JPH06292516A - 粉末麦芽タンパク質配合ニジマス用飼料 - Google Patents
粉末麦芽タンパク質配合ニジマス用飼料Info
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- JPH06292516A JPH06292516A JP5068693A JP6869393A JPH06292516A JP H06292516 A JPH06292516 A JP H06292516A JP 5068693 A JP5068693 A JP 5068693A JP 6869393 A JP6869393 A JP 6869393A JP H06292516 A JPH06292516 A JP H06292516A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
- Y02A40/818—Alternative feeds for fish, e.g. in aquacultures
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全でかつ安価な、ニジマス用に適した配合
飼料を提供する。 【構成】 魚粉を含むニジマス用配合飼料であって、魚
粉の一部をビール粕由来高タンパク質含有物によって代
替えしたことを特徴とするニジマス用配合飼料。好まし
くは、上記の魚粉をビール粕由来高タンパク質含有物に
よって粗タンパク質含換算で１〜６０重量％代替えした
ことを特徴とするニジマス用配合飼料。上記のニジマス
用配合飼料におけるビール粕由来高タンパク質含有物の
一部を大豆粕によって代替えしたこと、好ましくは粗タ
ンパク質含量換算で１〜７０重量％代替えしたことを特
徴とするニジマス用配合飼料。上記のニジマス用配合飼
料は、タンパク質源の構成必須アミノ酸のバランスが良
く、生理阻害物質を含まず、安価でかつ嗜好性の点にお
いてニジマスに適したものである。
飼料を提供する。 【構成】 魚粉を含むニジマス用配合飼料であって、魚
粉の一部をビール粕由来高タンパク質含有物によって代
替えしたことを特徴とするニジマス用配合飼料。好まし
くは、上記の魚粉をビール粕由来高タンパク質含有物に
よって粗タンパク質含換算で１〜６０重量％代替えした
ことを特徴とするニジマス用配合飼料。上記のニジマス
用配合飼料におけるビール粕由来高タンパク質含有物の
一部を大豆粕によって代替えしたこと、好ましくは粗タ
ンパク質含量換算で１〜７０重量％代替えしたことを特
徴とするニジマス用配合飼料。上記のニジマス用配合飼
料は、タンパク質源の構成必須アミノ酸のバランスが良
く、生理阻害物質を含まず、安価でかつ嗜好性の点にお
いてニジマスに適したものである。
Description
【０００１】〔発明の背景〕
【産業上の利用分野】本発明は、ニジマス用配合飼料に
関するものであり、より詳細には、タンパク源としてビ
ール粕由来高タンパク質含有物を含むニジマス用配合飼
料に関するものである。
関するものであり、より詳細には、タンパク源としてビ
ール粕由来高タンパク質含有物を含むニジマス用配合飼
料に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】養殖魚の配合飼料のタンパク源として
は、従来スケトウダラ等の北洋魚粉やあるいはマイワシ
等の赤身魚の沿岸魚粉が用いられていた。しかし、漁獲
量の減少と、養殖魚生産量の増大による配合飼料需要の
拡大により、魚粉のみによっては飼料の需要がまかなえ
ず、別の安価なタンパク源の利用に関する研究が植物性
タンパク質を中心に進められている。しかし、動物性タ
ンパク質である魚粉をすべて植物性タンパク質で置き換
えることは困難であり、魚粉の一部を植物性タンパク質
に代替えすることが検討されている。その植物性タンパ
ク質のうち、供給量あるいは価格の面で大豆粕は有力な
候補の一つである（たとえば、養殖研報２０号、２５〜
３２頁（１９９１年）。しかし、その利用に際して、大
豆粕にはトリプシンインヒビター等の生理阻害物質が含
まれたり、構成する必須アミノ酸のバランスが良くない
などの問題点があるのでそのままで用いることはでき
ず、加熱処理あるいはアルコール抽出処理によって生理
阻害物質を除いたり、アミノ酸の補給を行ってバランス
を改善しなければならなかった。その結果、価格が高く
なること等から実用飼料（市販配合飼料）には極少量の
添加しか行なわれていない。また一方、植物性タンパク
質で一部代替えした、魚粉を含む配合飼料は養魚の嗜好
性の面で満足のいくものであるかどうかについて問題の
あることが考えられる。
は、従来スケトウダラ等の北洋魚粉やあるいはマイワシ
等の赤身魚の沿岸魚粉が用いられていた。しかし、漁獲
量の減少と、養殖魚生産量の増大による配合飼料需要の
拡大により、魚粉のみによっては飼料の需要がまかなえ
ず、別の安価なタンパク源の利用に関する研究が植物性
タンパク質を中心に進められている。しかし、動物性タ
ンパク質である魚粉をすべて植物性タンパク質で置き換
えることは困難であり、魚粉の一部を植物性タンパク質
に代替えすることが検討されている。その植物性タンパ
ク質のうち、供給量あるいは価格の面で大豆粕は有力な
候補の一つである（たとえば、養殖研報２０号、２５〜
３２頁（１９９１年）。しかし、その利用に際して、大
豆粕にはトリプシンインヒビター等の生理阻害物質が含
まれたり、構成する必須アミノ酸のバランスが良くない
などの問題点があるのでそのままで用いることはでき
ず、加熱処理あるいはアルコール抽出処理によって生理
阻害物質を除いたり、アミノ酸の補給を行ってバランス
を改善しなければならなかった。その結果、価格が高く
なること等から実用飼料（市販配合飼料）には極少量の
添加しか行なわれていない。また一方、植物性タンパク
質で一部代替えした、魚粉を含む配合飼料は養魚の嗜好
性の面で満足のいくものであるかどうかについて問題の
あることが考えられる。
【０００３】〔発明の概要〕
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タンパク質
源の構成必須アミノ酸のバランスが比較的良く、生理阻
害物質を含まず、安価でかつ嗜好性の点においてニジマ
スに適した配合飼料を提供することを目的とするもので
ある。
源の構成必須アミノ酸のバランスが比較的良く、生理阻
害物質を含まず、安価でかつ嗜好性の点においてニジマ
スに適した配合飼料を提供することを目的とするもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】最近、湿体状態にあるビ
ール粕を圧ぺん処理し、得られた処理物を水中でふるい
分け処理して得られる、タンパク質含量を高めたビール
粕由来高タンパク質含有物としての粉末麦芽タンパク質
（以下、ＭＰＦということもある）を製造する技術が開
発された（特開平３−１２３４７９号公報参照）。ビー
ル粕はビールを製造する際の副産物であるが、タンパク
質（含量粗タンパク質含量）は２５重量％と低く、反芻
動物の飼料等の用とにしか用いられていなかったが、こ
の技術によりタンパク質含量（粗タンパク質含量）を５
０重量％以上にすることが可能になった。本発明者ら
は、このＭＰＦが養魚用の配合飼料のタンパク源である
魚粉の代替えタンパク源として極めて有用であること、
特に魚粉の一部をＭＰＦ、すなわちビール粕由来高タン
パク質含有物によって、好ましくは粗タンパク質含量で
１から６０重量％の範囲で代替えしたものがニジマスの
飼料として有利に使用できることを見出し、本発明を完
成させるに至った。すなわち、本発明によるニジマス用
配合飼料は、魚粉を含むニジマス用配合飼であって、魚
粉の一部をビール粕由来高タンパク質含有物によって代
替えしたこと、好ましくは粗タンパク質含量で１から６
０重量％の範囲で代替えしたことを特徴とするものであ
る。また、本発明によるニジマス用配合飼料は、上記ビ
ール粕由来高タンパク質含有物の一部を大豆粕で置き換
えることも可能である。すなわち、大豆粕を配合した本
発明によるニジマス用配合飼料は、上述の配合飼料にお
けるビール粕由来高タンパク質含有物の一部を大豆粕に
よって代替えしたこと、好ましくは粗タンパク質含量換
算で１〜７０重量％代替えしたことを特徴とするもので
ある。
ール粕を圧ぺん処理し、得られた処理物を水中でふるい
分け処理して得られる、タンパク質含量を高めたビール
粕由来高タンパク質含有物としての粉末麦芽タンパク質
（以下、ＭＰＦということもある）を製造する技術が開
発された（特開平３−１２３４７９号公報参照）。ビー
ル粕はビールを製造する際の副産物であるが、タンパク
質（含量粗タンパク質含量）は２５重量％と低く、反芻
動物の飼料等の用とにしか用いられていなかったが、こ
の技術によりタンパク質含量（粗タンパク質含量）を５
０重量％以上にすることが可能になった。本発明者ら
は、このＭＰＦが養魚用の配合飼料のタンパク源である
魚粉の代替えタンパク源として極めて有用であること、
特に魚粉の一部をＭＰＦ、すなわちビール粕由来高タン
パク質含有物によって、好ましくは粗タンパク質含量で
１から６０重量％の範囲で代替えしたものがニジマスの
飼料として有利に使用できることを見出し、本発明を完
成させるに至った。すなわち、本発明によるニジマス用
配合飼料は、魚粉を含むニジマス用配合飼であって、魚
粉の一部をビール粕由来高タンパク質含有物によって代
替えしたこと、好ましくは粗タンパク質含量で１から６
０重量％の範囲で代替えしたことを特徴とするものであ
る。また、本発明によるニジマス用配合飼料は、上記ビ
ール粕由来高タンパク質含有物の一部を大豆粕で置き換
えることも可能である。すなわち、大豆粕を配合した本
発明によるニジマス用配合飼料は、上述の配合飼料にお
けるビール粕由来高タンパク質含有物の一部を大豆粕に
よって代替えしたこと、好ましくは粗タンパク質含量換
算で１〜７０重量％代替えしたことを特徴とするもので
ある。
【０００５】〔発明の具体的説明〕配合原料 本発明において使用するタンパク質源の一つである魚粉
は、主として多獲性魚類を乾燥・粉砕したもので、養殖
魚などの配合飼料用に従来用いられてきたスケトウダラ
等の北洋魚粉やあるいはマイワシ等の赤身魚の沿岸魚粉
などから所望のものを選択して使用することができる。
魚粉に関しては一般的な成書もしくは文献（たとえば、
魚類の栄養と飼料（荻野珍吉編）、恒星社厚生閣、P256
〜258(1980年発行））を参照することができる。
は、主として多獲性魚類を乾燥・粉砕したもので、養殖
魚などの配合飼料用に従来用いられてきたスケトウダラ
等の北洋魚粉やあるいはマイワシ等の赤身魚の沿岸魚粉
などから所望のものを選択して使用することができる。
魚粉に関しては一般的な成書もしくは文献（たとえば、
魚類の栄養と飼料（荻野珍吉編）、恒星社厚生閣、P256
〜258(1980年発行））を参照することができる。
【０００６】本発明におけるビール粕由来高タンパク質
含有物とは、ビール粕の殻皮を除去してタンパク質含量
を高めたものであり、具体的には湿体状態にあるビール
粕を圧ぺん粉砕処理し、得られた粉砕処理物を水の存在
下においてふるい分け処理し、タンパク質含有物画分を
繊維質画分から分離することによりタンパク質含量を高
めた粉末麦芽タンパク質（ＭＰＦ）粉粒体もしくはその
変性物（脱脂処理物など）、たとえば該粉粒体中に含ま
れる脂肪を適当な溶剤抽出処理を施すことによって分離
し脱脂品としたもの、あるいは必要に応じてこの粉粒体
またはその変性物に水分を含ませた湿体物（通常含水率
を７０〜８０重量％に調整したもの）を意味するもので
ある。
含有物とは、ビール粕の殻皮を除去してタンパク質含量
を高めたものであり、具体的には湿体状態にあるビール
粕を圧ぺん粉砕処理し、得られた粉砕処理物を水の存在
下においてふるい分け処理し、タンパク質含有物画分を
繊維質画分から分離することによりタンパク質含量を高
めた粉末麦芽タンパク質（ＭＰＦ）粉粒体もしくはその
変性物（脱脂処理物など）、たとえば該粉粒体中に含ま
れる脂肪を適当な溶剤抽出処理を施すことによって分離
し脱脂品としたもの、あるいは必要に応じてこの粉粒体
またはその変性物に水分を含ませた湿体物（通常含水率
を７０〜８０重量％に調整したもの）を意味するもので
ある。
【０００７】上記のようにして得られる粉粒体は、ビー
ルの製造過程で用いられる主原料としての麦芽の胚芽や
胚乳の未糖化物を含むほか、場合により副原料（米、コ
ーングリッツ、コーンスターチ等）に由来する未糖化物
を含み、タンパク質４０〜６０重量％、脂質１２〜１８
重量％、繊維２〜６重量％および灰分１〜４重量％の成
分含有率を有するものである。この粉粒体は、大豆粕に
比べて脂肪含有率が高く、また含まれるタンパク質のア
ミノ酸組成においてメチオニン、シスチン、プロリン、
フェニルアラニン、バリンおよびロイシンの含有率が高
く、さらに消化吸収されやすいリンの割合が７０％程度
と非常に高いという特徴があり、大豆粕において不足し
ている成分を補うことができる。また、上記粉粒体の変
性物、たとえば上記脱脂処理物は、タンパク質４５〜７
０重量％、脂質１〜３重量％、繊維３〜６重量％および
灰分１〜４重量％の成分含有率を有するものであり、高
タンパク質含有率を有するとともに脂肪含有率が低めら
れているものである。
ルの製造過程で用いられる主原料としての麦芽の胚芽や
胚乳の未糖化物を含むほか、場合により副原料（米、コ
ーングリッツ、コーンスターチ等）に由来する未糖化物
を含み、タンパク質４０〜６０重量％、脂質１２〜１８
重量％、繊維２〜６重量％および灰分１〜４重量％の成
分含有率を有するものである。この粉粒体は、大豆粕に
比べて脂肪含有率が高く、また含まれるタンパク質のア
ミノ酸組成においてメチオニン、シスチン、プロリン、
フェニルアラニン、バリンおよびロイシンの含有率が高
く、さらに消化吸収されやすいリンの割合が７０％程度
と非常に高いという特徴があり、大豆粕において不足し
ている成分を補うことができる。また、上記粉粒体の変
性物、たとえば上記脱脂処理物は、タンパク質４５〜７
０重量％、脂質１〜３重量％、繊維３〜６重量％および
灰分１〜４重量％の成分含有率を有するものであり、高
タンパク質含有率を有するとともに脂肪含有率が低めら
れているものである。
【０００８】上記粉粒体もしくはその変性物としてのビ
ール粕由来高タンパク質含有物の製造方法および該高タ
ンパク質含有物自体の詳細については、前記特開平３−
１２３４７９号公報および特開平３−２４４３７３号公
報を参照されたい。
ール粕由来高タンパク質含有物の製造方法および該高タ
ンパク質含有物自体の詳細については、前記特開平３−
１２３４７９号公報および特開平３−２４４３７３号公
報を参照されたい。
【０００９】ビール粕由来高タンパク質含有物の一部を
代替え可能な大豆粕は、通常食品の分野で用いられてい
る大豆から油を搾った後の粕をいうものであり、好まし
くは脱脂大豆粕、アルコール洗浄処理もしくは加熱処理
によって生理阻害物質（トリプシンインヒビター、サポ
ニンなど）を除去したものあるいはタンパク質含量の増
加や有害物の除去などを目的とする希酸処理したものな
どを用いることができる。上述したような大豆粕につい
ては、一般的な成書または文献、たとえば魚類の栄養と
飼料（前記），P265〜266 、Tacon et a1., 日水誌 49
: 1437-1443(1983)、村井・他，日水誌 55 : 1067-10
73(1989)、特公昭４８−１８７９号公報などを参照する
ことができる。
代替え可能な大豆粕は、通常食品の分野で用いられてい
る大豆から油を搾った後の粕をいうものであり、好まし
くは脱脂大豆粕、アルコール洗浄処理もしくは加熱処理
によって生理阻害物質（トリプシンインヒビター、サポ
ニンなど）を除去したものあるいはタンパク質含量の増
加や有害物の除去などを目的とする希酸処理したものな
どを用いることができる。上述したような大豆粕につい
ては、一般的な成書または文献、たとえば魚類の栄養と
飼料（前記），P265〜266 、Tacon et a1., 日水誌 49
: 1437-1443(1983)、村井・他，日水誌 55 : 1067-10
73(1989)、特公昭４８−１８７９号公報などを参照する
ことができる。
【００１０】配合飼料 本発明によるニジマス用配合飼料は、魚粉を含むニジマ
ス用配合飼料であって、魚粉の一部をビール粕由来高タ
ンパク質含有物（ＭＰＦ）によって代替えしたことを特
徴とするものであり、好ましくは粗タンパク質含量換算
で１から６０重量％、より好ましくは２０〜４０重量％
の範囲で代替えしたことを特徴とするものである。ＭＰ
Ｆによる代替率は、実際には、後述のような必須アミノ
酸の添加がない場合には１〜４０重量％、必須アミノ酸
を添加した場合には１〜６０重量％まで可能となる。
ス用配合飼料であって、魚粉の一部をビール粕由来高タ
ンパク質含有物（ＭＰＦ）によって代替えしたことを特
徴とするものであり、好ましくは粗タンパク質含量換算
で１から６０重量％、より好ましくは２０〜４０重量％
の範囲で代替えしたことを特徴とするものである。ＭＰ
Ｆによる代替率は、実際には、後述のような必須アミノ
酸の添加がない場合には１〜４０重量％、必須アミノ酸
を添加した場合には１〜６０重量％まで可能となる。
【００１１】なお、ここでいう粗タンパク質とは、食品
化学等の分野において通常定義されているように、窒素
含量から算出されたタンパク質含量、すなわち全窒素含
量に窒素係数６．２５を乗じて得られたタンパク質量を
意味するものである。タンパク質源（魚粉とビール粕由
来高タンパク質含有物さらには大豆粕の総和）の含量
は、一般に養殖魚の配合飼料に用いられる割合でよく、
ニジマス用配合飼料中、通常粗タンパク含量として３８
〜５０重量％、好ましくは４３〜５０重量％となるよう
にすればよい。
化学等の分野において通常定義されているように、窒素
含量から算出されたタンパク質含量、すなわち全窒素含
量に窒素係数６．２５を乗じて得られたタンパク質量を
意味するものである。タンパク質源（魚粉とビール粕由
来高タンパク質含有物さらには大豆粕の総和）の含量
は、一般に養殖魚の配合飼料に用いられる割合でよく、
ニジマス用配合飼料中、通常粗タンパク含量として３８
〜５０重量％、好ましくは４３〜５０重量％となるよう
にすればよい。
【００１２】本発明によるニジマス用配合飼料は、上述
したビール粕由来高タンパク質含有物（ＭＰＦ）の一部
を大豆粕によって置き換えることも可能である。すなわ
ち、大豆粕を配合したニジマス用配合飼料は、上述の配
合飼料におけるビール粕由来高タンパク質含有物の一部
を大豆粕によって代替えしたこと、好ましくは粗タンパ
ク質含量で１から７０重量％、で代替えしたことを特徴
とするものである。このＭＰＦと大豆粕の組合せの場合
には、両者の総量として魚粉の１〜６０％（粗タンパク
質含有量換算）を代替することができる。
したビール粕由来高タンパク質含有物（ＭＰＦ）の一部
を大豆粕によって置き換えることも可能である。すなわ
ち、大豆粕を配合したニジマス用配合飼料は、上述の配
合飼料におけるビール粕由来高タンパク質含有物の一部
を大豆粕によって代替えしたこと、好ましくは粗タンパ
ク質含量で１から７０重量％、で代替えしたことを特徴
とするものである。このＭＰＦと大豆粕の組合せの場合
には、両者の総量として魚粉の１〜６０％（粗タンパク
質含有量換算）を代替することができる。
【００１３】本発明配合飼料において、タンパク質源
（すなわち魚粉、ビール粕由来高タンパク質含有物、大
豆粕）以外に、養殖魚の配合飼料に通常用いられている
他の添加物を通常量配合することができる。具体的には
例えば、粘結剤兼用のタンパク質を含む素材としてコー
ングルテンミール、小麦粉など、またビタミン等の補給
を兼ねたタンパク質を含む素材として小麦胚芽、飼料用
酵母などを単独で好ましくは適当な組合せで添加するこ
ともできる。また必要に応じて必須アミノ酸（ニジマス
における必須アミノ酸：たとえばリジン、アルギニン、
スレオニン、メチオニン、イソロイシン、ヒスチジンな
ど）を補足・添加（通常１〜５重量％程度）することも
可能であり、さらに非必須アミノ酸、デンプン、魚肝油
（たとえばタラ肝油）、セルロース、ビタミン（たとえ
ばＮＲＣ（1973年）処方によるもの）、ミネラル（たと
えばHalver(1957 年）処方によるもの）、カルボキシメ
チルセルロース（ＣＭＣ）などの添加物を単独で、好ま
しくは複数の組合わせで加えたりすることも可能である
（後記実施例参照）。
（すなわち魚粉、ビール粕由来高タンパク質含有物、大
豆粕）以外に、養殖魚の配合飼料に通常用いられている
他の添加物を通常量配合することができる。具体的には
例えば、粘結剤兼用のタンパク質を含む素材としてコー
ングルテンミール、小麦粉など、またビタミン等の補給
を兼ねたタンパク質を含む素材として小麦胚芽、飼料用
酵母などを単独で好ましくは適当な組合せで添加するこ
ともできる。また必要に応じて必須アミノ酸（ニジマス
における必須アミノ酸：たとえばリジン、アルギニン、
スレオニン、メチオニン、イソロイシン、ヒスチジンな
ど）を補足・添加（通常１〜５重量％程度）することも
可能であり、さらに非必須アミノ酸、デンプン、魚肝油
（たとえばタラ肝油）、セルロース、ビタミン（たとえ
ばＮＲＣ（1973年）処方によるもの）、ミネラル（たと
えばHalver(1957 年）処方によるもの）、カルボキシメ
チルセルロース（ＣＭＣ）などの添加物を単独で、好ま
しくは複数の組合わせで加えたりすることも可能である
（後記実施例参照）。
【００１４】上述したような本発明ニジマス用配合飼料
は、実用的に魚粉を主要なタンパク質源とする従来の配
合飼料と比較して遜色がなくニジマスに適したものであ
る。
は、実用的に魚粉を主要なタンパク質源とする従来の配
合飼料と比較して遜色がなくニジマスに適したものであ
る。
【００１５】
【実施例】以下の実施例は、本発明をさらに詳しく説明
するためのものであり、本発明を限定するものではな
い。実施例１：配合飼料 特開平３−１２３４７９号公報に記載された方法により
ビール粕由来高タンパク質含有物としての粉末麦芽タン
パク質（ＭＰＦ）を製造した。このＭＰＦを用いて表１
に示す配合比で飼料原料を混合し粉砕後、ペレットミル
によって成形した。ペレットは温風乾燥機で乾燥（５０
℃、６時間）させた後、５℃で保存した。稚魚が小さい
場合はクランブラー（ウィレー式粉砕機）にかけて微細
化して給餌した。
するためのものであり、本発明を限定するものではな
い。実施例１：配合飼料 特開平３−１２３４７９号公報に記載された方法により
ビール粕由来高タンパク質含有物としての粉末麦芽タン
パク質（ＭＰＦ）を製造した。このＭＰＦを用いて表１
に示す配合比で飼料原料を混合し粉砕後、ペレットミル
によって成形した。ペレットは温風乾燥機で乾燥（５０
℃、６時間）させた後、５℃で保存した。稚魚が小さい
場合はクランブラー（ウィレー式粉砕機）にかけて微細
化して給餌した。
【００１６】表−１ 配合飼料成分比（乾燥重量％） 飼料番号 (1) (2) (3) (4) 代替率*1 ０％代替 20％代替 40％代替 60％置換 魚粉タン パク質 100% 80% 60% 40% （基礎配合） ＭＰＦ ０ １７ ３４ ５１ 北洋魚粉 ６０ ４８ ３６ ２４ デンプン ２０ １４ ７ ０ タラ肝油 １０ ９ ８ ８ セルロース ０ ２ ５ ７ ビタミン＊2 ２ ２ ２ ２ ミネラル＊3 ２ ２ ２ ２ ＣＭＣ＊4 ５ ５ ５ ５ 50％酸化クロム＊5 １ １ １ １ ＊１ 魚粉タンパク質を１００とした場合のＭＰＦタン
パク質の代替率 ＊２ ＮＲＣ（1973年）処方によるもの（添加量はその
処方量の４４％） ＊３ Halver(1957 年）処方によるもの ＊４ カルボキシメチルセルロースナトリウム ＊５ 酸化クロム：セルロース＝１：１（消化吸収率測
定のための標準物質（非配合飼料成分））
パク質の代替率 ＊２ ＮＲＣ（1973年）処方によるもの（添加量はその
処方量の４４％） ＊３ Halver(1957 年）処方によるもの ＊４ カルボキシメチルセルロースナトリウム ＊５ 酸化クロム：セルロース＝１：１（消化吸収率測
定のための標準物質（非配合飼料成分））
【００１７】試験例１ ニジマスの稚魚（開始時の平均体重約１０ｇ）を３０匹
ずつ、各試験区２水槽ずつ用いて６週間飼育した。給餌
は１日２回、飽食するまで行った。供試魚の体重は、試
験開始時と終了時に３０時間絶食させた後に測定した。
結果を表２に示す。
ずつ、各試験区２水槽ずつ用いて６週間飼育した。給餌
は１日２回、飽食するまで行った。供試魚の体重は、試
験開始時と終了時に３０時間絶食させた後に測定した。
結果を表２に示す。
【００１８】表−２ 試験結果 配合飼料 体重増加％ 飼料効率％*1 体タンパク蓄積率％*2 (1) 0 ％代替 １４５ ９２ ３７ (2) 20％代替 １７２ ９８ ３９ (3) 40％代替 １５８ ９４ ３６ (4) 60％代替 １２５ ８４ ３３ ＊１ 飼料効率（湿閏獲得量[g] ／乾燥食餌摂取量[g])
×100(%) ＊２ 体タンパク蓄積率（体タンパク蓄積量[g] ／タン
パク摂取量[g])×100(%) 配合飼料(2) および(3) は、ニジマスの嗜好性に問題な
く、体重増加、飼料効率、体タンパク蓄積率においても
対照の飼料(1) と比較して統計的にも有意差が見られな
かった。この結果から、ＭＰＦの代替率が４０％までは
対照(1) と比べて効果に差がないことがわかった。
×100(%) ＊２ 体タンパク蓄積率（体タンパク蓄積量[g] ／タン
パク摂取量[g])×100(%) 配合飼料(2) および(3) は、ニジマスの嗜好性に問題な
く、体重増加、飼料効率、体タンパク蓄積率においても
対照の飼料(1) と比較して統計的にも有意差が見られな
かった。この結果から、ＭＰＦの代替率が４０％までは
対照(1) と比べて効果に差がないことがわかった。
【００１９】実施例２：配合飼料 以下に示す必須アミノ酸添加配合飼料を実施例１の方法
に従い調製した。必須アミノ酸はアミノ酸バランスのさ
らなる矯正のために配合した。
に従い調製した。必須アミノ酸はアミノ酸バランスのさ
らなる矯正のために配合した。
【００２０】表−３ 配合飼料成分比（乾燥重量％） 飼料番号 (5) (6) (7) (8) 代替率 ０％代替 20％代替 40％代替 60％代替 +EAA +EAA +EAA 魚粉タン パク質 100% 80% 60% 40% （基礎配合） ＭＰＦ ０ １７ ３４ ５１ 北洋魚粉 ６０ ４８ ３６ ２４ ＥＡＡ＊1 ０ １ ２ ３ ＮＥＡＡ＊2 ４ ３ ２ １ デンプン １７ １０ ４ ０ タラ肝油 １０ ９ ８ ８ セルロース ０ ３ ５ ４ ビタミン ２ ２ ２ ２ ミネラル ２ ２ ２ ２ ＣＭＣ ４ ４ ４ ４ 50％酸化クロム １ １ １ １ ＊１ ＥＡＡ 必須アミノ酸混合物（リジン：アルギニ
ン：スレオニン：メチオニン：イソロイシン：ヒスチジ
ン＝３０：１０：１０：９：４：４：１） ＊２ ＮＥＡＡ 非必須アミノ酸混合物（アラニン：グ
リシン＝６０：７３）
ン：スレオニン：メチオニン：イソロイシン：ヒスチジ
ン＝３０：１０：１０：９：４：４：１） ＊２ ＮＥＡＡ 非必須アミノ酸混合物（アラニン：グ
リシン＝６０：７３）
【００２１】試験例２ ニジマス稚魚の開始時平均体重が約１１ｇである以外
は、試験例１と同様に試験した。
は、試験例１と同様に試験した。
【００２２】表−４ 試験結果 配合飼料 体重増加％ 飼料効率％ 体タンパク蓄積率％ (5) ０％代替 １４３ ９１ ３０ (6) ２０％代替＋ＥＡＡ １４８ ９２ ３０ (7) ４０％代替＋ＥＡＡ １３８ ８６ ２８ (8) ６０％代替＋ＥＡＡ １３５ ８３ ２７ 配合飼料(6) 、(7) および(8) ともに、ニジマスの嗜好
性も問題なく、体重増加、飼料効率、体タンパク蓄積率
においても対照の飼料(5) と比較して統計的にも有意差
が見られなかった。この結果から、必須アミノ酸の添加
によりＭＰＦの代替率が６０％でも対照(5) と比べて効
果に差がないことがわかった。
性も問題なく、体重増加、飼料効率、体タンパク蓄積率
においても対照の飼料(5) と比較して統計的にも有意差
が見られなかった。この結果から、必須アミノ酸の添加
によりＭＰＦの代替率が６０％でも対照(5) と比べて効
果に差がないことがわかった。
【００２３】実施例３：配合飼料 ＭＰＦ−メタノール処理大豆粕併用配合飼料を実施例１
に従って調製した。ＭＰＦとメタノール処理大豆粕の組
み合わせによってアミノ酸バランスの矯正を行った。表
５に基本配合比を示す。そのほか、実施例１および２に
示すように、アミノ酸、タラ肝油、ビタミン、ミネラ
ル、デンプン、ＣＭＣ、５０％酸化クロムを各飼料毎に
栄養成分が一定になるように加えた。
に従って調製した。ＭＰＦとメタノール処理大豆粕の組
み合わせによってアミノ酸バランスの矯正を行った。表
５に基本配合比を示す。そのほか、実施例１および２に
示すように、アミノ酸、タラ肝油、ビタミン、ミネラ
ル、デンプン、ＣＭＣ、５０％酸化クロムを各飼料毎に
栄養成分が一定になるように加えた。
【００２４】 表−５ 配合飼料成分 ［ＭＰＦ：メタノール処理大豆粕タンパク置換量］（乾燥重量％） 飼料番号 (9) (10) (11) (12) 代替率 0:0 代替 20:20 代替 30:10 代替 40:20 代替 魚粉タン パク質 100% 60% 60% 40% （基礎配合） ＭＰＦ ０ １７ ２５ １７ メタノール処理 大豆粕＊1 ０ １５ ８ ３０ 北洋魚粉 ６３ ３８ ３８ ２５ その他の添加物 ３７ ３０ ２９ ２８ ＊１ 通常の脱脂大豆粕をメタノール洗浄後、乾燥した。
【００２５】試験例３ ニジマス稚魚の開始時平均体重が約４．３ｇである以外
は、試験例１と同様に試験した。
は、試験例１と同様に試験した。
【００２６】表−６ 試験結果 配合飼料 体重増加％ 飼料効率％ 体タンパク蓄積率％ ( 9)０：０代替 １７４ ９９ ３７．１ (10)２０：２０代替 １７７ ９８ ３５．３ (11)１０：３０代替 １７１ ９９ ３６．２ (12)４０：２０代替 １６３ ９２ ３６．０ 配合飼料(10)、(11)および(12)ともに、ニジマスの嗜好
性も問題なく、体重増加、飼料効率、体タンパク蓄積率
においても対照飼料(9) と比較して実用上の差は見られ
なかった。この結果から、成長段階の低い魚でも対照
(9) と比較して効果に差のないことがわかった。
性も問題なく、体重増加、飼料効率、体タンパク蓄積率
においても対照飼料(9) と比較して実用上の差は見られ
なかった。この結果から、成長段階の低い魚でも対照
(9) と比較して効果に差のないことがわかった。
【００２７】
【発明の効果】本発明によるニジマス用配合飼料は、ビ
ール粕の有効利用により得られたタンパク質源としての
ビール粕高タンパク質含有物の構成必須アミノ酸バラン
スが比較的良く、生理阻害物質を含まず、安価でかつ嗜
好性の点においてニジマスに適したものであり、魚粉を
タンパク質源とする配合飼料と比較して遜色のないもの
である。
ール粕の有効利用により得られたタンパク質源としての
ビール粕高タンパク質含有物の構成必須アミノ酸バラン
スが比較的良く、生理阻害物質を含まず、安価でかつ嗜
好性の点においてニジマスに適したものであり、魚粉を
タンパク質源とする配合飼料と比較して遜色のないもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜沼 辰哉 三重県度会郡玉城町昼田224−１ 農林水 産省水産庁養殖研究所 玉城分室内 (72)発明者 パナヨタ・マルクーリ 三重県度会郡玉城町昼田224−１ 農林水 産省水産庁養殖研究所 玉城分室内
Claims (4)
- 【請求項１】魚粉を含むニジマス用配合飼料であって、
魚粉の一部をビール粕由来高タンパク質含有物によって
代替えしたことを特徴とする、ニジマス用配合飼料。 - 【請求項２】魚粉をビール粕由来高タンパク質含有物に
よって粗タンパク質含量換算で１〜６０重量％代替えし
たことを特徴とする、請求項１記載のニジマス用配合飼
料。 - 【請求項３】請求項１または２項に記載のニジマス用配
合飼料におけるビール粕由来高タンパク質含有物の一部
を大豆粕によって代替えしたことを特徴とする、ニジマ
ス用配合飼料。 - 【請求項４】ビール粕由来高タンパク質含有物を、大豆
粕によって粗タンパク質含量換算で１〜７０重量％代替
えしたことを特徴とする、請求項３記載のニジマス用配
合飼料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5068693A JP2654468B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 粉末麦芽タンパク質配合ニジマス用飼料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5068693A JP2654468B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 粉末麦芽タンパク質配合ニジマス用飼料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06292516A true JPH06292516A (ja) | 1994-10-21 |
| JP2654468B2 JP2654468B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=13381103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5068693A Expired - Fee Related JP2654468B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 粉末麦芽タンパク質配合ニジマス用飼料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2654468B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997037674A1 (fr) * | 1996-04-05 | 1997-10-16 | Kirin Beer Kabushiki Kaisha | Substance provenant de semences en germination de plante graminee et contenant des proteines et des fibres dietetiques insolubles et son utilisation |
| WO2014020925A1 (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-06 | 協和発酵バイオ株式会社 | 養殖魚用飼料および該飼料を用いた養殖魚の成長促進方法 |
| CN107637717A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-01-30 | 湖州海皇生物科技有限公司 | 一种提高鲑鳟鱼免疫力的鱼苗饲料 |
| CN107691775A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-02-16 | 湖州海皇生物科技有限公司 | 一种改善鲑鳟鱼鱼肉色泽的幼鱼饲料 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02257834A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-10-18 | Sakamoto Shiryo Kk | 多孔性養魚飼料及びその製造方法 |
| JPH04287670A (ja) * | 1991-03-16 | 1992-10-13 | Bishiyounen Shuzo Kk | 乾燥酒粕の製造方法、並びに乾燥酒粕 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP5068693A patent/JP2654468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02257834A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-10-18 | Sakamoto Shiryo Kk | 多孔性養魚飼料及びその製造方法 |
| JPH04287670A (ja) * | 1991-03-16 | 1992-10-13 | Bishiyounen Shuzo Kk | 乾燥酒粕の製造方法、並びに乾燥酒粕 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997037674A1 (fr) * | 1996-04-05 | 1997-10-16 | Kirin Beer Kabushiki Kaisha | Substance provenant de semences en germination de plante graminee et contenant des proteines et des fibres dietetiques insolubles et son utilisation |
| US6284290B1 (en) | 1996-04-05 | 2001-09-04 | Kirin Beer Kabushiki Kaisha | Substance containing proteins and insoluble dietary fibers derived from the germinated seed of a grass family plant and uses thereof |
| US6348221B1 (en) | 1996-04-05 | 2002-02-19 | Kirin Beer Kabushiki Kaisha | Substance originating in germinating seeds of gramineous plant and containing proteins and insoluble dietary fibers and use thereof |
| US6475533B2 (en) | 1996-04-05 | 2002-11-05 | Kirin Beer Kabushiki Kaisha | Substance containing proteins and insoluble dietary fibers derived from the germinated seed of a grass family plant and uses thereof |
| WO2014020925A1 (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-06 | 協和発酵バイオ株式会社 | 養殖魚用飼料および該飼料を用いた養殖魚の成長促進方法 |
| JPWO2014020925A1 (ja) * | 2012-08-03 | 2016-07-21 | 協和発酵バイオ株式会社 | 養殖魚用飼料および該飼料を用いた養殖魚の成長促進方法 |
| CN107637717A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-01-30 | 湖州海皇生物科技有限公司 | 一种提高鲑鳟鱼免疫力的鱼苗饲料 |
| CN107691775A (zh) * | 2017-09-12 | 2018-02-16 | 湖州海皇生物科技有限公司 | 一种改善鲑鳟鱼鱼肉色泽的幼鱼饲料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2654468B2 (ja) | 1997-09-17 |
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