JPH0629443B2 - 粉末金属部品の熱間鍛造法並びに装置 - Google Patents

粉末金属部品の熱間鍛造法並びに装置

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JPH0629443B2
JPH0629443B2 JP62012142A JP1214287A JPH0629443B2 JP H0629443 B2 JPH0629443 B2 JP H0629443B2 JP 62012142 A JP62012142 A JP 62012142A JP 1214287 A JP1214287 A JP 1214287A JP H0629443 B2 JPH0629443 B2 JP H0629443B2
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    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属部品を予定の形状に熱間鍛造することに関
する。特に本発明は小径の閉側孔を有する金属部品を鍛
造する新規な方法並びに装置に関するものであつて、熱
間鍛造中に金属部品に小径孔を成形する内側コアーロツ
ドを熱的並びに寸法的に安定状態に保持する装置を含む
鍛造方法並びに鍛造装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 現在の鍛造方法並びに装置は軸受、ローラベアリングレ
ース部材、平歯車等のような大体同心で円筒形の金属部
品の孔を形成するために中実のコアーロツドを使用して
いる。大体このような装置は粉末金属部品の軸方向外表
面を作るためのダイと、このような部品の端面を作る上
部並びに下部のパンチと、部品の孔を作るパンチの中の
一つと同心に配置され且つそれと摺動接触する円筒形コ
アーロツドとを包含している。前記ダイとコアーロツド
は一般に下部パンチが鍛造行程の終りにおいてノックア
ウト機構として作用している間は静止しており且つ上部
パンチは液圧式又は機械式に作動するラムに取付けられ
ており鍛造行程中金属を移動させる部分である。前記上
部パンチは通常鍛造行程の下端においてコアーロツドの
最上部を入れる孔を備えている。このような装置は米国
特許第3,761,257号に示され、それによると内
側コアーは中実であり且つ冷却用装置を備えていないが
分る。このような装置は101.6mm(4インチ)以上
の割合大直径の孔を有する部品の鍛造に完全に適してい
る。このようなコアーロツドは鍛造行程中発生したダイ
キヤビテイの温度上昇をうまく消散させることができる
ほど充分に大きい。このようにしてコアーロツドの熱的
安定したがつて物理的又は寸法上の安定が保持される。
しかしこのような鍛造装置は従来小径の孔を持つた部品
特に38mm 以下の直径の孔を持つた部品の熱間鍛造には不満足であ
つた。このような小径の孔の場合小型のコアーロツドの
体積が吸収する熱量は該コアーロツドを熱的並びに寸法
的に不安定にする。高温度は熱応力を生じそのため早期
故障となる。同じようにコアーロツドが大きく熱膨張す
れば鍛造しようとする部品の孔の寸法的特長の制御を悪
くする。その結果約101.6mm(4インチ)乃至38
mm の範囲の孔径を持つた部品の熱間鍛造に対して、ダイそ
のものを安定温度に維持すると同じように熱伝達流体を
マンドレルの中に連続的に流すことがかなり普通に行わ
れてきた。例えば小径孔の部品に対し約65.5℃(1
50゜F)から大径孔の部品に対し約221℃(450
゜F)の範囲の温度に熱伝達流体の温度を保ち、それを
熱を奪い去ることができるほど速い速度でマンドレルの
中を循環させ、次に熱交換器を通じて最初の流入温度ま
で冷却することを意味している。同様にコアーロツドを
米国特許第2,950,816号に示すように冷却する
ことが知られているが、この装置並びにこの装置で実施
する方法は特別の利用には望ましくないと考えられてお
り、その理由はマンドレルを予定の広い温度範囲249
℃(480゜F)乃至593℃(1100゜F)に保つた
め該マンドレルの中に水と空気を交互に循環させと説明
されているからである。このような従来技術はいづれ
も、約38mm 以下の孔特に19mm(3/4インチ)以下の孔を持つた部
品を鍛造するときコアーロツドの温度を維持することが
できると考えられないし、また本発明が目指しているこ
とは毎時約500個の高生産速度でこれらの部品を鍛造す
ることである。
(問題点を解決するための手段) 簡単に言えば本発明は約38mm 以下の直径の孔を持ち、該孔がその全長の少くとも1部
にスプラインを備えた粉末金属部品を作るため円筒径粉
末金属の前成形品を鍛造プレスの中で殆んど完全な密度
にまで熱間鍛造する方法並びに装置であつて、前記孔を
成形するコアーロツドが蒸発性液状冷却剤をコアーロツ
ドの金属成形部に連続的に流動せしめ且つ流入してくる
冷却剤を熱遮蔽しコアーロツドの冷却室から排出される
まで殆んど未蒸発状態に保つことができるように構成さ
れている。
したがつて本発明の目的は比較的小さな直径の孔を持つ
た粉末金属部品を連続生産サイクルで熱間鍛造すること
である。
また本発明の目的は熱間鍛造部品の孔を成形するために
使用される鍛造プレスのコアーロツドの温度を安定させ
つつ、比較的小径の孔を持つた粉末金属部品を連続生産
サイクルで熱間鍛造することである。
本発明のなお別の目的はコアーロツドの温度を安定させ
且つ該コアーロツドの寸法を維持させることができる種
類並びに速度を持つた液状冷却剤を鍛造プレスのコアー
ロツドの中に連続的に循環させることである。
本発明の上記並びに其の他の目的と特徴と効果は添付図
面を参考にして詳細な説明を読めば容易に明らかとなる
であろう。図面全体にわたり類似構造物に類似の部品番
号を使用している。
(実施例) 図面を詳細に参照すれば、第1図並びに第2図は熱間鍛
造して作つた複雑なデザインの粉末金属部品1を示して
いる。図示の特定部品は軽量自動車、自動変速機、トル
クコンバータ錠止機構である。本発明の方法の特徴はこ
れら多くの複雑なデザインの特徴を仕上げ寸法に熱間鍛
造できてその後の機械加工や仕上げ作業を必要としない
ことである。鍛造したデザイン特徴の主要なものは外径
カム面2、外側スプライン4、2個の内側スプライン
6,8である。鍛造後に必要な主要機械加工は第2図に
鎖線で示す環状溝10と端面12,14,16,18,
20である。
第1図及び第2図に示す仕上つた粉末金属部品は表1に
示すような物理的及び治金学特性を持つている。
表 1 材 料: H4662 粉末金属 比 重: 7.82g/C.C.(グラム/立方cm最低) 熱処理: 油冷却し、つぎに最小1時間最低148.8
℃で内部応力を除去する。
硬 度: Rc58 最低 ピツチダイヤメーター内側スプライン8 : 18.0000cm ピツチダイヤメーター内側スプライン6 : 25,50000cm ピツチダイヤメーター外側スプライン4 : 41.4480cm カム面2の直径: 56.7940cm(最大) 全 長: 35.43cm 孔の内側スプライン8はピツチダイヤメータが18cm又
は凡その0.70インチであり、したがつてスプライン
ベースダイヤメータは0.50インチ、その結果非常に
小径のコアーロツドとなる。
第3図に任意の熱間鍛造装置の従来の普通の部品を含ん
だ鍛造装置を示しており、これら部品としてダイキヤビ
テイすなわち空洞22を有するダイすなわち型20、下
部ダイシユー24、全般を26で示すコアーロツド組立
体すなわち芯棒組立体26、前記コアーロツド組立体の
周りに同心に収容されていてシリンダ30の中を前記コ
アーロツド組立体に対し往復動するようになつた下部パ
ンチ28がある。ダイ20と下部パンチ28とコアーロ
ツド組立体26はすべてダイキヤビテイ22の1部分を形
成する。前述の往復動下部パンチ28は下部ダイシユー
24の中に摺動自在に収容されている機械作動式エゼク
ターピン29によつて、鍛造工程の最後に作動するよう
になつている。円筒形の粉末金属の前成形品32が前記
ダイキヤビテイの中に入れられる。熱間鍛造工程におい
て上記パンチ34が前記粉末金属前成形品に接触したと
きダイヤキヤビテイが完全に成形され、したがつて部品
の鍛造成形ができる。前記上部パンチ34はコアーロツ
ド組立体の最上部が非常に精密に摺動自在に嵌合する孔
36を備えている。前記上部パンチは1部分を図示して
いる上部パンチライザ並びに鍛造プレスラム38の中に
普通の保持リング40によつて堅く保持されている。
ダイ20を一定温度に保持するための装置が設けられて
いる。この装置はダイ20の内部に設けた環状冷却室4
2を含み、前記冷却室42は下部ダイシユー24の内部
に設けた流入通路44及び流出通路46と連通してい
る。ダイをかなり一定の温度に保持しておくためダイの
中に普通の熱伝達流体を絶えず循環させるための適当な
装置(図示せず)を設けている。この熱伝達はその特性
を凡そ260℃(500゜F)の温度を維持するように
選ぶことが望ましい。
ダイ特にダイキヤビテイ22を形成するダイの1部分は
幾分略図的に図示しているのが認められる。このような
ダイを多くのダイ部品によつて組立てて、各種の段部と
肩部を持つた複雑な形状の機械加工を容易ならしめるこ
とは普通行われている。このよう構成を例えば米国特許
第3,735,648号に記載しているが、これは本発
明の1部分とは考えられない。本発明は独特の構造を持
つたコアーロツド組立体とこのコアーロツド組立体に蒸
発性液状冷却剤を通すための装置とを備えている。再び
第3図と第4図を参照すればコアーロツド組立体26が
コアーロツドライザー54にねじ52によつて連結され
た円筒状コアーロツド50を含んでいる。前記コアーロ
ツドライザーの下端にフランジを備え、溝58の中に嵌
め込んだOリング56に載つているので、あとから説明
するように冷却剤が漏洩しないよう接触面間を密封性に
保つている。前記コアーロツドライザーは環状リングの
形状をした下部パンチスペーサ60によつて下部ダイシ
ユーに固定され、前記下部パンチスペーサ60は下部ダ
イシユーに連結するため多くのねじ62を備えている。
コアーロツドライザー54とコアーロツド50は中空で
あつて、且つコアーロツドの先端66に至る全長にわた
つて貫通する軸方向孔64を備え、該軸方向孔はあとで
説明する目的のためダイキヤビテイの外側の大気と、前
記コアーロツド内に孔(64)によつて形成した冷却室
70と、を連結するための制御口68を備えている。コ
アーロツド冷却室70は環状肩部72によつて形作られた
段部72を有し、該段部72は冷却剤管74の進入を可
能にし、また鍛造作業中に冷却室内の最高の熱応力を受
ける部分の広さを決めることになる。前述の最高の熱応
力を受ける部分は76で示す小径部分である。冷却剤管
74はコアーロツドの内部の孔64の大径部中に進入し
ているが、しかし肩部72の直前すなわち入口室78を
形作れるほどの距離で停止している。この入口室の容積
を充分広くし蒸発した冷却液又は一部蒸発した冷却液の
圧力を最低に維持できるようにすることが望ましく、こ
の目的のため制御口68を設けその大きさを決めてい
る。制御口68は(i)冷却液が液状で大気中に排出されな
いほど小さくし、且つ(ii)冷却室70の中にガス圧が発
生し冷却液が冷却室に安定して流れないようになるのを
防止できるほど大きくしてある。空気が冷却システムに
入らないようにするため冷却剤戻り通路80の中に充分
な圧力が常に存在していることが分る。大気圧以上の圧
力で充分である。このよう組合せ構成すなわち冷却室技
術によつて冷却室に連続して蒸発用冷却液を流通させ、
かくして冷却室の中に最高の冷却効果をもたらす。これ
と同じ目的で孔64の大きさを冷却管74に対し次のよ
うな寸法にしている。すなわち冷却剤は通路80を通つ
て戻り、戻り中の蒸発ガスが流入冷却液を室78に到達
するまでまたは殆んど到達するまで蒸発以下の温度に維
持できるように大きさを決めている。事実前記冷却シス
テム(孔64、管74、室70、室78、口68)は次
のような大きさになつている。すなわち冷却液は冷却室
70の中で1部分だけが蒸発し且つ僅少の液体部分が通
路80を通つて戻りコアーロツド内の熱が前記液体部分を
蒸発させるより前にコアーロツド50の下端すなわちね
じ付き端部に達するような大きさになつている。このよ
うな技術の結果として冷却剤が管74から室78に出る
以前において液状を保つ点に最高の効果をもたらす。
液状冷却剤は適当な圧力に高めた冷却剤源82から制御
弁84を経てコアーロツドの冷却室70に送られる。好
適な液状冷却剤は蒸発温度が−160℃(−320゜
F)の窒素である。このようにして冷却剤が冷却剤タン
クすなわち冷却源82の中でそれ自身の圧力を発生する
から、流れを制御する装置すなわち弁84を設けるのみ
で良い。使用ずみの冷却剤が一度び通路80を出ると大
気中に排出されるか又は不活性ガスとして別の場所で使
用される。
上述の技術を使用することによつてコアーロツドの温度
を連続作業中にかなり安定した温度約260℃(500
゜F)に維持することができる。
熱間鍛造粉末金属部品を作る方法の中の残りの部分は本
発明の一部とは考えられないが、米国特許第4,00
2,471号を参照すると、硬度Rc58を持つ完全硬
化部品を得るために鍛造作業に続いて直ちに油の中で部
品1を冷却する手段を含む適切な作業上のパラメータが
記載されている。
第4図は鍛造装置の鍛造作業の終局を示し、上部パンチ
34がダイキヤビテイ22の中でその行程の終局点にあ
る。蒸発した液状冷却剤がガスとしてコアーロツド50
の頂部の口68を通り且つ上部パンチの孔36を通つて
大気中に出る。ガスは上部パンチの復帰行程中口68を
通つて大気中に排出し続ける。
第5図は複雑な形状を鍛造部品上に成形できるような形
状を持つたダイ部品の詳細を示している。特に注目すべ
き点は、上部パンチ34とダイキヤビテイ22がそれら
の全周にわたり緊密摺動係合している点と、上部パンチ
がその外周にカム面2を有する点と、ダイキヤビテイが
このようなカム形状の逆の形状を有する点である。同じ
ように上部パンチの孔36にスプラインを作り、コアー
ロツド26に形成してあるスプライン8と相互嵌合でき
るようにした点が良い。前に述べた上部パンチの孔にス
プラインを設けることは必要でないが、上部パンチとコ
アーロツドとの相互嵌合形状によつて上部パンチの孔の
半径方向の面に沿つて金属が張り出すのを防止し、した
がつて張りを機械加工で除く必要がなくなる。
第6図は冷却剤管74がコアーロツドライザーの孔64
と同心になつているのを明瞭に示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づいて作つた熱間鍛造粉末金属部品
であるイナーレースの斜視図、第2図は第1図に示した
熱間鍛造粉末金属部品の断面図、第3図は本発明の熱間
鍛造作業又は押出し作業の開始時における熱間鍛造ダイ
を示す熱間鍛造プレス又は押出しプレスの断面図、第4
図は第3図に示した同一の熱間鍛造プレス又は押出しプ
レスの断面図であるが熱間鍛造作業又は押出し作業の終
了時を示す断面図、第5図は第4図の線5−5における
断面図、第6図は第4図の線6−6における断面図であ
る。 1……粉末金属部品、2……外径カム面、4……外側ス
プライン、6,8……内側スプライン、10……環状
溝、12,14,16,18,20……端面、20……
ダイ、22……ダイキヤビテイ、24……ダイシユー、
26……コアーロツド、28……下部パンチ、30……
シリンダ、32……前成形品、34……上部パンチ、3
6……孔、38……上部パンチライザー、40……保持
リング、42……環状冷却室、44……流入通路、46
……流出通路、50……コアーロツド、54……コアー
ロツドライザー、58……溝、60……下部パンチスペ
ーサ、64……孔、68……制御口、70……冷却室、
74……冷却剤管、78……入口室、80……冷却剤戻
り通路、82……タンク、84……流れ制御弁。
フロントページの続き (72)発明者 ヘイワード・ピー・サマース アメリカ合衆国ミシガン州48170,プリマ ス,リンゼー・アベニュー 41826

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】約38mm(1.50インチ)以下の直径の
    内側孔を有し、その孔の全長の少くとも1部分にスプラ
    インを有する粉末金属部品を作るため円筒形の粉末金属
    前成形品を殆んど完全な理論的密度に熱間鍛造する装置
    において; 1端から内方へ近在する第1孔を有する第1パンチと、 前記第1パンチと同心のダイであつて、該ダイは前記第
    1パンチを入れるようになつたダイキヤビテイを備え、
    前記ダイキヤビテイがその外面に第1形状を形成してい
    る前記ダイと、 前記ダイキヤビテイの内部中心に在つてその殆んど全長
    にわたり前記第1パンチの反対側の前記ダイキヤビテイ
    の1端から前記ダイキヤビテイの中に延在するコアーロ
    ツド組立体と、 前記コアーロツド組立体と同心であり且つ前記コアーロ
    ツド組立体に摺動接触する第2パンチであつて、前記第
    2パンチが前記コアーロツド組立体と共に前記ダイキヤ
    ビテイの前記1端を閉じるようになつた前記第2パンチ
    と、 熱伝達用液体を前記ダイの予定部分に流通させることに
    よつて前記ダイの温度を制御する流体循環装置と、 (i)蒸発性液状冷却剤を前記コアーロツド組立体の中を
    通つて前記キヤビテイ内のコアーロツド組立体の頂部ま
    で流通させ、(ii)前記蒸発性液体を少くとも1部分蒸発
    せしめ、(iii)蒸発したガスの1部を大気中に放出せし
    め、(iv)前記ガスといく分の前記蒸発性液体を前記コア
    ーロツド組立体を通つて戻すための冷却剤装置と、 を包含することを特徴とする熱間鍛造装置。
  2. 【請求項2】前記コアーロツド組立体がその全長に沿つ
    てその1端から前記頂部まで延在する中空円筒状冷却室
    を有するコアーロツドを備え、且つ前記蒸発ガスの1部
    を大気中に排出するため前記頂部に制御口を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱間鍛造装
    置。
  3. 【請求項3】前記コアーロツド組立体が更に前記コアー
    ロツドにねじで連結した円筒形のコアーロツドライザー
    を備え、該コアーロツドライザーが前記冷却室と連通し
    て冷却剤戻り通路となる軸方向の孔を有し、 前記冷却剤装置が前記冷却剤戻り通路より小直径の冷却
    剤管を備え、該冷却剤管が熱間鍛造装置の外部から該装
    置に入り、流入する蒸発性液状冷却剤が前記冷却剤管を
    通り且つ前記冷却室から前記冷却剤通路を通つて排出さ
    れる蒸発性冷却流体によつて前記コアーロツド組立体の
    高温から熱遮蔽される、 ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の熱間鍛造
    装置。
  4. 【請求項4】前記第2パンチに当接してこれを前記コア
    ーロツド組立体の長さに沿つて摺動させ且つ鍛造行程の
    終了時に完成した鍛造部品を前記ダイキヤビテイから射
    出させる射出ピンを更に備えたことを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の熱間鍛造装置。
  5. 【請求項5】鍛造行程において前記第1パンチの第1孔
    が前記頂部を含めた前記コアーロツドの大部分を摺動接
    触状態で収容することを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載の熱間鍛造装置。
  6. 【請求項6】前記第1パンチが堅型鍛造装置の上部パン
    チであり、且つ前記第2パンチが該鍛造装置の下部パン
    チであることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    熱間鍛造装置。
  7. 【請求項7】約38mm(1.50インチ)以下の直径の
    小さな内側孔を持つた粉末金属部品を作るため円筒形粉
    末金属の前成形品を殆んど完全な理論的密度まで鍛造プ
    レスによつて熱間鍛造する方法において; 前記鍛造プレスが(i)1端から内側に延在する第1孔を
    持つた第1パンチと、(ii)前記第1パンチと同心であつ
    て該第1パンチを収容するようになつたダイキヤビテイ
    を備え該ダイキヤビテイの半径方向外壁に第1形状を形
    成しているダイと、(iii)前記ダイキヤビテイの中心に
    入つており前記第1パンチと反対側の1端から前記ダイ
    キヤビテイの中にその殆んど全長にわたり延在するコア
    ーロツド組立体と、前記コアーロツド組立体と同心であ
    り且つこれと摺動接触し且つこれと共働して前記ダイキ
    ヤビテイの前記1端を閉じるようになつた第2パンチと
    を備え; 蒸発性液状冷却剤を冷却剤源から前記コアーロツド組立
    体を通つて循環させ、 前記冷却剤が鍛造サイクルの連続作業中に前記コアーロ
    ツドを約260℃(500゜F)の平均温度に保持でき
    る充分な速度で且つ前記冷却剤の少くとも主要部を蒸発
    せしめる速度で供給され、 蒸発した冷却剤の少量部を前記ダイキヤビテイにおいて
    大気中に排出し、 蒸発した冷却剤の残部といくらかの液状冷却剤を前記コ
    アーロツド組立体を通じて戻す、 ことを特徴とする熱間鍛造方法。
  8. 【請求項8】前記コアーロツド組立体を通つて戻されて
    いる蒸発ずみ冷却剤の残部と液状冷却剤が流入中の冷却
    用流体を前記コアーロツド組立体及び前記第2パンチの
    熱から遮蔽して前記流入流体の早期蒸発を防ぐことを特
    徴とする特許請求の範囲第7項記載の熱間鍛造方法。
  9. 【請求項9】前記液状冷却剤が窒素であり、前記液状冷
    却剤が前記冷却剤源の中で−160℃(−320゜F)
    の一定温度に保たれることを特徴とする特許請求の第8
    項記載の熱間鍛造方法。
  10. 【請求項10】前記冷却剤が前記コアーロツド組立体の
    同じ通路を通つて前記冷却剤源から配送され且つ大気中
    に戻されることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載
    の方法。
JP62012142A 1986-01-30 1987-01-21 粉末金属部品の熱間鍛造法並びに装置 Expired - Lifetime JPH0629443B2 (ja)

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