JPH06290833A - 電気機器の電源接続装置 - Google Patents

電気機器の電源接続装置

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JPH06290833A
JPH06290833A JP7416993A JP7416993A JPH06290833A JP H06290833 A JPH06290833 A JP H06290833A JP 7416993 A JP7416993 A JP 7416993A JP 7416993 A JP7416993 A JP 7416993A JP H06290833 A JPH06290833 A JP H06290833A
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Takao Kanba
隆男 神庭
Yoshiji Sakaguchi
佳司 阪口
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造、組み立てを複雑化せず、低コストのま
まプラグ受を確固に抜け止めできるようにする。 【構成】 プラグ吸着片105の下端部がプラグ受10
2から下方に突出するようにし、このプラグ受102か
ら下方に突出するプラグ吸着片105の下端部を、プラ
グ受102を外部から嵌め入れる取付け口121の周縁
裏面121aに当接してプラグ受102の抜け止めを行
う抜け止め部102aとしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気ポット等各種電気
機器の外部の電源との接続を図る電源接続装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電気ポットにて採用されて
いる電源接続装置を示している。これにつき説明する
と、器体aの金属製外装ケースbの下端に樹脂製底部材
cを下方より当てがって取付けてあり、この底部材cの
一側に樹脂製プラグ受dを取付ける取付け口eが形成さ
れている。
【0003】この取付け口eに、電源接続用のマグネッ
トプラグfとの電気的な接続を図るプラグ受dを外方か
ら嵌め合わせ、このプラグ受dの外周の上面部に設けた
突起hを取付け口eの周縁一部の係合部iに係合させて
抜け止めするようになっている。
【0004】そして、プラグ受dの外周の下面から上部
に至る差し込み穴jに差し入れて途中部分がプラグ受d
のプラグ受面kに臨むようにしたプラグ吸着片lの下端
部に、器体aの底部材cに下方より当てがい取付ける底
蓋mを対向させ、プラグ吸着片lを抜け止めするように
している。
【0005】プラグ受dとプラグ吸着片lとは、電気ポ
ットの必要部品を組み立てる手順上抜け止めされ、それ
ぞれに専用の抜け止め部材や抜け止めのための専用の作
業が必要になることはなく、コスト低減に役立ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うな構成の場合、物流上や使用者側での予期しない取扱
いによってときとしてプラグ受が緩み、ガタツキを起こ
すことがある。場合によっては不用意に外れることが懸
念される。
【0007】そこで本発明は、特別な抜け止め部材や抜
け止め作業を新たに必要とすることなく、したがって低
コストのままプラグ受の抜け止めが確実となる電気機器
の電源接続装置を提供することを課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するために、器体の底部の一側に開口する取付
け口に、電源接続用のマグネットプラグとの電気的な接
続を図るプラグ受を外方から嵌め合わせ、このプラグ受
の外周の上面部に設けた突起を取付け口の周縁一部に係
合させて抜け止めし、プラグ受の外周の下面から上部に
至る差し込み穴に差し入れて途中部分がプラグ受のプラ
グ受面に臨むようにしたプラグ吸着片の下端部に、器体
の底部に下方より当てがい取付ける底蓋を対向させ、プ
ラグ吸着片を抜け止めした電気機器の電源接続装置にお
いて、プラグ吸着片の下端部がプラグ受から下方に突出
するようにし、このプラグ受から下方に突出するプラグ
吸着片の下端部を、前記取付け口の周縁裏面に当接して
プラグ受の抜け止めを行う抜け止め部としたことを特徴
とするものである。
【0009】プラグ吸着片に形成したプラグ受の抜け止
め部が、プラグ吸着片のマグネットプラグと対向し得る
表裏両面から取付け口の周縁裏面に当接するに必要な同
一寸法で表裏両方向に突出するように屈曲しているのが
好適である。
【0010】
【作用】本発明の上記構成では、取付け口に外方より嵌
め合わせた後のプラグ受にプラグ吸着片を嵌め入れるこ
とにより、プラグ受の取付け口への嵌め入れにいささか
の邪魔をすることなしにプラグ吸着片を組付けて、下端
の抜け止め部がプラグ受外周下面へ突出して取付け口の
周縁裏面に当接するようになり、プラグ受を専用の抜け
止め部材や抜け止め作業を必要としないで抜け止めし、
この抜け止め状態をプラグ吸着片のプラグ受外周下面に
突出した部分と器体の底部に下方より当てがい取付けら
れる底蓋とが対向する従来構造によって保持するので、
プラグ受の外周上面の突起が取付け口周縁の一部に係合
して抜け止めする従来構造とともに、プラグ受を相対向
する外周2か所にて確固に抜け止めすることができる。
【0011】この場合、プラグ吸着片に形成したプラグ
受の抜け止め部が、プラグ吸着片のマグネットプラグと
対向し得る表裏両面から取付け口の周縁裏面に当接する
に必要な寸法で表裏両方向に突出するように屈曲してい
ると、プラグ吸着片が表裏両面のどちらがマグネットプ
ラグと対向するように嵌め付けられても、抜け止め部の
前記マグネットプラグと対向する側に突出している部分
が取付け口の周縁裏面に当接するので、抜け止め機能を
発揮することができるし、抜け止め部がマグネットプラ
グとの対向面側に突出して取付け口の周縁裏面と当接し
合うので、プラグ吸着片の差し入れ穴の位置が取付け口
の周縁裏面から離れた位置となり、周縁裏面に邪魔され
ないでプラグ吸着片の先端を差し入れ穴に容易に差し入
れていくことができる。また抜け止め部が取付け口の周
縁裏面や底蓋と対向し合い当接し合うのに、前記屈曲に
よる弾性を利用して相互の寸法誤差を吸収しながら無理
なく確実に当接し合って抜け止めできるようにすること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図5に示す本発明の一実施例と
しての手持ち式の電気ポットについて説明する。
【0013】図1、図2に全体構成を示してあるよう
に、金属製の外装ケース1内に金属製の内容器2を収容
して器体3を形成している。
【0014】外装ケース1の上端には合成樹脂製の肩部
材4が上方より嵌め合わされ、下端には合成樹脂製の底
部材5が下方から嵌め合わされている。
【0015】内容器2の口部2aの外フランジ2bが肩
部材4の開口縁4aに下方より受け止められ、この状態
の内容器2の底部と底部材5とを、底部材5の開口に下
方から当てがわれてこれを閉じる金属製の底蓋10、金
具6、7とねじ8、9とによって連結して双方を引きつ
けあい、外装ケース1、内容器2、肩部材4、底部材5
のそれぞれを確固に一体化している。
【0016】内容器2の底部の外周にはヒータ11を巻
きつけてねじ141によって締結してあり、内容液を加
熱して湯沸かしおよび保温を行うようになっている。内
容器2の胴部まわりには断熱材12が巻きつけられて、
熱が外部に逃げるのを防止している。これによって湯沸
かしおよび保温の熱効率が向上するし、放熱のために外
装ケース1の一部が熱くなるようなことを回避すること
ができる。
【0017】肩部材4が内容器2の口部2aに連続した
器体3の口部3aを形成している部分の前部には、器体
3の上端一側への注出口13が器体3の口部3aから前
方へ樋状に突き出る嘴状の突出部として一体形成され、
内容器2の口部2aに器体3の口部3aを介し通じるよ
うにしてある。
【0018】また図1に示すように、肩部材4の後部に
は側面ハンドル14がこれの上端部で連続するように一
体形成されている。
【0019】側面ハンドル14の下端は外装ケース1の
下端部外面に当てがい、外装ケース1の内側からねじ1
5によって固定されている。したがって側面ハンドル1
4を手で持つことによって、器体3を自在に取り扱うこ
とができ、内容液を注出するために器体3を傾けること
もできる。
【0020】器体3の口部3aには蓋体21がねじ嵌合
部132によって着脱自在に嵌めつけられ、これを解き
外すことにより器体3の口部3aおよび内容器2の口部
2aを開放し、内容器2内に水等を入れられるようにし
ている。
【0021】蓋体21は器体3の口部3aに嵌まり込む
樹脂製の本体ケース22と、この本体ケース22に上方
より被せ付けられて器体3の上部に位置する頭部ケース
23とで中空に形成されている。
【0022】本体ケース22の底部下面には金属製の遮
熱カバー24が当てがわれねじ25によって取付けら
れ、蓋体21が器体3の口部3aに嵌めつけられたとき
この遮熱カバー24が内容器2内に対面することによ
り、内容器2内で加熱される内容液から高温蒸気が多量
に発生しても本体ケース22がこれに直接無制限にさら
されるようなことを回避し、本体ケース22が熱劣化す
るのを抑止できるようにしている。
【0023】本体ケース22の底部と遮熱カバー24の
外周部との間には、遮熱カバー24の外周に嵌め付けら
れたシールパッキング26が挟み込まれ、蓋体21が器
体3の口部3aに規制位置まで正しく嵌め合わされてば
ね134に付勢されたクリックストッパ133が注出口
13の基部に弾性係合したとき、前記シールパッキング
26が内容器2の口部2aの上に圧着され、内容器2を
閉じるようになっている。
【0024】なお前記遮熱カバー24には前後に細長い
開口27が設けられており、蓋体21内を通じた内容液
の注出を妨げないようになっている。
【0025】本体ケース22内には、蓋体21内部を通
じて内容液を注出するために、前記蓋体21の適正な閉
じ状態にて一端側が前記注出口13と通じ合うととも
に、他端側が器体3の内容器2内に向く開口30を持つ
ように設けられた注出路31が一体形成されている。
【0026】またこの注出路31を前記開口30にて上
下に貫通する弁杆33aを持つと共にこの弁杆33aを
蓋体21外部から操作されて弁杆33a下端の弁体33
bが前記開口30を外周部に嵌め付けたシールパッキン
グ40の離接によって開閉する弁33を本体ケース22
に設けてあり、前記注出路31を適宜開閉できるように
してある。
【0027】したがって弁33を開いて器体3を傾ける
と、内容液は開口30を通じて注出路31に流れ込み、
注出口13に至って外部に注出される。
【0028】弁33が開口30を閉じていると、器体3
を傾けても内容液は注出路31に流れ込むことはできな
いので、外部へは注出されない。
【0029】内容液を加熱し沸騰させるとき、多量の蒸
気が発生するので、これを外部に逃がして異常昇圧を防
止するのに、蓋体21の一部に器体3内で発生する蒸気
を外部に逃がす蒸気抜き通路101を設ける。蒸気抜き
通路101は、図1に示すように蓋体21の器体3内に
臨む下面に一端側が開口し、他端側が注出路31の一部
に開口する回り道通路に形成して、器体3が転倒して内
容液が蒸気抜き通路101を通じて外部に出ようとする
のを遅らせる構造で、蒸気を外部に逃がせるようにして
ある。
【0030】蓋体21の頭部ケース23は自身の中央に
開口する下向きの筒壁43を持ち、この筒壁43内に押
圧ぼたん44を下方から上下動できるように嵌め合わせ
て、筒壁43の内面の下向きの段部43aによって上方
への抜け止めを行うとともに、この段部43aによる抜
け止め位置で押圧ぼたん44は蓋体21の上面にほぼ面
一の状態にて露出し、蓋体21外から押し込み操作を受
けられるようにしてある。
【0031】また前記筒壁43には、弁杆33aの頭部
33cも下方より上下動できるように嵌め合わされ、頭
部33cの外周部と押圧ぼたん44との間に姿勢保持機
構51を構成している。
【0032】姿勢保持機構51は、押圧ぼたん44が押
圧される都度、頭部33cを上動位置と下動位置とに保
持し、これに弁体33bが弁杆33aを介し同動させる
ので、弁33を開き状態の姿勢と、閉じ状態の姿勢と
に、交互に姿勢保持するものである。
【0033】本体ケース22にはさらに、注出路31の
開口30の部分から後方に延びて本体ケース22の後部
外周面に開口する吸気通路55が設けられている。この
吸気通路55は内容液が注出されるとき、蓋体21と器
体3の口部3aとの間の隙間を通じて外気を導入し、こ
れが注出路31の開口30等を介して内容器2内に吸気
されるようにしてある。これによって内容液の注出によ
って内容器2内が負圧になり、内容液の注出に脈動が生
じたり、注出できなくなるようなことを防止する。
【0034】底部材5の一側には図2に示すように電源
接続のためのプラグ受102が設けられている。このプ
ラグ受102はマグネットプラグ103を受入れてこれ
をマグネットおよび磁性体の吸着部材104および10
5間の磁力吸着により、電気的な接続状態を保持するも
ので、プラグ受102はマグネットプラグ103を受け
止めるプラグ受面102bに前記電気的接続のための左
右一対の雄端子106を持っており、この雄端子106
の中間位置に前記プラグ吸着部材105を露出し、マグ
ネットプラグ103の側の吸着部材104と対向接触し
て吸着し合うようになっている。
【0035】106aは雄端子106の配線接続金具を
示し、この配線接続金具106a部を上方から覆うカバ
ー5vを底部材5に一体成形してあり、他の配線が接触
するようなことを回避している。
【0036】ヒータ11と雄端子106との間には、内
容液の沸騰を検知して内容液の加熱を保温モードに切り
換える沸騰センサ111、内容液の保温中の温度を検出
して内容液が所定の保温温度に保つのにオン、オフを行
う保温センサ112、内容液が所定量以下になって温度
が通常よりも上昇したのを検知してヒータ11への通電
を制限したり、警告ランプやブザーを働かせる空炊き防
止センサ113、空炊き状態になったときの異常温度に
よって溶断しヒータ11への通電を断つ温度ヒューズ1
14を持った制御回路115が設けられている。
【0037】空炊き防止センサ113は図2に示すよう
に内容器2の同部外面に取り付けてあり、沸騰センサ1
11、保温センサ112、温度ヒューズ114は、前記
金具7が形成しているターミナル部7aに対し図1〜図
3に示してあるように装備してあり、沸騰センサ111
はこれのフランジ部をねじ142によってターミナル部
7aに取付け、保温センサ112および温度ヒューズ1
14はそれぞれの保持板112aおよび114aを。タ
ーミナル部7aにねじ138によって取付けた押えばね
131で押え付けることにより取付けてある。
【0038】そして金具7は、ターミナル部7aで前記
金具6によって内容器2の底部下面に取付けられ、金具
7にターミナル部7aと一体形成した足部7bによって
前記底蓋10との連結を図っている。ターミナル部7a
は内容器2の底部より直径線上両側へ少し張り出す張出
部7cをも有し、この張り出し部7cがヒータ11の直
径線上直下に位置していることにより、ヒータ11の内
容器2への巻きつけが緩んで下方にずれ落ちようとして
も、これを前記張出部7cが受け止めてそれ以上下方に
落ちないようにするので、ヒータ11が配線や底部材5
等の樹脂部材に触れて焦がしたり発火すると云ったよう
な危険を防止することができる。
【0039】底部材5の一側にはプラグ受102を外部
から嵌め入れる取付け口121が横長な矩形形状にて形
成されており、後部周縁の上壁内面に係止凹部122を
形成してある。
【0040】一方プラグ受102も合成樹脂製で、取付
け口121に外方から嵌まり合う矩形の外周形状を有
し、係止凹部122に係合する突起123が外周の後部
上面に形成されている。
【0041】これにより、取付け口121に、プラグ受
102をこれの前端部フランジ102aが取付け口12
1の外端面に当接するまで外方から嵌め合わせ、このプ
ラグ受102の外周の上面突起123を取付け口121
の周縁一部の係止凹部122に係合させると、これら突
起123と係止凹部122とが、プラグ受102を取付
け口121から抜き出す方向に引っ掛かり合うので、プ
ラグ受102を抜け止めすることができる。
【0042】そしてプラグ受102には、このプラグ受
102の外周の下面から上部に至る差し込み穴124が
形成されており、この差し込み穴124に板状片にした
前記吸着部材105を下方から差し入れて、図2、図3
に示すように吸着部材105の途中部分がプラグ受10
2のプラグ受面102bに臨むようにする。
【0043】なおマグネット104の側が板状片として
プラグ受102の側に設けられ、吸着部材105がマグ
ネットプラグ103の側に設けられてもよい。
【0044】吸着部材105の下端部には、前記底蓋1
0が対向して当接し合い、吸着部材105をプラグ受1
02に対し抜け止めするようにしてある。
【0045】本実施例では特に、吸着部材105の下端
部がプラグ受102から下方に突出するようにし、この
プラグ受102から下方に突出する吸着部材105の下
端部を、前記取付け口121の周縁裏面121aに当接
してプラグ受102の取付け口121からの抜け止めを
行う抜け止め部105aとしてある。
【0046】このような構成により、取付け口121に
外方より嵌め合わせた後のプラグ受102に吸着部材1
05を嵌め入れることにより、プラグ受102の取付け
口121への嵌め入れにいささかの邪魔をすることなし
に吸着部材105を組付けて、下端の抜け止め部105
aがプラグ受102外周下面へ突出して取付け口121
の周縁裏面121aに当接するようになり、プラグ受1
02を専用の抜け止め部材や抜け止め作業を必要としな
いで取付け口121から抜け止めし、この抜け止め状態
を、吸着部材105のプラグ受102外周下面に突出し
た部分と底部材5に下方より当てがい取付けられる底蓋
10とが対向する従来構造によって保持するので、プラ
グ受102の外周上面の突起123が抜け止め口121
周縁の係止凹部122に係合して抜け止めする従来構造
とともに、プラグ受102を相対向する外周2か所にて
確固に抜け止めすることができる。
【0047】したがって、物流上や使用者側での予期し
ない取扱いによって、プラグ受102がどのような外力
を受けても緩んだりガタツキが生じたりしにくいし、不
用意に外れるような心配が解消される。
【0048】さらに本実施例では、吸着部材105の下
端部に形成した抜け止め部105aが、吸着部材105
のマグネットプラグ103と対向し得る表裏両面から取
付け口121の周縁裏面121aに当接するに必要な同
一寸法A、Bを持って、図6(a)に示すように表裏両
方向に突出するように屈曲しているので、吸着部材10
5の表裏両面のどちらがマグネットプラグ103と対向
するように嵌め付けられても、抜け止め部105aの前
記マグネットプラグ103と対向する側に突出している
部分が取付け口121の周縁裏面121aに当接するの
で、抜け止め機能を発揮することができ、吸着部材10
5の差し入れ向きが表裏反対になっても装着ミスとはな
らない利点があるし、抜け止め部105agaマグネッ
トプラグ103との対向面側に突出して取付け口102
1の周縁裏面121aと当接し合うので、吸着部材10
5の差し入れ穴124の位置が取付け口1021の周縁
裏面121aから離れた位置となり、周縁裏面121a
に邪魔されないで吸着部材105の先端を差し入れ穴1
24に容易に差し入れていくことができ、組み立てやす
いものとなる。また抜け止め部15aが取付け口121
の周縁裏面121aや底蓋10と当接し合い対向し合う
のに、前記屈曲による弾性を利用して相互の寸法誤差を
吸収しながら無理なく確実に当接し合ってガタツキなく
抜け止めできるようにすることができる。
【0049】図6の(b)、(c)は吸着部材105の
抜け止め部105aの他の屈曲形状の例を示している。
図6の(a)、(c)の屈曲形状の場合、どちらの向き
で差し入れられても、底蓋10の少々の大小には係わり
なく確実に対向して当接し合うので、十分な抜け止め機
能を安定して得ることができる。
【0050】もっとも、抜け止め部105はマグネット
受102から単に真っ直ぐに突出し、そのままの状態で
取付け口121の周縁裏面121aに当接してマグネッ
ト受102の抜け止めを行うようにしてもよいのは勿論
である。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、取付け口に外方より嵌
め合わせた後のプラグ受に対し、プラグ受の取付け口へ
の嵌め入れにいささかの邪魔をすることなしにプラグ吸
着片を組付けて、プラグ受の下方に突出する下端の抜け
止め部が取付け口の周縁裏面に当接して、専用の抜け止
め部材や抜け止め作業を必要としないでプラグ受を抜け
止めするとともに、この抜け止め状態をプラグ吸着片の
下端に底蓋が対向する従来構造によって保持し、プラグ
受の外周上面の突起が取付け口周縁の一部に係合して抜
け止めする従来構造とともに、プラグ受を相対向する外
周2か所にて確固に抜け止めするので、構造や組み立て
作業を複雑にすることなく、したがってコストの上昇を
招くことなしに、物流上や使用者側での予期しない取扱
いによてもプラグ受が緩んだり、ガタツキが生じたりす
るのをよく防止することができるし、不用意に外れるよ
うなことを回避することができ、使用に安全であるとと
もに耐久性が向上する。
【0052】この場合、プラグ吸着片に形成したプラグ
受の抜け止め部が、表裏両面から突出するように屈曲し
て、プラグ吸着片が表裏両面のどちらがマグネットプラ
グと対向するように嵌め付けられても、抜け止め部の前
記マグネットプラグと対向する側に突出している部分が
取付け口の周縁裏面に当接して抜け止め機能を発揮でき
るようにしてあると、プラグ吸着片の差し入れ向きが表
裏反対になっても装着ミスとはならない利点があるし、
抜け止め部がマグネットプラグとの対向面側に突出して
取付け口の周縁裏面と当接し合い、プラグ吸着片の差し
入れ穴の位置が取付け口の周縁裏面から離れた位置とな
って、周縁裏面に邪魔されないでプラグ吸着片の先端を
差し入れ穴に容易に差し入れていけるので、組み立て易
いものとすることができる。また抜け止め部が取付け口
の周縁裏面や底蓋と当接し合い対向し合うのに、前記屈
曲による弾性を利用して相互の寸法誤差を吸収しながら
無理なく確実に当接し合って抜け止めするようにして、
ガタツキの防止を図ることがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された一実施例を示す電気ポット
の全体構成を示す断面側面図である。
【図2】図1の電気ポットの前面から見た上部のみ外観
図とした断面図である。
【図3】図1の電気ポットの底蓋を取り除いて見た下面
図である。
【図4】図1の電気ポットの電源接続部の断面図であ
る。
【図5】図4の電源接続部の分解斜視図である。
【図6】本発明の第1〜第3各実施例の吸着部材の抜け
止め部突出状態を示す説明図である。
【図7】従来の電気ポットの電源接続部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
3 器体 5 底部材 10 底蓋 102 プラグ受 103 マグネットプラグ 104 マグネット 105 吸着部材 105a 抜け止め部 121 取付け口 121a 周縁裏面 122 係止凹部 123 突起 A、B 突出寸法

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の底部の一側に開口する取付け口
    に、電源接続用のマグネットプラグとの電気的な接続を
    図るプラグ受を外方から嵌め合わせ、このプラグ受の外
    周の上面部に設けた突起を取付け口の周縁一部に係合さ
    せて抜け止めし、プラグ受の外周の下面から上部に至る
    差し込み穴に差し入れて途中部分がプラグ受のプラグ受
    面に臨むようにしたプラグ吸着片の下端部に、器体の底
    部に下方より当てがい取付ける底蓋を対向させ、プラグ
    吸着片を抜け止めした電気機器の電源接続装置におい
    て、 プラグ吸着片の下端部がプラグ受から下方に突出するよ
    うにし、このプラグ受から下方に突出するプラグ吸着片
    の下端部を、前記取付け口の周縁裏面に当接してプラグ
    受の抜け止めを行う抜け止め部としたことを特徴とする
    電気機器の電源接続装置。
  2. 【請求項2】 プラグ吸着片に形成したプラグ受の抜け
    止め部が、プラグ吸着片のマグネットプラグと対向し得
    る表裏両面から取付け口の周縁裏面に当接するに必要な
    同一寸法で表裏両方向に突出するように屈曲している請
    求項1に記載の電気機器の電源接続装置。
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