JPH06292263A - 負荷制御装置 - Google Patents

負荷制御装置

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Publication number
JPH06292263A
JPH06292263A JP5074602A JP7460293A JPH06292263A JP H06292263 A JPH06292263 A JP H06292263A JP 5074602 A JP5074602 A JP 5074602A JP 7460293 A JP7460293 A JP 7460293A JP H06292263 A JPH06292263 A JP H06292263A
Authority
JP
Japan
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load
power
control
scene
load circuit
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Application number
JP5074602A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneko Hoshino
兼子 星野
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Publication of JPH06292263A publication Critical patent/JPH06292263A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設の配線をわずかに変更するのみで、同室
に配設されている複数の照明器具の照明状態を制御する
ことができる負荷制御装置を提供すること。 【構成】 複数の負荷回路をそれぞれ直列接続可能であ
り、各負荷回路に供給する電力を独立して調整する電力
調整素子42〜45と、この電力調整手段により制御さ
れる各負荷回路へ電力調整量を各シ−ン毎に記憶するメ
モリ54と、メモリ54に記憶されているシ−ンを選択
するスイッチ73〜76と、スイッチ73〜76で選択
されたシ−ンに対応する各負荷回路への電力調整量をメ
モリ54から読み出し、各負荷回路に供給する電力をメ
モリ54に記憶されている電力調整量に応じて調整すべ
く各電力調整素子を制御する制御部33とから構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同室に設置されている複
数の照明器具に対してシ−ンに対応した照明の演出を制
御できる負荷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一つの室に複数の照明器具を設置
する場合に、図10に示すように配線を行うのが一般的
であった。図10において、11は商用交流電源であ
る。この商用交流電源11の一端はブラケットライト1
2、ダウンライト13、主照明である蛍光灯14のそれ
ぞれの一方の入力端子に接続され、商用交流電源11の
他端はスイッチ15のスイッチSW1〜SW3を介して
ブラケットライト12、ダウンライト13、主照明であ
る蛍光灯14のそれぞれの他方の入力端子に接続されて
いる。
【0003】そして、照明器具の点滅・調光制御を行う
場合には、照明器具に対応したスイッチSW1〜SW3
を操作することにより、照明器具毎に点滅・調光制御を
行っていた。スイッチ15が1ケ所にない場合には、オ
ペレ−タはスイッチ間を移動しながら点滅・調光制御を
行うため、その操作が煩わしかった。
【0004】このような問題を解決するために、図11
に示すようにマイクロコンピュ−タを内蔵した照明制御
用コントロ−ラを設け、各照明器具の照明状態を予め記
憶させておくことができるようにした装置が知られてい
る。図11において、21は商用交流電源である。この
商用交流電源21の両端はマイクロコンピュ−タを内蔵
したコントロ−ラ22に接続されている。そして、コン
トロ−ラ22からブラケットライト23、ダウンライト
24、主照明である蛍光灯25にそれぞれ両極2本の配
線が接続し、照明器具への電力供給を行っている。
【0005】ここで、コントロ−ラ22は各照明器具の
任意の点滅・照明状態を記憶しているもので、図示しな
い操作部を操作することにより、各照明器具の照明状態
を再生するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に示す
ように既存の配線を図11に示す配線に変更して、照明
器具の点滅・調光制御の操作の手間を軽減させようとす
ると、各照明器具から両極2本の線をコントロ−ラ22
に接続する必要があるため、配線の変更に多大な労力を
必要とする問題があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は既設の配線をわずかに変更するのみで、
同室に配設されている複数の照明器具の照明状態を制御
することができる負荷制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる負荷制
御装置は、複数の負荷回路をそれぞれ直列接続可能であ
り、各負荷回路に供給する電力を独立して調整する電力
調整手段と、この電力調整手段により制御される各負荷
回路へ電力調整量を各シ−ン毎に記憶する記憶手段と、
上記記憶手段に記憶されているシ−ンを選択するシ−ン
選択手段と、上記シ−ン選択手段で選択されたシ−ンに
対応する各負荷回路への電力調整量を上記記憶手段から
読み出し、各負荷回路に供給する電力を上記記憶手段に
記憶されている電力調整量に応じて調整すべく上記各電
力調整手段を制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする。
【0009】請求項2に係わる負荷制御装置は、複数の
負荷回路をそれぞれ直列接続可能であり、各負荷回路に
供給する電力を負荷回路に接続される負荷の種類に応じ
た調整方法で独立して調整可能な電力調整手段と、上記
複数の負荷回路に接続する各負荷の種類を設定する設定
手段と、この電力調整手段により制御される各負荷回路
へ電力調整量を各シ−ン毎に記憶する記憶手段と、上記
記憶手段に記憶されているシ−ンを選択するシ−ン選択
手段と、上記シ−ン選択手段で選択されたシ−ンに対応
する各負荷回路への電力調整量を上記記憶手段から読み
出し、各負荷回路に供給する電力を上記記憶手段に記憶
されている電力調整量に応じて、しかも負荷回路に接続
される負荷の種類に応じた調整方法で調整すべく上記各
電力調整手段を制御する制御手段とを具備したことを特
徴とする。請求項3に係わる負荷制御装置は、ワイヤレ
スリモコン送受信部を備え、
【0010】上記制御手段は、上記設定手段によりFL
調光可能なワイヤレスリモコン器具が負荷回路に接続さ
れていることが設定されている場合には当該負荷回路に
対応する電力調整手段を全導通制御し、上記ワイヤレス
リモコン受信部で受信された負荷制御情報を含むワイヤ
レス信号に応じたワイヤレス信号を上記ワイヤレスリモ
コン器具に送信する制御手段とを具備したことを特徴と
する。
【0011】請求項4に係わる負荷制御システムは、交
流電源と、この交流電源の一極側にそれぞれ接続される
複数の負荷回路と、上記複数の負荷回路と直列に接続さ
れる複数の電力調整手段を備え、電力調整手段により制
御される各負荷回路へ電力調整量を各シ−ン毎に記憶す
る記憶手段と、上記記憶手段に記憶されているシ−ンを
選択するシ−ン選択手段と、上記シ−ン選択手段で選択
されたシ−ンに対応する各負荷回路への電力調整量を上
記記憶手段から読み出し、各負荷回路に供給する電力を
上記記憶手段に記憶されている電力調整量に応じて調整
すべく上記各電力調整手段を制御する制御手段とを備え
た負荷制御装置とを具備し、上記電力調整手段に上記交
流電源の他極側を接続するように構成したことを特徴と
する。
【0012】請求項5に係わる負荷制御装置の施工方法
は、交流電源の一極側をそれぞれ複数の負荷回路に接続
し、交流電源の他極側を負荷制御装置に接続し、負荷制
御装置内に設けられた電力調整手段に上記交流電源の他
極側を接続し、電力調整手段と上記負荷回路を直列に接
続したことを特徴とする。
【0013】請求項6に係わる負荷制御装置は、シ−ン
を選択するシ−ン選択スイッチと、各負荷回路に対する
調光スイッチと、各負荷回路に接続する負荷の種類を設
定する設定スイッチと、シ−ンを記憶させるメモリスイ
ッチと、ワイヤレス信号を送受信する送受信部とを備え
た操作パネルを有し、筐体内に負荷回路をそれぞれ直列
接続可能であり、各負荷回路に供給する電力を独立して
調整する電力調整手段と、シ−ン選択手段で選択された
シ−ンに対応する各負荷回路への電力調整量を上記記憶
手段から読み出し、各負荷回路に供給する電力を上記記
憶手段に記憶されている電力調整量に応じて制御すべく
上記各電力調整手段を制御する制御手段とを備え、筐体
が壁に埋設されることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明は上記のように構成することにより、交
流電源の一極側の負荷回路に接続し、交流電源の他極側
を負荷制御装置に接続し、負荷制御装置内の電力調整素
子と負荷回路とを直列に接続するようにしたので、負荷
制御装置を片切配線で組み込むことができるので、既設
の配線をわずかに変更するのみで、同室に配設されてい
る複数の照明器具の照明状態を制御することができる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例に係わ
る負荷制御装置について説明する。図1は本発明の一実
施例に係わる照明制御用コントロ−ラを同一室内に配設
された複数の照明器具の照明制御に用いた全体構成を示
す図、図2は制御部33の詳細な構成を示す図、図3は
同コントロ−ラの外観を示す斜視図、図4は同コントロ
−ラの正面図、図5は同コントロ−ラに設けられたスイ
ッチパネルの正面図、図6はメモリに記憶されている各
シ−ン毎の照明状態を示す図、図7はリモコン操作例を
説明するための図、図8は非リモコン器具にアダプタを
取付けた様子を示す側面図、図9はコントロ−ラへの電
源の取り入れ方の他の例を示す図である。
【0016】図1において、31は商用交流電源であ
る。この商用電源31の一端は照明制御用コントロ−ラ
32内の電源ライン32aを介して制御部33に接続さ
れ、他端は第1の照明負荷(例えば、ブラケット)3
4、第2の照明負荷(例えば、ダウンライト)35、第
3の照明負荷(白熱灯)36、第4の照明負荷(例え
ば、蛍光ランプ)37のそれぞれの一方の電源端子に接
続されている。
【0017】さらに、上記電源ライン32aと接続され
てい電源ライン32bは制御部33と電力調整部41内
の例えば、トライアック等の電力調整素子42〜45を
介してそれぞれ前述した第1乃至第4の照明負荷34〜
37の他方の電源端子に接続されている。各電力調整素
子42〜45には制御部33から電力のオン/オフ制御
あるいは位相制御を行う制御信号a〜dがそれぞれ出力
されている。ここで、白熱灯(IL)は位相制御による
調光制御が可能であるが、蛍光灯(FL)は位相制御に
よる調光ができないため、蛍光灯37に接続されている
電力調整素子45は調光レベルに応じて蛍光灯37への
電力の供給を休止させる休止期間(例えば、1秒間)を
設けるようにして蛍光灯37に調光レベルが判別可能な
信号を送っている。つまり、電力調整素子45による電
力停止期間が1回あれば、調光レベルを100%から6
0%に落とす制御が蛍光灯37側で行われ、再度電力調
整素子45による電力停止期間が1回あれば、調光レベ
ルを60%から30%に落とす制御が蛍光灯37側で行
われる。このように、蛍光灯37側の制御により蛍光灯
37の調光レベルが段階的に制御される。
【0018】ところで、制御部33には図3乃至図5を
用いて後述する操作部51、リモコンスイッチ55から
の照明制御のための赤外線信号を受信する受信部52、
リモコン照明器具に照明制御のための赤外線信号を送信
する送信部53、各シ−ン毎の第1乃至第4の照明負荷
34〜37の照明状態を記憶するメモリ54が接続され
ている。
【0019】次に、図2を参照して制御部33の詳細な
構成について説明する。図1に示した電源ライン32a
はトランス61の一次コイルの一端に、同一次コイルの
他端に接続される。また、トランス61の二次コイルの
一端はダイオ−ドブリッジ62の一方の入力端に接続さ
れ、二次コイルの他端はダイオ−ドブリッジ62の他方
の入力端に接続されている。
【0020】ダイオ−ドブリッジ62の出力端はCPU
63に接続される。これにより、CPU63の電源が供
給される。また、ダイオ−ドブリッジ62の出力端には
蓄電池64が接続されている。
【0021】次に、コントロ−ラ32の斜視図について
図3及び図4を参照して説明する。図3及び図4に示す
ように、照明制御用コントロ−ラ32は筐体が壁面に埋
め込み可能なように箱型形状をしており、前面には操作
パネル70が配設され、操作パネル70の一隅部に開閉
自在な蓋部材71が取り付けられている。この蓋部材7
1の裏面には図5に示すような光源切替えスイッチが設
けられている。操作パネル70の左端部には最上位より
『点灯/消灯』スイッチ72、『あかり場面1』スイッ
チ73、『あかり場面2』スイッチ74、『あかり場面
3』スイッチ75、『あかり場面4』スイッチ76が設
けられている。また、蓋部材71の上側には第1乃至第
4の照明負荷34〜37の調光レベルを上げるためのア
ップスイッチ77、それら照明負荷34〜37の調光レ
ベルを下げるためのダウンスイッチ78が第1乃至第4
の照明負荷34〜37毎に設けられている。
【0022】また、蓋部材71の一隅部にはリモコン5
5からの赤外線信号を受信する受信部52、リモコン照
明器具に赤外線信号を出力する送信部53が設けられて
いる。
【0023】図5に示すように、蓋部材71の裏面には
光源切替えスイッチが設けられている。図5において、
第1乃至第4の照明負荷34〜37に対して、どのよう
な照明負荷を選択するかを設定する照明負荷種別選択ス
イッチ81が各照明負荷毎に設けられている。この照明
負荷種別選択スイッチ81は白熱灯、蛍光灯、ブラケッ
ト、ダウンライトの4つからいずれか1つを選択するス
イッチである。
【0024】また、各照明負荷種別選択スイッチ81の
下側にはチャンネル1,2のうちのいずれか一方を選択
するためのスライドスイッチ82が設けられている(図
5ではスライドスイッチ82によりチャンネル1が選択
されている状態を示してする。
【0025】さらに、あかり場面(シ−ン)での照明負
荷34〜37の照明状態を記憶させるためのメモリスイ
ッチ83、設定した内容をリセットするリセットスイッ
チ84、受信部52及び送信部53よりなる送受信部8
5が設けられている。
【0026】ところで、リモコン55には図示しない
が、操作パネル70に設けられている各スイッチと同じ
機能をするスイッチが設けられている。つまり、シ−ン
を指定するための『あかり場面1』スイッチ73〜『あ
かり場面4』スイッチ76に相当するスイッチ、第1の
照明負荷34〜第4の照明負荷37を特定するための負
荷スイッチ、シ−ンを記憶されるメモリスイッチ83に
相当するスイッチ、アップスイッチ77,ダウンスイッ
チ78に相当するスイッチが設けられている。これらス
イッチが押されると、リモコン55内の発信部からスイ
ッチ固有の赤外線信号が出力される。
【0027】さらに、リモコン55は図7(A)に示す
ように直接赤外線信号を照明負荷37に出力するモ−ド
と、図7(B)に示すようにコントロ−ラ32に出力
し、コントロ−ラ32から照明負荷37に赤外線信号を
出力させるモ−ドとを選択する選択手段が設けられてい
る。
【0028】次に、図6を参照して、メモリ54の記憶
内容について説明する。図6において、あかり場面1〜
4に対応してブラケット、ダウンライト、IL、FLの
調光レベル(%)を記憶している。
【0029】次に、上記のように構成された本発明の一
実施例の動作について説明する。まず、照明制御用コン
トロ−ラ32を初期設定する場合について説明する。初
期設定として、操作パネル70にある蓋部材71を開
け、照明負荷種別選択スイッチ81を操作して、第1乃
至第4の照明負荷34〜37として接続されている照明
負荷の種別を特定する。例えば、第1の照明負荷34は
ブラケット、第2の照明負荷35はダウンライト、第3
の照明負荷は白熱灯、第4の照明負荷として蛍光灯を選
択する。
【0030】次に、メモリスイッチ83を押して、メモ
リモ−ドする。そして、各照明負荷34〜37に対応し
て設けられているアップスイッチ77、ダウンスイッチ
78を操作して、各照明負荷34〜37の照明状態をマ
ニュアルで設定して所望の照明状態を得た後に、『あか
り場面1』スイッチ73〜『あかり場面4』スイッチ7
6』のうちのいずれかのスイッチを押すと、その時の照
明負荷の照明状態が一シ−ンとしてメモリ54に記憶さ
れる。以下、同様にして他のシ−ンの設定を行う。この
ようにして、図6に示すように4つのシ−ンをメモリ5
4に記憶されることができる。
【0031】次に、シ−ンを再生する場合の動作につい
て説明する。例えば、『あかり場面1』スイッチ73を
押して、シ−ン1を再生する場合の動作について説明す
る。『あかり場面1』スイッチ73の押すと、制御部3
3はメモリ54にシ−ン1に記憶されている各照明負荷
34〜37の調光レベル(%)を読み出し、その調光レ
ベルに応じて電力調整素子42〜45に制御信号a〜d
を出力する。ここで、シ−ン3では、ブラケットは「6
0(%)」、ダウンライトは「20(%)」、ILは
「100(%)」、FLは「60(%)」に設定されて
いるため、ブラケット34は電力調整素子42により6
0%調光され、ダウンライト35は電力調整素子43に
より20%調光され、IL36は100%調光され、F
L37は60%調光される。このようにして、操作パネ
ル70に設けられている『あかり場面1』スイッチ73
を押すことにより、メモリ54に記憶されているシ−ン
1を再生させることができる。以下、メモリ54に記憶
されている他のシ−ンの再生も同様に行うことができ
る。
【0032】また、以上の操作はリモコン55からも行
うことができる。つまり、リモコン55よりシ−ン番号
を設定することにより、そのシ−ン番号は赤外線信号に
変換されてコントロ−ラ32に出力され、コントロ−ラ
32の受信部52で受信され、制御部33で赤外線信号
の意味が解読される。それ以降の処理は前述した操作パ
ネル70からの操作と同じである。
【0033】また、特定の照明負荷の照明状態を変えた
い場合には、リモコン55上のスイッチより負荷番号を
特定し、アップライトあるいはダウンライトに相当する
スイッチを操作する。このとき、アップライトあるいは
ダウンライトを押している時間に相当するアップ信号あ
るいはダウン信号がコントロ−ラ32に出力される。以
下、コントロ−ラ32の制御部33の制御により負荷番
号で特定された照明負荷に対応した電力調整素子43に
制御信号が出力されて、該照明負荷の調光制御される。
また、リモコン55上のメモリスイッチを操作すると、
この動作の最初に説明したコントロ−ラ32の初期設定
をリモコン55から行うことができる。
【0034】次に、コントロ−ラ32の送信部53から
赤外線信号を出力して、リモコン照明器具の照明状態を
制御する場合について説明する。この場合には、図5に
示した光源切替えスイッチのうち、照明負荷種別選択ス
イッチ81の「白熱灯」、「蛍光灯」、「ブラケッ
ト」、「ダウンライト」のうち、「蛍光灯」を「リモコ
ン」として変更して設け、照明負荷としてリモコン照明
器具を指定可能としたものを用意する。
【0035】例えば、図6のシ−ン3を再生する場合に
は、リモコン55からシ−ン番号を設定する。すると、
そのシ−ン番号は赤外線信号に変換されてコントロ−ラ
32に出力され、コントロ−ラ32の受信部52で受信
され、制御部33で赤外線信号の意味が解読される。そ
して、第4の照明負荷37がリモコン照明器具であるこ
とを認識すると、制御部33は電力調整素子42に制御
信号aを出力し、それを全導通させる。そして、60%
に相当する調光制御信号を赤外線信号で出力する。この
赤外線信号は第4の照明負荷37の受信部37r(図
7)で受信され、第4の照明負荷37に内蔵された回路
により60%に調光レベルが制御される。以上が第4の
照明負荷37の調光制御であるが、他の第1乃至第3の
照明負荷34〜36の調光は最初に説明した動作と同様
にして制御部33により制御される。
【0036】以上のように、交流電源の一極側の負荷回
路に接続し、交流電源の他極側を負荷制御装置に接続
し、負荷制御装置内の電力調整素子と負荷回路とを直列
に接続するようにしたので、負荷制御装置を片切配線で
組み込むことができるので、既設の配線をわずかに変更
するのみで、同室に配設されている複数の照明器具の照
明状態を制御することができる。
【0037】また、コントロ−ラ32を壁に埋設してお
くことにより、コントロ−ラ32の操作パネル70の操
作及びリモコン55の操作により第1乃至第4の照明負
荷の調光制御を行うこともできる。さらに、リモコン5
5からの操作によりリモコン照明器具の制御及び非リモ
コン照明器具の調光も制御することができる。
【0038】ところで、非リモコン照明器具については
図8に示すようにリモコンアダプタ91を取付けること
により、リモコン照明器具として取り扱うことができ
る。なお、92は赤外線の受信部である。
【0039】また、図2に示すように操作パネル70の
『点灯/消灯』スイッチ72をオンさせて、点灯モ−ド
に設定した場合には、商用電源31の交流電圧はトラン
ス61で降圧された後、ダイオ−ドブリッジ62を介し
て整流され、CPU63の駆動電源として供給されると
共に、蓄電池64に充電される。このため、操作パネル
70の『点灯/消灯』スイッチ72をオフして消灯モ−
ドにしても、蓄電池64のバックアップによりメモリ5
4に記憶されているシ−ンデ−タを保存させておくこと
ができる。
【0040】なお、制御部33内の蓄電池64への充電
は図2に限らず、図9に示すように、商用電源31の一
端から新たに配線Xを施し、制御部33に引き込んでも
良いし、配線Yを施し、電力調整素子42と並列に制御
部33を接続するようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、交
流電源の一極側の負荷回路に接続し、交流電源の他極側
を負荷制御装置に接続し、負荷制御装置内の電力調整素
子と負荷回路とを直列に接続するようにしたので、既設
の配線をわずかに変更するのみで、同室に配設されてい
る複数の照明器具の照明状態を制御することができる負
荷制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる照明制御用コントロ
−ラを同一室内に配設された複数の照明器具の照明制御
に用いた全体構成を示す図。
【図2】同制御部33の詳細な構成を示す図。
【図3】同コントロ−ラの外観を示す斜視図。
【図4】同コントロ−ラの正面図。
【図5】同コントロ−ラに設けられたスイッチパネルの
正面図。
【図6】メモリに記憶されている各シ−ン毎の照明状態
を示す図。
【図7】リモコン操作例を説明するための図。
【図8】非リモコン器具にアダプタを取付けた様子を示
す側面図。
【図9】コントロ−ラへの電源の取り入れ方の他の例を
示す図。
【図10】従来の照明用配線を示す図。
【図11】従来の照明用配線を示す図。
【符号の説明】
31…商用交流電源、32…照明制御用コントロ−ラ、
33…制御部、34…第1の照明負荷、35…第2の照
明負荷、36…第3の照明負荷、37…第4の照明負
荷、41…電力調整部、42〜45…電力調整素子、7
0…操作パネル、71…蓋部材、72…『点灯/消灯』
スイッチ、73…『あかり場面1』スイッチ、74…
『あかり場面2』スイッチ、75…『あかり場面3』ス
イッチ、76…『あかり場面4』スイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の負荷回路をそれぞれ直列接続可能
    であり、各負荷回路に供給する電力を独立して調整する
    電力調整手段と、 この電力調整手段により制御される各負荷回路へ電力調
    整量を各シ−ン毎に記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されているシ−ンを選択するシ−ン
    選択手段と、 上記シ−ン選択手段で選択されたシ−ンに対応する各負
    荷回路への電力調整量を上記記憶手段から読み出し、各
    負荷回路に供給する電力を上記記憶手段に記憶されてい
    る電力調整量に応じて調整すべく上記各電力調整手段を
    制御する制御手段とを具備したことを特徴とする負荷制
    御装置。
  2. 【請求項2】 複数の負荷回路をそれぞれ直列接続可能
    であり、各負荷回路に供給する電力を負荷回路に接続さ
    れる負荷の種類に応じた調整方法で独立して調整可能な
    電力調整手段と、 上記複数の負荷回路に接続する各負荷の種類を設定する
    設定手段と、 この電力調整手段により制御される各負荷回路へ電力調
    整量を各シ−ン毎に記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されているシ−ンを選択するシ−ン
    選択手段と、 上記シ−ン選択手段で選択されたシ−ンに対応する各負
    荷回路への電力調整量を上記記憶手段から読み出し、各
    負荷回路に供給する電力を上記記憶手段に記憶されてい
    る電力調整量に応じて、しかも負荷回路に接続される負
    荷の種類に応じた調整方法で調整すべく上記各電力調整
    手段を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする
    負荷制御装置。
  3. 【請求項3】 ワイヤレスリモコン送受信部を備え、 上記制御手段は、上記設定手段によりFL調光可能なワ
    イヤレスリモコン器具が負荷回路に接続されていること
    が設定されている場合には当該負荷回路に対応する電力
    調整手段を全導通制御し、上記ワイヤレスリモコン受信
    部で受信された負荷制御情報を含むワイヤレス信号に応
    じたワイヤレス信号を上記ワイヤレスリモコン器具に送
    信する制御手段を備えたことを特徴とする請求項2記載
    の負荷制御装置。
  4. 【請求項4】 交流電源と、 この交流電源の一極側にそれぞれ接続される複数の負荷
    回路と、 上記複数の負荷回路と直列に接続される複数の電力調整
    手段を備え、電力調整手段により制御される各負荷回路
    へ電力調整量を各シ−ン毎に記憶する記憶手段と、上記
    記憶手段に記憶されているシ−ンを選択するシ−ン選択
    手段と、上記シ−ン選択手段で選択されたシ−ンに対応
    する各負荷回路への電力調整量を上記記憶手段から読み
    出し、各負荷回路に供給する電力を上記記憶手段に記憶
    されている電力調整量に応じて調整すべく上記各電力調
    整手段を制御する制御手段とを備えた負荷制御装置とを
    具備し、上記電力調整手段に上記交流電源の他極側を接
    続するように構成したことを特徴とする負荷制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 交流電源の一極側をそれぞれ複数の負荷
    回路に接続し、交流電源の他極側を負荷制御装置に接続
    し、負荷制御装置内に設けられた電力調整手段に上記交
    流電源の他極側を接続し、電力調整手段と上記負荷回路
    をそれぞれ直列に接続したことを特徴とする負荷制御装
    置の施工方法。
  6. 【請求項6】 シ−ンを選択するシ−ン選択スイッチ
    と、各負荷回路に対する調光スイッチと、各負荷回路に
    接続する負荷の種類を設定する設定スイッチと、シ−ン
    を記憶させるメモリスイッチと、ワイヤレス信号を送受
    信する送受信部とを備えた操作パネルを有し、 筐体内に負荷回路をそれぞれ直列接続可能であり、各負
    荷回路に供給する電力を独立して調整する電力調整手段
    と、シ−ン選択手段で選択されたシ−ンに対応する各負
    荷回路への電力調整量を上記記憶手段から読み出し、各
    負荷回路に供給する電力を上記記憶手段に記憶されてい
    る電力調整量に応じて調整すべく上記各電力調整手段を
    制御する制御手段とを備え、筐体が壁に埋設されること
    を特徴とする負荷制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11144510A (ja) * 1997-11-06 1999-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置
JP2006236892A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Matsushita Electric Works Ltd 調光器及び調光システム

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