JPH06291582A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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Publication number
JPH06291582A
JPH06291582A JP7317293A JP7317293A JPH06291582A JP H06291582 A JPH06291582 A JP H06291582A JP 7317293 A JP7317293 A JP 7317293A JP 7317293 A JP7317293 A JP 7317293A JP H06291582 A JPH06291582 A JP H06291582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
lead terminals
lead terminal
housing parts
lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7317293A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takano
敦 鷹野
Zenji Hanamure
善二 花牟礼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7317293A priority Critical patent/JPH06291582A/ja
Publication of JPH06291582A publication Critical patent/JPH06291582A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えばテレビやVTR等に用いる
フィルタなどの電子部品に関するもので、電極付きの基
板を廃止することでフラックスを用いずに製造できるよ
うにすることと、素子の実装不良をなくすことを目的と
するものである。 【構成】 そしてこの目的を達成するために本発明は、
表面側に素子16を収納する凹状の収納部13a,13
bが設けられ、裏面側にその一部が前記収納部13a,
13bの底部を貫通した状態となるリード端子実装用の
溝14a〜14cを有する基板12と、この基板12の
前記収納部13a,13bに収納される素子16と、前
記基板12の裏面側において溝14a〜14cに実装さ
れたリード端子15a〜15cとを備え、前記素子16
の電極16bを収納部13a,13bの底部において導
電性接着剤17を介してリード端子15a〜15cに電
気的に接続したものである。また収納部13a,13b
の両端において前記リード端子15a〜15cの一部を
収納部13a,13bの長手方向に対して略直角に配置
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビやVTR
等に用いるフィルタなどの電子部品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子部品としてのフィル
タは、図6,図7に示すような方法により製造されてい
た。
【0003】すなわちリードフレーム1には、三本のリ
ード端子2,3,4が設けられていた。そしてまず、電
極5,6,7を有する基板8を用意し、次にその端子5
〜7とリード端子2,3,4を当接させ、その状態でフ
ラックス処理後両者間をハンダ付けする。
【0004】その後前記フラックスを有機溶剤で洗浄
し、次に図7に示すごとく、素子9,10を電極5〜6
と6〜7間に導電性接着剤11にて実装するようになっ
ていた。その後、図示していないが基板8の外周を樹脂
で封止し、次にリード端子2,3,4のリードフレーム
1側の端部で切断するようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
においてはフラックスの洗浄のために大量の有機溶剤を
用いなければならないので、この有機溶剤の処理が問題
となっていた。
【0006】すなわち、リード端子2〜4と電極5〜7
のハンダ付けをするには、必ずフラックスが必要となる
が、このフラックスをハンダ後も放置していると電極5
〜7の酸化を起こしたり、前記素子9,10を導電性接
着剤11で接着できなくなったりしてしまうので、この
フラックスをぜひとも除去しなければならない。しか
し、この除去のために用いる洗浄剤は有機溶剤であるの
で、適当に流してしまうことができず、その処理は高価
なものとなってしまう。
【0007】そこで本発明は、電極付きの基板を廃止す
ることでフラックスを用いずに製造できるようにするこ
と、および素子の短方向の寸法が変わっても実装不良が
おきないようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、表面側に素子を収納する凹状の収納
部が設けられ、裏面側にその一部が前記収納部の底部を
貫通した状態となるリード端子実装用の溝を有する基板
と、この基板の前記収納部に収納される素子と、前記基
板の裏面側において溝に実装されたリード端子と、前記
素子の電極を収納部の底部においてリード端子に電気的
に接続した導電性接着剤とを備え、前記収納部を長手形
状とし、この収納部の両端において前記リード端子の一
部を、収納部の長手方向に対して略直行させたものであ
る。
【0009】
【作用】以上の構成とすれば、基板の溝にリード端子を
実装すれば、収納部の底部においてはこのリード端子の
一部が表出しているので、収納部に素子を実装するとこ
の素子の電極とリード端子の表出部が対応することとな
り、よって両者間を導電性接着剤で簡単に電気的に接続
することができる。
【0010】すなわち、リード端子と基板、及び素子の
固定のためにハンダを用いずに済むので、フラックスは
不要となり、溶剤も当然のこととして不要となるのであ
る。また本発明においては、長方形状の収納部の両端に
おいてリード端子の一部を収納部の長手方向に対して略
直行させているので、素子としてその短方向の寸法が小
さいものでも実装不良はおきない。
【0011】
【実施例】図1〜3において、12は熱可塑性の樹脂で
形成した基板で、その表面側には図1,図2のごとく二
つの凹状の収納部13a,13bが形成されている。こ
の二つの収納部13a,13bは夫々長方形状をしてお
り、基板12上において左右にずらせて配置することに
より一方の左端側と他方の右端側が相手側に上下方向で
重なるものである。またこの基板12の裏面側には、三
本の溝14a〜14cが基板12の上端から下端に向け
て設けられている。
【0012】これらの溝14a〜14cの内、14aは
収納部13aの左端の底部を貫通したものとなってい
る。また14bは収納部13aの右端の底部を貫通し、
さらにこの溝14bは左方に曲がった後に収納部13b
の左端の底部を貫通している。同じように溝14cは収
納部13bの右端の底部を貫通している。
【0013】また各溝14a〜14cの横幅は、0.4
5mmとなっており、この内部に図1〜図3に示すごとく
基板12の裏面側から直径0.5mmのリード端子15a
〜15cが圧入されている。そしてこの圧入により、各
溝14a〜14cの長手方向両端には図1のごとくリー
ド端子15a〜15cが表出することになっている。
【0014】なおリード端子15a,15cには直線状
となっており、15bは湾曲した形状となっている。ま
た収納部13a,13b外の溝14a〜14c部におい
てリード端子15a〜15cと溝14a〜14cの間に
は抜け止めを行うために接着剤を塗布することが好まし
い。また基板12外のリード端子15a〜15cを加熱
すればそれに当接した基板12が溶け、冷却後にはリー
ド端子15a〜15cに固着するので、その時には接着
剤は不要となる。
【0015】次に図2を用いて説明を続ける。この図2
に示すごとく収納部13a,13bそれぞれの底部には
図1のごとく二本のリード端子15aと15b,15b
と15cが表出した状態となっているので、その部分を
利用して図2に示す2個の素子16の電気的接続を行
う。
【0016】図2に示す素子16はフィルタを示してお
り、圧電素子16aの表面側の一端側と、裏面の他端側
から電極16bが設けられている。
【0017】そしてこれら表裏の電極16bは圧電素子
16aの中央部分においては、表裏面間で重合した状態
になっている。
【0018】この素子16の両端部に導電性接着剤17
を塗布した後に図2に示すごとく収納部13a,13b
内に実装すれば、図1に示した収納部13a,13bの
左右の底部に表出しているリード端子15aと15b,
15bと15cに、それぞれ表裏の電極16bが導電性
接着剤17を介して電気的に接続されることになる。
【0019】次に導電性接着剤17が乾燥したのを見計
らって図3のごとく素子16を覆うごとくシリコン樹脂
18を基板12の表面側に充填し、その後基板12のリ
ード端子15a〜15cの引き出し部分とは反対側か
ら、図3に示すごとく熱可塑性の樹脂からなるカバー1
9がかぶせられる。
【0020】このカバー19は有底状のものであり、図
1に示すリード端子15a〜15c側が開口されている
ので、ここに封止樹脂が塗布されてカバー19内は密封
されたものとなる。この時上述のごとく素子16上には
シリコン樹脂18が充填されているので、封止樹脂の浸
入により素子16の振動が阻害されることはない。
【0021】図4,図5は本発明の他の実施例を示し、
この実施例では収納部13a,13bを基板12の縦方
向に向けて並べたものである。したがってそれに対応し
て、リード端子15aは途中を右側に直角に曲げて収納
部13aの下端底部に表出し、またリード端子15bは
途中を左右に直角に曲げて収納部13bの下端底部、収
納部13aの上端底部に夫々表出し、さらにリード端子
15cは途中を左側に直角に曲げて収納部13bの上端
底部に表出するようにしている。そして各リード端子1
5a〜15cの表出部に素子16の電極16bを導電性
接着剤17で接続しているのである。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、表面側に素子と
収納する凹状の収納部が設けられ、裏面側にその一部が
前記収納部の底部を貫通した状態となるリード端子実装
用の溝を有する基板と、この基板の前記収納部に収納さ
れる素子と、前記基板の裏面側において溝に実装された
リード端子とを備え、前記素子の電極を収納部の底部に
おいて導電性接着剤を介して、リード端子に電気的に接
続したものである。
【0023】そして以上の構成とすれば、基板の溝にリ
ード端子を実装すれば、収納部の底部においてはこのリ
ード端子の一部が表出しているので、収納部に素子を実
装するとこの素子の電極とリード端子の表出部が対応す
ることとなるので、両者間を導電性接着剤で電気的に接
続することができる。
【0024】すなわち、リード端子と基板及び素子の固
定のためにハンダを用いずに済むので、フラックスは不
要となり、溶剤も当然のこととして不要となるのであ
る。
【0025】また本発明においては収納部を長方形状に
するとともに、その両端において収納部の長手方向に対
してリード端子の一部を直行させているので、素子とし
て短方向の寸法が小さいものでもリード端子間から落下
せず、実装不良がおきない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる電子部品の基板の斜
視図
【図2】その基板の素子実装後の斜視図
【図3】その基板のカバー装着を示す斜視図
【図4】基板の他の実施例を示す斜視図
【図5】その素子実装後の斜視図
【図6】従来例を示す平面図
【図7】その素子実装前の平面図
【符号の説明】
12 基板 13a 収納部 13b 収納部 14a 溝 14b 溝 14c 溝 15a リード端子 15b リード端子 15c リード端子 16 素子 16b 電極 17 導電性接着剤 19 カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側に素子を収納する凹状の収納部が
    設けられ、裏面側にその一部が前記収納部の底部を貫通
    した状態となるリード端子実装用の溝を有する基板と、
    この基板の前記収納部に収納される素子と、前記基板の
    裏面側において溝に実装されたリード端子と、前記素子
    の電極を収納部の底部においてリード端子に電気的に接
    続した導電性接着剤とを備え、前記収納部を長方形状と
    し、この収納部の両端において前記リード端子の一部
    を、収納部の長手方向に対して略直行させた電子部品。
JP7317293A 1993-03-31 1993-03-31 電子部品 Pending JPH06291582A (ja)

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JP7317293A JPH06291582A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 電子部品

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ID=13510466

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JP7317293A Pending JPH06291582A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 電子部品

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JP (1) JPH06291582A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100879045B1 (ko) * 2007-06-27 2009-01-15 에세라이트 주식회사 엘이디 모듈 및 엘이디 모듈의 조립 방법
KR100897918B1 (ko) * 2008-07-29 2009-05-18 에세라이트 주식회사 엘이디 모듈 및 엘이디 모듈의 조립 방법

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KR100879045B1 (ko) * 2007-06-27 2009-01-15 에세라이트 주식회사 엘이디 모듈 및 엘이디 모듈의 조립 방법
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