JPH06294266A - サッシ窓 - Google Patents

サッシ窓

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Publication number
JPH06294266A
JPH06294266A JP10764493A JP10764493A JPH06294266A JP H06294266 A JPH06294266 A JP H06294266A JP 10764493 A JP10764493 A JP 10764493A JP 10764493 A JP10764493 A JP 10764493A JP H06294266 A JPH06294266 A JP H06294266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
shoji
frame
sub
ventilation plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP10764493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Asano
芳昭 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tateyama Aluminum Industry Co Ltd filed Critical Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Priority to JP10764493A priority Critical patent/JPH06294266A/ja
Publication of JPH06294266A publication Critical patent/JPH06294266A/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸湿と放湿に優れたサッシ窓を提供すること
にある。 【構成】 窓枠1に縦枠材13,14と平行する方立2を取
付け、窓枠開放口Aを主開放口a1と副開放口a2に区分
し、主開放口に障子8を嵌挿し、副開放口に少なくとも
吸湿性と透湿性に富む換気板5を嵌挿したものである。
窓枠1に嵌挿する障子8において、障子枠3に仕切桟4
を取付け、障子開放口Bを主開放口b1と副開放口b2に区
分し、主開放口にガラスGを嵌挿し、副開放口に少なく
とも吸湿性と透湿性に富む換気板5を嵌挿したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吸湿性と透湿性に富
む換気板を備えたサッシ窓に関する。
【0002】
【従来の技術】寒冷地や高温多湿地、或いは騒音公害の
多発地域にある建物にあっては、室内の空気が汚れ、こ
れを換気する場合、窓の障子を開放して換気することに
制約を受ける。そのため主要な部屋に冷暖房機を取付け
たり、室内の空気を化学的に清浄にする空気清浄器等を
取付けていた。又台所や浴室、或いはトイレ等に取付け
る換気扇、更に夏の期間に使用する扇風機等も、簡単な
換気装置の一種である。(例えば実開昭53-73644号公
報)
【0003】一方、室内の湿気を取除く手段として、室
内空気の水分を吸収する除湿機や、室内空気の水分を科
学的に吸収する除湿剤も用いられるに至っている。騒音
公害の少ない地域にあっては、障子を開放して通気する
ことも可能であるし、窓枠や障子に換気部を設け、必要
に応じて換気部を開閉することも可能である。近年、部
屋を構成する壁体に予め換気装置を組込むものも工夫さ
れるに至っている。(例えば実開昭60-55929号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】冷暖房機や空気清浄
器、或いは除湿機等は、それなりに効果はあるが、電力
を多量に消費する問題点がある。又建物を構築する資材
の多くは、一度吸湿すると乾燥せず、断熱性が大幅に低
下する問題点もあった。そこでこの発明は、従来技術の
有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、吸湿と放湿に優れたサッシ窓
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のサッシ窓は、窓枠に縦枠材と平行する方立
を取付け、窓枠開放口を主開放口と副開放口に区分する
か、窓枠に嵌挿する障子の障子枠に仕切桟を取付け、障
子開放口を主開放口と副開放口に区分し、副開放口に少
なくとも吸湿性と透湿性に富む換気板を嵌挿するもので
ある。
【0006】
【実施例】次に本発明によるサッシ窓の構造を図1乃至
図3に基づき説明すれば、窓枠1に縦枠材13,14と平行
する方立2を取付け、窓枠開放口Aを主開放口a1と副開
放口a2に区分し、主開放口a1に障子8を、副開放口a2に
少なくとも吸湿性と透湿性に富む換気板5を嵌挿する
か、障子8の障子枠3に仕切桟4を取付け、障子開放口
Bを主開放口b1と副開放口b2に区分し、主開放口b1にガ
ラスGを嵌挿し、副開放口b2に少なくとも吸湿性と透湿
性に富む換気板5を嵌挿するものである。
【0007】窓枠1は図1(B)の如く上枠材11と下枠
材12、及び左右縦枠材13,14より構成され、窓枠開放口
Aを形成している。この窓枠1に換気板5を左寄りに嵌
挿する場合、図4の如く左縦枠材13と平行に方立2を取
付け、窓枠開放口Aを主開放口a1と副開放口a2に区分
し、少なくとも副開放口a2を形成する左縦枠材13と方立
2に、内周向きに開口する嵌挿溝24,25を相対設し、該
副開放口a2に換気板5を嵌挿する一方、主開放口a1に障
子8を引き違いに、或いは嵌め殺しに嵌挿するものであ
る。
【0008】障子8は図3(B)の如く上框31と下框3
2、及び左右竪框33,34にて構成した障子枠3にガラス
Gを嵌挿するもので、障子枠3を構成する各框31,32,3
3,34 に内周向きに開口する嵌挿溝41,42,43,44 を設
け、障子開放口Bを形成している。この障子枠3の下部
に換気板5を嵌挿する場合、図3(A)の如く下框32と
平行に仕切桟4を取付け、障子開放口Bを主開放口b1と
副開放口b2に区分し、仕切桟4の上下に嵌挿溝45,46を
設け、副開放口b2に換気板5を嵌挿する一方、主開放口
b1にガラスGを嵌挿するものである。
【0009】換気板5として少なくとも吸湿性と透湿性
を有する素材、例えばケイソウ土や石膏、或いは軽量セ
メント等を用い、更に断熱性や耐火性も合せ持つ素材を
用いることが望ましい。又換気板5の室内面と室外面に
色彩や化粧を施すことも可能である。この換気板5を窓
枠1の副開放口a2、又は障子枠3の副開放口b2に嵌挿す
る場合、図2と図3(C)の如くタイト材Tを用いるこ
とが望ましい。
【0010】本発明によるサッシ窓は上記構造であるか
ら、窓枠1と障子枠3は従来と同様に組立てるものであ
る。窓枠1に換気板5を取付ける場合、窓枠1に方立2
を組立て、窓枠開放口Aを主開放口a1と副開放口a2に区
分し、副開放口a2に換気板5を嵌挿し、障子8に換気板
5を取付ける場合、障子枠3に仕切桟4を組立て、障子
開放口Bを主開放口b1と副開放口b2に区分し、副開放口
b2に換気板5を嵌挿するものである。
【0011】窓枠1に取付けた換気板5、又は障子8に
取付けた換気板5は、吸湿性と透湿性を有するので、換
気板5によって室内の湿気が吸収され、吸収された湿気
が外気によって室外に蒸発する。即ち室内の湿気を自然
に室外に排出する。換気板5は主に窓枠1の左右に設け
るか、障子8の上下に設けるものであるから、室内に発
生する対流にも適応している。
【0012】図6(A)の窓枠は、中央部に方立2,2
' を取付け、両方立2,2' の間に副開放口a2を、その
左右に主開放口a1を形成し、主開放口a1にガラスGを嵌
め殺しに取付ける一方、副開放口a2に換気板5を嵌挿す
るものである。図6(B)の窓枠は、窓枠1の上部に上
枠材11と平行に無目7を取付け、無目7の上部に副開放
口a2を、下部に主開放口a1を形成するものである。
【0013】図8(B)の障子は、障子枠3の内部に竪
框33,34と平行する仕切桟4を取付け、障子開放口Bを
主開放口b1と副開放口b2に左右区分し、主開放口b1にガ
ラスGを嵌挿し、副開放口b2に換気板5を嵌挿するもの
である。図5の障子は、障子枠3の上部に上框31と平行
する仕切桟4を取付け、障子枠3の上部に副開放口b2
を、その下方に主開放口b1を形成するか、障子枠3の上
下部に上下框31,32と平行する仕切桟4,4' を取付
け、上下部に副開放口b2を、中間部に主開放口b1を形成
し、主開放口b1にガラスGを嵌挿し、副開放口b2に換気
板5を嵌挿するものである。
【0014】尚、本発明によるサッシ窓は上記実施例に
限定されるものではなく、例えば窓枠1の左右何れか一
方に副開放口a2を形成し、該副開放口a2に換気板5を嵌
挿することも可能であるし、障子枠3の中間部に仕切桟
4を取付け、中間部に副開放口b2を形成することも可能
である。又換気板5とガラスGの代わりに化粧板を嵌挿
することも可能であるし、方立2と仕切桟4の取付位
置、及び換気板5の取付範囲等は、本発明の要旨に反し
ない限り適宜変更可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明のサッシ窓は上記のとおりである
から、次に記載する効果を奏する。窓枠、又は障子に吸
湿性と透湿性に富む換気板を嵌挿するものであるから、
該換気板によって室内の水分が吸水され、換気板に一旦
吸湿された水分が気温の上昇や、換気板に吹き付ける風
によって蒸発し、室外に放湿される。その結果、除湿機
を用いずとも室内の除湿効果が高まる。しかも換気板に
吸湿される水分は、気温の上昇や換気板に吹き付ける風
によって順次蒸発し、室外に放湿されるので、吸湿効果
は永続する。
【図面の簡単な説明】
【図1】の(A)(B)本発明によるサッシ窓と窓枠の
形状例を示す正面図である。
【図2】換気板の嵌挿例を示すサッシ窓の横断面図であ
る。
【図3】の(A)(B)(C)障子と障子枠の形状例を
示す正面図、及び障子の縦断面図である。
【図4】サッシ窓の形状例を示す正面図である。
【図5】の(A)(B)障子の形状例を示す正面図であ
る。
【図6】の(A)(B)窓枠の形状例を示す正面図であ
る。
【図7】本発明によるサッシ窓の正面図である。
【図8】の(A)(B)障子の横断面図である。
【符号の説明】
1 窓枠 2,2' 方立 3 障子枠 4 仕切桟 5 換気板 7 無目 8 障子 11 上枠材、12 下枠材、13,14 縦枠材 31 上框、32 下框、33,34 竪框 A 窓枠開放口 B 障子開放口、a1,b1 主開放口、a2,b2 副開放口 G ガラス、T タイト材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠(1)に縦枠材(13,14)と平行す
    る方立(2)を取付け、窓枠開放口(A)を主開放口
    (a1)と副開放口(a2)に区分し、副開放口に少なくと
    も吸湿性と透湿性に富む換気板(5)を嵌挿したサッシ
    窓。
  2. 【請求項2】 窓枠(1)に嵌挿する障子(8)におい
    て、障子枠(3)に仕切桟(4)を取付け、障子開放口
    (B)を主開放口(b1)と副開放口(b2)に区分し、主
    開放口にガラス(G)を嵌挿し、副開放口に少なくとも
    吸湿性と透湿性に富む換気板(5)を嵌挿したサッシ
    窓。
JP10764493A 1993-04-08 1993-04-08 サッシ窓 Pending JPH06294266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10764493A JPH06294266A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 サッシ窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10764493A JPH06294266A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 サッシ窓

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JPH06294266A true JPH06294266A (ja) 1994-10-21

Family

ID=14464422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10764493A Pending JPH06294266A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 サッシ窓

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JP (1) JPH06294266A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0979627A (ja) * 1995-09-11 1997-03-28 Katsunori Kawabata 換気装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0979627A (ja) * 1995-09-11 1997-03-28 Katsunori Kawabata 換気装置

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