JPH0629235Y2 - ハンドホールの開口部補修工事用ガラ受け - Google Patents

ハンドホールの開口部補修工事用ガラ受け

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JPH0629235Y2
JPH0629235Y2 JP5895588U JP5895588U JPH0629235Y2 JP H0629235 Y2 JPH0629235 Y2 JP H0629235Y2 JP 5895588 U JP5895588 U JP 5895588U JP 5895588 U JP5895588 U JP 5895588U JP H0629235 Y2 JPH0629235 Y2 JP H0629235Y2
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rod
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敏幸 中山
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Kyowa Exeo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハンドホールの開口部補修工事、鉄蓋取替等
で、コンクリート等の斫りから生じるガラを下方に落下
させないガラ受けに関する。
〔従来の技術〕
道路補修工事に伴って路面位置が変動すると、マンホー
ルやハンドホールの開口端も高さ調整する必要が生じ、
いわゆる釜上げ釜下げの工事を行うことになる。それと
別に蓋の取替等で開口部の補修を行うこともある。
このような補修工事では、蓋を撤去してから開口部首部
の既設コンクリート等を斫る作業が生じるが、斫りで生
じたコンクリート片等のガラは、下方のホール内に落下
してしまう。
そして、ガラをマンホール内に落下させずに処理するも
のとして、第8図に示すような装置が実公告59-20432号
公報に示されている。
図中1は丸パイプ状に形成した支杆で、該支杆1の上端
部付近に対し上下の移動可能に連結した支持台2で下面
から支承する受板3を設けている。前記支持台2は支杆
1に外嵌された筒片2aと、支杆1に内装され、かつ調
節杆4のねじ部に螺合されたねじ片2bとが上下に連設
されるとともに、この筒片2bとねじ片2bとは筒片2
aの下端に対しフランジ状に固着された台板2cと、ね
じ片2b側周面の3分割部位に対し放射状に横出され、
かつ支杆1の案内孔1bを通じて台板2cの下面にそれ
ぞれ固着されたアーム片2dを介して一体状に形成され
ていて、調節杆4の回動にて螺進または螺退するねじ片
2bを介して上下移動可能である。
一方、受板3は、それぞれマンホール6の縮径した首部
7を閉塞しうる直径をもつ円盤を2分割してなる半円形
板状に形成され、その中心部には支持台2の筒片2aを
挟持状に嵌合しうるように嵌合部がそれぞれ半円形状に
凹設されている。
図中8は、受板3の上面に対しそれぞれ突設された取手
と支杆1との間に掛装されたチェーンで、これは受板3
を吊支承するものではない。
このようにして、マンホール内の水溜升上に支杆1を立
設し、ハンドル5を水平回動して調節杆4を回動する
と、ねじ片2bを介して上動する支持台2にて支承され
て受板3が首部7の裏側にこれを閉塞するように圧接さ
れ、支杆1が受板3を介して上下方向に突張られて安定
して立設される。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記第8図に示すようなガラ受け装置はマンホール用と
して開発されたもので、マンホール開口の首部を下方か
ら押圧して受板で閉塞するようにしたものであり、ホー
ス径よりも縮径した首部を有さないハンドホールには適
さないものである。すなわち、ハンドホールは周知のご
とく小対ケーブルの引込み、引抜き、接続作業、管路及
びケーブルの点検等を目的として設けるもので、マンホ
ールとは異なり上床版がない構造となっており、各種作
業は主に地上から行なわれる。
また、その築造の大半はプレキャスト化されたコンクリ
ート製のハンドホールにより行われていて、平面矩形の
ものがほとんどである。
このようなハンドホール用のガラ受け装置は、未だ存在
しなかった。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、ハンドホ
ール用として適しており、しかも構造が簡単で安価に製
作でき、またセット等が容易で使い勝手がよい開口部補
修工事用ガラ受けを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、支杆とこの支杆が中
央を貫通しかつ支杆により支承される受板との組合せに
よるガラ受けにおいて、受板はハンドホールの横断面と
ほぼ同形で、多少厚みがあり、一方、支杆上端にネジ式
ジャッキを嵌着し、該ジャッキのネジ棒先端にフックを
有する水平部材を取付け、該フックに一端を係止する吊
部材端で前記受板を吊支承したことを要旨とするもので
ある。
〔作用〕
請求項第1項記載の本考案によれば、受板は立設する支
杆上方のフックから吊部材を介して水平に吊り支承さ
れ、かつハンドホールの開口から少し下がった場合に位
置して内部をほとんど閉塞する。また、受板に厚みがあ
りその側面が適宜ハンドホール内壁に当接するので、支
杆もこの受板で支えられ自立する。そして、開口上部で
斫られたガラはこの板体上で受け止められ、マンホール
内に落下しない。
また、その請求項第2項記載の本考案によれば前記作用
に加えて、弾性板体が湾曲してその外側端がハンドホー
ル内壁に押圧され、ホールと受板との隙間を完全に塞ぐ
とともに、受板をよりしっかりと固定させる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案のハンドホールの開口部補修工事用ガラ
受けの第1実施例を示す斜視図で、図中10は単管パイプ
による支杆で、その下端にはゴム材によるキャップ11を
嵌めてすべり止めとする。
なお、この支杆10の長さは使用すべきハンドホールの深
さよりも長いものである。
支杆10の上端に、ハンドル12aを水平に突出し、内側に
ネジを形成した回動筒12bとこの回動筒12bに螺合するネ
ジ棒12cとからなるネジ式ジャッキ12をそのネジ棒12cの
下半分部が支杆10内に挿入し回動筒12bが上端に当接す
るように嵌着する。
さらに、前記ネジ棒12cの先端に水平部材としての矩形
平板13を溶接し、かつ該平板13の上面に斜めに突出させ
た丸鋼によるフック14,14′を対向して、1対設けた。
図中15は約2〜3cm程度の多少厚みを有する厚ベニアを
用いた受板で、その平面形状は使用すべきハンドホール
の横断面とほぼ同形の矩形をなし、中央の貫通孔15aに
前記支杆10を貫通させ、また四隅付近に貫通孔15bを形
成した。
なお、ハンドホールがコーナー部で角とりとしてハンチ
を形成している場合はこの受板15も角部を同様に切落と
しておく。
前記フック14に一端を係止したチェーンによる吊部材16
をこの貫通孔15bを通して受板15の下面に回し、さらに
隣接する貫通孔15bから下から上に通してその端を同じ
フック14に係止する。他の対向するフック14′について
も同様に吊部材16を係止し、これら1対の吊部際16,16
で受板15を水平状態で吊支承する。
このように巻回した吊部材16は、貫通孔15bの付近で孔1
5bよりも大きい止め部材23をかませて受板15との係止を
図る。該止め部材23としては、釘やシャックル等が利用
できる。
次に使用法について説明すると、第2図、第3図に示す
ようにハンドホール17の底部水溜升18にキャップ11を当
てて支杆1を立設し、吊部材16の長さを左右対称にかつ
適宜に定め、受板15をハンドホール17の開口内に水平状
態で収める。このようにすると、受板15はそのコーナー
部を支杆1の上方のフック14,14′から吊部材16を介し
て吊支承され水平状態を保ってハンドホール17内を閉塞
する。
なお、ハンドホール17の開口から該受板15をどの程度奥
にセットするかは前記のごとく吊支材16の長さで定まる
が、微調整はハンドル12aを回してネジ式ジャッキ12の
作用で平板13を上下動させればよい。
また、ホール17内に水平に収められた受板15は厚みがあ
るものなので、その側面がハンドホール17の内面に適宜
当接し、支杆1を支える役目をなす。
このようにして、補修工事等によりコンクリートの斫り
によってハンドホール17の開口上端で発生したガラは、
下方に落下するが受板15上で受け止められ、下方には落
下しない。この受板15上のガラは集めて、地上に取出し
てすてることができる。
支杆1の先端と受板15の側部がハンドホール17内に当た
ることで、受板15は3点支持的にかなりしっかりと支承
され、上に作業員が載っても安全性を保つ。
第4図は本考案の第2実施例を示し、前記第1実施例を
示す第1図と同一構成要素には、同一参照符号を付した
ものである。
本実施例では、受板15はさらにその上面外周部分にゴム
板による弾性板体19を外側が受板15から突出するように
取付けた。この取付け方は、第7図に示すように弾性板
体19の内側を上部に鋼製の止め板21をかませ、ボルト20
で適宜間隔で固定するものとする。
使用法は前記第1実施例と同様であり説明を省略する
が、ハンドホール17内にセットした場合に第5図、第6
図に示すようにこの弾性板体19は止め板21より外側が湾
曲してめくりあがり、外側端がハンドホール17の内壁に
押圧されてホール17と受板15との隙間を完全に塞ぐ。
また、この弾性板体19により受板15はよりしっかりと固
定され、その結果、支杆1の自立を強固なものとなる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のハンドホールの開口部補修工
事用ガラ受けは、マンホールと異なり上床版がないハン
ドホールでも受板で塞ぐことができるものであり、しか
も塞ぐために受板を上昇させて押付ける必要もないの
で、構造が簡単で安価に製作できる。また支杆上方から
受板を吊支承するだけで容易にセットできるので、取扱
いも簡単で便利なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のハンドホールの開口部補修工事用ガラ
受けの第1実施例を示す斜視図、第2図は同上使用状態
を示す正面図、第3図は同上側面図、第4図は第2実施
例を示す斜視図、第5図は同上使用状態を示す正面図、
第6図は同上側面図、第7図は受板の外周部分の縦断側
面図、第8図は従来例を示す縦断正面図である。 1…支杆、2…支持台 2a…筒片、2b……ねじ片 2c…台板、2d…アーム片 3…受板、4…調節杆 5…ハンドル、6…マンホール 7…首部、8…チェーン 10…支杆、11…キャップ 12…ネジ式ジャッキ、12a…ハンドル 12b…回動筒、12c…ネジ棒 13…平板、14,14′…フック 15…受板、15a,15b…貫通孔 16…吊部材、17…ハンドホール 18…水溜升、19…弾性板体 20…ボルト、21…止め板 23…止め部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支杆とこの支杆が中央を貫通しかつ支杆に
    より支承される受板との組合せによるガラ受けにおい
    て、受板はハンドホールの横断面とほぼ同形で、多少厚
    みがあり、一方、支杆上端にネジ式ジャッキを嵌着し、
    該ジャッキのネジ棒先端にフックを有する水平部材を取
    付け、該フックに一端を係止する吊部材端で前記受板を
    吊支承したことを特徴とするハンドホールの開口部補修
    工事用ガラ受け。
  2. 【請求項2】支杆とこの支杆が中央を貫通しかつ支杆に
    より支承される受板との組合せによるガラ受けにおい
    て、受板はハンドホールの横断面とほぼ同形で、その上
    面外周部分に弾性板体を外側が突出するように取付け、
    一方、支杆上端にネジ式ジャッキを嵌着し、該ジャッキ
    のネジ棒先端にフックを有する水平部材を取付け、該フ
    ックに一端を係止する吊部材端で前記受板を吊支承した
    ことを特徴とするハンドホールの開口部補修工事用ガラ
    受け。
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