JPH06296141A - キャリア検出装置 - Google Patents
キャリア検出装置Info
- Publication number
- JPH06296141A JPH06296141A JP6487093A JP6487093A JPH06296141A JP H06296141 A JPH06296141 A JP H06296141A JP 6487093 A JP6487093 A JP 6487093A JP 6487093 A JP6487093 A JP 6487093A JP H06296141 A JPH06296141 A JP H06296141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- pulse wave
- time
- wave
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノイズをキャリアと誤検出するのを防止す
る。 【構成】 伝送路を伝送されてきた変調波は検波器1で
エンベロープが取り出され、コンパレータ2でパルス波
に波形整形された後、パルス幅圧縮回路3において立ち
上がり部分が一定時間Δtだけ圧縮される。キャリアは
十分な継続時間を有するので、パルス幅圧縮回路3から
は時間t−Δtの幅のパルス波が出力されるが、短い時
間のノイズの入力により形成された短い幅のパルス波は
圧縮により消え、キャリアと検出されることはない。
る。 【構成】 伝送路を伝送されてきた変調波は検波器1で
エンベロープが取り出され、コンパレータ2でパルス波
に波形整形された後、パルス幅圧縮回路3において立ち
上がり部分が一定時間Δtだけ圧縮される。キャリアは
十分な継続時間を有するので、パルス幅圧縮回路3から
は時間t−Δtの幅のパルス波が出力されるが、短い時
間のノイズの入力により形成された短い幅のパルス波は
圧縮により消え、キャリアと検出されることはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速かつ安定にキャリ
ア検出信号を得ることのできるキャリア検出装置に関す
る。
ア検出信号を得ることのできるキャリア検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シリアルデータによって変調された変調
波のエンベロープを取り出し、コンパレータによりパル
ス波を形成してキャリア検出信号とするキャリア検出装
置が実用されている。
波のエンベロープを取り出し、コンパレータによりパル
ス波を形成してキャリア検出信号とするキャリア検出装
置が実用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法によると、伝
送路や各機器にノイズが発生した場合、ノイズをキャリ
ア検出信号と誤認してしまう可能性があり、そのような
場合、変調波の終了をすみやかに検出することができ
ず、通信に費やす時間が長くかかっていた。
送路や各機器にノイズが発生した場合、ノイズをキャリ
ア検出信号と誤認してしまう可能性があり、そのような
場合、変調波の終了をすみやかに検出することができ
ず、通信に費やす時間が長くかかっていた。
【0004】よって本発明の目的は、高速かつ安定にキ
ャリア検出信号を得ることができるようなキャリア検出
装置を提供することにある。
ャリア検出信号を得ることができるようなキャリア検出
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、シリアルデータによって変調された変調波
のエンベロープを取り出して波形整形することによりキ
ャリア検出信号としてパルス波を形成するキャリア検出
装置において、波形整形により得られたパルス波の立ち
上がり部分を所定時間圧縮するようにキャリア検出装置
を構成した。
に本発明は、シリアルデータによって変調された変調波
のエンベロープを取り出して波形整形することによりキ
ャリア検出信号としてパルス波を形成するキャリア検出
装置において、波形整形により得られたパルス波の立ち
上がり部分を所定時間圧縮するようにキャリア検出装置
を構成した。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
用を奏する。
【0007】本発明に係るキャリア検出装置において
は、シリアルデータによって変調された変調波のエンベ
ロープを取り出して、波形整形によりパルス波を形成し
た後、パルス波の立ち上がり時間を所定時間圧縮し、パ
ルス幅を狭くする。従って、伝送路その他に発生したノ
イズにより短い幅のパルス波が形成されたとしても、立
ち上がり時間を所定時間圧縮することにより消え、キャ
リアとして検出することがなくなる。
は、シリアルデータによって変調された変調波のエンベ
ロープを取り出して、波形整形によりパルス波を形成し
た後、パルス波の立ち上がり時間を所定時間圧縮し、パ
ルス幅を狭くする。従って、伝送路その他に発生したノ
イズにより短い幅のパルス波が形成されたとしても、立
ち上がり時間を所定時間圧縮することにより消え、キャ
リアとして検出することがなくなる。
【0008】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明に係るキャリア検出装置の
一実施例の構成を示すブロック図である。
一実施例の構成を示すブロック図である。
【0010】同図において、シリアルデータにより変調
され、伝送路を送信されてきた変調波は検波器1におい
てエンベロープが取り出され、コンパレータ2において
比較されることによりパルス波に波形整形される。さら
に、パルス幅圧縮回路3においてパルス波の立ち上がり
部分を時間Δtだけ圧縮し、キャリア検出信号として出
力する。
され、伝送路を送信されてきた変調波は検波器1におい
てエンベロープが取り出され、コンパレータ2において
比較されることによりパルス波に波形整形される。さら
に、パルス幅圧縮回路3においてパルス波の立ち上がり
部分を時間Δtだけ圧縮し、キャリア検出信号として出
力する。
【0011】この過程を図2を参照しつつ説明する。
【0012】高周波数の変調波であるキャリアは検波器
1によりエンベロープが取り出され、コンパレータ2に
おいて適当に設定された比較電圧と比較されることによ
り、パルス波に整形される。キャリアにより得られるパ
ルス波の幅をtとする。
1によりエンベロープが取り出され、コンパレータ2に
おいて適当に設定された比較電圧と比較されることによ
り、パルス波に整形される。キャリアにより得られるパ
ルス波の幅をtとする。
【0013】続いてパルス幅圧縮回路3において幅tの
パルス波の立ち上がり部分をΔtだけ圧縮する。パルス
幅圧縮回路3は幅t−Δtのパルス波を出力し、これが
キャリア検出信号となる。
パルス波の立ち上がり部分をΔtだけ圧縮する。パルス
幅圧縮回路3は幅t−Δtのパルス波を出力し、これが
キャリア検出信号となる。
【0014】一方、高周波の変調波であるノイズが入力
された場合、同様にコンパレータ2において幅tnのパ
ルス波が形成される。しかしパルス幅圧縮回路3におい
てパルス波の立ち上がり部分がΔtだけ圧縮されるの
で、Δt>tnならば、パルス波は消え、パルス幅圧縮
回路3は何も出力しない。
された場合、同様にコンパレータ2において幅tnのパ
ルス波が形成される。しかしパルス幅圧縮回路3におい
てパルス波の立ち上がり部分がΔtだけ圧縮されるの
で、Δt>tnならば、パルス波は消え、パルス幅圧縮
回路3は何も出力しない。
【0015】なお、Δtがtnより大きくない場合はキ
ャリアとして検出してしまうので、Δtの値は発生し得
るノイズの継続時間を勘案して適当に設定される。
ャリアとして検出してしまうので、Δtの値は発生し得
るノイズの継続時間を勘案して適当に設定される。
【0016】以上のように本実施例のキャリア検出装置
によれば、キャリアよりも短い時間継続するノイズはパ
ルス幅圧縮回路3において圧縮され、消えてしまうの
で、誤検出を生ずることはなく、よって通信に費やす時
間を短縮することができる。
によれば、キャリアよりも短い時間継続するノイズはパ
ルス幅圧縮回路3において圧縮され、消えてしまうの
で、誤検出を生ずることはなく、よって通信に費やす時
間を短縮することができる。
【0017】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上ののように、本発明に係るキャリア
検出装置によれば、ノイズをキャリアとして検出するこ
とがないので、誤検出を防止し、よって通信にかかる時
間を少なくすることができる。
検出装置によれば、ノイズをキャリアとして検出するこ
とがないので、誤検出を防止し、よって通信にかかる時
間を少なくすることができる。
【図1】図1は、本発明に係るキャリア検出装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1の実施例における変調波、検波、
パルス波、圧縮パルス波を示す図である。
パルス波、圧縮パルス波を示す図である。
1 検波器 2 コンパレータ 3 パルス幅圧縮回路
Claims (1)
- 【請求項1】 シリアルデータによって変調された変調
波のエンベロープを取り出して波形整形することにより
キャリア検出信号としてパルス波を形成するキャリア検
出装置において、波形整形により得られたパルス波の立
ち上がり部分を所定時間圧縮することを特徴とするキャ
リア検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6487093A JPH06296141A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | キャリア検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6487093A JPH06296141A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | キャリア検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06296141A true JPH06296141A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13270614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6487093A Pending JPH06296141A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | キャリア検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06296141A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5492286A (en) * | 1977-12-19 | 1979-07-21 | Rca Corp | Method of optically checking horizontal dimension of pattern |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP6487093A patent/JPH06296141A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5492286A (en) * | 1977-12-19 | 1979-07-21 | Rca Corp | Method of optically checking horizontal dimension of pattern |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0994364B1 (en) | Procedure for reading the data stored in a transponder and a transponder system for the execution of the procedure | |
US4897857A (en) | FSK demodulating device | |
US3796831A (en) | Pulse modulation and detection communications system | |
KR910009086A (ko) | 비디오 신호 디지탈 데이타 추출기 | |
US5905761A (en) | Amplitude shift keyed receiver | |
KR910005056A (ko) | 셀프-타이밍을 인정하는 채널 | |
JPH06296141A (ja) | キャリア検出装置 | |
JP2580211B2 (ja) | 通信装置 | |
US4013967A (en) | Mid-pulse detector | |
US5490175A (en) | Method and apparatus for detecting binary encoded data | |
US10200163B1 (en) | Small and seamless carrier detector | |
JPH08237324A (ja) | 無線ディジタル・ネットワーク及びディジタル搬送波を検出するための方法及び装置 | |
WO1995008217A1 (fr) | Circuit de commande de signaux permettant de multiplier des signaux d'horloge | |
JP3045069B2 (ja) | 光入力断検出方法と光入力断検出回路 | |
JP3394787B2 (ja) | Fm受信装置の同期確定方式 | |
JP2007235622A (ja) | 差動伝送回路および信号再生方法 | |
JPH0870490A (ja) | 赤外線ワイヤレスリモコン信号の受信方法 | |
JPH0458735B2 (ja) | ||
JP2001086042A (ja) | 配電線搬送通信装置 | |
KR20000020851A (ko) | 데이터 통신에서의 신호 검출 장치 | |
JPH10233746A (ja) | Tdma無線機の受信回路 | |
JPH06291689A (ja) | 波形整形装置 | |
JPH0783747A (ja) | 信号検出回路 | |
JP2897688B2 (ja) | 識別信号伝送方式 | |
KR19990019839U (ko) | 모뎀 |