JPH06292223A - カラー受像管のカットオフレベル調整装置 - Google Patents

カラー受像管のカットオフレベル調整装置

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JPH06292223A
JPH06292223A JP7465393A JP7465393A JPH06292223A JP H06292223 A JPH06292223 A JP H06292223A JP 7465393 A JP7465393 A JP 7465393A JP 7465393 A JP7465393 A JP 7465393A JP H06292223 A JPH06292223 A JP H06292223A
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JP
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color
green
red
picture tube
cutoff
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JP7465393A
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English (en)
Inventor
Junichi Suzuki
順一 鈴木
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤,緑,青の3原色信号のカットオフレベル
のうち調整する対象を切換える場合に横一線の映像表示
の解除を行うことなく、調整する対象の色を表示する。 【構成】 制御マイクロコンピュータ13は、1つの色
のカットオフレベル調整後、キー入力手段による横一モ
ードの切換えを行う事なく調整が終了していない色のカ
ットオフレベル調整が行えるように構成されているとと
もに、色の切換えを行う際に、一時的にカットオフレベ
ル調整を行う色を輝かせるように構成されている。これ
により、赤,緑,青の3原色信号のカットオフレベルの
うち調整する対象を切換える場合に横一線の映像表示の
解除を行うことなく、調整する対象の色を表示すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー受像管のカット
オフレベルの調整を行うカラー受像管のカットオフレベ
ル調整装置に係り、特にカットオフレベルの調整を行う
色を容易に確認できるようにしたカラー受像管のカット
オフレベル調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー受像管においては、黒側
のホワイトバランス調整を行うために、赤(R),緑
(G),青(B)の3原色の電子ビームのカットオフレ
ベル(直流レベル)を個々に調整している。
【0003】図4はこのような従来の原色ドライブ方式
のカラー受像管のカットオフレベル調整装置を示す回路
図である。
【0004】図4において、符号51はキー入力手段か
らのキー入力データ信号a2が導かれる入力端子であ
り、この入力端子51に導かれたキー入力データ信号a
2は、制御マイクロコンピュータ53に供給される。一
方、入力端子52には、リモコン送信器からのリモコン
入力データ信号b2が導かれる。入力端子52に導かれ
たリモコン入力データ信号b2は、制御マイクロコンピ
ュータ53に供給される。
【0005】制御マイクロコンピュータ53は、キー入
力データ信号a2またはリモコン入力データ信号b2に
より各種モードが設定されるようになっており、カット
オフレベル調整モードが設定された際に、調整後のカッ
トオフレベルのデータc2を不揮発性メモリ54に供給
する。また、制御マイクロコンピュータ53は、キー入
力データ信号a2、リモコン入力データ信号b2及び不
揮発性メモリ54に記憶されたデータc2に基づいて、
オンスクリーン表示データd2を作成してオンスクリー
ン表示回路55に供給するとともに、制御信号e2を作
成して映像信号処理回路56に供給する。
【0006】オンスクリーン表示回路55は、制御マイ
クロコンピュータ53からのオンスクリーン表示データ
d2に基づいて、カットオフレベル調整用のRGB3原
色信号f2R,f2G,f2B及び輝度信号f2Yを作
成して映像信号処理回路56に供給する。
【0007】また、映像信号処理回路56には、テレビ
ジョン放送信号から作成した入力端子57からの複合映
像信号g2が供給されるようになっている。
【0008】映像信号処理回路56は、制御信号e2が
通常のテレビジョン放送を画面表示するモードを示した
場合には、複合映像信号g2よりRGB3原色信号h2
R,h2G,h2Bを作成してカラー受像管ドライブ回
路58に供給するとともに、複合映像信号g2より水平
及び垂直パルスを有する同期信号i2を作成して、偏向
信号処理回路59に供給する。
【0009】また、映像信号処理回路56は、制御信号
e2がカットオフレベル調整モードを示した場合には、
オンスクリーン表示回路55からのRGB3原色信号f
2R,f2G,f2B及び輝度信号f2Yに基づいてR
GB3原色信号h2R,h2G,h2Bを作成してカラ
ー受像管ドライブ回路58に供給するとともに、制御信
号e2に基づいて同期信号i2を作成して、偏向信号処
理回路59に供給する。
【0010】カラー受像管ドライブ回路58は、RGB
3原色信号h2R,h2G,h2Bを増幅し表示用のR
GB3原色信号j2R,j2G,j2Bを作成してカラ
ー受像管60の電子銃のR,G,Bのカソードにそれぞ
れ供給する。
【0011】偏向信号処理回路59は、同期信号i2よ
り偏向信号k2を作成してカラー受像管60に供給す
る。
【0012】カラー受像管60は、R,G,Bのカソー
ドからの電子ビームを偏向信号k2により走査すること
により、RGB3原色信号j2R,j2G,j2Bを画
面上に表示する。
【0013】図5はこのような従来の原色ドライブ方式
のカラー受像管のカットオフレベル調整装置のカットオ
フレベル調整を示すフローチャートである。
【0014】まず、図5に示すステップS21におい
て、調整を行おうとしている作業者はR,G,Bのカッ
トオフレベル調整モードの内調整したい色のカットオフ
レベル調整モードをキー入力手段またはリモコン送信器
により選択する。これにより、調整したいカットオフレ
ベル調整モードを示すキー入力データ信号a2またはリ
モコン入力データ信号b2が制御マイクロコンピュータ
53に供給され、制御マイクロコンピュータ53は調整
したい色のカットオフレベル調整モードに切換わり、切
換わったモードを文字で示す映像のオンスクリーン表示
データd2をオンスクリーン表示回路55に供給する。
これにより、オンスクリーン表示回路55は、切換わっ
たモードを文字で示すRGB3原色信号f2R,f2
G,f2B及び輝度信号f2Yを作成して映像信号処理
回路56に供給する。とすると、映像信号処理回路56
は、オンスクリーン表示回路55からのRGB3原色信
号f2R,f2G,f2B及び輝度信号f2Yに基づい
てRGB3原色信号h2R,h2G,h2Bを作成して
カラー受像管ドライブ回路58に供給するとともに、水
平パルス及び垂直パルスを有する同期信号i2を作成し
て、偏向信号処理回路59に供給する。これにより、カ
ラー受像管60は、R,G,Bのカソードからの電子ビ
ームに対して水平及び垂直偏向し、切換わったモードを
文字で示すRGB3原色信号j2R,j2G,j2Bを
画面上に表示する。この後、ステップS22において、
作業者は画面の表示内容を確認し、正しいモードいであ
ることを確認した後、ステップS23において、キー入
力手段またはリモコン送信器を操作し、制御マイクロコ
ンピュータ53を横一モードにする。これにより、制御
マイクロコンピュータ53はR,G,Bのカットオフレ
ベルの映像のオンスクリーン表示データd2をオンスク
リーン表示回路55に供給するとともに、横一モードを
示す制御信号e2を映像信号処理回路56に供給する。
これにより、映像信号処理回路56は、水平パルスのみ
の同期信号i2を作成して、偏向信号処理回路59に供
給する。これにより、カラー受像管60は、カソードか
らの電子ビームに対して垂直偏向を行わず水平偏向のみ
を行い、画面中央横一線のカットオフレベルの映像を画
面上に表示する。
【0015】次に、ステップS24において、作業者
は、キー入力手段またはリモコン送信器を操作し、選択
した色のカットオフレベルを調整する。この場合、選択
した色のカットオフレベルを調整すると、画面中央横一
線の映像の輝き始めるポイントを見付けることができ
る。このポイントを選択した色のカットオフレベルとし
て固定する。また、制御マイクロコンピュータ53は調
整後のカットオフレベルのデータc2を不揮発性メモリ
54に供給する。この後、作業者は、ステップS25に
おいて、キー入力手段またはリモコン送信器を操作して
横一モードを解除し、ステップS26において、R,
G,B全ての調整が終了したか否かの判定を行う。R,
G,B全ての調整が終了していない場合には、ステップ
S26の判定がノーとなり、ステップS21の処理に戻
り、R,G,B全ての調整が終了した場合には、ステッ
プS26の判定がイエスとなり、処理を終了する。
【0016】このような従来のカラー受像管のカットオ
フレベル調整装置によれば、R,G,Bの3色のカット
オフレベルを1色づつ調整できるが、どの色をカットオ
フレベルを調整するかを文字による画面表示によって作
業者に認識させるため、表示内容を見まちえる危険があ
る。また、ある色のカットオフレベルの調整を行った後
に次の色の調整を行う場合には、横一モードの解除を行
ってから、文字による画面表示を行ない、再度横一モー
ドを選択しなければならず、操作に時間がかかるという
問題もあった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のカラー
受像管のカットオフレベル調整装置においては、調整モ
ードを文字による画面表示によって作業者に認識させる
ため、表示内容を見まちえる危険がある。また、ある色
のカットオフレベルの調整を行った後に次の色の調整を
行場合は、横一線の映像表示の解除を行ってから、文字
による画面表示を行ない、再度の映像表示の選択しなけ
ればならず、操作に時間がかかるという問題もあった。
【0018】本発明は前記の問題点を除去し、赤,緑,
青の3原色信号のカットオフレベルのうち調整する対象
を切換える場合に、横一線の映像表示の解除を行うこと
なく、調整する対象の色を表示できるカラー受像管のカ
ットオフレベル調整装置の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載のカラー受像管のカットオフレベル調整装置は、カ
ラー受像管における赤,緑,青の3原色信号のカットオ
フレベルの調整を行うカラー受像管のカットオフレベル
調整装置であって、入力されるオンスクリーン表示デー
タに基づいて、赤,緑,青の3原色信号を作成するオン
スクリーン表示回路と、前記赤,緑,青の3原色信号の
カットオフレベルを記憶する記憶手段と、前記赤,緑,
青の3原色信号をそれぞれ前記カラー受像管の赤,緑,
青のカソードからそれぞれ赤,緑,青の電子ビームとし
て出力させるカラー受像管駆動手段と、前記カラー受像
管の赤,緑,青の電子ビームを偏向させる偏向手段と、
前記カットオフレベルの調整を行う場合に、前記オンス
クリーン表示回路にカットオフレベルの赤,緑,青の3
原色信号を作成させるとともに、前記赤,緑,青の電子
ビームを水平方向のみ偏向させるように前記偏向手段を
制御し、外部からの入力により該赤,緑,青の3原色信
号のカットオフレベルのうち一つを切換選択して調整
し、前記記憶手段に調整したカットオフレベルを記憶さ
せ、該赤,緑,青の3原色信号のカットオフレベルのう
ち調整する対象を切換える場合には、一旦、調整する対
象の原色信号のカットオフレベルをシフトアップさせる
制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0020】
【作用】このような構成によれば、赤,緑,青の3原色
信号のカットオフレベルのうち調整する対象を切換える
場合には、制御手段が一旦調整する対象の原色信号のカ
ットオフレベルをシフトアップさせるので、カラー受像
管の画面中央の横一線に調整する対象の色が表示され
る。これにより、赤,緑,青の3原色信号のカットオフ
レベルのうち調整する対象を切換える場合に、横一線の
映像表示の解除を行うことなく、調整する対象の色を表
示できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0022】図1は本発明に係るカラー受像管のカット
オフレベル調整装置の一実施例を示す回路図である。
【0023】図1において、本実施例においては、制御
マイクロコンピュータ13が、1つの色のカットオフレ
ベル調整後、キー入力手段による横一モードの切換えを
行う事なく調整が終了していない色のカットオフ調整を
行えるようにするとともに、一時的にカットオフレベル
調整を行う色を輝かせるようにしている。
【0024】更に詳細に説明すると、入力端子11に導
かれたキー入力手段からのキー入力データ信号a1と入
力端子12に導かれたリモコン送信器からのリモコン入
力データ信号b1は、制御マイクロコンピュータ13に
供給される。
【0025】制御マイクロコンピュータ13は、キー入
力データ信号a1、リモコン入力データ信号b1及び不
揮発性メモリ14に記憶されたデータc1に基づいて、
オンスクリーン表示データd1を作成してオンスクリー
ン表示回路15に供給するとともに、制御信号e1を作
成して映像信号処理回路16に供給する。また、制御マ
イクロコンピュータ13は、カットオフレベル調整後の
カットオフレベルのデータc1を不揮発性メモリ14に
供給する。制御マイクロコンピュータ13は、1つの色
のカットオフレベル調整後、キー入力手段による横一モ
ードの切換えを行う事なく調整が終了していない色のカ
ットオフレベル調整が行えるように構成されているとと
もに、色の切換えを行う際に、一時的にカットオフレベ
ル調整を行う色を輝かせるように構成されている。
【0026】オンスクリーン表示回路15は、制御マイ
クロコンピュータ13からのオンスクリーン表示データ
d1に基づいて、カットオフレベル調整用のRGB3原
色信号f1R,f1G,f1B及び輝度信号f1Yを作
成して映像信号処理回路16に供給する。
【0027】映像信号処理回路16は、制御信号e1が
通常のテレビジョン放送の画面表示を示す場合には、入
力端子17からの複合映像信号g1よりRGB3原色信
号h1R,h1G,h1Bを作成してカラー受像管ドラ
イブ回路18に供給するとともに、複合映像信号g1よ
り水平パルスと垂直パルスを含む同期信号i1を作成し
て、偏向信号処理回路19に供給する。
【0028】また、映像信号処理回路16は、制御信号
e1がカットオフレベル調整モードを示す際に、オンス
クリーン表示回路15からのRGB3原色信号f1R,
f1G,f1B及び輝度信号f1Yに基づいてRGB3
原色信号h1R,h1G,h1Bを作成してカラー受像
管ドライブ回路18に供給するとともに、制御信号e1
に基づいて同期信号i1を作成して、偏向信号処理回路
19に供給する。
【0029】カラー受像管ドライブ回路18は、RGB
3原色信号h1R,h1G,h1Bから表示用のRGB
3原色信号j1R,j1G,j1Bを作成してカラー受
像管20の電子銃のR,G,Bのカソードにそれぞれ供
給する。
【0030】偏向信号処理回路19は、同期信号i1か
ら電子ビーム偏向用の偏向信号k1を作成してカラー受
像管20に供給する。
【0031】カラー受像管20は、R,G,Bのカソー
ドからの電子ビームを偏向信号k1により偏向すること
により、RGB3原色信号j1R,j1G,j1Bを画
面上に表示する。
【0032】図2はこのような従来の原色ドライブ方式
のカラー受像管のカットオフレベル調整装置のカットオ
フレベル調整を示すフローチャートである。
【0033】まず、図2に示すステップS1において、
調整を行おうとしている作業者はR,G,Bのカットオ
フレベル調整モードの内調整したい色のカットオフレベ
ル調整モードをキー入力手段またはリモコン送信器によ
り選択する。これにより、制御マイクロコンピュータ1
3は調整したい色のカットオフレベル調整モードに切換
わり、オンスクリーン表示回路15は、切換わったモー
ドを文字で示すRGB3原色信号f1R,f1G,f1
B及び輝度信号f1Yを作成して映像信号処理回路16
に供給する。とすると、映像信号処理回路16は、オン
スクリーン表示回路15からのRGB3原色信号f1
R,f1G,f1B及び輝度信号f1Yに基づいてRG
B3原色信号h1R,h1G,h1Bを作成してカラー
受像管ドライブ回路18に供給するとともに、水平パル
ス及び垂直パルスを有する同期信号i1を作成して、偏
向信号処理回路19に供給する。これにより、カラー受
像管20は、R,G,Bのカソードからの電子ビームに
対して水平及び垂直偏向し、切換わったモードを文字で
示すRGB3原色信号j1R,j1G,j1Bを画面上
に表示する。この後、ステップS2において、作業者は
画面の表示内容を確認し、正しモードであることを確認
した後、ステップS3において、キー入力手段またはリ
モコン送信器を操作し、制御マイクロコンピュータ13
を横一モードにする。これにより、制御マイクロコンピ
ュータ13はR,G,Bのカットオフレベルの映像のオ
ンスクリーン表示データd1をオンスクリーン表示回路
15に供給するとともに、横一モードを示す制御信号e
1を映像信号処理回路16に供給する。とすると、映像
信号処理回路16は、水平パルスのみの同期信号i1を
作成して、偏向信号処理回路19に供給する。これによ
り、カラー受像管20は、カソードからの電子ビームに
対して垂直方向の偏向を行わず水平偏向のみを行い、画
面中央横一線のカットオフレベルの映像を画面上に表示
する。
【0034】次に、ステップS4において、作業者は、
キー入力手段またはリモコン送信器を操作し、選択した
色のカットオフレベルを調整する。制御マイクロコンピ
ュータ13は調整後のカットオフレベルのデータc1を
不揮発性メモリ14に供給する。この後、作業者は、ス
テップS5において、R,G,B全ての調整が終了した
か否かの判定を行う。R,G,B全ての調整が終了して
いない場合には、ステップS5の判定がノーとなり、ス
テップS6において、調整を行おうとしている作業者は
R,G,Bのカットオフレベル調整モードの内調整した
いカットオフレベル調整モードをキー入力手段により選
択し、ステップS7において、画面上で一時的にカット
オフレベル調整を行う色を輝かせ、画面表示された映像
の色で、どの色のカットオフレベル調整モードに切換わ
ったかを確認し、ステップS4に戻る。
【0035】R,G,B全ての調整が終了した場合に
は、ステップS5の判定がイエスとなり、作業者は、ス
テップS8において、キー入力手段またはリモコン送信
器を操作して横一モードを解除し、処理を終了する。
【0036】図3は図2のステップS7を更に詳しく示
すフローチャートである。
【0037】図3において、ステップS71〜S76
は、図2のステップS7の処理を示しており、ステップ
S71は、図2のステップS6の次の処理を示してい
る。
【0038】まず、ステップS71において、調整を行
おうとしている作業者はR,G,Bのカットオフレベル
調整モードの内次に調整したい色のカットオフレベル調
整モードをキー入力手段により選択する。これにより、
制御マイクロコンピュータ13は、調整したい色のカッ
トオフレベル調整モードに切換わり、ステップS72に
おいて、横一モードの映像を表示する。
【0039】この後、自動的に制御マイクロコンピュー
タ13は、ステップS73において、選択された色のカ
ットオフ調整レベルのデータを電子ビームが最も輝く状
態にシフトアップし、ステップS74において、選択さ
れなかった色のカットオフ調整レベルのデータを電子ビ
ームが最も輝かない状態にシフトダウンする。これによ
り、画面には選択された色の横一線の映像が表示され
る。この後、ステップS75において、画面に選択され
た色の横一線の映像を表示したまま一定時間待機する。
これにより、作業者は選択された色を確認する。この
後、ステップS76において、制御マイクロコンピュー
タ13は、R,G,Bの3色のカットオフレベルを元の
状態に戻し、ステップS7の処理を終了して、図2のス
テップS4に移行する。
【0040】このような実施例によれば、赤,緑,青の
3原色信号のカットオフレベルのうち調整する対象を切
換える場合に、横一線の映像表示の解除を行うことな
く、調整する対象の色を横一線の映像を輝かせることで
表示できるので、表示内容を見まちえる危険が少なく、
赤,緑,青の3原色信号のカットオフレベルのうち調整
する対象を切換える場合の操作が簡略になり、作業コス
トを低減できる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、赤,緑,青の3原色信
号のカットオフレベルのうち調整する対象を切換える場
合に横一線の映像表示の解除を行うことなく、調整する
対象の色を表示できので、赤,緑,青の3原色信号のカ
ットオフレベルのうち調整する対象を切換える場合の操
作が簡略になり、作業コストを低減できる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明に係るカラー受像管のカットオフレベル
調整装置の一実施例を示すブロック図。
【0044】
【図2】図1の実施例の動作を示すフローチャート。
【0045】
【図3】図1のステップS7を詳細に説明するフローチ
ャート。
【0046】
【図4】従来のカラー受像管のカットオフレベル調整装
置の一実施例を示すブロック図。
【0047】
【図5】図4の従来例の動作を示すフローチャート。
【0048】
【符号の説明】
13 制御マイクロコンピュータ 14 不揮発性メモリ 15 オンスクリーン表示回路 16 映像信号処理回路 18 カラー受像管ドライブ回路 19 偏向信号処理回路 20 カラー受像管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー受像管における赤,緑,青の3原
    色信号のカットオフレベルの調整を行うカラー受像管の
    カットオフレベル調整装置であって、 入力されるオンスクリーン表示データに基づいて、赤,
    緑,青の3原色信号を作成するオンスクリーン表示回路
    と、 前記赤,緑,青の3原色信号のカットオフレベルを記憶
    する記憶手段と、 前記赤,緑,青の3原色信号をそれぞれ前記カラー受像
    管の赤,緑,青のカソードからそれぞれ赤,緑,青の電
    子ビームとして出力させるカラー受像管駆動手段と、 前記カラー受像管の赤,緑,青の電子ビームを偏向させ
    る偏向手段と、 前記カットオフレベルの調整を行う場合に、前記オンス
    クリーン表示回路にカットオフレベルの赤,緑,青の3
    原色信号を作成させるとともに、前記赤,緑,青の電子
    ビームを水平方向のみ偏向させるように前記偏向手段を
    制御し、外部からの入力により該赤,緑,青の3原色信
    号のカットオフレベルのうち一つを切換選択して調整
    し、前記記憶手段に調整したカットオフレベルを記憶さ
    せ、該赤,緑,青の3原色信号のカットオフレベルのう
    ち調整する対象を切換える場合には、一旦、調整する対
    象の原色信号のカットオフレベルをシフトアップさせる
    制御手段とを具備したことを特徴とするカラー受像管の
    カットオフレベル調整装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8726976B2 (en) 2008-02-22 2014-05-20 Liebert Corporation Laminated sheet manifold for microchannel heat exchanger

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8726976B2 (en) 2008-02-22 2014-05-20 Liebert Corporation Laminated sheet manifold for microchannel heat exchanger

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