが出力され、周辺部にいくに従って、フレーム遅延部105、107及びA/D変換部104のデータが加算されて出力されることになる。また、補正係数の合計値が1より大きくなるのに伴い、信号に対するゲインを上げたのと同様の効果が得られ、シェーディング補正の効果を得ることができる。
−ズーム制御に係る処理の説明−
操作部131において、ズーム・イン、ズーム・アウトの操作が行われると、CPU123は、操作部131の操作に応じて、光学系制御部114内のズーム制御部111に対して指令を出す。ズーム制御部111では、光学系101内のズーム制御モータ(不図示)に対して制御信号を出力し、ズーム制御を行う。同時に、当該制御信号を係数制御部118内のテーブル設定部116へ出力する。テーブル設定部116では、撮像開始時のズーム位置とズーム制御信号から現時点でのズーム位置を算出してズーム位置情報信号を生成し、セット信号とともに係数演算部109に対して出力する。
係数演算部109では、セット信号がアサートされた時点でのズーム位置情報信号の値から、対応する定数セットを読み出して各関数演算部A〜Dへセットする。これにより、各関数演算部A〜Dにおいて定数セットが変更され、演算部108で使用される補正係数a〜dが変更される。
このとき、算出される補正係数は、図6に示すように変更される。即ち、スームイン時は、同位置における補正係数cの値を減少させるとともに、補正係数a、b及びdの値を増加させる。ズームアウト時は、逆に同位置における補正係数cの値を増加させるとともに、補正係数a、b及びdの値を減少させる。
また、セット信号がアサートされるタイミングは、出力レート制御部119における出力イネーブル信号のデアサートのタイミングと同期して出力される。即ち、定数セットの変更は、4フレームに1回になる。図7は、ズーム制御に係るタイミングチャートを示す図である。
以上のように構成することで、従来より画質の優れたシェーディング補正を実現することが可能となる。特に、装置の小型化が求められている場合に、画質を維持しながら光学系101を小型化することが可能となる。
また、本実施形態では、補正係数a〜dを演算を行うことにより算出していたが、補正係数a〜dを予め算出しておき、テーブルに記憶しておく構成とすることもできる。また、本実施形態では、センサ102により出力された画像データのフレームレートを演算部108において1/4にして出力を行っていたが、これを他の数値としても良い。
図8は、第1の実施形態に係る他の撮像装置のハード構成を示すブロック図である。図8に示す撮像装置は、センサ102により出力された画像データのフレームレートを1/5にして出力を行うものである。図8に示す第1の実施形態に係る他の撮像装置は、図1に示す撮像装置に対して、フレーム遅延部801及び演算部802における乗算器108eを追加して構成したものである。また、図9は、この場合のHCOUNT'、VCOUNT'、即ち画面上の位置と補正係数a〜eとの関係を示す。また、以下に補正係数a〜eの最小関係を示す。遅延時間の中心となるフレームに対する補正係数cが最大となり、中心から外れるに従って減少していく。
c ≧ b ≧ a ・・・ (8)
c ≧ d ≧ e ・・・ (9)
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、演算部108からの出力データに対して、後段において必要に応じてフィルタ処理を行う形態を示したが、このフィルタ処理における係数値を演算部108における補正係数a〜dと連動させることが考えられる。第1の実施形態に係る撮像装置の構成でシェーディング補正処理を行うと、画面周辺部では複数フレームの画像を合成するため、画像に動きのある場合はぼけてしまう。これを、後段の例えばエッジ強調処理などのフィルタ処理時に考慮して処理することで、ぼけを補正することが可能になる。
図10は、第2の実施形態に係る撮像装置のハード構成を示すブロック図である。ここで、図1に示す第1の実施形態に係る撮像装置と同様の構成については、同様の符号を付してあり、その詳細な説明は省略する。
図10において1001は、係数制御部である。図10において1002は、フィルタ処理部である。図10において1003は、フィルタ係数制御部である。図10において1004は、フィルタ係数テーブルである。
フィルタ係数テーブル1004は、係数演算部109と同様に、画像データの画面上の位置に応じたフィルタ係数値群を複数種類、記憶しておくテーブルである。例えば、エッジ強調処理であれば、画面の周辺部にいくに従い、強調の度合いを高めた係数を記憶しておく。
−フィルタ処理に係る動作の説明−
図11は、第2の実施形態に係る撮像装置のフィルタ処理を示すフローチャートである。なお、図11に示す処理は、CPU123で行なわれる。第2の実施形態に係る撮像装置では、CPU123において、WB/γ補正部126から出力されRAM125内に記憶してある画像データを、1フレーム毎に順次フィルタ処理部1002へ転送し、フィルタ処理後のデータを再びRAM125へ書き戻す処理を行う。
まず、ステップS1101にて、フィルタ処理が開始されると(ステップS1101/YES)、続いて、続いて、ステップS1102にて、タイミングジェネレータ110などに対してパラーメータ設定を行う。
続いて、ステップS1103にて、フィルタ処理部1002内のレジスタ(不図示)に対して、転送スタートの設定を行う。続いて、ステップS1104にて、フィルタ処理部1002へフレームのデータを順次転送する。フィルタ処理部1002では、転送スタートの設定後、データが転送される毎にHCOUNT''、VCOUNT''をカウントアップし、フィルタ係数制御部1003へ出力する。フィルタ係数制御部1003では、HCOUNT''、VCOUNT''を受けて該当するフィルタ係数をフィルタ係数テーブル1004から読み出し、フィルタ処理部1002へ出力する。そして、フィルタ処理部1002では、読み出されたフィルタ係数を用いてフィルタ処理を行い、順次バッファ(不図示)へ記憶し、予め決められた一定数のデータを処理後、バッファフルをCPU123へ通知する。
続いて、ステップS1105にて、フィルタ処理部1002からバッファフルの通知があるか否かを判定し、バッファフルの通知がない場合には、ステップS1104に戻る。一方、フィルタ処理部1002からバッファフルの通知があった場合には、ステップS1106に進む。
続いて、ステップS1106にて、CPU123は、当該バッファフルの通知を受け取り、処理後のデータをフィルタ処理部1002からRAM125へ転送する。1フレームのデータを処理し終わった時点で、フィルタ処理部1002は、レジスタ(不図示)に終了フラグをセットする。
続いて、ステップS1107にて、当該終了フラグがセットされたか否かを判定し、当該終了フラグがセットされていない場合には、ステップS1104に戻る。一方、当該終了フラグがセットされた場合には、ステップS1108に進む。
続いて、ステップS1108にて、フィルタ処理を終了するか否かを判定し、フィルタ処理を終了しない場合には、ステップS1104に戻る。一方、フィルタ処理を終了する場合には、ステップS1109に進み、フィルタ処理を終了する終了処理を行う。
以上の処理を繰り返すことにより、画面上の位置に応じたフィルタ係数を用いた画像データのフィルタ処理が行われる。
−ズーム制御に係る処理の説明−
係数制御部1001は、ズーム位置情報信号及びセット信号を係数演算部109へ出力すると共に、フィルタ係数制御部1003へ出力する。フィルタ係数制御部1003では、セット信号を受け取ると、その時点でのズーム位置情報信号をバッファ(不図示)に記憶する。そして、現在あるフレームのフィルタ処理中であれば、当該フレームのフィルタ処理の終了を待ってから、当該ズーム位置情報信号をフィルタ係数テーブル1004に対して適用し、次フレームの処理からフィルタ係数を変更する。また、フィルタ処理中でなければ、即時に当該ズーム位置情報信号をフィルタ係数テーブル1004に対して適用する。変更に際しては、ズーム制御がズームインであれば、例えば、エッジ強調処理である場合では強調の度合いをより強める方向へ係数を変更する。一方、ズームアウトであれば、逆に強調の度合いを弱める方向へ係数を変更する。
以上のように構成することで、シェーディング補正に係る処理により画面上の位置に応じて生じる画像のばけを後段のフィルタ処理時に補正することが可能となり、更なる画質の向上が図れる効果がある。
(第3の実施形態)
第1及び第2の実施形態では、演算部108での演算処理を全てのデータに対して行っていたが、第3の実施形態では、画像内のオブジェクトの動きを検出する動き検出手段を設け、画像内のオブジェクトが動きのない場合にのみ、演算部108での演算処理を行うように構成することもできる。
図12は、第3の実施形態に係る撮像装置のハード構成を示すブロック図である。第1及び第2の実施形態に係る撮像装置と同様の構成については、同様の符号を付してあり、その詳細な説明は省略する。
図12において1201は、画像内のオブジェクトの動きを検出する動き検出部である。図12において1202は、データ選択部である。また、図13は、動き検出部1201の詳細なハード構成を示すブロック図である。以下、前述までの実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
撮像動作が開始されると、動き検出部1201は、A/D変換部104及びフレーム遅延部105から出力されるデータを元に動き検出を行う。図13に示す動きベクトル演算部1301は、予め決められた小ブロック毎に動きベクトルを順次算出する。動きベクトル演算部1301で算出された動きベクトルは、平均算出部1302に順次送られ、平均値が算出される。そして、3フレームに渡り上記処理を繰り返した後、動き判定部1303は、平均算出部1302で算出された平均値が予め決められた閾値を超えているか否かを判定する。そして判定の結果、平均値が予め決められた閾値を超えている場合にはセレクト信号としてHighを出力し、平均値が予め決められた閾値を超えていない場合にはLowを出力する。
選択部1202は、動き判定部1303からのセレクト信号を受けて、演算部108から出力されたデータとフレーム遅延部106からの出力のいずれかを選択し、出力制御部122へ出力する。具体的に、選択部1202は、セレクト信号がHighであれば、フレーム遅延部106からの出力を選択し、セレクト信号がLowであれば、演算部108からの出力を選択する。
図14は、第3の実施形態に係る撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。
図14において[1]、[2]の時点ではセレクト信号がHighになっているため、選択部1202ではフレーム遅延部106からの出力データを選択する。一方、[3]、[4]の時点ではセレクト信号がLowになっているため、選択部1202では演算部108からの出力データを選択する。そして、各出力データが選択部1202から出力制御部122に出力されている。
以上のように構成することにより、画像データ内にある一定以上の動きが存在する場合に、演算部108からの出力データを用いないことで、より一層の画質向上を図ることができる効果がある。なお、本実施形態の選択部1202ではフレーム単位でデータの選択を行うようにしているが、例えば動きベクトルを算出する小ブロック単位で選択を行うようにすることも可能である。
(第4の実施形態)
第1〜第3の実施形態では、撮像装置内に表示部129を備える構成となっていたが、当該表示部を例えば監視カメラなどに適用した場合は、撮像装置と表示装置とがネットワークを介して接続されている構成が考えられる。
図15は、第4の実施形態に係る撮像システムのハード構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る撮像システムは、撮像装置1501、表示装置1504、及び、撮像装置1501と表示装置1504とを接続するネットワーク網1503を有して構成されている。また、撮像装置1501には、ネットワーク網1503を介して表示装置1504との間でデータの送受信を行う送受信部1502が設けられている。ここで、撮像装置1501において、第1〜第3の実施形態に係る撮像装置と同様の構成については、同様の符号を付してあり、その詳細な説明は省略する。
表示装置1504は、CPU1505、送受信部1506、ROM1507、RAM1508、フィルタ処理部1509、フィルタ係数制御部1510、フィルタ係数テーブル1511、表示部1512、伸張部1513、操作部1514、及び、外部メモリ1515を有して構成されている。
係数演算部109にて算出される補正係数a〜dは、1つのフレーム内においては、HCOUNT‘、VCOUNT’、即ち画面上の位置情報と定数セットの値で決定される。また、定数セットの値は、予め決められた複数種類の値から選択されるものである。従って、どの定数セットが選択されたかが分かれば、表示装置1504においても撮像装置1501でどのような演算が成されたかを知ることが可能である。
図16は、第4の実施形態に係る撮像装置1501の送信処理を示すフローチャートである。なお、図16に示す処理は、CPU123で行なわれる。
まず、ステップS1601にて、撮像動作が開始であるか否かを判断する。ここで、CPU123による撮像動作の開始の判断は、以下のようになされる。
まず、CPU123は、係数演算部109において取り得る補正係数の値を予め取得し、送受信部1502を通して表示装置1504に送信する。このとき、定数セット毎にシリアルな番号を割り振り、当該番号と補正係数値をセットとして表示装置1504に送信する。表示装置1504では、当該補正係数値群及びシリアル番号をRAM1508へ記憶しておく。撮像動作に対する指示は、表示装置1504内の操作部1514にて行われる。操作部1514から撮像動作に対する指示がなされると、CPU1505は、当該指示に対応するデータを作成し、送受信部1506を通して撮像装置1501へ送信する。そして、撮像装置1501では、撮像動作に対する指示に基づくデータを送受信部1502において受信し、CPU123が当該データを検知することにより、撮像動作の開始の判断を行う。
撮像動作が開始されると(ステップS1601/YES)、続いて、画像データが演算部108において演算され、WB/γ補正部126において補正処理された後、RAM125に記憶される。ここまでの処理は、第1の実施形態と同様である。このとき、係数演算部109は、補正係数a〜dを演算部108へ出力すると共に、RAM125に転送する。
続いて、ステップS1602にて、CPU123は、順次送られてくる係数値を上記定数セットに対するシリアル番号に置き換えて記憶しておく。続いて、ステップS1603にて、RAM125に記憶されたデータが1フレーム毎に圧縮部130に転送されて圧縮処理がなされて、再びRAM125に書き戻される。続いて、ステップS1604にて、圧縮データと上記シリアル番号データをパッキングする。そして、ステップS1605にて、ステップS1604でパッキングしたデータを送信部1502から表示装置1504に送信する。
続いて、1606にて、撮像動作を終了するか否かを判定し、撮像動作を終了しない場合には、ステップS1602に戻り、一方、撮像動作を終了する場合には、当該フローチャートにおける処理を終了する。
図17は、第4の実施形態に係る表示装置1504の受信処理を示すフローチャートである。なお、図17に示す処理は、CPU1505で行なわれる。
表示装置1504では、操作部1514から撮像動作を開始する指示がなされ(ステップS1601/YES)、撮像装置1501からパッキングされたデータを受信する(ステップS1602/YES)。そして、ステップS1703にて、当該データのアンパッキング処理を行う。
続いて、ステップS1704にて、アンパッキング処理した圧縮データを伸張部1512へ転送し、伸張処理を行う。この際、伸張された画像データは、RAM1508に記憶される。
続いて、ステップS1705にて、アンパッキング処理したシリアル番号データを参照し、該当する係数値を取得して、それに合わせてフィルタ係数制御部1510を通してフィルタ係数テーブル1511からフィルタ処理部1509にフィルタ係数をセットする。
続いて、ステップS1706にて、フィルタ処理部1509に対して、セットしたフィルタ係数を用いて画像データに対するフィルタ処理を行わせる。ここで、フィルタ処理後のデータは、例えば表示部1512において表示される。
続いて、1707にて、撮像動作を終了するか否かを判定し、撮像動作を終了しない場合には、ステップS1703に戻り、一方、撮像動作を終了する場合には、当該フローチャートにおける処理を終了する。
図15のように構成すれば、撮像された画像データに対する撮像装置1501側での演算と、表示装置1504側でのフィルタ処理とを連動して行えるようになることから、表示装置1504側において画質の良い画像データの表示を行うことができる。また、本実施形態では、予め取り得る係数値を表示装置1504へ送信しておき、実際の画像データ送受信時には、シリアル番号で撮像動作を行うようにしているため、ネットワーク帯域を無駄に消費することもない。
(第5の実施形態)
第1〜第4の実施形態では、演算部108からの出力は、1種類のフレームレートの画像データとしていたが、複数種類のフレームレートの画像データを同時に出力する構成も考えられる。
図18は、第5の実施形態に係る撮像システムのハード構成を示すブロック図である。
第5の実施形態に係る撮像システムでは、2つの表示装置1504a及び1504bが設けられている。また、第5の実施形態に係る撮像装置1800において、第1〜第4の実施形態に係る撮像装置と同様の構成については、同様の符号を付してあり、その詳細な説明は省略する。
出力レート制御部1801は、複数の出力イネーブル信号を出力することが可能となっている。また、第5の実施形態に係る撮像装置1800では、2つの出力制御部122a及び122bが設けられている。バッファ1802は、第2の出力制御部122bから出力されたデータを一時記憶するものである。このように撮像装置を構成すれば、複数の表示装置から異なった出力レートのデータが要求された場合でも、処理を行うことが可能となる。
図19は、第5の実施形態に係る撮像装置1800において、第1の表示装置1504aと第2の表示装置1504bから、それぞれセンサ102の出力レートの1/4と1/2の出力レートのデータが要求された場合の撮像動作のタイミングチャートである。
出力イネーブル信号1による第1の出力制御部122aからのデータ出力と、出力イネーブル信号2による第2の出力制御部122bからのデータ出力は、時分割でWB/γ補正部126へ入力される。このため、図19に示す第2の出力制御部122bからの出力s0、s4、s8は、バッファ1802において一時記憶される。
以上のように撮像装置を構成することにより、複数種類のフレームレートのデータを同時に出力することが可能になるため、複数の表示装置からの異なった要求にも応答することができる。しかも、フレームレートに関わらず、シェーディング補正に係る処理は同様であるため、高画質を保持したままデータの出力を行うことができる。
(第6の実施形態)
第1〜第5の実施形態では、撮像装置側でどのような補正処理を行うかを決定していたが、使用者側でどのような補正処理を行うかを決定するようにした形態も考えられる。
図20は、第6の実施形態に係る撮像装置のハード構成を示すブロック図である。第1〜第5の実施形態に係る撮像装置と同様の構成については、同様の符号を付してあり、その詳細な説明は省略する。
図20に示すように、本実施形態に係る撮像装置2000には、新たに係数補正部2001〜2004が設けられている。図21は、係数補正部2001〜2004の詳細なハード構成を示すブロック図である。図21において、2101は乗算部、2102は領域判定部、2103はセレクタである。
図22は、第6の実施形態に係る撮像装置の表示部における表示画面構成例を示す図である。また、図23は、第6の実施形態に係る撮像装置の表示部に対する補正処理指定例を示す図である。
使用者は、図22に示す表示画面を見ながら、例えば操作部131に含まれるマウスなどにより補正を行いたい領域を領域指定する(図23の[1])。次に、表示画面の右側に位置するスライダー(図23の[2])を例えばマウスなどを用いて操作することにより、補正の量を指定する。
CPU123は、このマウスなどによる操作を検出すると、指定された補正領域情報を、係数補正部2001〜2004内の領域判定部2102へ送る。領域判定部2102では、レジスタ(不図示)に当該補正領域情報を記憶する。さらに、補正量情報を乗算部2101へ送り、乗算部2101では、この補正量情報をレジスタ(不図示)に記憶するとともに係数値が入力された場合、当該係数に補正量情報に基づく補正量を乗算して出力する。即ち、指定された補正量が1より大きければより明るい画像が出力され、指定された補正量が1より小さければより暗い画像が出力される。
領域判定部2102では、HCOUNT‘、VCOUNT’と補正領域情報とを比較し、現在処理中の領域が指定領域の範囲に入っている場合は、Highであるセレクト信号をセレクタ2103に出力する。一方、現在処理中の領域が指定領域の範囲に入っていない場合は、Lowであるセレクト信号をセレクタ2103に出力する。
セレクタ2103では、領域判定部2102からのセレクト信号に基づき、補正係数a〜d、もしくは乗算部2101からの出力のいずれかを選択し、これを補正係数a’〜d’として演算部108へ出力する。具体的には、セレクト信号がHighである場合には乗算部2101からの出力を選択し、セレクト信号がLowである場合には補正係数a〜dを選択する。そして、演算部108において、補正係数a’〜d’を用いて演算を行うことにより、使用者の意図した補正が行われる。
以上のように撮像装置を構成することにより、使用者は、表示画面を見ながら補正の範囲及び量を容易に指定することが可能になる。
本実施形態では、使用者が画像のある1つの特定の領域に対して補正指示を行うようにしているが、もちろん、全画面に対する補正指示や複数の領域にわたって補正指示を行う形態であってもよい。また、本実施形態では、係数補正部2001〜2004を設けて使用者の補正指示を反映させるようにしているが、これを係数演算部109における定数セットや演算式を補正することで使用者の補正指示を反映させるようにしてもよい。また、本実施形態では、第4及び第5の実施形態で示したように、撮像装置と表示装置とが分離して構成された撮像システムにおいても適用可能である。
シェーディング補正に際して、従来技術ではノイズ成分も合わせて増幅されていたため画質の劣化を招いていたが、本発明の各実施形態によれば、シグナルのみを増幅することができるため、ノイズ成分が増幅されてしまうのを回避し、画質の劣化を防止することが可能となる。また、一般に光学系による周辺光量の増加を図れば、光学系の大型化、ひいては撮像装置の大型化を招くことになるが、本発明の各実施形態によれば、光学系を大型化することなくシェーディング補正を行うことができる。
前述した各実施形態に係る撮像装置を構成する各手段、並びに撮像装置の制御方法を示した図3、11及び16の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
具体的に、上記プログラムは、例えばCD−ROMのような記憶媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介し、コンピュータに提供される。上記プログラムを記録する記憶媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、上記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより各実施形態に係る撮像装置の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して各実施形態に係る撮像装置の機能が実現される場合や、供給されたプログラムの処理の全て、或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて各実施形態に係る撮像装置の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。
第1の実施形態に係る撮像装置のハード構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態に係る撮像装置の撮像動作に係る処理を示すフローチャートである。 係数演算部の詳細なハード構成を示すブロック図である。 画面上の位置と補正係数a〜dとの関係を示す図である。 ズーム制御に係る画面上の位置と補正係数との関係を示す図である。 ズーム制御に係るタイミングチャートを示す図である。 第1の実施形態に係る他の撮像装置のハード構成を示すブロック図である。 画面上の位置と補正係数a〜eとの関係を示す図である。 第2の実施形態に係る撮像装置のハード構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る撮像装置のフィルタ処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る撮像装置のハード構成を示すブロック図である。 動き検出部の詳細なハード構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 第4の実施形態に係る撮像システムのハード構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る撮像装置の送信処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る表示装置の受信処理を示すフローチャートである。 第5の実施形態に係る撮像システムのハード構成を示すブロック図である。 第5の実施形態に係る撮像装置において、第1の表示装置と第2の表示装置から、それぞれセンサの出力レートの1/4と1/2の出力レートのデータが要求された場合の撮像動作のタイミングチャートである。 第6の実施形態に係る撮像装置のハード構成を示すブロック図である。 係数補正部の詳細なハード構成を示すブロック図である。 第6の実施形態に係る撮像装置の表示部における表示画面構成例を示す図である。 第6の実施形態に係る撮像装置の表示部に対する補正処理指定例を示す図である。
符号の説明
101 光学系
102 センサ
103 信号処理部
104 A/D変換部
105〜107 フレーム遅延部
108 演算部
108a〜108d 乗算器
108z 加算器
109 係数演算部
110 タイミングジェネレータ
111 ズーム制御部
112 フォーカス制御部
113 シャッタ制御部
114 光学系制御部
115 タイミング制御部
116 テーブル設定部
117 テーブル制御部
118 係数制御部
119 出力レート制御部
120 Hカウンタ
121 Vカウンタ
122 出力制御部
123 CPU
124 ROM
125 RAM
126 WB/γ補正部
127 フィルタ処理部
128 フィルタ係数テーブル
129 表示部
130 圧縮部
131 操作部
132 外部メモリ
133 クロックジェネレータ

Claims (14)

  1. 撮像により得られたフレームに対してシェーディング補正を行う撮像装置であって、
    上記撮像により得られたフレーム遅延させる延手段と、
    上記撮像により得られたフレームに乗算する第1の補正係数と上記遅延された遅延フレームに乗算する第2の補正係数であって上記第1の補正係数とは異なる上記第2の補正係数とを上記第1及び第2の補正係数及び上記第1及び第2の補正係数の合計値が画面上の位置に応じて異なるように決定する決定手段と、
    上記第1の補正係数を上記撮像により得られたフレームに乗算し、上記第2の補正係数を上記遅延フレームに乗算する乗算手段と、
    上記乗算手段で乗算された複数フレーム加算してレーム生成する生成手段と
    有することを特徴とする撮像装置。
  2. 上記決定手段は、上記撮像により得られたフレームと複数の遅延フレームとのうち撮像順序において中心にもっとも近い遅延フレームの中央領域に乗算する補正係数が他のフレームの中央領域に乗算する補正係数よりも大きくなるように補正係数を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記生成手段により生成されるフレームに対して、フレーム間引きにより出力するフレームレートを制御する力レート制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 上記決定手段は、上記画面の中央部よりも上記画面の端部の方が上記第1及び第2の補正係数の合計値が高くなるように補正係数を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 上記決定手段は、上記画面の中央部との関係に基づいて補正係数を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. ズーム制御を行うズーム制御手段をし、
    上記決定手段は、上記ズーム制御手段によるズーム制御に応じて上記補正係数の変更を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 上記決定手段は、上記ズーム制御手段によるズーム制御がズームインである場合は上記補正係数の合計値を増加、上記ズーム制御手段によるズーム制御がズームアウトである場合は上記補正係数の合計値を減少するように上記変更を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 画像内のオブジェクトの動きを検出する動き検出手段をし、上記生成手段は、上記動き検出手段による検出の結果に基づいて成を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 上記生成手段は、上記動き検出手段によ検出された動き量が閾値以下の場合に上記成を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  10. 上記決定手段は、上記第1及び第2の補正係数の変更を、上記生成手段による上記成と同期して行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 上記生成手段により生成された上記フレームに対するフィルタ処理におけるフィルタ係数を、上記決定手段による変更と連動して変更する手段をすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  12. 撮像により得られたフレームに対してシェーディング補正を行う撮像装置と表示装置とがネットワークを介して接続される撮像システムであって、
    上記撮像装置は、
    撮像により得られたフレーム遅延させる延手段と、
    上記撮像により得られたフレームに乗算する第1の補正係数と上記遅延された遅延フレームに乗算する第2の補正係数であって上記第1の補正係数とは異なる上記第2の補正係数とを上記第1及び第2の補正係数及び上記第1及び第2の補正係数の合計値が画面上の位置に応じて異なるように決定する決定手段と、
    上記第1の補正係数を上記撮像により得られたフレームに乗算し、上記第2の補正係数を上記遅延フレームに乗算する乗算手段と、
    上記乗算手段で乗算された複数フレーム加算してレーム生成する生成手段と
    を有し
    記生成手段で生成された上記フレームと上記補正係数に関する情報上記表示装置へ送信することを特徴とする撮像システム。
  13. 撮像により得られたフレームに対してシェーディング補正を行う撮像装置の制御方法であって、
    撮像により得られたフレーム遅延させる遅延ステップと、
    上記撮像により得られたフレームに乗算する第1の補正係数と上記遅延された遅延フレームに乗算する第2の補正係数であって上記第1の補正係数とは異なる上記第2の補正係数とを上記第1及び第2の補正係数及び上記第1及び第2の補正係数の合計値が画面上の位置に応じて異なるように決定する決定ステップと、
    上記第1の補正係数を上記撮像により得られたフレームに乗算し、上記第2の補正係数を上記遅延フレームに乗算する乗算ステップと、
    上記乗算ステップで乗算された複数フレーム加算してレーム生成する生成ステップと
    有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  14. 請求項1に記載の撮像装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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