JPH06289605A - ポジ型感光性組成物 - Google Patents

ポジ型感光性組成物

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JPH06289605A
JPH06289605A JP5073804A JP7380493A JPH06289605A JP H06289605 A JPH06289605 A JP H06289605A JP 5073804 A JP5073804 A JP 5073804A JP 7380493 A JP7380493 A JP 7380493A JP H06289605 A JPH06289605 A JP H06289605A
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JP
Japan
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group
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general formula
photosensitizer
hydrogen
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Application number
JP5073804A
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English (en)
Inventor
Tameichi Ochiai
為一 落合
Yasuhiro Kameyama
泰弘 亀山
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 アルカリ可溶性樹脂、及びフェノール類とポ
リヒドロキシメチルベンゼン類との縮合物を感光母体と
するナフトキノンジアジド系感光剤を含むポジ型感光性
組成物。 【効果】 本発明のポジ型感光性組成物は未露光部分及
び低露光量部分の溶解速度が小さくなるため、高解像度
のパターンプロファイルを得ることが可能であり、極め
て有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に輻射線に感応する
ポジ型感光性組成物に関するものである。詳しくは、本
発明は超LSIの製造のみならず一般のIC製造用、マ
スク製造用、画像形成用、液晶画面製造用あるいはオフ
セット印刷用としても有用なポジ型感光性組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積度化は、一般に
言われるように3年間に4倍のスピードで進行し、ダイ
ナミック・ランダム・アクセス・メモリー(DRAM)
を例にとれば、現在では、4Mビットの記憶容量を持つ
ものの本格生産が開始されている。それにともない集積
回路の生産に不可欠のフォトリソグラフィー技術に対す
る要求も年々きびしくなってきている。例えば、4Mビ
ットDRAMの生産には、0.8μmレベルのリソグラ
フィー技術が必要とされ、更に高集積度化の進んだ16
MビットDRAMにおいては、0.5μmレベルのリソ
グラフィー技術が必要とされると予想されている。この
フォトリソグラフィー技術において、従来使用されてき
たフォトレジストはその大部分が、環化ポリイソプレン
ゴムに架橋剤としてビスアジド化合物を添加して得られ
るネガ型フォトレジストである。しかし、このタイプの
フォトレジストは現像時の膨潤により解像力に限度があ
り、3μm以上の解像力を得ることは難しい。
【0003】上記要求に応えることができるのはポジ型
フォトレジストである。ポジ型フォトレジストとして
は、アルカリ可溶性樹脂とナフトキノンジアジド系感光
剤からなるものが周知である。ナフトキノンジアジド基
は照射時に紫外線を吸収し、カルベンを経てケテンを生
じ、系中に存在する水分と反応してインデンカルボン酸
となり、これが現像液のアルカリ水に溶解する。
【0004】このようにポジ型フォトレジストは、現像
液としてアルカリ水溶液を用いるのでネガ型フォトレジ
ストの場合と異なりレジストが膨潤せず、従って解像力
を高めることが可能なのである。このようにポジ型フォ
トレジストは、ネガ型フォトレジストと比較すれば一般
に非膨潤、高解像力を特徴とするレジストとして登場し
広く超LSIの製造に使用されてきた。しかしながら、
従来使用されてきたポジ型フォトレジストでは、0.5
μm以下の非常に微細な加工に対しては、一般にその解
像力が不足であった。
【0005】そこで、従来の露光技術がそのまま使え、
しかもハーフミクロンリソグラフィーに対応できる、す
なわち解像力が0.5μm以上でパターンプロファイル
の良好なポジ型フォトレジストの開発が強く望まれてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点を解決して可視または近紫外領域の光
を用いてハーフミクロンリソグラフイーに対応できるフ
ォトレジスト組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】超LSI製造用フォトレ
ジストとして、微細なパターンを良好な形状で形成する
ためには、現像時にレジストの未露光部分および露光量
が非常に少ない部分の溶解速度を小さくしなければなら
ない。なぜなら、一般に超LSI製造に使用されている
縮小投影露光装置においては、ハーフミクロン以下のパ
ターンの光学像は、マスクの影になっている部分にもわ
ずかな光の回り込みがあり、その部分のレジスト膜が感
光してしまうためである。本来レジスト膜が残るべき部
分が感光してしまいレジスト膜の現像液に対する溶解速
度が増大すると、パターン形状の劣化を引き起こす。従
って、未露光部分および低露光量部分の現像液に対する
溶解速度をできるだけ小さくする必要がある。本発明者
らはこのような課題を解決するために、種々検討を重ね
た結果、感光剤として、一般式(I)で表される化合物
と一般式(II)で表される化合物との縮合物の1,2−
ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステルまたは
1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステ
ルを用いることにより、未露光部分および低露光量部分
の溶解速度が小さくなるためパターンプロフアイルが良
好となり、0.4μm以上の解像力を持ち、かつ他の性
能も従来のものと比較して同等以上であるポジ型フォト
レジスト組成物が得られることを見いだして本発明に至
った。
【0008】即ち本発明の要旨は、アルカリ可溶性樹脂
及び、感光剤として、下記一般式(I)で表される化合
物と一般式(II)で表される化合物との縮合物の1,2
−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステルまた
は1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エス
テルを含むことを特徴とするポジ型感光性組成物、に存
する。
【0009】
【化2】
【0010】(式中、R1、R2、R3、R4及びR5
は同一又は異なっていてもよく、水素、水酸基、アルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基、置換基を有する
アリール基、アラルキル基または置換基を有するアラル
キル基を表すが、R1、R2、R3、R4及びR5のう
ち少なくとも1個は水素である。またnは2以上6以下
の整数を表す。)以下、本発明について詳細に説明す
る。
【0011】本発明においては、感光剤として一般式
(I)で表される化合物と一般式(II)で表される化合
物との縮合物の1,2−ナフトキノンジアジド−4−ス
ルホン酸エステルまたは1,2−ナフトキノンジアジド
−5−スルホン酸エステルを用いる。一般式(I)で表
される化合物において、R1、R2、R3、R4及びR
5として用いられるアルキル基としては、好ましくはC
20以下のアルキル基、さらに好ましくはC10以下の
アルキル基が挙げられ、具体例としてはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、t−
ブチル基、n−アミル基、t−アミル基、n−ヘキシル
基等が挙げられる。またR1、R2、R3、R4及びR
5として用いられるシクロアルキル基として、好ましく
はC4以上C20以下のシクロアルキル基、さらに好ま
しくはC5以上C10以下のシクロアルキル基が挙げら
れ、具体例としてはシクロペンチル基、シクロヘキシル
基等が挙げられる。
【0012】また一般式(II)で表される化合物におい
て、nは2以上6以下の整数であり、好ましくは2以上
4以下の整数である。一般式(I)で表される化合物と
しては、例えばフェノール、ヒドロキノン、レゾルシノ
ール、カテコール、ピロガロール等の1価または多価フ
ェノール類;o−クレゾール、m−クレゾール、p−ク
レゾール、o−エチルフェノール、m−エチルフェノー
ル、p−エチルフェノール、o−プロピルフェノール、
m−プロピルフェノール、p−プロピルフェノール、o
−n−ブチルフェノール、m−n−ブチルフェノール、
p−n−ブチルフェノール、o−s−ブチルフェノー
ル、m−s−ブチルフェノール、p−s−ブチルフェノ
ール、o−t−ブチルフェノール、m−t−ブチルフェ
ノール、p−t−ブチルフェノール、p−n−アミルフ
ェノール、p−t−アミルフェノール、p−n−ヘキシ
ルフェノール、またはp−1,1,3,3−テトラメチ
ルブチルフェノールなどのアルキルフェノール類;o−
シクロヘキシルフェノール、m−シクロヘキシルフェノ
ール、p−シクロヘキシルフェノール、またはo−シク
ロペンチルフェノール、p−シクロペンチルフェノール
などのシクロアルキルフェノール類;o−フェニルフェ
ノール、m−フェニルフェノール、またはp−フェニル
フェノールなどのアリールフェノール類;2−ヒドロキ
シジフェニルメタン、または4−ヒドロキシジフェニル
メタンなどのアラルキルフェノール類等が挙げられる。
【0013】また、一般式(II)で表される化合物とし
ては、例えばo−キシリレングリコール、m−キシリレ
ングリコール、p−キシリレングリコール等が挙げられ
る。一般式(I)で表される化合物と一般式(II)で表
される化合物との縮合には、通常、触媒として酸が用い
られる。この酸としては、例えば蓚酸、クエン酸等のカ
ルボン酸、塩酸、硫酸、燐酸等の鉱酸もしくはルイス酸
などを用いることができる。
【0014】該縮合反応の条件は特に限定されないが、
過度の縮合反応は好ましくなく、例えば、縮合反応生成
物の分子量が1万以上では塗布性及び感度の面でその後
の反応に問題が生じる可能性がある。通常、2〜3量体
が主成分となるように条件を選択することが好ましい。
例えば、原料の仕込み比は、(I)/(II)のモル比で
1:3〜3:1程度が好ましく、更に好ましくは1:1
〜3:1である。
【0015】縮合反応の生成物はそのまま、後述するナ
フトキノンジアジド化合物との反応に使用してもよい
が、精製して2〜3量体の濃度を高くする工程を含ませ
ることが好ましい。本発明で使用する感光剤は一般式
(I)で表される化合物と一般式(II)で表される化合
物との縮合物と、1,2−ナフトキノンジアジド−4−
スルホニルクロリドまたは1,2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルホニルクロリドとを塩基触媒で反応させる
ことにより得ることが出来る。
【0016】本発明の感光性組成物における該感光剤の
添加量としては好ましくはフォトレジストの固形物中の
0.1〜50重量%、さらに好ましくは0.5〜40重
量%である。添加量が少な過ぎると解像力およびパター
ンプロファイルが劣化し、添加量が多過ぎると感度の低
下を引き起こす傾向がある。また本発明で使用するアル
カリ可溶性樹脂としては、現像時に露光部がアルカリ可
溶性となり、アルカリ現像液に溶出するものなら、すべ
て用いられ得るが、好ましくはノボラック樹脂、ポリア
クリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルフェノー
ルまたは、これらの誘導体などが用いられる。このうち
特に好ましくはノボラック樹脂である。
【0017】ノボラック樹脂として具体的には、o−ク
レゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−
キシレノール、3,5−キシレノールなどのフェノール
類の単独または2種以上をホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒドまたはプロピオンアルデヒドなどのアルデヒド
類の中から選ばれた1種または2種以上のアルデヒドで
縮合したノボラック樹脂が用いられる。ここでホルムア
ルデヒドの代わりにパラホルムアルデヒドを使用しても
よい。
【0018】縮合は通常蓚酸、クエン酸等のカルボン
酸、塩酸、硫酸、燐酸等の鉱酸もしくはルイス酸を触媒
として用いる。分子量はポリスチレン換算値(GPC測
定)で、1,000〜15,000、好ましくは1,5
00〜10,000のものが用いられる。アルカリ可溶
性樹脂及び感光剤は、通常、適当な溶媒に溶解して用い
る。溶媒としては、該感光剤および該樹脂に対して、十
分な溶解度を持ち良好な塗膜性を与える溶媒であれば特
に制限はないが、例えばメチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソル
ブアセテートなどのセロソルブ系溶媒、酢酸ブチル、酢
酸アミル、乳酸メチル、乳酸エチル、3−メトキシプロ
ピオン酸メチルなどのエステル系溶媒、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン
などの高極性溶媒、あるいはこれらの混合溶媒、あるい
はさらに芳香族炭化水素を添加したものなどが挙げられ
る。
【0019】本発明のポジ型フォトレジスト組成物は、
常法に従い、基板に塗布、乾燥、露光、露光後加熱等の
後、現像することにより、基板上にパターンを形成する
ことが可能である。現像液としては、例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナト
リウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモニア水などの無
機アルカリ類、エチルアミン、n−プロピルアミンなど
の第1級アミン類、ジエチルアミン、ジ−n−プロピル
アミンなどの第2級アミン類、トリエチルアミン、N,
N−ジエチルメチルアミンなどの第3級アミン類、テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルヒドロ
キシエチルアンモニウムヒドロキシドなどの第4級アン
モニウム塩等のアルカリ性化合物の水溶液よりなるアル
カリ現像液、もしくはこれにアルコール、界面活性剤な
どを添加したものを使用することができる。
【0020】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例
により限定されるものではない。 合成例1 容積200mlの4つ口フラスコに、レゾルシノール2
6.8g(200mmol)とp−キシリレングリコー
ル19.3g(140mmol)とをいれ、エタノール
70mlを加えて溶解させた。この溶液を110℃に加
熱し、濃塩酸1mlを加え、110℃で7時間反応させ
た。反応終了後、この反応溶液を水1リットル中に注ぎ
生成物を析出させた。析出した生成物をろ別し、乾燥さ
せて、18.2gの縮合物を得た。
【0021】合成例2 容積200mlの4ツ口フラスコに合成例1で合成した
縮合物6.4g(レゾルシノールとp−キシリレングリ
コールの2対1縮合物として、30mmol)、1,2
−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロリド1
3.0g(48mmol)およびテトラヒドロフラン
(THF)50mlをいれ、攪拌し溶解させた。この溶
液に、トリエチルアミン4.9g(48mmol)のT
HF5ml溶液を5分間で滴下した。滴下終了後、室温
で3時間反応させた。反応終了後、析出した塩をろ別
し、ろ液を水1リットル中に注ぎ感光剤を析出させた。
この懸濁液を1時間懸洗し、固体をろ別して乾燥し、感
光剤15.6gを得た。
【0022】合成例3 合成例2と同様にして、合成例1で合成した縮合物6.
4g(30mmol)、1,2−ナフトキノンジアジド
−5−スルホニルクロリド9.7g(36mmol)お
よびトリエチルアミン3.6g(36mmol)から、
感光剤14.1gを得た。
【0023】合成例4 m−クレゾール189g(1.75mol)、p−クレ
ゾール236g(2.19mol)、2.5−キシレノ
ール54g(0.44mol)の混合物を攪拌下91℃
に加熱した。これに37重量%ホルマリン水溶液27
6.3g(ホルムアルデヒドとして3.40mol)に
蓚酸10.0g(0.079mol)を溶かした溶液を
滴下し、滴下終了後91〜94℃で5時間反応させた。
反応終了後、減圧下、バス温を徐々に上げながら水及び
未反応モノマーを留去した(最終液温176℃、30m
mHg)。生成物を放冷し、414gのノボラック樹脂
を得た。このノボラック樹脂をGPCにより分析したと
ころMw=5650であった。
【0024】合成例5 合成例2と同様にして、2,3,4,4′−テトラヒド
ロキシベンゾフェノン17.2g(70mmol)、
1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロリ
ド56.4g(210mmol)およびトリエチルアミ
ン21.2g(210mmol)とから、感光剤67.
4gを得た。
【0025】実施例1 合成例2で合成した感光剤0.28g(0.5mmo
l)、合成例4で合成したノボラック樹脂1.0gを3
−メトキシプロピオン酸メチル3.5gに溶解し、孔径
0.2μmのテフロン製濾紙を用いて精密濾過し、フォ
トレジスト組成物を調製した。このフォトレジスト組成
物を直径5インチのシリコンウエハ上に、スピンコーテ
ィング装置(大日本スクリーン製)をもちいて1.22
μmの厚さに塗布し、ホットプレート上80℃、90秒
のプリベークの後、i線縮小投影露光装置(ニコン製、
NA=0.50)を用いて露光し、ホットプレート上1
00℃、90秒のベークを行った後、2.38%テトラ
メチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を用い23℃で
現像することによりレジストパターンを形成した。得ら
れたレジストパターンを走査型電子顕微鏡で観察するこ
とにより解像度を測定した。結果は表−1に示すよう
に、未露光部の溶解速度が抑制され、0.36μmのパ
ターンが良好な形状で解像された。
【0026】実施例2 実施例1と同様にして、合成例3で合成した感光剤0.
32g(0.7mmol)、合成剤4で合成したノボラ
ック樹脂1.0g及び3−メトキシプロピオン酸メチル
3.5gからレジスト感光液を調製し、実施例1と全く
同様にして、解像度を測定した。結果を表−1に示す。
この場合も未露光部の溶解速度が抑制され、0.36μ
mのパターンが良好な形状で解像された。
【0027】比較例1 実施例1と同様にして、合成例5で合成した感光剤0.
22g(0.7mmol)、合成例4で合成したノボラ
ック樹脂1.0g及び3−メトキシプロピオン酸メチル
3.5gからレジスト感光液を調製し、実施例1と全く
同様にして、解像度を測定した。結果を表−1に示す。
この場合には、0.5μmのパターンしか解像されなか
った。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明のポジ型感光性組成物は、未露光
部分及び低露光量部分の溶解速度が小さくなるため、パ
ターンプロファイルが良好で高解像度を示し、特に超L
SI及びIC製造用のフォトレジストとして極めて有用
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ可溶性樹脂及び、感光剤とし
    て、下記一般式(I)で表される化合物と下記一般式
    (II)で表される化合物との縮合物の1,2−ナフトキ
    ノンジアジド−4−スルホン酸エステルまたは1,2−
    ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステルを含む
    ことを特徴とするポジ型感光性組成物。 【化1】 (式中、R1、R2、R3、R4及びR5は同一又は異
    なっていてもよく、水素、水酸基、アルキル基、シクロ
    アルキル基、アリール基、置換基を有するアリール基、
    アラルキル基または置換基を有するアラルキル基を表す
    が、R1、R2、R3、R4及びR5のうち少なくとも
    1個は水素である。またnは2以上6以下の整数を表
    す。)
  2. 【請求項2】 アルカリ可溶性樹脂がノボラック樹脂で
    あることを特徴とする請求項1に記載のポジ型感光性組
    成物。
JP5073804A 1993-03-31 1993-03-31 ポジ型感光性組成物 Pending JPH06289605A (ja)

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