JPH0629554B2 - デイ−ゼルエンジンのうず室式燃焼室 - Google Patents
デイ−ゼルエンジンのうず室式燃焼室Info
- Publication number
- JPH0629554B2 JPH0629554B2 JP1157787A JP1157787A JPH0629554B2 JP H0629554 B2 JPH0629554 B2 JP H0629554B2 JP 1157787 A JP1157787 A JP 1157787A JP 1157787 A JP1157787 A JP 1157787A JP H0629554 B2 JPH0629554 B2 JP H0629554B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- combustion chamber
- injection port
- exhaust valve
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ディーゼルエンジンのうず室式燃焼室に関
し、ピストンヘッドに設けた凹みの左・右両側面に沿う
部分のうち、吸気弁リセスに臨む一方の側を排気弁リセ
スに臨む他方の側より深く形成することにより、凹みの
左・右両側方での空気利用率の均一化を促進できるう
え、リングスティックやピストンの熱歪みを防止できる
ものを提供する。
し、ピストンヘッドに設けた凹みの左・右両側面に沿う
部分のうち、吸気弁リセスに臨む一方の側を排気弁リセ
スに臨む他方の側より深く形成することにより、凹みの
左・右両側方での空気利用率の均一化を促進できるう
え、リングスティックやピストンの熱歪みを防止できる
ものを提供する。
〈従来技術〉 本発明の対象となるディーゼルエンジンのうず室式燃焼
室の基本構造は、第4図に示すように、ディーゼルエン
ジンEの主燃焼室1の偏心箇所に噴口2を介してうず室
3を連通し、噴口2は主燃焼室1における吸気弁リセス
33及び排気弁リセス34の横側で排気弁リセス34側
に偏位させて開口し、噴口2の軸心4はうず室3から主
燃焼室1に近づくほど主燃焼室1の中央部に近づく傾斜
状に方向づけ、上死点付近にあるピストンヘッド8に噴
口2から燃焼気流を吹き付けるように構成した形式のも
のである。
室の基本構造は、第4図に示すように、ディーゼルエン
ジンEの主燃焼室1の偏心箇所に噴口2を介してうず室
3を連通し、噴口2は主燃焼室1における吸気弁リセス
33及び排気弁リセス34の横側で排気弁リセス34側
に偏位させて開口し、噴口2の軸心4はうず室3から主
燃焼室1に近づくほど主燃焼室1の中央部に近づく傾斜
状に方向づけ、上死点付近にあるピストンヘッド8に噴
口2から燃焼気流を吹き付けるように構成した形式のも
のである。
この形式の従来技術としては、噴口2を単に円筒状に形
成したものや、主燃焼室1での燃焼気流の分散性能を向
上し、空気利用率を高めるために、特公昭57−594
10号公報に示すように、丸孔の両翼部に一対の脇路を
付設して下広がりテーパー状の噴口2を形成し、この噴
口2から圧縮上昇した偏平なピストンヘッドに向けて左
右への広がり角を持たせて燃焼気流を噴出させたものが
ある。
成したものや、主燃焼室1での燃焼気流の分散性能を向
上し、空気利用率を高めるために、特公昭57−594
10号公報に示すように、丸孔の両翼部に一対の脇路を
付設して下広がりテーパー状の噴口2を形成し、この噴
口2から圧縮上昇した偏平なピストンヘッドに向けて左
右への広がり角を持たせて燃焼気流を噴出させたものが
ある。
〈従来技術の問題点〉 一般に、うず室3への渦流効率を上げるためには、うず
室3の容積をなるべく大きくとり、主燃焼室1をなるべ
く小さくとる必要があり、このためピストン上死点隙間
が非常に狭くなつている。
室3の容積をなるべく大きくとり、主燃焼室1をなるべ
く小さくとる必要があり、このためピストン上死点隙間
が非常に狭くなつている。
従つて、上記従来技術では、ピストンが上死点近くを通
過する期間において、噴口2が偏平なピストンヘッドで
塞がれたようになるため、噴口2を単なる筒状に形成す
る場合はもとより、下広がりテーパー状に形成する場合
でも、うず室3で膨張する燃焼気流は、噴口2の出口で
大きな流動低火炎伝播にも遅れを生じ、燃焼性能を低下
させてしまう。
過する期間において、噴口2が偏平なピストンヘッドで
塞がれたようになるため、噴口2を単なる筒状に形成す
る場合はもとより、下広がりテーパー状に形成する場合
でも、うず室3で膨張する燃焼気流は、噴口2の出口で
大きな流動低火炎伝播にも遅れを生じ、燃焼性能を低下
させてしまう。
しかも、燃焼気流が流動抵抗を受けるために、火炎伝播
にも遅れを生じ、燃焼性能を低下させてしまう。
にも遅れを生じ、燃焼性能を低下させてしまう。
また、うず室3で膨張する燃焼気流は、噴口2の出口に
おける大きな流動抵抗のため、主燃焼室1の前方へスム
ーズに正しく流れ込めずに、左右へ大きく広がり過ぎ
て、これより前方に充満している空気をうまく利用でき
ない。
おける大きな流動抵抗のため、主燃焼室1の前方へスム
ーズに正しく流れ込めずに、左右へ大きく広がり過ぎ
て、これより前方に充満している空気をうまく利用でき
ない。
このため、燃焼には空気不足を伴うことになり、カーボ
ンを発生させてリングスティックを生じ易い。
ンを発生させてリングスティックを生じ易い。
因みに、このカーボンの発生位置はピストンとシリンダ
との摺動面に近いために、当該摺動面にカーボンが侵入
し易く、リングスティックをさらに助長させてしまう。
との摺動面に近いために、当該摺動面にカーボンが侵入
し易く、リングスティックをさらに助長させてしまう。
しかも、燃焼気流がピストンヘッドの全体に行き亘らな
いために、加熱に偏りが生じてピストンが熱歪みを起こ
す虞れがあった。
いために、加熱に偏りが生じてピストンが熱歪みを起こ
す虞れがあった。
〈先行技術〉 そこで、本出願人はピストンが上死点付近を通過する期
間でも燃焼気流の流動抵抗を低減するとともに、リング
スティックやピストンの熱歪みを防止する目的で、第1
4図に示す発明を先に提案した。
間でも燃焼気流の流動抵抗を低減するとともに、リング
スティックやピストンの熱歪みを防止する目的で、第1
4図に示す発明を先に提案した。
即ち、上記先行発明は、始端部10から先端部12に進
むにつれて左右に広がりながら浅くなる扇形の凹み7を
ピストンヘッド8に形成し、凹み7の始端部10をうず
室31に空けた噴口2に臨ませ、凹み7の左・右両側面
7a・7bを前記吸・排気弁リセス33・34の中央近傍部
を通るように位置づけて、凹み7の右半部及び左半部を
吸・排気弁リセス33・34の各燃焼室中心寄りリセス
部分に重ならせたものである。
むにつれて左右に広がりながら浅くなる扇形の凹み7を
ピストンヘッド8に形成し、凹み7の始端部10をうず
室31に空けた噴口2に臨ませ、凹み7の左・右両側面
7a・7bを前記吸・排気弁リセス33・34の中央近傍部
を通るように位置づけて、凹み7の右半部及び左半部を
吸・排気弁リセス33・34の各燃焼室中心寄りリセス
部分に重ならせたものである。
上記先行発明では、ピストン6が上死点近くを通過する
期間においても、噴口2はピストンヘッド8に形成した
凹み7の始端部に臨んで開放された状態になるので、噴
口2から主燃焼室1に噴出した燃焼気流は、流動抵抗を
受けることなく凹み7に入り、スムーズにその先端部1
に向かつて案内される。
期間においても、噴口2はピストンヘッド8に形成した
凹み7の始端部に臨んで開放された状態になるので、噴
口2から主燃焼室1に噴出した燃焼気流は、流動抵抗を
受けることなく凹み7に入り、スムーズにその先端部1
に向かつて案内される。
従つて、燃焼気流の流動抵抗を大幅に小さくして、圧力
損失を低減し、火炎伝播の遅れをなくせる。
損失を低減し、火炎伝播の遅れをなくせる。
また、一般に、圧縮比及びうず室の容積比が一定である
ことから、主燃焼室1の容積も一定の値に固定される。
しかも、主燃焼室1の容積は、シリンダヘッドの下端面
とピストンヘッド8との円板状間隙、バルブリセス33
・34及び凹み7の各容積の総和となる。
ことから、主燃焼室1の容積も一定の値に固定される。
しかも、主燃焼室1の容積は、シリンダヘッドの下端面
とピストンヘッド8との円板状間隙、バルブリセス33
・34及び凹み7の各容積の総和となる。
そして、ピストン上死点間隙のために円筒状間隙の容積
が、また、吸排気弁の上下運動距離のためにバルブリセ
スの容積が各々一定に決まるので、残る凹み7の容積も
一義的に決定されることになる。
が、また、吸排気弁の上下運動距離のためにバルブリセ
スの容積が各々一定に決まるので、残る凹み7の容積も
一義的に決定されることになる。
本先行発明では、凹み7の一部がバルブリセス33・3
4とラップしている分だけ凹み7の平面積が小さくなる
ので、凹み7の容積が一定である条件下では平面積の小
さい分だけその深さを深くとることができ、もつて、燃
焼気流が凹み7を進む場合の抵抗がより小さくなる。
4とラップしている分だけ凹み7の平面積が小さくなる
ので、凹み7の容積が一定である条件下では平面積の小
さい分だけその深さを深くとることができ、もつて、燃
焼気流が凹み7を進む場合の抵抗がより小さくなる。
この結果、空気利用率の向上、リングスティックの発生
及びピストンの熱歪みの防止をより強力に行なえる。
及びピストンの熱歪みの防止をより強力に行なえる。
しかし、一般に、吸気弁と排気弁の大小関係及び吸・排
気ポートの配置態様により、噴口2、ひいては、これに
対応する凹み7の始端部10は排気弁リセス34の側に
偏位せざるを得ず、しかも、凹み7からバルブセス33
・34に案内される燃焼気流の渦流状態を強力に高める
ために、凹み7の左・右両側面7a・7bが吸・排気弁リセ
ス33・34の中央近傍部を通るように位置づけられ
る。
気ポートの配置態様により、噴口2、ひいては、これに
対応する凹み7の始端部10は排気弁リセス34の側に
偏位せざるを得ず、しかも、凹み7からバルブセス33
・34に案内される燃焼気流の渦流状態を強力に高める
ために、凹み7の左・右両側面7a・7bが吸・排気弁リセ
ス33・34の中央近傍部を通るように位置づけられ
る。
このため、凹み7はピストンヘッド8に対して排気弁リ
セス34の側に偏つて配置され、吸気弁リセス33に臨
む凹み7の一方の側面7a(7b)のさらに外側の空間は、排
気弁リセス34に臨む凹み7の他方の側面7b(7a)のさら
に外側の空間に比べて広くなつてしまい、空間容積比は
不均一になる。
セス34の側に偏つて配置され、吸気弁リセス33に臨
む凹み7の一方の側面7a(7b)のさらに外側の空間は、排
気弁リセス34に臨む凹み7の他方の側面7b(7a)のさら
に外側の空間に比べて広くなつてしまい、空間容積比は
不均一になる。
従つて、凹み7の前方へ噴き拡がつてゆく燃焼気流が、
吸気弁リセス33側の一側面7a(7b)の外側方に充満する
空気を有効に利用できない虞れがあり、主燃焼室1内で
の均一な空気利用を充分に図れない場合がある。
吸気弁リセス33側の一側面7a(7b)の外側方に充満する
空気を有効に利用できない虞れがあり、主燃焼室1内で
の均一な空気利用を充分に図れない場合がある。
本発明は、主燃焼室内の空気利用率の均一化を促進する
ことを技術的課題とする。
ことを技術的課題とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記課題を達成するための手段を、実施例に対応する図
面に基いて説明する。
面に基いて説明する。
即ち、本発明は、上記先行案にさらに改良を行え、凹み
7の左・右両側面7a・7bに沿う部分30・31のうち、
吸気弁リセス33に臨む側の部分30を、排気弁リセス
34に臨む側の部分31より深く形成したことを特徴と
するものである。
7の左・右両側面7a・7bに沿う部分30・31のうち、
吸気弁リセス33に臨む側の部分30を、排気弁リセス
34に臨む側の部分31より深く形成したことを特徴と
するものである。
〈作用〉 吸気弁リセス33に臨む凹み7の一側面側の部分30
は、排気弁リセス34に臨む他側面側31より深く形成
されるので、当該一側面側部分30を噴き進む燃焼気流
の流量及び流速は、他側面側のそれらに比べてともに大
きくなる。
は、排気弁リセス34に臨む他側面側31より深く形成
されるので、当該一側面側部分30を噴き進む燃焼気流
の流量及び流速は、他側面側のそれらに比べてともに大
きくなる。
従つて、一側面に沿う部分31にその外側方から引き込
まれる空気量は増大するうえ、この一側面7a(7b)の先端
部12から凹み7の前方に噴き出る燃焼気流も多いの
で、当該一側面7a(7b)の外側方にある燃焼空気はこの燃
焼空流に効率良く混合できる。
まれる空気量は増大するうえ、この一側面7a(7b)の先端
部12から凹み7の前方に噴き出る燃焼気流も多いの
で、当該一側面7a(7b)の外側方にある燃焼空気はこの燃
焼空流に効率良く混合できる。
〈発明の効果〉 (1)先ず、本発明においては、ピストンヘッドに凹み
を形成することにより、燃焼気流の流動抵抗を小さくし
て圧力損失をなくし、火炎伝播を速やかにできる。
を形成することにより、燃焼気流の流動抵抗を小さくし
て圧力損失をなくし、火炎伝播を速やかにできる。
(2)燃焼気流はは空気と均一に混合して部分的な空気
不足をなくせるので、カーボンの発生は少なく、従つて
このカーボンがシリンダとピストンとの摺動面間に噛み
込んでリングスティックを生ずることを強力に防止でき
る。
不足をなくせるので、カーボンの発生は少なく、従つて
このカーボンがシリンダとピストンとの摺動面間に噛み
込んでリングスティックを生ずることを強力に防止でき
る。
(3)噴口から噴出した燃焼気流は、ピストンが上死点
を通過する期間においても左右に広がり過ぎることがな
いので、ピストンの一部が過熱されて加熱に偏りが生ず
ることがなく、ピストンが熱歪みを起こすことを防止で
きる。
を通過する期間においても左右に広がり過ぎることがな
いので、ピストンの一部が過熱されて加熱に偏りが生ず
ることがなく、ピストンが熱歪みを起こすことを防止で
きる。
(4)凹みのバルブリセスに重なる分だけ小さくなり、
この結果凹みの深さを深く形成できるので、燃焼気流が
主燃焼室内で左右に広がり過ぎることを防ぐという凹み
の機能を高め、もつて、上記(1)〜(3)の効果をさらに強
力にできる。
この結果凹みの深さを深く形成できるので、燃焼気流が
主燃焼室内で左右に広がり過ぎることを防ぐという凹み
の機能を高め、もつて、上記(1)〜(3)の効果をさらに強
力にできる。
(5)吸気弁リセスに臨む凹みの一側面の外側方に充満
する空気の利用が不足がちになろうとするのを、当該一
側面に沿う部分を他側面部分に比べて深く形成すること
により、当該外側の空気の燃焼気流による混合と、凹み
の一側面内への引き込みを同時に強力に行なつて、凹み
の左・右両側面の外方における空気を均一に利用できる
ので、主燃焼室全体における空気利用率の均一化を促進
できる。
する空気の利用が不足がちになろうとするのを、当該一
側面に沿う部分を他側面部分に比べて深く形成すること
により、当該外側の空気の燃焼気流による混合と、凹み
の一側面内への引き込みを同時に強力に行なつて、凹み
の左・右両側面の外方における空気を均一に利用できる
ので、主燃焼室全体における空気利用率の均一化を促進
できる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は第1実施例を示すピストンヘッドの平面図、第
2図は第1図におけるII−II線断面図、第3図はピスト
ンヘッド周辺の縦断正面図、第4図は縦形ディーゼルエ
ンジンの要部縦断正面図、第11図は噴口の模式図であ
つて、ディーゼルエンジンEのシリンダブロック14の
中央にシリンダ15を形成し、ピストン6をシリンダ1
5に上下摺動自在に内嵌する。
2図は第1図におけるII−II線断面図、第3図はピスト
ンヘッド周辺の縦断正面図、第4図は縦形ディーゼルエ
ンジンの要部縦断正面図、第11図は噴口の模式図であ
つて、ディーゼルエンジンEのシリンダブロック14の
中央にシリンダ15を形成し、ピストン6をシリンダ1
5に上下摺動自在に内嵌する。
シリンダブロック14の上方にシリンダヘッド16を組
み付け、シリンダヘッド16の後半部のうち、シリンダ
ブロック14の主燃焼室1に面する肉壁面に燃料噴射空
間19を穿孔し、その下部開口端縁から半割状の噴射室
部材20を嵌合して、燃料噴射空間19の上半球部と噴
射室部材20の下半球部とでうず室3を形成する。
み付け、シリンダヘッド16の後半部のうち、シリンダ
ブロック14の主燃焼室1に面する肉壁面に燃料噴射空
間19を穿孔し、その下部開口端縁から半割状の噴射室
部材20を嵌合して、燃料噴射空間19の上半球部と噴
射室部材20の下半球部とでうず室3を形成する。
上記シリンダヘッド16の後半部の上端部から燃料噴射
空間19にかけてノズル嵌挿孔21を貫設し、この嵌挿
孔21に燃料噴射ノズル22を嵌挿して、その先端噴口
部23をうず室3に臨ませる。
空間19にかけてノズル嵌挿孔21を貫設し、この嵌挿
孔21に燃料噴射ノズル22を嵌挿して、その先端噴口
部23をうず室3に臨ませる。
上記噴射室部材20に噴口2を後ろ上り傾斜状、即ち、
噴口2の軸心4をうず室3から主燃焼室1に近づくほど
主燃焼室1の中央部に近づく傾斜状に方向付ける。
噴口2の軸心4をうず室3から主燃焼室1に近づくほど
主燃焼室1の中央部に近づく傾斜状に方向付ける。
上記噴口2は、第10図に示すように、燃焼気流の主要
噴出路となる丸孔24を中央に貫設し、そのやや前方寄
りの左右両側面5に亘つて脇路25を空け、その境界を
峯状に形成して構成される。
噴出路となる丸孔24を中央に貫設し、そのやや前方寄
りの左右両側面5に亘つて脇路25を空け、その境界を
峯状に形成して構成される。
丸孔24の軸心に対して脇路25の各軸心を下方に行く
ほどに左右に拡開するように傾斜させて(即ち、脇路2
5の通路断面積を主燃焼室1に近づくほど、左右方向に
増加するように構成して)、噴口2から主燃焼室1に噴
出した燃焼気流が左右両側方に広がるようにする。
ほどに左右に拡開するように傾斜させて(即ち、脇路2
5の通路断面積を主燃焼室1に近づくほど、左右方向に
増加するように構成して)、噴口2から主燃焼室1に噴
出した燃焼気流が左右両側方に広がるようにする。
但し、燃焼気流を左右に広がらせるようなテーパー形状
の噴口2としては、上記実施例の他に、例えば、第12
図に示すように、噴口上面及び下面ともに左右に長い長
孔にしたものでも良いが、本発明においては、第13図
のように単に筒状に形成した噴口2を用いることもでき
る。
の噴口2としては、上記実施例の他に、例えば、第12
図に示すように、噴口上面及び下面ともに左右に長い長
孔にしたものでも良いが、本発明においては、第13図
のように単に筒状に形成した噴口2を用いることもでき
る。
一方、ピストンヘッド8に略60度に開いた扇形の凹み
7を設け、凹み7は扇のかなめである始端部10が最も
深く、先端部12に進むにつれて浅くなるように形成さ
れる(第1図参照)。
7を設け、凹み7は扇のかなめである始端部10が最も
深く、先端部12に進むにつれて浅くなるように形成さ
れる(第1図参照)。
ピストンヘッド8には、同時に吸排気弁とピストンヘッ
ドとの干渉を避けるための吸・排気弁リセス30・31
が、上記凹み7と一部ラップする状態で凹設される。
ドとの干渉を避けるための吸・排気弁リセス30・31
が、上記凹み7と一部ラップする状態で凹設される。
即ち、今、吸・排気弁リセス33・34の中心33a・
34aを通る直線Pに直交し、且つ、ピストンヘッド8
の中心Cを通る仮想基準線Sを想定し、凹み7の始端部
10をこの仮想基準線Sの一方に偏らせるとともに、凹
み7の左・右両側面7a・7bを上記吸・排気弁リセス33
・4の中心33a・34aを通るように位置付けるよう
にして、凹み7の右半部及び左半部を吸・排気弁リセス
33・34の各燃焼室中心寄りリセス部分に重ならせて
ある。
34aを通る直線Pに直交し、且つ、ピストンヘッド8
の中心Cを通る仮想基準線Sを想定し、凹み7の始端部
10をこの仮想基準線Sの一方に偏らせるとともに、凹
み7の左・右両側面7a・7bを上記吸・排気弁リセス33
・4の中心33a・34aを通るように位置付けるよう
にして、凹み7の右半部及び左半部を吸・排気弁リセス
33・34の各燃焼室中心寄りリセス部分に重ならせて
ある。
凹み7の始端部10を前記うず室3の噴口2に臨ませ
て、噴口2から噴出した燃焼気流が凹みの始端部10か
ら扇形の全表面部に適正に広がつて先端部12にまでス
ムーズに達するように構成する(第3図参照)。
て、噴口2から噴出した燃焼気流が凹みの始端部10か
ら扇形の全表面部に適正に広がつて先端部12にまでス
ムーズに達するように構成する(第3図参照)。
この場合、凹み7の横断方向の形状は、第2図に示すよ
うに、大径の吸気弁リセス33に臨む凹み7の左側面7a
に沿う部分30を、小径の排気弁リセス34に臨む凹み
7の右側面7bに沿う部分31より深く形成してある。
うに、大径の吸気弁リセス33に臨む凹み7の左側面7a
に沿う部分30を、小径の排気弁リセス34に臨む凹み
7の右側面7bに沿う部分31より深く形成してある。
即ち、凹み7の左側面7aに沿う部分30を深い溝状に、
また、その右側面7bに沿う部分31を浅い溝状に各々形
成して、その中間部32を平坦面にしたものである。
また、その右側面7bに沿う部分31を浅い溝状に各々形
成して、その中間部32を平坦面にしたものである。
但し、凹み7の横断方向の形状としては、上記実施例に
限らず、例えば、第5図に示すように、排気弁リセス3
4に臨む右側面7bに沿う部分31から中間部32までを
同一深さの平坦面に形成し、吸気弁リセス33に臨む左
側面7aに沿う部分30をこの面担面よりさら深く掘り下
げた溝状に形成しても良く、第6図に示すように、凹み
7の右側面7bから左側面7aにかけて次第に深くなる傾斜
状の平坦面に形成しても差し支えない。
限らず、例えば、第5図に示すように、排気弁リセス3
4に臨む右側面7bに沿う部分31から中間部32までを
同一深さの平坦面に形成し、吸気弁リセス33に臨む左
側面7aに沿う部分30をこの面担面よりさら深く掘り下
げた溝状に形成しても良く、第6図に示すように、凹み
7の右側面7bから左側面7aにかけて次第に深くなる傾斜
状の平坦面に形成しても差し支えない。
また、凹み7は、始端部10から先端部12に進むにつ
れて左右に広がりながら浅くなる形状であれば良いの
で、その縦断方向の形態は上記実施例のように、始端部
10を後ろ上り状に切り下げて、この切り下げ部から先
端部12に向つて前上り傾斜状の平坦面に形成したもの
に限らず、以下の場合でも差し支えない。
れて左右に広がりながら浅くなる形状であれば良いの
で、その縦断方向の形態は上記実施例のように、始端部
10を後ろ上り状に切り下げて、この切り下げ部から先
端部12に向つて前上り傾斜状の平坦面に形成したもの
に限らず、以下の場合でも差し支えない。
第7図は、凹み7の縦断方向の第1変形例を示し、凹み
7の切り下げ開始部位を曲面状に形成して、凹み7とピ
ストンヘッド6の上端面とを滑らかな連続面で接続した
ものであり、始端部10に尖鋭な角部ができることをな
くし、亀裂やヒートポイントの発生を防止できるもので
ある。
7の切り下げ開始部位を曲面状に形成して、凹み7とピ
ストンヘッド6の上端面とを滑らかな連続面で接続した
ものであり、始端部10に尖鋭な角部ができることをな
くし、亀裂やヒートポイントの発生を防止できるもので
ある。
第8図は凹み7の縦断方向の第2変形例を示し、凹み7
の始端部10を垂直な平坦面状に切り下げたものであ
る。
の始端部10を垂直な平坦面状に切り下げたものであ
る。
第9図は、凹み7の縦断方向の第3変形例を示し、始端
部10を後ろ上り傾斜状の平坦面35に切り下ろし、始
端部10から凹みの中途部にかけての部位を同一深さの
平坦面36とし、当該中途部から先端部12にかけての
部位を前上り傾斜状の平坦面37に形成して、これらの
平坦面を屈曲状に連続させたものである。
部10を後ろ上り傾斜状の平坦面35に切り下ろし、始
端部10から凹みの中途部にかけての部位を同一深さの
平坦面36とし、当該中途部から先端部12にかけての
部位を前上り傾斜状の平坦面37に形成して、これらの
平坦面を屈曲状に連続させたものである。
第10図は、凹み7の縦断方向の第4変形例を示し、上
記第3変形例に代えて、凹み7の中途部から先端部12
にかけての部位を下方に凹みながら前上がり傾斜する単
曲面として、中途部の平坦面をその単曲面に滑からに連
続させたものである。
記第3変形例に代えて、凹み7の中途部から先端部12
にかけての部位を下方に凹みながら前上がり傾斜する単
曲面として、中途部の平坦面をその単曲面に滑からに連
続させたものである。
第1図〜第13図は本発明の実施例を示し、第1図は第
1実施例を示すピストンヘッドの平面図、第2図は第1
図におけるII−II線断面図、第3図はピストンヘッド周
辺の縦断正面図、第4図は縦形ディーゼルエンジンの要
部縦断右側面図、第5図〜第6図は凹みの横断方向の変
形例を各々示す第2図相当図、第7図〜第10図は凹み
の縦断方向の変形例を各々示す第3図相当図、第11図
〜第13図は各々噴口の模式図、第14図は先行発明を
示す第1図相当図である。 1……主燃焼室、2……噴口、3……うず室、 4……2の軸心、5……2の左右両側面、 6……ピストン、7……凹み、7a……7の左側面、 7b……7の右側面、8……ピストンヘッド、 10……7の始端部、12……7の終端部、 30……7の側面に沿う部分で吸気弁リセスに臨む側、 31……7の側面に沿う部分で排気弁リセスに臨む側、 33……吸気弁リセス、34……排気弁リセス。
1実施例を示すピストンヘッドの平面図、第2図は第1
図におけるII−II線断面図、第3図はピストンヘッド周
辺の縦断正面図、第4図は縦形ディーゼルエンジンの要
部縦断右側面図、第5図〜第6図は凹みの横断方向の変
形例を各々示す第2図相当図、第7図〜第10図は凹み
の縦断方向の変形例を各々示す第3図相当図、第11図
〜第13図は各々噴口の模式図、第14図は先行発明を
示す第1図相当図である。 1……主燃焼室、2……噴口、3……うず室、 4……2の軸心、5……2の左右両側面、 6……ピストン、7……凹み、7a……7の左側面、 7b……7の右側面、8……ピストンヘッド、 10……7の始端部、12……7の終端部、 30……7の側面に沿う部分で吸気弁リセスに臨む側、 31……7の側面に沿う部分で排気弁リセスに臨む側、 33……吸気弁リセス、34……排気弁リセス。
Claims (1)
- 【請求項1】ディーゼルエンジンEの主燃焼室1の偏心
箇所に噴口2を介してうず室3を連通し、噴口2は主燃
焼室1における吸気弁リセス33及び排気弁リセス34
の横側で排気弁リセス34側に偏位させて開口し、噴口
2の軸心4はうず室3から主燃焼室1に近づくほど主燃
焼室1の中央部に近づく傾斜状に方向づけ、上死点付近
にあるピストンヘッド8に噴口2から燃焼気流を吹き付
けるように構成したディーゼルエンジンのうず室式燃焼
室において、ピストン6が上死点付近にある場合に、噴
口2から噴出する燃焼気流を主燃焼室1内で左右方向へ
の広がり角を持たせて前方へ案内する凹み7をピストン
ヘッド8に、始端部10から先端部12に進むにつれて
左右に広がりながら浅くなる形に形成し、凹み7の始端
部10を噴口2に臨ませ、凹み7の左右両側面7a・7bを
上記吸・排気弁リセス33・34の中央近傍部を通るよ
うに位置づけて、凹み7の右半部及び左半部を吸・排気
弁リセス33・34の各燃焼室中心寄りリセス部分に重
ならせ、凹み7の左・右両側面7a・7bに沿う部分30・
31のうち、吸気弁リセス33に臨む側の部分30を、
排気弁リセス34に臨む側の部分31より深く形成した
ことを特徴とするディーゼルエンジンのうず室式燃焼室
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1157787A JPH0629554B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | デイ−ゼルエンジンのうず室式燃焼室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1157787A JPH0629554B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | デイ−ゼルエンジンのうず室式燃焼室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63179122A JPS63179122A (ja) | 1988-07-23 |
| JPH0629554B2 true JPH0629554B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=11781768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1157787A Expired - Fee Related JPH0629554B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | デイ−ゼルエンジンのうず室式燃焼室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629554B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112879148B (zh) * | 2021-01-25 | 2022-11-08 | 华中科技大学 | 一种适用于高功率密度柴油机的非对称燃烧室系统 |
-
1987
- 1987-01-20 JP JP1157787A patent/JPH0629554B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63179122A (ja) | 1988-07-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0247732B1 (en) | Swirl chamber type combustion chamber for diesel engine | |
| US4122805A (en) | Diesel engine combustion chambers | |
| US4122804A (en) | Diesel engine combustion chambers | |
| KR910002897B1 (ko) | 디젤엔진의 와류실(swirl chamber)식 연소실 | |
| JPH0629554B2 (ja) | デイ−ゼルエンジンのうず室式燃焼室 | |
| JPH09144542A (ja) | 副室式内燃機関の燃焼室 | |
| JPH0629553B2 (ja) | デイ−ゼルエンジンのうず室式燃焼室 | |
| JPH0776530B2 (ja) | デイ−ゼルエンジンのうず室式燃焼室 | |
| JP2564396Y2 (ja) | 副室式内燃機関の燃焼室 | |
| JP2660687B2 (ja) | デイーゼルエンジンのうず室式燃焼室 | |
| JPH0614033Y2 (ja) | 副室式内燃機関の燃焼室 | |
| JP2565516Y2 (ja) | 渦流室式ディーゼル機関の燃焼室 | |
| JPH01257714A (ja) | ディーゼルエンジンのうず室式燃焼室 | |
| JPH0660575B2 (ja) | 渦流室式燃焼室 | |
| JP3332719B2 (ja) | 副室式内燃機関の燃焼室 | |
| JPH0618035Y2 (ja) | 副室式内燃機関の燃焼室 | |
| JP3894736B2 (ja) | ディーゼルエンジンのうず室式燃焼室 | |
| JP2797794B2 (ja) | 渦流室式ディーゼル機関の燃焼室 | |
| JPH094457A (ja) | 3弁式頭上弁ディーゼルエンジンの燃焼室 | |
| JP3212457B2 (ja) | 副室式内燃機関の燃焼室 | |
| CA1088824A (en) | Diesel engine combustion chambers | |
| JPH0561426U (ja) | 渦流室式ディーゼル機関の燃焼室 | |
| JPH05179951A (ja) | 渦流室式ディーゼル機関の燃焼室 | |
| JP2002174123A (ja) | ディーゼルエンジンの燃焼室 | |
| JPH0814047A (ja) | 副室式内燃機関の燃焼室 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |