JP3444065B2 - 密着型イメージセンサー - Google Patents

密着型イメージセンサー

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JP3444065B2
JP3444065B2 JP31777395A JP31777395A JP3444065B2 JP 3444065 B2 JP3444065 B2 JP 3444065B2 JP 31777395 A JP31777395 A JP 31777395A JP 31777395 A JP31777395 A JP 31777395A JP 3444065 B2 JP3444065 B2 JP 3444065B2
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則彰 関
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Panasonic Holdings Corp
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は原稿等を照射して原
稿等を読み取る密着型イメージセンサーに関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】以下、従来の密着型イメージセンサーに
ついて図を参照しながら説明する。図8は従来の密着型
イメージセンサーの断面図を示すものである。図8にお
いて、1はアルミニウム等からなるフレーム、2はフレ
ーム1の内側に設けられた略45度の傾斜面に配設され
後記する原稿7等を照射する複数のLEDチップを直線
状にされた発光部(LEDアレイと呼ぶ)、3はフレー
ム1の上面に配設され発光部2の照射した光を入射する
と共に原稿7等を当接させるガラス板、4はフレーム1
の底部に配設され原稿7等の反射した光を集束するロッ
ドレンズアレイ、5はフレーム1の上部に配設され後記
する受光センサー部6の信号を信号処理する回路基板で
あり、受光センサー6は回路基板5の下面に配設され、
ロッドレンズアレイ4の集束した光線を光検知部が受光
する。7はガラス板3に当接し照射される原稿等であ
る。 【0003】以上のように構成された従来の密着型イメ
ージセンサーについて、以下その動作について説明す
る。発光部2の照射した光線8がガラス板3の下面に斜
光の状態で入射される。ガラス3内に入射した光線8は
屈折してガラス板3上面に到達する。一方、ガラス板3
上面には搬送される原稿7等があり、ガラス板3上面に
到達した光線8は原稿7等を照射して原稿7等の情報に
応じてガラス板3下面に向けて反射する。反射した光線
9はガラス板3の下側に設けられたロッドレンズアレイ
4で集束する。そして、集束した光線9を受光センサー
部6の光検知部が受光し、受光した光量に応じてフォト
キャリアを生じ蓄積される。 【0004】ここで動作信号であるパルス信号を受光セ
ンサー部6のスタート信号入力端子に入力すると、光検
知部の1ビット目から順次シフトレジスタがオンして時
経列的に出力信号が取り出される。この信号は更に電気
的に増幅され最終的なセンサー出力信号として出力され
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】この従来の密着型イメ
ージセンサーにおいては、原稿7等の読み取りライン内
で原稿7等の照射光量にバラツキがあると、同一濃度の
原稿7等を読み取っても照度の明るい所と暗い所ではセ
ンサーの出力値に差が生じ、原稿7等の読み取りの再現
性を低下させる。又、照度が暗くなるとセンサーの出力
値が低下してS/N比や残像特性を悪化させるので、原
稿7等の読み取りラインを照射する照度を均一に向上さ
せた発光部2が要求されている。 【0006】本発明は、原稿等の読み取りラインを照射
する照射光量を増大させ均一にすることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、発光部と発光部からの光を拡散反射する拡
散反射面とを配設された基板と、発光部から出射された
光が鋸歯状の反射する鋸歯反射面と拡散反射面で拡散反
射した光とともに集束する凸曲面形状の出射曲面部を形
成した導光体を備え、拡散反射面は発光部から離れるに
つれて受光幅が拡大されたものである。 【0008】この発明によれば、原稿等の読み取りライ
ンを照射する照射光量を増大させ均一にした密着型イメ
ージセンサーが得られる。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
発光部と発光部からの光を拡散反射する拡散反射面とを
配設した基板と、拡散反射面に当接した面と略平行に鋸
歯状の反射する鋸歯反射面と側面頂部に基板上に装着さ
れ発光部から出射された光が拡散反射面と鋸歯反射面
拡散反射された光とともに集束する凸曲面形状の出射曲
面部とを形成した導光体と、導光体を覆い光の漏洩を防
止するカバーと、カバーを収容するとともに原稿等で反
射した光を集束するロッドレンズアレイを内設したフレ
ームと、ロッドレンズアレイで集束された光を受光する
受光センサー部を備え、拡散反射面は発光部から離れる
につれて受光幅が拡大されたというものであり、光の反
射効率を高め、出射する照射光量を増大させ均一にする
という作用を有する。 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による密
着型イメージセンサーの断面図を示す。10はアルミニ
ウム等からなるフレーム、11はフレーム10の内側に
設けられた基板であり、基板11の長手方向の両端には
後記する発光部14に通電させる複数の電極部12、電
極部12の間には発光部14の出射した光を拡散し反射
する金属箔等からなる拡散反射面13を備えている。1
4は電極部12上に配設され通電されて側面から出射す
る複数のLEDチップからなる発光部、15は発光部1
4間の拡散反射面13上に装着され1.4〜1.6の屈
折率を有する導光体であり、発光部14から出射された
光を長手方向の両端部から入射し、側面頂部には入射し
た光が拡散反射面13で拡散反射した光とともに集束す
る凸曲面形状の出射曲面部16を備えている。 【0018】17は導光体15を覆い光の漏れを防止す
るカバー、18はフレーム10の上面に設けられたガラ
ス板であり、ガラス板18に入射した光がガラス板18
上に搬送された原稿等の画像にあたり下方に反射され
る。19はフレーム10の内側の基板11と対向する位
置に配設され原稿等の反射した光を集束するロッドレン
ズアレイ、20はフレーム10の底面に配設され後記す
る受光センサー部21の信号を信号処理する回路基板で
あり、受光センサー部21は回路基板20の上面に配設
され、ロッドレンズアレイ19の集束した光を光検知部
が受光する。 【0019】次に、本発明の実施の形態1の密着型イメ
ージセンサーの基板と導光体の装着について説明する。
図2(a)は本発明の実施の形態1による密着型イメー
ジセンサーの基板の斜視図、図2(b)は本発明の実施
の形態1による密着型イメージセンサーの基板に発光部
を装着した斜視図、図2(c)は本発明の実施の形態1
による密着型イメージセンサーの基板に拡散反射面を形
成した斜視図、図2(d)は本発明の実施の形態1によ
る密着型イメージセンサーの基板に導光体を装着した斜
視図を示す。図2(a)に示すように、基板11の長手
方向の両端に電極部12が設けられている。そして、こ
の電極部12の内側には中央部に近づくと次第に受光幅
が広くなるように形成された銅箔等の金属箔からなる拡
散反射面13が設けられている。ここで受光幅とは導光
体15に入射し導光体15を通過した光を拡散反射面1
3が同照度で受光する幅のことを意味する。ところで実
施の形態1においては、この受光幅は光源である発光部
14から長手方向と等距離にある拡散反射面13の横幅
である。又、電極部12と拡散反射面13の形成には、
基板11上に設けられた金属箔を、形状設計された発光
部14の回路パターンの電極部12と拡散反射面13を
同時にエッチング等の加工がなされて形成される。そし
て、電極部12及び拡散反射面13の上にスクリーン印
刷等でクリーム半田を塗布する。 【0020】次に、図2(b)に示すように、電極部1
2の位置に側面から光を出射するLEDチップ等の発光
部14を配設して、リフロー炉を通過させて、電極部1
2と発光部14の間を半田付けするとともに、拡散反射
面13に半田を溶融させコーティングして、拡散反射面
13の酸化等の腐食による反射効率の低下を防止する。 【0021】次に、図2(c)に示すように、拡散反射
面13上にディスペンス或いはスタンピング等により透
明な接着剤22を塗布する。そして、側面頂部に凸曲面
形状の出射曲面部16を備えた導光体15を拡散反射面
13上の所定位置で、熱或いは赤外線照射等により接着
剤22を硬化させて固定させる。又、導光体15と拡散
反射面13の位置を位置決めさせるためにリブ23及び
穴24を数カ所設けておくと良い。 【0022】次に、図2(d)に示すように、発光部1
4の側面発光側と導光体15の長手方向の端面の間隙に
透明な樹脂25を充填させる。樹脂25を充填させるこ
とによって発光部14の出射された光の導光体15への
入射効率を高めることができる。そして、発光部14と
導光体15の間に樹脂25を充填した後に、出射曲面部
16以外の部分で光の漏洩を防止するために発光部14
と導光体15はカバー17で覆われる。 【0023】図3は本発明の実施の形態1による密着型
イメージセンサーの拡散反射面の光の動作原理を説明す
る図である。図3において、26は発光部14より出射
した光である。図3に示すように、基板11上の長手方
向の両端には発光部14をそれぞれ配設し、両発光部1
4の間に銅箔等の金属箔からなる拡散反射面13を設
け、この拡散反射面13の上に導光体15が接着剤22
(図示せず)を介して装着し、発光部14と導光体15
の間に樹脂25を充填して構成されている。 【0024】そして、発光部14より出射した光26は
導光体15の長手方向の端面に入射する。入射した光2
6のなかで拡散反射面13に向かう光26がθ1の角度
で拡散反射面13にあたる。拡散反射面13にあたると
光26は拡散反射面13で拡散反射する。そして、光2
6が主にθ1'の角度で導光体15内を進み、導光体15
からθ0の角度で出射された光26がガラス板18に向
かう。そして、光26の光量は発光部14からの距離が
離れるほど低下するが、拡散反射面13の拡散反射する
位置が発光部14から離れるほど拡散反射面13の受光
幅を拡大させているので、拡散反射面13の長手方向で
の反射光を略均一の照度で反射させることができる。
又、一般に、面照度はcosθ0に比例することが知ら
れており、θ0が大きいと全体の照度が低下する。 【0025】次に、このような本発明の実施の形態1の
密着型イメージセンサーの出射曲面部16から出射した
光26をガラス板18の長手方向の読み取りライン上に
フォトダイオードを設置して、長手方向の照度の照度分
布を測定した結果について説明する。又、比較例として
図8に示す従来例の密着型イメージセンサー(長手方向
に8mmピッチでLEDチップを実装したLEDアレイ
を発光部とする)についても同様の測定を行った。それ
ぞれの測定結果を図4に示す。 【0026】図4は本発明の実施の形態1による密着型
イメージセンサーの出射曲面部からの照度分布と比較例
の照度分布を示す図である。図4において、27は本発
明の実施の形態1の照度曲線、28は従来例の比較例の
照度曲線、縦軸は照度(lux),横軸は出射曲面部の
長手方向の距離(mm)である。 【0027】図4に示すように、本発明の実施の形態1
の照度曲線27は450luxの照度で長手方向に対し
てフラットである。これに対して比較例の照度曲線28
は長手方向でLEDチップの8mmピッチの実装に伴っ
て生じる波状の照度分布が生じている。 【0028】このように本発明の実施の形態1によれ
ば、出射曲面部16から出射した光26はガラス板18
に直線状に到達し、直線状のそれぞれの位置で略均一な
照度を有するものである。又、この照度を得るための比
較例の消費電力が2.4wであるのに対して、本発明の
実施の形態1の消費電力が0.5wと低く、約1/5の
消費電力で同等の照度を得ることができるものである。 【0029】併せて、本発明の実施の形態1の密着型イ
メージセンサーの出射曲面部16から1mm離した位置
で長手方向にフォトダイオードを設置して、出射曲面部
16から出射する光26の長手方向の照度の照度分布を
測定した。比較例として図8に示す従来例の密着型イメ
ージセンサーについても発光部から1mm離した位置で
同様の測定を行った。それぞれの測定結果を図5に示
す。 【0030】図5は本発明の実施の形態1による密着型
イメージセンサーの出射曲面部から1mm離した位置の
照度分布と比較例の発光部から1mm離した位置の照度
分布を示す図である。図5において、29は本発明の実
施の形態1の照度曲線、30は従来例の比較例の照度曲
線、縦軸は照度(lux),横軸は出射曲面部の長手方
向の距離(mm)である。尚、それぞれの消費電力は図
4と同一である。 【0031】図5に示すように、本発明の実施の形態1
の照度曲線29は2000luxの照度で長手方向に対
してフラットに分布している。これに対して比較例の照
度曲線30は、長手方向ではLEDチップ上で2000
lux,LEDチップ間では照度が0に近い部分が存在
するといった極端な照度分布を示すものである。 【0032】このように本発明の実施の形態1によれば
消費電力を減少させるとともに、出射曲面部16に近づ
けても長手方向に対して、略均一な照度分布を得ること
ができるものである。 【0033】(実施の形態2)図6(a)は本発明の実
施の形態2による密着型イメージセンサーの基板と鋸歯
反射面を形成した導光体を示す斜視図、図6(b)は本
発明の実施の形態2による密着型イメージセンサーの基
板に導光体を装着した斜視図を示す。図6(a)及び図
6(b)において実施の形態1と同符号のものは基本的
には同一であるので説明の詳細は省略する。図6(a)
に示すように、基板11の長手方向の両端の回路パター
ンの電極部12上には、側面から光を出射するLEDチ
ップ等の発光部14を配設しており、この発光部14か
ら離れるにつれて拡散反射する面の受光幅が広くなるよ
うにエッチング等で形成された銅箔等の金属箔からなる
拡散反射面13を設け、この拡散反射面13上に透明な
接着剤22が塗布されている。 【0034】そして、導光体15には、側面頂部に凸曲
面形状の出射曲面部16と、拡散反射面13に当接した
面と略平行な位置に鋸歯状の反射する鋸歯反射面31が
設けられている。又、導光体15と拡散反射面13の位
置を位置決めさせるためにリブ23及び穴24を設けて
も良い。 【0035】次に、図6(b)に示すように、拡散反射
面13上の所定位置で、熱或いは赤外線照射等により接
着剤22を硬化させて固定させる。そして、発光部14
と導光体15の長手方向の端面の間隙に透明な樹脂25
が充填されている。さらに、出射曲面部16以外の部分
で光の漏洩を防止するために導光体15は鋸歯反射面3
1とともにカバ17で覆われる。 【0036】図7(a)は本発明の実施の形態2による
密着型イメージセンサーの拡散反射面と鋸歯反射面の光
の動作原理を説明する正面からの図、図7(b)は本発
明の実施の形態2による密着型イメージセンサーの拡散
反射面と鋸歯反射面の光の動作原理を説明する側面から
の図を示す。図7(a)及び図7(b)に示すように、
発光部14から出射した光26は導光体15の長手方向
の端面に入射する。導光体15には、拡散反射面13に
当接した面と略平行な位置に鋸歯状で光を反射する鋸歯
反射面16が設けられているので、入射した光26のな
かで上側に向かう光26が鋸歯反射面31にあたる。鋸
歯反射面31にあたると光26は、鋸歯反射面31でθ
2の角度で拡散反射面13に向けて反射する。そして、
拡散反射面13にあたった光26が拡散反射面13で拡
散反射して、主にθ2<θ1の角度で導光体15内を進
む。すなわち、鋸歯反射面で反射するためθ2の値は鋸
歯反射面がない場合のよりθ1より相当小さくなる。そ
して、出射曲面部16の凸曲面形状から出射された光2
6がθ0'の角度でガラス板18に向かう。その際、θ 0'
の角度が0度に近づき光26の照度が高くなるのであ
る。 【0037】又、図7(b)に示すように、長手方向と
垂直な断面状態では、出射曲面部16から出射される光
26が、導光体15の出射曲面部16が凸曲面形状に形
成されているからガラス板18に向かうに従って集束さ
れる。このようにガラス板18面に光26を集束させる
と、ガラス板18の長手方向に直線状に(読み取りライ
ン上に)光26が到達するのである。そして、ガラス板
18を通過した光26がガラス板18に搬送された原稿
等の情報に応じて反射し、反射する光26の照度を向上
させるものである。 【0038】このように本発明の実施の形態2によれば
実施の形態1と同様に消費電力を減少させるとともに、
出射曲面部に近づけても長手方向に対して、略均一な照
度分布を得ることができるものである。図5に示す照度
分布と基本的には同様の分布を示すものである。 【0039】尚、本発明の実施の形態1,2において密
着型イメージセンサーについて説明してきたが、基板1
1上に金属箔を設け、金属箔がエッチングにより拡散反
射面13と発光部14の回路パターンを形成されている
と、形状の設計を容易にし、拡散反射面13と回路パタ
ーンが同時に形成され寸法精度を向上させるとともに、
照射光量を均一にさせることができる。 【0040】又、拡散反射面13の金属箔の表面に半田
がコーティングされていると、金属箔表面の腐食による
反射効率の低下を防止し、照射光量を均一にさせること
ができる。 【0041】又、拡散反射面13は金属箔の外に、金属
粉末,セラミック,或いは樹脂等の光反射率の高い材料
を基板11にコーティングさせると、形成が容易である
とともに十分に光を反射拡散させることができる。 【0042】又、拡散反射面13と導光体15を接着さ
せる接着剤22には、接着剤22の屈折率が導光体15
の屈折率と同等、或いはそれ以上の屈折率を有すると、
導光体15と接着剤22の界面での反射する光が低減
し、拡散反射面13での光の反射効率を高めることがで
きる。尚、導光体15の屈折率以上の屈折率といっても
できれば導光体15の屈折率と同等以上で1.5〜1.
7の屈折率を選ぶのが反射効率の点で望ましい。 【0043】又、発光部14と導光体15の間隙に充填
させる透明な樹脂25の屈折率が1以上で導光体15の
屈折率以下であると、導光体に入射する光の入射効率を
高め、拡散反射面13と鋸歯反射面31での光の反射効
率を向上させることができる。 【0044】又、出射曲面部16以外の部分で光の漏洩
を防止するために発光部14と導光体15はカバー17
で覆ったが、カバー17をなくして導光体15を直接フ
レーム10で覆うと、部品点数が減少するとともに、組
立を容易にしコストを下げることができる。 【0045】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、発光部の
消費電力を減少させるとともに、長手方向に対して直線
状で略均一な照度分布を照射させることができる。又、
出射曲面部に近づけても長手方向に対して略均一な照度
分布が得られるので、出射曲面部に原稿等の被照明物を
近づけるように配設され、照度を向上させるとともに構
造の薄型化が図れるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態1による密着型イメージセ
ンサーの断面図 【図2】(a)は本発明の実施の形態1による密着型イ
メージセンサーの基板の斜視図 (b)は本発明の実施の形態1による密着型イメージセ
ンサーの基板に発光部を装着した斜視図 (c)は本発明の実施の形態1による密着型イメージセ
ンサーの基板に拡散反射面を形成した斜視図 (d)は本発明の実施の形態1による密着型イメージセ
ンサーの基板に導光体を装着した斜視図 【図3】本発明の実施の形態1による密着型イメージセ
ンサーの拡散反射面の光の動作原理を説明する図 【図4】本発明の実施の形態1による密着型イメージセ
ンサーの出射曲面部からの照度分布と比較例の照度分布
を示す図 【図5】本発明の実施の形態1による密着型イメージセ
ンサーの出射曲面部から1mm離した位置の照度分布と
比較例の発光部から1mm離した位置の照度分布を示す
図 【図6】(a)は本発明の実施の形態2による密着型イ
メージセンサーの基板に鋸歯反射面を形成した導体を示
す斜視図 (d)は本発明の実施の形態2による密着型イメージセ
ンサーの基板に導光体を装着した斜視図 【図7】(a)は本発明の実施の形態2による密着型イ
メージセンサーの拡散反射面と鋸歯反射面の光の動作原
理を説明する正面からの図 (b)は本発明の実施の形態2による密着型イメージセ
ンサーの拡散反射面と鋸歯反射面の光の動作原理を説明
する側面からの図 【図8】従来の密着型イメージセンサーの断面図 【符号の説明】 10 フレーム 11 基板 12 電極部 13 拡散反射面 14 発光部 15 導光体 16 出射曲面部 17 カバー 18 ガラス板 19 ロッドレンズアレイ 20 回路基板 21 受光センサー部 22 接着剤 23 リブ 24 穴 25 樹脂 26 光 27,28,29,30 照度曲線 31 鋸歯反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−148435(JP,A) 特開 平5−316296(JP,A) 特開 平7−203128(JP,A) 特開 平6−217084(JP,A) 実開 平3−77551(JP,U) 実開 昭63−109407(JP,U) 実開 平6−21940(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/028 H04N 1/19 G02B 5/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】発光部と前記発光部からの光を拡散反射す
    る拡散反射面とを配設した基板と、前記拡散反射面に当
    接した面と略平行に鋸歯状の反射する鋸歯反射面と側面
    頂部に前記基板上に装着され前記発光部から出射された
    光が前記拡散反射面と前記鋸歯反射面で拡散反射された
    光とともに集束する凸曲面形状の出射曲面部とを形成し
    た導光体と、前記導光体を覆い光の漏洩を防止するカバ
    ーと、前記カバーを収容するとともに原稿等で反射した
    光を集束するロッドレンズアレイを内設したフレーム
    と、前記ロッドレンズアレイで集束された光を受光する
    受光センサー部を備え、前記拡散反射面は前記発光部か
    ら離れるにつれて受光幅が拡大されたことを特徴とする
    密着型イメージセンサー。
JP31777395A 1995-12-06 1995-12-06 密着型イメージセンサー Expired - Fee Related JP3444065B2 (ja)

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