JPH06292727A - 指向性バルブを有する単一内腔バルーンカテーテル - Google Patents
指向性バルブを有する単一内腔バルーンカテーテルInfo
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- JPH06292727A JPH06292727A JP5285366A JP28536693A JPH06292727A JP H06292727 A JPH06292727 A JP H06292727A JP 5285366 A JP5285366 A JP 5285366A JP 28536693 A JP28536693 A JP 28536693A JP H06292727 A JPH06292727 A JP H06292727A
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- A61M29/00—Dilators with or without means for introducing media, e.g. remedies
- A61M29/02—Dilators made of swellable material
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バルーンが一定の長さであり、膨張したとき
にバルーンの軸方向の長さが変化しない指向性バルブを
有する単一内腔バルーンカテーテルを提供する。 【構成】 カテーテル本体は全体的には、外部薄壁チュ
ービング108及び内部チュービング110から作られ
ている。バルーン本体112は、バルーン内部部材11
4を備えており、バルーン内部材料114はバルーン内
部の端部116及び流体透過性部材118からなる。カ
テーテルのバルビングは、バルーン112の後方側に位
置する。バルビングは、バルブ部106を有し、これは
金属環120を有する単純なチューブから作られていて
もよく、チューブは金属環120の前方の内腔の内側に
バルブ表面122を、かつ、金属環120の後方側にバ
ルブ表面124を形成するように設置されている。この
カテーテル100はワイヤ上にバルブプラグ104が設
けられたガイドワイヤ102によって操作される。
にバルーンの軸方向の長さが変化しない指向性バルブを
有する単一内腔バルーンカテーテルを提供する。 【構成】 カテーテル本体は全体的には、外部薄壁チュ
ービング108及び内部チュービング110から作られ
ている。バルーン本体112は、バルーン内部部材11
4を備えており、バルーン内部材料114はバルーン内
部の端部116及び流体透過性部材118からなる。カ
テーテルのバルビングは、バルーン112の後方側に位
置する。バルビングは、バルブ部106を有し、これは
金属環120を有する単純なチューブから作られていて
もよく、チューブは金属環120の前方の内腔の内側に
バルブ表面122を、かつ、金属環120の後方側にバ
ルブ表面124を形成するように設置されている。この
カテーテル100はワイヤ上にバルブプラグ104が設
けられたガイドワイヤ102によって操作される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルーンの後方側であ
る、カテーテルの後方端にバルブシートを備えた単一内
腔バルーンカテーテルに関する。このカテーテルは、ワ
イヤ上にバルブプラグが設けられたコントロールワイヤ
により操作され得る。バルブシートは、コントロールワ
イヤの設置状態に応じてどちらの方向からもバルブプラ
グにより塞がれ得る。どちらの場合でも、もしバルブプ
ラグがカテーテル内腔のバルブシートから後方方向に設
置されれば、バルブはコントロールワイヤを引くこと
(つまり、コントロールワイヤを前方方向に動かすこ
と)により閉じられ、カテーテル内腔を通してバルーン
内に流体を入れる。あるいは、ガイドワイヤを、それと
一体のバルブプラグとともに、カテーテルの後方端から
挿入し、バルーンの本体を横切り、カテーテルの後方端
にあるバルブシートと係合することもできる。コントロ
ールワイヤを押すことによりバルブを位置付けし、流体
をカテーテル内腔へ導入してバルーンを膨らませる。後
者の配置では、医師が使用を望み得る他のガイドワイヤ
をコントロールワイヤと交換することができる。
る、カテーテルの後方端にバルブシートを備えた単一内
腔バルーンカテーテルに関する。このカテーテルは、ワ
イヤ上にバルブプラグが設けられたコントロールワイヤ
により操作され得る。バルブシートは、コントロールワ
イヤの設置状態に応じてどちらの方向からもバルブプラ
グにより塞がれ得る。どちらの場合でも、もしバルブプ
ラグがカテーテル内腔のバルブシートから後方方向に設
置されれば、バルブはコントロールワイヤを引くこと
(つまり、コントロールワイヤを前方方向に動かすこ
と)により閉じられ、カテーテル内腔を通してバルーン
内に流体を入れる。あるいは、ガイドワイヤを、それと
一体のバルブプラグとともに、カテーテルの後方端から
挿入し、バルーンの本体を横切り、カテーテルの後方端
にあるバルブシートと係合することもできる。コントロ
ールワイヤを押すことによりバルブを位置付けし、流体
をカテーテル内腔へ導入してバルーンを膨らませる。後
者の配置では、医師が使用を望み得る他のガイドワイヤ
をコントロールワイヤと交換することができる。
【0002】
【従来の技術】血管形成術は、さまざまな血管疾患を治
療するためにすぐれた方法である。特に、冠状動脈にあ
る狭窄を開けるために広範に用いられている。この方法
は脈管系の他の部分の狭窄の治療のために盛んに用いら
れてきている。
療するためにすぐれた方法である。特に、冠状動脈にあ
る狭窄を開けるために広範に用いられている。この方法
は脈管系の他の部分の狭窄の治療のために盛んに用いら
れてきている。
【0003】よく知られており、広範に行われている血
管形成術の形態の1つは、膨張するバルーンを後方端に
備えた膨張カテーテルを使用している。蛍光透視法を用
いて、医師はバルーンが正しく設置されるまで脈管系を
通してカテーテルを導く。分離した膨張内腔を通して流
体を入れることで、バルーンは膨張させられる。バルー
ンの膨張により血管が広がり、障害または狭窄を動脈壁
に押し付ける。このようにして、バルーンを収縮させた
後、動脈中の血液の流れの増加を回復する。
管形成術の形態の1つは、膨張するバルーンを後方端に
備えた膨張カテーテルを使用している。蛍光透視法を用
いて、医師はバルーンが正しく設置されるまで脈管系を
通してカテーテルを導く。分離した膨張内腔を通して流
体を入れることで、バルーンは膨張させられる。バルー
ンの膨張により血管が広がり、障害または狭窄を動脈壁
に押し付ける。このようにして、バルーンを収縮させた
後、動脈中の血液の流れの増加を回復する。
【0004】非常に狭い狭窄、つまり開口部の小さいも
の、を治療するためには、さらに小さなカテーテルの直
径が望ましい。また、狭窄の非常に狭い領域に届かせる
ために、より一層柔軟なカテーテルも望まれている。す
ぐれたカテーテルは、柔軟で直径が細いだけでなく、脈
管系の曲がりくねった経路を通して挿入及び前進させる
ことが容易でなければならない。
の、を治療するためには、さらに小さなカテーテルの直
径が望ましい。また、狭窄の非常に狭い領域に届かせる
ために、より一層柔軟なカテーテルも望まれている。す
ぐれたカテーテルは、柔軟で直径が細いだけでなく、脈
管系の曲がりくねった経路を通して挿入及び前進させる
ことが容易でなければならない。
【0005】さまざまな型の膨張カテーテルが存在す
る。その多くは、複数の内腔を用いている。たとえば、
狭窄への経路を確立するためにガイドワイヤを使えるよ
うに、カテーテルは分離したガイドワイヤ内腔を用いる
ことができる。その後、カテーテルをガイドワイヤの上
から、バルーンが狭窄上に位置するまで送り込むことが
できる。このカテーテルが、バルーンへの流体の導入及
び除去のための分離した内腔を有していることは明白で
ある。
る。その多くは、複数の内腔を用いている。たとえば、
狭窄への経路を確立するためにガイドワイヤを使えるよ
うに、カテーテルは分離したガイドワイヤ内腔を用いる
ことができる。その後、カテーテルをガイドワイヤの上
から、バルーンが狭窄上に位置するまで送り込むことが
できる。このカテーテルが、バルーンへの流体の導入及
び除去のための分離した内腔を有していることは明白で
ある。
【0006】その他のカテーテルの設計には、カテーテ
ル自体がガイドワイヤとして機能するものがあり、それ
によって分離したガイドワイヤ内腔の必要をなくしてい
る。分離した内腔の必要をなくすことは、カテーテルの
側面をやや小さくし得ることを意味する。そのような一
体型設計の典型は、Fogartyらによる米国特許第4,6
06,247号であり、後方端に裏返せるバルーンを備
えているカテーテルを開示している。このカテーテルの
後方端は治療される狭窄の近くに配置される。バルーン
は後方端を越えて狭窄内の位置に伸び、膨張して障害を
血管の壁に押し込む。このバルーンは、あるエラストマ
ー材料のプラグが中央にある通路を含んでおり、そこに
ガイドワイヤが設置され得る。プラグは、ガイドワイヤ
の存在または不在に関わらず、バルーンへの流体の圧力
を保持する。
ル自体がガイドワイヤとして機能するものがあり、それ
によって分離したガイドワイヤ内腔の必要をなくしてい
る。分離した内腔の必要をなくすことは、カテーテルの
側面をやや小さくし得ることを意味する。そのような一
体型設計の典型は、Fogartyらによる米国特許第4,6
06,247号であり、後方端に裏返せるバルーンを備
えているカテーテルを開示している。このカテーテルの
後方端は治療される狭窄の近くに配置される。バルーン
は後方端を越えて狭窄内の位置に伸び、膨張して障害を
血管の壁に押し込む。このバルーンは、あるエラストマ
ー材料のプラグが中央にある通路を含んでおり、そこに
ガイドワイヤが設置され得る。プラグは、ガイドワイヤ
の存在または不在に関わらず、バルーンへの流体の圧力
を保持する。
【0007】他の「ワイヤ上(over-the-wire)」カテ
ーテルは、Burnsによる米国特許第5,085,636
号に開示されている。Burnsの装置は、流体をバルーン
に導入する入口を備えたバルーン、及び、それと共存し
て、ガイドワイヤがバルーンの近くに存在する場合は流
体がカテーテルを通らないようにする装置を使用してい
る。流体の栓は膨張することができ、流体がガイドワイ
ヤを越えることを防ぐ。
ーテルは、Burnsによる米国特許第5,085,636
号に開示されている。Burnsの装置は、流体をバルーン
に導入する入口を備えたバルーン、及び、それと共存し
て、ガイドワイヤがバルーンの近くに存在する場合は流
体がカテーテルを通らないようにする装置を使用してい
る。流体の栓は膨張することができ、流体がガイドワイ
ヤを越えることを防ぐ。
【0008】1991年2月5日に出願された、本願出
願人による米国特許出願第07/650,808号「Si
ngle Lumen Low Profile Valved Balloon Catheter」
は、中間のバルーンセグメントの開口端を越えて、軸方
向に内腔内を延びる柔軟なガイドワイヤを使用したカテ
ーテルを用いた、単一内腔バルーンカテーテルを開示し
ている。このガイドワイヤは内腔内を軸方向に動くこと
が可能であり、直径の異なる2つの個別の部分を備えて
いる。第一の直径は、ガイドワイヤの後方部にあり、ガ
イドワイヤ上のより前方部の第二の直径よりも小さい。
太い方のガイドワイヤは、バルーンのすぐ前方で内腔の
直径と合わされており、これにより、バルーンに前方端
で封止することができる。同時に、バルーンの後方端に
おいて、ガイドワイヤに取り付けられているバルブ部材
が、カテーテルの後方部の開口を塞ぐ。
願人による米国特許出願第07/650,808号「Si
ngle Lumen Low Profile Valved Balloon Catheter」
は、中間のバルーンセグメントの開口端を越えて、軸方
向に内腔内を延びる柔軟なガイドワイヤを使用したカテ
ーテルを用いた、単一内腔バルーンカテーテルを開示し
ている。このガイドワイヤは内腔内を軸方向に動くこと
が可能であり、直径の異なる2つの個別の部分を備えて
いる。第一の直径は、ガイドワイヤの後方部にあり、ガ
イドワイヤ上のより前方部の第二の直径よりも小さい。
太い方のガイドワイヤは、バルーンのすぐ前方で内腔の
直径と合わされており、これにより、バルーンに前方端
で封止することができる。同時に、バルーンの後方端に
おいて、ガイドワイヤに取り付けられているバルブ部材
が、カテーテルの後方部の開口を塞ぐ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コントロー
ルワイヤの上にバルブプラグが取り付けられており、コ
ントロールワイヤが内腔内に取り付けられたバルブシー
トと合わさっており、これによってバルーンが膨張中に
一定の軸方向の長さを保つ、という装置はどの先行技術
にも開示されていない。
ルワイヤの上にバルブプラグが取り付けられており、コ
ントロールワイヤが内腔内に取り付けられたバルブシー
トと合わさっており、これによってバルーンが膨張中に
一定の軸方向の長さを保つ、という装置はどの先行技術
にも開示されていない。
【0010】本発明の目的は、バルーンの長さが一定で
あり、膨張したときに軸方向の長さが変化しない指向性
バルブを有する単一内腔バルーンカテーテルを提供する
ことにある。
あり、膨張したときに軸方向の長さが変化しない指向性
バルブを有する単一内腔バルーンカテーテルを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の指向性バルブを
有する単一内腔バルーンカテーテルは、前方端及び後方
端を備えたカテーテル本体と、それらの前方端及び後方
端の間に延びた単一の内腔と、前方端及び後方端を備
え、該カテーテル本体の後方部分に配された、膨張可能
なバルーンと、該膨張可能なバルーンの後方端と該カテ
ーテル本体の後方端との間に配されたバルブシートであ
って、後方側及び前方のバルブ表面を形成している該カ
テーテル本体の一部を締めている周囲の帯によって形成
され、その中にコントロールワイヤが通すことが可能で
あり、該後方側及び前方バルブ表面において、コントロ
ールワイヤ上に配されたバルブプラグと係合して該内腔
を封止するように構成されている、該バルブシートと、
を備えており、そのことにより上記目的が達成される。
有する単一内腔バルーンカテーテルは、前方端及び後方
端を備えたカテーテル本体と、それらの前方端及び後方
端の間に延びた単一の内腔と、前方端及び後方端を備
え、該カテーテル本体の後方部分に配された、膨張可能
なバルーンと、該膨張可能なバルーンの後方端と該カテ
ーテル本体の後方端との間に配されたバルブシートであ
って、後方側及び前方のバルブ表面を形成している該カ
テーテル本体の一部を締めている周囲の帯によって形成
され、その中にコントロールワイヤが通すことが可能で
あり、該後方側及び前方バルブ表面において、コントロ
ールワイヤ上に配されたバルブプラグと係合して該内腔
を封止するように構成されている、該バルブシートと、
を備えており、そのことにより上記目的が達成される。
【0012】好ましくは、後方端及び前方端とを有し、
該後方端の近くに配されたバルブプラグを有するコント
ロールワイヤをさらに備えており、該バルブプラグが、
前記カテーテル内腔を軸方向に摺動することにより、前
記後方側または前方のいずれかのバルブ表面に接触する
ことによって、前記内腔に係合して封止するために改変
され、該前方端または後方端のいずれかから前記カテー
テル本体の中に導入されるように構成されている。
該後方端の近くに配されたバルブプラグを有するコント
ロールワイヤをさらに備えており、該バルブプラグが、
前記カテーテル内腔を軸方向に摺動することにより、前
記後方側または前方のいずれかのバルブ表面に接触する
ことによって、前記内腔に係合して封止するために改変
され、該前方端または後方端のいずれかから前記カテー
テル本体の中に導入されるように構成されている。
【0013】また、好ましくは、前記コントロールワイ
ヤが、前方端及び後方先端を有するガイドワイヤをさら
に備えている。
ヤが、前方端及び後方先端を有するガイドワイヤをさら
に備えている。
【0014】また、好ましくは、前記ガイドワイヤが、
その後方の先端にある屈曲可能なガイド先端をさらに備
えている。
その後方の先端にある屈曲可能なガイド先端をさらに備
えている。
【0015】また、好ましくは、前記膨張可能なバルー
ンが、前記内腔と該膨張可能なバルーンとの間で流体が
連通できるようにし、かつ、該バルーンの後方端及び前
方端との間に延びており、かつ、前記コントロールワイ
ヤが軸方向に通過できるように構成されている。
ンが、前記内腔と該膨張可能なバルーンとの間で流体が
連通できるようにし、かつ、該バルーンの後方端及び前
方端との間に延びており、かつ、前記コントロールワイ
ヤが軸方向に通過できるように構成されている。
【0016】また、好ましくは、前記バルーン内部部材
が、前記バルブプラグが軸方向に通過できるようにさら
に構成されている。
が、前記バルブプラグが軸方向に通過できるようにさら
に構成されている。
【0017】また、好ましくは、前記バルーン内部部材
がコイルを備えている。
がコイルを備えている。
【0018】また、好ましくは、前記バルーン内部部材
が、穴の開いたチュービングを備えている。
が、穴の開いたチュービングを備えている。
【0019】また、好ましくは、前記バルーン内部部材
が、前記穴の開いたチュービングと同軸に設置されたコ
イルを備えている。
が、前記穴の開いたチュービングと同軸に設置されたコ
イルを備えている。
【0020】また、好ましくは、前記バルーン内部部材
が、編まれた、または織られたチュービングを備えてい
る。
が、編まれた、または織られたチュービングを備えてい
る。
【0021】また、好ましくは、前記バルーン内部部材
が、前記穴の開いたチュービングと同軸に設置された、
編まれた、または織られたチュービングを備えている。
が、前記穴の開いたチュービングと同軸に設置された、
編まれた、または織られたチュービングを備えている。
【0022】また、好ましくは、膨張前の前記バルーン
の直径と、膨張後の該バルーンの直径との比率を、1:
6より小さくする。
の直径と、膨張後の該バルーンの直径との比率を、1:
6より小さくする。
【0023】また、好ましくは、膨張前の前記バルーン
の直径が、前記膨張可能なバルーンの前方の前記カテー
テル本体の直径の10%以内とする。
の直径が、前記膨張可能なバルーンの前方の前記カテー
テル本体の直径の10%以内とする。
【0024】また、好ましくは、前記周囲の帯が放射線
不透過性である。
不透過性である。
【0025】また、好ましくは、前記バルブプラグが球
形である。
形である。
【0026】また、好ましくは、前記カテーテル本体
が、滑らかなポリマー製の層を同軸で囲んでいるポリイ
ミドチュービングを有する。
が、滑らかなポリマー製の層を同軸で囲んでいるポリイ
ミドチュービングを有する。
【0027】また、好ましくは、前記滑らかなポリマー
製の層が、フルオロエチレンポリマーを含有する。
製の層が、フルオロエチレンポリマーを含有する。
【0028】また、好ましくは、前記フルオロエチレン
ポリマーを、ポリテトラフルオロエチレン、ペルフルオ
ロアルコキシ基を持つフルオロエチレン共重合体、テト
ラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの共重
合体、及びエチレンとテトラフルオロエチレンの共重合
体、から選択する。
ポリマーを、ポリテトラフルオロエチレン、ペルフルオ
ロアルコキシ基を持つフルオロエチレン共重合体、テト
ラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの共重
合体、及びエチレンとテトラフルオロエチレンの共重合
体、から選択する。
【0029】また、好ましくは、前記フルオロエチレン
ポリマーが、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロ
プロピレンの共重合体である。
ポリマーが、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロ
プロピレンの共重合体である。
【0030】
【作用】本発明のカテーテルは、前方端を有する単一内
腔と、開口している後方端と、カテーテルの後方端に向
かって位置しており、後方及び前方バルブ表面を備えた
バルブシート部と、を備えた単一バルブバルーンカテー
テルアセンブリである。カテーテル本体は、膨張するバ
ルーンを備えたバルブ部の前方にバルーン部を有してい
る。このバルーンセグメントまたはバルーン部の中に
は、内部がおおよそカテーテル本体内の内腔と同一線上
に並んでいるバルーン内部部材があり、このバルーン内
部部材はカテーテル内腔とバルーンの内部との間の流体
の連通を自由にする。また本発明は、開口端を越えて、
内腔を軸方向に延びる柔軟なガイドワイヤも含んでお
り、このガイドワイヤは内腔内を軸方向に動くことがで
き、かつ、ガイドワイヤの後方端の近くに設けられてい
るバルブプラグを備えている。バルブプラグは、流体の
流れに対して、バルブシートの後方または前方表面と合
わさることで内腔を閉じられるような大きさ及び構成で
ある。ガイドワイヤ及びそのバルブシートは、ガイドワ
イヤを後方端からカテーテルの内腔に導入することがで
き、これによりバルブプラグが後方側のバルブシートに
接触することができる、あるいは、ガイドワイヤを前方
端から導入することができ、これによりバルブプラグが
前方のバルブ表面に接触することができるように、作ら
れている。また任意であるが非常に望ましいことは、バ
ルーン部の前方のカテーテル本体部が、バルブを封止す
る際にガイドワイヤ−バルブプラグを使用することが可
能なほど硬いことである。カテーテル本体部が、ガイド
ワイヤに軸方向の力を加えたときに、ねじれたり、「ア
コーデオン」のように変形したり、または伸びたりしな
い、多層ポリマーチュービングであることが好ましい。
最も好ましい材料の組合せは、ポリイミドのような高性
能エンジニアリングポリマーで囲まれたセクションの内
側表面にすべりやすい材料を用いることである。
腔と、開口している後方端と、カテーテルの後方端に向
かって位置しており、後方及び前方バルブ表面を備えた
バルブシート部と、を備えた単一バルブバルーンカテー
テルアセンブリである。カテーテル本体は、膨張するバ
ルーンを備えたバルブ部の前方にバルーン部を有してい
る。このバルーンセグメントまたはバルーン部の中に
は、内部がおおよそカテーテル本体内の内腔と同一線上
に並んでいるバルーン内部部材があり、このバルーン内
部部材はカテーテル内腔とバルーンの内部との間の流体
の連通を自由にする。また本発明は、開口端を越えて、
内腔を軸方向に延びる柔軟なガイドワイヤも含んでお
り、このガイドワイヤは内腔内を軸方向に動くことがで
き、かつ、ガイドワイヤの後方端の近くに設けられてい
るバルブプラグを備えている。バルブプラグは、流体の
流れに対して、バルブシートの後方または前方表面と合
わさることで内腔を閉じられるような大きさ及び構成で
ある。ガイドワイヤ及びそのバルブシートは、ガイドワ
イヤを後方端からカテーテルの内腔に導入することがで
き、これによりバルブプラグが後方側のバルブシートに
接触することができる、あるいは、ガイドワイヤを前方
端から導入することができ、これによりバルブプラグが
前方のバルブ表面に接触することができるように、作ら
れている。また任意であるが非常に望ましいことは、バ
ルーン部の前方のカテーテル本体部が、バルブを封止す
る際にガイドワイヤ−バルブプラグを使用することが可
能なほど硬いことである。カテーテル本体部が、ガイド
ワイヤに軸方向の力を加えたときに、ねじれたり、「ア
コーデオン」のように変形したり、または伸びたりしな
い、多層ポリマーチュービングであることが好ましい。
最も好ましい材料の組合せは、ポリイミドのような高性
能エンジニアリングポリマーで囲まれたセクションの内
側表面にすべりやすい材料を用いることである。
【0031】このカテーテルは、直径が非常に小さい
か、または側面が低くなり得て、その結果、操作する際
に大変柔軟である。
か、または側面が低くなり得て、その結果、操作する際
に大変柔軟である。
【0032】バルーン内部部材は、カテーテル内腔とバ
ルーン内部との間の流体の連通を自由にする多くの装置
のうちいずれであってもよい。たとえば、バルーン内部
部材は、コイル、編み紐、壁に穴のあるチューブで支え
られた編み紐あるいはコイル、または、壁に穴のあるチ
ューブとすることもできる。
ルーン内部との間の流体の連通を自由にする多くの装置
のうちいずれであってもよい。たとえば、バルーン内部
部材は、コイル、編み紐、壁に穴のあるチューブで支え
られた編み紐あるいはコイル、または、壁に穴のあるチ
ューブとすることもできる。
【0033】
【実施例】図1及び図2は、本発明の1つの実施態様に
よって作られたカテーテルアセンブリの後方部分を示
し、全体を100で表す。図1は、バルブ部106の後
方側にバルブプラグ104のある、ガイドワイヤが挿入
されているときのカテーテルアセンブリの後方端を示し
ている。図2は、バルブプラグ104がバルブ部分10
6の前方に位置しており、ガイドワイヤ102を有す
る、同様のカテーテルアセンブリ100を示している。
よって作られたカテーテルアセンブリの後方部分を示
し、全体を100で表す。図1は、バルブ部106の後
方側にバルブプラグ104のある、ガイドワイヤが挿入
されているときのカテーテルアセンブリの後方端を示し
ている。図2は、バルブプラグ104がバルブ部分10
6の前方に位置しており、ガイドワイヤ102を有す
る、同様のカテーテルアセンブリ100を示している。
【0034】図1に関して、カテーテル本体は全体的に
は、外部薄壁チュービング108、及び内部チュービン
グ110から作られている。バルーン本体112は、バ
ルーン内部部材114を備えており、このバルーン内部
材料114はバルーン内部の端部116、及び流体透過
性部材118から作られている。カテーテルのバルビン
グは、バルーン112の後方側に位置している。バルビ
ングは、バルブ部106を有し、これは金属環120を
有する単純なチューブから作られていてもよく、このチ
ューブは金属環120の前方の内腔の内側にバルブ表面
122を、かつ、金属環120の後方側にバルブ表面1
24を形成するように設置されている。
は、外部薄壁チュービング108、及び内部チュービン
グ110から作られている。バルーン本体112は、バ
ルーン内部部材114を備えており、このバルーン内部
材料114はバルーン内部の端部116、及び流体透過
性部材118から作られている。カテーテルのバルビン
グは、バルーン112の後方側に位置している。バルビ
ングは、バルブ部106を有し、これは金属環120を
有する単純なチューブから作られていてもよく、このチ
ューブは金属環120の前方の内腔の内側にバルブ表面
122を、かつ、金属環120の後方側にバルブ表面1
24を形成するように設置されている。
【0035】カテーテル100は、バルーン部の前方に
本体部109を備えている。本体部は、強靱かつ柔軟な
外部チュービング108、及び内部チュービング部材1
10から作られていることが望ましい。たとえば、高密
度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(L
DPE)、ある種の高度に架橋したシリコン、ポリエス
テル(ナイロンを含む)、塩化ポリビニル、高分子量ポ
リウレタン、及各種ポリイミドなど、外部チュービング
として使うのに適当な材料は数多く存在する。これらの
材料の中で、ポリイミドは十分な軸方向の強度があり、
従って、非常に「押され強い(pushable)」だけでな
く、最も過酷な圧力下であってもカテーテル内腔を開け
続ける点で最も望ましい。このカテーテル本体の後方部
は、低密度ポリエチレンなどのより一層柔軟な材料から
なることが好ましい。
本体部109を備えている。本体部は、強靱かつ柔軟な
外部チュービング108、及び内部チュービング部材1
10から作られていることが望ましい。たとえば、高密
度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(L
DPE)、ある種の高度に架橋したシリコン、ポリエス
テル(ナイロンを含む)、塩化ポリビニル、高分子量ポ
リウレタン、及各種ポリイミドなど、外部チュービング
として使うのに適当な材料は数多く存在する。これらの
材料の中で、ポリイミドは十分な軸方向の強度があり、
従って、非常に「押され強い(pushable)」だけでな
く、最も過酷な圧力下であってもカテーテル内腔を開け
続ける点で最も望ましい。このカテーテル本体の後方部
は、低密度ポリエチレンなどのより一層柔軟な材料から
なることが好ましい。
【0036】内部チュービング部材110は、本発明の
装置の必要部分ではないが、あれば望ましい部分であ
る。内部チュービング部材110は、外部チュービング
108と同時に押し出し形成され得るか、または別個の
部材であってもよい。これに適する滑らかな材料には、
ポリスルフィド及びポリフルオロエチレンが含まれる。
適当なポリフルオロエチレンには、ポリテトラフルオロ
エチレン、ペルフルオロアルコキシ基を持つフルオロエ
チレン共重合体、テトラフルオロエチレンの共重合体、
ヘキサフルオロプロピレン、及び、エチレンとテトラフ
ルオロエチレンの共重合体が含まれる。最も好ましいの
は、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロエチレン
の共重合体である。
装置の必要部分ではないが、あれば望ましい部分であ
る。内部チュービング部材110は、外部チュービング
108と同時に押し出し形成され得るか、または別個の
部材であってもよい。これに適する滑らかな材料には、
ポリスルフィド及びポリフルオロエチレンが含まれる。
適当なポリフルオロエチレンには、ポリテトラフルオロ
エチレン、ペルフルオロアルコキシ基を持つフルオロエ
チレン共重合体、テトラフルオロエチレンの共重合体、
ヘキサフルオロプロピレン、及び、エチレンとテトラフ
ルオロエチレンの共重合体が含まれる。最も好ましいの
は、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロエチレン
の共重合体である。
【0037】バルーン112はさまざまな材料から作ら
れ得るが、本願出願人はバルーンは放射線硬化されたあ
る長さのポリオレフィンチュービングから容易に形成で
きることを発見した。選択されるポリオレフィンは、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、またはこれらのポリマーのインターポ
リマーあるいは混合物であってもよい。いずれにして
も、片方の端を閉じ、1平方インチあたり20から45
ポンドの圧力をチューブの中に加え、バルーンを形成す
る部分を300〜350゜Fの温度に加熱すると、バル
ーンが形成され得る。明らかなことだが、形成されるバ
ルーンの長さは、加熱されるチュービングの長さで決ま
る。適当な大きさでバルーンが形成された後、熱を除去
し、バルーンが冷やされる。両端はカテーテルの組立の
際に、揃うように切断してもよい。バルーンはカテーテ
ル内腔に近い大きさにまで圧搾するのが一般的である。
バルーンのすぐ前方のカテーテルの直径に対するバルー
ンのつぶされた直径との比率は約1.2〜1以下で、好
ましくは、約1.1〜1以下である。このような方法で
のバルーンの製造により、膨張後のバルーンの直径と比
較した膨張前のバルーンの直径が、約1:6以下になる
装置が得られる。このような方法で作られたバルーンは
また、軸方向のサイズが非常に確定している。膨張した
ときに長さが変化し得るエラストマー製のバルーンとは
異なり、このバルーンは、特にここで述べたバルーン内
部部材が使用された場合には、実質的に軸が一定(isoa
xial)である。図1及び図2に示すバルーン内部部材ア
センブリ114は、両端部116及びコイルばね118
を備えている。以下にこの構成をさらに詳しく述べる。
れ得るが、本願出願人はバルーンは放射線硬化されたあ
る長さのポリオレフィンチュービングから容易に形成で
きることを発見した。選択されるポリオレフィンは、低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、またはこれらのポリマーのインターポ
リマーあるいは混合物であってもよい。いずれにして
も、片方の端を閉じ、1平方インチあたり20から45
ポンドの圧力をチューブの中に加え、バルーンを形成す
る部分を300〜350゜Fの温度に加熱すると、バル
ーンが形成され得る。明らかなことだが、形成されるバ
ルーンの長さは、加熱されるチュービングの長さで決ま
る。適当な大きさでバルーンが形成された後、熱を除去
し、バルーンが冷やされる。両端はカテーテルの組立の
際に、揃うように切断してもよい。バルーンはカテーテ
ル内腔に近い大きさにまで圧搾するのが一般的である。
バルーンのすぐ前方のカテーテルの直径に対するバルー
ンのつぶされた直径との比率は約1.2〜1以下で、好
ましくは、約1.1〜1以下である。このような方法で
のバルーンの製造により、膨張後のバルーンの直径と比
較した膨張前のバルーンの直径が、約1:6以下になる
装置が得られる。このような方法で作られたバルーンは
また、軸方向のサイズが非常に確定している。膨張した
ときに長さが変化し得るエラストマー製のバルーンとは
異なり、このバルーンは、特にここで述べたバルーン内
部部材が使用された場合には、実質的に軸が一定(isoa
xial)である。図1及び図2に示すバルーン内部部材ア
センブリ114は、両端部116及びコイルばね118
を備えている。以下にこの構成をさらに詳しく述べる。
【0038】最後に、カテーテルアセンブリのバルブ部
分が、好ましく、比較的一定の内径を有するバルーンの
部分に挿入される。バルブ部分は、熱溶接または糊付け
または他の適当な方法で、適当な場所に設置される。バ
ルブ部分106とその金属環120、前方バルブ表面1
22、及び後方側バルブ表面124は以下の方法で作ら
れ得る。もちろん他の方法でもかまわないが、本願出願
人は以下の方法が良好な結果を出すことを発見した。ガ
イドワイヤよりも大きな内径のポリマー製チューブを、
適当な大きさにしたステンレス鋼ワイヤなどの主軸の上
に延ばす。その両端を加熱して主軸の上に留める。選ば
れたポリマーがポリイミドの場合は、約600F゜の温
度が適当である。適当な内径の環をチュービング上には
め込む。留めてあったチュービングの両端を切断し、チ
ュービングを元の大きさに戻らせる。ポリイミドチュー
ビングは、約550F゜で加熱すると完全に元の大きさ
に戻る。環は金、プラチナ、プラチナとタングステンの
合金、ステンレス鋼、または他の適当で、好ましくは放
射線不透過性の材料とすることができる。元の直径に戻
ったチュービングは、ガイドワイヤ上にあるプラグのた
めのバルブ表面として働く環に隣接する後方側及び前方
の表面を形成する。
分が、好ましく、比較的一定の内径を有するバルーンの
部分に挿入される。バルブ部分は、熱溶接または糊付け
または他の適当な方法で、適当な場所に設置される。バ
ルブ部分106とその金属環120、前方バルブ表面1
22、及び後方側バルブ表面124は以下の方法で作ら
れ得る。もちろん他の方法でもかまわないが、本願出願
人は以下の方法が良好な結果を出すことを発見した。ガ
イドワイヤよりも大きな内径のポリマー製チューブを、
適当な大きさにしたステンレス鋼ワイヤなどの主軸の上
に延ばす。その両端を加熱して主軸の上に留める。選ば
れたポリマーがポリイミドの場合は、約600F゜の温
度が適当である。適当な内径の環をチュービング上には
め込む。留めてあったチュービングの両端を切断し、チ
ュービングを元の大きさに戻らせる。ポリイミドチュー
ビングは、約550F゜で加熱すると完全に元の大きさ
に戻る。環は金、プラチナ、プラチナとタングステンの
合金、ステンレス鋼、または他の適当で、好ましくは放
射線不透過性の材料とすることができる。元の直径に戻
ったチュービングは、ガイドワイヤ上にあるプラグのた
めのバルブ表面として働く環に隣接する後方側及び前方
の表面を形成する。
【0039】この後方側の構造は、後方側のバルブ表面
124がバルブシートとして用いられるときに「アコー
デオン」のように変形する可能性を、実質的に取り除
く。
124がバルブシートとして用いられるときに「アコー
デオン」のように変形する可能性を、実質的に取り除
く。
【0040】図2は、バルブプラグ104を前方バルブ
表面122に対して位置付けるように、カテーテルの前
方端からのガイドワイヤ102の挿入を、簡単に示して
いる。この例では、カテーテル内腔を通してバルーン1
12を流体で満たす前に、ガイドワイヤ102を後方方
向に押すことによりバルブを位置付けする。
表面122に対して位置付けるように、カテーテルの前
方端からのガイドワイヤ102の挿入を、簡単に示して
いる。この例では、カテーテル内腔を通してバルーン1
12を流体で満たす前に、ガイドワイヤ102を後方方
向に押すことによりバルブを位置付けする。
【0041】ある臨床状態では、バルーンカテーテルを
ある特定のまたは好ましいガイドワイヤとともに用い
て、脈解剖学的組織に接近することが必要になる。ある
臨床状態ではまた、凝血の溶解のためのウロキナーゼの
ような局所的薬品または蛍光透視映像のためのコントラ
スト物質を、バルーンアンジオプラスティーを行う前に
カテーテルを通して注入することが必要である。そのよ
うな臨床状態の間、本発明のカテーテルは、使用できる
大きさのあらゆるガイドワイヤとともに、解剖学的組織
に接近するために用いることができる。もしも望むなら
ば、このカテーテルは注入カテーテルとして用いること
ができる。もし、その後でバルーンアンジオプラスティ
ーを望むときは、ガイドワイヤを取り除き、バルブプラ
グを備えた本発明のガイドワイヤ102を、カテーテル
の前方端から挿入し、バルブ部分106をバルブ表面1
22と合わせて、バルーンを膨張させる。注入カテーテ
ルをバルーンカテーテルと交換せず、ただガイドワイヤ
を取り替えるだけのこの方法は、大変効率的で、時間が
重大な要因である大脳アンジオプラスティーのような処
置において望ましい。
ある特定のまたは好ましいガイドワイヤとともに用い
て、脈解剖学的組織に接近することが必要になる。ある
臨床状態ではまた、凝血の溶解のためのウロキナーゼの
ような局所的薬品または蛍光透視映像のためのコントラ
スト物質を、バルーンアンジオプラスティーを行う前に
カテーテルを通して注入することが必要である。そのよ
うな臨床状態の間、本発明のカテーテルは、使用できる
大きさのあらゆるガイドワイヤとともに、解剖学的組織
に接近するために用いることができる。もしも望むなら
ば、このカテーテルは注入カテーテルとして用いること
ができる。もし、その後でバルーンアンジオプラスティ
ーを望むときは、ガイドワイヤを取り除き、バルブプラ
グを備えた本発明のガイドワイヤ102を、カテーテル
の前方端から挿入し、バルブ部分106をバルブ表面1
22と合わせて、バルーンを膨張させる。注入カテーテ
ルをバルーンカテーテルと交換せず、ただガイドワイヤ
を取り替えるだけのこの方法は、大変効率的で、時間が
重大な要因である大脳アンジオプラスティーのような処
置において望ましい。
【0042】これらの装置で用いられるガイドワイヤ1
12はまっすぐである。バルブプラグ104の形は、バ
ルブ部分106に形成されるバルブ表面に適切に対応す
る限り、比較的重要ではない。本願出願人は、球形の表
面が適切で望ましいことを発見した。さらに、この技術
で公知なような、また図1及び図2に示してある、厚み
の一様でない比較的単純なガイドワイヤに加えて、本発
明に用いられるガイドワイヤは、さらに図3に示すよう
な柔軟な先端202を備えていてもよい。これらの柔軟
な先端はよく知られている。これらは、カテーテルを脈
管の中で前進させるために、蛍光透視法の補助と共に用
いられる。カテーテル本体(しぼんだバルーンを含む)
は、望んでいる部位に到達するまで、ガイドワイヤを再
度挿入できる部位へ、ガイドワイヤに沿って後方方向に
移動する。明白なことだが、このようなガイドワイヤの
使用では、前方端からよりも後方端から、ガイドワイヤ
がカテーテル本体に挿入されることが、一般的に必要で
ある。
12はまっすぐである。バルブプラグ104の形は、バ
ルブ部分106に形成されるバルブ表面に適切に対応す
る限り、比較的重要ではない。本願出願人は、球形の表
面が適切で望ましいことを発見した。さらに、この技術
で公知なような、また図1及び図2に示してある、厚み
の一様でない比較的単純なガイドワイヤに加えて、本発
明に用いられるガイドワイヤは、さらに図3に示すよう
な柔軟な先端202を備えていてもよい。これらの柔軟
な先端はよく知られている。これらは、カテーテルを脈
管の中で前進させるために、蛍光透視法の補助と共に用
いられる。カテーテル本体(しぼんだバルーンを含む)
は、望んでいる部位に到達するまで、ガイドワイヤを再
度挿入できる部位へ、ガイドワイヤに沿って後方方向に
移動する。明白なことだが、このようなガイドワイヤの
使用では、前方端からよりも後方端から、ガイドワイヤ
がカテーテル本体に挿入されることが、一般的に必要で
ある。
【0043】図4〜図7は、さまざまなバルーン内部部
材を示している。これらは図1及び図2に示してあるバ
ルーン112に軸の長さの安定性を与えるのを助け、バ
ルブ部分内の内腔と、カテーテルアセンブリのさらに前
方の部分の内腔とを、全体的に同一線上の関係にあるよ
うに保つ。
材を示している。これらは図1及び図2に示してあるバ
ルーン112に軸の長さの安定性を与えるのを助け、バ
ルブ部分内の内腔と、カテーテルアセンブリのさらに前
方の部分の内腔とを、全体的に同一線上の関係にあるよ
うに保つ。
【0044】図4は、図1及び図2に示す装置に含まれ
ていたような、単純なバルーン内部部材114を示して
いる。バルーン内部部材114は、両端部116、及
び、ばね118から作られている。両端部は、妥当な一
定の直径を有するカテーテルのセクション内に、バルー
ン内部部材114を取り付ける働きをする。この内径
は、そこをバルブプラグ104が通るのに十分なほど大
きいか、またはガイドワイヤしか通らないほど小さくて
もよい。もちろん両端部は、この両端部及び中間のコイ
ル118をガイドワイヤが完全に通るための内腔を備え
ている。両端部116は、糊付け、収縮包装、熱溶接、
溶剤溶接、及び多くの他の方法を含むあらゆる適当な手
段で、コイル118に接着されることができる。使用さ
れるばね118は、内径がその中を通るガイドワイヤよ
りも、少なくとも大きなものである。一般的には、コイ
ル118の内径は0.020〜0.035インチであ
る。コイルワイヤの直径は、0.003〜0.005イ
ンチの範囲が一般的である。コイル自身118は、巻線
の間に隙間がほとんどないように巻かれてもよい。理想
的には、巻線同士が接触しているのがよい。つまり、コ
イルのピッチが、コイルを作っているワイヤの直径に等
しい。金合金、銀合金、プラチナ合金、及び他の拒絶反
応を起こさない、十分なばね性を有した材料が、この機
能には適当ではあるが、このコイルはあらゆる適切な材
料からなることができる。適当な物理的特徴を有するポ
リマー製材料または炭素繊維材料もまた、非常に適して
いる。
ていたような、単純なバルーン内部部材114を示して
いる。バルーン内部部材114は、両端部116、及
び、ばね118から作られている。両端部は、妥当な一
定の直径を有するカテーテルのセクション内に、バルー
ン内部部材114を取り付ける働きをする。この内径
は、そこをバルブプラグ104が通るのに十分なほど大
きいか、またはガイドワイヤしか通らないほど小さくて
もよい。もちろん両端部は、この両端部及び中間のコイ
ル118をガイドワイヤが完全に通るための内腔を備え
ている。両端部116は、糊付け、収縮包装、熱溶接、
溶剤溶接、及び多くの他の方法を含むあらゆる適当な手
段で、コイル118に接着されることができる。使用さ
れるばね118は、内径がその中を通るガイドワイヤよ
りも、少なくとも大きなものである。一般的には、コイ
ル118の内径は0.020〜0.035インチであ
る。コイルワイヤの直径は、0.003〜0.005イ
ンチの範囲が一般的である。コイル自身118は、巻線
の間に隙間がほとんどないように巻かれてもよい。理想
的には、巻線同士が接触しているのがよい。つまり、コ
イルのピッチが、コイルを作っているワイヤの直径に等
しい。金合金、銀合金、プラチナ合金、及び他の拒絶反
応を起こさない、十分なばね性を有した材料が、この機
能には適当ではあるが、このコイルはあらゆる適切な材
料からなることができる。適当な物理的特徴を有するポ
リマー製材料または炭素繊維材料もまた、非常に適して
いる。
【0045】図5は、図4に示すばねまたはコイル11
8を、網紐304で置き換えた、編まれたバルーン内部
部材を示している。組立の材料、及び組紐を作るワイヤ
またはリボンは、図4に示すコイル118と全く同じで
ある。
8を、網紐304で置き換えた、編まれたバルーン内部
部材を示している。組立の材料、及び組紐を作るワイヤ
またはリボンは、図4に示すコイル118と全く同じで
ある。
【0046】図6は、図4の装置と同様の装置で、図1
または図2に示すような、バルーン内部部材306の内
部の内腔からバルーン本体へ流体が流れることを自由に
するためにコイルが用いられる装置を示している。この
例では、バルーン内部部材306は、コイル310と同
軸の内部チュービング308をさらに含んでいる。内部
チュービング308は、流体の流れを自由にするための
多数の穴312を備えている。内部部材308は、金
属、ポリマー、炭素または他の適当な拒絶反応を起こさ
ない材料からなることができる。チュービングは、堅く
て強く、かつ拒絶反応を起こさない、ポリイミドのよう
なポリマー製材料であることが望ましい。内部チュービ
ング308の両端部は、それぞれの端に付着している。
図6は、バルーン内部部材306の内部及び外部を示し
ている、部分的な切り欠き図である。
または図2に示すような、バルーン内部部材306の内
部の内腔からバルーン本体へ流体が流れることを自由に
するためにコイルが用いられる装置を示している。この
例では、バルーン内部部材306は、コイル310と同
軸の内部チュービング308をさらに含んでいる。内部
チュービング308は、流体の流れを自由にするための
多数の穴312を備えている。内部部材308は、金
属、ポリマー、炭素または他の適当な拒絶反応を起こさ
ない材料からなることができる。チュービングは、堅く
て強く、かつ拒絶反応を起こさない、ポリイミドのよう
なポリマー製材料であることが望ましい。内部チュービ
ング308の両端部は、それぞれの端に付着している。
図6は、バルーン内部部材306の内部及び外部を示し
ている、部分的な切り欠き図である。
【0047】図7は、コイル310の代わりに、内部チ
ュービング308の外側が編まれた材料316であるこ
と以外は、図6に示すものと同様なバルーン内部部材3
14の部分的切り欠き図を示している。図6のコイル及
び図7の編み紐は任意である。
ュービング308の外側が編まれた材料316であるこ
と以外は、図6に示すものと同様なバルーン内部部材3
14の部分的切り欠き図を示している。図6のコイル及
び図7の編み紐は任意である。
【0048】本発明のカテーテルアセンブリは、他のバ
ルブバルーンカテーテルと同様の方法で操作される。そ
のような操作においては、脈管構造の中を望む部位へガ
イドワイヤを前進させ、そしてカテーテル本体にガイド
ワイヤ上をたどらせる。脈管中のガイドワイヤ及びバル
ーンの位置は、従来の放射線学の技術によって決定され
得る。いったんバルーンが脈管中の望みの部位に達する
と、カテーテル内腔を通した流体の注入によりカテーテ
ル内腔を満たし、バルブプラグ104を、ガイドワイヤ
を軸方向に操作することにより、ガイドワイヤが挿入さ
れた端部に応じて、後方側のバルブ表面124または前
方のバルブ表面122に対して設置する。バルブプラグ
104は、カテーテルチューブの後方側の開口を塞ぐ。
それから、カテーテル内腔を通して流体を注入すること
により、バルーンを膨張させる。もし望ましいなら、バ
ルブプラグ104とそれぞれのバルブ位置付け部分との
間の、設置の固定具合いの微細な調節により、カテーテ
ルの先端からの調節された後方側の流体の漏出を実現で
きる。バルーンは、カテーテル内腔から流体を回収する
ことで、しぼめることができる。
ルブバルーンカテーテルと同様の方法で操作される。そ
のような操作においては、脈管構造の中を望む部位へガ
イドワイヤを前進させ、そしてカテーテル本体にガイド
ワイヤ上をたどらせる。脈管中のガイドワイヤ及びバル
ーンの位置は、従来の放射線学の技術によって決定され
得る。いったんバルーンが脈管中の望みの部位に達する
と、カテーテル内腔を通した流体の注入によりカテーテ
ル内腔を満たし、バルブプラグ104を、ガイドワイヤ
を軸方向に操作することにより、ガイドワイヤが挿入さ
れた端部に応じて、後方側のバルブ表面124または前
方のバルブ表面122に対して設置する。バルブプラグ
104は、カテーテルチューブの後方側の開口を塞ぐ。
それから、カテーテル内腔を通して流体を注入すること
により、バルーンを膨張させる。もし望ましいなら、バ
ルブプラグ104とそれぞれのバルブ位置付け部分との
間の、設置の固定具合いの微細な調節により、カテーテ
ルの先端からの調節された後方側の流体の漏出を実現で
きる。バルーンは、カテーテル内腔から流体を回収する
ことで、しぼめることができる。
【0049】本発明の意図及び目的から離れることな
く、当業者は、多くの変更及び修正を行うことができる
だろう。単に明確さのために、例証となる実施態様を示
した。実施令は、以下の請求項の範囲により規定される
本発明を制限するものと受け取ってはならない。請求項
の範囲は、同等物が現在または後に考案されようとも、
その全ての同等物を含んでいる。
く、当業者は、多くの変更及び修正を行うことができる
だろう。単に明確さのために、例証となる実施態様を示
した。実施令は、以下の請求項の範囲により規定される
本発明を制限するものと受け取ってはならない。請求項
の範囲は、同等物が現在または後に考案されようとも、
その全ての同等物を含んでいる。
【0050】
【発明の効果】以上の本発明によれば、膨張可能なバル
ーンの後方端とカテーテル本体の後方端との間に配され
たバルーンシートの中にバルブプラグが取り付けられた
コントロールワイヤが挿入可能であり、バルブプラグが
バルブシートを係合して内腔を封止するように構成され
ているので、バルーンが膨張中に一定の軸方向長さを保
つことができる。従って、操作性の向上が図れる。
ーンの後方端とカテーテル本体の後方端との間に配され
たバルーンシートの中にバルブプラグが取り付けられた
コントロールワイヤが挿入可能であり、バルブプラグが
バルブシートを係合して内腔を封止するように構成され
ているので、バルーンが膨張中に一定の軸方向長さを保
つことができる。従って、操作性の向上が図れる。
【図1】本発明に従って作られたカテーテルの後方部分
の、拡大した部分的断面図である。
の、拡大した部分的断面図である。
【図2】本発明に従って作られたカテーテルの後方部分
の、拡大した部分的断面図である。
の、拡大した部分的断面図である。
【図3】本発明で使用するのに適当な、ガイドワイヤの
後方部分の、拡大側面図である。
後方部分の、拡大側面図である。
【図4】バルーン内部部材の側面図である。
【図5】他のバルーン内部部材の側面図である。
【図6】さらに他のバルーン内部部材の拡大した部分的
断面図である。
断面図である。
【図7】さらに他のバルーン内部部材の拡大した部分的
断面図である。
断面図である。
100 カテーテルアセンブリ(カテーテル) 102 ガイドワイヤ 104 バルブプラグ 106 バルブ部分 108 外部薄壁チュービング 110 内部チュービング 112 バルーン本体 114 バルーン内部部材 118 液体透過性部材からなるコイルばね 120 金属環
Claims (19)
- 【請求項1】 前方端及び後方端を備えたカテーテル本
体と、 それらの前方端及び後方端の間に延びた単一の内腔と、 前方端及び後方端を備え、該カテーテル本体の後方部分
に配された、膨張可能なバルーンと、 該膨張可能なバルーンの後方端と該カテーテル本体の後
方端との間に配されたバルブシートであって、後方側及
び前方のバルブ表面を形成している該カテーテル本体の
一部を締めている周囲の帯によって形成され、その中に
コントロールワイヤが通すことが可能であり、該後方側
及び前方バルブ表面において、コントロールワイヤ上に
配されたバルブプラグと係合して該内腔を封止するよう
に構成されている、該バルブシートとを備えた単一内腔
バルーンカテーテルアセンブリ。 - 【請求項2】 後方端及び前方端とを有し、該後方端の
近くに配されたバルブプラグを有するコントロールワイ
ヤをさらに備えており、該バルブプラグが、前記カテー
テル内腔を軸方向に摺動することにより、前記後方側ま
たは前方のいずれかのバルブ表面に接触することによっ
て、前記内腔に係合して封止するために改変され、該前
方端または後方端のいずれかから前記カテーテル本体の
中に導入されるように構成されている、請求項1に記載
のカテーテルアセンブリ。 - 【請求項3】 前記コントロールワイヤが、前方端及び
後方先端を有するガイドワイヤをさらに備えている、請
求項2に記載のカテーテル。 - 【請求項4】 前記ガイドワイヤが、その後方の先端に
ある屈曲可能なガイド先端をさらに備えている、請求項
3に記載のカテーテル。 - 【請求項5】 前記膨張可能なバルーンが、前記内腔と
該膨張可能なバルーンとの間で流体が連通できるように
し、かつ、該バルーンの後方端及び前方端との間に延び
ており、かつ、前記コントロールワイヤが軸方向に通過
できるように構成されている、バルーン内部部材をさら
に備えている、請求項2に記載のカテーテル。 - 【請求項6】 前記バルーン内部部材が、前記バルブプ
ラグが軸方向に通過できるようにさらに構成されてい
る、請求項5に記載のカテーテル。 - 【請求項7】 前記バルーン内部部材がコイルを備えて
いる、請求項5または6に記載のカテーテル。 - 【請求項8】 前記バルーン内部部材が、穴の開いたチ
ュービングを備えている、請求項5または6に記載のカ
テーテル。 - 【請求項9】 前記バルーン内部部材が、前記穴の開い
たチュービングと同軸に設置されたコイルを備えてい
る、請求項8に記載のカテーテル。 - 【請求項10】 前記バルーン内部部材が、編まれた、
または織られたチュービングを備えている、請求項5ま
たは6に記載のカテーテル。 - 【請求項11】 前記バルーン内部部材が、前記穴の開
いたチュービングと同軸に設置された、編まれた、また
は織られたチュービングを備えている、請求項8に記載
のカテーテル。 - 【請求項12】 膨張前の前記バルーンの直径と、膨張
後の該バルーンの直径との比率が、1:6より小さい、
請求項2に記載のカテーテル。 - 【請求項13】 膨張前の前記バルーンの直径が、前記
膨張可能なバルーンの前方の前記カテーテル本体の直径
の10%以内である、請求項2に記載のカテーテル。 - 【請求項14】 前記周囲の帯が放射線不透過性であ
る、請求項2に記載のカテーテル。 - 【請求項15】 前記バルブプラグが球形である、請求
項2に記載のカテーテル。 - 【請求項16】 前記カテーテル本体が、滑らかなポリ
マー製の層を同軸で囲んでいるポリイミドチュービング
を有する、請求項2に記載のカテーテル。 - 【請求項17】 前記滑らかなポリマー製の層が、フル
オロエチレンポリマーを含有する、請求項16に記載の
カテーテル。 - 【請求項18】 前記フルオロエチレンポリマーが、ポ
リテトラフルオロエチレン、ペルフルオロアルコキシ基
を持つフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチ
レンとヘキサフルオロプロピレンの共重合体、及びエチ
レンとテトラフルオロエチレンの共重合体、から選択さ
れる、請求項17に記載のカテーテル。 - 【請求項19】 前記フルオロエチレンポリマーが、テ
トラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの共
重合体である、請求項18に記載のカテーテル。
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