JPH0629490U - 風呂用カウンタ - Google Patents
風呂用カウンタInfo
- Publication number
- JPH0629490U JPH0629490U JP6596692U JP6596692U JPH0629490U JP H0629490 U JPH0629490 U JP H0629490U JP 6596692 U JP6596692 U JP 6596692U JP 6596692 U JP6596692 U JP 6596692U JP H0629490 U JPH0629490 U JP H0629490U
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- counter
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- shaped metal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】カウンタエプロンの上端とカウンタ天板の下面
との間の隙間を無くすかまたは手が入らない程度に可及
的に小さくし、万一の事故の発生を確実に防ぐこと。 【構成】カウンタ4は、カウンタ天板3とカウンタエプ
ロン4と支持部材5〜8とからなる。カウンタ天板3を
載せる面である支持部材6,7の上側の帯状金属板6
b,7bと同高さ位置で中間の帯状金属板6a,7aの
上端に係合片6d,7dを設けているから、この係合片
6d,7dに係合されるカウンタエプロン4の上端とカ
ウンタ天板3の下面との間にはほとんど隙間ができなく
なり、当該間へ手を入れることが不可能となる。
との間の隙間を無くすかまたは手が入らない程度に可及
的に小さくし、万一の事故の発生を確実に防ぐこと。 【構成】カウンタ4は、カウンタ天板3とカウンタエプ
ロン4と支持部材5〜8とからなる。カウンタ天板3を
載せる面である支持部材6,7の上側の帯状金属板6
b,7bと同高さ位置で中間の帯状金属板6a,7aの
上端に係合片6d,7dを設けているから、この係合片
6d,7dに係合されるカウンタエプロン4の上端とカ
ウンタ天板3の下面との間にはほとんど隙間ができなく
なり、当該間へ手を入れることが不可能となる。
Description
【0001】
本考案は、浴室の洗い場壁面の下端に逆L字形に設けられる風呂用カウンタに 係り、特に支持部材に対するカウンタエプロンの取り付け形態の改良に関する。
【0002】
本願出願人は、図5ないし図7に示すように、洗い場1にカウンタ2を設置す るタイプの浴室ユニットを提案している。このカウンタ2は、カウンタ天板3と 、カウンタエプロン4と、それらを支える四つの支持部材5〜8とからなり、カ ウンタエプロン4の長手方向中間の凹入部分にはミキシング方式のカラン9が取 り付けられている。なお、10は浴槽である。
【0003】 支持部材5〜8は、側面視ほぼコ字形になったもの三つと、側面視ほぼI字形 をしたもの一つとからなる。特に、カウンタ2の長手方向中間に位置する二つの コ字形の支持部材6,7は、図8に示すように、三つの帯状金属板6a〜6c, 7a〜7cを接合して形成されるものであり、中央の連結用の帯状金属板6a, 7aの上端に切り起こしにより係合片6d,7dが設けられているとともに、中 央付近に配管継手11が貫通する状態で取り付けられる貫通孔6e,7eが設け られている。
【0004】 そして、カウンタエプロン4の上端を支持部材6,7の係合片6d,7dに係 合してから、カウンタエプロン4の下側フランジと下側の帯状金属板6c,7c とをねじ止めすることにより、カウンタエプロン4を固定するようになっている 。一方、カウンタ天板3は、支持部材5〜7の上側の帯状金属板6b,7bの上 面に載せられて、カウンタ天板3の後端と壁面との間の隙間にシール剤をコーキ ングすることにより固定されるようになっている。
【0005】 なお、カウンタエプロン4から突出する配管継手11の外端部にカラン9が取 り付けられ、配管継手11の内端部に図示しない湯水の配管が接続される。
【0006】
ところで、従来では、カウンタエプロン4の上端を係合する支持部材6,7の 係合片6d,7dを「切り起こし」により形成しているため、係合片6d,7d の形成位置を上方ぎりぎりの高さに設定することができない。つまり、カウンタ エプロン4の上端高さ位置が係合片6d,7dで規制される関係上、カウンタエ プロン4の上端高さ位置をカウンタ天板3の下面直下に設定することができなく なる。そのため、図9に示すように、カウンタエプロン4の長手方向中間の凹入 部分において、カウンタエプロン4の上端とカウンタ天板3の下面との間に比較 的大きな隙間ができていた。
【0007】 この隙間は入浴者に見えないので、意匠的に問題があるわけではないが、子供 などが万一にでも隙間から手を入れたりすると、カウンタエプロン4の上端や支 持部材6,7の端縁に触れたときに手を切るおそれがある。
【0008】 一般的に、カウンタエプロン4や支持部材5〜8のような部材において、外部 に露出しない端縁部分にはわざわざ面取りなどの処理をほとんど施さないように なっているので、これらの部材の端縁部分は先鋭にとがっていたり、あるいはバ リが発生していたりするなど、素手で触ると、手を切りやすくなっている。
【0009】 本考案は、このような事情に鑑みて創案されたもので、カウンタエプロンの上 端とカウンタ天板の下面との間の隙間を無くすかまたは手が入らない程度に可及 的に小さくし、万一の事故の発生を確実に防ぐことを課題としている。
【0010】
本考案は、このような課題を達成するために、浴室の一壁面の所定高さ位置に ほぼ水平に設けられるカウンタ天板と、カウンタ天板の前端と浴室の洗い場床面 との間にほぼ垂直に設けられるカウンタエプロンと、浴室の壁面の横方向の数箇 所に取り付けられかつカウンタ天板およびカウンタエプロンを支える複数の支持 部材とを備えた風呂用カウンタを、次のように構成した。
【0011】 本考案の風呂用カウンタでは、前記支持部材のうち、少なくともカウンタ長手 方向の中間に位置する二つの支持部材は、三つの帯状金属板を側面視ほぼコ字形 に接合したもので、かつ、中間に位置する連結用の帯状金属板を上下に沿わせた 状態で両端に位置する帯状金属板の各自由側端縁を浴室壁面に取り付けるととも に、中間の帯状金属板の上端で上側に位置する帯状金属板と同高さ位置にカウン タエプロンの上端が係合される係合片が設けられている。
【0012】
カウンタ天板を載せる面である支持部材の上側の帯状金属板と同高さ位置で中 間の帯状金属板の上端に係合片を設けているから、係合片で上端高さ位置が規制 されるカウンタエプロンの上端がカウンタ天板の直下に位置するようになる。し たがって、カウンタエプロンの上端とカウンタ天板の下面との間にはほとんど隙 間ができなくなり、当該間へ手を入れることが不可能となる。
【0013】
図1ないし図3に本考案の一実施例を示している。本実施例では従来例で説明 した図5ないし図9の風呂用カウンタに本考案を適用しており、両方の図におい て同一または対応する部分に同じ符号を付してある。すなわち、図中、1は洗い 場、2はカウンタ、3はカウンタ天板、4はカウンタエプロン、5〜8は支持部 材であり、基本的な構成は従来例と同じになっている。
【0014】 本実施例の特徴は、カウンタ2の長手方向所定間隔おきに取り付けられる四つ の支持部材5〜8のうち、中間に配置される二つの支持部材6,7に設けられる 係合片6d,7dの形成位置である。
【0015】 具体的には、この二つの支持部材6,7は、それぞれ、三つの帯状金属板6a 〜6c,7a〜7cを側面視ほぼコ字形となるように接合したものからなり、上 側に位置する帯状金属板6b,7bの連結側端縁に前方に突出して90度下向き に屈曲される係合片6d,7dが一体形成されている。
【0016】 カウンタエプロン4の上端を支持部材5〜7の上側の帯状金属板6b,7bの 前端の係合片6d,7dに係合させると、このカウンタエプロン4の上端がカウ ンタ天板3の下面直下に位置することになり、カウンタエプロン4の上端とカウ ンタ天板3の下面との間にはほとんど隙間ができなくなり、当該間へ手を入れる ことが不可能となる。したがって、カウンタエプロン4の上端の端縁部分や支持 部材5〜7の端縁部分に面取りなどの処理を施していなくとも、それらの存在す るカウンタ内部に手を入れることができないので、従来のように手を切る可能性 をなくすことができる。
【0017】 なお、係合片6d,7dの形状については実施例で例示したもののみに限定さ れず、種々考えられる。また、四つの支持部材5〜8のうち、中間に配置される 二つの支持部材6,7の係合片6d,7dは、図4に示すように、上側に位置す る帯状金属板6b,7bと別体として、それを中間の帯状金属板6a,7aの上 端に接合したものでもよい。
【0018】
本考案では、カウンタエプロンの上端とカウンタ天板の下面との間の隙間を無 くすかまたは手が入らない程度に可及的に小さくすることによりカウンタエプロ ンの上端とカウンタ天板の下面との間に手が入らないようにしているから、カウ ンタエプロンの上端や支持部材の端縁でもって手を切るという万一の事故の発生 を確実に防止することができるようになった。
【図1】本考案の風呂用カウンタの一実施例で、支持部
材の存在する部分の幅方向に沿う縦断面図
材の存在する部分の幅方向に沿う縦断面図
【図2】本考案の風呂用カウンタの一実施例で、支持部
材の存在しない部分の幅方向に沿う縦断面図
材の存在しない部分の幅方向に沿う縦断面図
【図3】長手方向中間に位置する本実施例の支持部材の
斜視図
斜視図
【図4】本考案の風呂用カウンタの他の実施例で、図1
に対応する図
に対応する図
【図5】一般的な風呂用カウンタの配置状況を示す部分
的な斜視図
的な斜視図
【図6】図5の風呂用カウンタの分解斜視図
【図7】従来の風呂用カウンタの支持部材の存在する部
分の幅方向に沿う縦断面図
分の幅方向に沿う縦断面図
【図8】従来の風呂用カウンタの支持部材の存在しない
部分の幅方向に沿う縦断面図
部分の幅方向に沿う縦断面図
【図9】長手方向中間に位置する従来の支持部材の斜視
図
図
1 洗い場 2 カウンタ 3 カウンタ天板 4 カウンタエプロン 5〜8 支持部材 6a〜6c 帯状金属板 7a〜7c 帯状金属板 6d,7d 係合片
Claims (1)
- 【請求項1】 浴室の一壁面の所定高さ位置にほぼ水平
に設けられるカウンタ天板と、カウンタ天板の前端と浴
室の洗い場床面との間にほぼ垂直に設けられるカウンタ
エプロンと、浴室の壁面の横方向の数箇所に取り付けら
れかつカウンタ天板およびカウンタエプロンを支える複
数の支持部材とを備えた風呂用カウンタであって、 前記支持部材のうち、少なくともカウンタ長手方向の中
間に位置する二つの支持部材は、三つの帯状金属板を側
面視ほぼコ字形に接合したもので、かつ、中間に位置す
る連結用の帯状金属板を上下に沿わせた状態で両端に位
置する帯状金属板の各自由側端縁を浴室壁面に取り付け
るとともに、中間の帯状金属板の上端で上側に位置する
帯状金属板と同高さ位置にカウンタエプロンの上端が係
合される係合片が設けられている、ことを特徴とする風
呂用カウンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6596692U JP2561147Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 風呂用カウンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6596692U JP2561147Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 風呂用カウンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629490U true JPH0629490U (ja) | 1994-04-19 |
JP2561147Y2 JP2561147Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=13302250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6596692U Expired - Fee Related JP2561147Y2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 風呂用カウンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561147Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP6596692U patent/JP2561147Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561147Y2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |