JPH06291940A - 発光装置及びそれを用いた密着型イメージセンサユニット - Google Patents

発光装置及びそれを用いた密着型イメージセンサユニット

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JPH06291940A
JPH06291940A JP5076616A JP7661693A JPH06291940A JP H06291940 A JPH06291940 A JP H06291940A JP 5076616 A JP5076616 A JP 5076616A JP 7661693 A JP7661693 A JP 7661693A JP H06291940 A JPH06291940 A JP H06291940A
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JP
Japan
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light emitting
light
emitting device
image sensor
sensor unit
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JP5076616A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Hongou
弘貴 本郷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明効率のよい発光装置と、それを用いて均
一性がよく高精度な画像信号が得られる密着型イメージ
センサユニットを提供する。 【構成】 複数の発光ダイオードを回路導体層を施した
基板の表面上の所定の位置にアレイ状に実装し、板状の
透明体をアレイ状に実装した発光ダイオードの発光面側
で、かつ発光ダイオードの放射する光の光軸上に設置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿情報を光学的に読
み取るための発光装置と密着型イメージセンサユニット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、密着型イメージセンサユニットは
小型ファクシミリやデジタル複写機等の読み取り装置と
して広く使用されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
の発光装置と密着型イメージセンサユニットの一例につ
いて説明する。
【0004】図4は従来の密着型イメージセンサユニッ
トにおいて光源として使用されている発光装置を示すも
のである。図4において、30は回路導体層を設けた基
板である。31はリード線である。32は発光素子の1
つである発光ダイオードである。また、図5は前記発光
ダイオードの指向特性である。以上のように構成された
原稿照明用発光装置について、以下その動作について説
明する。
【0005】まず、発光ダイオード32を回路導体層を
施した基板30の表面上の所定の位置に実装する。次に
リード線31を基板30の所定の位置に半田付けする。
このリード線31に直流の定格電圧を印加し、基板30
に施してある回路導体層に電流を流すことによって発光
ダイオード32を点灯させていた。
【0006】また、図6は従来の密着型イメージセンサ
ユニットを示すものである。図6において40は回路導
体層を施したガラス基板である。41は光電変換素子で
ある。42は基台である。43はロッドレンズアレイで
ある。44は発光ダイオードアレイである。45はガラ
ス板である。46は原稿である。47は基台42に設け
られた光路となるスリットである。以上のように構成さ
れた密着型イメージセンサユニットについて、以下その
動作について説明する。
【0007】まず、回路導体層を施したガラス基板40
上に光電変換素子41を一列に実装し、基台42に取り
付ける。また、基台42の内部にはロッドレンズアレイ
43と光源となる発光ダイオードアレイ44を取り付
け、この発光ダイオードアレイ44によってガラス板4
5の下面に位置する原稿46を照射し、その反射光をロ
ッドレンズアレイ43によって集光し、スリット47を
通り光電変換素子アレイ41で受光し電気信号に変換し
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな発光装置の構成では、発光ダイオード32から照射
された光は図5に示したような指向特性を持ち、本来照
射すべき方向以外にも光が照射され、原稿への照明効率
が悪いという問題を有していた。
【0009】また、上記のような密着型イメージセンサ
ユニットの構成では、原稿46へ照射する発光ダイオー
ドアレイ44の光線が図5のような指向特性を持ち、読
み取るべき原稿46の一ライン分へ照射されるのは発光
ダイオードアレイ44の発する光の一部分であり、光電
変換素子41に導かれる光量が少ないため、S/Nが悪
くなる。また、図7には光量を増やすために発光ダイオ
ード44を原稿に近づけた時の動作を説明している。図
7において従来の密着型イメージセンサユニットでは発
光ダイオードアレイ44と原稿間の距離をLaで使用し
ており、その時の発光ダイオードアレイ44の原稿面照
度分布波形はWbであり、原稿面照度の平均値はVbと
なっていた。ここで光量を増やすために発光ダイオード
アレイと原稿間の距離をLaとする(近づける)と原稿
面照度分布波形はWaとなり照度偏差(Vmax-Vmin/Vmax
+Vminで計算される)が大きくなる。また、照度偏差を
小さくするために発光ダイオードアレイ44と原稿間距
離をLcとすると原稿面照度がVcとなり光量が減り、
満足なユニット出力が得られなかった。つまり、光電変
換素子41に導く光量を増やすために発光ダイオードア
レイ44を原稿に近づけると密着型イメージセンサユニ
ットの出力の均一性が悪くなり、均一性を良くするため
に発光ダイオードアレイ44を原稿から遠ざけると光量
が減るという相反した関係の問題点を有していた。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、発光ダイオー
ドをアレイ状に実装した基板の短辺方向のみの指向特性
を狭くすることで、従来分散していた光を集光し光量を
増加させ、しかも光源を原稿に近づける必要がないため
照度偏差の大きくならない発光装置を提供し、それを用
いて高精度の画像信号を得ることができる密着型イメー
ジセンサユニットを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の発光装置及び密着型イメージセンサユニッ
トは、回路導体層を形成した基板と、その基板の表面上
に実装した複数の発光素子とを備え、前記発光素子の発
光面側には光導波路を設けた構成から成る発光装置と
し、密着型イメージセンサユニットは、光路を有する基
台と、この基台に設けられ基台の外部に位置する原稿に
光線を照射する光源と、前記原稿面に当接する透明ガラ
ス板と、前記基台の内部に設けられ前記光源から前記原
稿に照射されて反射した光線を受光し電気信号に変換す
る光電変換素子と前記光電変換素子を実装する基板から
成り、前記光源は、回路導体層を形成した基板と、その
基板の表面上に一列に実装した複数の発光素子とを備
え、前記発光素子の発光面側には光導波路を設けた構成
を備えたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、発光ダイオー
ドをアレイ状に実装した基板の短辺方向のみの指向特性
を狭くし光量を増加させ、かつ照度偏差が大きくならな
いため、それを用いた密着型イメージセンサユニットは
高精度の画像信号を得ることとなる。
【0013】
【実施例】以下本発明の第1の実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例を示す発光装
置の構成図である。図1において1は発光ダイオードで
ある。2は回路導体層を設けた基板である。3はリード
線である。4は光導波路とする透明体である。図2は本
発明の第1の実施例で示す発光装置の断面図で光の進路
の一例である。1は発光ダイオードである。4は光導波
路とする透明体である。10は屈折角である。11は入
射角である。12は光の進路である。13は法線であ
る。以上のように構成された発光装置について、以下図
1及び図2を用いてその動作を説明する。
【0015】まず、複数の発光ダイオード1を回路導体
層を施した基板2の表面上の所定の位置にアレイ状に実
装する。次にリード線3を基板2の所定の位置に半田付
けする。さらに板状の透明体4はアレイ状に実装した発
光ダイオード1の発光面側で、かつ発光ダイオード1の
放射する光の光軸上に設置する。このリード線3に直流
の定格電圧を印加すると、回路導体層に電流が流れ発光
ダイオード1が点灯する。発光ダイオード1で放射され
た光は透明体4へ入射し、その入射光は透明体4の内部
と外部の境界で屈折角10をもって屈折し外部へ放射さ
れるが、この屈折角10が90°以上になるような角度
(入射角11)で入った光は透明体4の内部を全反射し
て進み、一方の端面から放射される。以上のように本実
施例によれば、アレイ状に実装した発光ダイオード1の
発光面側で、かつ発光ダイオード1の放射する光の光軸
上に透明体4を設置することにより、少なくとも屈折角
10が90°以上になるような角度(入射角11)で入
った光は、すべて透明体4の内部を全反射して進み、一
方の端面から放射されるので発光ダイオード1をアレイ
状に実装した基板2の短辺方向の指向特性が狭くなり、
従来分散していた光を集光することができるので光量を
上げることができる。また、透明体4はガラスやアクリ
ルのような透明樹脂成形品でもよく、断面形状は台形等
にしてもよい。透明体4の光の反射する側面にミラーを
形成するのも一方法である。
【0016】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施例を
示す密着型イメージセンサユニットの断面構造図であ
る。図3において20はガラス基板である。21は光電
変換素子である。22は基台である。23はロッドレン
ズアレイである。24は発光ダイオードアレイである。
25はガラス板である。26は原稿である。27は基台
22に設けられた光路となるスリットである。28は透
明体である。以下図3を用いてその動作を説明する。ま
ず、回路導体層を施したガラス基板20上に光電変換素
子21を実装し、基台22に取り付ける。また、基台2
2の内部にはロッドレンズアレイ23と光源となる発光
ダイオードアレイ24と、発光ダイオードアレイ24の
発光面側で、かつ発光ダイオードアレイ24の放射する
光の光軸上に透明体28を取り付ける構成とする。この
発光ダイオードアレイ24によって放射される光は、上
記第1の実施例において説明した方法によって透明体2
8の端面から放射され、ガラス板25の下面に位置する
原稿26を照射し、その反射光をロッドレンズアレイ2
3によって集光し、スリット27を通り光電変換素子ア
レイ21で受光し電気信号に変換する。以上のように本
実施例によれば第1の実施例で説明した発光装置を光源
とすることにより図7で示した原稿面照度分布波形Wc
の照度偏差レベルを維持し、原稿面照度Vaを得られる
こととなり、光電変換素子21に導かれる光量が増加
し、しかも光源を原稿に近づける必要がないので均一性
が悪くならず高S/Nで、しかも均一性のよい画像信号
を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は発光素子の発光面
側に光導波路として板状のガラスや透明樹脂成形品の透
明体を設けることにより、光を集光させ光量の増加が図
れる発光装置を得ることができ、またそれを光源とする
ことにより高S/Nで、しかも均一性のよい密着型イメ
ージセンサユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における発光装置の構成
【図2】同実施例における動作説明のための発光装置の
構成図
【図3】本発明の第2の実施例における密着型イメージ
センサユニットの断面図
【図4】従来の発光装置の斜視図
【図5】発光ダイオードの指向特性図
【図6】従来の密着型イメージセンサユニットの断面図
【図7】発光装置と原稿間の距離と原稿面照度および原
稿面照度分布の関係図
【符号の説明】
1、32 発光ダイオード 2、30 基板 3、31 リード線 4、28 透明体 10 屈折角 11 入射角 12 光の進路 13 法線 20、40 ガラス基板 21、41 光電変換素子 22、42 基台 23、43 ロッドレンズアレイ 24、44 発光ダイオードアレイ 25、45 ガラス板 26、46 原稿 27、47 スリット La 発光ダイオードアレイと原稿間の距離 Lb 発光ダイオードアレイと原稿間の距離 Lc 発光ダイオードアレイと原稿間の距離 Wa Laの時の原稿面照度分布波形 Wb Lbの時の原稿面照度分布波形 Wc Lcの時の原稿面照度分布波形 Va Waの平均原稿面照度 Vb Wbの平均原稿面照度 Vc Wcの平均原稿面照度

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路導体層を形成した基板と、その基板の
    表面上に実装した複数の発光素子とを備え、前記発光素
    子の発光面側には光導波路を設けたことを特徴とする発
    光装置。
  2. 【請求項2】発光素子は、回路導体層を形成した基板の
    表面上に一列に実装したことを特徴とする請求項1記載
    の発光装置。
  3. 【請求項3】光導波路は、板状の透明体であることを特
    徴とする請求項1記載の発光装置。
  4. 【請求項4】光導波路は、板状の透明ガラスであること
    を特徴とする請求項1記載の発光装置。
  5. 【請求項5】光導波路は、板状の透明樹脂成形品である
    ことを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  6. 【請求項6】光路を有する基台と、この基台に設けられ
    基台の外部に位置する原稿に光線を照射する光源と、前
    記原稿面に当接する透明ガラス板と、前記基台の内部に
    設けられ前記光源から前記原稿に照射されて反射した光
    線を受光し電気信号に変換する光電変換素子と前記光電
    変換素子を実装する基板から成り、前記光源は、回路導
    体層を形成した基板と、その基板の表面上に一列に実装
    した複数の発光素子とを備え、前記発光素子の発光面側
    には光導波路を設けたことを特徴とする密着型イメージ
    センサユニット。
  7. 【請求項7】光導波路は、請求項3記載の板状の透明体
    であることを特徴とする請求項6記載の密着型イメージ
    センサユニット。
  8. 【請求項8】光導波路は、請求項4記載の板状の透明ガ
    ラスであることを特徴とする請求項6記載の密着型イメ
    ージセンサユニット。
  9. 【請求項9】光導波路は、請求項5記載の板状の透明樹
    脂成形品であることを特徴とする請求項6記載の密着型
    イメージセンサユニット。
JP5076616A 1993-04-02 1993-04-02 発光装置及びそれを用いた密着型イメージセンサユニット Pending JPH06291940A (ja)

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JP5076616A Pending JPH06291940A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 発光装置及びそれを用いた密着型イメージセンサユニット

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JP (1) JPH06291940A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014161058A (ja) * 2014-04-04 2014-09-04 Ricoh Co Ltd 照明装置、画像読み取り装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014161058A (ja) * 2014-04-04 2014-09-04 Ricoh Co Ltd 照明装置、画像読み取り装置及び画像形成装置

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