JPH0629348Y2 - 床パネルの連結構造 - Google Patents

床パネルの連結構造

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JPH0629348Y2
JPH0629348Y2 JP7872689U JP7872689U JPH0629348Y2 JP H0629348 Y2 JPH0629348 Y2 JP H0629348Y2 JP 7872689 U JP7872689 U JP 7872689U JP 7872689 U JP7872689 U JP 7872689U JP H0629348 Y2 JPH0629348 Y2 JP H0629348Y2
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locking groove
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JP7872689U
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修 山田
慎治 清水
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Sanyo Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、OA機器等を備える室内の床を形成する場
合、床スラブの上に敷設して二重床を形成する床パネル
の連結構造に関する。
〔従来の技術〕
最近は、会社や各種事務所等でOA機器の導入が盛んと
なってきており、それに伴なって増加する電気ケーブル
の配線空間を確保するために、床スラブの上に更にもう
一枚の床パネルを敷設し、両者の間に上記配線空間を確
保した、所謂二重床が普及してきている。
従来、この二重床を形成する手段としては、例えば実開
昭63−34845号に開示のものが知られている。こ
れは第8図乃至第10図に示すように、床スラブ1上に
敷設される長方形をした床パネル2と、これら床パネル
2を互いに連結する連結具3とで構成されるものであ
る。そして、床パネル2の裏面隅部及び中間部には、上
記連結具3が嵌合する円弧状の溝部4,5がそれぞれ設
けられており、隣接する各床パネル2の四隅が接するよ
うにして床スラブ1上に敷き並べた床パネル2を上記連
結具3によって連結し、床パネル2を互いにずれ動かな
いようにすると共に、床スラブ1と床パネル2との間に
電気ケーブルを配設するための空間部6を確保するよう
にしたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の床パネル2の連結構造にあっ
ては、床パネル2を敷設する際はまず床スラブ1の上面
に連結具3を配置し、次いで連結具3の上方から床パネ
ル2を被せ、床パネル2の裏面に形成された溝部4,5
を連結具3にそれぞれ嵌合していくものであったため
に、両者の位置合せが容易ではなく、その作業が面倒な
ものとなっていた。
また、床パネル2が動かないよう確実に固定する必要か
ら、上部溝部4,5には連結具3がきつく嵌り合うよう
にしてあるため、例えば二重床を形成したのちに、電気
ケーブルの配線変更や修理等で一部分の床パネル2を外
す必要があったとしても、連結具3がきつく嵌り合って
いて床パネル2を外しにくく、また強引に外そうとする
と隣接する回りの床パネル2も一緒にくっついて外れて
しまう恐れがあった。
そこで本考案の技術的課題は、連結具を用いて床パネル
を構築する場合の施工性の向上と、施工後における床パ
ネルの脱着性を向上させる点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記技術的課題を解決するために、支持脚を有
する方形状の床パネルを床スラブ上に敷き並べ、隣接す
る床パネル同士を連結具によって連結するようにした床
パネルの連結構造において、上記床パネルの上面には支
持脚の直上位置に凹部を設けると共に、この凹部から隣
接する床パネルの凹部までの間に係止溝を連続的に設
け、また連結具は隣接し合う各床パネルの凹部に嵌り込
む複数の突起部と、これら突起部を連結して床パネルの
係止溝に嵌り合うジョイント部とを設けた床パネルの連
結構造を手段としている。
〔作用〕
上述の手段によれば、床スラブ上に床パネルを敷き詰め
ることによって、隣接する床パネルとの間には両方の凹
部をつなぐ係止溝が形成される。従って、この凹部及び
係止溝にこれに対応する形状の連結具を嵌め合わせるこ
とで、床パネル同士を簡単に連結することができる。特
に、凹部に連結具を位置合せすることで、連結具の装着
が容易となる。また、電気ケーブルの配線修理等で床パ
ネルを取り外す必要がある場合には、床パネルの上から
連結具を脱着するだけで簡単に作業することができる。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいて、本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は床スラブ1の上に多数の床パネル7を密着して
敷き並べた状態を示し、第2図及び第3図は各床パネル
7の構成を示す。この実施例における床パネル7は、方
形状をした平面図8と、この平面板8の下面側において
四隅部、周辺上および平面板8の中心部に立設された多
数の支持脚9とで構成され、樹脂材によって一体に成形
されている。そして、平面板8は格子状に形成されてい
て軽量化および高強度化が図られていると共に、数箇所
に上面と下面とを連通するケーブル取出孔10が開設さ
れており、このケーブル取出孔10からは第4図に示す
ように、床スラブ1と床パネル7の間に配設された電気
ケーブル11を床パネル7の上面に取り出すことができ
る。
また、各支持脚9は第3図に示すように中空状に形成さ
れており、平面板8の上面に円形の凹部12を形作って
いる。そして、これら凹部12のうち特に四隅部の支持
脚9の直上に位置する凹部12には、その左右側に係止
溝13がそれぞれ設けられている。この係止溝13は凹
部12から連続した溝を形成すると共に円弧形状をな
し、第5図に示したように、隣接する他の3個の床パネ
ル7と隅部を突き合せた時に、他の床パネル7にも同様
に設けられた係止溝13と相互につながって、円周状の
係止溝13を形成する。なお、支持脚9の下端部には段
部14が形成されており、この段部14にキャップ15
を嵌め込むことで床パネル7の高さ調整を行なうことが
できる。
一方、床スラブ1の上に敷き詰めた床パネル7同士を連
結するための連結具16は、第5図及び第6図に示した
ように、4個の床パネル7の各凹部12に嵌合する円筒
状の突起部17と、これら4個の突起部17を等間隔に
連結し且つ係止溝13に嵌り込むジョイント部18とで
リング状に形成されている。上記突起部17は外周面が
下方に向かって僅かにテーパとなっていてその先端部が
凹部12の開口径より小さく、凹部12への嵌め合いを
容易にしている。また、突起部17の上面には半円形状
の切り欠き19が形成されており、この切り欠き19に
工具を引っ掛けることで連結具16の取り外しを容易に
している。ジョイント部18の上面は突起部17の上面
と同一平面となっている他、ジョイント部18の断面形
状は係止溝13のそれと略同一に作られているため、連
結具16を嵌合したときに連結具16が床パネル7の上
面から突出するといったことがない。
従って、上述した構成の床パネル7及び連結具16を用
いて二重床を構築する場合には、まず床スラブ1上に床
パネル7を互いに密着するようにして敷き詰め、隣接す
る4個の床パネル7の隅部を突き合せて各係止溝13を
連結し、円周状につながった係止溝13を作る。次い
で、この係止溝13及び凹部12に連結具16のジョイ
ント部18及び突起部17をそれぞれ嵌め入れて床パネ
ル7の隅部を連結する。この時、係止溝13の円周状に
できる4つの凹部12に連結具16の突起部17を嵌め
入れるだけでジョイント部18も同時に係止溝13に嵌
合できる他、突起部17の外周面にはテーパが付いてい
るので、凹部12への位置合せも容易となる。また、床
パネル7の隅部の突き合せが多少ずれているような場合
でも、先に突起部17を位置合せすることで床パネル7
の位置ずれが修正されることになる。更に、床パネル7
を連結した後では突起部17と凹部12との係合作用に
よって連結具16が外れにくくなるといった効果もあ
る。
一方、床の施工後に床パネル7の下面に配設した電気ケ
ーブル11の配線を変更したり修理を行なうような場合
には、該当箇所の連結具16を外し、そこの床パネル7
を持ち上げることで簡単に配線修理等ができる。この場
合、連結具16の突起部17上面に設けられた切り欠き
19にドライバ等を差し込んで上方に持ち上げるだけ
で、連結具16を容易に外すことができる。
なお、上記実施例では床パネル7の隅部同士を連結する
構造について説明したが、本考案では第7図に示すよう
に、床パネル7の周辺上に立設された支持脚9の直上位
置にある凹部12を利用して連結することも可能であ
り、その場合には隣り合う床パネル7の凹部12とをつ
なぐ直線状の係止溝20に対応するように、連結具21
も二つの突起部17とこれを連結する直線状のジョイン
ト部22とで形成される。
〔効果〕
以上説明したように、本考案に係る床パネルの連結構造
によれば、床パネルの上面に連結用の凹部と係止溝とを
設け、床パネルを敷き詰めた後に上記凹部及び係止溝に
対応する形状の連結具をこれに嵌め合わせることで隣接
する床パネル同士を連通するようにしたから、連結具の
装置を簡単に行なうことができるようになり、床パネル
の施工性が良くなった。特に、床パネルの凹部に連結具
の突起部を嵌め入れるだけで連結具を装着できるといっ
た効果がある。また、施工後に電気ケーブルの配線変更
や修理を行なう必要がある場合にも、連結具を外すだけ
で該当箇所の床パネルを簡単に取り外すことができ、修
理等の作業がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は床スラブの上に多数の床パネルを敷き詰めた状
態を示す斜視図、第2図は本考案に係る床パネルの一実
施例を示す平面図、第3図は第2中III-III線断面図、
第4図はケーブル取出孔の位置を示す床パネルの斜視
図、第5図は隣接する床パネルの隅部同士を連結する場
合の斜視図、第6図は連結具の断面構造を示す第5図中
VI-VI線断面図、第7図は本考案の他の連結構造を示す
斜視図、第8図は従来における床パネルの一例を示す斜
視図、第9図は従来の床パネルの連結構造を示す平面
図、第10図は第9図中X−X線断面図である。 1…床スラブ 7…床パネル 9…支持脚 12…凹部 13,20…係止溝 16,21…連結具 17…突起部 18,22…ジョイント部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持脚を有する方形状の床パネルを床スラ
    ブ上に敷き並べ、隣接する床パネル同士を連結具によっ
    て連結するようにした床パネルの連結構造において、 上記床パネルの上面には支持脚の直上位置に凹部が設け
    られると共に、この凹部から隣接する床パネルの凹部ま
    での間に係止溝が連続的に設けられ、また連結具は隣接
    し合う各床パネルの凹部に嵌り込む複数の突起部と、こ
    れら突起部を連結して床パネルの係止溝に嵌り合うジョ
    イント部とを有することを特徴とする床パネルの連結構
    造。
JP7872689U 1989-07-05 1989-07-05 床パネルの連結構造 Expired - Lifetime JPH0629348Y2 (ja)

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JP7872689U JPH0629348Y2 (ja) 1989-07-05 1989-07-05 床パネルの連結構造

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JPH0318339U JPH0318339U (ja) 1991-02-22
JPH0629348Y2 true JPH0629348Y2 (ja) 1994-08-10

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