JPH0718632Y2 - マンホール - Google Patents

マンホール

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JPH0718632Y2
JPH0718632Y2 JP1989049367U JP4936789U JPH0718632Y2 JP H0718632 Y2 JPH0718632 Y2 JP H0718632Y2 JP 1989049367 U JP1989049367 U JP 1989049367U JP 4936789 U JP4936789 U JP 4936789U JP H0718632 Y2 JPH0718632 Y2 JP H0718632Y2
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manhole
fall prevention
prevention fence
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秀司 分部
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新生工業株式會社
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は貯水槽に給水したり、貯水槽から水を汲出した
り、貯水槽の内部を点検したりする場合の出入り口とな
るマンホールに関するものである。
(従来の技術) マンホールには各種のものがあり、上下水道用のマンホ
ールやガス管用のマンホールなどの他に、消火用水や飲
料水等を貯蔵しておく貯水槽用のマンホール等もある。
マンホールは第9図のように蓋Bを開けたままの状態で
比較的長時間、貯水槽内に給水したり内部を点検したり
することがある。このため、その間に人や異物がマンホ
ールA内に落下する虞がある。
そこで従来は第7図のようにマンホール枠Cの内側に落
下防止柵Dが取付けてそれらの落下を防止している。こ
の落下防止柵Dは落下防止用としてだけでなく、第9図
のように貯水槽に給水する給水ホースEや貯水槽から水
を汲出すストレーナホースFを差し込むためのガイドと
しても使用されている。また、この落下防止柵Dは第8
図のように上方に跳ね上げ可能として、貯水槽内の点検
や清掃を行なうときに同防止柵Dを跳ね上げると、マン
ホールAの周壁に設けられたタラップGで伝って人が貯
水槽内に入ることができるようにしてある。
(考案が解決しようとする課題) しかし従来のマンホールは以下のような問題があった。
.給水・汲出しに要する時間が長いと、給水用或は汲
出し用ホースE、Fは、落下防止柵Dに差込んでおくだ
けでは水圧で振られて同防止柵Dから外れることがあ
る。それを防止するには同ホースE、Fを作業者が押え
続ければよいが、それではそのための専用の作業者が必
要となるので大変である。
.そこで従来は第9図のように、外した蓋Bを重石代
りにして給水ホースEを押えていたが、それでも水圧の
変化や水の勢いによって同ホースEが暴れ、蓋Bから同
ホースEが外れて水が周囲に飛散してしまうということ
があった。
.貯水槽用のマンホール枠Cには第7図、第8図に示
す落下防止柵Dの支持突子Hを支持する支持具Jが一体
成形されているが、上下水道用のマンホール枠には落下
防止柵Cがなく、従って同防止柵Dの支持突子Hを支持
する支持具Jも形成されていない。このため貯水槽用の
マンホール枠Cは他のマンホール枠とは別生産、別管理
されているのが実情である。このため高価になり、管理
が面倒になる。
.第8図のように落下防止柵Dを跳ね上げて作業者が
マンホールA内に入るときに、前記支持具Jが作業者の
衣服や荷物に引っ掛かることがあり、邪魔であった。
(考案の目的) 本考案の目的は、落下防止柵に給水ホースを容易且つ確
実に装着することができ、落下防止柵を支持するための
支持具をマンホール枠に着脱自在として同マンホール枠
を他のマンホール枠と共用できるようにし、これにより
その生産・管理を容易にし、ひいては安価なマンホール
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のマンホールは第1図に示すように、地中に埋設
されるマンホール枠1の内側に落下防止柵2が取付けら
れてなるマンホールにおいて、マンホール枠1に、その
内側に突出する角形枠状のステム部11とそれから両側に
伸びてマンホール枠1に連結されるビーム部12と取付座
14とを備えた連結部10が一体に形成され、その取付座14
に細長の回転支持突子15を備えた連結具13が取り付けら
れ、この回転支持突子15に、落下防止柵2の基部21へ嵌
合長孔22aと丸穴22bとを連接して形成したガイド穴22を
嵌合して、落下防止柵2をマンホール枠1の内側に横向
きになる倒伏状態から外側に跳ね上げられる起立状態ま
で回動自在とすると共に起立状態で回転支持突子15に沿
ってスライド自在とし、落下防止柵2にはホース30の先
端に設けられている口金31を着脱可能なホース装着具3
が取付けられ、マンホール枠1のうち連結部10と反対側
に、取付リブ44とその両側の凹陥部39とからなる取付け
部40が形成され、この凹陥部39内に落下防止柵2の先端
側を支持する支持具4の基端側を差込んで同基端側を取
付け部40に着脱自在としてなるものである。
(作用) 本考案のマンホールは落下防止柵2にホース30を脱着自
在としたホース装着具3が取付けられてなるので、ホー
ス30を同装着具3に装着して、そのホース30から貯水槽
内へ給水したり、貯水槽内の水を汲出したりすることが
できる。
また、落下防止柵2を支持する支持具4をマンホール枠
1に脱着自在としてあるので、マンホール枠1に支持具
4を取付けなければ同マンホール枠1を例えば上下水道
用のマンホール枠として使用することができ、支持具4
を取付ければ貯水槽用のマンホール枠1として使用する
ことができる。またマンホールA内に作業者が入るとき
に支持具4をマンホール枠1から取外してから入るよう
にすれば同支持具4が邪魔になることもない。
(実施例) 第1図〜第5図は本考案のマンホールの一実施例であ
る。
これらの図に示す1はマンホール枠である。このマンホ
ール枠1には第1図のように落下防止柵2の基部(アー
ム部)21を連結する連結部10が形成されている。
この連結部10は第2図のようにマンホール枠1から内側
に突出するステム部11と、同ステム部11の左右に延設さ
れて両端がマンホール枠1に固定されているビーム部12
とから構成され、ビーム部12の両端には連結具13を取付
ける取付座14が一段低くして形成されてなる。
この連結具13は上面に螺子部16が形成され、側面に回転
支持突子15が形成され、この回転支持突子15は第4図に
明示するように、円弧外周部15aと二つの平行面15bとを
有する細長に形成されている。
この連結具13は螺子部16が前記取付座14の通孔17に第2
図のように差し込まれ、同螺子部16にナット18が螺合さ
れて取付座14に取付けられている。
第1図、第2図の2は落下防止柵であり、これはほぼ半
円状の外フレーム20の内側に、三本の落下防止リブ23が
Y字状に設けられ、外フレーム20の両端にアーム部21が
形成されてなる。この2本のアーム部21にはガイド穴22
が形成されており、同ガイド穴22は前記連結具1の回転
支持突子15よりやや幅の広い嵌合長孔22aの先に、同長
孔22aの幅より大きな径の丸穴22bが連接されてなる。
また、外フレーム20の先端部外周面には第2図に明示さ
れているように支持突子25が突設され、同突子25に係止
孔26が形成されている。更に、前記の2本のアーム部21
間にはブラケット24が取付けられ、同ブラケット24にホ
ース30を脱着自在としたホース装着具3が取付けられて
いる。このホース装着具3は第2図のホース30に取付け
られている口金31を差込むだけのワンタッチ操作で装着
できるように、既存の消化用ホースを装着する消火栓の
口金と同じ構造にしてある。このホース装着具3取付位
置は図示した位置以外の位置でも良いが、ホース30には
高い水圧がかかるため強度の強い部位に取付けるのが望
ましい。
落下防止柵2は前記アーム部21に形成されたガイド穴22
を、連結具13の回転支持突子15に嵌合して連結具13に取
付けてある。この場合、落下防止柵2を第4図(a)の
ように持ち上げてアーム部21の丸穴22b内に回転支持突
子15をセットし、その状態で落下防止柵2を回転支持突
子15の円弧外周15aに沿って同図(a)の実線の位置か
ら仮想線の位置まで矢印a方向に回転可能とすると共
に、そのように回転させてから同防止柵2を同図bの矢
印b方向に自重で下げると、前記嵌合長孔22aに同支持
突子16の平行面15bが嵌合して、落下防止柵2が不用意
に倒れないようにしてある。
なお、落下防止柵2を倒すには前記操作と逆の手順で操
作すればよい。即ち、落下防止柵2を持ち上げて第4図
(a)のようにアーム部21の丸穴22b内に回転支持突子1
5をセットし、その状態で落下防止柵2を同図(a)の
矢印と反対方向に回転させればよい。
第1図の4は前記落下防止柵2の先端部に形成されてい
る支持突子25を支持する支持具であり、これはマンホー
ル枠1の前記連結部10の向い側に第3図のように形成さ
れている取付け部40に着脱自在なるよう取付けられてい
る。この取付け部40はマンホール枠1の内壁に形成され
た取付リブ44の両側に凹陥部39が形成され、同リブ44に
取付孔45が形成されてなる。
前記支持具4は第3図のように両側壁41a、41bと底板42
とによりU字状に形成され、両側壁41a、41b間に落下防
止柵2の支持突子25(第2図)が嵌入される嵌入溝41c
が形成され、両側壁41a、41bに取付け孔43と支持孔48
a、48bとが形成され、側壁41bの外側面に筒状の挿入ガ
イド49が形成されている。
そしてこの支持具4は次のようにして取付け部40に取付
けられている。即ち、支持具4の基端部が取付け部40の
凹陥部39に差し込まれて両側壁41a、41b間の溝41cに取
付リブ44が嵌合され、支持具4の通孔43と取付リブ44の
取付孔45とにボルト46が差し込まれ、同ボルト46にナッ
ト47が螺合されてなる。
第6図の50は係止ピンであり、これは支持具4の嵌入溝
41cに第1図及び第6図のように嵌入された落下防止柵
2の支持突子25が、給水ホース30の水圧で浮き上がらな
いようにするために、第6図b、cのように支持突子25
の係止孔26に差込むためのものである。
この係止ピン50は第6図(a)のように、支持具4の側
壁41bに形成されている挿入ガイド49から、支持突子25
の係止穴26及び側壁の支持孔48a、48bに差し込むもので
あり、先端ガイド51を先細りのテーパにして、第6図
(a)の矢印a方向に差し込み易くすると共に、同図
(b)のように同係止穴26が同ピン50の先端ガイド51の
テーパにより押し上げられるようにし、また先端ガイド
51と大径部50aとの間に径の細い係止小径部52が形成さ
れて、同ピン50を更に同図の矢印b方向に差し込むと、
同図(c)のように係止小径部52の位置で同支持突子25
が降下して、同ピン50が不用意に抜けないようにしてあ
る。
また、前記係止ピン50には第6図(a)のように大径の
ストッパ50aが形成されて、ピン50を支持孔48a、48b、
係止穴26から抜くときに、同ストッパ50aが挿入ガイド4
9の停止突条49aに係止して、それ以上抜けないようにし
てある。なお第6図の53は引抜用のリング53であり、係
止ピン50を抜くときに第6図cの矢印c方向に引くため
のものである。
(考案の効果) 本考案のマンホールは以下のような効果がある。
.落下防止柵2に、ホース30の先端に設けられている
口金31を着脱可能なホース装着具3が取付けられている
ので、ホース30の金具31を同装着具3に手軽に装着でき
る。従って、従来のように同ホース30が暴れて水が飛散
したりすることなく貯水槽内への安定した給水及び貯水
槽からの安定した汲出しが可能となる。
.マンホール枠1のうち連結部10と反対側に取付リブ
44を設け、その両側に凹陥部39を設け、この凹陥部39に
支持具4を着脱自在に取り付けてなるので、支持具4の
取り付けが容易になり、また、取り付け強度も向上す
る。
.落下防止柵2の支持具4がマンホール枠1に脱着自
在に取付けられてなるので、同マンホール枠1を貯水槽
用のマンホール枠として使用する場合にのみ支持具4を
取付ければよく、同支持具4を取付けなければ上下水道
用等のマンホール枠として使用できるので1種類のマン
ホール枠1を他のマンホール枠と共用することができ、
便利である。
.マンホールA内に人が入るときに前記支持具4を取
外してから入れば、従来のように支持具に作業者の衣服
や荷物が引っ掛かったりすることがなく、マンホールA
への作業者の出入りや作業が容易となる。
.連結具13の細長の回転支持突子15に、落下防止柵2
の基部21に形成された嵌合長孔22aと丸穴22bとが連接さ
れてなるガイド穴22を嵌合して、落下防止柵2をマンホ
ール枠1の内側に横向きになる倒伏状態から外側に跳ね
上げられる起立状態まで回動自在とすると共に回転支持
突子15に沿ってスライド自在としたので、落下防止柵2
を起立状態で回転支持突子15により固定保持することが
でき、人がマンホールAに入ったり、貯水槽内で作業し
たりしているときに同防止柵2が不用意に倒れることが
なく安全である。
.マンホール枠1に、その内側に突出する角形枠状の
ステム部11、とそれから両側に伸びてマンホール枠1に
連結されるビーム部12と、取付座14とを備えた連結部10
が一体に形成されてなるので連結部10の強度が向上し、
落下防止柵2も安定する。また、連結部10の取付座14に
落下防止柵2を手軽に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のマンホールの一実施例を示す平面図、
第2図は同マンホールの落下防止柵部分の分解説明図、
第3図は同マンホールの支持具部分の分解説明図、第4
図(a)、(b)は落下防止柵の回動説明図、第5図は
落下防止柵が抜ける状態の説明図、第6図(a)〜
(c)は第5図のA−A断面図、第7図は従来のマンホ
ールの平面図、第8図は第7図のB−B断面図、第9図
は従来の貯水槽における給水・汲出し説明図である。 1はマンホール枠 2は落下防止柵 3はホース装着具 4は支持具 30はホース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中に埋設されるマンホール枠1の内側に
    落下防止柵2が取付けられてなるマンホールにおいて、
    マンホール枠1に、その内側に突出する角形枠状のステ
    ム部11とそれから両側に伸びてマンホール枠1に連結さ
    れるビーム部12と取付座14とを備えた連結部10が一体に
    形成され、その取付座14に細長の回転支持突子15を備え
    た連結具13が取り付けられ、この回転支持突子15に、落
    下防止柵2の基部21へ嵌合長孔22aと丸穴22bとを連接し
    て形成したガイド穴22を嵌合して、落下防止柵2をマン
    ホール枠1の内側に横向きになる倒伏状態から外側に跳
    ね上げられる起立状態まで回動自在とすると共に起立状
    態で回転支持突子15に沿ってスライド自在とし、落下防
    止柵2にはホース30の先端に設けられている口金31を着
    脱可能なホース装着具3が取付けられ、マンホール枠1
    のうち連結部10と反対側に、取付リブ44とその両側の凹
    陥部39とからなる取付け部40が形成され、この凹陥部39
    内に落下防止柵2の先端側を支持する支持具4の基端側
    を差込んで同基端側を取付け部40に着脱自在としたこと
    を特徴とするマンホール。
JP1989049367U 1989-04-26 1989-04-26 マンホール Expired - Lifetime JPH0718632Y2 (ja)

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JPH02141394U JPH02141394U (ja) 1990-11-28
JPH0718632Y2 true JPH0718632Y2 (ja) 1995-05-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633993U (ja) * 1986-06-25 1988-01-12

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JPH02141394U (ja) 1990-11-28

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