JPH06290103A - ユーザインタフェース設計装置 - Google Patents

ユーザインタフェース設計装置

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JPH06290103A
JPH06290103A JP5096704A JP9670493A JPH06290103A JP H06290103 A JPH06290103 A JP H06290103A JP 5096704 A JP5096704 A JP 5096704A JP 9670493 A JP9670493 A JP 9670493A JP H06290103 A JPH06290103 A JP H06290103A
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card
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JP5096704A
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Osamu Nakamura
修 中村
Takeshi Shimizu
剛 清水
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ハイパーテキストシステムにおけるユーザイン
タフェースの設計のために有利かつ簡便に適用できるユ
ーザインタフェース設計装置を提供すること。 【構成】情報を記述するノード(例:カード)と、ノー
ド間を関係付ける関係情報とを表示画面に表示して編集
する編集手段(5)と、前記ノード、当該ノードの定義
情報および前記関係情報を記憶する記憶手段(6)と、
前記ノードの定義情報について、各種処理の実行を指示
するグラフィックユーザインタフェース用部品(例:各
種の機能ボタン)の定義情報を対話的に編集することに
より、当該ノードの部品を作成編集する定義情報編集手
段(3)とを具備することを特徴とする、ハイパーテキ
ストシステムのユーザインタフェース設計装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はユーザインタフェース
設計装置に関するものであり、特に、ハイパーテキスト
システムにおけるユーザインタフェースの設計のために
有利に適用できるユーザインタフェース設計装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】計算機技術やデジタル信号技術のような
各種の技術の進歩・発展にともない、文字情報以外の情
報(例えば、画像や音声等のマルチメディア情報)を適
当な計算機において利用することが可能になってきてい
る。このようなマルチメディア情報を管理するものであ
って、所望の情報を対応する計算機においてそのユーザ
が自由に利用できる機能を提供するものが、いわゆるマ
ルチメディアデータベースと呼ばれるものである。とこ
ろで、この種の一般的なマルチメディアデータベースに
おいては、例えば所望のデータの参照や検索をするよう
な、従来のデータベースにおいて提供可能とされる通常
の機能は具備されている。また、いわゆるマルチウイン
ドウ技術を用いることにより、複数種類のデータを同時
に参照できるものも存在する。ただし、これら従来のデ
ータベース関連技術はその表示の仕方が固定的なもので
あることに加えて、ユーザにとっては好都合であるべき
ユーザインタフェースを当該ユーザの側で設計すること
ができない。前述されたマルチメディア情報の一つの利
用目的は、文字情報だけでは実現が不可能であった表現
力を充実させることにある。しかるに、このような目的
に対して、表示方法を含むユーザインタフェースが固定
的なものであったり、変更することが不可能であったり
するときには、前記のようなマルチメディア情報が本来
的に有する表現能力を十分に活用することができない。
例えば、特開平3−51961号公報[マルチメディア
データベースのデータ表示システム]においては、上記
のような問題点を解決するために幾つかの提案がなされ
ている。即ち、前記の特開平3−51961号公報で開
示された技術的な事項によれば、ユーザインタフェース
部分を設計記述するためのプログラミング言語が提供さ
れており、その表示部においては該当のプログラムを実
行することによって対応するマルチメディア情報がディ
スプレイ面上に表示されることになる。この特開平3−
51961号公報において開示された技術的事項によれ
ば、専用のプログラミング言語に限定されてはいるが、
所望のユーザインタフェース部分をユーザ側で設計する
ことが可能になり、マルチメディア情報の表示を自由に
変更することも可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記さ
れた従来のこの種の技術においては、所望のユーザイン
タフェース部分をそのユーザ側で設計する際に専用のプ
ログラミング言語を用いねばならず、それだけ高度の知
識や経験が必要とされるという問題点があった。
【0004】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、通常の応用アプリケ
ーションソフトウエアのプログラマが、マルチメデイア
応用アプリケーション等のシステムの構築に当って、特
殊な知識や経験を殆ど必要とすることなく、所望のグラ
フィカルユーザインタフェースを容易かつ確実に設計す
ることを可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
果たすためになされたものであり、この発明に係るユー
ザインタフェース設計装置は、ハイパーテキストシステ
ムのためのユーザインタフェース設計装置であって、情
報を記述するノードと該ノード間を関係付ける関係情報
とを表示画面に表示して編集する編集手段(図1の5)
と、前記ノードと当該ノードの定義情報および前記関係
情報を記憶する記憶手段(図1の6)と、前記ノードの
定義情報について各種処理の実行を指示するグラフィッ
クユーザインタフェース用部品の定義情報を対話的に編
集することにより当該ノードの部品を作成編集する定義
情報編集手段(図1の3)とを具備することを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】上記のように構成されたこの発明のユーザイン
タフェース設計装置によれば、ある所定の情報を記述す
るノード(例えば、カード)と該ノード間を関係付ける
関係情報とを表示画面に表示させながら、編集手段によ
って所要の編集処理がなされる。また、定義情報編集手
段においては、前記ノードの定義情報について、各種処
理の実行を指示するグラフィックユーザインタフェース
用部品(例えば、ボタン)の定義情報が対話的に編集さ
れて、該当のノードに関する部品が作成編集される。そ
して、記憶手段には、前記ノードと当該ノードの定義情
報や前記関係情報が記憶される。このようにすることに
より、所望のグラフィックユーザインタフェース用部品
について、ユーザ自身による設計が可能にされる。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるユーザイン
タフェース設計装置の構成を示すブロック図である。こ
の図1において、マウス1Aおよびキーボード1Bはデ
ータ・指令入力装置の一種をなすものであり、ユーザに
関する所要のデータやコマンドの入力がコマンド指示解
釈部2を介して加えられる。コマンド指示解釈部2は、
マウス1Aやキーボード1Bのような入力装置からの所
要のデータやコマンドを受け入れて、後段のカード定義
情報編集部3または編集部5に加えるようにされる。カ
ード定義情報編集部3は、エディットバッファ3Aを備
えてなるものであり、対象とするカードについて、その
ユーザ自身によるユーザインタフェースの設計機能を提
供するものである。機能部品管理部4は、前記のカード
定義情報編集部3において利用可能であるような、ユー
ザインタフェースにおいて用いることができる機能部品
を管理するものである。編集部5は、カードタイプに関
する定義情報を管理するカード定義情報管理部5A,カ
ードデータの管理を行うカード管理部5Bおよびカード
に関する所要の管理を施すカード処理部5Cを含んでな
るものである。カード記憶部6は、対象とするカードの
内容を記憶するためのものである。そして、カード表示
再生処理部7は、対象とするカードの内容に対応するデ
ータを後段のディスプレイ8に表示するためのものであ
る。
【0008】図2は、上記実施例における主要部であ
る、メインコントロールウインドウ(Main Con
trol Window)20の構成例示図であり、こ
の発明におけるハイパーシステムの全体を制御するイン
タフェースのディプレイ画面の表示例示図である。この
図2において、デファインカードタイプ(Define
Card Type)21は、使用対象としてのカード
の形式を定めるためのものである。クリエイトニューカ
ード(Create New Card)22は、ある
所定の時点において新規な形式のカードを生成させるた
めのものである。そして、スペシャルオペレ−ション
(Special Operation)23は、例え
ば遂行中の作業を中止するというような、幾つかの特定
の作業を指定するためのものである。また、この発明の
実施例に係わるユーザは、このウインドウに格納されて
いる(機能的な)ボタンを用いて各種の処理を実行させ
ることになる。
【0009】図3は、上記実施例におけるカードユーザ
インタフェースの定義情報に関するデータ構造の例示図
である。この図3において、前記定義情報に関するデー
タ構造31は、カードタイプネーム(Card Typ
e Name)30をキーとするハッシュテーブル形式
のものにされている。この定義情報に関するデータ構造
31においては、現在のカードの内容33は例えば M
otion Card(動画カード)なる名称のものに
されており、機能ボタン32において指定されたコマン
ドに応じて、 例えば Abort コマンド(設計編集
作業を中止するコマンド)を適用するようにされてい
る。
【0010】図4は、上記実施例におけるカードインタ
フェース定義編集部のディスプレイ画面表示例図であ
る。この図4においては、対象とするカードの内容を表
すデータはカードディスプレイウインドウ40に表示さ
れることになるが、このカードディスプレイウインドウ
40自体は、この発明の実施例におけるユーザインタフ
ェースの設計からは外れているものである。カードコマ
ンドウインドウ41は、この発明の実施例におけるユー
ザインタフェースの設計対象に含まれているものであ
り、該当するユーザインタフェースの設計者は、このカ
ードコマンドウインドウ41上に所要の機能ボタンをレ
イアウトすることにより、所望のユーザインタフェース
の設計を実行する。なお、この図4のカードコマンドウ
インドウ41において、41A,41B,・・・41N
はそれぞれにレイアウト/編集された機能ボタンであ
り、例えば、その第1の機能ボタン41Aは[Chan
ge Title]を表し、その第2の機能ボタン41
Bは[Play]を表し、そして、第Nの機能ボタン4
1Nは[Pause]を表している。
【0011】図5は、上記実施例における編集コマンド
部および機能ボタン部(前記図4ではエディットコマン
ドウインドウと総称する)の構成例示図である。この図
5においては、編集コマンド部42Aに含まれているコ
マンドボタンは、ユーザインタフェースの設計段階にお
ける[DONE]コマンド51C(所要の設計が終了し
たときのコマンドであり、このボタンが押された時点に
おけるカードユーザインタフェースが記録される),
[RESET]コマンド52C(それまでのユーザイン
タフェースの設計編集作業が無効にされ、所定のユーザ
インタフェースの設計編集時点まで戻るようにされ
る),[ABORT]コマンド53C(所定のユーザイ
ンタフェースの設計編集作業が中止される)である。ま
た、残りの3個のコマンドはカードユーザインタフェー
スの設計作業に関する所定の指示をするものであり、
[ADD]コマンド54C(カードコマンドウインドウ
に機能ボタンを追加するものであり、ここで追加される
ボタンはエデッィトコマンドウインドウに表示されてい
るボタンから選択されるものである),[DEL]コマ
ンド55C(カードコマンドウインドウから削除される
べき機能ボタンである),[PROP]コマンド56C
(カードコマンドウインドウに既に配置されている機能
ボタンの属性情報を変更するものであり、ここで変更可
能とされる属性情報としては、該当するボタンのタイト
ル、そのサイズ、および、機能ボタン部42Bにおける
[Apply on Card]に適用されるオペレー
ション等がある)である。
【0012】図6は、上記実施例におけるカードユーザ
インタフェースの定義情報に関するデータの構成例示図
である。この図6において、カードタイプの定義情報6
1(CardTypeDef)としては次の諸事項が含
まれている。即ち、カードタイプの名称61A(Car
dTypeName);メインウインドウデータ61B
(MainWData);コマンドウインドウデータ6
1C(ComWData);カードオペレーションズ6
1D(CardOPs);プロパティ61E(Prop
s)なる諸事項が含まれている。ここで、前記の定義情
報は CardTypeName をキーとするハッシ
ュテーブルによって管理されている。また、CardT
ypeDef 61 におけるカードユーザインタフェー
スの定義については、ComWData 61C なるフ
ィールド内に収められている。なお、この ComWD
ata 61C なるフィールド内に収められているもの
は、ComWDef 62 なるデータであり、このCo
mWDef 62 なるデータに含まれているものは、対
象とするカードコマンドウインドウのウインドウサイズ
62A(WindowSize)と、当該ウインドウに
配置される機能ボタンに関する情報62B(Butto
nItems)とである。なお、ここでの機能ボタンの
個数は不定であり、このため、ButtonItem
63,64,・・・65,のように、リスト構造をもっ
て順次連続されることになる。また、前記機能ボタンの
それぞれについての定義情報は ButtonDef
66 によって次のように記述される。即ち、タイトル
66A(Title);サイズ666B(Size);
位置66C(Position);動作66D(Act
ion);プロパティ66E(Prop);のように記
述される。
【0013】図7は、上記実施例におけるハイパーメデ
ィアシステムの内部処理に関するフローチャートであ
る。この図7において、ある所定の起動がなされて(S
71)から、DefineCardType ボタンが
押されたか否かの判定がなされ(S72)、その判定の
結果がYであったときにはカードユーザインタフェース
の定義処理がなされる(S73)。ステップS72にお
ける判定の結果がNであったときには、CreateN
ewCard ボタンが押されたか否かの判定がなされ
(S74)、その判定の結果がYであったときにはカー
ド新規作成の登録処理がなされる(S75)。ステップ
S74における判定の結果がNであったときには、Sp
ecialoperation ボタンが押されたか否
かの判定がなされ(S76)、その判定の結果がYであ
ったときには特殊操作の処理がなされる(例えば、通常
のend操作が終了する)(S77)。これに対して、
前記判定の結果がNであったときには、当初のDefi
neCardType ボタンが押されたか否かを判定
するステップS72に戻るようにされる。
【0014】図8は、上記実施例におけるカードユーザ
インタフェースの定義処理に関する全体的なフローチャ
ートである。この図8において、ある所定の起動がなさ
れて(S801)から、CardType の入力処理
が施される(S802)。これに次いで、CardTy
peDef の新規データを TempCardDef
に充当させ(S803)、この TempCardD
ef を EditBuffer に格納する(S80
4)。これに次いで、TempCardDefの初期化
処理が施され(S805)、関連のあるウインドウの各
々をオープンさせる(S806)。これに続けて、DO
NE ボタンが押されたか否かの判定がなされ(S80
7)、その判定の結果がYであったときには対応するD
ONEコマンドの処理が施されて(S808)から作業
が終了する(S819)。ステップS807における判
定の結果がNであったときには、ABORTボタンが押
されたか否かの判定がなされ(S809)、その判定の
結果がYであったときには対応するABORTコマンド
の処理が施されて(S810)から作業が終了する(S
819)。ステップS809における判定の結果がNで
あったときには、RESETボタンが押されたか否かの
判定がなされ(S811)、その判定の結果がYであっ
たときには対応するRESETコマンドの処理が施され
る(S812)。ステップS811における判定の結果
がNであったときには、ADDボタンが押されたか否か
の判定がなされ(S813)、その判定の結果がYであ
ったときには対応するADDコマンドの処理が施される
(S814)。ステップS813における判定の結果が
Nであったときには、DELボタンが押されたか否かの
判定がなされ(S815)、その判定の結果がYであっ
たときには対応するDELコマンドの処理が施される
(S816)。ステップS815における判定の結果が
Nであったときには、PROPボタンが押されたか否か
の判定がなされ(S817)、その判定の結果がYであ
ったときには対応するPROPコマンドの処理が施され
る(S818)。そして、ステップS817における判
定の結果がNであったときには、前述されたDONEボ
タンが押されたか否かを判定するステップS807に戻
ることになる。
【0015】図9は、上記実施例におけるDONEコマ
ンドの処理に関するフローチャートである。この図9に
おいては、ある所定の起動がなされて(S91)から、
TempCardDef の CardTypeNam
e をキーとして、対応のキャッシュテーブルに登録す
るようにされる(S92)。そして、これに続けて使用
中のウインドウを消去して(S93)から、DONEコ
マンドの処理に関する所要の操作が終了する(S94)
ようにされる。
【0016】図10は、上記実施例におけるADDコマ
ンドの処理に関するフローチャートである。この図10
において、ある所定の起動がなされて(S1001)か
ら、[追加ボタンを選択して下さい]なるメッセージ出
力がなされる(S1002)。これに次いで、任意の機
能ボタンの選択がなされたか否かの判定がなされる(S
1003)。この選択のいかんの判定がNであったとき
には、これに続けてSTOP key が押されたか否
かの判定がなされ(S1004)、その判定の結果がY
であったときには、ADDコマンドの全体としての作業
が終了される(S1005)。これに対して、ステップ
S1004における STOP key が押されたか
否かの判定の結果がNであったときには、先の任意の機
能ボタンの選択判定のステップS1003に戻る。これ
に対して、ステップS1003における任意の機能ボタ
ンの選択のいかんの判定の結果がYであったときには、
選択されたボタンに関する ButtonItem の
コピーが TmpBtnに相当するものとされる(S1
006)。そして、これに続けて、[追加ボタンを選択
して下さい]なるメッセージ出力がなされる(S100
7)。これに次いで、ある所定の位置が指定されたか否
かの判定がなされ(S1008)、この位置指定のいか
んの判定の結果がYであったときには、ここで指示され
た位置の座標が TmpBtn Position に
相当するものとされる(S1012)。そして、Com
WData の ButtonItems に Tmp
Btn の追加がなされて(S1013)から、ADD
コマンドの全体としての作業が終了される(S101
4)。これに対して、ステップS1008における位置
指定のいかんの判定がNであったときには、これに続け
て STOP keyが押されたか否かの判定がなされ
(S1009)、その判定の結果がYであったときに
は、TmpBtn の消去がなされて(S1010)か
ら、ADDコマンドの全体としての作業が終了される
(S1011)。その一方、ステップS1009におけ
る STOP key が押されたか否かの判定の結果
がNであったときには、先の位置選択のいかんの判定ス
テップS1008に戻るようにされる。
【0017】図11は、上記実施例における編集用ウイ
ンドウに関する説明図である。この図11においては、
特にそれに限定されるものではないが、Motion
Card(動画カード)を扱う場合が例にとられてい
る。そして、この図11の例のものは、図4および図5
において前述されたものと同様のものである。そして、
この図11においても、対象とするカードの内容を表す
データはカードディスプレイウインドウ40に表示され
ることになるが、このカードディスプレイウインドウ4
0自体は、この発明の実施例におけるユーザインタフェ
ースの設計からは外れているものである。カードコマン
ドウインドウ41は、この発明の実施例におけるユーザ
インタフェースの設計対象に含まれているものであり、
該当するユーザインタフェースの設計者は、このカード
コマンドウインドウ41上に所要の機能ボタンをレイア
ウトすることにより、所望のユーザインタフェースの設
計を実行する。この図11の編集コマンド部42Aおよ
び機能ボタン部42Bにおいて、前者の編集コマンド部
42Aに含まれているコマンドボタンは、ユーザインタ
フェースの設計段階における[DONE]コマンド51
C(所要の設計が終了したときのコマンドであり、この
ボタンが押された時点におけるカードユーザインタフェ
ースが記録される),[RESET]コマンド52C
(それまでのユーザインタフェースの設計編集作業が無
効にされ、所定のユーザインタフェースの設計編集時点
まで戻るようにされる),[ABORT]コマンド53
C(所定のユーザインタフェースの設計編集作業が中止
される)である。また、残りの3個のコマンドはカード
ユーザインタフェースの設計作業に関する所定の指示を
するものであり、[ADD]コマンド54C(カードコ
マンドウインドウに機能ボタンを追加するものであり、
ここで追加されるボタンはエデッィトコマンドウインド
ウに表示されているボタンから選択されるものであ
る),[DEL]コマンド55C(カードコマンドウイ
ンドウから削除されるべき機能ボタンである),[PR
OP]コマンド56C(カードコマンドウインドウに既
に配置されている機能ボタンの属性情報を変更するもの
であり、ここで変更可能とされる属性情報としては、該
当するボタンのタイトル、そのサイズ、および、機能ボ
タン部42Bにおける[Apply on Card]
55Bに適用されるオペレーション等である)である。
なお、この図11においては、機能ボタン部42Bにお
ける[Change Title]52Bおよび[Ap
ply on Card]55Bに対して、ある所定の
時間的な順序をもってカーソル(11A,11B)が付
された状態にされている。
【0018】図12は、上記実施例における編集用ウイ
ンドウに関する別の説明図である。この図12におい
て、機能ボタン部42Bにおける[Change Ti
tle]52Bなる機能ボタンをカードコマンドウイン
ドウ41の適所に転記しようとするときには、前述され
た機能ボタン部42Bにおける[Change Tit
le]52Bなる機能ボタンを選択してから、編集コマ
ンド部42Aにおける[ADD]コマンド54Cを選択
することにより所期の転記目標を果たすこと(即ち、カ
ードコマンドウインドウ41の適所に[Change
Title]41Aなる機能ボタンを転記すること)が
できる。
【0019】図13は、上記実施例における編集用ウイ
ンドウに関する別の説明図である。この図13におい
て、機能ボタン部42Bにおける[Change Ti
tle]52Bなる機能ボタンに続けて、[Apply
on Card]55Bなる機能ボタンをカードコマ
ンドウインドウ41の適所に転記しようとするときに
は、前述された機能ボタン部42Bにおける[Appl
y on Card]55Bなる機能ボタンを選択して
から編集コマンド部42Aにおける[ADD]コマンド
54Cを選択することにより、また、これに続けて後述
の[PROP]コマンド56Cを選択することにより、
所期の転記目標を果たすこと(即ち、カードコマンドウ
インドウ41の適所に、[Change Title]
41Aなる機能ボタンに続けて[Apply on C
ard]41Bなる機能ボタンを転記すること)ができ
る。
【0020】図14は、上記実施例における編集用ウイ
ンドウに関する更に別の説明図である。この図14にお
いては、機能ボタン部42Bにおける[Change
Title]52Bなる機能ボタンに続けて、[App
ly on Card]55Bなる機能ボタンをカード
コマンドウインドウ41の適所に転記してから、編集コ
マンド部42Aにおける[PROP]コマンド56Cを
選択することによって前記[Apply on Car
d]なる機能ボタンの内容を[Play]に変更する
(カードコマンドウインドウ41における41Bを参
照)ことにより、所期の内容変更目標を果たすことがで
きる。
【0021】図15は、上記実施例におけるプロパティ
変更コマンドの実行に関する説明のためのフローチャー
トである。この図15において、ある所定の起動がなさ
れて(S1501)から、[プロパティ変更ボタンを選
択して下さい]なるメッセージ出力が実行される(S1
502)。これに次いで、任意の機能ボタンの選択がな
されたか否かの判定がなされる(S1503)。この選
択のいかんの判定がNであったときには、これに続けて
STOP key が押されたか否かの判定がなされ
(S1504)、その判定の結果がYであったときに
は、プロパティ変更コマンドの全体としての作業が終了
される(S1505)。これに対して、ステップ150
4における STOP key が押されたか否かの判
定の結果がNであったときには、先の任意の機能ボタン
の選択判定のステップS1503に戻る。その一方、ス
テップS1503における任意の機能ボタンの選択のい
かんの判定の結果がYであったときには、選択されたボ
タンに関する ButtonItem のコピーが T
mpBtn に相当するものとされる(S1506)。
そして、これに続けて、プロパティ編集ウインドウがオ
ープンされ(S1507),Apply ボタンが押さ
れて(S1508)から、所望のタイトルの変更がなさ
れ(S1509)、プロパティ変更コマンドの全体とし
ての作業が終了される(S1510)。
【0022】図16は、上記実施例におけるプロパティ
変更コマンドの実行に適用されるウインドウの例示図で
ある。この図16で例示されているウインドウ161
は、前記図15のステップ1507においてオープンさ
れるものであって、対象とするプロパティの Name
162 は[Play]であり、その Operatio
n 163 も[Play]であるとされている。そし
て、このウインドウ161に表示されたプロパティが所
望のものであったときには、ボタン部164における
Apply ボタンが選択されて押されることになる
(この結果として、前記図14に示されているように、
カードコマンドウインドウ41における機能ボタン41
Bの内容が[Play]に変更される)。
【0023】上記されたこの発明の実施例に係るユーザ
インタフェース設計装置は大要次のように構成されてい
る。即ち、情報を記述する(例えばカード形態の)ノー
ドと該ノード間を関係付ける関係情報とを(付属のディ
スプレイの)表示画面に表示して編集する編集部5と、
前記ノードと当該ノードの定義情報および前記関係情報
を記憶するカード記憶部6と、前記ノードの定義情報に
ついて各種処理の実行を指示するグラフィックユーザイ
ンタフェース用の(例えば機能ボタンのような)部品の
定義情報を対話的に編集することにより当該ノードの部
品を作成編集する定義情報編集手段3を主たる構成要素
として具備したことを特徴としている。そして、上記の
ような構成にかかるこの発明の実施例装置によれば、マ
ルチメディア応用アプリケーションにおけるユーザイン
タフェースの設計を会話的にかつグラフィカル的に行う
ことができる機能を提供することが可能にされる。ここ
でユーザによる設計が可能にされることは、カードタイ
プのユーザインタフェースを設計することである。な
お、ここでのカードタイプとは、ハイパーテキストシス
テムにおけるカードの使用目的に対応するカード自体の
機能、および、ユーザインタフェースを定義するもので
ある。上記実施例においては、ある所定のユーザインタ
フェースに必要な機能を備えた(各種の機能ボタンのよ
うな)部品が予め用意されており、該所定のユーザイン
タフェースを設計する者は、カードタイプを定義するた
めのウインドウ上に所要のもの(即ち、所要の機能ボタ
ン)を適宜に配置することによって前記の設計操作を実
行する。そして、このような設計操作の実行が完了した
ときには、前記ウインドウ上の適所に配置された該当の
機能ボタンの情報はカードタイプ定義情報の一部として
カード記憶部6内に保持されることになる。なお、この
ユーザ自体の設計に基づくカードは、システム側から提
供されるカードと同様な作成/編集が可能にされるもの
である。また、前述された機能部品については、カード
の内容のマルチメディア情報の操作、カードに対する操
作、リンクに対する操作等がが予め登録されており、所
望のユーザインタフェースの設計が完了した後では、該
当する機能部品を例えばマウスによってクリックするこ
とにより、対応する機能を確実かつ容易に実行すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明されたように、この発明
に係るユーザインタフェース設計装置によれば、情報を
記述するノードと該ノード間を関係付ける関係情報とを
表示画面に表示して編集する編集手段(5)と、前記ノ
ードと当該ノードの定義情報および前記関係情報を記憶
する記憶手段(6)と、前記ノードの定義情報について
各種処理の実行を指示するグラフィックユーザインタフ
ェース用部品の定義情報を対話的に編集することにより
当該ノードの部品を作成編集する定義情報編集手段
(3)とを具備して構成されたことを特徴としているこ
とから、ユーザインタフェース設計に係わる特別な知識
や経験を殆ど必要とすることなく、所望のユーザインタ
フェースの設計が実行可能になるという効果がある。ま
た、所望のグラフィカルユーザインタフェース部分をユ
ーザ側で容易かつ確実に設計することが可能になり、マ
ルチメディア情報の表示を自由に変更することも可能に
なるという効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるユーザインタフェース
設計装置の構成を例示するブロック図である。
【図2】上記実施例における主要部である、メインコン
トロールウインドウの構成例示図である。
【図3】上記実施例におけるカードユーザインタフェー
スの定義情報に関するデータ構造の例示図である。
【図4】上記実施例における各種のウインドウの構成例
示図である。
【図5】上記実施例における編集コマンド部および機能
ボタン部の構成例示図である。
【図6】上記実施例におけるカードユーザインタフェー
スの定義情報に関するデータの構成例示図である。
【図7】上記実施例におけるハイパーメディアシステム
の内部処理に関するフローチャートである。
【図8】上記実施例におけるカードユーザインタフェー
スの定義処理に関する全体的なフローチャートである。
【図9】上記実施例におけるDONEコマンドの処理に
関するフローチャートである。
【図10】上記実施例におけるADDコマンドの処理に
関するフローチャートである。
【図11】上記実施例における編集用ウインドウに関す
る説明図である。
【図12】上記実施例における編集用ウインドウに関す
る別の説明図である。
【図13】上記実施例における編集用ウインドウに関す
る別の説明図である。
【図14】上記実施例における編集用ウインドウに関す
る更に別の説明図である。
【図15】上記実施例におけるプロパティ変更コマンド
の実行に関する説明のためのフローチャートである。
【図16】上記実施例におけるプロパティ変更コマンド
の実行に適用されるウインドウの例示図である。
【符号の説明】
1A−−マウス;1B−−キーボード;2−−コマンド
指示解釈部;3−−カード定義情報編集部;3A−−エ
ディットバッファ;4−−機能部品管理部;5−−編集
部;5A−−カード定義情報管理部;5B−−カード管
理部;5C−−カード処理部;6−−カード記憶部;7
−−カード表示再生処理部;8−−ディスプレイ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハイパーテキストシステムのためのユーザ
    インタフェース設計装置であって、 情報を記述するノードと該ノード間を関係付ける関係情
    報とを表示画面に表示して編集する編集手段と、 前記ノードと当該ノードの定義情報および前記関係情報
    を記憶する記憶手段と、 前記ノードの定義情報について各種処理の実行を指示す
    るグラフィックユーザインタフェース用部品の定義情報
    を対話的に編集することにより当該ノードの部品を作成
    編集する定義情報編集手段と、 を具備することを特徴とするユーザインタフェース設計
    装置。
JP5096704A 1993-03-31 1993-03-31 ユーザインタフェース設計装置 Pending JPH06290103A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8970761B2 (en) 1997-07-09 2015-03-03 Flashpoint Technology, Inc. Method and apparatus for correcting aspect ratio in a camera graphical user interface
US8972867B1 (en) 1998-12-31 2015-03-03 Flashpoint Technology, Inc. Method and apparatus for editing heterogeneous media objects in a digital imaging device
US9224145B1 (en) 2006-08-30 2015-12-29 Qurio Holdings, Inc. Venue based digital rights using capture device with digital watermarking capability

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US9224145B1 (en) 2006-08-30 2015-12-29 Qurio Holdings, Inc. Venue based digital rights using capture device with digital watermarking capability

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