JPH06289421A - 液晶表示素子とその製造方法 - Google Patents

液晶表示素子とその製造方法

Info

Publication number
JPH06289421A
JPH06289421A JP26116192A JP26116192A JPH06289421A JP H06289421 A JPH06289421 A JP H06289421A JP 26116192 A JP26116192 A JP 26116192A JP 26116192 A JP26116192 A JP 26116192A JP H06289421 A JPH06289421 A JP H06289421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
single crystal
crystal display
glass substrate
silicon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26116192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Eda
和生 江田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26116192A priority Critical patent/JPH06289421A/ja
Publication of JPH06289421A publication Critical patent/JPH06289421A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は液晶表示素子に関するもので、特に
スイッチングトランジスタと駆動用回路を、電子移動度
の大きい単結晶SiやIIIーV化合物半導体で、ガラス
基板に一体に構成することにより、大容量の絵素を高コ
ントラストで表示できるようにしたものである。 【構成】 ガラス基板上に直接もしくは珪素もしくは珪
素化合物により直接接合された単結晶半導体基板を有
し、該半導体基板に液晶スイッチング用トランジスタま
たは/および駆動用回路部を有する液晶表示素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子の高性能
化および小型化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示素子は、ガラス基板に形
成した薄膜の非晶質(アモルファス)珪素(Si)に、
各絵素に対応して液晶スイッチング素子(薄膜トランジ
スタ:TFT)を形成し、これにより各絵素の液晶に加
える電圧を変えて、各絵素の光の透過度合を制御するこ
とにより表示を行っている。絵素の数が少ない時には、
このトランジスタのスイッチングの速度はそれほど問題
ではないが、絵素の数が増え、数千あるいは数万あるい
はそれ以上の絵素から構成される液晶表示素子において
は、トランジスタのスイッチング速度が表示の応答速
度、コントラストに直接きいてくるため、トランジスタ
のスイッチング速度が重要な課題となってくる。トラン
ジスタのスイッチング速度は、基本的には電子の移動度
で決まる。例えば非晶質Siの場合の移動度は、約1c
2/V・S程度である。この問題を解決するために非
晶質Siの代わりに、ガラス基板上に形成した多結晶S
i(ポリシリコン)膜を使う方法も知られている。多結
晶Siの移動度は50−100cm2/V・S程度が期
待でき、非晶質Siよりも高速のスイッチング素子アレ
イが形成できる。
【0003】液晶表示素子には、このような液晶スイッ
チングトランジスタアレイに加えて、それぞれのスイッ
チングトランジスタを駆動するための回路が必要であ
る。通常は別に駆動用回路をICで作り、それを後から
実装するようにしている。しかし駆動用回路をこのよう
に後から外付けすると形状が大きくなり、また実装の手
間もかかるため好ましくない。そこでガラス基板に設け
た非晶質Siや多結晶Si膜に、駆動回路を形成し小型
化を図る方法も考えられているが、やはりこの場合にも
電子移動度が高くないと十分な速度で駆動できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ガラス基板に非晶質S
iや多結晶Siの薄膜を形成し、そこに液晶スイッチン
グトランジスタやスイッチングトランジスタ駆動用回路
を形成する方法では、電子移動度が十分速くないため、
スイッチング速度の速いトランジスタが得られない。そ
のため絵素の数をあまり大きくできない、コントラスト
を十分とれないなどの課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、ガラス基板上に電子移動度の速い単結晶半導体基板
を直接、または珪素または珪素化合物を用いて直接接合
し、薄板化して前記Si基板に液晶スイッチング用トラ
ンジスタやスイッチング素子駆動用回路を有するように
したものである。
【0006】
【作用】上記のような構成とすることにより、高速動作
の可能な液晶スイッチング素子や、スイッチング素子駆
動用回路を一体化した表示素子が得られ、高性能かつ小
型になる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例の液晶表示素子の構成と
その製造方法について、図面を参照しながら説明する。
【0008】(実施例1)本実施例の液晶表示素子の基
本構造の第1の例を図1(a)(b)に示す。図1
(a)は液晶表示素子の平面図であり、図1(b)は側
面図である。図において、1は液晶表示素子用のガラス
基板、2は液晶表示部分、3はガラス基板1の液晶表示
部分上に形成された単結晶Siからなる液晶スイッチン
グトランジスタで、絵素の数だけ設けられたアレイ状に
なっている。図では一部省略して表示してある。4は、
ガラス基板1に対向して設けられたガラス基板、5は2
枚のガラス基板1および4に挟まれた液晶充填部、6は
2枚のガラス基板1、4の空隙を適当にあけて固定し、
液晶を封止した固定部、7は外付けの駆動用ICチップ
である。図では表示されていないが、各スイッチングト
ランジスタは、それぞれ外部の駆動用回路に接続されて
おり、また2枚のガラスのそれぞれの所定の部位に形成
されている透明電極に接続されている。各スイッチング
トランジスタが動作することにより、表示したい絵素の
部分の透明電極に電圧が加わり、その部分の液晶の配列
が変化することにより、各絵素での表示がなされる。単
結晶Siトランジスタ3は、厚みが1μm程度であり、
2枚のガラス基板の間にはさみこむことができる。また
単結晶であることから、電子移動度が大きく1500c
2/V・s程度の値が容易に得られ、非晶質Si比べ
約1500倍、また多結晶Siに比べても、15から3
0倍大きい。そのためこれで作ったスイッチングトラン
ジスタの速度もほぼ同じ倍率で速い高速のスイッチング
が可能である。その結果、絵素が従来より大幅に増えて
も、良好なコントラストを保ちながら表示することが可
能である。
【0009】ガラス基板1と各単結晶Siトランジスタ
3は直接接合されている。一般の樹脂などの接着剤を用
いて接合すると、耐熱性や耐溶剤性などの関係で、後の
半導体加工プロセスが行えないが、本実施例の方法を用
いれば、ガラス基板と単結晶Siは、ガラスの形成成分
である珪素と酸素およびSi表面の珪素とが反応して接
合されたものであり、したがって無機物による接着であ
るため、上記のような問題がない。また樹脂の接着剤を
用いた場合、熱に弱い問題や、機械的歪による長期信頼
性の問題などがあるが、本実施例のように、無機材料で
接着することにより、そのような問題もない。
【0010】(実施例2)本実施例の液晶表示素子の構
造の第2の例を図2に示す。図において、1は液晶表示
素子用のガラス基板、2は液晶表示部分であり、6は固
定部でその上に液晶を介して対向して設けられたガラス
基板がある。8は非晶質Si薄膜で構成されたスイッチ
ングトランジスタアレイでいちぶ省略して表示してあ
る。9は単結晶Siでガラス基板1に直接接合されてお
り、スイッチングトランジスタアレイ駆動用回路が形成
されている。2の部分の構造は基本的には実施例1と同
じで、単結晶Siの代わりに非晶質Siで形成されてお
り、いわゆる従来のTFT型液晶表示部と同様の構成に
なっている。図では表示されていないが、スイッチング
トランジスタアレイと駆動用回路部はガラス基板1の上
に形成された電気配線により電気的に接続されている。
またガラス基板上の透明電極と各スイッチングトランジ
スタも実施例1と同様に形成、接続されている。このよ
うな構成とすることにより、従来のように駆動回路用I
Cを後から実装する必要がなく、また液晶表示部分と一
体に、ガラス基板上に集積化していることから、液晶表
示素子全体を小型化することができる。
【0011】(実施例3)本実施例の液晶表示素子の構
造の第3の例を図3に示す。図において、1、2、6お
よび9の各構成要素の名称と機能は実施例1および2と
同様である。3および9は、ガラス基板に直接接合され
た単結晶Siで、その上にそれぞれスイッチングトラン
ジスタおよび駆動用回路が形成されている。図では表示
してないが、実施例1、2と同様、スイッチングトラン
ジスタアレイ3と駆動用回路部9はガラス基板1の上に
形成された電気配線により電気的に接続されている。ま
た各スイッチングトランジスタと透明電極も実施例1と
同様に、形成、接続されている。本実施例では、スイッ
チングトランジスタアレイ3と駆動用回路部9の両者に
ガラス基板に直接接合された単結晶Siを用いたもので
あり、したがって、実施例1と2で示した両者の効果が
得られる。すなわち、スイッチングトランジスタも駆動
用回路も、従来の非晶質Siや多結晶Siよりも桁違い
に高速の動作が可能となり、大容量の絵素を高いコント
ラストで動作させることのできる液晶表示素子用が得ら
れる。また実装面の課題が、実施例2と同様に解決され
ることから小型で信頼性の高い液晶表示素子が得られ
る。
【0012】(実施例4)本実施例の液晶表示素子の構
造の第4の例を図4に示す。図4は、図1(b)に対応
して、側面の構造を示したものである。図において、1
から4、6、7の各構成要素の名称と機能は実施例1と
同様である。10は、ガラス基板1と単結晶Siからな
るトランジスタを接合するための珪素もしくは酸化珪素
などの珪素化合物膜である。珪素もしくは珪素化合物膜
は、厚みが0.05−0.5μm程度であり、この上に
厚み1μm程度の単結晶Siがあったとしても、実施例
1と同様、2枚の対向ガラス基板1および4の間にはさ
み込むことが可能である。また珪素または珪素化合物の
耐熱性、耐溶剤性、耐環境性は、単結晶Siやガラス基
板と同等あるいはそれ以上であり、実施例1で示した直
接接合の構造とほぼ同様の効果が得られる。したがっ
て、実施例1と同様の効果が得られる。
【0013】(実施例5)本実施例の液晶表示素子の構
造の第5の例を図5に示す。図5は、実施例2で示した
図2の構造に対応したもので、それの側面の構造を示し
たものである。図において、1、4、6、8、9の各構
成要素の名称と機能は実施例1および2と同様である。
11は、ガラス基板1と単結晶Siからなる駆動用回路
部を接合するための珪素もしくは酸化珪素などの珪素化
合物膜である。珪素もしくは珪素化合物膜は、厚みが
0.05−0.5μm程度であり、その機能と効果は、
実施例4と同様である。すなわち珪素または珪素化合物
の耐熱性、耐溶剤性、耐環境性は、単結晶Siやガラス
基板と同等あるいはそれ以上であり、実施例2で示した
直接接合の構造とほぼ同様の効果が得られる。したがっ
て、実施例2と同様の効果が得られる。
【0014】(実施例6)本実施例の液晶表示素子の構
造の第6の例を図6に示す。図6は、実施例3で示した
図3の構造に対応したもので、それの側面の構造を示し
たものである。図において、1、3、4、6、9の各構
成要素の名称と機能は実施例1−3と同様である。また
10、11は実施例4および5と同様、それぞれスイッ
チングトランジスタ用単結晶Si、3および駆動回路用
単結晶Si、10をガラス基板1に直接接合するため
の、珪素もしくは酸化珪素などの珪素化合物膜である。
珪素もしくは珪素化合物膜の接合効果は実施例4で述べ
たと同様であり、したがって、実施例3で示した、大容
量の絵素を高コントラストで駆動でき、しかも実装が小
型の液晶表示素子が得られるという効果が、同様に得ら
れる。
【0015】(実施例7)本実施例の製造方法の例を示
す。
【0016】ガラス基板と単結晶Si基板表面を極めて
清浄かつ平坦にする。次にそれぞれの基板表面を親水処
理する。具体的には、弗酸系エッチング液で表面をわず
かにエッチングする。次に純水で各表面を十分洗浄した
後、一様に重ね合わせると、各基板の表面に吸着した水
の構成成分である水酸基などのファンーデアーワールス
力により接合が起こる。この状態で熱処理を行うと界面
から水の構成成分である水素が次第に抜けていき、ガラ
スの構成成分である珪素および酸素とSi基板の珪素が
結合して、接合強度が強化される。この状態で、接合し
た単結晶Si基板を研削および研磨およびエッチングな
どにより薄板化していき、最終的には、μmオーダーま
で薄板化する。実際には1μm程度まで薄板化すること
が可能である。次に各絵素に対応した部分にのみ単結晶
Si薄板を島状に残るようにエッチングする。次に各島
状単結晶Si上に、通常の電界効果トランジスタの製造
プロセスによりソース、ドレイン、ゲートおよび各種配
線電極を形成し、各島にスイッチングトランジスタを形
成する。これによりスイッチングトランジスタアレイの
構造が得られる。電界効果トランジスタの製造プロセス
は450℃以下で行うことが可能であり、接合強化熱処
理温度をそれ以上で行っておけば、上記プロセス処理を
行ってもなんら問題は起こらない。次に透明電極や各種
配線電極を形成し、もう一つの透明電極の形成されたガ
ラス基板と対向させ、ガラス基板の間隙に液晶材料を注
入し、封止する。各スイッチングトランジスタと各透明
電極と外部回路は、各絵素に封止込められた液晶に加え
る電圧を制御できるように構成されている。これによ
り、実施例1で示した構造の液晶表示素子が得られる。
【0017】接合強化のための熱処理は、100℃以上
で効果があり、高温で行うほど接合が強化される。数1
0から数100Kg/cm2の接合強度が容易に得られ
る。熱処理温度の高温側の限界は、用いるガラス基板の
耐熱性できまり、用いたガラス基板の少なくとも軟化温
度以下であることが必要である。300℃以上の温度で
熱処理を行うと、容易に100Kg/cm2 以上の強
度が得られ、その後の研削、研磨、エッチングなどに十
分な強度が得られる。剥離などがなく良好な接合を得る
ためには、ガラス基板と単結晶Siの熱膨張率を合わせ
るか、できるだけ近いものにすることが望ましい。ガラ
ス材料は熱膨張率の選択の幅が広く、ほぼSiと同じも
のを選ぶことが可能であり、その場合には、剥離などな
しに500℃程度の高温までの熱処理が可能となり、生
産歩留まりが向上する。500℃以下の熱処理温度で十
分な接合強度がとれるが、界面に電界を加えることによ
りさらに熱処理温度を低くすることも可能である。20
0−5000Vの高電圧を界面に加えておくことによ
り、熱処理温度が300℃以下でも強固な接合が得られ
る。電圧の加え方は、直流またはパルス的に加える。本
実施例は以上述べた如く、500℃以下での接合が可能
であることから、基板に高温まで特性の安定な合成石英
のように高価な基板を用いずに、酸化珪素以外に融点を
下げる成分を含んだ安価なガラス基板を用いることがで
き、また各プロセスも低温で行えることから生産上有利
である。
【0018】液晶表示素子においては、対向ガラス基板
の平行度が性能に重要な要素であるが、本実施例ではガ
ラス基板と単結晶Si基板を直接接合で行っているの
で、ガラス基板と単結晶Si接合部の平坦度を非常に良
く保つことができる。その結果、研削、研磨、エッチン
グの際の平坦度も良好に制御することができ、各単結晶
Siの島の厚みのバラツキも非常に少ないので、ガラス
基板の平行度も十分良好に保つことができる。
【0019】(実施例8)本実施例の製造方法の第2の
例を示す。
【0020】ガラス基板と単結晶Si基板表面を極めて
清浄かつ平坦にする。次にそれぞれの基板表面にプラズ
マ化学気相成長法(CVD)により非晶質Si膜を形成
する。次にその非晶質Si表面を親水処理する。具体的
には、弗酸系エッチング液で表面をエッチングする。次
に純水で各表面を十分洗浄した後、一様に重ね合わせる
と、実施例7と同様、各基板の表面に吸着した水の構成
成分である水酸基などのファンーデアーワールス力によ
り接合が起こる。この状態で熱処理を行うと界面から水
の構成成分である水素が次第に抜けていき、残された酸
素と界面の非晶質Siの構成成分である珪素が結合し
て、接合強度が強化される。以後実施例7と同様の製造
方法により、非晶質Siによりガラス基板に直接接合さ
れた単結晶Siのスイッチングトランジスタアレイを有
する、実施例4の構造の液晶表示素子を得る。
【0021】直接接合のメカニズムは、実施例7とほぼ
同様であり、したがって、接合強化のための熱処理温度
の効果、および温度範囲、ガラス基板の熱膨張率の効果
は実施例7とほぼ同様である。また接合界面に電圧を加
えることにより、熱処理温度を低くすることも実施例7
と同様、可能である。
【0022】また接合に用いた非晶質Siの厚みは、プ
ラズマCVDを用いれば0.05−0.5μmの厚みを
nmオーダーで制御できることから、対向ガラス基板の
平行度に関する課題も実施例7とほぼ同様、問題となら
ない。
【0023】(実施例9)本実施例の製造方法の第3の
例を示す。
【0024】ガラス基板と単結晶Si基板表面を極めて
清浄かつ平坦にする。次にそれぞれの基板表面にCVD
により酸化珪素膜を形成する。次にその酸化珪素膜表面
を親水処理する。具体的には、弗酸系エッチング液で表
面をエッチングする。次に純水で各表面を十分洗浄した
後、一様に重ね合わせると、実施例7と同様、各基板の
表面に吸着した水の構成成分である水酸基などのファン
ーデアーワールス力により接合が起こる。この状態で熱
処理を行うと界面から水の構成成分である水素が次第に
抜けていき、残された酸素と酸化珪素の構成成分である
酸素および珪素が結合して、接合強度が強化される。以
後実施例7と同様の製造方法により、酸化珪素によりガ
ラス基板に直接接合された単結晶Siのスイッチングト
ランジスタアレイを有する、実施例4の構造の液晶表示
素子を得る。
【0025】直接接合のメカニズムは、実施例7とほぼ
同様であり、したがって、接合強化のための熱処理温度
の効果、および温度範囲、ガラス基板の熱膨張率の効果
は実施例7とほぼ同様である。また接合界面に電圧を加
えることにより、熱処理温度を低くすることも実施例7
と同様、可能である。
【0026】また接合に用いた酸化珪素膜の厚みは、
0.05−0.5μmの厚みでnmオーダーで制御でき
ることから、対向ガラス基板の平行度に関する課題も実
施例7と同様、問題とならない。
【0027】(実施例10)本実施例の製造方法の第4
の例を示す。
【0028】所定の透明電極を設けたガラス基板の液晶
表示部にプラズマCVDなどにより非晶質Si薄膜を形
成する。次にガラス基板の駆動回路形成部およびそれに
接合する単結晶Si基板の表面を、実施例7と同様にし
て親水処理する。次に、純水で十分洗浄し、ガラス基板
の駆動回路形成部に単結晶Si基板を接合する。以降実
施例7と同様にして熱処理を行った後、非晶質Si薄膜
形成部にスイッチングトランジスタアレイを、接合した
単結晶Siに駆動用回路を形成し、それぞれ電気的接続
を行う。次に液晶表示部に対向して所定の透明電極を設
けたガラス基板を設け、液晶をその間隙に封止、各電気
配線を接続することにより、実施例2の構造、すなわち
液晶表示部分のスイッチングトランジスタは非晶質Si
で、駆動回路部はガラス基板に直接接合された単結晶S
iからなる液晶表示素子を得る。
【0029】ガラス基板と単結晶Siの接合予定部に、
プラズマCVDにより非晶質Si膜を形成し、実施例8
と同様に非晶質Si膜によりガラス基板と単結晶Siを
接合すれば、非晶質Si膜で接合した実施例5(図5)
の構造の液晶表示素子を得ることができる。
【0030】(実施例11)本実施例の製造方法の第5
の例を示す。
【0031】所定の透明電極を設けたガラス基板の液晶
表示部および駆動回路形成予定部および接合する単結晶
Si基板の表面に、プラズマCVDなどにより非晶質S
i薄膜を形成する。次にそれぞれの非晶質Si表面を親
水処理、および純水洗浄して一様に重ね合わせることに
より、ガラス基板と単結晶Siを非晶質Siで接合した
基板を得る。以降実施例7と同様にして熱処理を行った
後、単結晶Siを適当に各部分にエッチングなどにより
分離し、液晶表示部にスイッチングトランジスタアレイ
を、駆動用回路部に駆動用回路を形成しそれぞれ電気的
接続を行う。これにより、液晶スイッチングトランジス
タおよび駆動用回路の両者を、非晶質Siにより接合し
た単結晶Siに形成した実施例6(図6)の液晶表示素
子の構造を得る。
【0032】またガラス基板と単結晶Siの接合予定部
に、CVDにより酸化珪素膜を形成し、実施例9と同様
に酸化珪素膜によりガラス基板と単結晶Siを接合すれ
ば、酸化珪素膜で接合した実施例6(図6)の構造の液
晶表示素子を得ることができる。
【0033】(実施例12)本実施例の液晶表示素子の
構造の第7の例を図7に示す。図は本実施例の構造の側
面の構造を示したものである。図において、1、4、
6、7の各構成要素の名称と機能は実施例4と同様であ
る。12は単結晶GaAs基板上に作られたスイッチン
グトランジスタであり、13は単結晶GaAs基板に作
られたスイッチングトランジスタを、ガラス基板1に接
合するための珪素もしくは酸化珪素などの珪素化合物膜
である。単結晶GaAs基板の厚みは1μm程度であ
る。また珪素もしくは珪素化合物膜の厚みは0.05−
0.5μm程度である。すなわち本実施例の構造は、実
施例4の構造において、単結晶Siの代わりに単結晶G
aAsを用いた構造となっており、他の構成および動作
原理は実施例4と同様である。耐熱性、耐溶剤性、耐環
境性の効果などは、実施例1で示した直接接合の構造と
ほぼ同様の効果が得られる。さらに本実施例では、電子
移動度が9700cm 2/V・s程度ある単結晶GaA
sを用いているため、単結晶Siよりも約6倍高速動作
が可能である。したがって、実施例4の構造のものより
もさらに大容量の絵素を高コントラストで動作させるこ
とができる。
【0034】(実施例13)本実施例の液晶表示素子の
構造の第8の例を図8に示す。図8は、実施例5で示し
た図5の構造に対応したもので、それの側面の構造を示
したものである。図において、1、4、6、8の各構成
要素の名称と機能は実施例5と同様である。14は、単
結晶GaAsで構成されたスイッチングトランジスタ駆
動用回路部、15はガラス基板1と単結晶GaAsから
なる駆動用回路部14を直接接合するための珪素もしく
は酸化珪素などの珪素化合物膜である。珪素もしくは珪
素化合物膜は、厚みが0.05−0.5μm程度であ
り、その機能と効果は、実施例5と同様である。すなわ
ち実施例5と同様の耐熱性、耐溶剤性、耐環境性の効果
が得られる。さらに本実施例では単結晶Siの代わりに
単結晶GaAsを用いているので実施例5の構造のもの
よりもさらに大容量の絵素を高コントラストで動作させ
ることができる。
【0035】(実施例14)本実施例の液晶表示素子の
構造の第9の例を図9に示す。図9は、実施例6で示し
た図6の構造に対応したもので、それの側面の構造を示
したものである。図において、1、4、6の各構成要素
の名称と機能は実施例1と同様である。また12、1
3、14、15は実施例12および13と同様、それぞ
れスイッチングトランジスタ用単結晶GaAs、それを
ガラス基板1に直接接合している珪素もしくは珪素化合
物膜、および駆動回路用単結晶GaAsとそれをガラス
基板1に直接接合するための、珪素もしくは珪素化合物
膜である。珪素もしくは珪素化合物膜の接合効果は実施
例13で述べたと同様であり、したがって、実施例3で
示した、大容量の絵素を高コントラストで駆動でき、し
かも実装が小型の液晶表示素子が得られるという効果が
得られる。また単結晶GaAsをスイッチングトランジ
スタおよび駆動用回路部の両者に用いていることから、
実施例6の構造よりもさらに大容量高コントラストの表
示が可能となる。
【0036】(実施例15)本実施例の製造方法の第6
の例を示す。
【0037】ガラス基板と単結晶GaAs基板表面を極
めて清浄かつ平坦にする。次にそれぞれの基板表面にプ
ラズマ化学気相成長法(CVD)により非晶質Si膜を
形成する。次にその非晶質Si表面を親水処理する。具
体的には、弗酸系エッチング液で表面をエッチングす
る。次に純水で各表面を十分洗浄した後、一様に重ね合
わせると、実施例7と同様、各基板の表面に吸着した水
の構成成分である水酸基などのファンーデアーワールス
力により接合が起こる。この状態で熱処理を行うと界面
から水の構成成分である水素が次第に抜けていき、残さ
れた酸素と界面の非晶質Siの構成成分である珪素が結
合して、接合強度が強化される。以後実施例7と同様の
製造方法により、非晶質Siによりガラス基板に直接接
合された単結晶GaAsのスイッチングトランジスタア
レイを有する、実施例12の構造の液晶表示素子を得
る。
【0038】直接接合のメカニズムは、実施例7とほぼ
同様であり、したがって、接合強化のための熱処理温度
の効果、および温度範囲、ガラス基板の熱膨張率の効果
は実施例7とほぼ同様である。また接合界面に電圧を加
えることにより、熱処理温度を低くすることも実施例7
と同様、可能である。
【0039】また接合に用いた非晶質Siの厚みは、プ
ラズマCVDを用いれば0.05−0.5μmの厚みを
nmオーダーで制御できることから、対向ガラス基板の
平行度に関する課題も実施例7とほぼ同様、問題となら
ない。
【0040】(実施例16)本実施例の製造方法の第7
の例を示す。
【0041】ガラス基板と単結晶GaAs基板表面を極
めて清浄かつ平坦にする。次にそれぞれの基板表面にC
VDにより酸化珪素膜を形成する。次にその酸化珪素膜
表面を親水処理する。具体的には、弗酸系エッチング液
で表面をエッチングする。次に純水で各表面を十分洗浄
した後、一様に重ね合わせると、実施例7と同様、各基
板の表面に吸着した水の構成成分である水酸基などのフ
ァンーデアーワールス力により接合が起こる。この状態
で熱処理を行うと界面から水の構成成分である水素が次
第に抜けていき、残された酸素と酸化珪素の構成成分で
ある酸素および珪素が結合して、接合強度が強化され
る。以後実施例7と同様の製造方法により、酸化珪素に
よりガラス基板に直接接合された単結晶GaAsのスイ
ッチングトランジスタアレイを有する、実施例12の構
造の液晶表示素子を得る。
【0042】直接接合のメカニズムは、実施例7とほぼ
同様であり、したがって、接合強化のための熱処理温度
の効果、および温度範囲、ガラス基板の熱膨張率の効果
は実施例7とほぼ同様である。また接合界面に電圧を加
えることにより、熱処理温度を低くすることも実施例7
と同様、可能である。
【0043】また接合に用いた酸化珪素膜の厚みは、
0.05−0.5μmの厚みでnmオーダーで制御でき
ることから、対向ガラス基板の平行度に関する課題も実
施例7と同様、問題とならない。
【0044】(実施例17)本実施例の製造方法の第8
の例を示す。
【0045】所定の透明電極を設けたガラス基板の液晶
表示部にプラズマCVDなどにより非晶質Si薄膜を形
成する。次にガラス基板の駆動回路形成部およびそれに
接合する単結晶GaAs基板の表面を、実施例7と同様
にして親水処理する。次に、純水で十分洗浄し、ガラス
基板の駆動回路形成部に単結晶GaAs基板を接合す
る。以降実施例7と同様にして熱処理を行った後、非晶
質Si薄膜形成部にスイッチングトランジスタアレイ
を、接合した単結晶GaAsに駆動用回路を形成し、そ
れぞれ電気的接続を行う。次に液晶表示部に対向して所
定の透明電極を設けたガラス基板を設け、液晶をその間
隙に封止、各電気配線を接続することにより、実施例1
3の構造、すなわち液晶表示部分のスイッチングトラン
ジスタは非晶質Siで、駆動回路部はガラス基板に直接
接合された単結晶GaAsからなる液晶表示素子を得
る。
【0046】またガラス基板と単結晶Siの接合予定部
に、CVDにより酸化珪素膜を形成し、実施例9と同様
に酸化珪素膜によりガラス基板と単結晶GaAsを接合
すれば、酸化珪素膜で接合した実施例13の構造の液晶
表示素子を得ることができる。
【0047】(実施例18)本実施例の製造方法の第9
の例を示す。
【0048】所定の透明電極を設けたガラス基板の液晶
表示部および駆動回路形成予定部および接合する単結晶
GaAs基板の表面に、プラズマCVDなどにより非晶
質Si薄膜を形成する。次にそれぞれの非晶質Si表面
を親水処理、および純水洗浄して一様に重ね合わせるこ
とにより、ガラス基板と単結晶GaAsを非晶質Siで
接合した基板を得る。以降実施例7と同様にして熱処理
を行った後、単結晶GaAsを適当に各部分にエッチン
グなどにより分離し、液晶表示部にスイッチングトラン
ジスタアレイを、駆動用回路部に駆動用回路を形成しそ
れぞれ電気的接続を行う。これにより、液晶スイッチン
グトランジスタおよび駆動用回路の両者を、非晶質Si
により接合した単結晶GaAsに形成した実施例14の
液晶表示素子の構造を得る。
【0049】またガラス基板と単結晶Siの接合予定部
に、CVDにより酸化珪素膜を形成し、実施例9と同様
に酸化珪素膜によりガラス基板と単結晶Siを接合すれ
ば、酸化珪素膜で接合した実施例14の構造の液晶表示
素子を得ることができる。
【0050】実施例12−18においては、IIIーV化
合物半導体であるGaAsの例を示した。これ以外のII
IーV化合物半導体、例えばInP、InGaAs、A
lGaAsなどはいずれも電子移動度がSiよりも速
く、また化学的性質もGaAsによく似ている。そのた
め本実施例で示した珪素もしくは珪素化合物膜を用いれ
ば、ガラス基板に直接接合が可能であり、同様の構造と
同様の効果を得ることができる。
【0051】珪素化合物として、本実施例ではいずれも
酸化珪素の例で示したが、CVDなどで形成した酸化珪
素はその酸素含有量が条件によって多少異なる。また窒
素も含まれる場合がある。いずれの場合も直接接合が得
られる。直接接合の可否は、その物質の結合の性質が関
与しており、珪素または酸化珪素のように共有結合的性
質を有していれば、ほぼ同様の効果が得られものと思わ
れる。したがってSiOx、SiOxNy、SizNy
などの酸化珪素類、酸化窒化珪素類、窒化珪素類など酸
化珪素化合物で広く、半導体とガラス基板の接合が可能
である。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成と製
造方法から成るので、以下に記載されるような効果を示
す。
【0053】本実施例では、液晶スイッチングトランジ
スタまたは/およびスイッチングトランジスタ駆動用回
路部を、移動度の非常に大きい単結晶Siまたは単結晶
IIIーV化合物半導体に形成していることから、極めて
高速の動作が可能であり、その結果、大容量の絵素の表
示を高コントラストで行うことができる。また駆動用回
路を一体に形成できることから小型化を図ることができ
る。
【0054】単結晶半導体とガラス基板の接合を、直接
もしくは珪素もしくは珪素化合物を用いて行っているこ
とから、耐熱性、耐溶剤性、耐環境性の面で優れてい
る。特に耐熱性に優れていることから、接合後のトラン
ジスタ形成プロセスを実施することが可能であり、駆動
用回路の一体化まで可能となる。
【0055】また500℃以下の温度で接合可能なこと
から、合成石英基板のように高価なものを用いずに、酸
化珪素以外の成分を含有する融点の低い安価なガラス基
板を使用でき、また各プロセスを低温で行えることから
生産上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における液晶表示素子の
構成図
【図2】同第2の実施例における液晶表示素子の構成図
【図3】同第3の実施例における液晶表示素子の構成図
【図4】同第4の実施例における液晶表示素子の構成図
【図5】同第5の実施例における液晶表示素子の構成図
【図6】同第6の実施例における液晶表示素子の構成図
【図7】同第7の実施例における液晶表示素子の構成図
【図8】同第8の実施例における液晶表示素子の構成図
【図9】同第9の実施例における液晶表示素子の構成図
【符号の説明】 1 ガラス基板 2 液晶表示部 3 単結晶Siスイッチングトランジスタ 4 ガラス基板 5 液晶充填部 6 固定部 7 駆動用回路部 8 非晶質Siスイッチングトランジスタ 9 単結晶Si駆動用回路部 10 珪素もしくは珪素化合物膜 11 珪素もしくは珪素化合物膜 12 単結晶GaAsスイッチングトランジスタ 13 珪素もしくは珪素化合物膜 14 単結晶GaAs駆動用回路部 15 珪素もしくは珪素化合物膜

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基板上に直接接合された単結晶Si
    半導体基板を有し、該Si基板に液晶スイッチング用ト
    ランジスタを有する液晶表示素子。
  2. 【請求項2】ガラス基板上に直接接合された単結晶Si
    半導体基板を有し、該Si基板に液晶スイッチング素子
    駆動用回路を有する液晶表示素子。
  3. 【請求項3】ガラス基板上に直接接合された単結晶Si
    半導体基板を有し、該Si基板に液晶スイッチング用ト
    ランジスタおよび液晶スイッチング素子駆動用回路を有
    する液晶表示素子。
  4. 【請求項4】ガラス基板上に珪素もしくは珪素化合物に
    より直接接合された単結晶半導体基板を有し、該半導体
    基板に液晶スイッチング用トランジスタを有する液晶表
    示素子。
  5. 【請求項5】ガラス基板上に珪素もしくは珪素化合物に
    より直接接合された単結晶半導体基板を有し、該半導体
    基板に液晶スイッチング素子駆動用回路を有する液晶表
    示素子。
  6. 【請求項6】ガラス基板上に珪素もしくは珪素化合物に
    より直接接合された単結晶半導体基板を有し、該半導体
    基板に液晶スイッチング用トランジスタおよび液晶スイ
    ッチング素子駆動用回路を有する液晶表示素子。
  7. 【請求項7】単結晶半導体がSiであることを特徴とす
    る請求項4乃至6記載の液晶表示素子。
  8. 【請求項8】単結晶半導体がIIIーV化合物半導体であ
    ることを特徴とする請求項4乃至6記載の液晶表示素
    子。
  9. 【請求項9】単結晶半導体がGaAsであることを特徴
    とする請求項4乃至6記載の液晶表示素子。
  10. 【請求項10】単結晶半導体基板および接合用珪素もし
    くは珪素化合物膜の接合部表面を親水処理し、重ね合わ
    せて熱処理により接合した後、単結晶半導体基板の厚み
    ならびに形状を所望の厚みおよび形状に加工し、その後
    前記単結晶半導体基板に、接合熱処理以下の温度でプロ
    セス処理を行うことによって、液晶スイッチング用トラ
    ンジスタまたは/および液晶スイッチングトランジスタ
    駆動用回路を形成することを特徴とする液晶表示素子の
    製造方法。
  11. 【請求項11】重ね合わせて熱処理を行う時に接合部に
    電圧を加えることを特徴とする請求項10記載の液晶表
    示素子の製造方法。
  12. 【請求項12】珪素膜が非晶質であることを特徴とする
    請求項4乃至6記載の液晶表示素子。
  13. 【請求項13】珪素化合物膜が酸化珪素であることを特
    徴とする請求項4乃至6記載の液晶表示素子。
JP26116192A 1992-09-30 1992-09-30 液晶表示素子とその製造方法 Pending JPH06289421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26116192A JPH06289421A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 液晶表示素子とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26116192A JPH06289421A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 液晶表示素子とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06289421A true JPH06289421A (ja) 1994-10-18

Family

ID=17357965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26116192A Pending JPH06289421A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 液晶表示素子とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06289421A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999001899A1 (fr) * 1997-07-03 1999-01-14 Seiko Epson Corporation Procede de transfert de dispositifs a couches minces, dispositif a couches minces, dispositif a circuit integre a couches minces, substrat de matrice active, affichage a cristaux liquides et appareil electronique
JP2008113034A (ja) * 2008-01-25 2008-05-15 Sharp Corp Soi基板、表示装置およびsoi基板の製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59200288A (ja) * 1983-04-28 1984-11-13 ソニー株式会社 透過形液晶表示装置
JPS61232661A (ja) * 1985-04-09 1986-10-16 Toshiba Corp シリコン結晶体の接合方法
JPS6366428A (ja) * 1986-09-09 1988-03-25 Toshiba Corp 応力拡大係数測定用ゲ−ジ、応力拡大係数測定方法およびき裂部材の余寿命監視装置
JPH0194640A (ja) * 1987-10-06 1989-04-13 Nec Corp 半導体装置およびその製造方法
JPH02137218A (ja) * 1988-11-17 1990-05-25 Shin Etsu Handotai Co Ltd Soi基板用石英ガラス薄板
JPH04133035A (ja) * 1990-09-25 1992-05-07 Seiko Instr Inc 光弁基板用単結晶薄膜半導体装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59200288A (ja) * 1983-04-28 1984-11-13 ソニー株式会社 透過形液晶表示装置
JPS61232661A (ja) * 1985-04-09 1986-10-16 Toshiba Corp シリコン結晶体の接合方法
JPS6366428A (ja) * 1986-09-09 1988-03-25 Toshiba Corp 応力拡大係数測定用ゲ−ジ、応力拡大係数測定方法およびき裂部材の余寿命監視装置
JPH0194640A (ja) * 1987-10-06 1989-04-13 Nec Corp 半導体装置およびその製造方法
JPH02137218A (ja) * 1988-11-17 1990-05-25 Shin Etsu Handotai Co Ltd Soi基板用石英ガラス薄板
JPH04133035A (ja) * 1990-09-25 1992-05-07 Seiko Instr Inc 光弁基板用単結晶薄膜半導体装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999001899A1 (fr) * 1997-07-03 1999-01-14 Seiko Epson Corporation Procede de transfert de dispositifs a couches minces, dispositif a couches minces, dispositif a circuit integre a couches minces, substrat de matrice active, affichage a cristaux liquides et appareil electronique
US6521511B1 (en) 1997-07-03 2003-02-18 Seiko Epson Corporation Thin film device transfer method, thin film device, thin film integrated circuit device, active matrix board, liquid crystal display, and electronic apparatus
US6878607B2 (en) 1997-07-03 2005-04-12 Seiko Epson Corporation Thin film device transfer method, thin film device, thin film integrated circuit device, active matrix board, liquid crystal display, and electronic apparatus
JP2008113034A (ja) * 2008-01-25 2008-05-15 Sharp Corp Soi基板、表示装置およびsoi基板の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5702963A (en) Method of forming high density electronic circuit modules
US6143582A (en) High density electronic circuit modules
US6627953B1 (en) High density electronic circuit modules
JP3584035B2 (ja) 石英基板上の単結晶シリコン・アイランド作製方法
US6093577A (en) Low temperature adhesion bonding method for composite substrates
JP2866730B2 (ja) 半導体回路の形成方法
US6118502A (en) Using a temporary substrate to attach components to a display substrate when fabricating a passive type display device
JP2637079B2 (ja) 能動マトリクス液晶表示装置内の薄膜電界効果トランジスタを製造する方法
US5736768A (en) Single crystal silicon arrayed devices for display panels
US20030057425A1 (en) Active matrix display device
JPH11163363A (ja) 半導体装置およびその作製方法
JP2716266B2 (ja) 単結晶半導体層に集積された電極および駆動装置を含んだ液晶ディスプレイおよびその製造方法
US5537234A (en) Relective liquid crystal display including driver devices integrally formed in monocrystalline semiconductor layer and method of fabricating the display
US6521950B1 (en) Ultra-high resolution liquid crystal display on silicon-on-sapphire
JPH0618926A (ja) 液晶表示用大型基板およびその製造方法
JPS6390859A (ja) 薄膜トランジスタとその製造方法
JPH06291291A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06289421A (ja) 液晶表示素子とその製造方法
JPH0642494B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JPH10293322A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
US6128052A (en) Semiconductor device applicable for liquid crystal display device, and process for its fabrication
JP3073462B2 (ja) 電気化学的エッチング方法を用いるsoi型半導体素子の製造方法およびこれを用いた能動駆動液晶表示装置の製造方法
Jin et al. Bonding of Si thin films to PLZT substrates for smart spatial light modulator applications
JPH05241139A (ja) 液晶表示装置
JPS6145221A (ja) 画像表示用装置及びその製造方法